説明

接着剤無しの特徴を備えた取外し可能な複数の細長片を有する医療用フォームアセンブリ

治療器具を個人に固定する際に使用するための患者治療室での使用に適した医療の治療フォームアセンブリ(10)。上記フォームアセンブリは、介護者によって容易に除去されかつ張付けされ得る、独自サイズの複数の細長片(32、34)を具備する薄層状感圧性アセンブリを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は2010年2月9日に申請された米国仮特許出願第61/302,593号の利益を主張するものであり、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本発明は、医療分野で使用するための、取外し可能な予めカットされた多数の細長片を提供する際に用いられるビジネス情報伝達担体に関する。
【背景技術】
【0003】
様々な医療関連の環境における個人の治療では、通常、種々様々な医療装置、器具、製薬、および他の治療法を使用することが要求される。外科または治療の手術室での疾病または汚染の蔓延の可能性を減少させるために、通常、装置は再使用せず、かつ一旦患者または個人が治療を受けると、装置は処分されなければならない。
【0004】
IVバッグ、酸素および栄養供給チューブ、カテーテル、モニター装置フィードラインなどのようなある種の治療装置では、装置が患者または個人に取外し可能に装着されることが要求される。一般に、しばしばロールから供給される一片のテープは、供給元から引き裂かれ、その後にチューブを患者に固定するため、チューブまたはラインなどに張り付けられる。汚染の可能性をさらに減少させるための努力として、テープ・ロールの残りの部分は通常廃棄されるが、これは介護施設における付加的な無駄およびコストにつながっている。患者に異なった器具を保持または固定するために複数のサイズが必要な場合、その際には異なったサイズのテープ・ロールが必要になるが、それらは治療室で露出された後にはもちろん廃棄され、かつ廃棄されなければならず、付加的な無駄および費用につながっている。
【0005】
加えて、医療サービス提供者によるテープ片の除去も困難な場合があり、特にサービス提供者が手術用手袋を着用していれば、テープの前縁部を、サービス提供者の手または指で容易にまたは即座に掴むことはできないが、それはサービス提供者が着用している可能性のあるラテックス製手袋の性質のためである。
【0006】
したがって必要なことは、複数の取外し可能な細長片が治療室に納入され、必要な場合に容易に取外すことができかつ張付けできる、安価な納入システムである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以下に説明する本発明の実施形態は、網羅的であることを意図せず、または以下の詳細な説明の中で開示された特定のフォームに発明を限定することを意図したものでもない。むしろ、実施形態は、当業者であれば本発明の原理および実施を認識しかつ理解し得るように、選ばれかつ説明されたものである。
【0008】
本発明は、治療器具を個人に固定するための、患者治療室での使用に適切な、医療治療用フォームアセンブリに関する。このフォームアセンブリは、独自サイズの複数の細長片を具備する、薄層状感圧性アセンブリを含み、この細長片は介護者によって容易に除去され、かつ患者に張付けされ得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の典型的な一実施形態においては、医療用フォームアセンブリが提示され、かつ医療用フォームアセンブリは、横方向に伸長する第1および第2の縁部と長手方向に伸長する第1および第2の側部とを具備する長方形担体シートを含む。長方形シートは、上表面および下表面を具備する。
【0010】
剥離剤コーティングが、長方形担体シートの上表面の実質的に全面にわたって適用され、かつ接着剤のパターンが、上縁部および底縁部を具備する少なくとも第1および第2の接着領域を形成するために、長方形シートの上表面上の剥離剤コーティング全面に適用される。第1および第2の剥離ゾーンが、少なくとも第1および第2の接着領域の各々の上縁部に沿って設けられる。
【0011】
本実施形態の議論を継続すると、長方形の印刷可能なシートが、長方形担体シートの実質的に全面にわたって並置される。長方形の印刷可能なシートは、第1および第2の接着領域の各々の全面にわたって一連の取外し可能な細長片を形成するために、長手方向に伸長する第1および第2の、長方形担体シートの側部に実質的に平行に走る複数の切線を備えている。
【0012】
横方向に伸長する複数の切線は、横方向に伸長する、長方形担体シートの縁部に実質的に平行に伸長する。横方向に伸長する切線の第1組は、第1接着領域の上縁部に沿う第1剥離ゾーンを画定し、かつ横方向に伸長する切線の第2組は、第2接着領域の上縁部に沿う第2剥離ゾーンを画定する。
【0013】
本発明の更なる典型的な実施形態においては、医療器具の固定に使用するための感圧性薄層状アセンブリが説明され、かつこの感圧性薄層状アセンブリは、上面および底面、第1および第2の端部、ならびに第1および第2の側部を具備する第1シートを含む。剥離剤コーティングが、第1シートの上面全面にわたって適用され、かつ感圧性接着剤のパターンが、第1シートの上面上の剥離剤コーティング全面にわたって適用される。
【0014】
本実施形態の説明を継続すると、第2シートが感圧性接着剤のパターン全面にわたって適用される。第2シートは、長手方向に伸長する複数のカットと、長手方向に伸長するカットに実質的に垂直に走る、横方向に伸長する一連のカットとを備えている。長手方向に伸長する複数のカットは、少なくとも第1および第2の寸法を有する、一連の第1および第2の取外し可能な細長片を画定する。第1の寸法は第1の幅および長さを有し、かつ第2の寸法は、第1の幅未満である第2の幅および長さを有する。
【0015】
横方向に伸長する一連のカットは第1および第2の接着剤無しの領域を画定すると共に、第1の接着剤無しの領域は細長片の第1領域の前縁部を画定し、かつ第2の接着剤無しの領域は細長片の第2領域の前縁部を画定し、しかも細長片の第1および第2の領域は面積が実質的に等しい。
【0016】
本発明の他の特徴および利点は、次の詳細な説明から当業者にとって明らかになるであろう。しかしながら、様々な実施形態および具体的な実施例の詳細な説明は、一方では本発明の好ましい他の実施形態を示してはいるが、それらは限定ではなく例証として与えられていることが理解されるはずである。本発明の範囲内で多くの変更および変形が、本発明の精神から逸脱することなくなされる可能性があるが、本発明はそのような全ての変形を含んでいる。
【0017】
これらのことは、本発明の他の目的および利点と同様に、添付図面と関連して、本発明の典型的で好ましい本実施形態についての次のより詳細な説明を参照することにより、より完全に理解されかつ認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の医療用フォームアセンブリの正面図を示す。
【0019】
【図1A】中心ゾーンが複数の指引上げ剥離ゾーンを備えている、代替的構成を図示する。
【0020】
【図2】本発明の医療用フォームアセンブリの断面立面図である。
【0021】
【図3】感圧性薄層状フォームアセンブリの剥離領域を示す。
【0022】
【図4】本発明の医療用フォームアセンブリの典型的な使用法を図示する。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本明細書で開示される装置および方法は、実施例として図面を参照しながら詳細に説明される。特に指定がなければ、図中の数字などは、図全体を通して同一の、または同様な、もしくは相当する要素を言及しているものとする。開示されかつ説明された実施例、配置、構成、部品、要素、装置、方法、材料などに対する変形が創造され、かつ特定の応用のために所望される可能性があることは、認識されるであろう。本開示においては、特定の形状、材料、技術、配置などのいかなる同一視も、提示された特定の実施例に関連するか、またはそのような形状、材料、技術、配置などの単なる一般的説明のいずれかである。特定の詳細または実施例の同一視は、特にそうであると指定されなければ、義務的または制限的と解釈されることを意図されておらず、かつ意図されるべきではない。電気的測定を用いて生物学的な有機体を生理学的にモニターするための装置および方法の選択例が以下に開示され、かつ図面を参照して詳細に説明される。
【0024】
さて、図1を参照すると、図中で医療用フォームアセンブリは、符号10に対する参照として大まかに描かれている。このフォームは、長手方向に伸長する第1および第2の側部14、16と横方向に伸長する第1および第2の端縁部18、20とを具備する長方形のシート12を含む。長方形シート12は、上表面および下表面15、17を具備する(図2参照)。剥離剤コーティング22が、長方形シート12の上表面15の全面にわたって適用される。剥離剤コーティング22は、シリコーンをベースにしたコーティングが好ましい。感圧性接着剤24のパターンが、剥離剤コーティング22の全面にわたって適用される。長方形の印刷可能なシート26が、接着剤24の全面にわたって適用される。
【0025】
本発明での使用に適した感圧性接着剤は、永久的な、取外し可能な、取付け位置可変な、またはその他の接着剤、もしくはこれらの組合せを含み、その組合せは最終用途の応用の特別なニーズを満たし得る。例えば、取外し可能な接着剤は、静脈内の(IV)チューブのようなものに関して、医療用チューブの部分を患者の腕に固定するために使用してもよい。アセンブリは、単一タイプの接着剤を備えることが可能であり、またはその代わりに、異なった機能に対応するために異なったタイプの接着剤がそのフォームに適用され得ることは、理解されるべきである。例えば、ある種の取外し可能な細長片(それは本明細書で説明されるであろう)は、永久的な接着剤を備えることが可能であり、また他のタイプの取外し可能な細長片は取外し可能な接着剤を備えることが可能である。
【0026】
印刷可能なシート26は、長手方向に伸長する複数の切線28、30を備えており、これらの切線は長手方向に伸長する第1および第2の側部14、16に平行に走る。切線28、30はシートを個々の取外し可能な細長片32、34に区切るかまたは分け、これらの細長片は、細長片の裏面上にある接着剤を備えたアセンブリから解放される。細長片は長さおよび幅を有し、細長片32、34の長さは実質的に等しく、細長片の幅は異なっている。例えば、細長片の長さは5.25インチの長さであってもよく、細長片32の幅は約1.00インチであるのに対し、細長片34の幅は約0.50インチである。
【0027】
印刷可能な、すなわち上部シート26はまた、横方向に伸長する複数の切線36、38および36'、38'(図1参照)を備え、これらの切線は、長手方向に伸長する第1および第2の側部14、16と垂直に、かつ第1および第2の端部18、20と平行に走る。横方向に伸長する切線36、38は、シート26を、実質的に等しい第1および第2の領域40、42に分割する。横方向に伸長する切線36と38との、および36'と38'との間隔は約0.25インチである。横方向に伸長する切線36と38との、および36'と38'との間隔は剥離ゾーン37、37'を形成し、これらによって、細長片32、34をアセンブリ10から除去することが容易となる。
【0028】
トナーまたはインクがシートの表面に付着するのを助けるために、印刷可能なシート26は、ポリビニルアルコールのような印刷バインダ材料で選択的に覆われることも可能である。加えて、潜在的な汚染を減少させるために、アセンブリ全体が抗菌材料で覆われるか、または抗菌材料を備えることが可能である。
【0029】
印刷可能なシート26は表示33、31を備えていてもよく、これによって、介護サービス提供者が患者を治療する際に使用する細長片を適切に選択することが補助される。例えば、細長片31はチューブをIVバッグに取付けるために使用してもよいのに対し(図4参照)、細長片33はIVチューブを患者の腕に取付けるために使用してもよい。それぞれ、患者の表示とバーコード11および13、または他の病院情報のような、他の情報がシート26上に提供され得る。
【0030】
剥離ゾーン37、37'、すなわち指引上げ部は、いずれも接着剤の無い領域である。すなわち、接着剤24のパターンコーティングの間、剥離ゾーンの領域には接着剤が供給されず、幅が約0.25インチ、長さが8.5インチの接着剤無しの領域が形成される。別の実施形態では、ゾーンは10mmの底部寸法および12mmの上部寸法を有する。代わりに、接着剤が提供される場合には、細長片32および34を取除く際に接着剤によって張力が生じないように、剥離ゾーンはコロナ処理などによって鈍化される。第1の剥離ゾーン37'は第1領域40の前縁部を形成するのに対し、第2の剥離ゾーン37は第2領域42の前縁部を形成する。
【0031】
指引上げ領域37および37'は、そのフォーム自体から指引上げ領域の容易な分離を可能とするために、1つの縁部を通して穿孔されたカットを具備する。
【0032】
一実施形態においては、指引上げ細長片は約10mmであり、かつ取外し可能な細長片31、33は約160mmの寸法および148mmの最終テープ寸法を有する(除去される指引上げ細長片を12mmとして160mm)。細長片は約24mmの幅を有する。図1Aに示された代替構成における便宜のために、同様な参照符号が使用されている。
【0033】
図1Aに示された別の実施形態では、フォームが複数の取外し可能な細長片を備えており、このフォームの長さは、中央指引上げ領域を約25mmとして約320mmであり、各中央指引上げ領域は約12mmの2つの部分に分離される。このような方法で、細長片は反対方向に除去することができる。指引上げが各端部にある代わりにこの方法では、指引上げは中央に配置されており、したがって、曲げることによって指引上げ領域が露出され、その部分をフォームから除去することができる。
【0034】
第1領域40および第2領域42の各々は、同様な寸法の細長片32、34を等しい数だけ具備している。すなわち、細長片は全て5.25インチの長さと、0.50インチおよび1.00インチの幅を有している。
【0035】
さて、図3を参照すると、剥離つまみ37'を使用することによって、1つの取外し可能な細長片32が剥がし取られている医療用フォームアセンブリ10が図示されている。剥離つまみ37'は、個々の細長片を画定する、長手方向に伸長する切線28、30を使用することによって、剥離ゾーンの残りの部分からはずれる。
【0036】
さて、図4を参照すると、本発明を用いた典型的な方法が示されている。図4は、患者の腕50の切取り図であり、腕には静脈点滴チューブ51が接続されている。取外し可能な細長片52、52'は、チューブ51を患者に固定するために腕50に張付けられる。この例において、細長片52および52'は、取外し可能なまたは取付け位置可変な接着剤を備えていてもよく、それによって、治療の終了時またはIVバッグを変更する際に、細長片は患者から容易に除去することができる。細長片52"はチューブ51をIVバッグ54に固定するが、これは、例えば永久的な接着剤を使用することによって達成され、その結果、チューブ51はバッグ54から分離されない。
【0037】
したがって、本発明によれば、非常に有利な医療アセンブリが提供されたことが分かるであろう。現在最も実際的で最も好ましい実施形態と考えられるものに関連して本発明が説明されてきたが、本発明が開示された実施形態に限定されないこと、かつ本発明の範囲内で多くの変形および等価的配置がそれから創造され得ることは、当業者にとっては明らかであろう。本発明の範囲には、全ての等価的構造および製品を包含するように、添付された特許請求の範囲の最も広い解釈が与えられるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
医療用フォームアセンブリであって、
長方形担体シートであって、前記長方形担体シートは横方向に伸長する第1および第2の縁部と長手方向に伸長する第1および第2の側部とを具備し、前記長方形シートは上表面および下表面を具備する、長方形担体シートと、
前記長方形担体シートの実質的に上表面全面にわたって適用される剥離剤コーティングと、
上縁部および底縁部を具備する少なくとも第1および第2の接着領域を形成するために、前記長方形シートの上表面上の前記剥離剤コーティングの全面にわたって適用される接着剤のパターンと、
前記第1および第2の接着領域の各々の少なくとも前記上縁部に沿って設けられた第1および第2の剥離ゾーンと、
前記長方形担体シートの実質的に完全な全面にわたって並置された長方形の印刷可能なシートであって、前記長方形の印刷可能なシートは、前記第1および第2の接着領域の各々の全面にわたって一連の取外し可能な細長片を形成するために、長手方向に伸長する前記第1および第2の、前記長方形担体シートの側部に実質的に平行に走る複数の切線を備える、長方形の印刷可能なシートと、
前記長方形担体シートの横方向に伸長する縁部に実質的に平行に伸長する、横方向に伸長する複数の切線であって、第1組の横方向に伸長する切線は、前記第1の接着領域の前記上縁部に沿う前記第1の剥離ゾーンを画定し、第2組の横方向に伸長する切線は、前記第2の接着領域の上縁部に沿う第2の剥離ゾーンを画定する、横方向に伸長する複数の切線と、
を有する、医療用フォームアセンブリ。
【請求項2】
前記長方形担体シートは、約8.5インチ×11インチの寸法を有する、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項3】
前記第1および第2の接着ゾーンの各々の全面にわたる、前記一連の取外し可能な細長片は、実質的に等しい長さを有する、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項4】
前記第1および第2の接着剤ゾーンの各々にわたる、前記一連の取外し可能な細長片は、少なくとも2つの異なった幅を有する細長片を含む、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項5】
前記2つの異なった幅の1つは約1インチである、請求項4に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項6】
前記2つの異なった幅の1つは約0.5インチである、請求項4に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項7】
前記接着剤剥離ゾーンの各々は約0.25インチ幅である、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項8】
前記取外し可能な細長片の前記長さは約5.25インチである、請求項3に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項9】
前記一連の取外し可能な細長片の各々は、幅よりも大きな長さを有する、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項10】
前記一連の取外し可能な細長片は、互いに異なる第1および第2の寸法を有する細長片を含む、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項11】
前記剥離ゾーンは、前記一連の取外し可能な細長片の各々を容易に除去するためのつまみを備えている、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項12】
前記剥離ゾーンの各々は、約0.25インチ幅×8.5インチの寸法を有する、請求項1に記載の医療用フォームアセンブリ。
【請求項13】
医療器具の固定に使用するための感圧性薄層状アセンブリであって、
上面および底面と、第1および第2の端部と、第1および第2の側部とを具備する第1シートと、
前記第1シートの前記上面の全面にわたって適用される剥離剤コーティングと、
前記第1シートの上面上の前記剥離剤コーティング全面にわたって適用される感圧性接着剤のパターンと、
前記感圧性接着剤のパターンの全面にわたって適用される第2シートであって、前記第2シートは長手方向に伸長する複数のカット、および前記長手方向に伸長するカットに実質的に垂直に走る、横方向に伸長する一連のカットを備える、第2シートと、
を有し、
長手方向に伸長する前記複数のカットは、少なくとも第1および第2の寸法を有する、一連の第1および第2の取外し可能な細長片を画定し、前記第1の寸法は第1の幅および長さを有し、かつ前記第2の寸法は前記第1の幅未満である第2の幅および長さを有し、
横方向に伸長する前記一連のカットは第1および第2の接着剤無しの領域を画定すると共に、前記第1の接着剤無しの領域は細長片の第1領域の前縁部を画定し、前記第2の接着剤無しの領域は細長片の第2領域の前縁部を画定し、かつ
細長片の前記第1および第2の領域は面積が実質的に等しい、感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項14】
前記第1および第2の寸法の各々の前記長さは実質的に等しい、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項15】
前記第1の幅寸法は約1インチである、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項16】
前記第2の幅寸法が約0.5インチである、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項17】
前記感圧性接着剤が、永久的な、取外し可能な、かつ取付け位置可変な接着剤を含むグループから選択される、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項18】
前記第1および第2の接着剤無し領域が約0.25インチ幅である、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項19】
前記接着剤無し領域がパターンコーティングによって形成される、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。
【請求項20】
前記接着剤無しのゾーンが接着鈍化の方法によって形成される、請求項13に記載の感圧性薄層状アセンブリ。

【図1】
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【図1A】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2013−518685(P2013−518685A)
【公表日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−552131(P2012−552131)
【出願日】平成23年2月7日(2011.2.7)
【国際出願番号】PCT/US2011/023853
【国際公開番号】WO2011/100181
【国際公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【出願人】(511205046)エイブリィ デニソン コーポレーション (15)
【Fターム(参考)】