説明

抗細菌セファロスポリン類

【課題】抗微生物活性を有する新規なセファム系化合物、その製造方法およびその中間体、ならびに当該セファム系化合物を含む医薬組成物を提供する。
【解決手段】式I


[式中、WはCHまたはN,VはCHまたはN−O,Rは水素またはエステル部分,Rは−O−Y等の特定の置換基、Rは水素,アシル,カルボキシル,その他の特定の置換基を示す。]の化合物及びその中間体。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、7−アシルアミノ−3−(イミノ)メチルセファロスポリン類である、抗細菌化合物に関する。
【0002】
特に、本発明は、式
【化1】

{式中、Rは水素またはエステル部分、
は式
【化2】

〔式中、Yは水素、アルキル、アルケニル、アシル、カルバモイルまたはアリール、
は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、アシルまたはヘテロシクリル、
は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは式
【化3】

(式中、Rはアルキルまたはアリール、
は水素、シクロアルキルまたはアルキル、
は水素またはアルキル、
10は水素、アルキル、ヒドロキシ、アミノ、フェニル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクロルまたは式
【化4】

(式中、Pheはアリール)
の基
およびR10は窒素原子と共にヘテロシクリル
Zは酸素、硫黄またはN−R13
(式中、R13は水素、アルキルまたはシクロアルキル)
11は水素、アルキル、アリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリル、または
およびRは窒素原子と共にヘテロシクリル、
はヘテロシクリル)
の基〕
の基、および
Acは
(i)基
【化5】

(ii)式
【化6】

〔式中、BはNまたはCH、
はアリール、シクロアルキル、1,4−シクロヘキサジエニルまたはヘテロシクリル、
は水素、アルキルまたは−CHCOOZ
(式中、Zは水素、アルキルまたはシクロアルキル)
は水素またはアルキル
は水素または有機基
Dは酸素またはCH
の基}
の化合物を提供する。
【0003】
本発明のサブグループは、本明細書に記載の個々の群の意味を含む。
は水素またはエステル部分であり得る。エステル部分は、アルキル、好ましくはC1−6アルキル;アリールアルキル、例えば、ベンジル、4−メトキシベンジルのようなアルコキシベンジル;インダニル、フタリジル、アルコキシメチル、例えば、メトキシメチル;(C1−6)アルカノイルオキシ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシカルボニル−オキシ(C1−6)アルキル、グリシルオキシメチル、フェニルグリシルオキシメチル、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルおよび、COO−基と共に、例えば、セファロスポリン類の分野で加水分解可能エステル基であると知られているような生理学的に加水分解可能であり、許容されるエステルを形成するエステル部分を含む。式Iの化合物は、従って、生理学的に加水分解可能であり、許容されるエステルの形であり得る。本明細書で使用する生理学的に加水分解可能であり、許容されるエステルは、COO−基がエステル化され、それが生理学的条件下で加水分解可能であり、投与量でそれ自体生理学的に耐容性である酸を製造するものを意味する。従って、この用語は、通常のプロドラッグ形を意味すると理解される。エステル部分は、好ましくは、生理学的条件下で容易に加水分解可能なものであり得る。このようなエステルは、好ましくは経口で投与し得る。非経口投与は、エステルそれ自体が活性化合物であるか、血中で加水分解が起こる場合に指示され得る。
【0004】
Yは好ましくは水素、非置換アルキルまたは例えば、ヒドロキシ、または好ましくはカルボン酸の残基で置換されているアルキルである。カルボン酸の残基は、遊離の形または塩の形のカルボン酸、カルボン酸エステルおよびカルボン酸アミドの残基を含む。カルボン酸は、例えば、C1−7カルボン酸、好ましくはC1−5脂肪族カルボン酸、低級アルキルを含むそれのアルキル部分である。カルボン酸エステルのアルコキシ基は、C1−6、好ましくはC1−4アルコキシを含む。アルキルは好ましくは低級アルキルである。アルキル基は好ましくは非置換またはカルボン酸残基により置換されている。
は好ましくは水素またはアルキル、例えば、低級アルキルであり得る。
【0005】
は好ましくは水素;非置換アルキル;例えば、オキソ、アルキルまたはハロゲン化アルキルで置換されているアルキル;アミノ;1個または数個置換されているヘテロシクリル;または式IId、IIe、IIfの基。ヘテロシクリルは、例えば、5または6員および、例えば、1個から3個のN、O、S、好ましくはNのようなヘテロ原子を有する不飽和または飽和ヘテロシクリルまたはベンゾチアゾリルのような縮合ヘテロシクリルを含む。
【0006】
およびRは窒素原子と共に、好ましくは5または6員を有し、好ましくは1個から3個のヘテロ原子、例えばN原子を有するヘテロシクリルであり得る;これらは非置換ヘテロシクリル;またはオキソ、アミノ、アルキルにより1個または数個置換されているヘテロシクリルであり得る。
【0007】
は飽和または不飽和ヘテロシクリル;好ましくは5または6員を有し、例えば、1個または2個の窒素原子を有する;例えば、非置換ヘテロリクリル;または例えば、アミノ、アルキルまたはチオノによる1個または数個の置換ヘテロシクリルであり得る。
は好ましくはアルキルであり得る。
は好ましくはアルキルまたはシクロアルキルであり得る。
は好ましくは水素または低級アルキルであり得る。
13は好ましくはアルキルであり得る。
10は好ましくは水素;アリール;アルケニル;シクロアルキル;非置換アルキル;例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、ピリジルのようなヘテロシクリル、アミノで置換されているアルキル、例えば、N(アルキル)またはN(アルキル);または
【化7】

(Arはヘテロシクリル)
の基;非置換アリール;または例えば、ヒドロキシまたはアルコキシにより置換されているアリール;好ましくはアリールであり、これは好ましくはフェニルである。
およびR10は窒素原子と共に好ましくは5または6員およびN、S、O、例えば、N、S、Oのような1から3個のヘテロ原子を有するヘテロシクリル;好ましくは飽和ヘテロシクリルであり得る。ヘテロシクリルは、非置換ヘテロシクリルまたは、例えば、アシル、ホルミル、アルキル、例えば低級アルキルにより置換されているヘテロシクリルを含む。例は、ピロリジン、モルホリン、ピペラジンを含み、好ましくはピペラジンである。
【0008】
11は、好ましくは水素;非置換アルキル;例えばアミノアルキル、ジアミノアルキル、トリアミノアルキルにより置換されているアルキル;ジヒドロキシフェニルのようなアリール;シクロアルキル;または非置換ヘテロシクリル;または例えば、アルキル、チオノヘテロシクリルにより置換されているヘテロシクリル;好ましくは5または6員であり、1個から3個のヘテロ、好ましくはN原子を有するヘテロシクリルであり得る。
本明細書で特記しない限り、炭素含有基は、20個までの炭素原子を含み得、例えば、C1−20、例えば1−8アルキルである。低級アルキルは、例えばC1−4アルキル、好ましくはC1−2アルキルを含む。アルケニルは、C2−20、例えばC2−8アルケニルを含む。低級アルケニルは、例えばC3−5アルケニル、好ましくはCアルキルを含む。シクロアルキルは、例えばC3−6シクロアルキル、特にC、CまたはCシクロアルキルを含む。アルキル、アルケニルおよびシクロアルキルは、非置換アルキル、アルケニルおよびシクロアルキル;および例えば、ハロゲン、SOHのようなスルホン酸誘導体、CF、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、アルキルアミノ、ピリジルにより置換されているアルキル、アルケニルおよびシクロアルキルを含む。シクロアルキルは好ましくは非置換である。アシルはC1−12、例えばC1−6アシル、特にC1−4アシルを含む。アシルは、非置換アシルおよび、例えばヒドロキシ、アルコキシ、アミノにより置換されているアシルを含む。アリールは、フェニルを含む。アリールは、非置換アリールまたは、例えば、アルキル、アルコキシ、アシル、ハロゲン、ヒドロキシ、非保護または保護アミノにより置換されているアリールであり得る。アルコキシは、アルキル部分が上記の意味である、アルコキシを含む。ヘテロシクリルは、例えば、ベンズチアゾリルのような、例えば、縮合ヘテロシクリルを含む5から6員を有し、1個から3個の窒素、硫黄および/または酸素ヘテロ原子を有するヘテロシクリルを含む。ヘテロシクリルは、更に、非置換ヘテロシクリルおよび、例えば、オキソ、アルコキシ、ヒドロキシ、チオノ、メルカプト、アルキルチオ、イミノ、アルキルアミノ、アルキルイミノ、アミノ、ハロゲン、アシル、CF、CHO、アルキル、シクロアルキルにより置換されているヘテロシクリルを含む。カルバモイルは、カルバモイル基およびアルキルおよびアリール残基を有するカルバモイルを含む。Zは、非置換シクロアルキル、1,4−シクロヘキサジエニル、ヘテロシクリルまたはアリール;および;例えば、カルボキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、−CO−N(Z)、−N(Z)−COOZ、ZCO−、ZOCO−、ZCOO−により;1個または数個置換されているシクロアルキル、1,4−シクロヘキサジエン、ヘテロシクリルまたはアリールを意味する。
は水素;CHCOOZ;非置換低級アルキル;例えば、カルボキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、−CO−N(Z)、−N(Z)−COOZ、ZCO−、ZOCO−またはZCOO−により1個または数個置換されている低級アルキル。
【0009】
は水素または低級アルキルを意味する。
は水素または有機基;好ましくは水素;低級アルキル;シクロアルキル;アラルキル;アシル;カルボキシアルキル;ZCO−、−C(Z)COOZまたは、好ましくは基
【化8】

中のZが基2−アミノ−チアゾル−4−イルまたは2−アミノ−チア−3,5−ジアゾル−4−イルを意味する場合、
は式
【化9】

(式中、ZおよびZ10は互いに独立して、水素もしくは保護または非保護カルボキシル
11は水素またはアセチル、
12は非保護または保護カルボキシル、
13は水素またはメチル、
14は水素;クロロ;非保護または保護カルボキシル;メチル;イソプロピル;ヒドロキシ;メトキシ;アセトキシ、
15およびZ16は互いに独立して水素、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、2−メトキシエトキシメトキシ、アセトキシ、クロロアセトキシ、ブタノイルオキシ、メタンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、アミノ、アセチルアミノ、ベンジルオキシカルボニルアミノまたはメタンスルホニル;または
15およびZ16は互いにエチレンジオキシまたはカルボニルジオキシ、
17は水素、ヒドロキシ、アセトキシ、メチル、メトキシ、クロロアセトキシであるが、
ただし、Z14、Z15、Z16およびZ17が全て水素ではなく、
18およびZ19は互いに独立して水素またはメチル、
20、Z21、Z22、Z23およびZ24は互いに独立して水素、ハロゲンまたはヒドロキシ、
25およびZ26は互いに独立して水素;C1−5アルキル;非置換フェニル;または置換フェニル、
27は非置換低級アルキル;または置換低級アルキル、
28およびZ29は互いに独立して水素またはヒドロキシ、および
nは0または1)
の基、
は水素、アルキル、好ましくは低級アルキル、
およびZは互いに独立して水素またはアルキル、好ましくは低級アルキル、
およびZは炭素原子と共にシクロアルキル、および
およびZは共にシクロアルキルを意味する。
【0010】
は以下の基から選択し得る:
【化10】

例えば、Acは式
【化11】

の基を意味する。
【0011】
好ましくはAcは、式
【化12】

〔式中、WはCHまたはN、
VはCHまたはN−Oおよび
は水素、アシル、カルボキシル、アルキル〕
の化合物を意味する。
−C=V−RにおけるRの立体配置は、シン[(Z)]およびアンチ[(E)]であり得、好ましくはシン[(Z)]である。
がアルキルを意味する場合、Rは非置換アルキルまたは、例えば、ハロゲン、カルボキシルにより置換されているアルキルを意味する。好ましくはWはCHを意味する。
【0012】
他の態様において、本発明は、式
【化13】

{式中、WはCHまたはN、
VはCHまたはN−O、
は水素またはエステル部分、
は式
【化14】

〔式中、Yは水素;非置換低級アルキル;またはカルボン酸、カルボン酸エステルまたはカルボン酸アミノの残基により置換されている低級アルキル、
は水素、フェニル、シクロアルキルまたは低級アルキル、
は水素、低級アルキル、ヘテロシクリルまたは式
【化15】

(式中、Rは低級アルキル、
は水素、シクロアルキルまたは低級アルキル、
は水素または低級アルキル、
10は水素、ヒドロキシ;アミノ;フェニル;アルケニル;シクロアルキル;ヘテロシクリル;非置換アルキル;CF、OH、アルコキシ、カルボキシル、ハロゲン、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、トリアルキルアミノ、ピリジルまたはスルホン酸残基により置換されているアルキル;式
【化16】

(式中、R12は水素または低級アルキル)
Zは酸素、硫黄またはN−R13
(式中、R13は水素または低級アルキル)
および
11は水素;ジヒドロキシフェニル;シクロアルキル:ヘテロシクリル;非置換低級アルキル;ピリジルまたはモノアルキルアミノ、ジアルキルアミノまたはトリアルキルアミノにより置換されている低級アルキル;および
およびRおよび/またはRおよびR10は、互いに独立して窒素原子と共にヘテロシクリル、
はヘテロシクリル)
の基〕
の基、および
は水素;アシル;カルボキシル;非置換アルキル;ハロゲンまたはカルボキシルにより置換されているアルキル}
の化合物を提供する。
【0013】
他の態様において、本発明は、式
【化17】

{式中、R1pは式IのRと同じ、
Acは式Iで定義の意味
2pは式
【化18】

〔式中、Yは式IAのYと同じ、
4pは、式IAのRと同じ、および
5pは水素、シクロアルキル、低級アルキルまたは式
【化19】

(式中、R8pは式IAのRと同じ、
は式IAのZと同じ、
9pは式IAのRと同じ、
7pはメチル、
10pは水素、低級アルキルまたはヒドロキシ、および
4pおよびR5pおよび/またはR9pおよびR10pは互いに独立して窒素原子と共にヘテロシクリル)
の基〕
の基であり、式IIbp、IIdpおよびIIepは、互変異性体の形、遊離の形、または、存在する場合、酸付加塩の形、内部塩の形、第4級塩の形または水和物の形を意味する}
の化合物を提供する。
【0014】
他の態様において、本発明は、式
【化20】

{式中、Acは式Iで定義の意味
1qは式IAのRと同じ、
2qは式
【化21】

〔式中、Yは式IAのYと同じ、
4qは、式IAのRと同じ、および
5qは水素、シクロアルキル、低級アルキルまたは式
【化22】

(式中、R7qは式IAのRと同じ、
8qは式IAのRと同じ、
は式IAのZと同じ、
9qは式IAのRと同じ、
10qは水素、低級アルキルまたはヒドロキシ)
の基および
4qおよびR5qおよび/またはR9qおよびR10qは互いに独立して窒素原子と共にヘテロシクリルであり、式IIbq、IIdqおよびIIeqは、互変異性体の形、遊離の形、または、存在する場合、酸付加塩の形、内部塩の形、第4級塩の形または水和物の形を意味する〕
の基}
の化合物を提供する。
【0015】
他の態様において、本発明は、式
【化23】

{式中、R1sは式IAのRと同じ、
は式IAのVと同じ、
は式IAのWと同じ、
3sは水素、低級アシル;非置換アルキル;カルボキシルおよび/またはフルオロにより置換されているアルキル;および
2sは式
【化24】

〔式中、Yは水素;非置換低級アルキル:またはカルボキシルにより置換されているアルキル、
4sは、水素または低級アルキル、および
5sは水素;5または6員および1個から3個の窒素ヘテロ原子を有する飽和または不飽和、非置換ヘテロシクリル;オキソ、低級アルキル、アミノまたはCFにより1個または数個置換されている、5または6員および1個から3個の窒素ヘテロ原子を有する飽和または不飽和、ヘテロシクリル;ベンゾチアゾリル;または式
【化25】

(式中、Zは式IのZと同じ、
7sは低級アルキル、
8sは水素、シクロアルキルまたは低級アルキル、
9sは水素または低級アルキル、
10sは水素;フェニル;アリル;シクロアルキル;非置換アルキル;CF、ジアルキルアミノ、トリアルキルアミノ、ヒドロキシ、ピリジルまたはSOHにより置換されているアルキル、および
11sは水素;ピリジル;シクロアルキル;非置換低級アルキル;ピリジルまたはトリアルキルアミノにより置換されている低級アルキル;5または6員および1個から3個の窒素ヘテロ原子を有する飽和または不飽和ヘテロシクリル;低級アルキルおよび/またはチオノにより1個または数個置換されている、5または6員および1個から3個の窒素ヘテロ原子を有する飽和または不飽和、ヘテロシクリル)
の基であり、
4sおよびR5sは、窒素原子と共に、5または6員および1個または2個の窒素ヘテロ原子を有する飽和、非置換ヘテロシクリル;オキソまたは低級アルキルにより1個または数個置換されている、5または6員および1個または2個の窒素ヘテロ原子を有する飽和ヘテロシクリル;から選択されるヘテロシクリル;および/または
9sおよびR10sは窒素原子と共に、5または6員および1個または2個の窒素および/または酸素ヘテロ原子を有する飽和、非置換ヘテロシクリル;CHOまたは低級アルキルにより1個または数個置換されている、5または6員および1個または2個の窒素および/または酸素ヘテロ原子を有する飽和ヘテロシクリル;から選択されるヘテロシクリル〕
の基}
の化合物を提供する。
【0016】
他の態様において、本発明は、式
【化26】

{式中、WはCHまたはN、
VはCHまたはN−O、
は水素またはエステル部分、および
は式
【化27】

〔式中、Rは請求項1で定義の意味、
は式
【化28】

(式中、Zは−N−R13
(式中、R13は請求項1で定義の意味)
の基、および
およびR10は、窒素原子と共にピペリジンであるヘテロシクリル)
の基〕
の基}
の化合物を提供する。
【0017】
他の態様において、本発明は、
7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(実施例2の化合物)、
7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ]−3−[[(ピペラジノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(実施例96の化合物)、
7−[[(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル)−(Z)−(フルオロメトキシイミノ)アセチル]アミノ]−3−[[(ピペラジノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(実施例139の化合物)
から選択される化合物を提供する。
【0018】
式I、IA、I、I、I、IVi、IVaおよびVIaの化合物は、互変異性体の平衡状態で存在し得る。本発明の化合物は、存在し得る、それぞれの互変異性体の形の式I、IA、I、I、I、IVi、IVaおよびVIaの化合物を含む。
【0019】
他の態様において、本発明は、
a)遊離の形または酸付加塩の形の式
【化29】

〔式中、Acは式Iで定義の意味
および
α)RはヒドロキシおよびRおよびRは共に結合を形成する、または
β)Rは水素、カチオン、エステル形成基またはシリル基、およびRおよびRは共にオキソを意味する〕
の化合物を、式
【化30】

〔式中、Rは式Iで定義の意味〕
の化合物と反応させるか、または
b)式
【化31】

〔式中、RおよびRは式Iで定義の意味〕
の化合物を、式
【化32】

〔式中、Acは式Iで定義の意味およびX'は遊離基〕
の化合物と反応させる
ことによる、式Iの化合物の製造法を提供する。
【0020】
所望により、反応基を、反応条件下または上記反応の終了後に分離し得るかまたは分離する、保護基で保護し得る。Rが水素である式Iの化合物は、Rがカルボン酸エステル基である式Iの化合物に変換し得る。式Iの化合物は、慣用法で反応混合物から単離し得る。
【0021】
方法a)は下記のように行い得る:
水、水と低級アルコールおよび/またはジオキサンの混合物、または二極性中性溶媒、例えば、ジメチルホルムアミドまたはジメチルスルフオキシド(所望によりアルコールまたは水と混合されている場合を含む)のような、反応条件下で不活性である溶媒中の式IIIの化合物を式IVの化合物と、約−20から50℃の温度で反応させる。最適pHは、無機または有機酸または塩基の添加により調節し得る。このようにして得た式Iの化合物は、慣用法、例えば、抗溶媒の添加またはクロマトグラフィー法により単離し得る。
方法b)は下記のように行い得る:
反応は、慣用のように行い得、例えば、式VIの化合物を、溶媒中で、例えば、アセトン/水に溶解または懸濁した式VIIの化合物と、例えば、室温で反応させ得る。
反応基は、好ましくは、シリル保護基技術により保護し得る。適当な溶媒は、塩素化炭化水素、アセトニトリルのようなニトリル、テトラヒドロフランのようなエーテルまたはこのような溶媒の混合物のような反応条件下で不活性である溶媒を含む。更に好ましい溶媒は、二極性中性溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムアミドを含む。保護基は、慣用法で脱離し得る。
【0022】
式IIの出発物質は、例えば、
a)式
【化33】

〔式中、
α)Rは無機または有機酸と−NHの塩、R'はヒドロキシおよびR'およびR'は共に結合を意味する、または
β)RはNH、R'は水素およびR'およびR'は共にオキソを意味する]
の化合物を、シリル化剤と反応させ、工程a)で得られた式
【化34】

〔式中、Silはシリルを意味し、
α)R"は−OSilおよびR"およびR"は共に結合を意味する、または
β)R"はSil、およびR"およびR"は共にオキソを意味する〕
の化合物を、反応混合物中で直接または反応混合物から単離した後にアシル化することにより製造する。
アシル化は慣用法で行い得る。
【0023】
式IIIcの化合物は、
a)無機または有機酸の塩の形である式
【化35】

〔式中、R'"はヒドロキシおよびR'"およびR'"は共に結合〕
の製造のために、有機または無機酸の式
【化36】

〔式中、R14およびR15は同一または異なって、それぞれ水素または有機残基を意味する〕
の化合物を、所望により水の存在下、有機溶媒中でオゾンと反応させる
b)式
【化37】

の製造のために、式IIIe(式中、R'"、R'"およびR'"は上記で定義の意味)の化合物を、塩基で処理する
ことにより得られ得る。
【0024】
式IVの化合物は、部分的に新規であり、既知の方法と同様にして、または実施例に記載のように得られ得る。
【0025】
他の態様において、本発明は、式
【化38】

{式中、R2iは式
【化39】

〔式中、R4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素またはアルキル、および
5iは式
【化40】

(式中、ZはN−R13i
(式中、R13iは式IのR13と同じであり、好ましくは水素またはアルキル)
9iおよびR10iは窒素原子と共に、ピペラジニルであるヘテロシクリル)
の基;または
4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素、および
5iは式
【化41】

(式中、R8iはアルキル、好ましくは少なくともCアルキル;またはシクロ
アルキル、好ましくはシクロプロピル、および
7iはアルキル、好ましくはメチル)
の基;または
4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素またはアルキル、および
5iは式
【化42】

(式中、ZはN−R13i
(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキル、好ましくは水素またはアルキル)
9iは水素、および
10iはCHCF、C(CH)、OHまたは、ジアルキルアミンまたはトリアルキルアンモニウムにより置換されている少なくとも2個の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシ)
の基;または
4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素、
5iは式
【化43】

(式中、ZはN−R13i
(式中、R13iはアルキルまたはシクロアルキル、好ましくはアルキル)
9iおよびR10iは窒素原子と共にモルホリルまたはピロリジニルであるヘテロシクリル)
の基;または
4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素、
5iは式
【化44】

(式中、ZはN−R13i
(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキル、好ましくは水素)
9iは水素、および
10iはシクロアルキル、好ましくはシクロプロピル)
の基;または
4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素、
5iは式
【化45】

(式中、ZはN−R13i
(式中、R13iは式IのR13と同じであり、好ましくは水素)
9iは水素またはアルキル、好ましくは水素、および
10i
【化46】

(式中、Pheはフェニル、好ましくはジヒドロキシフェニル)
の基)
の基;または
4iは式IのRと同じであり、好ましくは水素、
5iは式
【化47】

(式中、ZはN−R13i
(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキルであり、好ましくは
水素、
11iはジヒドロキシフェニルまたはアルキルにより置換されているピロリジル);または
は酸素および
11iは、式
【化48】

の基)
の基〕
の基}
の化合物を提供する。
【0026】
他の態様において、本発明は、式
【化49】

〔式中、Rは式
【化50】

の基、
はNH、および
は水素;または
は式
【化51】

の基、
はNH、および
はCH;または
は−SCH
は式
【化52】

の基、および
は水素、または
は式
【化53】

の基、
はN−CH、および
は水素;または

【化54】

の基、
はN−C、および
は水素;または

【化55】

の基、
は酸素、および
は水素〕
の化合物を提供する。
【0027】
式VIの化合物は、部分的に新規であり、慣用法と同様にして、または実施例に記載のようにして得られ得る。
【0028】
他の態様において、本発明は、式
【化56】

{式中、Rは式Iで定義の意味、および
xxは式
【化57】

〔式中、R、RおよびRは上記で定義の意味〕
の基}
の化合物を提供する。
【0029】
本明細書において、特記しない限り、“式I、IA、I、I、I、IVi、IVaおよびVIaの化合物”なる用語は、任意の形、例えば、塩の形および遊離塩基の形の化合物を含む。従って、本発明は遊離または塩基の形、またはそのような形が存在する場合、塩の形、例えば、酸付加塩、内部塩、第4級塩および/または溶媒和物、例えば、水和物の形を含む。塩は、金属塩またはアミン塩のような、式I、IA、I、I、I、化合物の薬学的に許容される塩であり得る。金属塩は、例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、アルミニウム塩、好ましくは、ナトリウムまたはカリウム塩を含む。アミン塩は、例えば、トリアルキルアミン塩、プロカイン、ジベンジルアミンおよびベンジルアミン塩を含む。式I、IA、I、I、I、IVi、IVaおよびVIaの化合物の遊離の形は、塩の形に変換し得、逆もまた可能である。
【0030】
更なる態様において、本発明は、遊離の形;または塩の形、例えば、酸付加塩または金属塩の形の式I、IA、I、I、I、IVi、IVaおよびVIaの化合物;および溶媒和物の形の式I、IA、I、I、I、IVi、IVaおよびVIaの化合物を提供する。
式Iの化合物は、β−ラクタム化学で慣用の他の方法と同様にしてまた得られ得る。
【0031】
式Iの化合物(以後、“本発明の活性化合物”と呼ぶ)は、薬理学的活性を示し、従って、医薬として有用である。特に、本発明の活性化合物は、抗微生物、例えば、抗細菌活性を、Pseudomonas aeruginosa、Pseudomonas fluorescensのようなPseudomonas;Enterobacter、例えば、Enterobacter cloacae;Enterococcus、例えば、Enterococcus faecalis:Moraxella、例えば、Moraxella catarrhalis;Haemophilus、例えば、Haemophilus influenza;Klebsiella、例えば、Klebsiella edwardsii、Klebsiella pneumoniae;Streptococcus、例えば、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus durans、Streptococcus faecium、Streptococcus pyogenes;Staphylococcus、例えば、Staphylococcus aureus、Staphylococcus pyogenes;Escherichia、例えば、Escherichia coli;およびProteus、例えば、Proteus mirabilisのようなグラム陰性およびグラム陽性細菌に対して、イン・ビトロで、National Commitee for Clinical Laboratory Standards(NCCLS)、1993、Document M7-A3 Vol. 13, No. 25:“Methods for dilution Antimicrobial Susceptibility Tests for Bacteria that Grow Aerobically-Third Edition, Approved Standard”に従った寒天希釈試験で、およびインビボで敗血症マウスモデルで示す。本発明の活性化合物は、約0.05から50mg/体重kgの用量で投与した時、マウスで活性を示す(ED50値)。活性化合物は、寒天希釈試験で、約0.005から約50のMHK(μg/ml)を示す。本発明の活性化合物は、驚くべき全体にわたる活性スペクトルを示す。
【0032】
例えば、実施例139の化合物の、例えば、Enterococcu faecalis株ATCC29212またはATCC51299に対するMHKは約0.08から0.25;Streptococcus aureus株ATCC29212またはATCC9144に対しては約0.2から0.4およびPseudomonas aeruginosa株27853に対しては約0.8であることが証明されている。
従って、本発明の活性化合物は、微生物性、例えば、細菌性疾患の処置に有用である。
【0033】
他の態様において、本発明は、医薬として、好ましくは、抗生物質のような抗微生物剤として使用するための請求項1記載の化合物を提供する。
【0034】
別の態様において、本発明は、微生物性疾患、例えば、Pseudomonas、Enterobacter、Enterococcus、Moraxella、Haemophilus、Klebsiella、Streptococcus、Staphylococcus、EschericiaおよびProteusから選択される細菌によりもたらされる疾患の処置のための医薬の製造に使用するための請求項1記載の化合物を提供する。
【0035】
別の態様において、本発明は、処置を必要とする患者に、有効量の式Iの化合物を投与することを含む、微生物性疾患の処置法を提供する。
【0036】
この適用のために、適当な用量は、勿論、例えば、用いる式Iの化合物、宿主、投与方法および処置すべき疾患の性質および重症度に依存して変化する。しかしながら、一般に、大型哺乳類、例えば、ヒトにおいて、充分な結果を得るために示される一日量は、本発明の活性化合物約0.05から5g、例えば、0.1から約2.5gの範囲であり、簡便には、例えば、一日4回までの分割投与で投与する。
【0037】
本発明の活性化合物は、慣用経路、例えば、経口で、例えば、錠剤またはカプセルの形で、または非経口で、注射可能溶液または懸濁液の形で、例えば、セフトキサミンと同様の方法で投与し得る。
【0038】
化合物7−[[(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル)−(Z)−(フルオロメトキシイミノ)アセチル]アミノ]−3−[[(ピペラジノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(実施例139の化合物)は、抗微生物剤として使用するために好ましい本発明の化合物である。
【0039】
例えば、実施例139(トリヒドロクロライドの形で試験)の化合物の、例えば、Streptococcus pneumoniae株ATCC49619に対するMHK(μg/ml)は約0.01であり、一方、例えば、セフトリアキソンは、約0.02のMHK(μg/ml)を示すことが証明されている。従って、微生物性疾患、例えば、細菌性疾患の処置に、好ましい本発明の化合物は、大型哺乳類、例えばヒトに、慣用的に使用されているセフトリアキソンと同じ投与形態で、同じ投与量で投与し得ることを示す。
【0040】
式Iの化合物は、薬学的に許容される塩、例えば、酸付加塩または塩基付加塩の形で、または、対応する遊離の形で、所望により、溶媒和物の形で投与し得る。このような塩は、遊離の形と同程度の活性を示す。
【0041】
本発明はまた薬学的に許容される塩の形または遊離の形の式Iの化合物を、少なくとも一つの薬学的担体または希釈剤と共に含む医薬組成物も提供する。このような組成物は慣用法で製造し得る。単位用量形は、例えば、10mgから約1g、例えば、10mgから約700mgを含み得る。
【0042】
以下の実施例において、示される温度は摂氏である。
【0043】
実施例1
7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[(アミノイミノ−メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩(方法a)
1.24gのアミノグアニジンの炭酸水素塩を9.15mlの2N HClに溶解し、撹拌下に125mlの4%水性アセトニトリル中の、3.2gのN−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸アミドトリフルオロ酢酸塩の溶液に添加する。約90分後、沈殿した7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[(アミノイミノ−メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩を濾取し、アセトニトリルで洗浄して乾燥させる。
【0044】
実施例2
7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ]−3−[[(アミノ−イミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩(方法a)
a)10gのN−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−(アセトキシイミノ)−酢酸アミドの塩酸塩を160mlのアセトニトリルに懸濁し、53mlの水および11mlの8N HClで処理する。反応混合物を約14時間、室温で撹拌する。透明溶液を得、そのアセトキシイミノ基を加水分解し、ヒドロキシイミノ基を得る。
b)3gのアミノグアニジンの炭酸水素塩を11mlの1N HClに溶解し、工程a)で得た0°に冷却した溶液に滴下する。約30分後、反応混合物を室温に暖め、更に約2.5時間、撹拌する。7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ]−3−[[(アミノ−イミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩沈殿物を濾取し、アセトニトリルおよび水の混合物、アセトニトリルおよびエーテルで洗浄して乾燥させる。
【0045】
実施例3
7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(メトキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸のナトリウム塩(方法b)
0.5gの7−アミノ−3−[(メトキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸および0.75gの(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)酢酸メルカプトベンズチアゾリルエステルを、2.4mlの水および4.8mlのアセトンの混合物に懸濁する。約1.8mlの2N水酸化ナトリウム溶液を、8.0のpHが保たれるように滴下する。反応混合物を20°で約1時間撹拌する。2.4mlのアセトンを滴下する。透明溶液を3時間以内に得る。120mlのアセトンをゆっくり添加する。懸濁液を得、それを0°に冷却する。約5時間後、形成した沈殿物を濾取し、4mlの水に再溶解する。透明溶液を0.2gの活性炭素で処理し、約15分撹拌する。活性炭素を濾取し、100mlのアセトンを約1時間以内に0°で添加する。7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(メトキシ−イミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸のナトリウム塩を無色結晶の形で得、それを濾取し、約5mlのアセトンで洗浄して乾燥させる。
式IAの以下の表1の化合物(表1の全ての実施例においてVは=N−O−;および実施例4から68および70から138でWはCH;および実施例69および139でWはN)は、実施例1から3の記載と同様の方法で得られ得る。塩の形を例示する。基−C=N−RのRの立体配置はシン[(Z)]である。
【0046】
【表1】

【0047】
【表2】

【0048】
【表3】

【0049】
【表4】

【0050】
【表5】

【0051】
【表6】

【0052】
【表7】

【0053】
【表8】

【0054】
【表9】

【0055】
【表10】

【0056】
【表11】

【0057】
【表12】

【0058】
【表13】

【0059】
【表14】

【0060】
【表15】

【0061】
【表16】

【0062】
実施例140
7−[2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2ペンタノイルアミノ]3−[[(アミノイミノ−メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩
1gのN−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)チアゾル−4−イル]−(Z)−2−ペンタン酸アミドを、30mlのメタノールおよび30mlのアセトニトリルの混合物に溶解し、0.3gのアミノグアニジンの炭酸水素塩を添加する。2.0のpHを、メタノール性HClの添加により調節する。撹拌を室温で続ける。約30分以内に、明色の沈殿物が形成し、それを濾取し、約3時間後、アセトニトリルおよびエーテルで洗浄して乾燥させる。7−[2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−ペンタノイルアミノ]−3−{[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]−メチル}−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩を、明黄色の粉末の形で得る。
【0063】
実施例141
7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−(ヒドラゾノメチル)−3−セフェム−4−カルボン酸のトリフルオロ酢酸塩
75mlの塩化メチレン中の3gの7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[2−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−オキソエトキシ]ヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸を、約0°で0.6mlのアニソールで処理する。10mlのトリフルオロ酢酸を、撹拌下滴下する。得られた溶液を約更に3時間、0°で撹拌する。反応混合物を600mlのエーテルに注ぐ。7−[(2−アミノ4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−(ヒドラゾノ)−3−セフェム−4−カルボン酸のトリフルオロ酢酸塩沈殿物を濾取して乾燥させる。
【0064】
実施例142
7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(4−メチルチアゾル−2−イル)ヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の臭化水素酸塩
1gの7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(アミノチオキソメチル)−ヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸を30mlのアセトニトリルに懸濁し、2.5mlのN,O−ビストリメチルシリルアセトアミドを添加後、約20分撹拌する。得られた透明溶液を0.6gのブロモアセトンで処理し、一晩撹拌する。1mlの水を添加する。沈殿物を濾取して乾燥させる。7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3-[(4−メチルチアゾル−2−イル)ヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の臭化水素酸塩を黄色固体として得る。
【0065】
実施例143
7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(4−メチルチアゾル−2−イル)メチルヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の臭化水素酸塩
1gの7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(アミノチオキソメチル)メチルヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸を実施例142の記載と同様の方法で、N,O−ビストリメチルシリルアセトアミドおよびブロモアセトンと反応させる。7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[(4−メチルチアゾル−2−イル)メチルヒドラゾノメチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の臭化水素酸塩を黄色固体として得る。
【0066】
実施例144
6R−トランス(Z)−7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)−アセチル]アミノ−3−[[(イミノ(メチルアミノ)メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二水和物
1.1gの実施例8で得た二塩酸塩を25mlの水に溶解し、0.5gの活性炭素で処理し、約5分撹拌する。ほとんど無色の濾液を、撹拌下、5mlの水に注ぐ。約7のpHを、2.5%水性アンモニアの添加により維持する。得られた沈殿物を濾取して乾燥させる。6R−トランス(Z)−7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)−アセチル]アミノ−3−[[(イミノ(メチルアミノ)メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二水和物を黄色粉末として得る。
【0067】
実施例145
6R−トランス(Z)−7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[(イミノ(メチルアミノ)メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステル
5.5gの実施例144で得た二水和物を55mlのジメチルアセトアミドに、1.43mlテトラメチルグアニジンの添加下、溶解する。この溶液を0に冷却し、30mlのトルエン中の4.4gの1−ヨウドエチル−イソプロピル炭酸塩の溶液で処理し、約90分、0°で撹拌する。反応混合物を1リットルのジエチルエーテルに注ぐ。得られた沈殿物を濾取し、2回、各500mlのアセトニトリルと撹拌する。アセトニトリル相を合わせ、濾過し、約10mlの容量に蒸発させる。油状残渣を400mlの水で処理する。沈殿物が形成し、それをを濾取して乾燥させる。沈殿物を700mlの酢酸エチルと撹拌する。酢酸エチルの蒸発後、黄色の6R−トランス(Z)−7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(メトキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[(イミノ(メチルアミノ)メチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステルが、約1:1の比率のジアステレオマー混合物の形で得られる。
【0068】
実施例146
6R−トランス(Z)−7−[((アセトキシイミノ)−2−アミノ−4−チアゾリル)アセチル]アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステル 0.72gのアミノグアニジンの炭酸水素塩を5.2mlの2NHC1に溶解する。この溶液を、1.3mlの水を含む14mlのアセトニトリル中の2gの6R−トランス(Z)−7−[((アセトキシイミノ)−2−アミノ−4−チアゾリル)アセチル]アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステルの溶液に添加する。反応混合物を約45分、室温で撹拌し、100mlのアセトニトリルに注ぐ。形成した沈殿物を濾取し、100mlの水に溶液する。得られた溶液のpHを7に、0.5N水性炭酸水素ナトリウムの添加により調節する。黄色懸濁液が得られ、それを2回、200mlの酢酸エチルおよび40mlのアセトニトリルの混合物で抽出する。有機相を合わせ、NaSOで乾燥させて蒸発させる。6R−トランス−(Z)−7−[((アセトキシイミノ)−2−アミノ−4−チアゾリル)アセチル]アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]−メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステルを、約1:1の比率の黄色ジアステレオマー混合物の形で得る。
【0069】
実施例147
6R−トランス(Z)−7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステルのジトシレート
50mlのアセトニトリルおよび20mlのイソプロパノールの混合物中の0.6gの実施例146で得た化合物を、0.66gのトルエン−4−スルホン酸のモノ水和物で処理し、一晩25°で撹拌する。反応混合物を150mlのtert−ブチル−メチルエーテルに注ぐ。得られた沈殿物を濾取し、tert−ブチル−メチルエーテルで洗浄して乾燥させる。6R−トランス(Z)−7−[(2−アミノ−4−チアゾリル)(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルエステルのジトシレートを、約1:1の比の明色ジアステレオマー混合物の形で得る。
【0070】
実施例148
7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−[(カルボキシメトキシ)イミノ]アセチル]アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩(実施例5の化合物)
a)7−アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩
50mlのアセトニトリルおよび5mlの2NHC1の混合物中の1.0gの7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸の溶液に、2.2mlの2N HClに溶解した0.6gのアミノグアニジンの炭酸水素塩を滴下する。7−アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩沈殿物を濾取し、アセトニトリルで洗浄して乾燥させる。
【0071】
b)7−[[(2−アミノ4−チアゾリル)−(Z)−[[2−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−オキソエトキシ]イミノ]アセチル]アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の塩酸塩
4gの7−アミノ−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩を80mlのメタノールに溶解する。溶液を0°に溶解し、50mlの塩化メチレン中の7gの(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−[2−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−オキソエトキシ]イミノ]チオ酢酸S−ベンゾチアゾルエステルの溶液で処理する。反応混合物を約2.5時間、20°で撹拌する。約3分の1の溶媒を蒸発させ、120mlのエーテルを残渣に加える。7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−[[2−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−オキソエトキシ]イミノ]−アセチル]アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の塩酸塩沈殿物を濾取し、エーテルで洗浄して乾燥させる。
【0072】
c)7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−[(カルボキシメトキシ)イミノ]アセチル]アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩
3.5gの7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−[[2−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−オキソエトキシ]イミノ]アセチル]アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の塩酸塩を20mlのトリフルオロ酢酸に0°で溶解する。溶液を約15分、0°で、約1時間、20°で撹拌する。反応混合物を40mlのエーテルで処理する。形成した沈殿物を濾取し、エーテルで洗浄し、乾燥させて15mlの2N HClに溶解し、約1時間、20°で撹拌する。7−[[(2−アミノ−4−チアゾリル)−(Z)−[(カルボキシメトキシ)イミノ]アセチル]−アミノ]−3−[[(アミノイミノメチル)ヒドラゾノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸の二塩酸塩の明茶色沈殿物を得、濾取して乾燥させる。
【0073】
実施例1から146の化合物は、実施例147記載のようにして、適当な出発物質を使用して得られ得る。
【0074】
出発物質として使用する化合物は、下記のように製造し得る:
実施例A)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸アミドのトリフルオロ酢酸塩
a)6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アセト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩(7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸の塩酸塩のヒドロキシルアセトン)
13.8gの7−アミノ−3−[(Z/E)−プロプ−1−エン−1−イル]−3−セフェム−4−カルボン酸の塩酸塩を200mlのメタノールに溶解する。溶液を−50°に冷却し、約2%v/vオゾンを含むを含む8lのOを、撹拌下、分当たりこの温度で挿入する。約20分後、部分的に定量的に形成され、加オゾン分解された6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アセト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩は、HPLCで測定して停止している。8lのNを、反応混合物に、約2分通す。わずかに濁った溶液を1400mlのtert−ブチル−メチルエーテルに注ぐ。沈殿物をN下濾取し、少量のtert−ブチル−メチルエーテルおよびアセトニトリルで洗浄して乾燥させる。6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アセト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩を白色粉末の形で得る(HPLC含量95%以上)。
【0075】
b)(6R−トランス)−7−アミノ−3−ホルミル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボン酸(7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸)
2.64gの6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アセト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩を50mlのメタノールに溶解する。この溶液に、10mlのメタノール中の0.78gのピリジンを、氷冷却および撹拌下滴下する。得られた沈殿物を窒素下、無湿気で濾取し、少量のメタノールで洗浄して乾燥させる。(6R−トランス)−7−アミノ−3−ホルミル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボン酸が明茶色粉末の形で得られる。
IR(KBr):1799cm−1(β−ラクタム),1672cm−1(CHO),1606および1542cm−1(カルボキシレート)
UV−スペクトル:HO中のλmax=302nm。
【0076】
c)N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸アミド
200mlのアセトニトリル:塩化メチレン(1:1)中の10gの7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸を、37.4mlのN,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミドで、室温で、約5分以内に処理する。約30分後、反応混合物を−10°に冷却し、21gの2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸クロライドを3回で添加する。温度を−5°に上昇させる。約45分後、反応混合物を4mlの水で処理する。温度を20°に上昇させる。反応混合物を約10分撹拌して濾過する。15gの活性炭素をこの濾液に添加し、撹拌を約10分続ける。濾過後、得られる濾液の溶媒を蒸発させる。蒸発残渣をtert−ブチル−メチルエーテルで処理する。結晶性のほとんど無色の沈殿物を得、濾取して乾燥させる。結晶性N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−2−メトキシイミノ酢酸アミドが約1:1の比のジアステレオマー混合物の形で得られる。
【0077】
d)N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸アミドのトリフルオロ酢酸塩
5gのN−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−2−メトキシイミノ酢酸アミドを、20mlのトリフルオロ酢酸に0°で挿入する。温度を10°に上昇させる。反応混合物を約30分、0°で撹拌し、200mlのジエチルエーテルに滴下する。得られた混合物を約5分撹拌し、濾過する。結晶性、ジアステレオマー混合物のN−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−2−メトキシイミノ酢酸アミドのトリフルオロ酢酸塩が約1:1の比で得られる。
【0078】
実施例B)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−(Z)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸アミドのトリフルオロ酢酸塩
を、実施例A)c)からd)に記載のようにして、しかし工程c)で2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ−酢酸クロライドの代わりに2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−ヒドロキシイミノ酢酸クロライドを使用して、黄色粉末の形で得る。
【0079】
実施例C)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル)−(Z)−2−(フルオロメトキシイミノ)酢酸アミドの塩酸塩
80mlの塩化メチレンおよび30mlのアセトニトリルの混合物中の3.73gの7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸の懸濁液を、0°で、16mlのN,O−ビス(トリメチルシリルアセトアミド)と撹拌する。約15分以内に透明溶液を得、それに3.9gのEP−0590681の実施例1で得られる(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸クロライドを添加する。反応混合物を、約1時間、0°で撹拌する。10gの水を含む500mlのアセトニトリルを添加し、混合物を濾過して不溶物を除去する。濾液を蒸発させる。残渣を500mlのアセトニトリルで処理し、混合物を濾過し、濾液を蒸発させる。得られる固体をtert−ブチル−メチルエーテルで処理して乾燥させる。N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル)−(Z)−2−(フルオロ−メトキシイミノ)酢酸アミドの塩酸塩を明茶色の粉末の形で得る。
【0080】
実施例D)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−(アセトキシイミノ)酢酸アミドの塩酸塩
40gの7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸を1500mlのアセトニトリルに懸濁しし、0°に冷却する。約20分以内に170mlのN,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミドを撹拌下に添加する。約15分以内に0°で、透明溶液を得、それを−10°に冷却しそれに48gの(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−(アセトキシイミノ)酢酸クロライドを、反応混合物の温度が−8°を越えないように、少しずつ添加する。撹拌を約60分、−10°で続け、168mlの水を添加する。撹拌を、更に約20分、0°でおよび約2時間、室温で続ける。形成した結晶性沈殿物を濾取し、約350mlのアセトニトリルおよび約100mlのエーテルで洗浄して乾燥させる。N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ−[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−(アセトキシイミノ)酢酸の塩酸塩を、約1:1の比のジアステレオマー混合物の形で得る。
【0081】
実施例E)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸アミドの塩酸塩
10gのN−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−(アセトキシイミノ)酢酸アミドの塩酸塩を160mlのアセトニトリルに懸濁し、53mlの水および11mlの8N HClで処理する。反応混合物を、約14時間、室温で撹拌する。透明溶液を得、それを無水アセトニトリルで希釈して3倍量を得る。溶媒を留去し、約10mlの容量を得、それを約200mlのアセトニトリルで処理する。沈殿物が形成し、それをエーテルで処理し濾過して乾燥させる。N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸アミドの塩酸塩を黄色がかった形で得る。
【0082】
実施例F)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3−]−チアジン−6−イル)−2−(2−アミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−[(1−カルボキシ−1−メチルエトキシ)イミノ]酢酸アミドのトリフルオロ酢酸塩
を実施例A)a)からc)の記載と同様にするが、2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸クロライドの代わりに2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−[(1−カルボキシ−1−メチルエトキシ)イミノ酢酸クロライドを使用して明茶色の粉末の形で得る。
【0083】
実施例G)
N−(1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジン−6−イル)−2−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)チアゾル−4−イル]−(Z)−2−ペンテン酸アミド
を実施例A)c)からd)の記載と同様にするが、2−(2−トリチルアミノチアゾル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ−酢酸クロライドの代わりに2−(2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)チアゾル−4−イル)−(Z)−2−ペンタン酸クロライドを使用して明茶色の粉末の形で得る。
【0084】
実施例H)
1−(ヒドラジノイミノメチル)ピペリジンの二塩酸塩
a)4−ホルミル−l−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピペラジンのヨウ化水素酸塩
25.5gの4−ホルミル−1−ピペリジンカルボチオアミドを80mlのメタノールに懸濁し、22gのヨウ化メチルで処理して環流する。約10分以内に透明溶液を得る。混合物を室温に冷却する。溶媒を蒸発させる。結晶性4−ホルミル−1−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピペリジンのヨウ化水素酸塩を得る。
b)4−ホルミル−1−(ヒドラジノイミノメチル)ピペリジンの塩酸塩
48.1gの4−ホルミル−1−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピペリジンのヨウ化水素酸塩を、800mlのクロライドの形の強塩基イオン交換剤を満たしたカラムを流れている100mlの水に溶解し、850mlの水で溶出する。溶媒を蒸発させ、約100mlの容量を得、それを7.35gのヒドラジン水和物で処理する。反応混合物を、約1時間室温で撹拌し、溶媒を留去する。油状の4−ホルミル−1−(ヒドラジノイミノメチル−3−ピペリジンの塩酸塩が乾燥して晶出する。
c)1−(ヒドラジノイミノメチル)ピペリジンの二塩酸塩
11gの4−ホルミル−1−(ヒドラジノイミノメチル)ピペリジンの塩酸塩を400mlのメタノールに溶解し、50のHClconcで処理する。反応混合物を約14時間、室温で撹拌する。形成した白色沈殿物を濾取し、メタノールおよびエーテルで洗浄し、乾燥して水/エタノールから再結晶する。1−(ヒドラジノイミノメチル)−ピペリジンの二塩酸塩を、結晶性、無色形で得る。
実施例H)の記載と同様にして、表2の式IVの化合物が得られ得る:
【0085】
【表17】

【0086】
実施例P)
1−アミノ−3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルグアニジン
12.7gの2−メチルアミノ−2−オキサゾリンを50mlの水に溶解し、3gのヒドラジン水和物で処理し、約17時間、室温で撹拌する。溶媒を蒸発させ、1−アミノ−3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルグアニジンを、冷却して結晶化する油状残渣として得る。
【0087】
実施例Q)
1,1−ジメチル−4−(ヒドラジノイミノメチル−6−ピペラジニウムクロライドの塩酸塩
a)1,1−ジメチル−4−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピペラジニウムヨウジドのヨウ化水素酸塩
3.2gの4−メチル−1−ピペリジンカルボチオアミドを100mlのメタノールに懸濁する。6.2gのヨウ化メチルを添加し、混合物を約2時間環流し、20°abに冷却する。1,1−ジメチル4−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピペラジニウムヨウジドのヨウ化水素酸塩沈殿物を濾取して乾燥させる。
b)1,1−ジメチル−4−(ヒドラジノイミノメチル)ピペラジニウムクロライドの塩酸塩
6.57gの1,1−ジメチル−4−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピペラジニウムヨウジドのヨウ化水素酸塩を、150mlのクロライドの形の強塩基イオン交換剤を満たしたカラムを流れている70mlの水に溶解し、250mlの水で溶出する。溶出液から水を留去して、約50mlの容量を得、それを0.9mlのヒドラジン水和物で処理して一晩撹拌する。溶媒を蒸発させ、得られた残渣をn−ヘキサンで処理する。1,1−ジメチル−4−(ヒドラジノイミノメチル)ピペラジニウムクロライドの塩酸塩を得る。
【0088】
実施例R)
1−[ヒドラジノ(メチルイミノ)メチル]ピペラジンのトリ塩酸塩
a)S−メチル−2−メチルイソチオセミカルバジドの塩酸塩
100mlの水中の239.8gのS−メチル−2−メチルイソチオセミカルバジドのヨウ化水素酸塩を、1500mlのクロライドの形の強塩基イオン交換剤を満たしたカラムを流し、水で溶出する。溶出液を凍結乾燥し、凍結乾燥残渣をエーテルで処理する。沈殿物を濾取して乾燥させる。S−メチル−2−メチルイソチオセミカルバジドの塩酸塩を白色結晶として得る。
融点:116°
b)4−ホルミル−1−[ヒドラジノ(メチルイミノ)メチル]ピペラジンの塩酸塩
250mlのエタノール中の20gの新たに蒸留したホルミルピペラジンおよび27.3gのS−メチル2−メチルイソチオセミカルバジドの塩酸塩の混合物を一晩環流し、溶媒を蒸発させる。油状残渣を70mlの熱イソプロパノールに溶解し、溶液を20°にゆっくり冷却する。沈殿物が形成し、混合物を約2時間、4°で放置する。4−ホルミル−1−[ヒドラジノ(メチルイミノ)メチル]ピペラジンの塩酸塩を濾取し、イソプロパノールから再結晶する。
c)1−[ヒドラジノ(メチルイミノ)メチルlピペラジンのトリ塩酸塩
10gの1−ホルミル−4−[ヒドラジノ(メチルイミノ)メチル]ピペラジンの塩酸塩を250mlのメタノールに溶解する。50mlのHClconcを添加し、得られた混合物を一晩撹拌し、溶媒を蒸発させる。固体残渣を得、それを固体KOHで乾燥させる。1−[ヒドラジノ(メチルイミノ)メチル]ピペラジンのトリ塩酸塩を白色生産物の形で得る。
実施例R)の記載と同様の方法で、塩酸塩のS−メチル−イソチオセミカルバジドまたは塩酸塩のS−メチル−2−メチルイソチオセミカルバジドまたは塩酸塩のS−メチル−4−メチルイソチオセミカルバジドを対応するアミンと反応させて、表3の式IVの化合物が得られ得る。
【0089】
【表18】

【0090】
実施例W)
1−アミノ−3−(3,4−ジヒドロキシベンジリデンアミノ)グアニジンの塩酸塩
1gのジアミノグアニジンの塩酸塩を10mlの4N HClに溶解し、20mlのメタノールで希釈させる。この溶液をすばやく、40mlのメタノール中の1gの3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒドで処理する。反応混合物を数分、室温で撹拌し、溶媒を蒸発させる。残渣を50mlのアセトニトリルに懸濁させる。形成した沈殿物を濾取して乾燥させ、1−アミノ−3−(3,4−ジヒドロキシベンジリデンアミノ)グアニジンの塩酸塩を得る。
【0091】
実施例X)
S−メチル−4−シクロプロプイルチオセミカルバジドのヨウ化水素酸塩
295mgの4−シクロプロプイルチオセミカルバジドを5mlの乾燥メタノールに溶解し、154mlのヨウ化メチルで処理する。混合物を、40°で、窒素下、約5時間撹拌し、冷却し、ジエチルエーテルで処理する。ヨウ化水素酸塩のS−メチル−4−シクロプロプイルチオセミカルバジドの無色沈殿物が形成し、濾過し、ジエチルエーテルで洗浄して乾燥させる。
【0092】
実施例Y)
S−メチル−4−n−ブチルチオセミカルバジドのヨウ化水素酸塩
2.5mlの乾燥メタノール中の147mgの4−n−ブチルチオセミカルバジドを149mgのヨウ化メチルで処理する。混合物を、窒素下、約5時間撹拌し、冷却してでジエチルエーテル処理する。S−メチル−4−n−ブチルチオセミカルバジドのヨウ化水素酸塩の無色沈殿物が形成し、濾過し、ジエチルエーテルで洗浄して乾燥させる。
【0093】
実施例Z)
1−メチル−S−メルカプト−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸ヒドラジド
0.48gの1−メチル−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸メチルエステルを10mlのメタノールに溶解し、450μlのヒドラジン水和物で溶解し、約2時間、20°で撹拌する。1−メチル−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸ヒドラジドの沈殿物が形成し、濾過し、メタノールで洗浄して乾燥させる。
IR(KBr):1669cm−1,1608cm−1,1517cm−1
13C−NMR(300MHz, DMSO−d):35.4(NCH);143.3、154.3および166.7
【0094】
実施例AA)
1,5−ジメチル−2−(ヒドラジノイミノメチル)ピロールのヨウ化水素酸塩
a)1,5−ジメチルピロール−2−カルボチオアミド
5gの2−シアノ−1,5−ジメチルピロールを40mlのエタノールに溶解し、10mlのトリエチルアミンで処理する。50mlのエタノール性HS溶液(3.8g/100ml)を添加し、混合物を約15時間、70°のオートクレーブで加熱する。反応混合物を冷却し、溶媒を留去し、その容量の約4分の1を得る。1,5−ジメチルピロール−2−カルボチオアミドが0°に冷却して、明黄色沈殿物の形で晶出する。
b)1,5−ジメチル−2−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピロールのヨウ化水素酸塩
1gの1,5−ジメチルピロール−2−カルボチオアミドを20mlのメタノールに溶解し、1.7gのヨウ化メチルでで処理する。反応混合物を約5時間、室温で撹拌する。溶媒を結晶化が始まるまで蒸発させる。残渣を約0°に冷却する。結晶性1,5−ジメチル−2−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピロールのヨウ化水素酸塩を濾取し、メタノールで洗浄して乾燥させる。
c)1,5−ジメチル−2−(ヒドラジノイミノメチル)ピロールのヨウ化水素酸塩 1.3gの1,5−ジメチル−2−[イミノ(メチルチオ)メチル]ピロールのヨウ化水素酸塩を20mlのメタノールに溶解する。0.28gのヒドラジン水和物を添加する。反応混合物を約3時間撹拌し、溶媒を蒸発させ、残渣をアセトニトリル/エーテルから再結晶する。1,5−ジメチル−2−(ヒドラジノイミノメチル)ピロールのヨウ化水素酸塩を得る。
【0095】
実施例AB)
3,4−ジヒドロキシ−2−(ヒドラジノイミノメチル)ベンゼンのヨウ化水素酸塩
を、実施例AA)の記載と同様の方法であるが、1,5−ジメチルピロール−2−カルボチオアミドの代わりに3,4−ジヒドロキシ−チオベンズアミドを使用して得る。
【0096】
実施例AC)
7−アミノ−3−[[(カルボキシメトキシ)イミノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸
20mlの水中の1.86gのアミノオキシ酢酸の塩酸塩の溶液を、撹拌下、0°で3.16gの6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩で処理する。混合物を約8時間、0°で撹拌する。7−アミノ−3−[[(カルボキシメトキシ)イミノ]メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸が無色結晶の形で沈殿物し、それを濾取し5mlの冷水および5mlのアセトンで洗浄して乾燥させる。
【0097】
実施例AD)
7−アミノ−3−[(メトキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸 10mlの水中の0.5gのO−メチルヒドロキシルアミンの塩酸塩の溶液を、撹拌下、0°で1.38gの7−アミノ−3−ホルミル−3−セフェム−4−カルボン酸で処理し、約8時間、0°で撹拌する。7−アミノ−3−[(メトキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸が、ほとんど白色の結晶の形で沈殿し、それを濾過し、5mlの冷水および5mlのアセトンで洗浄して乾燥させる。
【0098】
実施例AE)
7−アミノ−3−[(ヒドロキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸
a)7.5mlの水中の1.26gの塩酸塩のヒドロキシルアミンの溶液を、撹拌下、0°で4.74gの6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩で処理し、8時間、0°で窒素下、撹拌する。反応混合物のpHを3.5に、固体炭酸水素ナトリウムを使用して調節する。7−アミノ−3−[(ヒドロキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸は無色結晶の形で沈殿し、それを濾過して約5mlの冷水および5mlのアセトンで洗浄して乾燥させる。
b)10mlのジクロロメタン中の0.79gの6−アミノ−1,4,5a,6−テトラヒドロ−3−ヒドロキシ−1,7−ジオキソ−3H,7H−アゼト[2,1−b]フロ[3,4−d][1,3]チアジンの塩酸塩の懸濁液を、4°で2.67gのN,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミドで処理する。透明溶液を10分以内に得る。0.21gのヒドロキシルアミンの塩酸塩を添加する。反応混合物を、約2時間、窒素下、4°で撹拌し、溶媒を蒸発させる。残渣を1°に前冷却した10mlのイソプロピルアルコールで処理する。7−アミノ−3−[(ヒドロキシイミノ)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸がほとんど無色の結晶で沈殿し、それを濾過し、5mlのアセトンで洗浄して乾燥させる。
実施例AC)からAE)の記載と同様にして、表4の式VIの化合物が得られ得る。
【0099】
【表19】

実施例(Ex.)の化合物のH−NMR−スペクトル
【0100】
Ex. スペクトル
1 (300MHz, CDOD):8.43(s, 1H, CH=N);6.96(s, 1H, CH);5.99(d, J=4.9Hz, 1H, CH);5.22(d, J=4.9Hz, 1H, CH);4.04(s, 3H, OCH);3.99および3.56(AB4重, J=17.8Hz, 2H, SCH)。
2 (90MHz, DMSO−d+DO):3.6および4.3(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.3(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.95(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6, 95(s, 1H, チアゾリル−H);8.35(s, 1H, CH=N)。
3 (300MHz, CDOD):7.97(s, 1H, CH=N);6.84(s, 1H, CH);5.69(d, J=4.9Hz, 1H, CH);5.13(d, J=4.9Hz, 1H, CH);4.13および3.93(AB4重, J=16.8Hz, 2H, SCH), 3.81(s, 3H, OCH);3.67(s, 3H, OCH)。
4 (300MHz, CDOD):8.36(s, 1H, CH=N);6.87(s, 1H, CH);5.88(d, J=4.9Hz, 1H, CH);5.29(d, J=4.9Hz, 1H, CH);4.00(s, 3H, OCH);3.95および3.60(AB4重, J=17.8Hz, 2H, SCH)。
5 (300MHz, DMSO−d):3.57および4.43(AB4重, J=18.2Hz, 2H, S−CH);4.71(s, 2H, O−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.91(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);7.02(s, 1H, CHチアゾール);7.9(広い4H, NH);8.29(s, 1H, CH=N);9.88(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.25(s, 1H, OH)。
【0101】
6 (300MHz, CDOD):8.10(s, 1H, CH=N);7.01(s, 1H, CH);5.84(d, J=4.9Hz, 1H, CH);5.29(d, J=4.9Hz, 1H, CH);3.98(s, 3H, OCH);3.96および3.59(AB4重, J=16.8Hz, 2H, SCH)。
7 (300MHz, CDOD):8.26(s, 1H, CH=N);7.04(s, 1H, CH);5.90(d, J=5.1Hz, 1H, CH);5.24(d, J=5.1Hz, 1H, CH);4.05(s, 3H, OCH);4.32および3.65(AB4重, J=17.8Hz, 2H, SCH)。
8 (300MHz, CDOD):8.46(s, 1H, CH=N);6.99(s, 1H, CH);5.95(d, J=5.2Hz, 1H, CH);5.27(d, J=5.2Hz, 1H, CH);4.01(s, 3H, OCH);4.37および3.63(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);2.95(s, 3H, N−CH)。
9 (90MHz, DMSO−d):9.78(d, J=8.0Hz, 1H, CONH);8.26(s, 1H, CH=N);6.91(s, 1H, CH);7.32(dd, J=7.3Hz, 2H, H);7.05(d, J=7.3Hz, 2H, H);6.78(t, J=7.3Hz, 1H, H);5.76(dd, J=4.8Hz, J=8.0Hz, 1H, CH);5.25(d, J=4.8Hz, 1H, CH);3.91(s, 3H, OCH);4.16および3.76(AB4重, J=17.4Hz, 2H, SCH)。
10 (90MHz, DMSO−d):2.25(s, 3H, CHCO);3.65および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.4(d, J=5Hz, 1H, 1β−ラクタム−H);5.95(dd, J=5Hzおよび8Hz, 1H, β−ラクタム−H);7.32(s, 1H, チアゾリル−H);8.4(s, 1H, CH=N);10.2(d, J=8.0Hz, 1H, NH)。
【0102】
11 (90MHz, DMSO−d):1.12(t, J=7.1Hz, 3H, CH);3.29(q, 2H, CH);3.56および4.50(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, N−O−CH);5.30(d, J=5Hz, 1H, CH);5.9(q, J=6Hz, および8Hz, 1H, CH);6.90(s, 1H, チアゾリル−H);8.32(s, 1H, CH=N);9.86(d, J=8.0Hz, NH)。
12 (90MHz, DMSO−d):1.85−2.15(m, 4H);3.25−3.7(m, 5H, −CH−N−CH−およびSCHの1H);4.0(s, 3H, N−O−CH);4.5(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, CH);5.9(q, J=5Hzおよび8Hz, 1H, CH);7.0(s, 1H, チアゾリル-H);8.8(s, 1H, CH=N);10.1(d, J=7.9Hz, NH)。
13 (90MHz, DMSO−d):2.9(広いs, 6H, N−CH), 3);3.6および4.5(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, N−O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, CH));(q, J=5Hzおよび8Hz, 1H, CH);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.75(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
14 (90MHz, DMSO−d):3.65(広いs, 4H, N−CH−CH−N);3.5および4.4(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, N−O−CH);5.3(d, J=5.0Hz, 1H, CH);5.85(q, J=5Hzおよび8Hz, 1H, CH);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.35(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
15 (90MHz, DMSO−d):1.16(t, J=7.1Hz, 3H, CH);1.8−2(m, 4H);3.32(q, 2H, CH);3.45−3.65(m, 5H, −CH−N−CH−およびSCHの1H);3.91(s, 3H, N−O−CH);4.1(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.27(d, J=5Hz, 1H, CH);5.9(q, J=5Hzおよび8Hz, 1H, CH);6.86(s, 1H, チアゾリル−H);8.56(s, 1H, CH=N);9.82(d, J=8Hz, NH)。
【0103】
16 (90MHz, DMSO−d):2.86(広いs, 3H, N−CH);3.5および4.5(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.3(d, J=6Hz, 1H, CH);5.9(q, J=5Hzおよび8Hz, 1H, CH);6.85(s, 1H, チアゾリル−H);8.4(s, 1H, CH=N);9.8(d, J=8Hz, NH)。
17 (90MHz, DMSO−d):1.85−2.15(m, 4H);3.25−3.8(m, 5H, −CH−N−CH−およびSCHの1H);4.5(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, CH);5.85(q, J=5Hzおよび8Hz, 1H, CH);6.85(s, 1H, チアゾリル−H);8.7(s, 1H, CH=N);9.8(d, J=7.9Hz, NH)。
18 (90MHz, DMSO−d):2.86(広いs, 6H, N−CH), 3);3.55および4.47(AB4重, J=18.9Hz, 2H, SCH);5.31(d, J=5.1Hz, 1H, CH);5.91(q, J=5.1Hzおよび7.9Hz, 1H, CH);6.8(s, 1H, チアゾリル−H);8.58(s, 1H, CH=N);9.72(d, J=7.9Hz, NH)。
19 (90MHz, DMSO−d):3.7(広いs, 4H, N−CH−CH−N);3.55および4.35(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);5.31(d, J=5.0Hz, 1H, CH);5.9(q, J=5.1Hzおよび8Hz, 1H, CH);6.8(s, 1H, チアゾリル−H);8.38(s, 1H, CH=N);9.73(d, J=8.0Hz, NH)。
20 (300MHz, CDOD):8.34(s, 1H, CH=N);7.06(s, 1H, CH);5.93(d, J=4.9Hz, 1H, CH);5.32(d, J=4.9Hz, 1H, CH);4.09(s, 3H, OCH);4.33および3.64(AB4重, J=18.2Hz, 2H, SCH)。
【0104】
21 (90MHz, DMSO−d):3.65および4.7(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);4.2(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);7から7.7(m, 5H, 芳香族H);8.45(s, 1H, CH=N);.9(d, J=8Hz, NH)。
22 (90MHz, DMSO−d):3.55および4.6(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, O−CH);4.2(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);7から7.7(m, 5H, 芳香族−H);8.3(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
23 (90MHz, DMSO−d):3.05(d, J=4Hz, 3H, NHCH);3.55および4.5(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, O−CH);4.2(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.8(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.25(s, 1H, CH=N);8.4(d, J=4Hz, NHCH);9.85(d, J=8Hz, NH)。
24 (90MHz, DMSO−d):2.85(s, 3H, NCH);3.1から3.7(m, 9H, 8ピペラジニル−HおよびSCHの1H);3.95(s, 3H, OCH);4.1(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);7.95(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
25 (90MHz, DMSO−d):3.6および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.9から4.1(m, 5H, −OCHおよび−N−CH−CH=CH);5.1から5.5(m, 3H, β−ラクタム−Hおよび−N−CH−CH=CH);5.7から6.1(m, 2H, β−ラクタム−HおよびNCH−CH=CH);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.3(s, IH, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
【0105】
26 (90MHz, DMSO−d):1.7から2(m, 2H, −CH−CH−CH);3.1から3.5(m, 4H);3.55および4.5(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, OCH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.3(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
27 (90MHz, DMSO−d):0.8から1.1および1.1から1.7(m, 7H, −CH−CH−CH);3.15から3.45(m, 2H, −NHCH−);3.6および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.4(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
28 (90MHz, DMSO−d):3.05(d, J=4Hz, 3H, NHCH);3.65(s, 3H, NCH);3.55および4.6(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, O−CH);4.2(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);8.6(s, 1H, CH=N);9.4(d, J=8Hz, NH)。
29 (300MHz, DMSO−d):2.93(d, J=4.6Hz, 3H, NCH);3.4から3.6(m, 5H);3.6から3.8(m, 4H);3.93(s, 3H, O−CH);4.2(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.93(s, 1H, チアゾリル−H);8.6(s, 1H, CH=N);9.92(d, J=8Hz, NH)。
30 (90MHz, DMSO−d):1.3(s, 9H, −C(CH));3.55および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.25(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
【0106】
31 (90MHz, DMSO−d):2.9(s, 3H, NCH);3.0(s, 6H, N(CH));3.6および4.2(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);8.55(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
32 (90MHz, DMSO−d):2.85(s, 2H);3.55および4.6(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.65(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
33 (90MHz, DMSO−d):3.4から3.8(m, 9H, モルホリノHおよびSCHの1H);3.95(s, 3H, O−CH);4.6(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.7(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
34 (300MHz, DMSO−d):3.32(s, 9H, −N(CH));0.4から1(m, 4H, −CHCH−);2.5から2.8(m, 1H);3.65および4.17(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);3.94(s, 3H, O−CH);4.8(q, J=17Hz, 2H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.94(s, 1H, チアゾリル−H);8.26(s, 1H, CH=N);9.93(d, J=8Hz, NH)。
35 (90MHz, DMSO−d):0.4から1(m, 4H, −CH−CH−);2.5から2.8(m, 1H), 3.55および4.6(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.35(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
【0107】
36 (90MHz, DMSO−d):3.6および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.5(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH);10.4(広い1重, 1H, −NH−OH)。
37 (90MHz, DMSO−d):3.1(s, 3H, N−CH);3.55および4.6(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.7(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
38 (300MHz, DMSO−d):3.56および4.54(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);3.91(s, 3H, O−CH);4.87(d, J=6.5Hz, 2H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.88(s, 1H, チアゾリル−H);7.6(m, 2H, ピリジニル−H);8.15(m, 1H, ピリジニル−H);8.39(s, 1H, CH=N);8.86(m, 1H, ピリジニル−H);9.83(d, J=8Hz, NH)。
39 (300MHz, DMSO−d):3.57および4.52(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);3.91(s, 3H, O−CH);4.87(d, J=6Hz, 2H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.88(s, 1H, チアゾリル−H);8.15(m, 1H, ピリジニル−H);8.38(s, 1H, CH=N);8.45(m, 1H, ピリジニル−H);8.8(m, 1H, ピリジニル−H);8.85(s, 1H, ピリジニル−H);9.91(d, J=8Hz, NH)。
40 (300MHz, DMSO−d):3.58および4.57(AB4重, J=18.3Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, O−CH);5.06(広い1重, 2H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.94(s, 1H, チアゾリル−H);8.02(d, J=6.6Hz, 2H, ピリジニル−H);8.4(s, 1H, CH=N);8.92(d, J=6.6Hz, 2H, ピリジニル−H);9.91(d, J=8Hz, NH)。
【0108】
41 (90MHz, DMSO−d):3.65および4.35(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, O−CH);4.2(d, J=7Hz, 2H);5.2(d, JI=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.75(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);7.85(s, 1H, CH=N);9.8(d, J=8Hz, NH)。
42 (90MHz, DMSO−d):2.95(広い2重, 3H, N−CH);3.0から3.3(m, 4H, −CH−N−CH);3.4から3.8(m, 5H, −CH−NH−CH−およびSCHの1H);3.85(s, 3H, O−CH);4.1(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85
(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.8(s, 1H, チアゾリル−H);8.65(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=8Hz, NH)。
43 (90MHz, DMSO−d):3.7および4.85(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.95(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);7.2(t, J=6Hz, 1H, ピリジニル−H);7.4(d, J=8Hz, 1H, ピリジニル−H);8.15(t, J=6Hz, 2H, ピリジニル−H);8.55(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
44 (90MHz, DMSO−d):3.6および4.05(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.75(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.5(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
45 (300MHz, DMSO−d):1.4から1.7(m, 6H);3.4から3.7(m, 5H, −CH−N−CH−およびSCHの1H);3.92(s, 3H, O−CH);4.55(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.29(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5Hzおよび7.8Hz, β−ラクタム−H);6.89(s, 1H, チアゾリル−H);8.6(s, 1H, CH=N);9.84(d, J=7.8Hz, NH)。
【0109】
46 (90MHz, DMSO−d):3.1から3.4(m, 4H, −CH−NH−CH−);3.65および4.65(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.85(s, 3H, O−CH);4から4.3(m, 4H, −CH−N−CH−);4.65(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.2(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.8(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.75(s, 1H, チアゾリル−H);8.5(s, 1H, CH=N);9.7(d, J=8Hz, NH)。
47 (300MHz, DMSO−d):2.85(広い1重, 3H, N−CH);3.54および4.52(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5Hzおよび7.9Hz, β−ラクタム−H);6.91(s, 1H, チアゾリル−H);8.62(s, 1H, CH=N);9.88(d, J=7.9Hz, NH);12.0(s, 1H, OH)。
48 (90MHz, DMSO−d):3.2(s, 6H, NCH);3.7(s, 4H, −N−(CH)−N−);3.65および4.0(AB4重, J=17.8Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.8(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
49 (300MHz, DMSO−d):3.7および4.13(AB4重, J=17.8Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, O−CH);5.31(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.92(s, 1H, チアゾリル−H);8.13(d, J=6Hz, 2H, ピリジニル−H);8.7(s, 1H, CH=N);8.93(m, 3H, ピリジニルH);9.88(d, J=8Hz, NH)。
50 (300MHz, DMSO−d):2.94(d, J=4.7Hz, 3H, N−CH);3.29(広いs, 6H, N(CH));3.3から3.7(m, 9H, ピペラジニル−HおよびSCHの1H);3.93(s, 3H, O−CH);4.2(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.28(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5Hzおよび7.6Hz, β−ラクタム−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.1(s, 1H, ホルミル−H);8.6(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
【0110】
51 (300MHz, DMSO−d):3.7および4.2(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.0(AB4重, J=9Hz, 2H);6.93(s, 1H, チアゾリル−H);8.2(t, J=7Hz, 2H), 8.7(t, J=7Hz, 1H)および9.1(d, J=6Hz, 2H), ピリジニウム−H;8.32(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
52 (90MHz, DMSO−d):3.7(s, 3H, N−CH);3.65および4.1(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタムH);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);8.75(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
53 (90MHz, DMSO−d):2.25(s, 3H, トリアジニル−CH);3.5および4.65(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);4.0(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1, H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.85(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
54 (90MHz, DMSO−d):2.3(s, 3H, CH);1.8から2.1(m, 1H);3.6および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.9(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.65(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
55 (90MHz, DMSO−d):2.8(広い2重, 3H, N−CH);3.2から3.7(m, 5H, N−CH−CH−OおよびSCHの1H);3.95(s, 3H, O−CH);4.5(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.65(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
【0111】
56 (90MHz, DMSO−d):3.7および4.15(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);4.0(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);7から7.8(m, 4H, 芳香族−H);8.45(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
57 (90MHz, DMSO−d):3.35広い1重, 3H, NCH);3.55および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.15(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
58 (90MHz, DMSO−d):2.95(広い2重, 3H, NCH);3.35(広い1重, 3H, NCH);3.65および4.65(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.1(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
59 (90MHz, DMSO−d):1から1.5(m, 4H, −CH−CH−);1.8から2.1(m, 1H);3.55および4.55(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.65(s, IH, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
60 (90MHz, DMSO−d):3.7および4.8(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);4.0(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.95(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);7.85(dd, J=4Hzおよび6Hz, ピリジニル−H);8.2(dt, J=2および8Hz, ピリジニル−H);8.5(d, J=6Hz, ピリジニル−H);8.9(d, J=4Hz, ピリジニル−H);8.95(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
【0112】
61 (90MHz, DMSO−d):3.6および4.15(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.85(s, 3H, O−CH);5.25(d, J=5Hz, 1H, 1β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.75(s, 1H, チアゾリル−H);7.5(dd, J=5Hzおよび8Hz, ピリジニル−H);8.25(広い2重, J=8Hz, ピリジニル−H);8.65(広い3重, J=6Hz, ピリジニル−H);9.05(s, 1H, CH=N);9.7(d, J=8Hz, NH)。
62 (300MHz, DMSO−d):3.13(広い2重, 3H, N−CH);3.29(広いs, 6H, N(CH));3.4から3.75(m, 5H, −CH−N−CH−およびSCHの1H);3.85(s, 3H, O−CH);4から4.3(m, 4H, −CH−N−CH−);4.65(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.27(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび7.6Hz, β−ラクタム−H);6.78(s, 1H, チアゾリル−H);8.75(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=7.6Hz, NH)。
63 (90MHz, DMSO−d+TFA):3.0(広い2重, 3H, N−CH);3.2(s, 9H, N(CH));3.5から3.8(m, 5H, N−CH−CH−NおよびSCHの1H);3.90(s, 3H, O−CH);4.65(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.8(s, 1H, チアゾリル−H);8.75(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=8Hz, NH)。
64 (90MHz, DMSO−d):3.65および4.15(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);4.0(s, 3H, O−CH);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.8(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);7.2(d, J=5Hz, 1H, ピリミジニル−H);8.45(s, 1H, CH=N);8.8(d, J=5Hz, 1H, ピリミジニルH);9.9(d, J=8Hz, NH)。
65 (90MHz, DMSO−d+TFA):4.0(s, 3H, O−CH);3.6および4.65(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);8.3(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
【0113】
66 (90MHz, DMSO−d):3.2(広い1重, 3H, N−CH);3.0から3.4(m, 4H, −CH−N−CH);3.4から3.8(m, 5H, −CH−NH−CH−およびSCHの1H);3.95(s, 3H, O−CH);4.3(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85
(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタムH);7.0(s, 1H, チアゾリル−H);8.15(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
67 (90MHz, DMSO−d):3.3(s, 3H, N−CH);3.3(広いs, 6H, N(CH));3.3から3.7(m, 9H, ピペラジニル−HおよびSCHの1H);3.85(s, 3H, O−CH);4.25(ABの一部4重, J=18Hz, SCHの1H);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.8(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.8(s, 1H, チアゾリル−H);8.1(s, 1H, ホルミル−H);8.15(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=8Hz, NH)。
68 (90MHz, DMSO−d):2.25(s, 3H);3.65(s, 3H, N−CH);3.7および4.6(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.9(s, 3H, O−CH);5.3(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.05(d, J=4Hz, ピロール−H);6.85(d, J=4Hz, ピロール−H);6.9(s, 1H, チアゾリル−H);8.75(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
69 (90MHz, DMSO−d):3.5および4.45(AB4重, J=20Hz, 2H, SCH);5.25(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.75(d, J=55Hz, 2H, −CHF);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);8.25(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8Hz, NH)。
70 (300MHz, DMSO−d):1.13(t, J=7.1Hz, 3H, CH);3.31(qd, J=7.1および約6Hz, 2H, CH);3.55および4.47(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.9Hz, IH, β−ラクタム−H);6.78(s, 1H, CHチアゾル);8.01(広い, 2H, NH);8.19(広いt1H, NH);8.32(s, 1H, CH=N);9.70(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.03(s, 1H, OH)。
【0114】
71 (300MHz, DMSO−d):2.98(d, J=4.6Hz, 3H, N−CH);3.56および4.46(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.28(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.87(dd, J=4.9および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);8.22(s, 1H, CH=N);8.48(q広いJ=4.6Hz, 1H, NH);9.75(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.63(s, 1H, OH);12.28(s, 1H, OH)。
72 (300MHz, DMSO−d):3.53および4.47(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.26(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=4.9および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);8.00(s, 1H, NH);8.23(s, 1H, CH=N);8.28(s, 1H, NH);9.76(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.56(s, 1H, OH);12.31(s, 1H, OH)。
73 (300MHz, DMSO−d):1.16(t, J=7.1Hz, 3H, CH);1.90(m広い, 4H, CH);3.39(qd, J=7.1および約6Hz, 2H, CH);3.56(m広い, 4H, CH);3.63および4.07(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);5.28(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);7.97(t広い, J=約6Hz1H, NH);8.60(s, 1H, CH=N);9.76(d, J=7.8Hz, 1H, NH);11.70(s, 1H, OH);12.26(s, 1H, OH)。
74 (300MHz, DMSO−d):3.57および4.48(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);3.97(広い, 2H, N−CH−C=C);5.1−5.3(m, 2H, C=CH);5.30(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.8−5.9(m, 1H, C−CH=C);5.89(dd, J=4.9および8.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);8.10(s, 2H, NH);8.34(s, 1H, CH=N);8.41(s, 1H, NH);9.77(d, J=8.0Hz, 1H, NH);12.26(s, 1H, OH);12.38(s, 1H, OH)。
75 (300MHz, DMSO−d):1.89(m広い2H, CH);3.33(s広い, 4H, N−CH);3.54および4.42(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および8.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.76(s, 1H, CHチアゾル);8.29(s, 1H, CH=N);8.38(s, 2H, NH);9.66(d, J=8.0Hz, 1H, NH);11.90(s, 1H, OH);12.03(s, 1H, OH)。
【0115】
76 (300MHz, DMSO−d):0.89(t, 3H, C−CH);1.2−1.4(m, 2H, C−CH−C);1.4−1.6(m, 2H, C−CH−C);3.2−3.4(m, 2H, N−CH−C);3.56および4.47(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);8.04(s, 2H, NH);8.24(s, 1H, CH=N);8.32(s, 1H, NH);9.76(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.13(s, 1H, OH);12.36(s, 1H, OH)。
77 (300MHz, DMSO−d):3.66および3.92(AB4重, J=17.9Hz, 2H, S−CH);3.86(s, 3H, O−CH);5.27(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);8.22(s, 1H, CH=N);9.78(d, J=7.8Hz, 1H, NH);12.34(s, 1H, OH)。
78 (300MHz, DMSO−d):1.39(s, 9H, C−CH);3.56および4.47(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);7.90(s広い2H, NH);7.99(s広い1H, NH);8.25(s, 1H, CH=N);9.68(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.03(s, 1H, OH);12.16(s, 1H, OH)。
79 (300MHz, DMSO−d):2.92(d, J=4.8Hz, 3H, N−CH);3.03(s, 6H, N−CH);3.61および4.17(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);8.20(q広いJ=4.8Hz, 1H, NH);8.55(s, 1H, CH=N);9.76(d, J=7.5Hz, 1H, NH);11.83(s, 1H, OH);12.28(s, 1H, OH)。
80 (300MHz, DMSO−d):2.75(s, 2H, N−CH);3.55および4.54(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.32(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.93(dd, J=5.1および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.79(s, 1H, CHチアゾル);8.59(s, 1H, CH=N);9.73(d, J=8.0Hz, 1H, NH);12.13(s, 1H, OH)。
【0116】
81 (300MHz, DMSO−d):3.55および4.54(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);3.5−3.6(m, 4H, CH);3.6−3.7(m, 4H, CH);5.30(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);8.35(広い, 2H, NH);8.65(s, 1H, CH=N);9.80(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.27(s, 1H, OH);12.51(s, 1H, OH)。
82 (300MHz, DMSO−d):0.64(m, 2H, シクロプロピルCH);0.83(m, 2H, シクロプロピルCH);2.62(m, 1H, シクロプロピルCH);3.53および4.49(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および8.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.79(s, 1H, CHチアゾル);8.09(s, 2H, NH);8.35・(s, 1H, CH=N);8.59(s, 1H, NH);9.70(d, J=8.0Hz, 1H, NH);12.08(s, 1H, OH);12.13(s, 1H, OH)。
83 (300MHz, DMSO−d):3.54および4.48(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=4.9および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);8.15(s, 2H, NH);8.39(s, 1H, CH=N);9.79(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.21(s, 1H, OH);12.15(s, 1H, OH);12.44(s, 1H, OH)。
84 (300MHz, DMSO−d):3.09(s, 6H, N−CH);3.55および4.55(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);8.07(s, 2H, NH);8.65(s, 1H, CH=N);9.81(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.86(s, 1H, OH);12.53(s, 1H, OH)。
85 (300MHz, DMSO−d):3.58および4.50(AB4重, J=18.0Hz, 2H, SCH);4.90(d, J=6.4Hz, 2H, N−CH);5.31(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタムH);5.90(dd, J=5.2および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);7.6−7.8(m, 2H, CH芳香族);8.1−8.3(m, 1H, CH芳香族);8.35(s広い, 1H, NH);8.39(s, 1H, CH=N);8.7−8.8(m, 2H, CH芳香族);9.3(広い, 1H, NH);9.78(d, J=7.8Hz, 1H, NH);12.42(s, 1H, OH);12.49(s, 1H, OH)。
【0117】
86 (300MHz, DMSO−d):3.57および4.52(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);4.85(d, J=6.6Hz, 2H, N−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);7.9−8.1(m, 1H, CH芳香族);8.38(s, 1H, CH=N);8.4−8.6(m, 1H, CH芳香族);8.8−8.9(m, 1H, CH芳香族);8.9−9.0(m, 1H, CH芳香族);8.7−8.8(m, 2H, CH芳香族);9.77(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.32(s, 1H, OH);12.45(s, 1H, OH)。
87 (300MHz, DMSO−d):3.57および4.52(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);4.98(d, J=6.2Hz, 2H, N−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタムH);5.90(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);7.9−8.0(m, 2H, CH芳香族);8.40(s, 1H, CH=N);8.8−9.0(m, 1H, CH芳香族);9.00(s広い1H, NH);9.76(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.30(s, 1H, OH);12.56(s, 1H, OH)。
88 (300MHz, DMSO−d):3.68および4.05(AB4重, J=17.9Hz, 2H, S−CH);4.19および4.38(AB4重, J=16.4Hz, 2H, N−CH−C=O);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.87(dd, J=5.0および7.7Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.87(s, 1H, CHチアゾル);7.86(s, 1H, CH=N);9.82(d, J=7.7Hz, 1H, NH);11.35(s, 1H, OH);12.45(s, 1H, OH)。
89 (300MHz, DMSO−d):3.58および4.64(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);5.29(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=4.9および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);7.1−7.6(m, CH芳香族);8.33(s, 1H, CH=N);9.78(d, J=7.9Hz, 1H, NH);10.03(s, 1H, NH);11.86(s, 1H, OH);12.35(s, 1H, OH)。
90 (300MHz, DMSO−d):3.66および4.70(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.34(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.92(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);7.0−7.2(m, 1H, CH芳香族);7.2−7.3(m, 1H, CH芳香族);8.0−8.2(m, 2H, CH芳香族);8.49(s, 1H, CH=N);9.79(d, J=8.0Hz, 1H, NH);12.32(s, 1H, OH);13.41(s, 1H, OH)。
【0118】
91 (300MHz, DMSO−d):3.65および4.03(AB4重, J=17.8Hz, 2H, S−CH);5.27(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.83(dd, J=4.9および7.7Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.88(s, 1H, CHチアゾル);8.52(s, 1H, CH=N);9.77(d, J=7.7Hz, 1H, NH);11.08(s, 1H, OH);12.35(s, 1H, OH)。
92 (300MHz, DMSO−d):1.51(s, 3H, C−CH);1.54(s, 3H, C−CH);2.86(d, J=4.9Hz, 3H, N−CH);3.55および4.50(AB4重, J=18.2Hz, 2H, S−CH);5.32(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.96(dd, J=5.0および8.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, CHチアゾル);8.03(s広い2H, NH);8.18(s広い1H, NH);8.32(s, 1H, CH=N);9.74(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.19(s, 1H, OH)。
93 (300MHz, DMSO−d):2.9(広い, 3H, N−CH);3.54および4.50(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.30(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);8.62(s, 1H, CH=N);9.79(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.98(s, 1H, OH);12.42(s, 1H, OH)。
94 (300MHz, DMSO−d):3.39(m広い2H, CH);3.54(m広い2H, CH);2.89(d, J=4.6Hz, 3H, N−CH);3.55および4.49(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.79(s, 1H, CHチアゾル);8.61(s, 1H, CH=N);9.71(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.73(s, 1H, OH);12.10(s, 1H, OH)。
95 (300MHz, DMSO−d):2.26(s, 3H, CH);3.57および4.70(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);5.33(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.93(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);8.77(s, 1H, CH=N);9.80(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.40(s, 1H, OH)。
【0119】
96 (300MHz, DMSO−d):3.22(m広い4H, N−CH);3.55および4.52(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);3.85(m広い4H, N−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.5(広い, 2H, NH);8.65(s, 1H, CH=N);9.76(d, J=7.9Hz, 1H, NH);9.82(s, 2H, NH);12.31(s, 1H, OH);12.47(s, 1H, OH)。
97 (300MHz, DMSO−d):3.14(s, 6H, N−CH);3.64および3.94(AB4重, J=17.9Hz, 2H, S−CH);3.68(s4H, N−CH);5.28(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.7Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);8.64(s, 1H, CH=N);9.77(d, J=7.7Hz, 1H, NH);12.29(s, 1H, OH);12.36(s, 1H, OH)。
98 (300MHz, DMSO−d):3.33(s, 3H, N−CH);3.54および4.55(AB4重, J=18.3Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.91(dd, J=5.1および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.76(s, 1H, CHチアゾル);8.10(s, 1H, CH=N);8.2(s, NH);9.67(d, J=7.8Hz, 1H, NH);11.92(s, 1H, OH)。
99 (300MHz, DMSO−d):2.80(s, 3H, CH);3.57および4.48(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.34(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.94(dd, J=5.1および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.55(s, 1H, CH=N);9.28(s, 1H, NH);9.80(d, J=7.9Hz, 1H, NH);9.90(s, 1H, NH);12.39(s, 1H, OH);13.52(s, 1H, OH)。
100 (300MHz, DMSO−d):3.58および4.46(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.34(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.94(dd, J=5.1および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.28(dd, J=6.7および14.8Hz, 1H, N−CH=N);8.58(s, 1H, CH=N);9.58(d, J=14.8Hz1H, NH);9.77(d, J=8.0Hz, 1H, NH);9.9(d, J=6.7Hz, 1H, NH);12.29(s, 1H, OH)。
【0120】
101 (300MHz, DMSO−d):3.57および4.48(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);3.9(s, 3H, O−CH);5.33(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.92(dd, J=5.1および8.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.87(s, 1H, CHチアゾル);8.27(dd, J=6.9および14.6Hz, 1H, N−CH=N);8.60(s, 1H, CH=N);9.55(d, J=14.4Hz, 1H, NH);9.79(d, J=8.0Hz, 1H, NH);9.91(d, J=6.5Hz, 1H, NH)。
102 (300MHz, DMSO−d):1.49(s, 3H, C−CH);1.50(s, 3H, C−CH);3.54および4.48(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.31(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.97(dd, J=4.9および8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);8.29(s, 1H, CH=N);9.65(d, J=8Hz, 1H, NH);12.06(s, 1H, OH)。
103 (300MHz, DMSO−d):1.51(s, 3H, C−CH);1.53(s, 3H, C−CH);3.52および4.52(AB4重, J=18.3Hz, 2H, S−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.95(dd, J=5.0および8.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.94(s, 1H, CHチアゾル);7.61(s広い2H, NH);8.15(s広い2H, NH);8.38(s, 1H, CH=N);9.74(d, J=8.1Hz, 1H, NH);11.20(s, 1H, OH);12.16(s, 1H, OH)。
104 (300MHz, DMSO−d):1.49(s, 3H, C−CH);1.51(s, 3H, C−CH);3.56および4.52(AB4重, J=18.3Hz, 2H, S−CH);4.90(d, J=6.3Hz, 2H, CH);5.32(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.97(dd, J=5.0および8.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.91(s, 1H, CHチアゾル);7.6−7.8(m2H, CH芳香族);8.2−8.3(m1H, CH芳香族);8.38(s, 1H, CH=N);8.6−8.8(m1H, CH芳香族);9.71(d, J=8.2Hz, 1H, NH);12.48(s, 1H, OH)。
105 (300MHz, DMSO−d):0.64(m広い2H, CH);0.84(m広い2H, CH);1.50(s, 3H, C−CH);1.52(s, 3H, C−CH);2.61(m広い1H, N−CH);3.53および4.53(AB4重, J=18.2Hz, 2H, S−CH);5.31(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.96(dd, J=5.0および8.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.90(s, 1H, CHチアゾル);8.10(s広い2H, NH);8.34(s, 1H, CH=N);8.60(s広い1H, NH);9.70(d, J=8.2Hz, 1H, NH);12.08(s, 1H, OH)。
【0121】
106 (300MHz, DMSO−d):1.50(s, 3H, C−CH);1.52(s, 3H, C−CH);2.87(広い6H, N−CH);3.54および4.51(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.33(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.96(dd, J=5.0および8.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.91(s, 1H, CHチアゾル);8.06(s広い1H, NH);8.30(s広い1H, NH);8.62(s, 1H, CH=N);9.71(d, J=8.4Hz, 1H, NH);11.76(s, 1H, OH)。
107 (300MHz, DMSO−d):1.51(s, 3H, C−CH);1.53(s, 3H, C−CH);1.8−2.0(m, 4H, C−CH);1.8−2.0(m, 4H, N−CH);3.54および4.55(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.31(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.95(dd, J=5.0および8.3Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.90(s, 1H, CHチアゾル);7.70(s広いNH);7.93(s広いNH);8.63(s, 1H, CH=N);9.62(d, J=8.2Hz, 1H, NH);9.75(s, 1H, NH);11.71(s, 1H, OH)。
108 (300MHz, CDOD):8.59(s, 1H, CH=N);6.94(s, 1H, CH);5.95(d, J=5.0Hz, 1H, CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, CH);4.02(s, 3H, OCH);4.34および3.61(AB4重, J=18.0Hz, 2H, SCH);2.73(s, 3H, 5CH)。
109 (300MHz, DMSO−d):0.64(m広い2H, CHシクロプロピル);0.84(m広い2H, CHシクロプロピル);2.62(m広い1H, N−CHシクロプロピル);3.54および4.51(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);4.66(s, 2H, O−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.93(dd, J=5.0および8.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.93(s, 1H, CHチアゾル);8.09(広い2H, NH);8.35(s, 1H, CH=N);8.58(広い, 1H, NH);9.77(d, J=8.0Hz, 1H, NH);12.04(s, 1H, OH)。
110 (300MHz, DMSO−d):2.87(s, 6H, N−CH);3.56および4.50(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);4.67(s, 2H, O−CH);5.32(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.92(dd, J=5.0および8.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.94(s, 1H, CHチアゾル);8.1(広い1H, NH);8.35(広い1H, NH);8.63(s, 1H, CH=N);9.80(d, J=8.1Hz, 1H, NH);11.77(s, 1H, OH)。
【0122】
111 (300MHz, DMSO−d):1.93(広い, 4H, C−CH);3.47(広い, 4H, N−CH);3.55および4.54(AB4重, J=17.9Hz, 2H, S−CH);4.67(s, 2H, O−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.92(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.94(s, 1H, CHチアゾル);7.96(広い2H, NH);8.62(s, 1H, CH=N);9.79(d, J=7.8Hz, 1H, NH);11.72(s, 1H, OH)。
112 (300MHz, DMSO−d):3.62および4.67(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.37(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.96(dd, J=5.1および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);7.7−7.9(m, 1H, CH芳香族);8.1−8.3(m, 1H, CH芳香族);8.4−8.6(m, 1H, CH芳香族);8.8−8.9(m, 1H, CH芳香族);8.97(s, 1H, CH=N);9.79(d, J=7.9Hz, 1H, NH);9.85(s, 1H, NH);10.37(s, 1H, NH);12.31(s, 1H, OH)。
113 (300MHz, DMSO−d):1.1−1.3(m, 2H, CHシクロプロピル);1.2−1.4(m, 2H, CHシクロプロピル);1.9−2.0(m, 1H, CHシクロプロピル);3.54および4.49(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.32(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.93(dd, J=5.1および8.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.76(s, 1H, CHチアゾル);8.59(s, 1H, CH=N);9.07(s, 1H, NH);9.23(s, 1H, NH);9.67(d, J=8.0Hz, 1H, NH);11.92(s, 1H, OH);13.27(s, 1H, OH)。
114 (300MHz, DMSO−d):1.59(広い, 6H, C−CH);3.53(広い4H, N−CH);3.6および4.52(AB4重, J=18.4Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.6Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.16(s2H, NH);8.60(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=7.6Hz, 1H, NH);11.94(s, 1H, OH);12.30(s, 1H, OH)。
115 (300MHz, DMSO−d):3.5および4.53(AB4重, J=17.9Hz, 2H, S−CH);3.4−3.7(m, 8H, N−CH);5.31(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.08(s, 1H, CH=O);8.38(広い2H, NH);8.62(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.18(s, 1H, OH);12.28(s, 1H, OH)。
【0123】
116 (300MHz, DMSO−d/DO):2.81(s, 6H, N−CH);2.92(s, 3H, C=N−CH);3.54および4.58(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);3.6(広い, 2H, N−CH);3.97(広い, 2H, N−CH);5.30(d, J=4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(d, J=4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);8.55(s, 1H, CH=N)。
117 (300MHz, DMSO−d/DO):2.91(s, 3H, C=N−CH);3.19(s, 9H, N−CH);3.29(広い, 2H, N−CH);3.56および4.48(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);3.82(広い, 2H, N−CH);5.31(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);8.56(s, 1H, CH=N)。
118 (300MHz, DMSO−d):3.61および4.59(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);5.35(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.59(dd, J=5.1および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);6.9−7.1(m, 1H, CH芳香族);7.2−7.4(m, 2H, CH芳香族);8.74(s, 1H, CH=N);9.31(s1H, NH/OH);9.76(s1H, NH/OH);9.78(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.25(s, 1H, OH);13.03(s, 1H, OH)。
119 (300MHz, DMSO−d):2.30(s, 3H, C−CH);3.59および4.57(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);3.67(s, 3H, N−CH);5.34(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.94(dd, J=5.1および8.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.13(d, J=3.9Hz1H, CHピロール);6.77(s, 1H, CHチアゾル);6.86(d, J=3.9Hz, 1H, CHピロール);8.66(s, 1H, CH=N);9.25(s1H, NH);9.46(s1H, NH);9.70(d, J=8.0Hz, 1H, NH);11.96(s, 1H, OH);12.90(s, 1H, OH)。
120 (300MHz, DMSO−d):3.71および4.12(AB4重, J=17.9Hz, 2H, S−CH);5.32(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.91(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.84(s, 1H, CHチアゾル);7.9−8.0(m, 2H, CH芳香族);8.66(s, 1H, CH=N);8.8−8.9(m, 2H, CH芳香族);8.8(広い1H, NH);9.76(d, J=8.0Hz, 1H, NH);12.17(s, 1H, OH);12.37(s, 1H, OH)。
【0124】
121 (300MHz, DMSO−d):3.22(s, 6H, N−CH);3.54および4.55(AB4重, J=18.5Hz, 2H, S−CH);3.6(広い, 4H, N−CH);4.0(広い, 4H, N−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.91(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.73(s, 1H, CH=N);9.75(d, J=7.6Hz, 1H, NH);12.30(s, 1H, OH);12.76(s, 1H, OH)。
122 (300MHz, DMSO−d):2.76(s, 3H, N−CH);3.1−3.3(広い, 2H, N−CH);3.4−3.6(広い, 2H, N−CH);3.5−3.7(広い, 2H, N−CH);3.55および4.53(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);4.2−4.4(広い, 2H, N−CH);5.31(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.90(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.66(s, 1H, CH=N);9.77(d, J=7.8Hz, 1H, NH);11.74(s, 1H, NH);12.36(s, 1H, OH);12.56(s, 1H, OH)。
123 (300MHz, DMSO−d):2.90(d, J=4.7Hz 3H, N−CH);3.34(s, 3H, N−CH);3.55および4.59(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.91(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.81(s, 1H, CHチアゾル);8.09(s, 1H, CH=N);8.25(s, 2H, NH);8.37(s, 1H, NH);9.72(d, J=7.9Hz, 1H, NH);12.14(s, 1H, OH)。
124 (300MHz, DMSO−d):2.81(d, J=4.3Hz 6H, N−CH);3.2−3.4(m広い2H, N−CH);3.56および4.55(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);3.7−3.9(m広い2H, N−CH);5.30(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.9(dd, J=4.9および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.3(広い, NH);8.38(s, 1H, CH=N);8.47(広い, NH);9.76(d, J=7.9Hz, 1H, NH);10.84(s, 1H, NH);12.31(s, 2H, OH)。
125 (300MHz, DMSO−d):2.82(d, J=4.5Hz 6H, N−CH);3.2−3.3(m広い2H, N−CH);3.40(s, 3H, N−CH);3.56および4.73(AB4重, J=18.3Hz, 2H, S−CH);3.8−3.9(m広い2H, N−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.91(dd, J=5.0および7.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.82(s, 1H, CHチアゾル);8.11(s, 1H, CH=N);8.68(s, 2H, NH);8.74(m広い1H, NH);9.77(d, J=7.9Hz, 1H, NH);10.91(s, 1H, OH);12.32(s, 1H, OH)。
【0125】
126 (300MHz, DMSO−d):3.60および4.56(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.32(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.92(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.83(s, 1H, CHチアゾル);6.8−6.9(m, 1H, CH芳香族);7.1−7.2(m, 1H, CH芳香族);7.3−7.4(m, 1H, CH芳香族);8.23(s, 1H, CH=N);8.37(2H, NH/OH);8.51(s, 1H, CH=N);9.78(d, J=7.9Hz, IH, NH);12.27(s, 1H, OH)。
127 (300MHz, DMSO−d):3.53および4.49(AB4重, J=18.1Hz, 2H, S−CH);5.29(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=5.0および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.79(s, 1H, CHチアゾル);7.93(広い, 2H, NH);8.37(広い, 1H, CH=N);9.73(d, J=7.8Hz, 1H, NH);12.15(s, 1H, OH)。
128 (300MHz, DMSO−d):3.25(広い, 4H, N−CH);3.31(s, 3H, N−CH);3.62および4.27(AB4重, J=18.0Hz, 2H, S−CH);3.74(広い, 4H, N−CH);5.30(d, J=5.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.89(dd, J=4.9および7.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.79(s, 1H, CHチアゾル);8.11(s, 1H, CH=N);9.03(広い, 1H, NH);9.31(広い, 1H, NH);9.67(d, J=7.9Hz, 1H, NH);9.87(s, 2H, NH);12.07(s, 1H, OH)。
129 (300MHz, DMSO−d):0.70(m;4H, −CH−CH−);3.05(m, 1H);3.51および4.49(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);4.38(s, 3H, O−CH);5.24(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.84(dd, J=7.9Hzおよび4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.86(s, 1H, チアゾリル−H);8.19(d, J=3.9Hz, 1H);8.21(s, 1H, CH=N);9.72(d, J=8.0Hz, 1H, NH);11.58(s, 1H)。
130 (300MHz, CDCN+DO):1.26(t, J=7Hz, 3H);1.68(6重, J=7Hz, 2H);1.93(5重, J=7Hz, 2H);3.93(t, J=7.1Hz, 2H);3.95(s, 3H, OCH);3.98および4.57(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.59(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.18(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);7.40(s, 1H, チアゾリル−H);8.63(s, 1H, CH=N)。
【0126】
131 (300MHz, DO):0.74(m, 2H);0.88(m, 2H);2.58および2.38(二つの1重3H, 5CH);2.68(m, 1H);3.45および3.94(AB−システム, 広い, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.23(d, J=4.7Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.75(d, J=4.7Hz, 1H, β−ラクタム−H);7.03(s, 1H, チアゾリル−H);8.36(s, 広い, 1H, CH=N)。
132 (300MHz, DO):0.82(t, J=7.3Hz, 3H);1.29(6重, J=7Hz, 2H);1.56(5重, J=7Hz, 2H);2.61および2.46(二つの1重, 3H, SCH);3.46(t, J=7.1Hz, 2H);3.55および4.01(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.98(s, 3H, O−CH);5.25(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.78(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);7.05(s, 1H, チアゾリル−H);8.39(s, 1H, CH=N)。
133 (300MHz, DMSO−d):2.68(m, 2H);3.73(m, 2H);3.57および4.23(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.96(s, 3H, O−CH);5.29(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);8.48(dd, J=8HzおよびJ=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.91(s, 1H, チアゾリル−H);8.24(s, 1H, CH=N);9.20(s, 1H);9.90(d, J=8.0Hz, 1H NH)。
134 (300MHz, DMSO−d+DO):0.68(m, 2H);0.84(m, 2H);2.91(m, 1H);3.62および4.22(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.28(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(d, J=4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);7.06(s, 1H, チアゾリル−H);8.23(s, 1H, CH=N)。
135 (300MHz, DMSO−d);0.89(t, J=7Hz, 3H);1.29(6重, J=7Hz, 2H);1.54(5重, J=7Hz, 2H);3.51および4.47(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.52(m, 2H);5.24(d, J=4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=7.9Hzおよび4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.69(s, 1H, チアゾリル−H);8.21(s, 1H, CH=N);8.47(m, 1H);9.55(d, J=7.9Hz, 1H, NH);11.44(s, 1H);11.54(s, 1H)。
【0127】
136 (300MHz, DMSO−d):2.77(s, 3H, NCH);3.0−3.2(m, 4H);3.35−3.6(m, 4H);3.63および4.03(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, OCH);5.26(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.84(dd, J=7.9HzおよびJ=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.85(s, 1H, チアゾリル−H);8.40(s, 1H, CH=N);9.69(d, J=8.0Hz, 1H, NH);11.67(s, 1H)。
137 (300MHz, DMSO−d):3.59および4.54(AB4重, J=18.2Hz, 2H, SCH);3.66(d, J=4Hz, 3H, NHCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.26(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);7.96(s, 1H, CH=N);8.4(d, J=4Hz, NHCH);9.84(d, J=8Hz, NH)。
138 (300MHz, DMSO−d):1.43(s, 9H, −OC(CH));3.62および4.02(AB4重, J=17.8Hz, 2H, SCH);5.25(d, J=4.9Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.83(dd, J=4.9および8.0Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.93(s, 1H, チアゾリル−H);8.20(s, 1H, CH=N);9.69(d, J=8.0Hz, 1H, NH)。
139 (300MHz, DMSO−d):3.21(広い1重, 4H);3.89(広い1重, 4H);3.50および4.53(AB4重, J=18.1Hz, 2H, SCH);5.27(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H;5.77(d, J=58Hz, 2H, −CHF);5.90(dd, J=5Hzおよび8.2Hz, β−ラクタム−H);8.66(s, 1H, CH=N);9.85(d, J=8.2Hz, NH)。
140 (300MHZ, DMSO−d):1.02(t, J=7.4Hz, 3H, C−CH);2.32(qd, J=7.4および7.5Hz, 2H, C=C−CH−C);3.52および4.15(AB, J=17.7Hz, 2H, 5CH);5.17(d, J=5.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.73(dd, J=5.2および8.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.48(s, 1H, CHチアゾル);6.61(t, J=7.5Hz, 1H, C=CH−C);8.93(s, 1H, CH=N);9.14(d, J=8.8Hz, 1H, NH)。
【0128】
141 (90MHz, DMSO−d):2.3(s, 3H, CH);1.8から2.1(m, 1H);3.95(s, 2H, SCH);3.9(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.9(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.95(s, 1H, チアゾリル−H);8.65(s, 1H, CH=N);9.9(d, J=8Hz, NH)。
142 (90MHz, DMSO−d):2.3(s, 3H, チアゾリル−CH);4.0(s, 3H, O−CH);3.75および4.3(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);5.4(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.95(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.7(s, 1H, チアゾリル−H);7.05(s, 1H, チアゾリル−H);8.55(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
143 (90MHz, DMSO−d):2.25(s, 3H, チアゾリル−CH);3.60(s, 3H, N−CH);3.7および4.15(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);3.95(s, 3H, O−CH);5.35(d, J=5, Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.85(dd, J=5Hzおよび8Hz, β−ラクタム−H);6.7(s, 1H, チアゾリル−H);7.02(s, 1H, チアゾリル−H);8.15(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=8Hz, NH)。
144 (300MHz, DMSO−d):2.83(d, 3H, NCH);3.55および4.23(AB4重, J=19.8Hz, 2H, SCH);3.84(s, 3H, =N−OCH);5.21(d, J=5.5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.70(dd, J=5.5Hzおよび9Hz, β−ラクタム−H);6.77(s, 1H, チアゾリル−H);9.28(s, 1H, CH=N);9.63(d, J=9Hz, 1H, NH)。
145 (300MHz, DMSO−d):
ジアステレオマーA:1.25(d, J=6Hz, 3H);1.24(d, J=6Hz, 3H);1.53(d, J=5.4Hz, 3H, −O(CH)CH−O−);2.9(d, J=4, 9Hz, 3H, NCH);3.62および4.61(AB4重, J=18.3Hz, 2H, SCH);3.94(s, 3H, =N−OCH);4.75から4.84(m, 1H, −O−CH(CH));5.34(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.94(dd, J=5Hzおよび7.8Hz, β−ラクタム−H);6.9(q, J=5.3Hz, 1H, O(CH)CH−O−);6.92(s, 1H, チアゾリル−H);8.3(s, 1H, CH=N);9.96(d, Jt=7.8Hz, 1H, NH)。
ジアステレオマーB:1.24(d, J=6Hz, 3H);1.22(d, J=6Hz, 3H);1.51(d, J=5.5Hz, 3H, −O(CH)CH−O−);2.9(d, J=4, 9Hz, 3H, NCH);3.60および4.65(AB4重, J=18.3Hz, 2H, SCH);3.93(s, 3H, =N−OCH);4.75から4.84(m, 1H, −O−CH(CH));5.30(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.04(dd, J=5Hzおよび7.6Hz, β−ラクタム−H);6.8(q, J=5.3, 1H, O(CH)CH−O−);6.92(s, 1H, チアゾリル−H);8.14(s, 1H, CH=N);9.95(d, J=7.6Hz, 1H, NH)。
【0129】
146 (300MHz, DMSO−d):
ジアステレオマーA:1.25(d, J=6Hz, 6H);1.50(d, J=5.4Hz, 3H, O(CH)CH−O−);2.18(s, 3H, CHCO);3.76および4.48(AB4重, J=17.9Hz, 2H, SCH);4.7から4.9(m, 1H, −O−CH(CH));5.31(d, J=4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=4.8Hzおよび7.6Hz, β−ラクタム−H);6.87(q, J=5.3Hz, 1H, −O(CH)CH−O−);7.1(s, 1H, チアゾリル−H);8.28(s, 1H, CH=N);9.93(d, J=7.6Hz, 1H, NH)。
ジアステレオマーB:1.23(d, J=6Hz, 6H);1.49(d, J=5.4Hz, 3H,− O(CH)CH−O−);2.17(s, 3H, CHCO);3.70および4.38(AB4重, J=18Hz, 2H, SCH);4.7から4.9(m, 1H, −O−CH(CH));5.28(d, J=4.8Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.83(dd, J=4.8Hzおよび7.6Hz, β−ラクタム−H);6.80(q, J=5.2, 1H, −O(CH)CH−O−);7.1(s, 1H, チアゾリル−H);8.18(s, 1H, CH=O);9.91(d, J=7.6Hz, 1H, NH)。
【0130】
147 (300MHz, DMSO−d):
ジアステレオマーA:1.26(d, J=6.2Hz, 6H);1.53(d, J=5Hz, 3H, −O(CH)CH−O−);2.29(s, 6H, 2アリール−CH);3.60および4.54(AB4重, J=18.5Hz, 2H, SCH);4.75から4.84(m, 1H, −O−CH(CH));5.34(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.97(dd, J=5Hzおよび7.7Hz, β−ラクタム−H);6.91(q, J=5.3Hz, 1H, −O(CH)CH−O−);6.92(s, 1H, チアゾリル−H);7.12および7.49(AB4重, J=8Hz, 2×4芳香族−H);8.34(s, 1H, CH=N);9.69(d, J=7.7Hz, 1H, NH)。
ジアステレオマーB:1.24(d, J=6.2Hz, 6H);1.52(d, J=5.5Hz, 3H, −O(CH)CH−O−);2.29(3.6H, 2アリール−CH);3.59および4.51(AB4重, J=18.4Hz, 2H, SCH);4.75から4.84(m, 1H, −O−CH(CH));5.31(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.93(dd, J=5Hzおよび7.7Hz, β−ラクタム−H);6.83(q, J=5.3, 1H, −O(CH)CH−O−);6.84(s, 1H, チアゾリル−H);7.12および7.49(AB4重, J=8Hz, 2×4芳香族−H);8.24(s, 1H, CH=N);9.69(d, J=7.7Hz, 1H, NH)。
【0131】
A)a) (DO+DCl):3.62(AB4重, J=16Hz, 2H, S−CH);5.10(2d, J=5Hz, 2H, β−ラクタム−H);6.20(s, 広い, 1H, O−CH−O)。
【0132】
A)c) (DMSO−d):3.55および3.73(AB4重, J=18Hz)それぞれ3.70(s), (2H, S−CH);3.87(s, 3H, N−O−CH), 5.11(d, J=5Hz, β−ラクタム−H);5.87(m, 1H, β−ラクタム−H);6.20それぞれ6.26(s, 1H, O−CH−O);6.77それぞれ6.78(s, 1H, チアゾリル−H);7.27−7.35(m, 15H, Ar−H);9.6(s, 広い, 1H, NH−チアゾリル);9.72それぞれ9.74(d, J=8Hz, 1H, NH)。
A)d) (DMSO−d):3.58および3.76(AB4重, J=18Hz)それぞれ3.72(s), (2H, S−CH);3.88(s, 3H, N−O−CH), 5.15(d, J=5Hz, β−ラクタム−H);5.94(dd, J=8Hzおよび5Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.21それぞれ6.28(s, 1H, O−CH−O);6.81それぞれ6.82(s, 1H, チアゾリル−H);9.77それぞれ9.78(d, J=8Hz, 1H, NH)。
【0133】
B)c) (CDCl):3.2−3.5(m, 2H, S−CH);5.05(d, J=5Hz, β−ラクタム−H);6, 0(dd, J=5および8Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.4(s, 1H, O−CH−O);7−7.4(m, 30H, Ar−H)。
B)d) (DMSO−d):3.72(m, 2H, S−CH);5.15(d, J=5Hz, β−ラクタム−H);5.95(dd, J=8Hzおよび5Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.3(広いs, 1H, O−CH−O);6.8(s, 1H, チアゾリル−H);9.75(d, J=8Hz, 1H, NH)。
C) (300MHz, DMSO−d):3.55および3.77(AB4重, J=18Hz)それぞれ3.71(s), (2H, S−CH);5.14(d, J=5Hz, β−ラクタム−H);5.97(m, 1H, β−ラクタム−H);5.79(d, J=55Hz, 2H, −CHF);6.20それぞれ6.27(s, 1H, O−CH−O);9.81それぞれ9.84(d, J=8Hz, 1H, NH)。
【0134】
D) (300MHz, DMSO−d):2.20それぞれ2.21(s, 3H, O=C−CH);3.63および3.80(AB4重, J=18Hz)それぞれ3.76(s)(2H, S−CH);5.20(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタムH);6.00(dd, J=8Hzおよび5Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.23それぞれ6.29(s, 1H, OCH−O);7.16それぞれ7.17(s, 1H, CHチアゾル);10.04それぞれ10.05(d, J=8Hz, 1H, NH)。
E) (300MHz, DMSO−d):3.58および3.79(AB4重, J=18.2Hz)それぞれ3.75(s)(2H, S−CH);5.17(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.94(dd, J=8Hzおよび5Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.21それぞれ6.28(s, 1H, O−CH−O);6.85それぞれ6.86(s, 1H, CHチアゾル);9.74(d, J=8Hz, 1H, NH);12.38(s, 1H, OH)。
【0135】
F)c) (300MHz, DMSO−d):1.4(2s, 6H, C−(CH));1.5(s, 9H, C−(CH));3.6および3.7(AB4重, J=18Hz)それぞれ3.7(s)(2H, S−CH);5.2(d, J=5Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.9(dd, J=8Hzおよび5Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.2それぞれ6.3(s, 1H, O−CH−O);6.8(s, 1H, CHチアゾル);7.2−7.5(m, 15H, CH芳香族);9.6(d, J=8Hz, 1H, NH)。
F)d) (300MHz, DMSO−d):1.48それぞれ1.50(s, 6H, C−(CH));3.60および3.77(AB4重, J=18Hz)それぞれ3.74(s)(2H, S−CH);5.19(d, J=5.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.01(dd, J=8.5Hzおよび5.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.23それぞれ6.29(s, 1H, O−CH−O);6.87それぞれ6.88(s, 1H, CHチアゾル);9.67(d, J=8.5Hz, 1H, NH)。
G) (300MHz, DMSO−d):1.00(t, J=7.5Hz, 3H, C−CH);1.47(s, 9H, OC(CH));2.27(qd, J=7.5Hz, 2H, C=C−CH−C);3.57および3.74(AB4重, J=18, 3Hz)それぞれ3.73(s)(2H, S−CH);5.11(d, J=5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);5.88(dd, J=8.5Hzおよび5.1Hz, 1H, β−ラクタム−H);6.22それぞれ6.26(s, 1H, O−CH−O);6.56(t, J=7.5Hz, 1H, C=CH−C);7.05(s, 1H, CHチアゾル);8.80それぞれ8.81(d, J=8.4Hz, 1H, NH)。
【0136】
H)a) (300MHz, DMSO−d):2.7(s, 3H, 5−CH);3.5−3.6(m, 4H, N−CH);3.73.8(m, 2H, N−CH);3.8−3.9(m, 2H, N−CH);8.1(s, 1H, CH=O);9.6(広い, 2H, NH)。
H)b) (300MHz, DMSO−d):3.42(s, 4H, N−CH);3.4−3.6(m, 4H, N−CH);4.8(広い, 2H, NH);7.9(広い, 2H, NH);8.1(s, 1H, CH=O);9.5(広い, 1H, NH)。
H)c) (300MHz, DMSO−d):3.1−3.2(s, 4H, N−CH);3.7−3.8(m, 4H, N−CH);4.8(広い, 2H, NH);8.0(広い, 2H, NH);9.6(広い, 1H, NH);10.0(広い, 2H, NH)。
I) (90MHz, DO):1.2ppm(t, 3H);1.9−2.1ppm(m, 4H);3.3−3.7ppm(m, 6H)。
【0137】
J) (90MHz, DMSO−d):2.9ppm(d, J=5Hz, 3H, NCH), 3.4−3.8ppm(m, 8H), 7.55ppm(広い4重, 1H, NH)。
K) (90MHz, DO):1.3ppm(s, 9H)。
L) (90MHz, DMSO−d+DO):2.8ppm(s, 3H, NCH);3.4−3.65ppm(m, 4H);4.0−4.4ppm(m, 4H)。
M) (300MHz, DMSO−d):2.74(s, 3H, C=N−CH);3.15(s, 9H, N(CH));3.49(m広い, 2H, N−CH);3.64(m広い, 2H, N−CH);4.8(広い, 2H, NH);7.8(広い, 3H, NH)。
N) (90MHz, DMSO−d):2.85ppm(s, 3H, NCH);3.2−3.65ppm(m, 8H);8.1ppm(s, 1H, CH=O)。
O) (90MHz, DMSO−d+DO):2, 85ppm(s, 3H, NCH);3.2−3.5ppm(m, 4H);3.5−3.9ppm(m, 4H)。
P) (300MHz, DO):2.84(s, 3H, N−CH);3.3−3.4(m, 2H, N−CH);3.7−3.8(m, 2H, N−CH)。
【0138】
Q)a) (90MHz, DMSO−d):2.65ppm(s, 3H, 5−CH);3.35ppm(s, 6H, NCH));3.65−4.0ppm(m, 4H);4.0−4.3ppm(m, 4H), 9.45ppm(広い1重, 1H, NH)。
Q)b) (90MHz, DMSO−d):3.3ppm(s, 6H, NCH));3.5−3.8ppm(m, 4H);3.8−4.2ppm(m, 4H)。
R)a) (90MHz, DMSO−d):2.55ppm(s, 3H, 5CH);3.45ppm(s, 3H, NCH)。
R)b) (90MHz, DMSO−d):3.15ppm(s, 3H, NCH);3.2−3.28ppm(m, 2H);3.28−3.35ppm(m, 2H);3.4−3.55ppm(m, 4H);5.18ppm(広い1重, 2H);8.05(s, 1H, −CH=O);8.1−8.3(広い1重, 2H)。
R)c) (300MHz, DMSO−d):3.16ppm(m, 3+4H);3.63ppm(m, 4H);6.7ppm(広い1重, 5H);8.5(広い1重, 1H);10.0ppm(広い1重, 2H)。
【0139】
S) (300MHz, DMSO−d):2.55(s, 2H, N−CH);5.92(s, 2H, NH)。
T) (300MHz, DMSO−d):0.5(m, 2H, CH);0.7−0.8(m, 2H, CH);2.4−2.5(m, 1H, N−CH);4.7(広い, 2H, NH);7.5(広い, 2H, NH);8.2(広い, 1H, NH);8.9(広い, 1H, NH)。
U) (300MHz, DMSO−d):2.7(s, 3H, N−CH);4.7(広い, 2H, NH);7.7(広い, 1H, NH);9.2(広い, 1H, NH/OH);9.8(広い, 1H, NH/OH)。
V) (300MHz, DMSO−d):2.79(d, J=4.8Hz 6H, N(CH));3.20(s, 3H, NCH);3.2(m, 2H, N−CH);3.6(m, 2H, N−CH);4.7(非常に広い, 2H, NH);7.7(広い, 2H, NH);10.4(広い, 1H, NH)。
W) (300MHz, DO):6.75−6.85(m, 1H, CH芳香族);6.9−7.0(m, 1H, CH芳香族);7.1−7.15(m, 1H, CH芳香族);7.7(s, 1H, CH=N)。
X) (300MHz, DO):2.0(m, 1H);2.47, 2.35(s, s, 共に3H, −SCH);0.84(m, 2H);0.69(m, 2H)。
Y) (300MHz, DO):3.36(t, J=7Hz, 2H);2.51, 2.43(s, s, 共に3H, −SCH);1.55(5重, J=7Hz, 2H);1.29(6重, J=7Hz, 2H);0.85(t, J=7Hz, 3H)。
Z) (90MHz, DMSO−d):3.65ppm(s, 3H, NCH)。
【0140】
AA)a) (300MHz, DMSO−d):2.19(s, 3H, C−CH);3.84(s, 3H, N−CH);5.84(d, J=3.8Hz 1H, C=CH);6.58(d, J=3.8Hz1Hz, C=CH);8.76(s, 1H, NH);8.93(s, 1H, NH)。
AA)b) (300MHz, DMSO−d):2.3(s, 3H, C−CH);2.75(s, 3H, S−CH);3.65(s, 3H, N−CH);6.2(d, J=4Hz 1H, C=CH);7.1(d, J=4Hz1Hz, C=CH);10.6(s, 広い5H, NH)。
AA)c) (300MHz, DMSO−d):2.2(s, 3H, C−CH);3.1(s, 3H, N−CH);5.95(d, J=4Hz 1H, C=CH);6.5(d, J=4Hz 1Hz, C=CH);7.2(非常に広い5H, NH)。
AB) (300MHz, DMSO−d/DO):6.75−6.85(m, 1H, CH芳香族);7.00−7.05(m, 1H, CH芳香族);7.05−7.10(m, 1H, CH芳香族)。
AC) (300MHz, DMSO−d/DO):8.24(s, 1H, CH=N);5.20(d, J=5.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);4.07(d, J=5.2Hz, 1H, β−ラクタム−H);3.89および3.61(ABq, J=17.8Hz, 2H, SCH)。
AD) (300MHz, DMSO−d/CDCOD+CFCOOD):8.67(s, 1H, CH=N);5.38−5.40(2d, 2H, 2β−ラクタム−H);4.01(s, 3H, CH−O);3.98−4.00(ABq, 2H, SCH)
【0141】
AE) (300MHz, DMSO−d):8.14(s, 1H, CH=N);5.33(d, J=5.6Hz, 1H, CH);4.80(d, J=5.6Hz, 1H, CH);3.88および3.58(ABq, J=17.8Hz, 2H, SCH)。
AF) (300MHz, DMSO−d):7.96(s, 1H, CH=N);5.17(d, J=5.2Hz, 1H, CH);5.02(d, J=5.2Hz, 1H, CH);3.96および3.47(ABq, J=17.7Hz, 2H, SCH)。
AG) (300MHz, DMSO−d):8.35(s, 1H, CH=N);5.31(d, J=5.1Hz, 1H, CH);5.14(d, J=5.1Hz, 1H, CH);4.28および3.84(ABq, J=17.9Hz, SCH)。
AH) (300MHz, DMSO−d):8.41(s, 1H, CH=N);5.34(d, J=5.1Hz, 1H, CH);5.18(d, J=5.1Hz, 1H, CH);4.37および3.80(ABq, J=17.9Hz, SCH)。
AI) (300MHz, DMSO−d):8.61(s, 1H, CH=N);5.36(d, J=5.1Hz, 1H, CH);5.18(d, J=5.1Hz, 1H, CH);4.42および3.71(ABq, J=18.0Hz, SCH);2.74(s, 3H, SCH)。
AJ) (300MHz, DMSO−d):8.52(s, 1H, CH=N);5.36(d, J=5.1Hz, 1H, CH);5.21(d, J=5.1Hz, 1H, CH);4.46および3.79(ABq, J=17.7Hz, 2H, SCH);2.95(s, 3H, N−CH)。
AK) (300MHz, DMSO−d):8.51(s, 1H, CH=N);7.56−6.84(m, 10H, 2Ph);5.28(d, J=4.8Hz, 1H, CH);5.00(d, J=5.1Hz, 1H, CH);4.13および3.93(ABq, J=16.8Hz, 2H, SCH)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】

【化1】

{式中、R2iは式
【化2】

〔式中、R4iは水素、C1−8アルキル、C2−8アルケニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、C1−12アシルまたはヘテロシクリルであり、そして
5iは式
【化3】

[式中、ZはN−R13i(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキルである)であり、
9iおよびR10iは窒素原子と共に、ピペラジニルであるヘテロシクリルである]
の基であるか;または
4iは上記と同じであり、
5iは式
【化4】

(R8iはアルキルまたはシクロアルキルであり、そして
7iはアルキルである)
の基であるか;または
4iは上記と同じであり、そして
5iは式
【化5】

[式中、ZはN−R13i(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキルである)であり、
9iは水素であり、そして
10iはCHCF、C(CH、OH、またはジアルキルアミンもしくはトリアルキルアンモニウムにより置換されている少なくとも2個の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシ)
の基であるか;または
4iは上記と同じであり、
5iは式
【化6】

[ZはN−R13i(式中、R13iはアルキルである)であり、
9iおよびR10iは窒素原子と共にモルホリルまたはピロリジニルであるヘテロシクリルである]
の基であるか;または
4iは上記と同じであり、
5iは式
【化7】

[ZはN−R13i(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキルである)であり、
9iは水素であり、そして
10iはシクロアルキルである]
の基であるか;または
4iは上記と同じであり、
5iは式
【化8】

[ZはN−R13i(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキルである)であり、
9iは水素またはアルキルであり、そして
10i
【化9】

(式中、Pheはフェニル)
である]
の基であるか;または
4iは上記と同じであり、
5iは式
【化10】

[ZはN−R13i(式中、R13iは水素、アルキルまたはシクロアルキルである)であり、
11iはジヒドロキシフェニルまたはアルキルにより置換されているピロリルであるか;または
は酸素であり、そして
11iは、式
【化11】

の基である]
の基である〕
の基である}
の化合物。
【請求項2】

【化12】

〔式中、Rは式
【化13】

の基であり、
はNHであり、そして
は水素であるか;または
は式
【化14】

の基であり、
はNHであり、そして
はCHであるか;または
は−SCHであり、
は式
【化15】

の基であり、そして
は水素であるか;または
は式
【化16】

の基であり、
はN−CHであり、そして
は水素であるか;または

【化17】

の基であり、
はN−Cであり、そして
は水素であるか;または

【化18】

の基であり、
は酸素であり、そして
は水素である〕
の化合物。
【請求項3】

【化19】

{式中、Rは水素またはエステル部分であり、そして
xxは式
【化20】

〔式中、R、RおよびRは請求項2で定義の意味を有する〕
の基である}
の化合物。


【公開番号】特開2007−23046(P2007−23046A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−235995(P2006−235995)
【出願日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【分割の表示】特願平8−533793の分割
【原出願日】平成8年5月10日(1996.5.10)
【出願人】(305008042)サンド・アクチエンゲゼルシヤフト (54)
【Fターム(参考)】