核内受容体結合剤
【課題】新しいクラスの核内受容体結合剤(NRBA)を提供する。
【解決手段】本発明は新規の核内受容体結合剤(NRBA)に関連している。NRBAは、前立腺および乳ガンなどのガン、骨粗鬆症、ホルモン関連疾患、炎症性疾患、パーキンソン病および脳卒中などの酸化的ストレス関連障害、神経疾患、眼障害、循環器障害、および肥満の阻害および治療を含むさまざまな疾病および症状の阻害および/または治療に適用できる。本発明のNRBAには抗酸化、抗炎症、抗増殖/分化促進活性があり、さまざまな加齢性疾患にとって非常に有効な化学予防剤となる可能性がある。
【解決手段】本発明は新規の核内受容体結合剤(NRBA)に関連している。NRBAは、前立腺および乳ガンなどのガン、骨粗鬆症、ホルモン関連疾患、炎症性疾患、パーキンソン病および脳卒中などの酸化的ストレス関連障害、神経疾患、眼障害、循環器障害、および肥満の阻害および治療を含むさまざまな疾病および症状の阻害および/または治療に適用できる。本発明のNRBAには抗酸化、抗炎症、抗増殖/分化促進活性があり、さまざまな加齢性疾患にとって非常に有効な化学予防剤となる可能性がある。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学構造式Iで示される核内受容体結合剤(NRBA)、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOH、またはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R1、R2、R3は、独立して、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、 NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、Z−Alk−NR4R5、 Z−Alk−複素環またはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は、水素、Alkまたは−COR、
R´´は、水素、Alkまたは−COR、
R4 およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2またはOH、
nは1〜3の間の整数、
mは1〜2の間の整数、
pは1〜4の間の整数、および
Alkは、炭素数1〜7直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、またはは炭素数3〜8の環状アルキル。
【請求項2】
化学構造式IIで示される、請求項1に記載のNRBA、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOHまたはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R1、R2、R3は、独立して、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、Z−Alk−NR4R5、Z−Alk−複素環またはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は水素、AlkまたはCOR、
R´´は水素、AlkまたはCOR、
R4およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2またはOH、
nは1〜3の間の整数、
mは1〜2の間の整数、
pは1〜4の間の整数、
Alkは炭素数1〜7の直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、または炭素数3〜8の環状アルキル。
【請求項3】
NRBAが、
1−(2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)イソキノリン−6−オール、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル) イソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ヨードイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−イソキノリン−1(2H)−オン、
6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−イソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシ−4−ヨードイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
2−(4−ヒドロキシフェニル)−6,8−ジヒドロキシ−イソキノリン−1(2H)−チオン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−チオン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6,8−ジヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−8−ヒドロキシ−6−メトキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6,8−ジヒドロキシ−2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4、5−ジブロモ−2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−(1,2−ジブロモエチル)−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−イルトリフルオロメタンスルホネート、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−カルボニトリル、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−カルボニトリル、
6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
4−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリンE−8−カルボニトリル、
6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリンE−4−カルボニトリルオン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリルオン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−4−ビニル−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリルオン、
4−クロロ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
4−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
8−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−イルトリフルオロメタンスルホネート、
4−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
6−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−(6−アセトキシ−4−ブロモ−1−オキソイソキノリン−2(1H)−イル)フェニル酢酸、
4−(4−ブロモ−6−メトキシ−1−オキソイソキノリン−2(1H)−イル)フェニル酢酸、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルビミジン酸、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボン酸塩、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボン酸、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−フェニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6、8−ジヒドロキシ−4−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6、8−ジヒドロキシ−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−カルボニトリル、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−8−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−8−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−フェニルイソキノリン−1(2H)−オン、
(E)−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(プロプ−1−エニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
(E)−エチル3−(8−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)アクリル酸塩、
(E)−3−(6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)アクリル酸、
(E)−3−(6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)アクリル酸、
イソキノリンE−1、6−ジオール、
4−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−イル4(トリフルオロメチル)安息香酸、1−(2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)イソキノリン−6−オール、あるいはこれらの任意の組み合わせである、請求項1に記載のNBRA。
【請求項4】
請求項1に記載のNRBAおよび適当な担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項5】
核内受容体、エストロゲン受容体またはアンドロゲン関連受容体と、請求項1に記載のNRBAを接触させる手順を含む、核内受容体にNRBAを結合させる方法
【請求項6】
患者の骨粗鬆症、骨折、骨ミネラル密度の(BMD)減少、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項7】
患者の循環器障害を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項8】
患者の脂質プロファイルを改善する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項9】
患者の循環トリグリセリドレベル、低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールレベルの減少、またはこれらの組み合わせ、の減少を改善に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
患者の循環高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールレベルの増加を改善に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
患者のLDLレベルに対するHDLレベルの比の減少を改善に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
動脈硬化、早期老化、アルツハイマー病、脳卒中、中毒性肝炎、ウイルス性肝炎、抹消血管不全、腎疾患、高血糖、高血圧、狭窄症、再狭窄、動脈硬化、冠動脈疾患、狭心症、心筋梗塞、心肥大、うっ血性心不全またはこれらの任意の組み合わせを、更に患う患者を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
女性患者の、閉経と関連のある症状または臨床的合併症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項14】
患者の、アルツハイマー病を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項15】
患者の、顔面紅潮、乳房の圧痛、脱毛、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項16】
患者の、前立腺ガンを治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項17】
患者の、前立腺の疾病、障害または症状を治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項18】
前立腺異形成、前立腺肥大または前立腺炎が前立腺の疾病、障害または症状である、請求項17に記載の方法
【請求項19】
患者の、前立腺ガン病変のガン前駆細胞の治療、発症遅延、発症率を低下または細胞数を減少させる方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項20】
前立腺ガン病変のガン前駆細胞が前立腺上皮腫瘍(PIN)である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
患者の、炎症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項22】
患者の、乳ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項23】
患者の、子宮内膜ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項24】
患者の、膀胱ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項25】
患者の、大腸ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項26】
患者の、白血病またはリンパ腫を治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項27】
患者の、動脈硬化、循環器疾患、脳血管障害、抹消血管障害、および腸管血管障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項28】
患者の組織中における虚血を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項29】
患者の酸化障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項30】
酸化障害が、ガン、皮膚障害、神経変性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、血管障害、脳卒中、老人性認知症、動脈硬化、関節炎または加齢性黄斑変性症と関連しているかまたはその結果として生じている、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
患者の眼の疾患または障害を治療、阻害、もしくは発症または病状を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項32】
眼の疾患または障害が網膜腫または緑内障である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
患者の反応種介在障害を阻止する方法で、この方法は前述の患者に請求項1に記載のNRBAを投与する手順を含む。
【請求項34】
反応種が、活性酸素中間体を含み、NRBAが細胞内スーパーオキシド・ジスムターゼの活性を促進または増加させる、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
化学構造式IIIで示される核内受容体結合剤(NRBA)、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOH、もしくはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置複素環であり、
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11は、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、 プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、 Z−Alk−NR4R5、 Z−Alk−複素環またはOCH2CH2複素環から独立して選択され、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は水素、AlkまたはCOR、
R´´は水素、AlkまたはCOR、
R4 およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2 またはOH、および
Alkは炭素数1〜7の直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、または炭素数3〜8の環状アルキル、
式中、Aが
であり、Xがオキソ基であり、R10がベンゼン環である場合、R9はCOORではなく、Rが水素またはエステル残基の場合、R9はCONR4R5ではない。
【請求項36】
NRBAが、
5−ブロモ−8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−イソキノリン−1(2H)−オン、
5−ブロモ−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−5−カルボニトリル、
6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチルスルホニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4、5−ジブロモ−6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オンまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項35に記載のNBRA。
【請求項37】
核内受容体、エストロゲン受容体またはアンドロゲン関連受容体と、請求項35に記載のNRBAを接触させる手順を含む、核内受容体にNRBAを結合させる方法。
【請求項38】
請求項35に記載のNRBAおよび適当な担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項39】
患者の骨粗鬆症、骨折、骨ミネラル密度の(BMD)減少、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項40】
患者の循環器障害を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項41】
患者の脂質プロファイルを改善する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項42】
患者の循環トリグリセリドレベル、低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールレベルの減少、またはこれらの組み合わせ、の減少を改善に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
患者の循環高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールレベルの増加を改善に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
患者のLDLレベルに対するHDLレベルの比の減少を改善に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
動脈硬化、早期老化、アルツハイマー病、脳卒中、中毒性肝炎、ウイルス性肝炎、抹消血管不全、腎疾患、高血糖、高血圧、狭窄症、再狭窄、動脈硬化、冠動脈疾患、狭心症、心筋梗塞、心肥大、うっ血性心不全またはこれらの任意の組み合わせを、更に患う患者を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項46】
女性患者の、閉経と関連のある症状または臨床的合併症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項47】
患者の、アルツハイマー病を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項48】
患者の、顔面紅潮、乳房の圧痛、脱毛、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項49】
患者の、前立腺ガンを治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項50】
患者の、前立腺の疾病、障害または症状を治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項51】
前立腺異形成、前立腺肥大または前立腺炎が前立腺の疾病、障害または症状である、請求項50に記載の方法
【請求項52】
患者の、前立腺ガン病変のガン前駆細胞の治療、発症遅延、発症率を低下または細胞数を減少させる方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項53】
前立腺ガン病変のガン前駆細胞が前立腺上皮腫瘍(PIN)である、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
患者の、炎症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項55】
患者の、乳ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項56】
患者の、子宮内膜ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項57】
患者の、膀胱ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項58】
患者の、大腸ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項59】
患者の、白血病またはリンパ腫を治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項60】
患者の、動脈硬化、循環器疾患、脳血管障害、抹消血管障害、および腸管血管障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項61】
患者の組織中における虚血を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項62】
患者の酸化障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項63】
酸化障害が、ガン、皮膚障害、神経変性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、血管障害、脳卒中、老人性認知症、動脈硬化、関節炎または加齢性黄斑変性症と関連しているかまたはその結果として生じている、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
患者の眼の疾患または障害を治療、阻害、もしくは発症または病状を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項65】
眼の疾患または障害が網膜腫または緑内障である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
患者の反応種介在障害を阻止する方法で、この方法は前述の患者に請求項35に記載のNRBAを投与する手順を含む。
【請求項67】
反応種が、活性酸素中間体を含み、NRBAが細胞内スーパーオキシド・ジスムターゼの活性を促進または増加させる、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
化学構造式Xで示される核内受容体結合剤(NRBA)、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOH、もしくはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置複素環であり、
R1、R2、R3 は、独立して、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、 プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、 NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、 Z−Alk−NR4R5、 Z−Alk−複素環またはOCH2CH2−複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は、水素、AlkまたはCOR、
R´´は、水素、AlkまたはCOR、
R4 およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2またはOH、
hは0〜3の間の整数、
iは0〜4の間の整数、
nは1〜4の間の整数、
mは1〜2の間の整数、
pは1〜5の間の整数、および
Alkは炭素数1〜7の直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、または炭素数3〜8の環状アルキル。
【請求項69】
NRBAが、4−ブロモ−2−(4−フルオロフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オンである、請求項68に記載のNRBA。
【請求項70】
核内受容体、エストロゲン受容体またはエストロゲン関連受容体と、請求項68に記載のNRBAを接触させる手順を含む、核内受容体にNRBAを結合させる方法
【請求項71】
請求項68に記載のNRBAおよび適切な担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項72】
患者の骨粗鬆症、骨折、骨ミネラル密度の(BMD)減少、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項73】
患者の循環器障害を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項74】
患者の脂質プロファイルを改善する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項75】
患者の循環トリグリセリドレベル、低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールレベルの減少、またはこれらの組み合わせ、の減少を改善に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
患者の循環高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールレベルの増加を改善に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
患者のLDL:HDLの比率の減少を改善に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項78】
動脈硬化、早期老化、アルツハイマー病、脳卒中、中毒性肝炎、ウイルス性肝炎、抹消血管不全、腎疾患、高血糖、高血圧、狭窄症、再狭窄、アテローム性動脈硬化、冠動脈疾患、狭心症、心筋梗塞、心臓肥大、うっ血性心不全またはこれらの任意の組み合わせを、更に患う患者を含む、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
女性患者の、閉経と関連のある症状または臨床的合併症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項80】
患者の、アルツハイマー病を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項81】
患者の、顔面紅潮、乳房の圧痛、脱毛、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項82】
患者の、前立腺ガンを治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項83】
患者の、前立腺の疾病、障害または症状を治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項84】
前立腺異形成、前立腺肥大または前立腺炎が前立腺の疾病、障害または症状である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
患者の、前立腺ガン病変のガン前駆細胞の治療、発症遅延、発症率を低下または細胞数を減少させる方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項86】
前立腺ガン病変のガン前駆細胞が前立腺上皮腫瘍(PIN)である、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
患者の、炎症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項88】
患者の、乳ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項89】
患者の、子宮内膜ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項90】
患者の、膀胱ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項91】
患者の、大腸ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項92】
患者の、白血病またはリンパ腫を治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項93】
患者の、動脈硬化、循環器疾患、脳血管障害、抹消血管障害、および腸管血管障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項94】
患者の組織中における虚血を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項95】
患者の酸化障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項96】
酸化障害が、ガン、皮膚障害、神経変性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、血管障害、脳卒中、老人性認知症、動脈硬化、関節炎または加齢性黄斑変性症と関連しているかまたはその結果として生じている、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
患者の眼の疾患または障害を治療、阻害、もしくは発症または病状を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBA の投与を含む。
【請求項98】
眼の疾患または障害が網膜腫または緑内障である、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
患者の反応種介在障害を阻止する方法で、この方法は前述の患者に請求項68に記載のNRBAを投与する手順を含む。
【請求項100】
反応種が、活性酸素中間体を含み、NRBAが細胞内スーパーオキシド・ジスムターゼの活性を促進または増加させる、請求項99に記載の方法。
【請求項1】
化学構造式Iで示される核内受容体結合剤(NRBA)、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOH、またはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R1、R2、R3は、独立して、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、 NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、Z−Alk−NR4R5、 Z−Alk−複素環またはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は、水素、Alkまたは−COR、
R´´は、水素、Alkまたは−COR、
R4 およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2またはOH、
nは1〜3の間の整数、
mは1〜2の間の整数、
pは1〜4の間の整数、および
Alkは、炭素数1〜7直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、またはは炭素数3〜8の環状アルキル。
【請求項2】
化学構造式IIで示される、請求項1に記載のNRBA、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOHまたはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R1、R2、R3は、独立して、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、Z−Alk−NR4R5、Z−Alk−複素環またはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は水素、AlkまたはCOR、
R´´は水素、AlkまたはCOR、
R4およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2またはOH、
nは1〜3の間の整数、
mは1〜2の間の整数、
pは1〜4の間の整数、
Alkは炭素数1〜7の直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、または炭素数3〜8の環状アルキル。
【請求項3】
NRBAが、
1−(2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)イソキノリン−6−オール、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル) イソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ヨードイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−イソキノリン−1(2H)−オン、
6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−イソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシ−4−ヨードイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
2−(4−ヒドロキシフェニル)−6,8−ジヒドロキシ−イソキノリン−1(2H)−チオン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−チオン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6,8−ジヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−8−ヒドロキシ−6−メトキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6,8−ジヒドロキシ−2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4、5−ジブロモ−2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オン、
4−(1,2−ジブロモエチル)−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−イルトリフルオロメタンスルホネート、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−カルボニトリル、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−カルボニトリル、
6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
4−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリンE−8−カルボニトリル、
6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリンE−4−カルボニトリルオン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリルオン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−4−ビニル−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリルオン、
4−クロロ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
4−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
8−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−イルトリフルオロメタンスルホネート、
4−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボニトリル、
6−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4−(6−アセトキシ−4−ブロモ−1−オキソイソキノリン−2(1H)−イル)フェニル酢酸、
4−(4−ブロモ−6−メトキシ−1−オキソイソキノリン−2(1H)−イル)フェニル酢酸、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルビミジン酸、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボン酸塩、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−カルボン酸、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−フェニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6、8−ジヒドロキシ−4−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−6、8−ジヒドロキシ−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−カルボニトリル、
6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−8−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
4−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−8−ビニルイソキノリン−1(2H)−オン、
6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−フェニルイソキノリン−1(2H)−オン、
(E)−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(プロプ−1−エニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
(E)−エチル3−(8−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)アクリル酸塩、
(E)−3−(6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)アクリル酸、
(E)−3−(6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)アクリル酸、
イソキノリンE−1、6−ジオール、
4−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−8−イル4(トリフルオロメチル)安息香酸、1−(2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)イソキノリン−6−オール、あるいはこれらの任意の組み合わせである、請求項1に記載のNBRA。
【請求項4】
請求項1に記載のNRBAおよび適当な担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項5】
核内受容体、エストロゲン受容体またはアンドロゲン関連受容体と、請求項1に記載のNRBAを接触させる手順を含む、核内受容体にNRBAを結合させる方法
【請求項6】
患者の骨粗鬆症、骨折、骨ミネラル密度の(BMD)減少、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項7】
患者の循環器障害を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項8】
患者の脂質プロファイルを改善する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項9】
患者の循環トリグリセリドレベル、低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールレベルの減少、またはこれらの組み合わせ、の減少を改善に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
患者の循環高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールレベルの増加を改善に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
患者のLDLレベルに対するHDLレベルの比の減少を改善に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
動脈硬化、早期老化、アルツハイマー病、脳卒中、中毒性肝炎、ウイルス性肝炎、抹消血管不全、腎疾患、高血糖、高血圧、狭窄症、再狭窄、動脈硬化、冠動脈疾患、狭心症、心筋梗塞、心肥大、うっ血性心不全またはこれらの任意の組み合わせを、更に患う患者を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
女性患者の、閉経と関連のある症状または臨床的合併症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項14】
患者の、アルツハイマー病を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項15】
患者の、顔面紅潮、乳房の圧痛、脱毛、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項16】
患者の、前立腺ガンを治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項17】
患者の、前立腺の疾病、障害または症状を治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項18】
前立腺異形成、前立腺肥大または前立腺炎が前立腺の疾病、障害または症状である、請求項17に記載の方法
【請求項19】
患者の、前立腺ガン病変のガン前駆細胞の治療、発症遅延、発症率を低下または細胞数を減少させる方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項20】
前立腺ガン病変のガン前駆細胞が前立腺上皮腫瘍(PIN)である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
患者の、炎症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項22】
患者の、乳ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項23】
患者の、子宮内膜ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項24】
患者の、膀胱ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項25】
患者の、大腸ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項26】
患者の、白血病またはリンパ腫を治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項27】
患者の、動脈硬化、循環器疾患、脳血管障害、抹消血管障害、および腸管血管障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項28】
患者の組織中における虚血を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項29】
患者の酸化障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項30】
酸化障害が、ガン、皮膚障害、神経変性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、血管障害、脳卒中、老人性認知症、動脈硬化、関節炎または加齢性黄斑変性症と関連しているかまたはその結果として生じている、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
患者の眼の疾患または障害を治療、阻害、もしくは発症または病状を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項32】
眼の疾患または障害が網膜腫または緑内障である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
患者の反応種介在障害を阻止する方法で、この方法は前述の患者に請求項1に記載のNRBAを投与する手順を含む。
【請求項34】
反応種が、活性酸素中間体を含み、NRBAが細胞内スーパーオキシド・ジスムターゼの活性を促進または増加させる、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
化学構造式IIIで示される核内受容体結合剤(NRBA)、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOH、もしくはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置複素環であり、
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11は、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、 プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、 Z−Alk−NR4R5、 Z−Alk−複素環またはOCH2CH2複素環から独立して選択され、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は水素、AlkまたはCOR、
R´´は水素、AlkまたはCOR、
R4 およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2 またはOH、および
Alkは炭素数1〜7の直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、または炭素数3〜8の環状アルキル、
式中、Aが
であり、Xがオキソ基であり、R10がベンゼン環である場合、R9はCOORではなく、Rが水素またはエステル残基の場合、R9はCONR4R5ではない。
【請求項36】
NRBAが、
5−ブロモ−8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−イソキノリン−1(2H)−オン、
5−ブロモ−6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
8−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−1−オキソ−1、2−ジヒドロイソキノリン−5−カルボニトリル、
6,8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチルスルホニル)イソキノリン−1(2H)−オン、
4、5−ジブロモ−6、8−ジヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)イソキノリン−1(2H)−オンまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項35に記載のNBRA。
【請求項37】
核内受容体、エストロゲン受容体またはアンドロゲン関連受容体と、請求項35に記載のNRBAを接触させる手順を含む、核内受容体にNRBAを結合させる方法。
【請求項38】
請求項35に記載のNRBAおよび適当な担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項39】
患者の骨粗鬆症、骨折、骨ミネラル密度の(BMD)減少、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項40】
患者の循環器障害を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項41】
患者の脂質プロファイルを改善する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項42】
患者の循環トリグリセリドレベル、低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールレベルの減少、またはこれらの組み合わせ、の減少を改善に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
患者の循環高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールレベルの増加を改善に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
患者のLDLレベルに対するHDLレベルの比の減少を改善に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
動脈硬化、早期老化、アルツハイマー病、脳卒中、中毒性肝炎、ウイルス性肝炎、抹消血管不全、腎疾患、高血糖、高血圧、狭窄症、再狭窄、動脈硬化、冠動脈疾患、狭心症、心筋梗塞、心肥大、うっ血性心不全またはこれらの任意の組み合わせを、更に患う患者を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項46】
女性患者の、閉経と関連のある症状または臨床的合併症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項47】
患者の、アルツハイマー病を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項48】
患者の、顔面紅潮、乳房の圧痛、脱毛、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項49】
患者の、前立腺ガンを治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項50】
患者の、前立腺の疾病、障害または症状を治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項51】
前立腺異形成、前立腺肥大または前立腺炎が前立腺の疾病、障害または症状である、請求項50に記載の方法
【請求項52】
患者の、前立腺ガン病変のガン前駆細胞の治療、発症遅延、発症率を低下または細胞数を減少させる方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項53】
前立腺ガン病変のガン前駆細胞が前立腺上皮腫瘍(PIN)である、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
患者の、炎症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項55】
患者の、乳ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項56】
患者の、子宮内膜ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項57】
患者の、膀胱ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項58】
患者の、大腸ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項59】
患者の、白血病またはリンパ腫を治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項60】
患者の、動脈硬化、循環器疾患、脳血管障害、抹消血管障害、および腸管血管障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項61】
患者の組織中における虚血を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項62】
患者の酸化障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項35に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項63】
酸化障害が、ガン、皮膚障害、神経変性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、血管障害、脳卒中、老人性認知症、動脈硬化、関節炎または加齢性黄斑変性症と関連しているかまたはその結果として生じている、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
患者の眼の疾患または障害を治療、阻害、もしくは発症または病状を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項1に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項65】
眼の疾患または障害が網膜腫または緑内障である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
患者の反応種介在障害を阻止する方法で、この方法は前述の患者に請求項35に記載のNRBAを投与する手順を含む。
【請求項67】
反応種が、活性酸素中間体を含み、NRBAが細胞内スーパーオキシド・ジスムターゼの活性を促進または増加させる、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
化学構造式Xで示される核内受容体結合剤(NRBA)、またはその異性体、薬学的に許容される塩、医薬品、N−酸化物、水和物、もしくはこれらの任意の組み合わせ。
式中、Aは、
であり、XはOまたはSである。
あるいは、Aには何も無く、Nは環状炭素と二重結合し、XはOH、もしくはOCH2CH2複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置複素環であり、
R1、R2、R3 は、独立して、水素、アルデヒド、COOH、−C(=NH)−OH、CHNOH、CH=CHCO2H、CH=CHCO2R、−CH=CH2、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロ、CF3、NH2、4−Ph−OMe、4−Ph−OH、SH、COR、COOR、OCOR、アルケニル、アリル、2−メチルアリル、アルキニル、 プロパルギル、OSO2CF3、OSO2CH3、NHR、 NHCOR、N(R)2、スルホンアミド、SO2R、アルキル、ハロアルキル、アリル、フェニル、ベンジル、保護されたヒドロキシル、OCH2CH2NR4R5、Z−Alk−Q、 Z−Alk−NR4R5、 Z−Alk−複素環またはOCH2CH2−複素環で、この複素環は3〜7員飽和もしくは不飽和または置換もしくは非置換複素環であり、
R´は、水素、AlkまたはCOR、
R´´は、水素、AlkまたはCOR、
R4 およびR5は、独立して、水素、フェニル、ベンジル、炭素数1〜6のアルキル基、3〜7員飽和シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリルまたはヘテロアリル基、
ZはO、NH、CH2または
であり、
QはSO3H、CO2H、CO2R、NO2、テトラゾール、SO2NH2、またはSO2NHR、
Rはアルキル、水素、ハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、CH2F、CHF2、CF3、CF2CF3、アリル、フェニル、ベンジル、−Ph−CF3、−Ph−CH2F、−Ph−CHF2、−Ph−CF2CF3、ハロゲン、アルケニル、CN、NO2またはOH、
hは0〜3の間の整数、
iは0〜4の間の整数、
nは1〜4の間の整数、
mは1〜2の間の整数、
pは1〜5の間の整数、および
Alkは炭素数1〜7の直鎖アルキル、炭素数1〜7の分枝アルキル、または炭素数3〜8の環状アルキル。
【請求項69】
NRBAが、4−ブロモ−2−(4−フルオロフェニル)−6−ヒドロキシイソキノリン−1(2H)−オンである、請求項68に記載のNRBA。
【請求項70】
核内受容体、エストロゲン受容体またはエストロゲン関連受容体と、請求項68に記載のNRBAを接触させる手順を含む、核内受容体にNRBAを結合させる方法
【請求項71】
請求項68に記載のNRBAおよび適切な担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項72】
患者の骨粗鬆症、骨折、骨ミネラル密度の(BMD)減少、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項73】
患者の循環器障害を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項74】
患者の脂質プロファイルを改善する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項75】
患者の循環トリグリセリドレベル、低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールレベルの減少、またはこれらの組み合わせ、の減少を改善に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
患者の循環高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールレベルの増加を改善に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
患者のLDL:HDLの比率の減少を改善に含む、請求項74に記載の方法。
【請求項78】
動脈硬化、早期老化、アルツハイマー病、脳卒中、中毒性肝炎、ウイルス性肝炎、抹消血管不全、腎疾患、高血糖、高血圧、狭窄症、再狭窄、アテローム性動脈硬化、冠動脈疾患、狭心症、心筋梗塞、心臓肥大、うっ血性心不全またはこれらの任意の組み合わせを、更に患う患者を含む、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
女性患者の、閉経と関連のある症状または臨床的合併症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項80】
患者の、アルツハイマー病を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項81】
患者の、顔面紅潮、乳房の圧痛、脱毛、またはこれらの組み合わせを治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項82】
患者の、前立腺ガンを治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項83】
患者の、前立腺の疾病、障害または症状を治療、発症遅延、再発を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項84】
前立腺異形成、前立腺肥大または前立腺炎が前立腺の疾病、障害または症状である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
患者の、前立腺ガン病変のガン前駆細胞の治療、発症遅延、発症率を低下または細胞数を減少させる方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項86】
前立腺ガン病変のガン前駆細胞が前立腺上皮腫瘍(PIN)である、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
患者の、炎症を治療、発症遅延、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項88】
患者の、乳ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項89】
患者の、子宮内膜ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項90】
患者の、膀胱ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項91】
患者の、大腸ガンを治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項92】
患者の、白血病またはリンパ腫を治療、再発の低下、発症率を低下または重篤度を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項93】
患者の、動脈硬化、循環器疾患、脳血管障害、抹消血管障害、および腸管血管障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項94】
患者の組織中における虚血を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項95】
患者の酸化障害を治療する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBAの投与を含む。
【請求項96】
酸化障害が、ガン、皮膚障害、神経変性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、血管障害、脳卒中、老人性認知症、動脈硬化、関節炎または加齢性黄斑変性症と関連しているかまたはその結果として生じている、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
患者の眼の疾患または障害を治療、阻害、もしくは発症または病状を軽減する方法で、この方法は前述の患者への請求項68に記載のNRBA の投与を含む。
【請求項98】
眼の疾患または障害が網膜腫または緑内障である、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
患者の反応種介在障害を阻止する方法で、この方法は前述の患者に請求項68に記載のNRBAを投与する手順を含む。
【請求項100】
反応種が、活性酸素中間体を含み、NRBAが細胞内スーパーオキシド・ジスムターゼの活性を促進または増加させる、請求項99に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A(12b)】
【図5B(12f)】
【図5C(12h)】
【図5D(12p)】
【図5E(12S)】
【図5F(12u)】
【図5G(12y)】
【図5H(12z)】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A(12b)】
【図5B(12f)】
【図5C(12h)】
【図5D(12p)】
【図5E(12S)】
【図5F(12u)】
【図5G(12y)】
【図5H(12z)】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公表番号】特表2010−516682(P2010−516682A)
【公表日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−546440(P2009−546440)
【出願日】平成20年1月22日(2008.1.22)
【国際出願番号】PCT/US2008/000736
【国際公開番号】WO2008/091555
【国際公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願人】(504206621)ジーティーエックス・インコーポレイテッド (20)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年1月22日(2008.1.22)
【国際出願番号】PCT/US2008/000736
【国際公開番号】WO2008/091555
【国際公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願人】(504206621)ジーティーエックス・インコーポレイテッド (20)
【Fターム(参考)】
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