説明

本発明は、電話回線及び携帯電話へICカード情報を使用した、本人情報発信に関するものです。

【課題】
従来の電話回線番号発信通知方式では、電話機のアドレス帳に登録していない番号について、誰からの電話か不明であり応答するか自分で判断する必要があった。また、電話回線端末の不正利用による不正請求などの社会的被害が急増しており解決手段が求められている。
【解決手段】
公的機関が発行するICチップ搭載型カード、クレジット会社等の第三者機関が発行する本人確認済のICチップ搭載型クレジットカードを、ICカードリーダを用いて、ICカードに記載された法人名、個人名を読み取り、電話回線並びに携帯電話に搭載されたSIM、またはセキュリティ機能搭載の保存媒体記憶し、既存の電話回線番号発信通知を利用し法人名、個人名を電話通信着信側へ通知するシステム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話回線及び携帯電話へICカード情報を使用した、本人情報発信に関するものです。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】2000-277293
【0003】
【特許文献2】2000-195466
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電話回線番号発信通知においては、電話番号のみの通知であり、電話機のアドレス帳へ登録済の番号以外の発信者名を特定することができなかった。
【0005】
従来の携帯電話の購入手続きにおいては、免許証等を審査対象としており、偽造証書によって他人になりすまし購入可能であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
公的機関が発行するICチップ搭載型カード、クレジット会社等の第三者機関が発行する本人確認済のICチップ搭載型クレジットカードを、ICカードリーダを用いて、ICカードに記載された法人名、個人名を読み取り、電話回線並びに携帯電話に搭載されたSIM、またはセキュリティ機能搭載の保存媒体記憶する
【0007】
既存の電話回線番号発信通知に上記説明手段にて登録された情報を付加することにより、法人名、個人名を電話通信着信側へ通知する。
【発明の効果】
【0008】
本発明を電話回線並びに携帯電話へ搭載することにより、電話受信者側は法人名、個人名を着信時に把握する事ができる。
【0009】
本発明により、電話回線並びに携帯電話の不正利用が困難または、事件の早期解決することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】

公的機関が発行するICチップ搭載型カード、クレジット会社等の第三者機関が発行する本人確認済のICチップ搭載型クレジットカードを、ICカードリーダを用いて、ICカードに記載された法人名、個人名を読み取り、電話回線並びに携帯電話に搭載されたSIM、またはセキュリティ機能搭載の保存媒体記憶するシステム。
【請求項2】
上記を利用し、既存の電話回線番号発信通知を利用し法人名、個人名を電話通信着信側へ通知するシステム。

【公開番号】特開2010−141860(P2010−141860A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−319025(P2008−319025)
【出願日】平成20年12月15日(2008.12.15)
【出願人】(708005529)
【Fターム(参考)】