説明

新規殺真菌剤

一般式


(置換基は請求項1に定義したものである)の化合物は、殺真菌剤として有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(1):
【化1】

[式中、
Arは、随時置換された8〜14員の飽和または不飽和2環又は3環であり、
Lは、O又はSである;
1は、C1-4アルキル、ハロC1-4アルキル、もしくはC3-4シクロアルキル、又はC1-4アルコキシ、ハロ(C1-4)アルコキシ、もしくはC3-4シクロアルコキシ、又はC1-4アルキルチオ、C1-4アルキルスルフィニル、もしくはC1-4アルキルスルホニル、又はハロ(C1-4)アルキルチオ、ハロ(C1-4)アルキルスルフィニル、もしくはハロ(C1-4)アルキルスルホニル、又はC3-4シクロアルキルチオ、C3-4シクロアルキルスルフィニル、もしくはC3-4シクロアルキルスルホニルである;
2は、水素、C1-8アルキル、C3-4シクロアルキル、C2-8アルケニル、シアノ(C1-4)アルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキル、又はベンジルオキシ(C1-4)アルキルであり、ここでベンジル成分のフェニル環はC1-4アルコキシで随時置換される;
aとRbは、互いに独立に、水素、C1-4アルキル、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルキル、C3-5アルケニルオキシ(C1-4)アルキル、C3-5アルキニルオキシ(C1-4)アルキル、C1-4ヒドロキシアルキル、シアノ、C2-4アルキニル、C2-4アルケニル、C1-4アルコキシカルボニル、ホルミル、C1-3アルコキシ(C1-3)アルキル(C1-3)アルキニル、C1-3アルケニルオキシ(C1-3)アルキル(C1-3)アルキニル、C1-3アルキニルオキシ(C1-3)アルキル(C1-3)アルキニル、もしくはヒドロキシ(C1-3)アルキル(C1-3)アルキニルである;
cとRdは、互いに独立に、水素、C1-4アルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、もしくはC1-4アルコキシカルボニルであるか、又は
aはRbと、もしくはRcはRdと、一緒になって、これらが結合している炭素原子とともに、硫黄、酸素、窒素、及びNR0(ここでR0は水素又は随時置換されたC1-4アルキルである)から選択されるヘテロ原子を含有する3〜6員の炭素環もしくは複素環を形成し、
eは、水素、又はC1-4アルキル、フェニル、ベンジル、チエニルメチル、もしくはピリジルメチルであり、
3は、水素、随時置換されたC1-6アルキル、随時置換されたC3-6シクロアルキル(これは酸素、硫黄、又は窒素から選択されるヘテロ原子を含有する)、随時置換されたC2-4アルケニル、随時置換されたC2-6アルキニル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルキル、C3-5アルケニルオキシ(C1-4)アルキル、C3-6アルキニルオキシ(C1-4)アルキル、随時置換されたアリール、又は随時置換されたヘテロアリールである、
mは1又は2であり、
nは0、1、又は2である]の化合物、ならびに
式(I)の化合物の塩及びN−オキシド
(ただし、Arがキノリン−6−イル基であり、R1が、C1-4アルキルチオ、C1-4アルキルスルフィニル、もしくはC1-4アルキルスルホニル、又はハロ(C1-4)アルキルチオ、ハロ(C1-4)アルキルスルフィニル、もしくはハロ(C1-4)アルキルスルホニル、又はC3-4シクロアルキルチオ、C3-4シクロ−アルキルスルフィニル、もしくはC3-4シクロアルキルスルホニルである時、キノリン−6−イルの7位は置換されていない)。
【請求項2】
Arが以下の式の基である請求項1の化合物:
【化2】

[式中、
1は、随時置換されたフェニルであり、
2は、随時置換された6員芳香環であり、そして
Bは、飽和、部分的飽和、又は不飽和の、随時置換された5−もしくは6−員環であり、酸素、硫黄、窒素、又はNR0(ここで、R0は、水素又は随時置換されたC1-4アルキルである)から選択されるヘテロ原子を随時含有する]。
【請求項3】
1は、随時置換されたC1-4アルキル又はハロゲンである、請求項2の化合物。
【請求項4】
2は、随時置換されたC1-4アルキル又はハロゲンである、請求項2の化合物。
【請求項5】
Bは、随時置換されたC1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、又はハロゲンである、請求項2の化合物。
【請求項6】
1は、C1-4アルキル、ハロC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロ(C1-4)アルコキシ、C1-4アルキルチオ、又はハロC(C1-4)アルキルチオである、請求項1の化合物。
【請求項7】
2は、水素、C1-8アルキル、C3-4シクロアルキル、C2-8アルケニル、シアノ(C1-4)アルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキルである、請求項1の化合物。
【請求項8】
3は、水素、随時置換されたC1-6アルキル、随時置換されたC3-6シクロアルキル(これは酸素原子を含有する)、随時置換されたC2-4アルケニル、随時置換されたC2-6アルキニル、又はC1-3アルコキシ(C1-3)アルキルカルボニルである、請求項1の化合物。
【請求項9】
eは水素であり、mは1であり、nは1であり、RcとRdは水素である、請求項1の化合物。
【請求項10】
mは1であり、nは0である、請求項1の化合物。
【請求項11】
eは水素であり、mは1であり、nは0である、請求項1の化合物。
【請求項12】
aは水素又はメチルであり、Rbは、水素、メチル、シアノ、エチニル、メトキシメチル、アリルオキシメチル、又はプロパルギルオキシメチルである、請求項1の化合物。
【請求項13】
eは水素であり、Raは水素又はメチルであり、Rbは水素、メチル、シアノ、エニル、メトキシメチル、アリルオキシメチル、又はプロパルギルオキシメチルである、請求項1の化合物。
【請求項14】
前記した式(I)の化合物の調製法。
【請求項15】
殺真菌的有効量の式(I)の化合物と、その適切な担体又は希釈剤と、随時追加の殺真菌化合物とを含んでなる殺真菌組成物。
【請求項16】
請求項1の式(I)の化合物もしくは請求項15の組成物の殺真菌的有効量を、植物、植物の種子、植物もしくは種子の生息地、又は土壌もしくは植物の生長媒体に適用することを含んでなる、植物病原性真菌を防除又は抑制する方法。

【公表番号】特表2010−538027(P2010−538027A)
【公表日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−523319(P2010−523319)
【出願日】平成20年9月3日(2008.9.3)
【国際出願番号】PCT/EP2008/007191
【国際公開番号】WO2009/030467
【国際公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【出願人】(500584309)シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト (352)
【Fターム(参考)】