説明

外気取り入れ装置

【課題】通常の風が生じている際にはその風力に対応して一定の風量を室内に取り入れるように調整し得るとともに、突風等の強風が突然に生じた際には風路を閉鎖して突風が室内に吹き込むのを防ぐことができ、且つ、定風量を確保できるとともに、風路の開放を所定時間経過後に自動的に行って外気の取り入れや室内からの排気を行うことができる外気取り入れ装置を提供する。
【解決手段】建物の外壁側開口部3と室内側開口部5を有し風路7を形成するケーシング6と、前記風路を開閉する回動可能なモータダンパ21と、前記風路7を流れる空気圧により回動し風圧を検出するセンサー羽根30と、前記センサー羽根30の回動量に応じて前記モータダンパ21をポテンショメータ35と、前記モータダンパ21による風路7の閉鎖をロックするロック手段と、所定時間経過後に前記開閉手段による風路の閉鎖を解除するロック解除手段とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は外気を室内に取り入れる装置に係り、特に突風等の強風が吹いた際にも外気量が定量確保することができる外気取り入れ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、外気を室内に取り入れる装置としては、図16に示すように、建物の外壁に取り付けた箱形のフレーム61の開口部62において、フレーム61の下壁63に立設した支持壁64に回転軸65を介して回動可能に羽根66を支持し、フレーム61の上壁67に羽根止め壁68を設け、羽根66の回転量によりフレーム61に設けたフロア用の通路69又は室内用の通路70への風量を調整するともに、羽根66が羽根止め壁68に当接することで換気通路を遮断する定風量換気装置が開示されている。羽根66は支持壁64と回転軸65に取り付けたバネ材61により図における反時計方向に常時付勢されており、バネ材61と風圧とがバランスした位置で羽根66が停止し、バネ材61の弾性力以上の風圧が羽根66に作用すると羽根66が羽根止め壁68に当接するようになっている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、前記定風量換気装置にあっては、風圧を受ける羽根66が羽根止め壁68に当接することで換気通路を遮断しているため、突風が吹いた場合などには羽根66が羽根止め壁68に当接するまでの間に突風が室内等に吹き込んでしまうという問題があった。
【0004】
また、突風に対する対策としては、風圧により回動するチャッキダンパによりモータダンパを作動して風路を閉鎖する外気取り入れ装置が知られている。このときチャッキダンパがロックされるとともにモータダンパによる風路の閉鎖が維持されるようになっている。従来は、風路を開放するためのチャッキダンパのロック解除操作は手動により行っているため、解除操作を行う手間が必要になったり、この解除操作を忘れると室内における給気や排気等の空調が長時間なされない場合もあった。
【0005】
【特許文献1】特開2002−89914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、通常の風が生じている際にはその風力に対応して一定の風量を室内に取り入れるように調整し得るとともに、突風等の強風が突然に生じた際には風路を閉鎖して突風が室内に吹き込むのを防ぐことができ、且つ、定風量を確保できるとともに、風路の開放を所定時間経過後に自動的に行って外気の取り入れや室内からの排気を行うことができる外気取り入れ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の外気取り入れ装置は、建物の外壁側開口部と室内側開口部を有し風路を形成するケーシングと、前記風路を開閉する回動可能なモータ駆動式の開閉手段と、前記風路を流れる空気圧により回動し風圧を検出する検出手段と、前記検出手段の回動量に応じて前記開閉手段を作動する作動手段と、前記開閉手段による風路の閉鎖をロックするロック手段と、所定時間経過後に前記開閉手段による風路の閉鎖を解除する解除手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2は、請求項1の外気取り入れ装置にあって、前記検出手段は、前記開閉手段に対してケーシングの外壁側開口部寄りに設けたことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項3は、請求項1の外気取り入れ装置にあって、前記検出手段は、前記開閉手段を挟んでケーシングの外壁側開口部および室内側開口部寄りの双方に設けたことを特徴とする。
【0010】
本発明請求項4は、請求項1〜3の外気取り入れ装置にあって、前記ケーシングを断面方形状に形成し、前記開閉手段および検出手段の配置部の一側壁を他の側壁より外側に広く形成したことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項5は、請求項4の外気取り入れ装置にあって、前記検出手段を平板状のセンサー羽根で形成し、平板部の一端を回転軸に取り付けるとともに、平板部の他端に折曲部を形成し、初期状態においてバネ材により前記平板部を前記一側壁と平行に配置するととともに、前記折曲部を前記一側壁より風路の内側に向けたことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項6は、請求項1の外気取り入れ装置にあって、前記ケーシングの下壁は外壁側開口部側を下方に傾斜させたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項7は、請求項1の外気取り入れ装置にあって、室内側開口部を室内のペリカウンターに設け、この開口部にペリカウンターのスリットからの落下物を受けるパンチング板を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、外部と室内に通じる風路を流れる風量を検出し、その風量に応じて風路の開度を開閉手段により制御するので一定の風量を取り入れることができる。また、突風が吹いた際には検出手段の検出により開閉手段が風路を全閉し、突風が室内に吹き込むのを防ぐことができる。さらに、開閉手段による全閉のロック手段により所定時間維持できるので連続的に突風が生じても不具合は生じない。また、ロック手段による開閉手段の全閉を設定した時間経過後にロック解除が自動的に行われるので、手動によるロック解除を行う手間を省くことができる。さらに、外気の取り入れ風量や室内からの排気量を一定に制御する双方向制御を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。
【実施例1】
【0016】
本発明の実施例1を図1〜14に基づいて説明する。図1〜12は本実施例の外気取り入れ装置を示し、図1は建物に配置状態を説明するための断面図、図2は上方から見た図、図3は外壁側開口部の方向から見た図、図4および図5は図1の左側面図および右側面図、図6は断面図、図7および図8は図5の部分拡大断面図で、図7および図8は全開状体および全閉状態をそれぞれ示し、図9〜12はロック手段等を示す図で、図9は斜視図、図10は側面図、図11は上方から見た断面図、図12は外壁側開口部の方向から見た断面図である。また、図13は動作のフローチャート、図14はセンサー羽根開度とモータダンパ開度との関係を示すグラフである。
【0017】
図に示すように、本発明の実施例1の外気取り入れ装置1は、建物の外壁2に開口した外壁側開口部3と室内4に開口した室内側開口部5を有するケーシング6により風路7が形成されており、ケーシング6の周囲には防露材8が設けられているとともに、ケーシング6の下壁6aは外壁側開口部3側を僅かに下方へ傾斜(10/515)させて雨水が入り込まないようになっている。室内側開口部5は花瓶や鉢植え等を載置する窓際のペリカウンター9に設けた吹出口10に設置されている。ケーシング6は外壁側開口部3側が固定板11を介して外壁2に固定され、室内側開口部5側が固定金具12を介してフロア13下方のスラブ14に固定されている。なお、図中、19,20で示すのはパッキンである。
【0018】
ケーシング6の外壁側開口部3側の前方には、防ゴミ・防虫・防鳥用の網15が設置され、その前方にはケーシング6に直接に風が流入するのを防ぐための覆い16が外壁2に取り付けられて配置されている。
【0019】
室内側開口部5には、ペリカウンター9の吹出口10の下方に吹出口10からの落下物を受けるパンチング板17が設置され、パンチング板17の下方にエアフィルタ18が設けられている。なお、エアフィルタ18は設けなくても良い。
【0020】
ケーシング6は、図2〜5に示すように、方形状に形成され、外壁側開口部3は二口形成されている。外壁側開口部3は一口でも良く、例えば外壁側開口部3の位置に柱等が設置されている場合に二口に形成することで柱等を避けることができる。
【0021】
ケーシング6の略中央には、開閉手段としてのモータダンパ21が設けられている。モータダンパ21はモータダンパ用軸(以下、モータ軸と称する)22の外周に2枚のモータダンパ用羽根(以下ダンパ羽根と称する)23が設けられている。ダンパ羽根23は、モータ軸22の外周を囲撓可能な2枚のダンパ羽根用部材24の間に遮音シート25を挟持して形成されている。
【0022】
モータ軸22は、ケーシング6の左側壁6cと右側壁6dに回転自在に支持されており、ケーシング6の右側壁に配置した第1の操作ボックス26の内部に配置した電動モータ(図示省略)により矢印で示すように時計方向および反時計方向に回動され、ダンパ羽根23によりケーシング6の風路7を流れる風量を一定に制御し得るとともに、風路7を流れる空気を遮閉し、その遮閉を解除し得るようになっている。ケーシング6の下壁6aと上壁6bには、ダンパ羽根23が上下方向に回転された際にダンパ羽根23と図8に示すように当接して風路7を密閉するための当接部材27が設けられている。
【0023】
モータダンパ21より外壁用開口部3寄りには、風量の検出手段としてのセンサー羽根30が配置されている。センサー羽根30は平板状に形成され、その平板部31の一端にはケーシング6の左側壁6cと右側壁6dとに回転自在に支持されたセンサー軸32が取り付けられている。また、平板部31の他端には下方に折り曲げした折曲部33が形成されている。センサー羽根30は、後述するようにモータダンパ21が全開となっている初期状態では平板部31はケーシング6の上壁6bと平行に維持されており、外壁側開口部3から風が流入とその風が折曲部33に当たり、センサー羽根30の傾斜と共にセンサー軸32が回転されるようになっている。
【0024】
ケーシング6の左側壁6cには第2の操作ボックス34が配置され、その内部にはセンサー羽根30(センサー軸32)の回動量に応じてモータダンパ21を作動する作動手段と、風路7の閉鎖(全閉)をロックするロック手段と、所定時間経過後に前記ロックを解除しモータダンパによる風路7の閉鎖(全閉)を解除するロック解除手段が図9〜12に示すように配置されている。
【0025】
作動手段は、センサー軸32の回転角度を検出するポテンショメータ35を備え、センサー軸32の回転量すなわちセンサー羽根30の傾斜状態による風路7の開度に応じて電動モータを介してモータダンパ21を回動するようになっている。
【0026】
ロック手段は、センサー軸32に固着されてセンサー軸32と共に回転する回転板36と、この回転板36に設けられ軸37を中心に回転自在なロール38とこのロール38と上面で当接し軸39を中心に回動可能な回動部材40とからなっている。回転板36にはセンサー羽根30を初期状態になるように常時開方向(図9,10において反時計方向)に付勢するスプリング42の一端が封止されており、スプリング42の他端はケーシング6の右側壁6cに取り付けた掛止部材43に掛止されている。回動部材40はケーシング6の右側壁6cに固着されている支持部材44に前記軸39を介して保持されており、また回動部材40の前部には上面より下方に段差を設けた段差部41が形成されており、段差部41に落ちたロール36は初期状態方向への回動が阻止されセンサー羽根30の回動がロックされるようになっている。回動部材40の後部には、回動部材40の段差部41を軸39を中心にして上方へ常時回動付勢するスプリング45の一端が掛止されており、スプリング45の他端は後述するロック解除手段の部材に掛止されている。
【0027】
ロック解除手段は、ソレノイド46を備え、回動部材40を軸39を中心に打差部41を下方に回動させて段差部41によるロール38の係止を解除し得るようになっている。ソレノイド45は前記回動部材40の支持部材44の下面に固定された固定部材47に取り付けた保持部材48に保持されている。固定部材47の後部には前記スプリング45の他端が掛止されている。固定部材47のスプリング45の掛止部49は上下に3箇所設けられており、掛止部49によりスプリング45の付勢力を調整し得るようになっている。
【0028】
次に、作用を図7,8,13,14に基づいて説明する。
本発明の外気取り入れ装置1は、ケーシング6の風路7に吹き込む風圧によりモータダンパ21およびセンサー羽根30が全開状態から全閉状態に動作する。
【0029】
図7に示すように、センサー羽根30が全開(開度0%)において、風路7に風が吹き込み、風量が1000CMH以下の場合にはセンサー羽根30は風量制御を行わず、センサー羽根30とモータダンパ21は全開状態となっている。
【0030】
風量が1000CMHを越えると、 センサー羽根30は風量制御を始める。このとき、センサー羽根30が回動し、センサー羽根30の開度が0%〜20%の範囲であると、モータダンパ21は回動されず、全開のままである。また、センサー羽根30の開度が20%〜50%に変化すると、ポテンショメータ35を介してモータダンパ21の電動モータ(図示省略)によりモータダンパ21は風路7を閉じる方向に移動され、モータダンパ21の開度が50%となるように回動される。さらにセンサー羽根30の開度が50%〜100%または全閉ロックする強風の際は、モータダンパ21は全開状態から90°を時計方向に回動し、ダンパ羽根23と当接部材27は密着し、風路7の全閉状態となる。
【0031】
この全閉状態の際は、センサー羽根30はロック状態になる。このロックは、センサー羽根30の回動によりセンサー軸32に固着されている回転板36が回動し、この回転板36に設けたロール38が回動部材40の段差部41に落ち込むことで、ロール36が段差部41の立ち上げ面に係止して回転板36の戻り回動が阻止されることによる。
【0032】
このロック状態はタイマーにより5分間行われ、5分経過するとソレノイド46が回動部材40を下方に引き下げて、段差部41の立上げ面からロール38の係止を解除して全閉ロックを解除する。全閉ロックが解除されると、モータダンパ21は開度を50%にして次の判断を行う。
【0033】
前記ロック状態での待機時間を5分と説明したが、タイマーの設定により3〜30分の待機時間の設定が可能である。また、センサー羽根30の開度によるモータダンパ21の開度設定は任意である。
【0034】
図14のフローチャートにおいて、「全閉指令信号入力→モータダンパ強制全開動作」は、制御盤(図示省略)からの指令により、モータダンパ21を強制全閉するものである。
【実施例2】
【0035】
本発明の実施例2を図15に基づいて説明する。図15は本実施例の外気取り入れ装置を示す部分拡大断面図である。
【0036】
本実施例の外気取り入れ装置51は、実施例1と同様に構成したモータダンパ21の両側にセンサー羽根30を配設して構成されている。その他の構成は実施例1と同様であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0037】
本実施例によれば、実施例1と同様に外気の取り入れの風量を一定に制御できるとともに、室内から排出する空気の風量を一定に制御するという双方向制御を行うことができる。その他の作用効果も実施例1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施例1の外気取り入れ装置の建物に配置状態を説明するための断面図である。
【図2】本発明の実施例1の外気取り入れ装置を上方から見た図である
【図3】本発明の実施例1の外気取り入れ装置を外壁側開口部の方向から見た図である。
【図4】本発明の実施例1の外気取り入れ装置を示す図1の左側面図である。
【図5】本発明の実施例1の外気取り入れ装置を示す図1の左側面図である。
【図6】本発明の実施例1の外気取り入れ装置を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例1の外気取り入れ装置の全開状態を示す断面図である。
【図8】本発明の実施例1の外気取り入れ装置の全閉状態を示す断面図である。
【図9】本発明の実施例1の外気取り入れ装置におけるロック手段等を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例1の外気取り入れ装置におけるロック手段等を示す側面図である。
【図11】本発明の実施例1の外気取り入れ装置におけるロック手段等を示す上方から見た断面図である。
【図12】本発明の実施例1の外気取り入れ装置におけるロック手段等を示す外壁側開口部の方向から見た断面図である
【図13】本発明の実施例1の外気取り入れ装置における動作のフローチャートである。
【図14】本発明の実施例1の外気取り入れ装置におけるセンサー羽根開度とモータダンパ開度との関係を示すグラフである。
【図15】本実施例の外気取り入れ装置を示す部分拡大断面図である
【図16】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
【0039】
1 外気取り入れ装置
2 外壁
3 外壁側開口部
4 室内
5 室内側開口部
6 ケーシング
7 風路
8 防露材
9 ペリカウンター
10 吹出口
11 固定板
12 固定金具
13 フロア
14 スラブ
15 網
16 覆い
17 パンチング板
18 エアフィルタ
19 パッキン
20 パッキン
21 モータダンパ
22 モータダンパ用軸(モータ軸)
23 モータダンパ用羽根(ダンパ羽根)
24 ダンパ羽根用部材
25 遮音シート
26 第1の操作ボックス
27 当接部材
30 センサー羽根
31 平板部
32 センサー軸
33 折曲部
34 第2の操作ボックス
35 ポテンショメータ
36 回動板
37 軸
38 ロール
39 軸
40 回動部材
41 段差部
42 スプリング
43 掛止部材
44 支持部材
45 スプリング
46 ソレノイド
47 固定部材
48 保持部材
49 掛止部
51 外気取り入れ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物の外壁側開口部と室内側開口部を有し風路を形成するケーシングと、前記風路を開閉する回動可能なモータ駆動式の開閉手段と、前記風路を流れる空気圧により回動し風圧を検出する検出手段と、前記検出手段の回動量に応じて前記開閉手段を作動する作動手段と、前記開閉手段による風路の閉鎖をロックするロック手段と、所定時間経過後に前記開閉手段による風路の閉鎖を解除するロック解除手段とを備えていることを特徴とする外気取り入れ装置。
【請求項2】
前記検出手段は、前記開閉手段に対してケーシングの外壁側開口部寄りに設けたことを特徴とする請求項1記載の外気取り入れ装置。
【請求項3】
前記検出手段は、前記開閉手段を挟んでケーシングの外壁側開口部および室内側開口部寄りの双方に設けたことを特徴とする請求項1記載の外気取り入れ装置。
【請求項4】
前記ケーシングを断面方形状に形成し、前記開閉手段および検出手段の配置部の一側壁を他の側壁より外側に広く形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外気取り入れ装置。
【請求項5】
前記検出手段を平板状のセンサー羽根で形成し、平板部の一端を回転軸に取り付けるとともに、平板部の他端に折曲部を形成し、初期状態においてバネ材により前記平板部を前記一側壁と平行に配置するととともに、前記折曲部を前記一側壁より風路の内側に向けたことを特徴とする請求項4記載の外気取り入れ装置。
【請求項6】
前記ケーシングの下壁は外壁側開口部側を下方に傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の外気取り入れ装置。
【請求項7】
室内側開口部を室内のペリカウンターに設け、この開口部にペリカウンターのスリットからの落下物を受けるパンチング板を設けたことを特徴とする請求項1記載の外気取り入れ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2008−298403(P2008−298403A)
【公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−147715(P2007−147715)
【出願日】平成19年6月4日(2007.6.4)
【出願人】(591224869)クリフ株式会社 (8)
【出願人】(507182829)株式会社エンジニアリング エクスチェンジ (2)
【出願人】(507182818)株式会社総和設備事務所 (1)
【Fターム(参考)】