説明

新規GLP−1誘導体

持続的な作用プロファイルを有する新規ポリペプチド誘導体


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
親水性スペーサーを介してアルブミン結合残基に連結された治療用ポリペプチドを含む化合物。
【請求項2】
親水性スペーサー−(CHD[(CHE](CH
(式中、
l、m及びnは、独立に、1から20であり、pは0から10であり、
Qは、−Z−(CHD[(CHG](CH−であり、
qは、0から5の範囲の整数であり、
各D、E及びGは、−O−、−NR−、−N(COR)−、−PR(O)−及び−P(OR)(O)−から独立に選択され(R、R、R及びRは、独立に、水素又はC1−6−アルキルを表す。)、
Zは、−C(O)NH−、−C(O)NHCH−、−OC(O)NH−、−C(O)NHCHCH−、−C(O)CH−、−C(O)CH=CH−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−又は−NHC(O)−から選択され(sは、0又は1である。)、
を介してアルブミン結合残基に連結された治療用ポリペプチドを含む化合物又は薬学的に許容されるその塩又はプロドラッグ。
【請求項3】
式(I):
A−W−B−Y−治療用ペプチド(I)
(式中、
Aは、アルブミン結合残基であり、
Bは、−(CHD[(CHE](CH−である親水性スペーサーであり、
(式中、
l、m及びnは、独立に、1から20であり、pは0から10であり、
Qは、−Z−(CHD[(CHG](CH−であり、
qは、0から5の範囲の整数であり、
各D、E及びGは、−O−、−NR−、−N(COR)−、−PR(O)−及び−P(OR)(O)−から独立に選択され(R、R、R及びRは、独立に、水素又はC1−6−アルキルを表す。)、
Zは、−C(O)NH−、−C(O)NHCH−、−OC(O)NH−、−C(O)NHCHCH−、−C(O)CH−、−C(O)CH=CH−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−又は−NHC(O)−から選択され(sは、0又は1である。)、
Yは、Bと治療剤を連結する化学基であり、
Wは、AとBを連結する化学基である。)
を有する請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
式(II):
A−W−B−Y−治療用ポリペプチド−Y’−B’−W’−A’(II)
(式中、
A及びA’は、アルブミン結合残基であり、
B及びB’は、−(CHD[(CHE](CH−から独立に選択される親水性スペーサーであり、
(式中、
l、m及びnは、独立に、1から20であり、pは0から10であり、
Qは、−Z−(CHD[(CHG](CH−であり、
qは、0から5の範囲の整数であり、
各D、E及びGは、−O−、−NR−、−N(COR)−、−PR(O)−及び−P(OR)(O)−から独立に選択され(R、R、R及びRは、独立に、水素又はC1−6−アルキルを表す。)、
Zは、−C(O)NH−、−C(O)NHCH−、−OC(O)NH−、−C(O)NHCHCH−、−C(O)CH−、−C(O)CH=CH−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−又は−NHC(O)−から選択され(sは、0又は1である。)、
Yは、Bと治療剤を連結する化学基であり、
Y’は、B’と治療剤を連結する化学基であり、
Wは、AとBを連結する化学基であり、
W’は、A’とB’を連結する化学基である。)
を有する請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
Y’が、C(O)NH−、−NHC(O)−、−C(O)NHCH−、−CHNHC(O)−、−OC(O)NH−、−NHC(O)O−、−C(O)NHCH−、CHNHC(O)−、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−C(O)CH=CH−、−CH=CHC(O)−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−NHC(O)−及び−C(O)NH−(sは、0又は1である。)から選択される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
W’が、C(O)NH−、−NHC(O)−、−C(O)NHCH−、−CHNHC(O)−、−OC(O)NH−、−NHC(O)O−、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−C(O)CH=CH−、−CH=CHC(O)−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−NHC(O)−及び−C(O)NH−(sは、0又は1である。)からなる群から選択される、請求項4から5の何れか1項に記載の化合物。
【請求項7】
式(III)
【化1】

(式中、
A及びA’は、アルブミン結合残基であり、
Bは、−(CHD[(CHE](CH−から選択される親水性スペーサーであり、
(式中、
l、m及びnは、独立に、1から20であり、pは0から10であり、
Qは、−Z−(CHD[(CHG](CH−であり、
qは、0から5の範囲の整数であり、
各D、E及びGは、−O−、−NR−、−N(COR)−、−PR(O)−及び−P(OR)(O)−から独立に選択され(R、R、R及びRは、独立に、水素又はC1−6−アルキルを表す。)、
Zは、−C(O)NH−、−C(O)NHCH−、−OC(O)NH−、−C(O)NHCHCH−、−C(O)CH−、−C(O)CH=CH−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−又は−NHC(O)−から選択され(sは、0又は1である。)、
Yは、Bと治療剤を連結する化学基であり、
W’’は、BをA及びA’と連結する化学基である。)
を有する請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
W’’が、
【化2】

からなる群から選択される(式中、sは、0、1又は2である。)、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
Yが、C(O)NH−、−NHC(O)−、−C(O)NHCH−、−CHNHC(O)−、−OC(O)NH−、−NHC(O)O−、−C(O)NHCH−、CHNHC(O)−、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−C(O)CH=CH−、−CH=CHC(O)−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−NHC(O)−及び−C(O)NH−(sは、0又は1である。)からなる群から選択される、請求項3から8の何れか1項に記載の化合物。
【請求項10】
Wが、C(O)NH−、−NHC(O)−、−C(O)NHCH−、−CHNHC(O)−、−OC(O)NH−、−NHC(O)O−、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−C(O)CH=CH−、−CH=CHC(O)−、−(CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−NHC(O)−及び−C(O)NH−(sは、0又は1である。)からなる群から選択される、請求項3から9の何れか1項に記載の化合物。
【請求項11】
lが1又は2であり、n及びmが独立に1から10であり、pが0から10である、請求項2から10の何れか1項に記載の化合物。
【請求項12】
Dが−O−である、請求項2から11の何れか1項に記載の化合物。
【請求項13】
Eが−O−である、請求項2から12の何れか1項に記載の化合物。
【請求項14】
親水性スペーサーが−CHO[(CHO](CH−である(式中、mは1から10であり、pは1から3であり、Qは−Z−CHO[(CHO](CH−である。)、請求項2から10の何れか1項に記載の化合物。
【請求項15】
qが0又は1である、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項16】
qが1である、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項17】
Gが−O−である、請求項2から10及び12から15の何れか1項に記載の化合物。
【請求項18】
Zが、−C(O)NH−、−C(O)NHCH−及び−OC(O)NH−からなる群から選択される、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項19】
qが0である、請求項2から15の何れか1項に記載の化合物。
【請求項20】
lが2である、請求項2から13の何れか1項に記載の化合物。
【請求項21】
nが2である、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項22】
親水性スペーサーBが[CHCHO]m+1(CH−である、請求項2から15の何れか1項に記載の化合物。
【請求項23】
親水性スペーサーBが−(CH−O−[(CH−O]−(CH−[C(O)NH−(CH−O−[(CH−O]−(CH−である(式中、l、m,n及びpは1から5であり、qは0から5である。)、請求項2から15の何れか1項に記載の化合物。
【請求項24】
−W−B−Y−が、
【化3−1】

【化3−2】

からなる群から選択される、先行する請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項25】
>W’’−B−Y−が、
【化4】

である、請求項7に記載の化合物。
【請求項26】
Aが、
【化5】

(キラル炭素原子は、R又はSの何れかである。)
【化6】

(キラル炭素原子は、R又はSの何れかである。)
【化7】

(キラル炭素原子は、R又はSの何れかである。)
【化8】

(2つのキラル炭素原子は、独立に、R又はSの何れかである。)
【化9】

(2つのキラル炭素原子は、独立に、R又はSの何れかである。)
【化10】

(2つのキラル炭素原子は、独立に、L又はDの何れかである。)
【化11】

(キラル炭素原子は、R又はSの何れかである。)
【化12】

(キラル炭素原子は、R又はSの何れかである。)
【化13】

(2つのキラル炭素原子は、独立に、R又はSの何れかである。)
【化14】

(2つのキラル炭素原子は、独立に、R又はSの何れかである。)
【化15−1】

【化15−2】

【化15−3】

からなる群から選択される、先行する請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項27】
前記親水性スペーサーの分子量が80Dから1000Dの範囲又は80Dから300Dの範囲にある、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項28】
前記アルブミン結合残基が親油性残基である、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項29】
前記アルブミン結合残基が非共有結合によってアルブミンに結合する、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項30】
前記アルブミン結合残基が、生理的pHにおいて、負に帯電している、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項31】
前記アルブミン残基が、ヒト血清アルブミンに対して、約10μM未満又は約1μM未満の結合親和性を有する、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項32】
前記アルブミン結合残基が、直鎖アルキル基、分岐アルキル基、ω−カルボン酸基、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナントレン骨格を有する基から選択される、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項33】
前記アルブミン結合残基がチバクロニル残基である、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項34】
前記アルブミン結合残基が、6から40個の炭素原子、8から26個の炭素原子又は8から20個の炭素原子を有する、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項35】
前記アルブミン結合残基が、40個未満のアミノ酸残基を含むペプチドなどのペプチドである、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項36】
前記アルブミン結合残基が、スペーサー及びリンカーを介して、リジン残基のε−アミノ基を介して前記治療用ポリペプチドに付着される、先行する請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項37】
スペーサー及びリンカーを介するアルブミン結合残基が、システイン、グルタミン酸及びアスパラギン酸から選択されるアミノ酸残基へのリンカーを介して治療用ポリペプチドに付着される、先行する請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項38】
前記治療用ポリペプチドがGLP−1ペプチドである、先行する全請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項39】
前記ポリペプチドが、式(IV):
Xaa−Xaa−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Xaa16−Ser−Xaa18−Xaa19−Xaa20−Glu−Xaa22−Xaa23−Ala−Xaa25−Xaa26−Xaa27−Phe−Ile−Xaa30−Trp−Leu−Xaa33−Xaa34−Xaa35−Xaa36−Xaa37−Xaa38−Xaa39−Xaa40−Xaa41−Xaa42−Xaa43−Xaa44−Xaa45−Xaa46
式(IV)(配列番号2)
(式中、
Xaaは、L−ヒスチジン、D−ヒスチジン、デスアミノ−ヒスチジン、2−アミノ−ヒスチジン、β−ヒドロキシ−ヒスチジン、ホモヒスチジン、Nα−アセチル−ヒスチジン、α−フルオロメチル−ヒスチジン、α−メチル−ヒスチジン、3−ピリジルアラニン、2−ピリジルアラニン又は4−ピリジルアラニンであり;
Xaaは、Ala、Gly、Val、Leu、Ile、Lys、Aib、(1−アミノシクロプロピル)カルボン酸、(1−アミノシクロブチル)カルボン酸、(1−アミノシクロペンチル)カルボン酸、(1−アミノシクロヘキシル)カルボン酸、(1−アミノシクロヘプチル)カルボン酸又は(1−アミノシクロオクチル)カルボン酸であり;
Xaa16は、Val又はLeuであり;
Xaa18は、Ser、Lys又はArgであり;
Xaa19は、Tyr又はGlnであり;
Xaa20は、Leu又はMetであり;
Xaa22は、Gly、Glu又はAibであり;
Xaa23は、Gln、Glu、Lys又はArgであり;
Xaa25は、Ala又はValであり;
Xaa26は、Lys、Glu又はArgであり;
Xaa27は、Glu又はLeuであり;
Xaa30は、Ala、Glu又はArgであり;
Xaa33は、Val又はLysであり;
Xaa34は、Lys、Glu、Asn又はArgであり;
Xaa35は、Gly又はAibであり;
Xaa36は、Arg、Gly又はLysであり;
Xaa37は、Gly、Ala、Glu、Pro、Lys、アミドであり、又は存在せず;
Xaa38は、Lys、Ser、アミドであり、又は存在せず.
Xaa39は、Ser、Lys、アミドであり、又は存在せず;
Xaa40は、Gly、アミドであり、又は存在せず;
Xaa41は、Ala、アミドであり、又は存在せず;
Xaa42は、Pro、アミドであり、又は存在せず;
Xaa43は、Pro、アミドであり、又は存在せず;
Xaa44は、Pro、アミドであり、又は存在せず;
Xaa45は、Ser、アミドであり、又は存在せず;
Xaa46は、アミドであり、又は存在せず;
但し、Xaa38、Xaa39、Xaa40、Xaa41、Xaa42、Xaa43、Xaa44、Xaa45又はXaa46が存在しなければ、下流の各アミノ酸残基も存在しない。))
のアミノ酸配列を含むGLP−1ペプチドである、請求項34に記載の化合物。
【請求項40】
前記ポリペプチドが、式(V):
(Xaa−Xaa−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Val−Ser−Xaa18−Tyr−Leu−Glu−Xaa22−Xaa23−Ala−Ala−Xaa26−Glu−Phe−Ile−Xaa30−Trp−Leu−Val−Xaa34−Xaa35−Xaa36−Xaa37−Xaa38
式(V)(配列番号3)
(式中、
Xaaは、L−ヒスチジン、D−ヒスチジン、デスアミノ−ヒスチジン、2−アミノ−ヒスチジン、β−ヒドロキシ−ヒスチジン、ホモヒスチジン、Nα−アセチル−ヒスチジン、α−フルオロメチル−ヒスチジン、α−メチル−ヒスチジン、3−ピリジルアラニン、2−ピリジルアラニン又は4−ピリジルアラニンであり;
Xaaは、Ala、Gly、Val、Leu、Ile、Lys、Aib、(1−アミノシクロプロピル)カルボン酸、(1−アミノシクロブチル)カルボン酸、(1−アミノシクロペンチル)カルボン酸、(1−アミノシクロヘキシル)カルボン酸、(1−アミノシクロヘプチル)カルボン酸又は(1−アミノシクロオクチル)カルボン酸;
Xaa18は、Ser、Lys又はArgであり;
Xaa22は、Gly、Glu又はAibであり;
Xaa23は、Gln、Glu、Lys又はArgであり;
Xaa26は、Lys、Glu又はArgであり;
Xaa30は、Ala、Glu又はArgであり;
Xaa34は、Lys、Glu又はArgであり;
Xaa35は、Gly又はAibであり;
Xaa36は、Arg又はLysであり;
Xaa37は、Gly、Ala、Glu又はLysであり;
Xaa38は、Lys、アミドであり、又は存在しない。))
のアミノ酸配列を含むGLP−1ペプチドである、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
前記GLP−1ペプチドがGLP−1(7−35)、GLP−1(7−36)、GLP−1(7−36)−アミド、GLP−1(7−37)、GLP−1(7−38)、GLP−1(7−39)、GLP−1(7−40)、GLP−1(7−41)又はそれらの類縁体から選択される、請求項38から40の何れか1項に記載の化合物。
【請求項42】
前記GLP−1ペプチドが、GLP−1(7−37)(配列番号1)に比べて、交換、付加若しくは欠失された15以下のアミノ酸残基を含み、又はGLP−1(7−37)(配列番号1)に比べて、交換、付加若しくは欠失された10以下のアミノ酸残基を含む、請求項38から41の何れか1項に記載の化合物。
【請求項43】
前記GLP−1ペプチドが、GLP−1(7−37)(配列番号1)に比べて、交換、付加若しくは欠失された6以下のアミノ酸残基を含む、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
前記GLPペプチドが、遺伝コードによってコードされていない4以下のアミノ酸残基を含む、請求項42から43の何れか1項に記載の化合物。
【請求項45】
前記GLP−1ペプチドがDPPIV保護されたGLP−1ペプチドである、請求項38に記載の化合物。
【請求項46】
前記化合物がDPPIV安定化されている、請求項38に記載の化合物。
【請求項47】
前記GLP−1ペプチドが8位にAib残基を含む、請求項38から46の何れか1項に記載の化合物。
【請求項48】
前記GLP−1ペプチドの7位のアミノ酸残基が、D−ヒスチジン、デスアミノ−ヒスチジン、2−アミノ−ヒスチジン、β−ヒドロキシ−ヒスチジン、ホモヒスチジン、Nα−アセチル−ヒスチジン、α−フルオロメチル−ヒスチジン、α−メチル−ヒスチジン、3−ピリジルアラニン、2−ピリジルアラニン及び4−ピリジルアラニンからなる群から選択される、請求項38から47の何れか1項に記載の化合物。
【請求項49】
前記GLP−1ペプチドが、Arg34GLP−1(7−37)、Lys38Arg26,34GLP−1(7−38)、Lys38Arg26,34GLP−1(7−38)−OH、Lys36Arg26,34GLP−1(7−36)、Aib8,22,35GLP−1(7−37)、Aib8,35GLP−1(7−37)、Aib8,22GLP−1(7−37)、Aib8,22,35Arg26,34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,35Arg26,34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22Arg26,34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22,35Arg26,34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,35Arg26,34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22,35Arg26Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,35Arg26Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22Arg26Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22,35Arg34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,35Arg34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22Arg34Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22,35Ala37Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,35Ala37Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22Ala37Lys38GLP−1(7−38)、Aib8,22,35Lys37GLP−1(7−37)、Aib8,35Lys37GLP−1(7−37)及びAib8,22Lys37GLP−1(7−38)からなる群から選択される、請求項38から48の何れか1項に記載の化合物。
【請求項50】
前記GLP−1ペプチドが、アミノ酸配列 配列番号1に対して、23、26、34、36又は38位のアミノ酸残基を介して、前記親水性スペーサーに付着されている、請求項38から49の何れか1項に記載の化合物。
【請求項51】
前記GLP−1ペプチドがエキセンディン−4である、請求項38から41の何れか1項に記載の化合物。
【請求項52】
前記GLP−1ペプチドが、ZP−10、すなわちHGEGTFTSDLSKQMEEEAVRLFIEWLKNGGPSSGAPPSKKKKKK−アミドである、請求項38から41の何れか1項に記載の化合物。
【請求項53】
前記親水性スペーサーを介する一つのアルブミン結合残基が、前記GLP−1のC末端アミノ酸残基に付着されている、請求項38から52の何れか1項に記載の化合物。
【請求項54】
第二のアルブミン結合残基が、C末端アミノ酸残基でないアミノ酸残基に付着されている、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
前記化合物が、
ε37−(2−(2−(2−(ドデシルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35Lys37]GLP−1(7−37)アミド
【化16】

ε37−(2−(2−(2−(17−スルホヘキサデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1(7−37)アミド
【化17】

ε37−{2−[2−(2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチル}−[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1(7−37)アミド
【化18】

ε37−(2−(2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1(7−37)アミド
【化19】

ε37−(2−(2−(2−(19−カルボキシノナデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1(7−37)アミド
【化20】

Aib8,22,35,Arg26,34]GLP−1−(7−37)Lys(4−(ヘキサデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリル)−OH
【化21】

[Aib8,22,35,Arg26,34]GLP−1−(7−37)Lys(2−(2−(2−(ヘキサデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化22】

ε37−(2−[2−(2,6−(S)−Bis−{2−[2−(2−(ドデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ}ヘキサノイルアミノ)エトキシ]エトキシ})アセチル−[Aib8,22,35]GLP−1(7−37)アミド
【化23】

ε37−(2−[2−(2,6−(S)−Bis−{2−[2−(2−(テトラデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ}ヘキサノイルアミノ)エトキシ]エトキシ})アセチル−[Aib8,22,35]GLP−1(7−37)アミド
【化24】

[Aib8,22,35,Arg26,34]GLP−1−(7−37)Lys(2−(2−(2−(4−(ヘキサデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化25】

[Aib8,22,35]GLP−1(7−37)Lys((2−{2−[4−[4−(4−アミノ−9,10−ジオキソ−3−スルホ−9,10−ジヒドロ−アントラセン−1−イルアミノ)−2−スルホ−フェニルアミノ]−6−(2−スルホ−フェニルアミノ)−[1,3,5]トリアジン−2−イルアミノ]−エトキシ}−エトキシ)−アセチル))アミド
【化26】

[Aib8,22,35]GLP−1(7−37)Lys(({2−[2−(2−{2−[2−(2−{2−[2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)−エトキシ]エトキシ}アセチルアミノ)エトキシ]エトキシ}アセチルアミノ)エトキシ]エトキシ}アセチル))アミド
【化27】

ε37−([2−(2−{3−[2,5−ジオキソ−3−(15−カルボキシペンタデシルスルファニル)−ピロリジン−1−イル]−プロピオニルアミノ}エトキシ)エトキシ)アセチル]−[D−Ala,Lys37]−GLP−1−[7−37]アミド
【化28】

[Aib8,22,35Ala37]GLP−1(7−37)Lys((2−(2−(2−(11−(オキサリルアミノ)ウンデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル−)))アミド
【化29】

[Aib8,22,35,Ala37]−GLP−1(7−37)Lys({2−[2−(2−{2−[2−(2−(15−カルボキシ−ペンタデカノイルアミノ)−エトキシ]エトキシ}アセチルアミノ)エトキシ]エトキシ}アセチル)アミド
【化30】

[Aib8,22,35,Ala37]−GLP−1(7−37)Lys((2−{2−[11−(5−ジメチルアミノナフタレン−1−スルホニルアミノ)ウンデカノイルアミノ]エトキシ}エトキシ)アセチル)アミド
【化31】

[Aib8,22,35,Ala37]−GLP−1(7−37)Lys(([2−(2−{2−[1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル]アセチルアミノ}エトキシ)エトキシ]アセチル))アミド
【化32】

[Aib,Arg26,34,Glu22,23,30]GLP−1 H(7−37)Lys(2−(2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)アミド
【化33】

[Aib,Arg26,34,Glu22,23,30]GLP−1(7−37)Lys(2−(2−(2−(エイコサノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)アミド
【化34】

[Gly,Arg26,34]GLP−1 H−(7−37)Lys(2−(2−(2−(2−(2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化35】

[Aib,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys{2−(2−(2−(2−[2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチル)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−OH
【化36】

[Aib]−GLP−1−(7−37)Lys(2−(2−(2−(4−(ヘキサデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化37】

[Aib,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys{2−(2−(2−(2−[2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチル)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−OH
【化38】

[Aib,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys{2−(2−(2−(2−[2−(2−(17−カルボキシヘプタノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−OH
【化39】

[Gly、Arg26,34]GLP1−(7−37)Lys{2−(2−(2−(2−[2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチル)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−OH
【化40】

[Aib]GLP−1−(7−37)Lys(2−(2−(2−(2−(2−(2−(4−(ヘキサデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化41】

ε37−(2−(2−(2−(ドデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35Lys37]GLP−1H(7−37)−アミド
【化42】

ε37−(2−(2−(2−(テトラデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35Lys37]GLP−1H(7−37)−アミド
【化43】

ε37−(2−(2−(2−(ヘキサデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35Lys37]GLP−1(7−37)−アミド
【化44】

ε37−(2−(2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35Lys37]GLP−1(7−37)−アミド
【化45】

ε37−(2−(2−(2−(エイコサノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib8,22,35Lys37]GLP−1(7−37)−アミド
【化46】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル))−[Aib,Arg26,34,Lys36]GLP−1−(7−37)−OH
【化47】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル))[Arg26,34,Lys36]GLP−1(7−37)−OH
【化48】

ε36−{2−(2−(2−(2−[2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−[Gly,Arg26,34,Lys36]GLP−1−(7−37)−OH
【化49】

ε37−(2−(2−(2−(4−4(4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,9−トリデカフルオロノナノイルスルファモイル−ブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル))[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1−(7−37)−OH
【化50】

ε37−(2−(2−(2−(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,11,11,12,12,12−ヘンエイコサフルオロ−ドデシルオキシアセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1−(7−37)−OH
【化51】

ε37−(2−(2−(2−(4−(ヘキサデカノイルスルファモイル)ブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1−(7−37)−OH
【化52】

[Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys({2−(2−(2−(2−[2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)})−OH
【化53】

[Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys{2−(2−(2−(2−[2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−OH
【化54】

ε20−{2−(2−(2−(2−[2−(2−(4−(ヘキサデカノイルアミノ)−4−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−エキセンディン(1−39)
【化55】

[Ala、Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys((2−[2−((2−オキサリルアミノ−3−カルボキシ−2−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イル−アセチルアミノ))エトキシ]エトキシアセチル)アミド
【化56】

[Aib8,22,35]GLP−1(7−37)Lys((2−[2−((2−オキサリルアミノ−3−カルボキシ−2−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イル−アセチルアミノ))エトキシ]エトキシアセチル)アミド
【化57】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib,Arg26,34,Lys36]GLP−1−(7−37)−OH
【化58】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Gly,Arg26,34,Lys36]GLP−1−(7−37)−OH
【化59】

ε37−2−(2−(2−(4−(4−(ヘプタデカノイルアミノ)−4−(S)−カルボキシブチリルアミノ)−4−(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル−[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1−(7−37)−NH
【化60】

ε37−2−(2−[2−(2−[2−(4−[4−(ヘプタデカノイルアミノ)−4−(S)カルボキシブチリルアミノ]−4−(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ]エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ]エトキシ)アセチル−[Aib8,22,35,Lys37]GLP−1−(7−37)−NH
【化61】

ε26−(2−(2−(2−(4−(ヘキサデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Aib,Arg34]GLP−1−(7−37)−OH
【化62】

ε26−2−(2−2−(2−(2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル−[Aib、Arg34]GLP−1−(7−37)−OH
【化63】

[Gly,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys(2−(2−(19−(カルボキシ)ノナデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化64】

[Gly,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys((2−(2−(17−(カルボキシ)ヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル))−OH
【化65】

[Gly,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys(2−(2−(2−(4−(19−(カルボキシ)ノナデカノイルアミノ)−4−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−OH
【化66】

[Gly,Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys((2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(ヘキサデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)−アセチル)−OH
【化67】

[Gly、Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys(2−(2−(2−(2−(2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)−アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)NH
【化68】

ε20(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(4−(17−(カルボキシ)ヘプタデカノイルアミノ)−4−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)Lys20]エキセンディン−4(1−39)−NH
【化69】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Aib,Arg26,34、Lys36]GLP−1(7−37)
【化70】

N−ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Arg26,34、Lys36]GLP−1(7−37)
【化71】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Gly,Arg26,34,Lys36]GLP−1(7−37)
【化72】

ε20−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(オクタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)−エトキシ)アセチル)[Lys20]エキセンディン−4(1−39)アミド
【化73】

ε36−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(4−(オクタデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)−[Arg26,34,Lys36]GLP−1−(7−37)
【化74】

ε26−(2−[2−(2−[2−(2−[2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ]エトキシ)アセチルアミノ]エトキシ)エトキシ]アセチル)[Arg34]GLP−1−(7−37)−OH
【化75】

ε26−[2−(2−[2−(2−[2−(2−[4−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)−4(S)−カルボキシブチリルアミノ]エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ]エトキシ)アセチル][Arg34]GLP−1−(7−37)−OH
【化76】

ε20−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)[Lys20]エキセンディン−4(1−39)アミド
【化77】

[Gly、Glu22,23,30、Arg18,26,34]GLP1(7−37)Lys(2−(2−(2−(2−(2−(2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチルアミノ)エトキシ))エトキシ)アセチル)−NH
【化78】

[イミダゾリルプロピオン酸、Asp16、Aib22,35]GLP1(7−37)Lys NH((2−{[4−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)ブチルカルバモイル]メトキシ}エトキシ)エトキシ))
【化79】

[イミダゾリルプロピオン酸、Aib22,35]GLP1(7−37)Lys NH((2−{[4−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)ブチルカルバモイル]メトキシ}エトキシ)エトキシ))
【化80】

及び、
[3−(5−イミダゾリル)プロピオニル、Aib、Arg26,34]GLP−1(7−37)Lys{2−(2−(2−(2−[2−(2−(17−カルボキシヘプタノイルアミノ)エトキシ)エトキシ]アセチルアミノ)エトキシ)エトキシ)アセチル)}−OH
【化81】

からなる群から選択される、先行する請求項の何れか1項に記載の化合物。
【請求項56】
前記治療用ポリペプチドがGLP−2ペプチドである、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項57】
前記GLP−2ペプチドがDPPIV保護されたGLP−2ペプチドである、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
前記GLP−2ペプチドがGly−GLP−2(1−33)である、請求項56に記載の化合物。
【請求項59】
前記GLP−2ペプチドがLys17Arg30−GLP−2(1−33)である、請求項56に記載の化合物。
【請求項60】
前記治療用ポリペプチドがヒトインシュリン又はその類縁体である、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項61】
前記治療用ポリペプチドが、AspB28−ヒトインシュリン、LysB28,ProB29−ヒトインシュリン、LysB3,GluB29−ヒトインシュリン、GlyA21,ArgB31,ArgB32−ヒトインシュリン及びdes(B30)ヒトインシュリンからなる群から選択される、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
前記治療用ポリペプチドがヒト成長ホルモン又はその類縁体である、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項63】
前記治療用ポリペプチドが副甲状腺ホルモン又はその類縁体である、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項64】
前記治療用ポリペプチドがヒト卵胞刺激ホルモン又はその類縁体である、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項65】
前記治療用ポリペプチドが100kDa未満、50kDa未満又は10kDa未満の分子量を有する、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項66】
前記治療用ポリペプチドが、血小板由来増殖因子(PDGF)、形質転換増殖因子α(TGF−α)形質転換増殖因子β(TGF−β)、内皮増殖因子(EGF)、血管内皮増殖因子(VEGF)などの増殖因子、インシュリン増殖因子I(IGF−I)、インシュリン増殖因子II(IGF−II)、エリスロポエチン(EPO)、トロンボポエチン(TPO)若しくはアンギオポエチンなどのソマトメジン、インターフェロン、プロ−ウロキナーゼ、ウロキナーゼ、組織プラスミノーゲン活性化因子(t−PA)、プラスミノーゲン活性化因子阻害剤1、プラスミノーゲン活性化因子阻害剤2、フォンビルブランド因子、サイトカイン、例えば、インターロイキン(IL)1、IL−1Ra、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−9、IL−11、IL−12、IL−13、IL−15、IL−16、IL−17、IL−18、IL−20若しくはIL−21などのインターロイキン、GM−CSFなどのコロニー刺激因子(CFS)、幹細胞因子、TNF−αなどの腫瘍壊死因子、リンフォトキシン−α、リンフォトキシン−β、CD40L若しくはCD30L、プロテアーゼ阻害剤、例えば、アプロチニン、スーパーオキシドジスムターゼ、アスパラギナーゼ、アルギナーゼ、アルギニンデアミナーゼ、アデノシンデアミナーゼ、リボヌクレアーゼ、カタラーゼ、ウリカーゼ、ビリルビンオキシダーゼ、トリプシン、パパイン、アルカリホスファターゼ、β−グルクロニダーゼ(β−glucoronidase)、プリンヌクレオシドホスホリラーゼ若しくはバトロキソビンなどの酵素、オピオイド、例えば、エンドルフィン、エンケファリン若しくは非天然オピオイド、ホルモン若しくはニューロペプチド、例えば、カルシトニン、グルカゴン、ガストリン、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、コレシストキニン、黄体形成ホルモン、ゴナドトロピン放出ホルモン、絨毛性ゴナドトロピン、コルチコトロピン放出因子、バソプレッシン、オキシトシン、抗利尿ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、リラキシン、プロラクチン、ペプチドYY、ニューロペプチドY、膵臓ポリペプチド(pancreastic polypeptide)、レプチン、CART(cocaine and amphetamine regulated transcript)
、CART関連ペプチド、ペリリピン、MC−4などのメラノコルチン(メラニン細胞刺激ホルモン)、メラニン凝集ホルモン、ナトリウム利尿ペプチド、アドレノメデュリン、エンドセリン、セクレチン、アミリン、血管作用性小腸ペプチド(VIP)、脳下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)、ボンベシン、ボンベシン様ペプチド、チモシン、ヘパリン結合タンパク質、可溶性CD4、視床下部放出因子、メラノトニン及びこれらの類縁体からなる群から選択される、請求項1から37の何れか1項に記載の化合物。
【請求項67】
請求項1から66の何れか1項に記載の化合物と薬学的に許容される賦形剤とを含む薬学的組成物。
【請求項68】
非経口投与用に適している、請求項67に記載の薬学的組成物。
【請求項69】
医薬を調製するための、請求項1から66の何れか1項に記載の化合物の使用。
【請求項70】
高血糖、2型糖尿病、耐糖能障害、1型糖尿病、肥満、高血圧、シンドロームX、異脂肪血症、認知疾患、アテローム性動脈硬化、心筋梗塞、冠動脈心疾患及び他の心血管疾患、発作、炎症性腸症候群、消化不良並びに胃潰瘍の治療又は予防用医薬の調製のための、請求項38から55の何れか1項に記載の化合物の使用。
【請求項71】
2型糖尿病における疾病の進行を遅延又は抑制するための医薬の調製のための、請求項38から55の何れか1項に記載の化合物の使用。
【請求項72】
食物摂取を減少し、β細胞のアポトーシスを減少し、β細胞の機能及びβ細胞の質量を増加し、及び/又はβ細胞に対するグルコース感受性を回復させるための医薬の調製のための、請求項38から55の何れか1項に記載の化合物の使用。
【請求項73】
小腸症候群、炎症性腸症候群又はクローン病の治療のための医薬の調製のための、請求項56から59の何れか1項に記載の化合物の使用
【請求項74】
高血糖、1型糖尿病、2型糖尿病又はβ細胞欠乏の治療又は予防用医薬の調製のための、請求項60から61の何れか1項に記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2007−505840(P2007−505840A)
【公表日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−526519(P2006−526519)
【出願日】平成16年9月17日(2004.9.17)
【国際出願番号】PCT/DK2004/000624
【国際公開番号】WO2005/027978
【国際公開日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願人】(391032071)ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ (148)
【氏名又は名称原語表記】NOVO NORDISK AKTIE SELSXAB
【Fターム(参考)】