多能性胚様幹細胞、その組成物、方法および使用
【課題】 非胚細胞もしくは生後動物細胞または組織から多能性幹細胞であって、単離された細胞もしくは組織の系統に制限されず分化できる多能性幹細胞
を提供すること。
【解決手段】 (a)生後動物供給源から細胞を入手する工程と、
(b)-80℃の最終温度に到達するまで、7.5%(v/v)ジメチルスルホキシドを含有する培地中で前記細胞を緩徐に凍結する工程と、
(c)前記細胞を培養する工程と、
を含む、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞を非胚細胞もしくは生後動物細胞または組織から単離し、分化可能な状態にする。
を提供すること。
【解決手段】 (a)生後動物供給源から細胞を入手する工程と、
(b)-80℃の最終温度に到達するまで、7.5%(v/v)ジメチルスルホキシドを含有する培地中で前記細胞を緩徐に凍結する工程と、
(c)前記細胞を培養する工程と、
を含む、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞を非胚細胞もしくは生後動物細胞または組織から単離し、分化可能な状態にする。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞。
【請求項2】
ヒト細胞である、請求項1に記載の幹細胞。
【請求項3】
筋肉、真皮、脂肪、腱、靭帯、軟骨膜、骨膜、心臓、大動脈、心内膜、心筋層、心外膜、大動静脈、肉芽組織、末梢神経、末梢神経節、脊髄、硬膜、軟髄膜、気管、食道、骨髄、胃、小腸、大腸、肝臓、脾臓、膵臓、壁側腹膜、臓側腹膜、壁側胸膜、肺胸膜、膀胱、胆嚢、腎臓、関連結合組織、または骨髄の群より選択される非胚組織から単離される、請求項1に記載の幹細胞。
【請求項4】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される多能性内胚葉幹細胞。
【請求項5】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される多能性中胚葉幹細胞。
【請求項6】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される多能性外胚葉幹細胞。
【請求項7】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される内胚葉、外胚葉または中胚葉系統前駆細胞。
【請求項8】
(a)生後動物細胞または組織から誘導され、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞;および
(b)前記幹細胞の増殖を支持し得る培地、
を含む培養物。
【請求項9】
増殖因子または分化決定因子をさらに含む、請求項8に記載の培養物。
【請求項10】
前記幹細胞がヒト細胞である、請求項8に記載の培養物。
【請求項11】
多能性胚様幹細胞を単離する方法であって、
(a)生後動物供給源から細胞を入手する工程と、
(b)-80℃の最終温度に到達するまで、7.5%(v/v)ジメチルスルホキシド
を含有する培地中で前記細胞を緩徐に凍結する工程と、
(c)前記細胞を培養する工程と、
を含む方法。
【請求項12】
クローン性多能性胚様幹細胞株を単離する方法であって、
(a)生後動物供給源から細胞を入手する工程と、
(b)-80℃の最終温度に到達するまで、7.5%(v/v)ジメチルスルホキシド
を含有する培地中で前記細胞を緩徐に凍結する工程と、
(c)前記細胞を培養する工程と、
(d)前記培養された細胞をクローン密度に希釈する工程と、
(e)前記希釈された細胞を培養する工程と、
(e)単一細胞を有するそれらの培養物を増殖させる工程と、
を含む方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法によって発生するクローン性多能性胚様幹細胞株。
【請求項14】
目的の遺伝子またはタンパク質を発現するために遺伝子操作された請求項1に記載の幹
細胞。
【請求項15】
遺伝子操作された多能性胚様幹細胞を産生する方法であって、
(a)少なくとも1つのマーカー遺伝子または目的の遺伝子を含むDNA構築物で多能性胚様幹細胞をトランスフェクトする工程と、
(b)前記多能性胚様幹細胞において前記マーカー遺伝子または目的の遺伝子の発現を選択する工程と、
(c)工程(b)において選択された幹細胞を培養する工程と、
を含む方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法によって産生される遺伝子操作された多能性胚様幹細胞株。
【請求項17】
ヒト細胞である、請求項16に記載の幹細胞。
【請求項18】
分化決定因子である作用物質の存在または活性を検出する方法であって、
A.請求項1に記載の幹細胞と分化決定因子である作用物質を含有することが疑わしいサンプルとを接触させる工程と、
B.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の系統を決定する工程と、を含み、
ここで、前記接触された細胞の系統は、前記サンプルにおける分化決定因子の存在または活性を示す、方法。
【請求項19】
作用物質、化合物または因子が分化決定されていない細胞の分化決定を変調する能力を試験する方法であって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の系統を決定する工程と、
を含む方法。
【請求項20】
分化決定されていない細胞の分化決定を変調する能力について作用物質、化合物または因子をスクリーニングするためのアッセイシステムであって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の系統を決定する工程と、
を含むアッセイシステム。
【請求項21】
増殖因子である作用物質の存在または活性を検出する方法であって、
A.請求項1に記載の幹細胞と増殖因子である作用物質を含有することが疑わしいサンプルとを接触させる工程と、
B.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の増殖および系統を決定する工程と、を含み、
ここで、分化決定を伴わない前記接触された細胞の増殖は、前記サンプルにおける増殖因子の存在または活性を示す、方法。
【請求項22】
作用物質、化合物または因子が分化決定されていない細胞の増殖を変調する能力を試験する方法であって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の増殖および系統を決定する工程と、
を含む方法。
【請求項23】
分化決定されていない細胞の増殖を変調する能力について作用物質、化合物または因子をスクリーニングするためのアッセイシステムであって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の増殖および系統を決定する工程と、
を含むアッセイシステム。
【請求項24】
請求項1に記載の幹細胞を、ヒトを除く宿主に導入する工程を含む、前記宿主に多能性胚様幹細胞を移植する方法。
【請求項25】
請求項1に記載の多能性胚様幹細胞を、ヒトを除く宿主に導入する工程を含む、前記宿主に精製された多能性胚様幹細胞を提供する方法。
【請求項26】
請求項1に記載の多能性胚様幹細胞に目的のタンパク質もしくは遺伝子を発現するDNAもしくはRNAを含むベクターをトランスフェクトする工程を含む、目的のタンパク質または遺伝子を、ヒトを除く哺乳動物にin vivo投与する方法。
【請求項27】
治療有効量の多能性胚様幹細胞またはそれから誘導される細胞もしくは組織を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物の細胞衰弱、障害および/または機能不全および/または他の疾患状態を予防ならびに/あるいは治療する方法。
【請求項28】
治療有効量の多能性胚様幹細胞またはそれから誘導される細胞もしくは組織を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物において組織修復または移植する方法。
【請求項29】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される治療有効量の内胚葉、外胚葉または中胚葉分化決定された細胞を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物の細胞衰弱、障害および/または機能不全および/または他の疾患状態を予防ならびに/あるいは治療する方法。
【請求項30】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される治療有効量の内胚葉、外胚葉または中胚葉分化決定された細胞を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物において組織修復または移植する方法。
【請求項31】
哺乳動物の細胞衰弱、障害および/または機能不全を治療するための薬学的組成物であって、
A.治療有効量の多能性胚葉幹細胞またはそれから誘導される細胞もしくは組織と、
B.薬学的に受容可能な媒体またはキャリアと、
を含む薬学的組成物。
【請求項32】
増殖因子または分化決定因子をさらに含む、請求項31に記載の薬学的組成物。
【請求項33】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞であって、前記細胞は段階特異的胚抗原SSEA−4細胞表面マーカーを発現することを特徴とする多能性胚様幹細胞。
【請求項34】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞であって、前記細胞は段階特異的胚抗原SSEA−4細胞表面マーカーおよびCD10を発現することを特徴とする多能性胚様幹細胞。
【請求項35】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞であって、前記細胞は段階特異的胚抗原SSEA−4細胞表面マーカー、CD10およびCD90を発現することを特徴とする多能性胚様幹細胞。
【請求項1】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞。
【請求項2】
ヒト細胞である、請求項1に記載の幹細胞。
【請求項3】
筋肉、真皮、脂肪、腱、靭帯、軟骨膜、骨膜、心臓、大動脈、心内膜、心筋層、心外膜、大動静脈、肉芽組織、末梢神経、末梢神経節、脊髄、硬膜、軟髄膜、気管、食道、骨髄、胃、小腸、大腸、肝臓、脾臓、膵臓、壁側腹膜、臓側腹膜、壁側胸膜、肺胸膜、膀胱、胆嚢、腎臓、関連結合組織、または骨髄の群より選択される非胚組織から単離される、請求項1に記載の幹細胞。
【請求項4】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される多能性内胚葉幹細胞。
【請求項5】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される多能性中胚葉幹細胞。
【請求項6】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される多能性外胚葉幹細胞。
【請求項7】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される内胚葉、外胚葉または中胚葉系統前駆細胞。
【請求項8】
(a)生後動物細胞または組織から誘導され、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞;および
(b)前記幹細胞の増殖を支持し得る培地、
を含む培養物。
【請求項9】
増殖因子または分化決定因子をさらに含む、請求項8に記載の培養物。
【請求項10】
前記幹細胞がヒト細胞である、請求項8に記載の培養物。
【請求項11】
多能性胚様幹細胞を単離する方法であって、
(a)生後動物供給源から細胞を入手する工程と、
(b)-80℃の最終温度に到達するまで、7.5%(v/v)ジメチルスルホキシド
を含有する培地中で前記細胞を緩徐に凍結する工程と、
(c)前記細胞を培養する工程と、
を含む方法。
【請求項12】
クローン性多能性胚様幹細胞株を単離する方法であって、
(a)生後動物供給源から細胞を入手する工程と、
(b)-80℃の最終温度に到達するまで、7.5%(v/v)ジメチルスルホキシド
を含有する培地中で前記細胞を緩徐に凍結する工程と、
(c)前記細胞を培養する工程と、
(d)前記培養された細胞をクローン密度に希釈する工程と、
(e)前記希釈された細胞を培養する工程と、
(e)単一細胞を有するそれらの培養物を増殖させる工程と、
を含む方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法によって発生するクローン性多能性胚様幹細胞株。
【請求項14】
目的の遺伝子またはタンパク質を発現するために遺伝子操作された請求項1に記載の幹
細胞。
【請求項15】
遺伝子操作された多能性胚様幹細胞を産生する方法であって、
(a)少なくとも1つのマーカー遺伝子または目的の遺伝子を含むDNA構築物で多能性胚様幹細胞をトランスフェクトする工程と、
(b)前記多能性胚様幹細胞において前記マーカー遺伝子または目的の遺伝子の発現を選択する工程と、
(c)工程(b)において選択された幹細胞を培養する工程と、
を含む方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法によって産生される遺伝子操作された多能性胚様幹細胞株。
【請求項17】
ヒト細胞である、請求項16に記載の幹細胞。
【請求項18】
分化決定因子である作用物質の存在または活性を検出する方法であって、
A.請求項1に記載の幹細胞と分化決定因子である作用物質を含有することが疑わしいサンプルとを接触させる工程と、
B.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の系統を決定する工程と、を含み、
ここで、前記接触された細胞の系統は、前記サンプルにおける分化決定因子の存在または活性を示す、方法。
【請求項19】
作用物質、化合物または因子が分化決定されていない細胞の分化決定を変調する能力を試験する方法であって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の系統を決定する工程と、
を含む方法。
【請求項20】
分化決定されていない細胞の分化決定を変調する能力について作用物質、化合物または因子をスクリーニングするためのアッセイシステムであって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の系統を決定する工程と、
を含むアッセイシステム。
【請求項21】
増殖因子である作用物質の存在または活性を検出する方法であって、
A.請求項1に記載の幹細胞と増殖因子である作用物質を含有することが疑わしいサンプルとを接触させる工程と、
B.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の増殖および系統を決定する工程と、を含み、
ここで、分化決定を伴わない前記接触された細胞の増殖は、前記サンプルにおける増殖因子の存在または活性を示す、方法。
【請求項22】
作用物質、化合物または因子が分化決定されていない細胞の増殖を変調する能力を試験する方法であって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の増殖および系統を決定する工程と、
を含む方法。
【請求項23】
分化決定されていない細胞の増殖を変調する能力について作用物質、化合物または因子をスクリーニングするためのアッセイシステムであって、
A.分化決定されていない細胞として幹細胞を維持する増殖培地において請求項1に記載の幹細胞を培養する工程と、
B.試験下で前記作用物質、化合物または因子を添加する工程と、
C.mRNA発現、抗原発現または他の手段によってそのようにして接触された前記細胞の増殖および系統を決定する工程と、
を含むアッセイシステム。
【請求項24】
請求項1に記載の幹細胞を、ヒトを除く宿主に導入する工程を含む、前記宿主に多能性胚様幹細胞を移植する方法。
【請求項25】
請求項1に記載の多能性胚様幹細胞を、ヒトを除く宿主に導入する工程を含む、前記宿主に精製された多能性胚様幹細胞を提供する方法。
【請求項26】
請求項1に記載の多能性胚様幹細胞に目的のタンパク質もしくは遺伝子を発現するDNAもしくはRNAを含むベクターをトランスフェクトする工程を含む、目的のタンパク質または遺伝子を、ヒトを除く哺乳動物にin vivo投与する方法。
【請求項27】
治療有効量の多能性胚様幹細胞またはそれから誘導される細胞もしくは組織を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物の細胞衰弱、障害および/または機能不全および/または他の疾患状態を予防ならびに/あるいは治療する方法。
【請求項28】
治療有効量の多能性胚様幹細胞またはそれから誘導される細胞もしくは組織を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物において組織修復または移植する方法。
【請求項29】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される治療有効量の内胚葉、外胚葉または中胚葉分化決定された細胞を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物の細胞衰弱、障害および/または機能不全および/または他の疾患状態を予防ならびに/あるいは治療する方法。
【請求項30】
請求項1に記載の幹細胞から誘導される治療有効量の内胚葉、外胚葉または中胚葉分化決定された細胞を、ヒトを除く哺乳動物に投与する工程を含む、前記哺乳動物において組織修復または移植する方法。
【請求項31】
哺乳動物の細胞衰弱、障害および/または機能不全を治療するための薬学的組成物であって、
A.治療有効量の多能性胚葉幹細胞またはそれから誘導される細胞もしくは組織と、
B.薬学的に受容可能な媒体またはキャリアと、
を含む薬学的組成物。
【請求項32】
増殖因子または分化決定因子をさらに含む、請求項31に記載の薬学的組成物。
【請求項33】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞であって、前記細胞は段階特異的胚抗原SSEA−4細胞表面マーカーを発現することを特徴とする多能性胚様幹細胞。
【請求項34】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞であって、前記細胞は段階特異的胚抗原SSEA−4細胞表面マーカーおよびCD10を発現することを特徴とする多能性胚様幹細胞。
【請求項35】
非胚もしくは生後動物細胞または組織から誘導される、自己再生可能ならびに内胚葉、外胚葉および中胚葉系統の細胞に分化可能な多能性胚様幹細胞であって、前記細胞は段階特異的胚抗原SSEA−4細胞表面マーカー、CD10およびCD90を発現することを特徴とする多能性胚様幹細胞。
【図1A】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図20A】
【図20B】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図22D】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31A】
【図31B】
【図31C】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図32D】
【図32E】
【図32F】
【図32G】
【図32H】
【図32I】
【図32J】
【図32K】
【図32L】
【図32M】
【図32N】
【図32O】
【図32P】
【図32Q】
【図32R】
【図32S】
【図32T】
【図32U】
【図32V】
【図32W】
【図32X】
【図32Y】
【図33A】
【図33B】
【図33C】
【図33D】
【図33E】
【図33F】
【図33G】
【図33H】
【図33I】
【図33J】
【図33K】
【図33L】
【図33M】
【図33N】
【図33O】
【図33P】
【図33Q】
【図33R】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図34D】
【図34E】
【図34F】
【図34G】
【図34H】
【図34I】
【図34J】
【図34K】
【図34L】
【図34M】
【図34N】
【図34O】
【図34P】
【図34Q】
【図34R】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図20A】
【図20B】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図22D】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31A】
【図31B】
【図31C】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図32D】
【図32E】
【図32F】
【図32G】
【図32H】
【図32I】
【図32J】
【図32K】
【図32L】
【図32M】
【図32N】
【図32O】
【図32P】
【図32Q】
【図32R】
【図32S】
【図32T】
【図32U】
【図32V】
【図32W】
【図32X】
【図32Y】
【図33A】
【図33B】
【図33C】
【図33D】
【図33E】
【図33F】
【図33G】
【図33H】
【図33I】
【図33J】
【図33K】
【図33L】
【図33M】
【図33N】
【図33O】
【図33P】
【図33Q】
【図33R】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図34D】
【図34E】
【図34F】
【図34G】
【図34H】
【図34I】
【図34J】
【図34K】
【図34L】
【図34M】
【図34N】
【図34O】
【図34P】
【図34Q】
【図34R】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【公開番号】特開2011−103885(P2011−103885A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−272045(P2010−272045)
【出願日】平成22年12月6日(2010.12.6)
【分割の表示】特願2001−525326(P2001−525326)の分割
【原出願日】平成12年9月25日(2000.9.25)
【出願人】(510012658)エイビーティー ホールディング カンパニー (5)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月6日(2010.12.6)
【分割の表示】特願2001−525326(P2001−525326)の分割
【原出願日】平成12年9月25日(2000.9.25)
【出願人】(510012658)エイビーティー ホールディング カンパニー (5)
【Fターム(参考)】
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