説明

文字入力装置及び該文字入力装置における文字入力方法

本発明は、スティックと選択ボタンとを備えた文字入力装置および前記文字入力装置を用いた文字入力方法に関し、本発明の文字入力装置は、スティックと、選択信号を入力するための選択ボタンと、前記スティックの移動方向にそれぞれ対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブルおよび前記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルを保存する保存部と、前記スティックの中心点を基準として前記スティックの移動方向を感知する感知部と、前記第1テーブルを参照して前記感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する検索部と、前記選択信号が入力された後、それぞれ検索された1つ以上の文字構成単位を配列し、前記第2テーブルを参照して前記配列に対応する文字組み合わせを生成する文字生成部(前記文字組み合わせは、前記配列にそれぞれ対応する1つ以上の文字を含む)とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スティックと選択ボタンを備えた文字入力装置及び該文字入力装置を用いた文字入力方法に関し、より詳細には、ユーザがペンで文字を書く際の書き順と類似した移動方向にスティックを順次に移動させることで、所望の文字入力を可能にする文字入力装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術に係る文字入力装置として、キーボード、キーパッドのように特定のキーボタンを押すことで該当の文字入力が可能な文字入力装置がある。しかし、このような文字入力装置では、特定の文字を入力する場合、どのキーボタンを押せばよいのかなど、入力規則をユーザが記憶する必要があるという不便さがあった。また、各キーボタンに当該キーボタンを押したときに入力される文字を表示しておくことによって、入力規則を記憶する必要がない場合には、文字入力速度が低下してしまう。さらに、1つのキーボタンで多数の文字を入力する場合、すなわち、モード別に所定のキーボタンが「a」、「ロ」、「ち」をそれぞれ入力するために用いられる場合には、キーボタンの面積制限により当該キーボタンに各モードの文字をすべて表示し難いという問題があった。
【0003】
また、従来技術に係るさらに他の文字入力装置として、モニタや特定のプレートに接触した場合、これを感知して文字が入力されるようにするペンマウスがある。ペンマウスは、ユーザが実際に文字を書くようにして文字を入力でき、ユーザが入力規則を記憶する必要がないという点において、現在では一部PDA(パネル デジタル アシスト)装置などの入力装置で広く用いられている。しかし、ペンマウスは、PDAなど文字を入力しようとする装置と別途の装置で製作されなければならないため、ユーザがペンマウスを一定の保管空間から取り出して特定モードのPDA画面に押し当てて書かなければならず、紛失の恐れも高いため、ペンマウスのみを用いる場合よりはキーボードやキーパッドなどとともに付随的に用いられるという制限があった。これは、不透明なプレートに透過した光の反射光を利用して文字を入力するペン形態の光マウスや、内蔵されたジャイロ又は加速度計を利用して空間上の姿勢変化を感知して文字を入力するジャイロマウスについても同様である。
【0004】
特に、このような文字入力装置は、キーボードなどに比べて製作単価が高く高価である。ペンマウスの場合は数十万〜数百万ウォン、ジャイロマウスの場合は数十万ウォン以上で販売されるなど、コスト面において一般ユーザが広く用いるには不向きであるという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するために案出されたものであって、スティックと1つ又は複数のボタンを含む選択ボタンのみを用いて、ユーザが入力規則を記憶しなくても直観的に文字を入力できる文字入力装置及びこの文字入力装置における文字入力方法を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、スティック及び選択ボタンのみを用いるため、多数の文字キー又はキーボタンを備えている従来技術に比べて、小さな空間にこれらを設置できる文字入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、韓国語だけではなく各国の言語もペンで字を書き順に従って入力できる文字入力装置及び該文字入力装置における文字入力方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、人ごとに特定の文字を入力するための書き順が異なる場合でも、自分が選好する書き順に従ってスティックを移動させて文字を入力できる文字入力装置及び該文字入力装置における文字入力方法を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、製作単価が低廉であり、ユーザに広く普及できる文字入力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記の目的を達成し、上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明の文字入力装置は、スティックと、選択信号を入力するための選択ボタンと、上記スティックの移動方向にそれぞれ対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブル及び上記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルを保存する保存部と、上記スティックの中心点を基準として上記スティックの移動方向を感知する感知部と、上記第1テーブルを参照して上記感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する検索部と、上記選択信号が入力された後、それぞれ検索された1つ以上の文字構成単位を配列し、上記第2テーブルを参照して上記配列に対応する文字組み合わせを生成する文字生成部(上記文字組み合わせは、上記配列にそれぞれ対応する1つ以上の文字を含む)とを含むことを特徴とする。
【0011】
また、本発明のさらに他の側面に係る文字入力装置は、スティックと、選択信号を入力するための選択ボタンと、上記スティックの移動方向及び上記スティックの移動距離にそれぞれ対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブルと上記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルとを保存する保存と、上記スティックの中心点を基準として移動方向及び移動距離を感知する感知部と、上記第1テーブルを参照して前記感知された移動方向及び上記感知された移動距離に対応する文字構成単位を検索する検索部と、上記選択信号が入力された後、検索された1つ以上の文字構成単位を配列し、上記第2テーブルを参照して上記配列に対応する文字組み合わせを生成する文字生成部(上記文字組み合わせは、上記配列にそれぞれ対応する1つ以上の文字を含む)とを含むことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、スティック及び選択ボタンを備えた文字入力装置における文字入力方法として、上記スティックの移動方向にそれぞれ対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブル及び上記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルを維持する段階と、ユーザが前記スティックを動かす場合、上記スティックの中心点を基準として上記スティックの移動方向を感知する段階と、上記第1テーブルを参照して上記感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する段階と、上記ユーザが前記選択ボタンを押して第1選択信号が入力された後、それぞれ検索された1つ以上の文字構成単位を配列する段階と、上記第2テーブルを参照して上記配列に対応する文字組み合わせを生成する段階とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、スティックと1つ又は複数のボタンを含む選択ボタンのみを用いて、ユーザが入力規則を記憶しなくても直観的に文字を入力できる文字入力装置および当該文字入力装置における文字入力方法が提供される。
【0014】
また、本発明によれば、スティックと選択ボタン(が占める面積程度)のみを用いるため、多数の文字盤またはキーボタンを備えていた従来技術に比べて小さな空間に設置できる文字入力装置が提供される。したがって、本発明に係る文字入力装置は、カメラ、ゲーム機、携帯電話、MP3プレーヤーなどサイズに制限がある機器に用いられる。
【0015】
また、本発明によれば、韓国語だけではなく各国の言語もペンで文字を書くような書き順に従って自然に入力できる文字入力装置及び当該文字入力装置における文字入力方法が提供される。
【0016】
また、本発明によれば、人ごとに特定の文字を入力するための書き順が異なる場合でも、自分が選好する書き順に従ってスティックを移動させて文字を入力できる文字入力装置及び当該文字入力装置における文字入力方法が提供される。
【0017】
また、本発明によれば、製作単価が安く、ユーザに低価で広く普及できる文字入力装置が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、添付の図面を参照して、本発明を詳しく説明する。
【0019】
本発明に係る文字入力装置は、スティックと、選択ボタンと、保存部と、検索部と、文字生成部と、表示部と、検証部とを含む。図1(a)は、本発明の文字入力装置を構成する一構成要素であるスティック101と選択ボタン102を例示した図である。また、図1(b)は、本発明の文字入力装置のその他の構成要素を示したブロック図である。
【0020】
以下、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係る文字入力装置を用いた文字入力過程を具体的に説明する。
【0021】
段階201で、保存部103は、第1テーブル及び第2テーブルを保存する。
【0022】
第1テーブルは、スティックの移動方向と、該移動方向にそれぞれ対応する文字構成単位とを含む。図3は、文字入力装置を用いて入力しようとする文字が「韓国語」である場合の第1テーブルの一例を示した図である。図3に示すように、ユーザがスティック101を握って右側方向に移動させる場合(図面符号301)、この移動方向に対応する文字構成単位は「

」であり、ユーザがスティック101を握って360度回転させる場合(図面符号302)、この移動方向に対応する文字構成単位は「

」であることを知ることができる。また、図面符号303で示すように、同一の移動方向に対応する文字構成単位は1つ以上であってもよい。
【0023】
また、第2テーブルは、1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む。図4は、字素単位(Consonant/Vowel Unit)の文字を入力する場合の文字構成単位の配列と、当該配列に対応する文字を含む第2テーブルを例示する。図4に示すように、「

」という文字は「

」と「


という文字構成単位の配列に対応する。さらに、図4に示すように、「

」という文字は「

」および「

」という文字の組み合わせで生成される。
【0024】
段階202で、ユーザがスティックを動かすと、段階203で、感知部104はスティック101の移動方向を感知する。例えば、スティック101の最上端の座標を、中心点101aを含む平面座標に位相(Phase)させる場合、感知部104は、該位相された座標の移動を感知する方式でスティック101の移動方向を感知できる。
【0025】
例えば、ユーザがスティック101を握ったまま右側に移動させた後、続いて下側に移動させる場合、感知部104は、その移動方向が図3の図面符号304と同一であると感知できる。本発明に係るスティック101は、それ自体が復元力を有しており、ユーザがスティック101を離すと、すなわち、力が加えられていない状態では、本来の位置に戻るようになる。すなわち、位相された座標は、中心点101aに自動的に移動する。
【0026】
段階204で、検索部105は、第1テーブルを参照して感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する。図3に示すように、図面符号304の移動方向が感知された場合、検索部105は、文字構成単位「

」または「

」を検索する。
【0027】
再び前記ユーザが中心点101aに復元したスティック101を握って下側に移動させれば、感知部104は、図3の図面符号305のようなスティック101の移動方向を感知する。
【0028】
また、検索部105は、第1テーブルを参照して感知された移動方向に対応する文字構成単位である「

」を検索する。
【0029】
同様に、ユーザが中心点101aに復元したスティック101を握って右側に移動させることで、文字構成単位「

」が検索されるようになる。
【0030】
段階203及び段階204は、ユーザから別途の選択信号が入力されるまで繰り返される。ユーザは、選択ボタン102を押して選択信号を入力できる。選択信号は、ユーザが所望する一単位の文字の入力が完了したことを示す信号であり、本実施形態の単位は、音節単位(syllable unit)、字素単位(consonant/vowel unit)、単語単位(word unit)などが用いられる。すなわち、字素単位が用いられる場合には、ユーザは母音1つ(例えば「

」)を入力した後に選択信号を入力するようになる。また、音節単位が用いられる場合には、ユーザは音節1つ(例えば「

」)を入力した後に選択信号を入力するようになる。
【0031】
文字構成単位である「

」(または「

」)、「

」及び「

」が検索された後、ユーザから選択信号が入力されると、文字生成部106は、選択信号が入力される前に検索された文字構成単位を配列して文字組み合わせを生成する(段階205及び段階206)。
【0032】
文字生成部106は、前記検索された文字構成単位を


」(第1配列)のように配列したり、「

」(第2配列)のように配列したりできる。また、文字生成部106は、第2テーブルを参照して第1配列又は第2配列に対応する文字組み合わせを生成する。
【0033】
第1配列に対応する文字組み合わせは、文字「

」と「

」とが組み合った「

」であったり、文字「

」と「

」が組み合った「

」であったりする。すなわち、文字組み合わせは、配列にそれぞれ対応する1つ以上の文字を用いて生成される。文字生成部106は、検索された文字構成単位を配列した結果、対応する文字組み合わせがない場合には、ユーザによるスティック101の動きの不適合或いは感知部104の感知エラーであると見なし、配列を無視するようになる。すなわち、第2配列に対応する文字組み合わせは存在しないため、文字生成部106は第2配列に対してこれ以上の処理を行わない。
【0034】
段階207で、表示部107は、このように生成された文字組み合わせを所定のディスプレイ部(図示せず)に表示する。
【0035】
検証部108は、表示された文字組み合わせに対して、再び選択信号が入力された場合に、選択された文字組み合わせをユーザが入力した文字として決定する(段階208及び段階209)。ユーザは、選択ボタン102を用いて選択信号を入力できる。すなわち、ユーザは、一単位の文字入力が終了したことを知らせるために段階205における選択信号を入力し、文字入力の結果として表示された文字組み合わせが自分が所望する文字である場合、これを知らせるために段階208における選択信号を入力する。
【0036】
言い換えれば、ユーザは、表示部107がディスプレイ部に表示した文字組み合わせを見て、自分が入力しようとした内容と適合する場合には、選択ボタン102を押して文字組み合わせが入力されるようにする。
【0037】
一方、文字生成部106で生成された文字組み合わせが複数である場合、表示部107は、複数の文字組み合わせをそれぞれ表示する。検証部108は、表示された文字組み合わせのうちいずれか1つの文字組み合わせを特定する選択信号が入力された場合に、選択された文字組み合わせをユーザが入力した文字として決定する。
【0038】
また、本発明のさらに他の実施形態によれば、選択ボタン102は複数の方向ボタンを備える。すなわち、図1に示すように、方向ボタン102a〜102dを備えることができる。表示部107は、複数の文字組み合わせを各方向ボタンと連関して表示できる。
【0039】
図5は、表示部107に複数の文字組み合わせを方向ボタンと連関して表示した場合を示している。すなわち、表示部107は、「

」という文字組み合わせと「

」という図形を関連付けてディスプレイ画面に表示することで(図面符号501参照)、図1(a)に示した方向ボタン102dと文字組み合わせ「

」を連関させている。また、表示部107は、「

」という文字組み合わせと「

」という図形を関連付けて表示することで(図面符号502参照)、図1(a)に示した方向ボタン102aと文字組み合わせ「

」を連関させている。
【0040】
このように、本発明に係る文字入力装置100は、各文字組み合わせを方向ボタンと関連付けて表示するため、ユーザはディスプレイ部に表示された複数の文字組み合わせのうちいずれか1つを選択するために、選択ボタン102のうちのどの方向ボタンを押せば良いのかを容易に認知できる。すなわち、ユーザは、入力しようとした文字が「

」である場合には方向ボタン102dを押せばよく、「

」を選択しようとする場合には方向ボタン102aを押せば良い。
【0041】
また、文字入力装置100は、選択ボタン102の特定方向ボタンを「後退(Back Space)」または「削除(Delete)」キーとして用いることができる。例えば、選択ボタン102の方向ボタン102cを後退キーとして用いる場合、ユーザが方向ボタン102cを押すと、表示部107はディスプレイ部に表示された文字組み合わせを除去し、これ以上表示されないようにできる。また、後退キーで除去される単位は、文字組み合わせより小さく設定し、ディスプレイ部に表示された文字組み合わせに含まれる1つの文字、または文字組み合わせに含まれる1つの文字構成単位のみが除去されるようにもできる。文字生成部106は、後退キーによって除去された文字構成単位、文字又は文字組み合わせに対しては、始めから入力されなかったものとして見なす。また、選択ボタン102の方向ボタン102cは、特定モードでのみ後退キーの機能を行い、その他のモードではそれ以外の方向ボタンと同じような選択機能を行うこともできる。
【0042】
一方、上述した実施形態では「字素単位」で文字を入力する場合を説明したが、以下では「単語単位」で文字を入力する場合をさらに説明する。
【0043】
例えば、ユーザが単語「

」を入力するために、スティック101を順次に、図3の移動方向304→移動方向305→移動方向301→移動方向301→移動方向307→移動方向305→移動方向301のように移動させた後に選択ボタン102を押して、所望する単語の入力が完了したことを知らせる。
【0044】
感知部104は、このようなスティック101の移動を感知し、検索部105は、図3に示す第1テーブルを参照して感知された各移動方向に対応する文字構成単位をそれぞれ検索する。また、文字生成部106は、図4に示す第2テーブルを参照してこのように検索された文字構成単位を配列して文字組み合わせを生成する。
【0045】
すなわち、このようにスティック101を移動させた場合、図3及び図4を参照すると、文字生成部106は「

」(第3配列)または「

」(第4配列)を配列できる。
【0046】
第3配列で生成される一単位の文字組み合わせ、すなわち、一単語は「

」、「

」、「

」及び「

」である。第4配列で生成される文字組み合わせはないため、上述したように文字生成部106は、第4配列に対してはこれ以上考慮しない。
【0047】
表示部107は、生成された文字組み合わせを文字入力装置100又は文字入力装置100と連結したディスプレイ部に表示する。図6は、表示部107がディスプレイ部に最大で9つまでの文字組み合わせを表示できるように、9つの表示欄を具現する場合を例示している。文字生成部106が生成した文字組み合わせは4つであるため、残り5つの表示欄には文字組み合わせが表示されない。
【0048】
ユーザは方向ボタン102dを選択して、入力しようとした単語である「

」を選択できる。また、本実施形態では、方向ボタン102b→方向ボタン102aを順次に押して「

」を選択するなど、方向ボタン102aなどを順次に移動させて所望する文字組み合わせを選択するようにもできる。
【0049】
また、ユーザが入力しようとした単語が「

」であれば、当該ユーザは、選択ボタン102のうち、図1に示した選択ボタン102e(中央ボタン)を押して「

」を入力することもできる。
【0050】
一方、文字生成部106が生成した文字組み合わせが5つ以内であれば、表示部107は、方向ボタンを2回押す必要のある表示欄601よりは、選択ボタン102e又は方向ボタン102a〜102dのいずれか1つを1回だけ押せばよい表示欄602、603に、生成された文字組み合わせを表示することで、ユーザ便宜を図ることができる。
【0051】
また、確率は非常に低いが、文字生成部106が生成した文字組み合わせが9つを超過し、図6に示した9つの表示欄にすべての文字組み合わせが生成されない場合には、方向ボタン102dを2回連続して押すことで「次ページ」の9つの表示欄が表示されるようにする方法により、ユーザが所望する文字組み合わせを選択するようにもできる。
【0052】
以下、本発明のさらに他の実施形態により、感知部104がスティック101の移動方向を感知する方法について、さらに具体的に説明する。
【0053】
感知部104は、スティック101の中心点101aを中心として、スティック101が移動可能な領域を角度によって複数の単位領域に細分化する。例えば、感知部104は、図7の図面符号701で示すように、移動可能な領域を8等分して単位領域1〜8に区分できる。
【0054】
スティック101が単位領域4を通過した場合、感知部104は、スティック101が図3の図面符号306で示すような移動方向に移動したものと感知する。すなわち、ユーザが「

」という文字構成単位を入力したものと見なす。
【0055】
また、スティック101が単位領域3と単位領域4を順次に通過した場合、感知部104は、スティック101が図3の図面符号304で示すような移動方向で移動したものと感知する。すなわち、ユーザが「

」または「

」という文字構成単位を入力したものと見なす。
【0056】
また、本発明のさらに他の実施形態によれば、文字入力装置100は、スティックの移動方向だけではなく、スティックの移動距離も考慮して、ユーザが入力しようとする文字を解読する。以下、スティックの移動方向及び移動距離を考慮して、ユーザから入力された文字を解読する過程について具体的に説明する。
【0057】
本実施形態に係る文字入力装置100の保存部103は、第1テーブル及び第2テーブルを保存する。
【0058】
第1テーブルは、スティックの移動方向及びスティックの移動距離に対応する文字構成単位を含む。図8は、文字入力装置を用いて入力しようとする文字が「韓国語」である場合の第1テーブルの一例を示した図である。図8のスティックの移動距離は、スティック101の中心点101aを中心としてどれ程遠くに離れるかを示すためのものである。第1テーブルにおいて「移動距離」の具体的な意味については、図9を参照して後述する。
【0059】
なお、第2テーブルは、上述した実施形態における第2テーブルと同一であるため、これについての具体的な説明は省略する。
【0060】
また、感知部104は、スティック101の移動方向及び移動距離を感知する。
【0061】
感知部104は、図7を用いて説明したような方式で、スティック101の移動方向を感知できる。すなわち、感知部104は、スティック101が移動可能な領域を「角度に応じて」複数の単位領域に細分化した後、スティック101が各単位領域のうちどこを順に移動するのかを感知することで、スティック101の移動方向を感知する。
【0062】
また、感知部104は、スティック101が移動可能な領域を「距離に応じて」複数の単位領域に細分化した後、スティック101が各単位領域のうちどこを順次に移動するのかを感知することで、感知してスティック101の移動距離を感知する。
【0063】
例えば、図9の図面符号901で示すように、感知部104は、スティック101が移動可能な領域を距離によって4等分し、単位領域a〜dで区分する。図8及び図9に示すように、感知部104は、移動方向、移動距離が単位領域3、a→単位領域3、b→単位領域3、c→単位領域4、c→単位領域4、dである場合、ユーザが図9の図面符号902のようにスティック101を動かしたものとして感知する。
【0064】
また、スティック101自体が復元力を有しており、ユーザがスティック101を離すと、すなわち、力が加えられていない状態では、本来の位置に戻るようになる。言い換えれば、位相された座標は、中心点101aに自動的に移動する。
【0065】
また、検索部105は、第1テーブルを参照して感知されたスティック101の動きに対応する文字構成単位を検索する。図9に示すように、スティック101の動きが感知された場合、検索部105は、文字構成単位「

」または「

」を検索する。
【0066】
このように、本発明に係る文字入力装置100は、スティック101の移動方向だけではなく、移動距離とともに感知することでユーザが入力した文字を判断するため、ユーザの意図に適合した文字をより正確に決定できる。
【0067】
スティック101の移動方向及び移動距離をすべて感知して、ユーザが入力しようとした文字構成単位が検索された後の、文字構成単位を用いて文字を入力する残りの過程は上述した実施形態と同一であるため、その説明は省略する。
【0068】
このように、ユーザは、文字入力装置100のスティック101と選択ボタン102のみでも所望する文字をすべて入力できるため、従来技術に係るキーボードやキーパッドのような文字入力装置とは異なり、多数の文字盤を備える必要がないため、小型で製作でき、空間活用度が高く、製作原価も低廉となる。したがって、文字入力装置100は、カメラ、ゲーム機、携帯電話、MP3プレーヤーなど入力装置のサイズに制限がある機器に用いられる。
【0069】
また、本発明に係る文字入力装置100は、基本的にスティック101を用いて文字を入力するようにし、文字を入力するためのスティック101の移動方向を、手記(手書き)で文字を書く場合の書き順と密接に連関するように第1テーブル及び第2テーブルを設定するため、ユーザは、キーボードやキーパッドを用いた文字入力の場合とは異なり、特定の文字を入力するために特定の文字に対応する文字盤を記憶したり、特定の文字を入力するための規則(例えば、天地人方式(CHUN-JI-IN method)入力規則またはEZハングル方式(EZ Hangul method)入力規則など)を記憶したりする必要がなく、実際に手記で文字を書くようにスティック101を移動させればよいため、ユーザが素早く文字入力装置100を使用することができるという長点がある。
【0070】
また、上述した実施形態では、韓国語を入力する場合を例として説明したが、これは例示的なことに過ぎず、本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力装置100は、韓国語だけではなく英語や日本語など多様な外国語を入力するための入力装置として用いることができる。本実施形態に係る文字入力装置100において、保存部103は、第1テーブルおよび第2テーブルを言語モード別にそれぞれ保存する。
【0071】
表示部107は、図10の図面符号1001のように現在活性化されている言語モード(アクティブな言語モード)を表示し、ユーザが現在活性化されている(選択している)言語モードとは異なる言語モードで文字を入力しようとする場合には、他の言語モードを選択して言語モードを変更する。
【0072】
例えば、保存部103は、韓国語モードと連関して、図3に示すような第1テーブル及び図4に示すような第2テーブルを保存し、日本語モードと連関して図11(a)に示すような第1テーブル及び図11(b)に示すような第2テーブルをそれぞれ保存する。
【0073】
現在活性化されている言語モードが日本語モードであり、感知部104が、スティック101が図面符号1101の移動方向から図面符号1102の移動方向に順次に動いたことを感知した場合、検索部105は、図11(a)に示すような第1テーブルを参照して、移動方向にそれぞれ対応する文字構成単位1103及び文字構成単位1104を検索する。また、文字生成部106は、図11(b)に示すような第2テーブルを参照して、検索された文字構成単位1103及び文字構成単位1104に対応する文字組み合わせ1105である「よ」を生成する。
【0074】
このような過程を通じて、ユーザは、日本語「よ」を手記で書くときと類似してスティック101を動かすことで、所望する日本語文字である「よ」の入力が可能となる。
【0075】
以上、日本語入力過程について例をあげて説明したが、文字入力装置100は、言語モード別に第1テーブル及び第2テーブルを備え、感知部104で感知されるスティック101の移動方向又は移動距離を考慮してユーザが入力しようとした画(筆画)を判断する方式で、多数の言語を入力するための入力装置に用いられる。
【0076】
また、本発明のさらに他の実施形態によれば、文字入力装置100の保存部103に保存される第2テーブルは、文字の構成単位の配列に対応する文字組み合わせを複数含むことができる。例えば、図4に示した第2テーブルは、文字「

」に対応する文字構成単位の配列として「

」を含んでいるが、文字「

」に対応する文字構成単位の配列として「

」をさらに含むこともできる。
【0077】
すなわち、ユーザは、図3に示すように、移動方向301→移動方向307のように順次にスティック101を移動させる場合にも「

」という文字を入力できるし、移動方向301→移動方向305→移動方向301のように順次にスティック101を移動させる場合にも「

」という文字を入力できる。
【0078】
各文字の画入力順(筆順)は、各国の言語別に規定されているものが一般的であるが、正確な画入力順でなくても各個人によって多数の画入力順が異なることがあるため、ユーザの便宜のために、本発明に係る文字入力装置100は、正確な画入力順に適合する文字構成要素の配列だけではなく、人によって用いられる多数の画入力順に対応する1つ以上の文字構成要素の配列をさらに用いることもできる。
【0079】
また、各文字入力装置100を用いる各ユーザが文字を書く習慣に最適な文字入力サービスを提供するため、文字入力装置100は、各文字に対応する文字構成要素の配列を各ユーザ自身が入力できるようにもできる。
【0080】
また、本発明に係る文字入力方法は、コンピュータにより具現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録される。該記憶媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともできる。また、該記憶媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびロム(ROM)、ラム(RAM)、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、上記記憶媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体であってよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。また、上記ハードウェア装置は、本発明の動作を遂行するために一つ以上のソフトウェアモジュールで作動するように構成することができ、その逆もまた同様である。
【0081】
上述したように、本発明を好ましい実施形態に則して説明したが、本発明の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想及びその領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】図1(a)は、本発明に係る文字入力装置を構成するスティックと選択ボタンを例示した図であり、図1(b)は、文字入力装置のその他の構成要素を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る文字入力装置における文字入力過程を示したフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係る文字入力のための文字入力装置に保存された第1テーブルの一例を示した図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る文字入力のための文字入力装置に保存された第2テーブルの一例を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る文字入力装置が複数の文字組み合わせを各方向ボタンと連関してディスプレイ部に表示した画面を示した図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力装置が複数の文字組み合わせをディスプレイ部の9つの表示欄に各方向ボタンと連関して表示した画面を示した図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力装置がスティックの移動方向を感知する方法を説明するための図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力のための文字入力装置に保存された第1テーブルの一例を示した図である。
【図9】本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力装置がスティックの移動方向を感知する方法を説明するための図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力装置がディスプレイ部に活性化された言語モードを表示した場合の画面を示した図である。
【図11】本発明のさらに他の実施形態に係る文字入力のための文字入力装置に保存された(a)第1テーブル及び(b)第2テーブルを示した図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字入力装置であって、
スティックと、
選択信号を入力するための選択ボタンと、
前記スティックの移動方向の各々に対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブル及び前記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルを保存する保存部と、
前記スティックの中心点を基準として前記スティックの移動方向を感知する感知部と、
前記第1テーブルを参照して前記感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する検索部と、
前記選択信号が入力された後、それぞれ検索された1つ以上の文字構成単位を配列し、前記第2テーブルを参照して前記配列の各々に対応する1つ以上の文字を用いて文字組み合わせを生成する文字生成部と、を含むことを特徴とする文字入力装置。
【請求項2】
文字入力装置であって、
スティックと、
選択信号を入力するための選択ボタンと、
前記スティックの移動方向及び前記スティックの移動距離に対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブルと前記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルとを保存する保存部と、
前記スティックの中心点を基準として移動方向及び移動距離を感知する感知部と、
前記第1テーブルを参照して前記感知された移動方向及び前記感知された移動距離に対応する文字構成単位を検索する検索部と、
前記選択信号が入力された後、検索された1つ以上の文字構成単位を配列し、前記第2テーブルを参照して前記配列の各々に対応する1つ以上の文字を用いて文字組み合わせを生成する文字生成部と、を含むことを特徴とする文字入力装置。
【請求項3】
文字入力装置であって、
スティックと、
選択信号を入力するための選択ボタンと、
前記スティックの移動方向の各々に対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブル及び前記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルを言語モード別にそれぞれ保存する保存部と、
前記スティックの中心点を基準として前記スティックの移動方向を感知する感知部と、
活性化された言語モードに対応する第1テーブルを参照して前記感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する検索部と、
前記選択信号が入力された後、検索された1つ以上の文字構成単位を配列し、前記活性化された言語モードに対応する第2テーブルを参照して前記配列の各々に対応する1つ以上の文字を用いて文字組み合わせを生成する文字生成部と、を含むことを特徴とする文字入力装置。
【請求項4】
前記活性化された言語モードは、前記各言語モードのうちユーザが選択した言語モードであることを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。
【請求項5】
前記生成された文字組み合わせを表示する表示部と、
前記表示された文字組み合わせを見たユーザが、前記選択ボタンを用いて選択信号を入力した場合、前記生成された文字組み合わせを前記ユーザが入力した文字として決定する検証部と、をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の文字入力装置。
【請求項6】
前記配列に対応する生成された文字組み合わせが複数である場合、前記複数の文字組み合わせをそれぞれ表示する表示部と、
前記表示された複数の文字組み合わせを見たユーザが、前記選択ボタンを用いて前記複数の文字組み合わせのうちいずれか1つを選択する選択信号を入力した場合、前記選択された文字組み合わせを前記ユーザが入力した文字として決定する検証部と、をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の文字入力装置。
【請求項7】
前記表示部は、前記複数の文字組み合わせを、上、下、左、右方向のうちいずれか1つとそれぞれ連関して表示し、
前記選択ボタンは、上、下、左、右方向にそれぞれ対応する4つの方向ボタンを含み、
(1)前記ユーザが上方向ボタンを押した場合、上方向に連関して表示された文字組み合わせを選択する選択信号を発生させ、
(2)前記ユーザが下方向ボタンを押した場合、下方向に連関して表示された文字組み合わせを選択する選択信号を発生させ、
(3)前記ユーザが左方向ボタンを押した場合、左方向に連関して表示された文字組み合わせを選択する選択信号を発生させ、
(4)前記ユーザが右方向ボタンを押した場合、右方向に連関して表示された文字組み合わせを選択する選択信号を発生させることを特徴とする請求項6に記載の文字入力装置。
【請求項8】
前記1つ以上の文字構成単位の配列によって生成される前記文字組み合わせは、ハングル文字である場合、音節単位、字素単位、単語単位のうちいずれか1つを基準として生成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の文字入力装置。
【請求項9】
前記スティックの中心点を基準として、前記スティックが移動可能な領域を角度によって複数の単位領域に細分化した場合、前記保存部は、単位領域にそれぞれ対応する移動方向を含む第3テーブルをさらに保存し、
前記感知部は、前記スティックが前記複数の単位領域のうち1つ以上の単位領域を順次に移動した場合、前記第3テーブルを参照して前記順次に移動した各単位領域に対応する移動方向をそれぞれ順次に感知することを特徴とする請求項1又は3に記載の文字入力装置。
【請求項10】
(1)前記スティックの中心点を基準として、前記スティックが移動可能な領域を角度によって複数の第1単位領域に細分化し、
(2)前記スティックの中心点を基準として、前記領域を距離によって複数の第2単位領域に細分化した場合、
前記保存部は、第1単位領域に対応する移動方向を含み、第2単位領域に対応する移動距離を含む第3テーブルをさらに保存し、
前記感知部は、前記スティックが前記複数の単位領域のうち1つ以上の単位領域を順次に移動した場合、前記第3テーブルを参照して前記順次に移動した各単位領域に対応する移動方向および移動距離をそれぞれ順次に感知することを特徴とする請求項2に記載の文字入力装置。
【請求項11】
前記スティックは、力が加えられない状態では、前記スティックの中心点に自動的に復元されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の文字入力装置。
【請求項12】
前記第2テーブルは、1つの文字に対応する複数の配列を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の文字入力装置。
【請求項13】
スティック及び選択ボタンを備えた文字入力装置における文字入力方法であって、
前記スティックの移動方向の各々に対応する複数の文字構成単位を含む第1テーブル及び前記1つ以上の文字構成単位の配列に対応する文字を含む第2テーブルとを維持する段階と、
ユーザが前記スティックを動かす場合、前記スティックの中心点を基準として前記スティックの移動方向を感知する段階と、
前記第1テーブルを参照して前記感知された移動方向に対応する文字構成単位を検索する段階と、
前記ユーザが前記選択ボタンを押して第1選択信号が入力された後、それぞれ検索された1つ以上の文字構成単位を配列する段階と、
前記第2テーブルを参照して前記配列の各々に対応する1つ以上の文字を用いて文字組み合わせを生成する段階と、を含むことを特徴とする文字入力方法。
【請求項14】
前記生成された文字組み合わせが1つである場合に、
前記生成された文字組み合わせを表示して前記ユーザに提供する段階と、
前記表示された文字組み合わせを見た前記ユーザが、前記選択ボタンを押して第2選択信号が入力された場合、前記生成された文字組み合わせを前記ユーザが入力した文字として決定する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の文字入力方法。
【請求項15】
前記生成された文字組み合わせが複数である場合に、
前記生成された複数の文字組み合わせを表示して前記ユーザに提供する段階と、
前記表示された複数の文字組み合わせを見た前記ユーザが、前記選択ボタンを押して前記複数の文字組み合わせのうちいずれか1つを選択する第2選択信号を入力した場合、前記選択された文字組み合わせを前記ユーザが入力した文字として決定する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の文字入力方法。
【請求項16】
請求項13から15のいずれか1項に記載の文字入力方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2008−532135(P2008−532135A)
【公表日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−556963(P2007−556963)
【出願日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【国際出願番号】PCT/KR2005/004481
【国際公開番号】WO2006/090972
【国際公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】