説明

折りたたみタンブルシート

車両シートに大きな柔軟性及び調整可能性を与える再構成可能シートアセンブリ(4)である。シートアセンブリ(4)は、シートアセンブリ(4)を、設計構成、折りたたみ構成、収容構成、若しくはタンブル構成、又はこれらの組み合わせの位置にすることができるラッチ機構(10)を含む。ラッチ機構(10)は、第1リンク部材(12)、第2リンク部材(20)、及びベース部材(34)を含む。第1リンク部材(12)は、シートベース(8)及び第2リンク部材(20)の双方に回動可能に接続される。第2リンク部材は、第1リンク部材(12)及びベース部材(34)の双方に回動可能に接続される。ベース部材(34)は車両(2)構造の一部に固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、現在の理解によれば一般に車両シートに関し、詳しくは、折りたたみ可能な車両シート並びにその製造及び構成の方法に関する。
【0002】
関連出願の相互参照
本願は、2007年2月8日出願の「折りたたみタンブルシート」という名称の米国仮特許出願第60/900,469号の利益を主張する。その内容は全体が本明細書に参照として組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
折りたたまれて(fold)収容される(stow)ことが可能、折りたたまれて回転される(tumble)ことが可能、及びその双方が可能な車両シートが一般に知られている。柔軟性及び調整可能性の大きな車両シートを与えることが継続的に求められている。特に、狭いスペースに収容できる車両シートを与えることが継続的に求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第6,974,173号明細書
【特許文献2】米国特許第6,863,330号明細書
【特許文献3】米国特許第6,065,804号明細書
【発明の概要】
【0005】
一実施例において、折りたたみ・収容・回転シートアセンブリは、シートベース部材及びロアリンク(lower link)部材の双方に回動可能に接続されたアッパリンク(upper link)部材を有するラッチ機構を含む。ロアリンク部材は、ベース部材又はプレートに回動可能に接続される。ベース部材は、車両構造の一部に固定される。ロアリンク部材にレバーが回動可能に接続され、ラッチ機構を延伸位置に保持する。また、レバーが作動されて、ラッチ機構及びシートがひざまずき位置まで可動になる。
【0006】
本開示は、添付の図面を参照する以下の説明からさらに十分に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は、実施例に係る車両である。
【図2】図2は、実施例に係る直立位置にある車両シートを有する車室の一部を示す。図2aは、実施例に係る図2の後部ラッチの拡大図を示す。図2bは、実施例に係る図2のラッチ機構の拡大図を示す。
【図3】図3は、実施例に係る折りたたみ位置にある図2の車両シートを示す。図3aは、実施例に係る図3の後部ラッチの拡大図を示す。図3bは、実施例に係る図3のラッチ機構の拡大図を示す。
【図4】図4は、実施例に係るひざまずき/収容位置にある図2の車両シートを示す。図4aは、実施例に係る図4の後部ラッチの拡大図を示す。図4bは、実施例に係る図4のラッチ機構の拡大図を示す。
【図5】図5は、実施例に係る折りたたみタンブル位置にある図2の車両シートを示す。図5aは、実施例に係る図5の後部ラッチの拡大図を示す。図5bは、実施例に係る図5の後部ラッチの拡大図を示す。図5cは、実施例に係る図5のラッチ機構の拡大図を示す。
【図6】図6は、実施例に係る車両シートのためのラッチ機構を有するサポート脚を示す。
【図7】図7及び図8は、図6のサポート脚及びラッチ機構の対向側面図を示す。
【図8】図7及び図8は、図6のサポート脚及びラッチ機構の対向側面図を示す。
【図9】図9は、実施例に係るラッチ機構を示す。
【図10】図10−図12は、様々な実施例に係る様々な位置にある図9のラッチ機構を示す。
【図11】図10−図12は、様々な実施例に係る様々な位置にある図9のラッチ機構を示す。
【図12】図10−図12は、様々な実施例に係る様々な位置にある図9のラッチ機構を示す。
【図13】図13は、実施例に係る直立位置にある車両シートを示す。
【図14】図14−図17は、実施例に係る図2−図13のラッチ機構の要素を示す。
【図15】図14−図17は、実施例に係る図2−図13のラッチ機構の要素を示す。
【図16】図14−図17は、実施例に係る図2−図13のラッチ機構の要素を示す。
【図17】図14−図17は、実施例に係る図2−図13のラッチ機構の要素を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
一般に全図面、特に図1を参照すると、実施例に係るシートアセンブリ(4)を有する車両(2)が示される。車両(2)は4ドアのセダンとして示されるが、シートアセンブリ(4)は、ミニバン、スポーツユーティリティビークルを含む様々な車両において、及び他の任意のタイプの車両又は他のシーティング用途において使用されてよい。さらに、本明細書に記載されるサポート脚(6)及びラッチ機構(8)は、様々なタイプ及び構成のシートアセンブリ、フレーム、構造等との組み合わせで使用されてよい。モジュラーシート構造の一実施例は、2006年11月16日出願の米国仮特許出願第60/859,415号(事務整理番号第026032−5159号)に記載されている。これは全体が本明細書に参照として組み込まれる。
【0009】
図2−図6を参照すると、シートアセンブリ(4)は、シートバック(6)及びシートベース(8)を含む。シートアセンブリ(4)は例えば、車両(2)のフロア構造に、シートベース(8)の前部の下にあるラッチ機構(10)、及びシートベース(8)の後部の下にある後部ラッチ(11)によって取付られる。図3を参照すると、シートバック(6)は、シートベースに回動可能に接続される。これにより、シートバック(6)は、前方、シートベース(8)の方向、折りたたみ位置へ回動することができる(図3に図示)。一実施例によれば、ラッチ機構(10)は、シート(4)が折りたたみ位置からひざまずき位置又は収容位置(図4に図示)にさらに配置されてシートバック(4)の後部表面が実質的に水平配向になり、又は折りたたまれたシート(4)がラッチ機構(10)まわりに実質的に垂直位置まで回動するタンブル位置(図5に図示)になるように構成される。図5に示されるように、タンブル位置において、シート(4)は、前方の次列のシートに近接するように前方に回動する(例えば、後部シートが前列シートに向かってタンブルされる場合)。シートアセンブリ(4)を様々な位置に配置することは、ラッチ機構(10)の構成及び動作によって実現される。以下に詳細に説明する。
【0010】
図6を参照すると、実施例に係るラッチ機構(10)が示される。ラッチ機構(10)は、シートピボット(14)、アッパリンクピボット(16)、及びアッパピン(18)を有する実質的にプレート形状の部材であるアッパリンク(12)を含む。アッパピン(18)は実質的に円筒形状の部材であり、当業者に周知の任意の適切な手段を使用してアッパリンク(12)に固定される。アッパリンク(12)は、シートピボット箇所(14)においてシートベース(8)の前下部(図6には図示せず)に回動可能に接続される。ロアリンク(20)は、アッパリンクピボット(16)においてアッパリンク(12)に回動可能に接続される。ロアリンクピボット(22)は、スロット(24)(図9に最もよく図示される)を含む。スロット(24)内では、アッパピン(18)が移動して、アッパリンク(12)のロアリンク(20)に対する回動範囲が制限される。レバー(26)は、レバーピボット(28)においてロアリンク(20)に回動可能に接続される。レバー(26)は、以下でさらに詳細に説明されるフック部(30)及びカム部(32)を含む。
【0011】
ロアリンク(20)は、ロアリンクピボット(22)においてベース部材(34)に回動可能に接続される。ロアリンクピボット(22)の回動は、ベース部材(34)のストップピン(36)によって制限される。ベース部材(34)は、車両(2)のフロア部に固定され、様々な構成を含む。例えば、図6−図12に最もよく図示されるように、ベース部材(34)は傾斜プレート部材である。これは、車両フロアの対応する傾斜部分に一致する。なお、ラッチ機構(10)に使用される様々な回動可能なジョイントは、本明細書で説明するように、ラッチ機構(10)の様々な要素の回動を許容することができる任意の適切なピボット機構を含んでよい。
【0012】
図6−図10に示されるように、ラッチ機構(10)は、シートベース(8)が設計位置又は直立位置(図2参照)に支持されるような延伸位置にある。この位置では、ストップピン(36)は、レバー(26)のフック部(30)(例えば、キャッチ、フック等)に係合する。これにより、ロアリンク(20)の反時計方向の回動が防止される(図6に図示)。ロアリンク(20)の時計方向の回動(図6に図示)は、ストップピン(36)に係合するロアリンク(20)の下部によって制限される。この位置では、ロアリンク(20)は回動することができず所定位置に固定される。レバー(26)はカム部(32)をさらに含む。カム部(32)は、レバー(26)のフック部(30)がストップピン(36)に係合するときにアッパピン(18)に係合する。この構成において、アッパリンク(12)は、時計方向に回動することができない(図6に図示)。アッパリンク(12)及びロアリンク(20)の双方が図6に示される位置にある場合、ラッチ機構(10)は、シートベース(8)に対して安定した支持を与える。一実施例によれば、レバー(26)は、フック部(30)がストップピン(36)の方へ回動するように付勢される。
【0013】
図3に戻ると、シートバック(6)は、シートアセンブリ(4)が折りたたみ位置になるように前方へ回動される。この位置において、ラッチ機構(10)は、シートベース(8)を、図6に関連して説明される延伸位置に支持し続ける。図4に示される他実施例によれば、シート(4)は、ラッチ機構(10)をひざまずき位置(図12参照)まで動かすことにより、ひざまずき位置又は収容位置までさらに動く。図10−図12を参照すると、ラッチ機構(10)をひざまずき位置まで動かすべく、ユーザは当該機構(10)を作動させて、フック部(30)がストップピン(36)から離れる方向(例えば、図10に示される反時計方向)へ回動するようにレバー(26)を回動させる。レバー(26)は、レバー(26)の一端をコントロールケーブル等の任意の適切な手段を介して他の作動手段のハンドルに接続することを含む様々な方法で作動し得る。作動手段は、任意の適切な位置に配置される。例えば、作動手段は、シート(4)の後部から容易にアクセスできるようにシートベース(8)の後部の下に配置してよい。
【0014】
また、フック部(30)がストップピン(36)から離れる方向へ回動するためのレバー(26)の回動により、カム部(32)は、アッパピン(18)がロアリンク(20)のスロット(24)の下方に可動となるように回動する。これにより、アッパリンク(12)及びロアリンク(20)が自由に回動できる。図10−図12に示されるように、レバー(26)のカム部(32)は、ラッチ機構(10)が延伸位置からひざまずき位置まで動くときにアッパピン(18)がレバー(26)に沿って摺動できる輪郭表面を有する。シートアセンブリ(4)が後部ラッチ箇所(11)のまわりで回動する結果、アッパリンク(16)及びロアリンク(20)が回動する(図3及び図4参照)。シートアセンブリ(4)が後部ラッチ(11)のまわりで回動すると、ラッチ機構(10)が図12に示されるひざまずき位置に到達するまで、アッパリンク(12)がアッパリンクピボット(16)のまわりで(図10−図12における反時計方向に)回動し、ロアリンク(20)がロアリンクピボット(22)のまわりで(図10−図12における時計方向に)回動するように回動するように、アッパリンク(12)及びロアリンク(20)の双方が回動する。
【0015】
一実施例によると、シートアセンブリ(4)の折りたたみ位置からひざまずき位置又は収容位置までの移動は、レバー(26)を作動させて、シートアセンブリ(4)を、その自重の結果又は付勢機構若しくはスプリングに対して後部ラッチのまわりで回動させることにより行われる。シートアセンブリ(4)を折りたたみ位置まで戻すことは、ユーザがシートアセンブリ(4)を、レバー(26)がカム部(32)が再びアッパピン(18)に係合し、かつ、フック部(30)がストップピン(36)に係合する位置になるまで、後部ラッチ(11)のまわりに逆に回動することにより行われる。様々な他実施例によれば、ユーザがシートアセンブリ(4)を着座位置まで戻すことを補助するべく1つ以上の補助スプリングが設けられてよい(図示せず)。
【0016】
図3及び図4に戻ると、ラッチ機構(10)によって、ユーザはさらにシート(4)を収容することができる。シート(4)は、シートバック(6)の後部表面が水平面に対して傾斜したままである折りたたみ位置(図3に図示)から、シートバック(6)の後部表面が水平面に対して実質的に平行であるひざまずき又は収容位置(図4に図示)まで収容される。この機能は、より広くより有用なスペースを車室内に作るという利点を与える。
【0017】
ここで、図3、図5、図14、及び図16を参照して、シートアセンブリ(4)をタンブル位置に配置することを詳細に説明する。図3及び図14に示されるように、シートアセンブリ(4)は、ラッチ機構(10)がシートベース(8)の前部の下に延伸したままの折りたたみ位置に配置される。図10−図12に関連して説明されるように、ユーザは、ひざまずき又は収容位置までシート(4)を動かすことを選択する。または、ユーザは、図5及び図16に示されるタンブル位置までシートアセンブリ(4)を動かすことを選択する。シートアセンブリ(4)の折りたたみ位置からタンブル位置までの移動を行うべく、ユーザは、後部ラッチ(11)をリリースして、シートアセンブリ(4)の後部がもはや後部ラッチ(11)に制約されないようにする。後部ラッチ(11)のリリースを与えるべく、当業者に周知の任意の適切な手段が使用されてよい。後部ラッチ(11)のリリースに際し、シートアセンブリ(4)は、ラッチ機構(10)のまわりで実質的に直立の位置まで前方へ回動する(例えば図16参照)。シートアセンブリ(4)の回動の間、シートアセンブリ(4)は、アッパリンク(12)のシートピボット箇所(14)のまわりを回動する。ラッチ機構(10)は延伸位置のままである。
【0018】
シートアセンブリ(4)をタンブル位置から着座位置又は直立位置に戻すべく、ユーザは、後部ラッチ(11)がシートベース(8)の後部に再び係合するまで、アッパリンクピボット箇所(16)のまわりでシートアセンブリ(4)を逆に回動させる。そして、シートバック(6)は回動して、折りたたみ位置から直立位置又は着座/設計位置まで戻る。
【0019】
なお、単数のシートアセンブリ(4)に対して上述のラッチ機構(10)の1つ以上が使用されてよい。また、図面に示されるラッチ機構(10)の位置は、特定の用途又はシート構造(例えば、シート又は車両構造のバリエーション)に合うように変更してよい。さらに、ラッチ機構(10)の要素は、任意の適切な材料から作られてよく、当業者に周知の任意の適切な製造方法及び組み付け方法を使用してよい。
【0020】
重要なのは、様々な実施例に示された要素の構成及び配置並びに要素を作る方法が一例に過ぎないということである。本発明のいくつかの実施例のみが本開示で詳細に説明されたが、本開示を検討する当業者であれば、請求項に記載の主題の新規な教示及び利益から実質的に逸脱することなく、多くの修正例が可能であることが容易にわかるだろう(例えば、様々な要素のサイズ、寸法、構造、形状及び特性のバリエーション、パラメータの値、取付配置、材料の使用、色、配向等)。例えば、一体成形として示された要素は、複数の部品又は要素で構成することができる。要素の位置は、逆にして又は変更してよい。別個の要素又は位置の性質又は数は修正又は変更してよい。したがって、かかる変形の全ては、本実施例の範囲内に含まれることとなる。任意の処理又は方法のステップの順序又は配列は、他実施例に応じて変更又は再配列してよい。また、実施例の設計、動作条件、及び配置において、他の代替、変形、変更、及び省略が行われてよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートバック及びシートベースを有し、設計構成、折りたたみ構成、収容構成、又はタンブル構成に再構成が可能な再構成可能シートアセンブリであって、
前記シートベースを支持するサポート構造を含み、
前記シートバックは、シートバックが前方に回動できるように前記シートベースに回動可能に接続され、
前記サポート構造は、第1リンク、及び前記第1リンクについて回動可能な第2リンクを有して、前記シートアセンブリを様々な位置に再構成するべく前記サポート構造とともに動作する第1ラッチ機構を含む再構成可能シートアセンブリ。
【請求項2】
前記シートベースとともに動作可能な第2ラッチ機構をさらに含み、
前記第2ラッチ機構は、前記シートアセンブリを様々な位置に固定及び再構成する、請求項1に記載の再構成可能シートアセンブリ。
【請求項3】
前記第1ラッチ機構は前記シートベースの前部の近くに配置され、前記第2ラッチ機構は前記シートベースの後部の近くに配置される、請求項2に記載の再構成可能シートアセンブリ。
【請求項4】
前記シートバックを前記シートベースに向かって選択的に回動させて前記折りたたみ構成にするべく前記シートバックを前記シートベースに接続するためのリクライナ機構をさらに有する、請求項1に記載の再構成可能シートアセンブリ。
【請求項5】
前記第1ラッチ機構は、前記シートアセンブリを前記シートバックの後部表面が実質的に水平方向になるように前記収容構成に配置して、折りたたまれた前記シートアセンブリが前記第2ラッチ機構のまわりを実質的に垂直に整合する位置まで回動する前記タンブル構成に配置する、請求項2に記載の再構成可能シートアセンブリ。
【請求項6】
収容されるように再構成可能なシートベース及びシートバックを含む再構成可能シートアセンブリにおいて使用されるラッチ機構であって、
第2リンク部材に接続された第2リンク部材を含み、
前記第2リンク部材は、前記第1リンク部材と、前記ラッチ機構を固定するべく前記第2リンク部材に回動可能に接続されたサポート部材と、の双方に回動可能に接続されるラッチ機構。
【請求項7】
前記第1リンク部材は前記シートベースにその前部において回動可能に接続され、
前記第1リンク部材は、前記第1リンク部材の下部遠位端に、前記第2リンク部材と接続するためのアッパリンクピボットを含み、
前記第1ラッチ機構は、前記第1リンク部材の前記下部遠位端に固定されたアッパピンをさらに含む、請求項6に記載のラッチ機構。
【請求項8】
前記アッパピンは、前記第1リンク部材の一側面から突出して固定された実施的に円筒形状の部材である、請求項7に記載のラッチ機構。
【請求項9】
前記第1リンク部材は、前記シートピボットにおいて前記シートベースの前下部に回動可能に接続される、請求項8に記載のラッチ機構。
【請求項10】
前記第2リンク部材は、前記アッパリンクピボットにおいて前記第1リンク部材に回動可能に接続される、請求項9に記載のラッチ機構。
【請求項11】
前記アッパピンが移動するスロットをさらに含み、
前記スロットにより、前記第2リンク部材に対する前記第1リンク部材の回動範囲が制限される、請求項10に記載のラッチ機構。
【請求項12】
前記第2リンク部材に回動可能に接続されたレバーをさらに含む、請求項11に記載のラッチ機構。
【請求項13】
前記レバーは、
ストライカに係合するフック部と、
前記レバーの前記フック部が前記ストライカに係合するときに前記ピンに係合するカム部と
を含む、請求項12に記載のラッチ機構。
【請求項14】
シートベースを車両に固定するべく請求項13のラッチ機構を含む、再構成可能な車両シートのためのサポート部材。

【図1】
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【図2】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2010−517863(P2010−517863A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549271(P2009−549271)
【出願日】平成20年2月8日(2008.2.8)
【国際出願番号】PCT/US2008/053474
【国際公開番号】WO2008/098200
【国際公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【出願人】(598147400)ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー (224)
【氏名又は名称原語表記】Johnson Controls Technology Company
【Fターム(参考)】