説明

壁面端子

【課題】 ケーブルを接続することなくTV受信機や携帯機器でテレビ放送を視聴可能とする壁面端子を提供する。
【解決手段】 ボックス11の収納空間11cには、壁面内に布線されている同軸ケーブルが導入されており、この同軸ケーブルがユニット部12にそれぞれ接続されて、同軸ケーブルを伝播したテレビ信号はユニット部12の同軸コネクタから出力されるようになる。この同軸コネクタに、アンテナ内蔵プレート14の同軸プラグ14cが装着されてテレビ信号が内蔵アンテナ14aに給電され、内蔵アンテナ14aからテレビ信号が電波として放射され、この電波を壁面端子1の近傍に配置されているアンテナを備えるTV受像機において受信することにより、TV受像機において視聴することができるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁面等に設けられる壁面端子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
壁面に設けられている壁面端子には、商用交流のコネクタが設けられた壁面端子、電話線のモジュールジャックやテレビ信号を出力する同軸コネクタが設けられた壁面端子が知られている。一般に、家庭のアンテナで受信した電波はブースタ・分配器を介して同軸コネクタが設けられた壁面端子からTV受信機に導かれている。このような壁面端子において、壁面端子とTV受信機との配線には同軸ケーブルが使用されている。また、テレビ放送を受信可能な携帯機器ではその機器に内蔵若しくは装着されているアンテナによりテレビ放送を直接受信している。
従来のテレビ信号を出力する同軸コネクタが設けられた壁面端子100の一例を図18に示す。図18に示すように壁面端子100はプレート101を備えており、壁面に装着されるプレート101の切欠窓から臨む接栓座102には、同軸コネクタ102aが設けられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の壁面端子100からTV受信機等への配線は、TV受像機に一端が接続されている同軸ケーブルの他端に設けられている同軸プラグを同軸コネクタ102aに装着することにより行われている。このため、同軸ケーブルがユーザにとって目障りであるとともに、場合よっては同軸ケーブルに引っ掛けて怪我をするおそれがあった。また、テレビ放送を受信可能な携帯機器では屋外の電波条件の良い環境では直接受信可能となるが、地下街や室内など電波状況の悪いところでは受信することが不可能であった。
そこで、本発明は、壁面端子を利用してケーブルを接続することなくTV受信機や携帯機器でテレビ放送を視聴可能とする今までにない機能を備える壁面端子を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明の壁面端子は、同軸コネクタを備えるユニット部の同軸コネクタに内蔵するアンテナを接続可能なアンテナ内蔵プレートを備えていることを最も主要な特徴としている。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、同軸コネクタを備えるユニット部の同軸コネクタに内蔵するアンテナを接続可能なアンテナ内蔵プレートを備えていることから、テレビ信号は内蔵されるアンテナから電波として空間へ再放射されるようになる。これにより、壁面端子から同軸ケーブルを介してTV受像機に接続することなくテレビ信号を伝送できるワイヤレス化を行えるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の第1実施例の壁面端子1の構成を図1および図2に示す。図1は、本発明にかかる壁面端子1の構成を示す正面図であり、図2は、本発明にかかる壁面端子1を壁面に取り付けた状態を一部断面で示す側面図である。
これらの図に示すように、本発明の第1実施例にかかる壁面端子1は、壁面に埋め込まれるように取り付けられるボックス11と、同軸コネクタを備えるユニット部12と、ユニット部12が固着される後述する固定枠と、固定枠に取り付けられる取付プレート15と、取付プレート15の前面に装着される内蔵アンテナ14aを備えるアンテナ内蔵プレート14とから構成されている。この壁面端子1において、壁面に埋め込まれるように壁面内に取り付けられている一面が開口している箱状のボックス11の前面に固定枠が取り付けられ、取り付けられた固定枠に取付プレート15およびアンテナ内蔵プレート14とが取り付けられている。この際に、固定枠に固着されているユニット部12がボックス11が形成している収納空間11c内に配置され、内蔵アンテナ14aを備えるアンテナ内蔵プレート14が壁面から突出するようになる。ユニット部12には、テレビ信号を導く同軸ケーブルが接続されており、内蔵アンテナ14aに給電する同軸プラグ14cがユニット部12に設けられている同軸コネクタに装着されることから、ユニット部12から供給されたテレビ信号が電波として内蔵アンテナ14aから放射されるようになる。
【0007】
ここで、本発明の第1実施例にかかる壁面端子1を構成する各部の構成を図3ないし図12に示す。図3はボックス11の構成の断面を示す側面図であり、図4はボックス11の構成を示す正面図である。図5は固定枠13の構成を示す側面図であり、図6は固定枠の構成を示す正面図である。図7はユニット部12の構成を示す側面図であり、図8はユニット部12の構成を示す正面図である。図9は取付プレート15の構成を示す側面図であり、図10は取付プレート15の構成を示す正面図である。図11はアンテナ内蔵プレート14の構成を示す側面図であり、図12はアンテナ内蔵プレート14の構成を示す正面図である。
【0008】
ここで、図3および図4に示すボックス11は、金属製あるいは合成樹脂製とされ一面が開口する箱状に形成されている。ボックス11は、一面が開口している箱状の本体部11aからなり、本体部11aの上下には一対の細い幅とされた板状の取付片11bが対向するよう内側に延伸されて形成されている。この取付片11bには、それぞれネジ穴11dが形成されている。このネジ穴11dには、後述する固定枠13の挿通孔13dに挿通されたネジが螺着可能とされる。本体部11aの内部空間が、収納空間11cとされている。この収納空間11cには、壁面内に布線されている同軸ケーブルが、本体部11aの図示しない挿通孔から挿通されて導入される。
【0009】
次に、図5および図6に示す固定枠13は、合成樹脂を成形することにより縦に長い矩形状に作成されている。固定枠13は本体部13aからなり、本体部13aは縦に長い矩形状とされており、ほぼ中央部に大きく切り欠かれた縦に長い矩形の切欠窓13cが形成されている。この切欠窓13cの上辺と下辺の外側に一対の挿通孔13dが形成されており、さらに、挿通孔13dの外側に一対のネジ部13eが形成されている。また、固定枠13の裏面からは細長い板状の一対の固定片13bが、切欠窓13cの上辺と下辺に沿って対面して形成されている。この一対の固定片13bにより、切欠窓13cとほぼ同形状とされる断面形状を有するユニット部12が抱持されて、一対の固定片13bが対面する空間にユニット部12が固着される。固定片13bがそれぞれ当接するユニット部12の上部側面および下部側面には、固定片13bに係合する図示しない係合部が形成されて、ユニット部12が一対の固定片13bにより抱持されることにより固定枠13に固着されるようになる。この場合、例えば、一対の固定片13bの対面する面に係合突起が形成され、この係合突起に係合する係合凹部がユニット部12の上部側面および下部側面に形成される。また、一対の挿通孔13dにはそれぞれネジが挿通されてネジは前述したボックス11の取付片11bに形成されているネジ穴11dに螺着される。これにより、ユニット部12が固着された固定枠13がボックス11に取り付けられ、この際に、ユニット部12がボックス11の収納空間11cに収納されるようになる。なお、ボックス11の収納空間11cに導入されている同軸ケーブルの端部は、ユニット部12に接続される。
【0010】
次に、図7および図8に示すユニット部12は、合成樹脂製とされ細長いほぼ直方体状に形成されている。ユニット部12の中央部の片側には直方体状の凹部12cが形成されており、この凹部12cに同軸コネクタ12bが一体に成形されている。ユニット部12には、ボックス11の収納空間11cに導入されている同軸ケーブルの芯線および外部導体がそれぞれ接続される図示しない接続部が設けられている。ユニット部12は固定枠13に固着されるが、この場合、ユニット部12の上部側面および下部側面に、一対の固定片13bの対面する面に形成されている係合突起が係合する係合凹部がそれぞれ形成されていてもよい。あるいは、固定枠13とユニット部12とをネジにより固着するようにしてもよい。
【0011】
次に、図9および図10に示す取付プレート15は、合成樹脂製とされ平板状の縦に長い矩形に形成されている。取付プレート15は、平板状の縦に長い本体部15aからなり、本体部15aのほぼ中央部には細長い矩形状の切欠窓15bが形成されている。切欠窓15bの形状は、固定枠13に形成されている切欠窓13cと同形状とされている。本体部15aの裏面には、縁部に沿った枠を残して大きな凹部15eが形成されている。取付プレート15は、固定枠13より一回り大きく形成されており、この凹部15e内には、固定枠13の本体部13aが収納される。本体部15aにおける切欠窓15bの外側に一対の挿通孔15cが形成されている。この一対の挿通孔15cのそれぞれに挿通したネジを固定枠13のネジ部13eにそれぞれ螺着することにより、取付プレート15の凹部15e内に固定枠13が固着されるようになる。また、本体部15aの左右の縁部に沿ってそれぞれ一対の係合孔15dが合計4個形成されている。この係合孔15dには、アンテナ内蔵プレート14に形成されている係合片14bがそれぞれ係合可能とされて、アンテナ内蔵プレート14を取付プレート15に取り付けることができるようにされている。
【0012】
次に、図11および図12に示すアンテナ内蔵プレート14は、合成樹脂製とされ所定厚みを有する直方体状に形成されている。アンテナ内蔵プレート14は、所定厚みを有する直方体状の本体部14dからなり、本体部14d内には内蔵アンテナ14aが内蔵されている。内蔵アンテナ14aは、例えば図示するように平板状とされた六角形のエレメントを有している。金属板を加工して作成されている内蔵アンテナ14aには同軸プラグ14cから給電されており、同軸プラグ14cは、本体部14dの裏面から突出するよう本体部14dに一体成形されている。また、本体部14dの裏面における左右の縁部に沿ってそれぞれ一対の係合片14bが合計4個形成されている。この係合片14bは、取付プレート15に形成されている係合孔15dにそれぞれ係合可能とされている。このように構成されたアンテナ内蔵プレート14を取付プレート15に取り付けると、裏面から突出するよう設けられている同軸プラグ14cが取付プレート15の切欠窓15b、固定枠13の切欠窓13cを介してユニット部12に設けられている同軸コネクタ12bに装着される。さらに、4個の係合片14bが、取付プレート15に形成されている係合孔15dに挿入されてそれぞれ係合されるようになる。これにより、図1,図2に示す壁面端子1とされる。
【0013】
上述したように、第1実施例の壁面端子1においてボックス11の収納空間11cには、壁面内に布線されている同軸ケーブルが導入されており、この同軸ケーブルの芯線および外部導体がユニット部12にそれぞれ接続されて、同軸ケーブルを伝播したテレビ信号は同軸コネクタ12bから出力されるようになる。そして、同軸コネクタ12bに、アンテナ内蔵プレート14の同軸プラグ14cが装着されてテレビ信号が内蔵アンテナ14aに給電されるようになる。これにより、内蔵アンテナ14aからテレビ信号が電波として放射され、この電波を壁面端子1の近傍に配置されているアンテナを備えるTV受像機において受信することにより、TV受像機において視聴することができるようになる。この場合、据え置き型のTV受像機には一般にアンテナが備えられていないが、ロッドアンテナ等をTV受像機における入力用の同軸端子に接続することにより受信可能とすることができる。
なお、アンテナ内蔵プレート14が内蔵する内蔵アンテナ14aは、図示するようなパッチアンテナに限るものではなく、ループアンテナ、逆F型アンテナ、スロットアンテナ、マイクロストリップアンテナ等のアンテナとすることができる。この場合、必要に応じて内蔵アンテナ14aに対面するようグランドプレーンを設けることができる。内蔵アンテナ14aやグランドプレーンは、金属を蒸着あるいは金属薄膜を貼着することにより形成するようにしても良い。
【0014】
次に、本発明の第2実施例の壁面端子2の構成を図13に示す。図13は、本発明にかかる壁面端子2を壁面に取り付けた状態を一部断面で示す側面図である。
この図に示すように、本発明の第2実施例にかかる壁面端子2は、壁面に埋め込まれるように取り付けられるボックス11と、同軸コネクタを備えるユニット部12と、ユニット部12が固着される固定枠13と、固定枠13に取り付けられる内蔵アンテナ25bを備える取付プレート25と、取付プレート25の前面に装着される化粧用のプレート24とから構成されている。この壁面端子2において、壁面に埋め込まれるように壁面内に取り付けられている一面が開口している箱状のボックス11の前面に固定枠13が取り付けられ、取り付けられた固定枠13に取付プレート25およびプレート24とが取り付けられている。この際に、固定枠13に固着されているユニット部12がボックス11が形成している収納空間11c内に配置され、内蔵アンテナ25bを備える取付プレート25が壁面から突出するようになる。ユニット部12には、テレビ信号を導く同軸ケーブルが接続されており、内蔵アンテナ25bに給電する同軸プラグ25eがユニット部12に設けられている同軸コネクタ12bに装着されることから、ユニット部12から供給されたテレビ信号が電波として内蔵アンテナ25bから放射されるようになる。
【0015】
そして、本発明の第2実施例にかかる壁面端子2を構成するボックス11、固定枠13およびユニット部12は、第1実施例におけるボックス11、固定枠13およびユニット部12と同じであり図3ないし図8にその構成が示されている。本発明の第2実施例に特有の取付プレート25の構成を示す側面図を図14に、取付プレート25の構成を示す正面図を図15に示す。また、プレート24の構成を示す側面図を図16に、プレート24の構成を示す正面図を図17に示す。
図14および図15に示す取付プレート25は、合成樹脂製とされ平板状の縦に長い矩形に形成されている。取付プレート25は、平板状の本体部25aからなり、本体部25aの前面のほぼ中央部に内蔵アンテナ25bが形成されている。内蔵アンテナ25bは、例えば図示するように六角形の導電膜からなるエレメントを有している。このエレメントは、金属を蒸着あるいは金属薄膜を貼着することにより形成されており、内蔵アンテナ25bには同軸プラグ25eから給電されている。同軸プラグ25eは、本体部25aの裏面から突出するよう本体部25aに一体に設けられている。
【0016】
本体部25aの裏面には、縁部に沿った枠を残して大きな凹部25gが形成されている。取付プレート25は、固定枠13より一回り大きく形成されており、この凹部25g内には、固定枠13の本体部13aが収納される。また、本体部25aの裏面とされる凹部25g内にはグランドプレーン25fが形成されている。このグランドプレーン25fは、金属を蒸着あるいは薄い金属板を貼着することにより形成されており、同軸プラグ25eの外部導体が接続されている。本体部25aにおける上下の縁部近傍に一対の挿通孔25cが形成されている。この一対の挿通孔25cのそれぞれに挿通したネジを固定枠13のネジ部13eにそれぞれ螺着することにより、取付プレート25を固定枠13に固着することができる。また、本体部25aの左右の縁部に沿ってそれぞれ一対の係合孔25dが合計4個形成されている。この係合孔25dには、プレート24に形成されている係合片24bがそれぞれ係合可能とされて、プレート24を取付プレート25に取り付けることができるようにされている。このように構成された取付プレート15を固定枠13に取り付けると、裏面から突出するよう設けられている同軸プラグ25eが固定枠13の切欠窓13cを介してユニット部12に設けられている同軸コネクタ12bに装着される。
【0017】
次に、図16および図17に示すプレート24は、合成樹脂製とされ平板状の縦に長い矩形に形成されている。プレート24は、縦に長い矩形状の本体部24dからなり、本体部24dの裏面における左右の縁部に沿ってそれぞれ一対の係合片24bが合計4個形成されている。この係合片24bは、取付プレート25に形成されている係合孔25dにそれぞれ係合可能とされている。このように構成されたプレート24を取付プレート25に取り付けると、裏面から突出するよう設けられている4個の係合片24bが、取付プレート25に形成されている係合孔25dに挿入されてそれぞれ係合されるようになる。これにより、図13に示す壁面端子2とされる。
【0018】
上述したように、第2実施例の壁面端子2においてボックス11の収納空間11cには、壁面内に布線されている同軸ケーブルが導入されており、この同軸ケーブルの芯線および外部導体がユニット部12にそれぞれ接続されて、同軸ケーブルを伝播したテレビ信号は同軸コネクタ12bから出力されるようになる。そして、同軸コネクタ12bに、取付プレート25の同軸プラグ25eが装着されてテレビ信号が内蔵アンテナ25bに給電されるようになる。これにより、内蔵アンテナ25bからテレビ信号が電波として放射され、この電波を壁面端子2の近傍に配置されているアンテナを備えるTV受像機において受信することにより、TV受像機において視聴することができるようになる。この場合、据え置き型のTV受像機には一般にアンテナが備えられていないが、ロッドアンテナ等をTV受像機における入力用の同軸端子に接続することにより受信可能とすることができる。
なお、取付プレート25が内蔵する内蔵アンテナ25bは、図示するようなパッチアンテナに限るものではなく、ループアンテナ、逆F型アンテナ、スロットアンテナ、マイクロストリップアンテナ等のアンテナとすることができる。この場合、必要に応じて内蔵アンテナ25bに対面するようグランドプレーン25fを設けることができる。
【産業上の利用可能性】
【0019】
以上説明したように、本発明にかかる壁面端子は、壁面端子から同軸ケーブルを介してTV受像機に接続することなくテレビ信号を伝送できるワイヤレス化を行えるようになる。これにより、地下街や室内など電波状況の悪いところにおいてもテレビ放送を受信可能な携帯機器等において受信することが可能となる。
以上説明した壁面端子において、内蔵アンテナを備えるアンテナ内蔵プレートあるいは取付プレートを、内蔵されるアンテナの種類毎に用意しておき、使用環境に最適とされるアンテナを備えるアンテナ内蔵プレートあるいは取付プレートを選択して取り付けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明にかかる第1実施例の壁面端子の構成を示す正面図である。
【図2】本発明にかかる第1実施例の壁面端子の構成を一部断面で示す側面図である。
【図3】本発明にかかる壁面端子にかかるボックスの構成の断面を示す側面図である。
【図4】本発明にかかる壁面端子にかかるボックスの構成を示す正面図である。
【図5】本発明にかかる壁面端子にかかる固定枠の構成を示す側面図である。
【図6】本発明にかかる壁面端子にかかる固定枠の構成を示す正面図である。
【図7】本発明にかかる壁面端子にかかるユニット部の構成を示す側面図である。
【図8】本発明にかかる壁面端子にかかるユニット部の構成を示す正面図である。
【図9】本発明にかかる壁面端子にかかる取付プレートの構成を示す側面図である。
【図10】本発明にかかる壁面端子にかかる取付プレートの構成を示す正面図である。
【図11】本発明にかかる壁面端子にかかるアンテナ内蔵プレートの構成を示す側面図である。
【図12】本発明にかかる壁面端子にかかるアンテナ内蔵プレートの構成を示す正面図である。
【図13】本発明にかかる第2実施例の壁面端子の構成を一部断面で示す側面図である。
【図14】本発明の第2実施例にかかる壁面端子にかかる取付プレートの構成を示す側面図である。
【図15】本発明の第2実施例にかかる壁面端子にかかる取付プレートの構成を示す正面図である。
【図16】本発明の第2実施例にかかる壁面端子にかかるプレートの構成を示す側面図である。
【図17】本発明の第2実施例にかかる壁面端子にかかるプレートの構成を示す正面図である。
【図18】従来の壁面端子の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0021】
1 壁面端子、2 壁面端子、11 ボックス、11a 本体部、11b 取付片、11c 収納空間、11d ネジ穴、12 ユニット部、12b 同軸コネクタ、12c 凹部、13 固定枠、13a 本体部、13b 固定片、13c 切欠窓、13d 挿通孔、13e ネジ部、14 アンテナ内蔵プレート、14a 内蔵アンテナ、14b 係合片、14c 同軸プラグ、14d 本体部、15 取付プレート、15a 本体部、15b 切欠窓、15c 挿通孔、15d 係合孔、15e 凹部、24 プレート、24b 係合片、24d 本体部、25 取付プレート、25a 本体部、25b 内蔵アンテナ、25c 挿通孔、25d 係合孔、25e 同軸プラグ、25f グランドプレーン、25g 凹部、100 壁面端子、101 プレート、102 接栓座、102a 同軸コネクタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁面に埋め込まれているボックスと、
信号を出力するコネクタを備えるユニット部と、
該ユニット部を前記ボックスの収納空間に配置するよう前記ボックスに固着される取付プレートと、
前記取付プレートの前面に取り付け可能とされ、前記取付プレートの前面に取り付けた際に、内蔵するアンテナを前記コネクタに接続するプラグを備えるアンテナ内蔵プレートと、
を備えていることを特徴とする壁面端子。
【請求項2】
壁面に埋め込まれているボックスと、
信号を出力するコネクタを備えるユニット部と、
該ユニット部を前記ボックスの収納空間に配置するよう前記ボックスに固着され、一面に設けられているアンテナを前記コネクタに接続するプラグを他面に備える取付プレートと、
前記取付プレートの前面に取り付けられるプレートと、
を備えていることを特徴とする壁面端子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2008−42526(P2008−42526A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−214330(P2006−214330)
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【出願人】(000227892)日本アンテナ株式会社 (176)
【Fターム(参考)】