説明

容器

【課題】インジェクション成形を含む成形手段により形成することができる軽量な容器を提供することにある。
【解決手段】本発明の容器1では、底部2と、該底部に続く側壁部3と、該側壁部に続く開口部4とを有し、少なくともインジェクション成形を含む成形手段により形成された容器であって、側壁部は、肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成されている。このような構成によれば、側壁部を従来の0.5mm〜0.9mmから大幅に薄肉化することができるので、容器の大幅な軽量化を図ることができる。さらに、側壁部を延伸ブロー成形により2次元に広げているので、側壁部の強度を向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、底部と、該底部に続く側壁部と、該側壁部に続く開口部とを有し、少なくともインジェクション成形を含む成形手段により形成された容器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、容器本体と該容器本体の開口部(頂部)に貼り付けられる蓋部材とを備えた容器が開示されている。容器本体は、種々のプラスチック等をインジェクション成形により形成することができ、アイスクリームやミルク等の半流動体又は流動体の食品等を内部に収容することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−1841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の容器は取り扱い性を高めるために軽量化が求められており、このためには容器を薄肉化する必要がある。しかし、容器本体と蓋部材との間から内部の半流動体又は流動体の食品等が漏れ出さないように、蓋部材を容器本体の開口部に密着させることが重要である。このためには、容器本体の開口部の平坦性を確保しなければならず、容器本体の開口部の厚さはある程度の厚さ(例えば、0.8mm〜1.2mm)にする必要があり、容器本体の開口部の薄肉化には限界がある。
【0005】
また、容器本体の内部に半流動体又は流動体の食品等が充填された状態で容器を落下させたとき、容器本体の底部が壊れないように、容器本体の底部を強靭にすることが重要である。このためには、容器本体の底部の厚さはある程度の厚さ(例えば、0.8mm〜1.2mm)にする必要があり、容器本体の底部の薄肉化には限界がある。
【0006】
また、一般的に、インジェクション成形型の射出口は容器本体の底部を形成するためのキャビティ側に設けられており、溶融プラスチックは容器本体の底部を形成するためのキャビティから側壁部を形成するためのキャビティを通って開口部を形成するためのキャビティに至るようになっている。このため、容器本体の側壁部を薄肉化するために側壁部を形成するためのキャビティを狭くすると、溶融プラスチックが容器本体の開口部を形成するためのキャビティまで十分に流れず、開口部にヒケが発生して開口部の平坦性を確保することが困難になる。よって、容器本体の側壁部の厚さはある程度の厚さ(例えば、0.5mm〜0.9mm)にする必要があり、容器本体の側壁部の薄肉化には限界がある。
【0007】
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、インジェクション成形を含む成形手段により形成することができる軽量な容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的達成のため、本発明の容器では、底部と、該底部に続く側壁部と、該側壁部に続く開口部とを有し、少なくともインジェクション成形を含む成形手段により形成された容器であって、前記側壁部は、肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、側壁部を従来の0.5mm〜0.9mmから大幅に薄肉化することができるので、容器の大幅な軽量化を図ることができる。
【0009】
また、前記側壁部には、前記インジェクション成形に続く延伸ブロー成形時に形成可能な凹凸部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、側壁部を延伸ブロー成形により2次元に広げているので、側壁部の強度を向上させることができると共に、凹凸により滑り止めの効果を得ることができ容器の取り扱い性を向上させることができる。
【0010】
また、前記側壁部は、ラベルによって被覆されていることを特徴としている。
このような構成によれば、ラベルにより華飾性を向上させることができる。
【0011】
また、インジェクション成形により底部と、該底部に続く側壁部と、該側壁部に続く開口部とを有する形状に形成し、前記側壁部のみを加熱し、延伸ブロー成形により前記側壁部を肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成する容器製造方法により製造されたことを特徴としている。
このような構成によれば、側壁部を従来の0.5mm〜0.9mmから大幅に薄肉化することができるので、容器の大幅な軽量化を図ることができると共に側壁部を延伸ブロー成形により2次元に広げているので、側壁部の強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】(A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係る容器の一部断面側面図及び平面図である。
【図2】(A)〜(D)は、図1の容器の第1の製造方法を示す図である。
【図3】(A)〜(C)は、図1の容器の第2の製造方法を示す図である。
【図4】(A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係る別例の容器の一部断面側面図及び平面図である。
【図5】(A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係る更に別例の容器の一部断面側面図である。
【図6】図1の容器にラベルを被覆した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0014】
この容器1は、図1に示すように、円筒状に形成されており、底部2と、該底部2に続く側壁部3と、該側壁部3に続く開口部4とを有している。底部2には、下方に延在する円筒状の脚部5が成形され、開口部4には側方に延在する円筒状のフランジ部6が成形されている。この容器1は、側壁部3が肉厚0.05mm〜0.4mm(より好ましくは0.2mm〜0.3mm)となるようにインジェクション成形を含む成形手段により形成、さらに詳しくはインジェクション成形により底部2(脚部5)と側壁部3と開口部4(フランジ部6)とを有する形状に形成され、側壁部3のみを加熱し、延伸ブロー成形により側壁部3を肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成されている。なお、底部2と脚部5の肉厚は0.5mm〜0.9mm、フランジ部6の肉厚は0.8mm〜1.0mmである。
【0015】
容器1の材質としては、熱可塑性樹脂、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)等が使用可能である。このような構成によれば、側壁部3を従来の0.5mm〜0.9mmから大幅に薄肉化することができるので、容器1の大幅な軽量化を図ることができる。また、側壁部3を延伸ブロー成形により2次元に広げているので、側壁部3の強度を向上させることができる。この容器1の成形手段としては、既知のコールド延伸法とホット延伸法があり、以下に図を参照して説明する。
【0016】
先ず、コールド延伸法について説明する。図2(A)に示すように、図略の一般的なインジェクション成形機により最終的な容器1の背丈よりも小さい背丈(例えば、1/2程度)であって最終的な容器1の側壁部3の肉厚よりも厚い肉厚(例えば、0.5mm〜0.9mm)の側壁部13を有する原形容器11を成形する。なお、この原形容器11の底部12(脚部15)及び開口部14(フランジ部16)は、最終的な容器1の底部2(脚部5)及び開口部4(フランジ部6)と同一の外径で成形されている。
【0017】
そして、図2(B)に示すように、加熱装置20により原形容器11の側壁部13のみを加熱する。この加熱装置20は、第1遮蔽板21と、第2遮蔽板22と、遠赤外線ヒータ23とを備えている。第1遮蔽板21には、原形容器11の側壁部13の上部の外径より若干大径の穴21aが穿設されている。第2遮蔽板22には、原形容器11の側壁部13の下部の外径より若干大径の穴22aが穿設されている。第1遮蔽板21と第2遮蔽板22とは、原形容器11の側壁部13の上部と下部との距離だけ離間して平行に配置されている。遠赤外線ヒータ23は、第1遮蔽板21と第2遮蔽板22との間に配設されている。
【0018】
このような構成の加熱装置20において、原形容器11の脚部15を第1遮蔽板21の穴21aに通し、さらに第2遮蔽板22の穴22aに通して、原形容器11のフランジ部16を第1遮蔽板21の穴21aの上縁部に載置して、遠赤外線ヒータ23をオンする。これにより、遠赤外線ヒータ23から放射される熱は、第1遮蔽板21及び第2遮蔽板22に遮られて原形容器11の側壁部13に投射されるので、側壁部13のみを加熱することができる。なお、このとき、図略の回転装置により原形容器11を回転させれば、側壁部13をより均一に加熱することができる。その後、第1遮蔽板21を外すことにより、加熱された原形容器11を加熱装置20から抜き出す。
【0019】
そして、図2(C)に示すように、ブロー成形機30により原形容器11を延伸ブロー成形する。このブロー成形機30は、ブロー型31と、蓋32と、延伸棒33とを備えている。ブロー型31は、軸線で2分割された割型であり、キャビティ31aが最終的な容器1の側壁部3の外周面及び背丈と同一の逆円錐代形状に形成されている。蓋32は、ブロー型31のキャビティ31aの上部開口を塞ぐ板状に形成され、延伸棒33が貫装される穴32aと、エアーが圧入される穴32bとが穿孔されている。延伸棒33は、軸方向断面が逆T字状に形成されている。
【0020】
このような構成のブロー成形機30において、第1遮蔽板21に保持されている加熱された原形容器11を脚部15を下方に向けてブロー型31のキャビティ31a内に挿入する。そして、延伸棒33を原形容器11内に挿入して延伸棒33の下端面を原形容器11の底面に当接し、蓋32をブロー型31のキャビティ31aの上部開口に被せて密封する。そして、図2(D)に示すように、延伸棒33を加圧して下降させると同時に蓋32の穴32bからエアーを圧入することにより、原形容器11を延伸ブローして最終的な容器1の形状に成形する。
【0021】
このとき、延伸棒33の下端面が原形容器11の底面を押圧し、脚部15を全周にわたってブロー型31のキャビティ31aの底面に当接させているので、最終的な容器1の底部2(脚部5)が傾いて成形されることはない。また、エアーを原形容器11内に圧入して原形容器11内を加圧し、側壁部13を全周面にわたってブロー型31のキャビティ31aの内周面に当接させているので、最終的な容器1の側壁部3が歪んで成形されることはない。最後に、ブロー型31を分割してキャビティ31a内から成形された容器1を取り出す。
【0022】
以上のようなコールド延伸法によれば、本実施形態の容器1の底部2(脚部5)及び開口部4(フランジ部6)の肉厚は従来の容器の底部(脚部)及び開口部(フランジ部)の肉厚と同等のままで、本実施形態の側壁部3の肉厚のみを従来の側壁部の肉厚よりも大幅に薄肉化することができるので、従来の容器と比較して本実施形態の容器1の重量を大幅に軽量化することができる。例えば、本実施形態の容器1の底部2(脚部5)及び開口部4(フランジ部6)の肉厚並びに従来の容器の底部(脚部)及び開口部(フランジ部)の肉厚は0.8mm〜1.2mmのままで、従来の側壁部の肉厚が0.5mm〜0.9mmであったものが、本実施形態の側壁部3の肉厚を0.05mm〜0.4mmとすることができ、従来の容器の重量と比較して本実施形態の容器1の重量を25%以上軽量化することができる。
【0023】
次に、ホット延伸法について説明する。図3(A)に示すように、インジェクション成形機40により図2(A)において説明した原形容器11を成形する。ただし、このインジェクション成形機40のインジェクション型41は、コールド延伸法にて使用した一般的なインジェクション成形機のインジェクション型と同様のセンターコア42と、上部コア43と、ストリッパ44と、側面コア45と、底部コア46とを備え、さらに成形した原形容器11の側壁部13のみを加熱可能な加熱コア47を備えている。
【0024】
センターコア42は、軸方向断面が逆T字状の棒状に形成され、下端部42aが原形容器11の底部12(容器1の底部2)の内面形状と同一形状に形成されている。そして、センターコア42の基部42bには、軸線方向に延在するエアーが通る図略の溝が形成されている。このセンターコア42は、後工程で使用するブロー成形機30において延伸棒として使用される。上部コア43は、逆円錐台状に形成され、底面が原形容器11の開口部14の直径より若干小径に形成されている。さらに、上部コア43の中央には、センターコア42が貫装される穴43aが穿孔されている。
【0025】
ストリッパ44には、上部コア43が嵌入される逆円錐台状の穴44aが穿孔されている。穴44aの下縁は、原形容器11の開口部14と同一の直径に形成され、穴44aの下縁部には、側面コア45と合わされて原形容器11のフランジ部16を形成するキャビティ44bが形成されている。上部コア43及びストリッパ44は、後工程で使用するブロー成形機30において蓋として使用される。側面コア45は、軸線で2分割された割型であり、キャビティ45aが原形容器11の側壁部13の外周面及び背丈と同一の逆円錐代形状に形成されている。さらに、側面コア45のキャビティ45aの上縁部には、ストリッパ44と合わされて原形容器11のフランジ部16を形成するキャビティ45bが形成されている。
【0026】
底部コア46には、原形容器11の底部2を形成する凸部46aと、側面コア45と合わされて原形容器11の脚部5を形成するキャビティ46bとが形成されている。加熱コア47は、上部コア43及び側面コア45と合わされて原形容器11の側壁部13形成する逆円錐台状に形成されている。さらに、加熱コア47の中央には、センターコア42が貫装される穴47aが穿孔されている。この加熱コア47の内部には、例えば熱油が通る油路もしくはニクロム線が通る線路が形成されており、加熱コア47自体が発熱可能となっている。
【0027】
このような構成のインジェクション成形機40により原形容器11を成形したら、加熱コア47を発熱させたままで、底部コア46と側面コア45とを順次下方に移動して原形容器11から抜き出す。そして、図3(B)に示すように、コールド延伸法にて使用した同一構成のブロー成形機30において、センターコア42と上部コア43とストリッパ44と加熱コア47とに保持されている加熱されている原形容器11を脚部15を下方に向けてブロー型31のキャビティ31a内に挿入する。そして、図3(C)に示すように、センターコア42を加圧して下降させると同時にセンターコア42の基部42bの溝からエアーを圧入することにより、原形容器11を延伸ブローして最終的な容器1の形状に成形する。
【0028】
このとき、センターコア42の下端部42aが原形容器11の底面を押圧し、脚部15を全周にわたってブロー型31のキャビティの底面に当接させているので、最終的な容器1の底部2(脚部5)が傾いて成形されることはない。また、エアーを原形容器11内に圧入して原形容器11内を加圧し、側壁部13を全周面にわたってブロー型31のキャビティ31aの内周面に当接させているので、最終的な容器1の側壁部3が歪んで成形されることはない。最後に、ブロー型31を分割してキャビティ31a内から成形された容器1を取り出す。
【0029】
以上のようなホット延伸法によれば、本実施形態の容器1の底部2(脚部5)及び開口部4(フランジ部6)の肉厚は従来の容器の底部(脚部)及び開口部(フランジ部)の肉厚と同等のままで、本実施形態の側壁部3の肉厚のみを従来の側壁部の肉厚よりも大幅に薄肉化することができるので、従来の容器と比較して本実施形態の容器1の重量を大幅に軽量化することができる。例えば、本実施形態の容器1の底部2(脚部5)及び開口部4(フランジ部6)の肉厚並びに従来の容器の底部(脚部)及び開口部(フランジ部)の肉厚は0.8mm〜1.2mmのままで、従来の側壁部の肉厚が0.5mm〜0.9mmであったものが、本実施形態の側壁部3の肉厚を0.05mm〜0.4mmとすることができ、従来の容器の重量と比較して本実施形態の容器1の重量を25%以上軽量化することができる。
【0030】
上記各成形手段により成形可能な容器形状としては、図1に示す円筒状に限定されるものではなく、例えば、図4に示すように、四角柱状に形成することができる。この容器51は、底部52と、該底部52に続く側壁部53と、該側壁部53に続く開口部54とを有している。底部52には、下方に延在する四角柱状の脚部55が成形され、開口部4には側方に延在する四角柱状のフランジ部56が成形されている。この容器51の側壁部53は、肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成されている。このような構成によれば、側壁部53を従来の0.5mm〜0.9mmから大幅に薄肉化することができるので、容器51の大幅な軽量化を図ることができる。また、側壁部53を延伸ブロー成形により2次元に広げているので、側壁部53の強度を向上させることができる。
【0031】
また、上記各成形手段の延伸ブロー成形により成形可能な側壁部表面形状としては、図1や図4に示す滑らかな周面に限定されるものではなく、例えば、図5(A),(B)に示すように、リング状の凹凸部61を有する周面もしくはダイヤカット状の凹凸部62を有する周面に形成することができる。このような構成によれば、凹凸部61,62により滑り止めの効果を得ることができ容器1の取り扱い性を向上させることができる。
また、図6に示すように、容器1の側壁部3をラベル71によって被覆するように構成してもよい。このような構成によれば、ラベル71により華飾性を向上させることができる。
【0032】
尚、上述した実施形態では、アイスクリームやミルク等の半流動体又は流動体の食品等を内部に収容することができる容器1について説明したが、その他の食品や食品以外の物も収容可能である。
【符号の説明】
【0033】
1、51 容器、2、12、52 底部、3、13、53 側壁部、4、14、54 開口部、5、15、55 脚部、6、16、56 フランジ部、11 原形容器、20 加熱装置、30 ブロー成形機、40 インジェクション成形機、61,62 凹凸部、71 ラベル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部と、該底部に続く側壁部と、該側壁部に続く開口部とを有し、少なくともインジェクション成形を含む成形手段により形成された容器であって、
前記側壁部は、肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成されていることを特徴とする容器。
【請求項2】
前記側壁部には、前記インジェクション成形に続く延伸ブロー成形時に形成可能な凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記側壁部は、ラベルによって被覆されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
インジェクション成形により底部と、該底部に続く側壁部と、該側壁部に続く開口部とを有する形状に形成し、前記側壁部のみを加熱し、延伸ブロー成形により前記側壁部を肉厚が0.05mm〜0.4mmとなるように形成する容器製造方法により製造されたことを特徴とする容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−246185(P2011−246185A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−123618(P2010−123618)
【出願日】平成22年5月29日(2010.5.29)
【出願人】(000222565)東洋科学株式会社 (13)
【Fターム(参考)】