説明

基板洗浄用ラックと枠体

【課題】 本発明は、基板を洗浄する際に使用する基板洗浄用ラック及び前記ラックに使用する枠体の発明である。従来の基板洗浄用ラックでは、基板のサイズが限定され、大きさの違う基板を洗浄するには別の基板洗浄用ラックを用意しなければならないため経費がかかり、また、保管にも場所を取るものであった。
【解決手段】本発明は、上記の課題を解決するために、洗浄する基板を挟み前後に固定するラック部と、洗浄する基板の台となり固定する可動式台とを内側に持つ枠体部と、枠体部上部に取り付けられ吊り下げ具で引き上げる際の引っ掛け部分となる左右ハンガーとからなる基板洗浄用ラックの前記枠体部の左右上連結材の内側に溝を等間隔に複数設けたラック固定枠を備えたことを特徴とする基板洗浄用ラックの構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板を洗浄する際に使用する基板洗浄用ラック及びそれに使用する枠体に関するの発明である。
【背景技術】
【0002】
従来から存在する基板洗浄用ラックは、箱形の基板固定用のラックに基板を設置し、洗浄液を四方から噴射し洗浄するものであった。
【0003】
しかしながら、従来の基板洗浄用ラックでは、基板のサイズが限定され、大きさの違う基板を洗浄するには別の基板洗浄用ラックを用意しなければならないため経費がかかり、また、保管にも場所を取るものであった。
【0004】
また、基板を固定する枠体の大きさが限定されているため、基板の大きさと枠体の大きさが異なる場合、洗浄中や洗浄後の乾燥の際に枠体から基板が外れてしまうことがあり安心して基板を洗浄することができなかった。
【0005】
更に、幾重にも重ねられた枠体の間に乾燥のための風が通りにくく、基板の乾燥に時間がかかる上、十分に基板を乾燥させることができなかった。
【特許文献1】特願2004−283718号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、基板を固定するラック部と台部を調節可能としたことで、一台で様々な大きさの基板に対応でき基板の大きさに合わせて複数洗浄用ラックを用意することがなく、基板の洗浄や乾燥の際に基板が枠体から外れることがなく基板の乾燥は速い基板洗浄用ラックと枠体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するために、洗浄する基板を挟み前後に固定するラック部と、洗浄する基板の台となり固定する可動式台とを内側に持つ枠体部と、枠体部上部に取り付けられ吊り下げ具で引き上げる際の引っ掛け部分となる左右ハンガーとからなる基板洗浄用ラックの前記枠体部の左右上連結材の内側に溝を等間隔に複数設けたラック固定枠を備えたことを特徴とする基板洗浄用ラックと、同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を背面に凸板を備え複数の孔を穿設した左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を左右支持棒で連結し、更に左側面枠と左支持棒の上端同士を左上枠で連結し、右側面枠と右支持棒の上端同士を右上枠で連結した枠体で、左右支持棒の背面の左右凸板で凸部を形成したことを特徴とする枠体の構成、同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を中板を備えた縦長の環状をした左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を複数の孔を穿設した左右支持棒で連結し、更に左側面枠と左支持棒の真ん中の位置に左側面枠と平行して左中枠を備え、右側面枠と右支持棒の真ん中の位置に右側面枠と平行して右中枠を備えたことを特徴とする枠体の構成、同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を複数の孔を穿設した左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を複数の孔を穿設した中枠で連結し、更に左側面枠と中枠の真ん中の位置に左側面枠と平行して左中枠を備え、右側面枠と中枠の真ん中の位置に右側面枠と平行して右中枠を備えたことを特徴とする枠体の構成及び 同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を複数の平坦部と上中下凸面からなる左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を左右側面枠と同形同大の中枠で連結し、左側面枠と中枠の真ん中の位置に左側面枠と平行して中枠と同形同大の左中枠を備え、右側面枠と中枠の真ん中の位置に右側面枠と平行して中枠と同形同大の右中枠を備えた合わせ側枠体と、同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を複数の孔を穿設した凸部を背面に備え正面に折返面を備えた左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を複数の平坦部と上中下凸面からなる中枠で連結し、左側面枠と中枠の真ん中の位置に左側面枠と平行して中枠と同形同大の左中枠と備え、右側面枠と中枠の真ん中の位置に中枠と同形同大の右中枠と備えた受け側枠体とからなり、合わせ側枠体と受け側枠体を重ねて使用することを特徴とする枠体の構成とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明である、基板洗浄用ラックは、以上のような構成であるから、以下の効果が得られる。第1に、一つ種類の基板洗浄用ラックで大きさの異なる基板を固定し洗浄することができるため、様々大きさの基板洗浄用ラックを用意することがなく、無駄な経費がかからず経済的である。
【0009】
第2に、上下左右から乾燥の為の風を通すことができるため、短時間で効果的に基板の乾燥を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
基板がしっかりと固定され、基板洗浄中及び基板乾燥中に基板がずれたり外れたりすることがない基板洗浄用ラック及び枠体という目的を、基板洗浄用ラックに複数の溝を設けたラック固定部材を備え、密着部を多く備えた枠体とすることで実現した。
【実施例1】
【0011】
以下に、添付図面に基づいて本発明である基板洗浄用ラックと枠体を詳細に説明する。
【0012】
先ず、本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックについて説明する。図1は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの正面図、図2は基板洗浄用ラックの右側面図、図3は基板洗浄用ラックの左側面図、図4は基板洗浄用ラックの平面図である。
【0013】
図1に示すように、基板洗浄用ラック1は、枠体部2と枠体部2の左上部に連結された左ハンガー3と枠体部2の右上部に連結された右ハンガー4と枠体部2内に取り付けられるラック部5と枠体部2内を上下に調節して設置することが可能な可動式台6とからなる。洗浄する基板7を各ラック部5間に挟み枠体部2内へ設置する。
【0014】
正面枠2aの左右上部に回動可能に取り付けられた右前ラックホルダー2oと左前ラックホルダー2pは、ラック部5の複数のラック5h、5h、5h・・・・を固定しているラック固定部材2q、2qとともに、ラック部5が倒れないように保持している。
【0015】
枠体部2の中央横向きに設置されている可動式台6は、A方向、B方向に移動させ設定することが可能である。また、枠体部2の左右上部にはステーにより持ち上げられる時に使用する左右ハンガー3、4が設置されている。
【0016】
図2及び図3に示すように、正面枠2a及び背面枠2bは、右側が右上連結材2c、右中連結材2d、右下連結材2fにより連結されており、左側は左上連結材2i、左中連結材2j、左下連結材2lにより連結されている。尚、正面枠2aの左右両辺には、左右前柱2m、2gで補強されており、背面枠2bの左右両面にも、左右後柱2n、2hで補強されている。
【0017】
図2に示すように、右中連結材2dと右下連結材2fの間には、内側両端に受け部2r、2rが設けられている複数枚の右台支持材2e、2e、2eが設置されている。図3示すように、左中連結材2jと左下連結材2lの間には、溝2s、2sが設けられている複数枚の左台支持材2k、2k、2kが設置されている。この左右台支持材2e、2kの設置すべき数及び設置すべき位置については、特に限定していない。
【0018】
図2に示すように、右台支持材2eの受け部2r、2rには、可動式台6の右係止材6iに形成されている溝6j、6jを嵌め込む。また図3に示すように、前記左台支持材2kの溝2s、2sにはコの字状の左係止材6hの両端部分が嵌め込んで可動式台6を取り付ける。
【0019】
図2に示すように、右上連結材2cと右中連結材2dの中央には、右ハンガー4の右連結材4aにより固定されており、右連結材4aの上部は右ハンガー軸4bに接続している。
【0020】
右ハンガー軸4bは右補強材4cで補強されており、右ハンガー軸4bの上部には略L字状に屈曲した右ハンガー部4eが右ハンガー軸4bより正面方向に向かって折り返すように接合されている。
【0021】
折り返した右ハンガー部4eは前方に向かって斜めに折り返されているため、右ハンガー軸4bとV字型の隙間4fを作り、後にステーをかけることができる。尚、前記右ハンガー部4eには略L字に添って右起立部4dが補強材として接合されている。
【0022】
図3に示すように、左上連結材2iと左中連結材2jの中央は左ハンガー3の左連結材3aにより連結されており、左連結材3aの上部は左ハンガー軸3bに連結固定している。
【0023】
左ハンガー軸3bは左補強材3cで補強されており、左ハンガー軸3bの上部には略L字状に屈曲した左ハンガー部3eが左ハンガー軸より正面方向に向かって折り返すように接合されている。
【0024】
折り返した左ハンガー部3eは前方に向かって斜めに折り返しているため、前記左ハンガー軸3bとV字型の隙間3fを作り、後にステーをかけることができる。尚、左ハンガー部3eには、略L字状に添って左起立部3dが補強材として接合されている。
【0025】
図4に示すように、左ハンガー3の左連結部3a及び右ハンガー4の右連結部4aは、ハンガー連結棒3gにより連結されている。
【0026】
正面枠2a及び背面枠2bの間には、ラック部5があり、複数枚のラック5h、5h、5h・・・が挟まれており、右上連結材2cと左上連結材2i間の中央部にあるラック固定部材2q、2q、2q、2qにより固定されている。
【0027】
正面枠2aの上部には、回動可能に設置された左右前ラックホルダー2p、2oがあり、ラック部5の各ラック5h、5h、5h、5h・・・・が倒れないように保持している。また、背面枠2b上部にも回動可能に設置された左右後ラックホルダー2u、2tが設置されていて、ラック部5の各ラック5h、5h、5h・・・を保持している。
【0028】
図5は、基板洗浄用ラックの右側面図である。図5に示すように、左右前ラックホルダー2p、2oを外し、ラック固定部材2qを外すとラック部5の各ラック5h、5h・・・・は外方に向かって倒れる。ラック部5の各ラック5h、5h・・・の下端部は回動可能に取り付けられているために各ラック5h、5h、5hの上部だけが外方に向かって倒れる。
【0029】
図6は、本発明である基板洗浄用ラックと枠体のラック部の正面図である。ラック部5の各ラック5h、5h、5h・・・・は、上枠5a、下枠5b、横断面形状が略U字状の左U字枠5c、横断面形状が略U字状の右U字枠5d及び支持棒5eとからなる。
【0030】
支持棒5eの上端には上連結部材5fが取り付けられているとともに、下端には下連結部材5gが取り付けられている。支持棒5eの上連結部材5fは上枠5aの中央に取り付けられ、下連結部材5gは下枠5bの中央に取り付けられている。即ち、支持棒5eの上端は上枠5aの中央部に、下端は下枠5bの中央部に着脱可能に取り付けられている。
【0031】
図7は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の可動式台の正面図、図8は基板洗浄用ラックと枠体の可動式台の平面図である。図7に示すように、可動式台6は、第1台6d、第2台6e、第3台6f、第4台6g、台連結材6a、左右係止材6h、6i及び左右取っ手6b、6cとからなる。
【0032】
第1台6dと第4台6gは同形同大であるとともに、第2台6eと第3台6fも同形同大である。第1、第2、第3、第4台6d、6e、6f、6gは、それぞれ複数個からなり連結されている。
【0033】
即ち、第1台6dは台連結材6k、6kにより、第2台6eは台連結材6l、6lにより、第3台6fは台連結材6m、6mにより、第4台6gは台連結材6n、6nにより等間隔に連結されている。
【0034】
図8に示すように、第1台6d、第2台6e、第3台6f、第4台6gは台連結材6aにより連結されている。台連結材6a上部には左右取っ手6b、6cが設置されており、台連結材6aの左右両端には左係止材6h、右係止材6iが設置されている。
【0035】
左係止材6hはコの字状をしており、両端部分は枠体部2の左台支持材2kに用意された溝2s、2sに嵌め込む。右係止材6iには、溝6j、6jが形成されており、枠体部2の右台支持材2e内側に設けられた受け部2r、2rに嵌め込む。
【0036】
図9は本発明である基板洗浄用ラックの一部拡大図である。図9に示すように、基板洗浄用ラック1の左上連結材2iの内側にはラック固定枠2vが設けられており、ラック固定枠2vの上面には等間隔に複数の溝2w、2w、2w・・・が形成されている。本発明では、この溝2wの数を20としたが、この数は限定したものではない。また、右上連結材2cの内側にも複数の溝2wを形成したラック固定枠2vが設けられている。ラック5hの上枠5aの両端に突出部が設けられている場合、固定枠2vの各溝2wに上枠5aの左右突出部を係止する。
【0037】
図10は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第2実施例の正面図、図11は枠体の第2実施例の平面図、図12は枠体の第2実施例の左側面図、図13は枠体の第2実施例のA−A線の断面図である。
【0038】
図10から図12に示すように、枠体8は上枠8hと下枠8cと左右側面枠8d、8eで略長方形状の枠を構成し、上枠8hの前面側に上枠8hと平行して左右上枠8a、8bが設けられており、中央に左右側面枠8d、8eと平行して左右支持棒8f、8gが設けられている。
【0039】
左右上枠8a、8bは上枠8hの半分程の長さであり、左上枠8aの両端は左側面枠8dと左支持棒8fに連結されている。一方右上枠8bの両端は右側面枠8eと右支持棒8gに連結されている。尚、上枠8h及び下枠8cは両端に突出部8iを設けて左右側面枠8d、8e及び左右支持棒8f、8gすべてに連結されている。
【0040】
左側面枠8dには複数の孔8qが穿設されており、背面側には左凸板8rが設けられている。図13に示すように、右側面枠8eの背面側にも右凸板8pが設けられており、更に図示はされていないが複数の孔8qも穿設されている。右側面枠8eは上面より見ると略コの字型をして中空8mを形成しており、図示はされていないが、右側面枠8eと同様に左側面枠8dも上面よりみると略コの字型をして中空を形成している。
【0041】
左支持棒8fは背面側に左凸板8nを設け、上面よりみると略コの字型をし左中空8kを形成している。一方右支持棒8gも背面側に右凸板8oを設け、上面より見ると略コの字型をし右中空8lを形成している。左右支持棒8f、8gは左右凸板8n、8oを連結して凸部8jを形成している。尚、左右支持棒8f、8gにも前記左側面枠8dと同様に複数の孔8qが穿設されている。
【0042】
図9において前述した基板洗浄用ラックのラック固定枠2vに形成された各溝2wに枠体8の突出部8iを嵌め込んで基板洗浄用ラックに枠体8を取り付けた状態では、各枠体8同士の左右側面枠8d、8e同士及び左右支持棒8f、8g同士は密着している。
【0043】
この密着した左右側面枠8d、8e及び左右支持棒8f、8g同士の間に洗浄する基板7の縁を挟み込むことで、基板7はしっかりと固定され洗浄や乾燥によりずれ落ちることがない。また、枠体8の左右側面枠8d、8e及び左右支持棒8f、8gには複数の孔8qが穿設されているため側面から送られる乾燥のための風を通しやすく短時間で基板7を乾燥させることができる。
【0044】
図14は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第3実施例の正面図、図15は枠体の第3実施例の平面図、図16は枠体の第3実施例の左側面図、図17は枠体の第3実施例の左中枠を示した図、図18は枠体の第3実施例のB−B線の断面図である。
【0045】
図14及び図15に示すように、枠体9は同形同大の上下枠9a、9bと同形同大の左右側面枠9c、9dと同形同大の左右支持棒9e、9fとからなり、略長方形状をしている。左側面枠9cと左支持棒9eとの真ん中の位置には左中枠9gが取り付けられており、右側面枠9dと右支持棒9fの真ん中の位置には右中枠9hが取り付けられている。また、上下枠9a、9bの両端は突出部9iが設けられている。
【0046】
図16に示すように、左側面枠9cは側面より見ると縦に長く伸びた環状をしており、3枚の中板9k、9k、9kが等間隔に設置されている。中板9k同士の間は大きな中空9jとなっている。尚、右側面枠9dについても左側面枠9cと同様の形状をしている。即ち、縦に長く伸びた環状をして3枚の中板を備え、各中板同士の間は大きな中空を形成している。
【0047】
図17に示すように、左中枠9gは側面より見ると縦に長く伸びた略長方形状の板で、等間隔に複数の孔9lを穿設している。尚、右中枠9h及び左右支持棒9e、9fも同様の形状をしている。即ち、右中枠9h及び左右支持棒9e9fは縦に長く伸びた略長方形状の板で、等間隔に複数の孔を穿設している。
【0048】
図18に示すように、前記左右側面枠9c、9d及び左右支持棒9e、9f並びに左右中枠9g、9hの幅は同じである。図9において前述した基板洗浄用ラックのラック固定枠2vに形成された各溝2wに枠体9の突出部9iを嵌め込んで基板洗浄用ラックに枠体9を取り付けた状態では、各枠体9同士の左右側面枠9c、9d同士及び左右支持棒9e、9f並びに左右中枠9g、9h同士は密着している。
【0049】
この密着した左右側面枠9c、9d及び左右支持棒9e、9f並びに左右中枠9g、9h同士の間に洗浄する基板7の縁を挟み込むことで、基板7はしっかりと固定され洗浄や乾燥によりずれ落ちることがない。また、枠体9の左右側面枠9c、9dには中空9jが設けられ、左右支持棒9e、9f及び左右中枠9g、9hには複数の孔9lが穿設されているため側面から送られる乾燥のための風を通しやすく短時間で基板7を乾燥させることができる。
【0050】
図19は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第4実施例の正面図、図20は枠体の第4実施例の平面図、図21は枠体の第4実施例の左側面図、図22は枠体の第4実施例のC−C線の断面図である。
【0051】
図19及び図20に示すように、枠体10は同形同大の上下枠10a、10bと同形同大の左右側面枠10c、10dと中枠10eとからなる略長方形状の枠体である。上下枠10a、10bの両端は突出部10hが設けられており、前記中枠10eと左側面枠10cの真ん中には左中枠10fを備え、中枠10eと右側面枠10dの真ん中には右中枠10gを備えている。
【0052】
前記左右側面枠10c、10d及び中枠10eは同形同大であり、左右中枠10f、10gも同形同大である。また、左右側面枠10c、10d及び中枠10eと左右中枠10f、10gは形状は同じであり、正面から見た幅が異なるだけである。即ち、左右側面枠10c、10d及び中枠10eの幅の方が左右中枠10f、10gの幅よりも広い。
【0053】
左右側面枠10c、10d及び中枠10eと左右中枠10f、10gは前述のように形状がほぼ一緒であるので、左中枠10fのみを説明することとする。図21及び図22に示すように、左中枠10fは縦に長く伸びた略長方形状をしており、断面形状はコの字型をしている。また、複数の孔10iを穿設している。
【0054】
図22に示すように、左中枠10fと同形同大の右中枠10gも断面形状がコの字型をしており、左中枠10fとほぼ同形の左右側面枠10c、10d及び中枠10eも断面形状がコの字型をし、幅が広いという違いがある。
【0055】
図9において前述した基板洗浄用ラックのラック固定枠2vに形成された各溝2wに枠体10の突出部10hを嵌め込んで基板洗浄用ラックに枠体10を取り付けた状態では、各枠体10同士の左右側面枠10c、10d同士及び中枠10e並びに左右中枠10f、10g同士は密着している。
【0056】
この密着した左右側面枠10c、10d及び中枠10e並びに左右中枠10f、10g同士の間に洗浄する基板7の縁を挟み込むことで、基板7はしっかりと固定され洗浄や乾燥によりずれ落ちることがない。また、枠体10の左右側面枠10c、10d及び中枠10e並びに左右中枠10f、10gには複数の孔10iが穿設されているため側面から送られる乾燥のための風を通しやすく短時間で基板7を乾燥させることができる。
【0057】
図23は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例の正面図である。図23に示すように、枠体13は枠体11及び枠体12を一対とした枠体である。先に合わせ側枠体である枠体11を説明することとする。
【0058】
図24は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体の正面図、図25は枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体の平面図、図26は枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体の左側面枠を示した図、図27は枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体のD−D線の断面図である。
【0059】
図24及び図25に示すように、合わせ側枠体11は同形同大の上下枠11a、11bと同形同大の左右側面枠11c、11d及び中枠11eとからなる略長方形状の枠体で、上下枠11a、11bの両端には突出部11hが設けられている。
【0060】
前記左右側面枠11c、11d及び中枠11eは同形同大であり、左側面枠11cと中枠11eの真ん中には左中枠11fを設け、右側面枠11dと中枠11eの真ん中には右中枠11gが設けられている。尚、左右側面枠11c、11d及び中枠11eと左右中枠11f、11gも同形同大である。
【0061】
前述のように左右側面枠11c、11d及び中枠11e並びに左右中枠11f、11gは同形同大であるため、図26において左側面枠11cのみを説明することとする。図26に示すように、左側面枠11cは側面より見ると傾斜11iを複数形成して凹凸を繰り返した形状をしている。
【0062】
即ち、上部より平坦部11j→傾斜11i→上凸面11k→傾斜11i→平坦部11l→傾斜11i→中凸面11m→傾斜11i→平坦部11n→傾斜11i→下凸面11o→傾斜11i→平坦部11pとなっている。
【0063】
全ての平坦部11j、11l、11n、11pは垂直方向に同じ位置にあり、平坦部11j、11pは同じ長さで、平坦部11l、11nが同じ長さである。また、平坦部11j、11pの長さより平坦部11l、11nの長さの方が若干長い。各平坦部11j、11l、11n、11pから傾斜11iを経て突出した上中下凸面11k、11m、11oは垂直方向に同じ位置にあり、全て同じ長さである。
【0064】
図27に示すように、前記左右側面枠11c、11d及び中枠11e並びに左右中枠11f、11gは傾斜11iが同方向を向くように設置されている。即ち、上中下凸面11k、11m、11oが同方向に向くように設置されている。
【0065】
次に受け側枠体である枠体12を説明することとする。図28は本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の正面図、図29は枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の平面図、図30は枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の左側面図、図31は枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の中枠を示した図、図32は枠体の第5実施例で使用する受け側枠体のE−E線の断面図である。
【0066】
図28及び図29に示すように、受け側枠体12は同形同大の上下枠12a、12bと同形同大の左右側面枠12c、12dと中枠12eとからなる略長方形状の枠体で、前記左側面枠12cと中枠12eの真ん中の位置に左中枠12fを備え、右側面枠12dと中枠12eの真ん中の位置に右中枠12gを備えている。上下枠12a、12bの両端には突出部12hが設けられており、中枠12eと左右中枠12f、12gは同形同大である。
【0067】
左側面枠12cの正面側には外側から内側に向かって左折返面12iが設けられており、右側面枠12dの正面側にも外側から内側に向かって右折返面12jが設けられている。左折返面12iの上下端は傾斜12kとなっており、右折返面12jの上下端も傾斜12lとなっている。
【0068】
左側面枠12cの背面側には左側面枠12cと同じ長さの左凸板12mが設けられており、右側面枠12dの背面側にも右側面枠12dと同じ長さの右凸板12nが設けられている。
【0069】
図30に示すように、左側面枠12cは側面より見ると、背面に設けられた左凸板12mに複数の孔12oが等間隔に穿設されている。左右側面枠12c、12dは同形同大であるため、右側面枠12dの背面に設けられた右凸板12nにも同様に複数の孔12oが等間隔に穿設されている。
【0070】
図31に示すように、中枠12eは側面より見ると傾斜12pを複数形成して凹凸を繰り返した形状をしている。即ち、上部より平坦部12q→傾斜12p→上凸面12r→傾斜12p→平坦部12s→傾斜12p→中凸面12t→傾斜12p→平坦部12u→傾斜12p→下凸面12v→傾斜12p→平坦部12wとなっている。
【0071】
全ての平坦部12q、12s、12u、12wは垂直方向に同じ位置にあり、平坦部12q、12wは同じ長さで、平坦部12s、12uが同じ長さである。また、平坦部12q、12wの長さより平坦部12s、12uの長さの方が若干長い。各平坦部12q、12s、12u、12wから傾斜12pを経て突出した上中下凸面12r、12t、12vは垂直方向に同じ位置にあり、全て同じ長さである。尚、中枠12eと左右中枠12f、12gは同形同大である。
【0072】
図32に示すように、前記中枠12e及び左右中枠12f、12gは傾斜12pが同方向を向くように設置されている。即ち、上中下凸面12r、12t、12vが同方向に向くように設置されている。
【0073】
以上の構成を踏まえて枠体13を説明する。図23に示すように、枠体13は一対の合わせ側枠体11及び受け側枠体12からなり、枠体11、12の間に基板7を挟んで使用する。合わせ側枠体11の受け側枠体12への合わせ位置は次の通りである。
【0074】
受け側枠体12の左側面枠12cの正面側に合わせ側枠体11の左側面枠11cを合わせ、受け側枠体12の右側面枠12dの正面側に合わせ側枠体11の右側面枠11dを合わせる。このとき、合わせ側枠体11の左右側面枠11c、11dは受け側枠体12の左右折返面12i、12jの内側の左右側面枠12c、12d正面に合わせられる。
【0075】
合わせ側枠体11の中枠11eは受け側枠体12の中枠12eに合わせられ、合わせ側枠体11の左右中枠11f、11gはそれぞれ受け側枠体12の左右中枠12f、12gに合わせられる。合わせ側枠体11に備えられた中枠11e及び左右中枠11f、11gの上中下凸面11k、11m、11oと受け側枠体12に備えられた中枠12e及び左右中枠12f、12gの上中下凸面12r、12t、12vは反対方向に向いており、凸面同士が接することがない。
【0076】
そのため、合わせ側枠体11の中枠11e及び左右中枠11f、11gと受け側枠体12の中枠及び左右中枠12f、12gは互いに対応する平坦部同士が密着する。即ち平坦部11jと12q、11lと12s、11nと12u、11pと12wがそれぞれ対応し、密着する。
【0077】
図9において前述した基板洗浄用ラックのラック固定枠2vに形成された各溝2wに突出部11h又は12hを嵌め込みながら、枠体13を嵌め込んでゆく。枠体13を構成する合わせ側枠体11及び受け側枠体12の間には基板7が固定される状態となっている。
【0078】
枠体11、12にはそれぞれ上中下凸面11k、11m、11o、12r、12t、12vが設けられており、この上中下面の場所は基板7とは接せず空間となっているため、洗浄後の乾燥のための風が通りやすく短時間で基板7を乾燥させることができる。
【0079】
上記のように各枠体9、10、11、12、13を使用して基板7を洗浄する場合、各枠体同士の密着により基板7がずれ落ちたり、外れたりすることはないが、本発明では更に基板7を強力に固定するためラック固定部材2qを使用して枠体全てを挟んで使用するため、洗浄中や乾燥中に基板がずれ落ちたり、外れたりする心配はなく、安心して基板を洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの正面図である。
【図2】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの右側面図である。
【図3】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの左側面図である。
【図4】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの平面図である。
【図5】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの右側面図である。
【図6】本発明である基板洗浄用ラックと枠体のラック部の正面図である。
【図7】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の可動式台の正面図である。
【図8】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の可動式台の平面図である。
【図9】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の基板洗浄用ラックの一部拡大図である。
【図10】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第2実施例の正面図である。
【図11】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第2実施例の平面図である。
【図12】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第2実施例の左側面図である。
【図13】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第2実施例のA−A線の断面図である。
【図14】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第3実施例の正面図である。
【図15】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第3実施例の平面図である。
【図16】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第3実施例の左側面図である。
【図17】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第3実施例の左中枠を示した図である。
【図18】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第3実施例のB−B線の断面図である。
【図19】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第4実施例の正面図である。
【図20】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第4実施例の平面図である。
【図21】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第4実施例の左側面図である。
【図22】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第4実施例のC−C線の断面図である。
【図23】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例の正面図である。
【図24】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体の正面図である。
【図25】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体の平面図である。
【図26】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体の左側面枠を示した図である。
【図27】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する合わせ側枠体のD−D線の断面図である。
【図28】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の正面図である。
【図29】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の平面図である。
【図30】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の左側面図である。
【図31】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する受け側枠体の中枠を示した図である。
【図32】本発明である基板洗浄用ラックと枠体の枠体の第5実施例で使用する受け側枠体のE−E線の断面図である。
【符号の説明】
【0081】
1 基板洗浄用ラック
2 枠体部
2a 正面枠
2b 背面枠
2c 右上連結材
2d 右中連結材
2e 右台支持材
2f 右下連結材
2g 右前柱
2h 右後柱
2i 左上連結材
2j 左中連結材
2k 左台支持材
2l 左下連結材
2m 左前柱
2n 左後柱
2o 右前ラックホルダー
2p 左前ラックホルダー
2q ラック固定部材
2r 受け部
2s 溝
2t 右後ラックホルダー
2u 左後ラックホルダー
2v ラック固定枠
2w 溝
3 左ハンガー
3a 左連結材
3b 左ハンガー軸
3c 左補強材
3d 左起立部
3e 左ハンガー部
3f 隙間
3g ハンガー部連結棒
4 右ハンガー
4a 右連結材
4b 右ハンガー軸
4c 右補強材
4d 右起立部
4e 右ハンガー部
4f 隙間
5 ラック部
5a 上枠
5b 下枠
5c 左U字枠
5d 右U字枠
5e 支持棒
5f 上連結部材
5g 下連結部材
5h ラック
6 可動式台
6a 台連結材
6b 左取っ手
6c 右取っ手
6d 第1台
6e 第2台
6f 第3台
6g 第4台
6h 左係止材
6i 右係止材
6j 溝
6k 台連結材
6l 台連結材
6m 台連結材
6n 台連結材
7 基板
8 枠体
8a 左上枠
8b 右上枠
8c 下枠
8d 左側面枠
8e 右側面枠
8f 左支持棒
8g 右支持棒
8h 上枠
8i 突出部
8j 凸部
8k 左中空
8l 右中空
8m 中空
8n 左凸板
8o 右凸板
8p 右凸板
8q 孔
8r 左凸板
9 枠体
9a 上枠
9b 下枠
9c 左側面枠
9d 右側面枠
9e 左支持棒
9f 右支持棒
9g 左中枠
9h 右中枠
9i 突出部
9j 中空
9k 中板
9l 孔
10 枠体
10a 上枠
10b 下枠
10c 左側面枠
10d 右側面枠
10e 中枠
10f 左中枠
10g 右中枠
10h 突出部
10i 孔
11 合わせ側枠体
11a 上枠
11b 下枠
11c 左側面枠
11d 右側面枠
11e 中枠
11f 左中枠
11g 右中枠
11h 突出部
11i 傾斜
11j 平坦面
11k 上凸面
11l 平坦面
11m 中凸面
11n 平坦面
11o 下凸面
11p 平坦面
12 受け側枠体
12a 上枠
12b 下枠
12c 左側面枠
12d 右側面枠
12e 中枠
12f 左中枠
12g 右中枠
12h 突出部
12i 左折返面
12j 右折返面
12k 傾斜
12l 傾斜
12m 左凸板
12n 右凸板
12o 孔
12p 傾斜
12q 平坦部
12r 上凸面
12s 平坦部
12t 中凸面
12u 平坦部
12v 下凸面
12w 平坦部
13 枠体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗浄する基板を挟み前後に固定するラック部と、洗浄する基板の台となり固定する可動式台とを内側に持つ枠体部と、枠体部上部に取り付けられ吊り下げ具で引き上げる際の引っ掛け部分となる左右ハンガーとからなる基板洗浄用ラックの前記枠体部の左右上連結材の内側に溝を等間隔に複数設けたラック固定枠を備えたことを特徴とする基板洗浄用ラック。
【請求項2】
同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を背面に凸板を備え複数の孔を穿設した左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を左右支持棒で連結し、更に左側面枠と左支持棒の上端同士を左上枠で連結し、右側面枠と右支持棒の上端同士を右上枠で連結した枠体で、左右支持棒の背面の左右凸板で凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄用ラックに使用する枠体。
【請求項3】
同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を中板を備えた縦長の環状をした左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を複数の孔を穿設した左右支持棒で連結し、更に左側面枠と左支持棒の真ん中の位置に左側面枠と平行して左中枠を備え、右側面枠と右支持棒の真ん中の位置に右側面枠と平行して右中枠を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄用ラックに使用する枠体。
【請求項4】
同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を複数の孔を穿設した左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を複数の孔を穿設した中枠で連結し、更に左側面枠と中枠の真ん中の位置に左側面枠と平行して左中枠を備え、右側面枠と中枠の真ん中の位置に右側面枠と平行して右中枠を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄用ラックに使用する枠体。
【請求項5】
同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を複数の平坦部と上中下凸面からなる左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を左右側面枠と同形同大の中枠で連結し、左側面枠と中枠の真ん中の位置に左側面枠と平行して中枠と同形同大の左中枠を備え、右側面枠と中枠の真ん中の位置に右側面枠と平行して中枠と同形同大の右中枠を備えた合わせ側枠体と、同形同大の上下枠の両端に突出部を残した状態で上枠と下枠を複数の孔を穿設した凸部を背面に備え正面に折返面を備えた左右側面枠で連結し、上下枠の中央部同士を複数の平坦部と上中下凸面からなる中枠で連結し、左側面枠と中枠の真ん中の位置に左側面枠と平行して中枠と同形同大の左中枠と備え、右側面枠と中枠の真ん中の位置に中枠と同形同大の右中枠と備えた受け側枠体とからなり、合わせ側枠体と受け側枠体を重ねて使用することを特徴とする請求項1に記載の祈願洗浄用ラックに使用する枠体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【公開番号】特開2007−111637(P2007−111637A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−306118(P2005−306118)
【出願日】平成17年10月20日(2005.10.20)
【出願人】(303003247)
【Fターム(参考)】