説明

定量注出容器

【課題】容器体Aを倒立させてその胴部2を圧搾するという簡単な操作で定量液の注出が可能である取り扱いの便利な計量注出容器を提案する。
【解決手段】圧搾可能な胴部2より口頸部4を起立する容器体Aと、口頸部4上端開口を閉塞して装着した注出口12を有するキャップBより垂設し、容器体内との連通孔24を備えたピストン摺動用筒Cと、該筒C内上下を閉塞して摺動し、下面より被押圧部32を垂設し、且つ、常時下方に付勢されたピストンDと、ピストンの上面より突設し、先端のシール部41を注出口部分に設けた栓体摺動用筒13に液密摺動可能に嵌合させた栓体Eと、ピストン摺動用筒より揺動可能に垂設した一対の揺動板50と、各揺動板の下部に突設するとともに、上面が内方に漸次下降する摺動押圧面51をなし、且つ、各揺動板の内方への押圧で被押圧部32を押し上げ可能な押圧板52とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は定量注出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
容器体内の液を簡単な操作で定量注出することができる容器が種々提案されている。(例えば、特許文献1を参照)
【0003】
上記特許文献1に記載された液体計量容器は、圧搾可能な胴部を有する容器体に、吸い上げパイプ付きの取り付け部材を固定し、また、中央に注出筒部を立設したキャップ付き計量筒部材を着脱可能に嵌合させている。計量筒部材は、注出筒部下端が吸上げパイプ上端と液密に連通させている。
【0004】
上記容器は、容器体胴部を圧搾すると、胴部内の液は吸上げパイプ下端より注出筒部を通り、キャップ体の頂壁に衝突してその周囲の隙間より計量室内へ注出される。ついで、キャップ体周壁上方位置に存在する過剰の液は容器体内へ戻るため、キャップ体周壁下端縁を上限とする略定量の液が計量室内に計量される。次いで、取り付け部材から計量筒部材及び注出筒部材を外した後、計量筒部材上端開口を開閉可能に閉塞するキャップをあけて液を注出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平07−002252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記容器は、計量室は取り外しが可能であるため狭い場所で使用する場合に便利であり、比較的簡単な操作での計量注出が可能である優れたものであるが、その操作手順にいまだ改良の余地があった。
【0007】
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、計量注出操作をより簡単に行えて取り扱いの便利な計量注出容器を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、圧搾可能な胴部2より口頸部4を起立する容器体Aと、口頸部4上端開口を閉塞して装着した注出口12を有するキャップBと、キャップBより垂設し、容器体A内との連通孔24を備えたピストン摺動用筒Cと、ピストン摺動用筒C内上下を閉塞してピストン摺動用筒C内を摺動するとともに、下面より被押圧部32を垂設し、且つ、常時下方に付勢されたピストンDと、ピストンDの上面より突設し、先端のシール部41を注出口12部分に設けた栓体摺動用筒13に液密摺動可能に嵌合させた栓体Eと、ピストン摺動用筒Cの下端部対向位置よりそれぞれ内外方向揺動可能に垂設した一対の揺動板50と、各揺動板50の内側に突設するとともに、上面が内方に漸次下降する摺動押圧面51をなし、且つ、各揺動板50の内方への押圧で被押圧部32を押し上げ可能な押圧板52とを備え、胴部2の圧搾により各揺動板50を内方へ回動させることで、ピストンDがキャップB方向に移行して栓体Eのシール部41が注出口12を開放して定量液が注出される。
【0009】
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、容器体胴部2の対向位置に、各揺動板50の下端部が当接する湾曲凹陥部5を設けた。
【0010】
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段に於いて、各湾曲凹陥部5と90度回動位置のピストン摺動用筒Cの対向位置に一対の連通孔24を穿設した。
【0011】
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段に於いて、栓体摺動用筒13の内周下端部に、ピストンDの最下降状態で内外を連通する外気導入用の連通溝14を設けた。
【0012】
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第4の手段のいずれかの手段に於いて、押圧板52を、一方の揺動板50より突設した上面が上記摺動押圧面51をなす第1押圧板52aと、他方の揺動板50より突設するとともに、それぞれ第1押圧板52aの両側を揺動し、且つ、それぞれ上面が上記摺動押圧面51をなす一対の第2押圧板52b及び第3押圧板52cとで構成した。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、容器体Aを倒立させて胴部2の圧搾をするという極めて簡単な操作により定量液の注出を行えるという利点がある。また、注出後は容器体Aを正立させて胴部2の圧搾を解除すれば元の状態に戻り、取り扱いが極めて簡便である。
【0014】
容器体胴部2の対向位置に、各揺動板50の下端部が当接する湾曲凹陥部5を設けた場合には、胴部2の適正押圧部位の特定が簡単に行え、また、湾曲面による押圧のため、各揺動板50の押込みが円滑に行える利点もある。
【0015】
各湾曲凹陥部5と90度回動位置のピストン摺動用筒Cの対向位置に一対の連通孔24を穿設した場合には、容器体Aを掴んで回動倒立させる際に一方の連通孔24が最初下方に、他方の連通孔24が最初上方に位置して、ピストン摺動用筒C内への液の導入及びピストン摺動用筒C内からの空気の排出が円滑に行え、その円滑な置換を自然に行えるという利点がある。
【0016】
栓体摺動用筒13の内周下端部に、ピストンDの最下降状態で内外を連通する外気導入用の連通溝14を設けた場合には、液の注出後の負圧化した容器体A内への置換空気導入がきわめて円滑に行える利点がある。また、液の注出の際の容器体の倒立の際には細い連通溝14のため、そこから液が漏出する虞はない。
【0017】
押圧板52を、一方の揺動板50より突設した上面が上記摺動押圧面51をなす第1押圧板52aと、他方の揺動板50より突設するとともに、それぞれ第1押圧板52aの両側を揺動し、且つ、それぞれ上面が上記摺動押圧面51をなす一対の第2押圧板52b及び第3押圧板52cとで構成した場合には、各揺動板50の揺動を安定して行える利点があり、各揺動板50、各押圧板52の作動をより円滑に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】定量注出容器の縦断面図である。(実施例1)
【図2】押圧部材の縦断面図である。(実施例1)
【図3】押圧部材の底面図である。(実施例1)
【図4】定量注出容器の胴部を押圧した状態の縦断面図である。(実施例1)
【図5】定量注出容器の作用を説明する説明図である。(実施例1)
【図6】定量注出容器の作用を説明する説明図である。(実施例1)
【図7】定量注出容器の作用を説明する説明図である。(実施例1)
【図8】定量注出容器の作用を説明する説明図である。(実施例1)
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は定量注出容器1の一例を示し、該定量注出容器1は、容器体Aと、キャップBと、ピストン摺動用筒Cと、ピストンDと、栓体Eと、押圧部材Fと、オーバーキャップGとを備えている。
【0021】
容器体Aは合成樹脂製で、圧搾可能な胴部2より肩部3を介して口頸部4を起立している。また、胴部2は横断面が横長な矩形状をなし、胴部2の長手方向で、上下方向中央部所定位置には、それぞれ湾曲状に凹陥した湾曲凹陥部5を凹設している。
【0022】
キャップBは、口頸部4外周上端部に嵌着させた周壁10の上端より頂壁11を延設し、頂壁11中央部には注出口12を開口し、注出口12縁部より下方へ栓体摺動用筒13を垂設している。栓体摺動用筒13の内周下端部には外気導入用の連通溝14を縦設している。また、注出口12の周縁部の頂壁11から栓体摺動用筒13より大径の注出筒15を立設している。また、頂壁11の裏面周縁部からは、外側の第1係止筒16及び内側の第2係止筒17の一対の係止筒を垂設している。
【0023】
ピストン摺動用筒Cは、内周上端部を第2係止筒17外周に嵌着し、また、外周上部よりフランジ20を介して第1係止筒16外周に嵌合し且つ口頸部4内周上端部に密嵌する嵌合筒21を起立し、嵌合筒21の上端より口頸部4上面に密嵌する外向きフランジ22を延設している。この嵌合筒21及び外向きフランジ22によりこの部分の液密性を図っている。また、下端縁からは内方へ内向きフランジ23を延設している。更に、フランジ20直下の筒壁には一対の連通孔24を穿設している。本例に於いて各連通孔24は、容器体Aに装着した際に、各湾曲凹陥部5と90度回動位置のピストン摺動用筒Cの対向位置にそれぞれ穿設している。但し、連通孔24の数はこれに限らず、一箇所であっても3箇所以上の複数箇所であっても良く、当初ピストンDの摺動部により閉塞がなく、ピストンDのキャップB側への移行後にピストンDの摺動部により閉塞される位置にあれば良い。
【0024】
ピストンDは、ピストン摺動用筒C内を摺動する摺動部30を、中央に円筒状の凹陥部31aを備えた有頂筒状の隔壁31の外周下部に突設して構成しており、隔壁31の下面中央部より円筒状の被押圧部32を垂設している。そして、キャップ頂壁11と摺動部30の基端部との間に介在させたコイルスプリングsにより常時下方に付勢させている。
【0025】
栓体Eは、棒状の基部40の拡径した下端部をピストンDの隔壁31の凹陥部31a中央に穿設した孔内に液密に嵌着固定し、基部40の上端部には円筒状のシール部41をフランジ部42を介して延設し、下端部とフランジ部42との間の基部40外周には周方向複数のリブ43を縦設している。ピストンDの最下降位置於いて、栓体Eは外気導入用の連通溝14の上部がシール部41より上方に位置して外気導入用の連通溝14により内外が連通する如く位置している。この様な構成にあっても、容器体Aを倒立させた際に表面張力等により液が外気導入用の連通溝14から漏出することはない。
【0026】
押圧部材Fは、ピストン摺動用筒Cの下端部対向位置よりそれぞれ内外方向揺動可能に垂設した一対の揺動板50と、各揺動板50の内側下部にそれぞれ突設するとともに、上面を内方へ漸次下降する摺動押圧面51とした押圧板52とを備えている。各押圧板52は、各揺動板50の内方への押圧で被押圧部32をキャップB側への押し上げ可能に構成されている。摺動押圧面51は、上記要件を備えていれば、傾斜面であっても湾曲面であっても良い。
【0027】
本例に於いて押圧部材Fは、図2及び図3に示す如く、外周に係合突条53を突周設した嵌合筒部54をリング状頂板55の内周縁部より起立し、リング状頂板55の外縁対向位置より一対の揺動板50を垂設している。各揺動板50の上端はヒンジ56を介してリング状頂板55外縁と内外方向揺動可能に連結している。また、一方の揺動板50(図では右側)の内側面下端部中央からは、上面の摺動押圧面51が傾斜面をなす三角板状の第1押圧板52aを突設しており、他方の揺動板50の内面側下端部中央部からは、それぞれ上面の摺動押圧面51が傾斜面をなし、それぞれ第1押圧板52aの両側を揺動する三角板状の第2押圧板52b及び第3押圧板52cを突設している。従って、本例において図1の状態から図4の状態に各揺動板50を押し込んだ際には第1押圧板52aが第2押圧板52b及び第3押圧板52cの間に入り込む構造となっている。但し、最初から入り込む如く接近させて装着することも可能である。
【0028】
そして、ピストン摺動用筒Cの内向きフランジ23の内周縁部に、係合突条53を内向きフランジ23上に係合させて、嵌合筒部54を嵌着固定することでピストン摺動用筒Cに押圧部材F装着している。また、図1に示す如く、第1押圧板52a、第2押圧板、第3押圧板52cの各摺動押圧面51が被押圧部32の下面に当接した状態で装着されており、各揺動板50がやや広がった状態で装着されている。更に、各揺動板50の下端縁が各湾曲凹陥部5内面に当接された状態で装着されている。
【0029】
オーバーキャップGは、口頸部4の外周下部に下部を螺着させた周壁60の上端縁より頂壁61を延設し、頂壁61の中央裏面より注出筒15内に嵌合する栓筒62を垂設し、また、頂壁61裏面周縁部に間隔調整筒63を垂設してその下端をキャップBの上面に当接している。
【0030】
上記の如く構成した定量注出容器1は、図1の状態からオーバーキャップGを外し、胴部2の湾曲凹陥部5部分を掴んで圧搾することにより、図4に示す如く、各揺動板50が内方へ回動し、それに伴って回動する各第1押圧板52a、第2押圧板52b、第3押圧板52cにより、被押圧部32の下面を押し上げてピストンDがキャップB方向に移行して栓体Eのシール部41が注出口12を開放する如く構成している。
【0031】
従って、使用時にはオーバーキャップGを外し、各湾曲凹陥部5部分を掴んで容器体Aを倒立させると、当所容器体Aは傾いた状態にあり、図5に示す如く、ピストン摺動用筒C内に連通孔24介して容器体A内の液が導入され(矢印a)、ピストン摺動用筒C内の空気が対向位置の連通孔24より容器体A内に抜け出し(矢印b)、空気と液との容易な置換が行える。
【0032】
次いで、ピストン摺動用筒C内に液が充満した後、各湾曲凹陥部5を押圧して各揺動板50を内方へ回動させ、それにより被押圧部32をキャップB側へ移行させると、図6に示す如く、ピストン摺動用筒C内がピストンDにより加圧されて各連通孔24から一部が容器体A内に排出され(矢印c)、更に、各湾曲凹陥部5を押圧することで、図7に示す如く、各連通孔24がピストンDの摺動部30により閉塞され、一定量の液がピストン摺動用筒C内に計量される。また、更にピストンDを進めると、図8に示す如く、栓体Eのシール部41が栓体摺動用筒13から外れて注出口12が開口し、定量液が注出口12から注出筒15を介して注出される。上記した如く、各連通孔24がピストンDの摺動部30により閉塞された時点で常時ピストン摺動用筒C内の容積は一定であるため、常時定量の液の注出が行える。
【0033】
液の注出後容器体Aを正立させて各湾曲凹陥部5の押圧を解除すれば、容器体胴部2は自らの弾性復元力で元の状態に戻り、また、コイルスプリングsによりピストンD、栓体Eが下方に押し戻される。それに伴ってピストンDの被押圧部32が下降し、各押圧板52の摺動押圧面51を摺動することで各押圧板52を左右に開き、各揺動板50を左右に開いて元の状態に戻す。
【符号の説明】
【0034】
1:定量注出容器
A:容器体
2…胴部、3…肩部、4…口頸部、5…湾曲凹陥部
B:キャップ
10…周壁、11…頂壁、12…注出口、13…栓体摺動用筒、14…連通溝、
15…注出筒、16…第1係止筒、17…第2係止筒
C:ピストン摺動用筒
20…フランジ、21…嵌合筒、22…外向きフランジ、23…内向きフランジ、
24…連通孔
D:ピストン
30…摺動部、31…隔壁、31a…凹陥部、32…被押圧部
E:栓体
40…基部、41…シール部、42…フランジ部、43…リブ
F:押圧部材
50…揺動板、51…摺動押圧面、52…押圧板、52a…第1押圧板、
52b…第2押圧板、52c…第3押圧板、53…係合突条、54…嵌合筒部、
55…リング状頂板、56…ヒンジ
G:オーバーキャップ
60…周壁、61…頂壁、62…栓筒、63…間隔調整筒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧搾可能な胴部(2)より口頸部(4)を起立する容器体(A)と、口頸部(4)上端開口を閉塞して装着した注出口(12)を有するキャップ(B)と、キャップ(B)より垂設し、容器体(A)内との連通孔(24)を備えたピストン摺動用筒(C)と、ピストン摺動用筒(C)内上下を閉塞してピストン摺動用筒(C)内を摺動するとともに、下面より被押圧部(32)を垂設し、且つ、常時下方に付勢されたピストン(D)と、ピストン(D)の上面より突設し、先端のシール部(41)を注出口(12)部分に設けた栓体摺動用筒(13)に液密摺動可能に嵌合させた栓体(E)と、ピストン摺動用筒(C)の下端部対向位置よりそれぞれ内外方向揺動可能に垂設した一対の揺動板(50)と、各揺動板(50)の内側に突設するとともに、上面が内方へ漸次下降する摺動押圧面(51)をなし、且つ、各揺動板(50)の内方への押圧で被押圧部(32)を押し上げ可能な押圧板(52)とを備え、胴部(2)の圧搾により各揺動板(50)を内方へ回動させることで、ピストン(D)がキャップ(B)方向に移行して栓体(E)のシール部(41)が注出口(12)を開放して定量液が注出されることを特徴とする定量注出容器。
【請求項2】
容器体胴部(2)の対向位置に、各揺動板(50)の下端部が当接する湾曲凹陥部(5)を設けた請求項1に記載の定量注出容器。
【請求項3】
各湾曲凹陥部(5)と90度回動位置のピストン摺動用筒(C)の対向位置に一対の連通孔(24)を穿設した請求項2に記載の定量注出容器。
【請求項4】
栓体摺動用筒(13)の内周下端部に、ピストン(D)の最下降状態で内外を連通する外気導入用の連通溝(14)を設けた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の定量注出容器。
【請求項5】
押圧板(52)を、一方の揺動板(50)より突設した上面が上記摺動押圧面(51)をなす第1押圧板(52a)と、他方の揺動板(50)より突設するとともに、それぞれ第1押圧板(52a)の両側を揺動し、且つ、それぞれ上面が上記摺動押圧面(51)をなす一対の第2押圧板(52b)及び第3押圧板(52c)とで構成した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の定量注出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−232757(P2012−232757A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−101056(P2011−101056)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】