説明

樹脂製ドラムの上面構造

【課題】樹脂製ドラムの耐衝撃性及び耐圧性を高くすることが可能な樹脂製ドラムの上面構造を提供する。
【解決手段】本発明の樹脂製ドラム10の上面構造では、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの外面曲げ半径を、その交差部分38Aの両端部から中央に向かうに従って徐々に大きくし、この曲げ半径徐変構造に起因して、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの両端部から中央に向かうに従って駄肉が集まり難くなるようにした。これにより、キャビティ55の内側面とブローピン60との位置関係に起因した駄肉の偏在が緩和され、肉溜まり及びノッチ形状部の発生を抑えて、樹脂製ドラム10の耐衝撃性及び耐圧性を高くすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロー成形された樹脂製ドラムの上面構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の樹脂製ドラムの上面構造として、図11に示すように樹脂製ドラム9の上端壁1における外縁部寄り位置に陥没部4が形成されて、その底部4Aに注入孔5が設けられると共に、陥没部4の一部が上端壁1の外縁テーパー部3に開放した構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、このような樹脂製ドラム9をブロー成形するための成形金型は、一般に、樹脂製ドラム9の上下を反転させた形状のキャビティを有し、1対の分割型に縦割り分割されている。また、1対の分割型の下端部の分割面には、上下に延びた半円溝がそれぞれ形成され、それら半円溝同士が合体してなる円形孔の内側にブローピンが収容されるようになっている。そして、型開きされた1対の分割型の間に、上方からパリソン(熱可塑性樹脂チューブ)が垂らされ、そのパリソンの下端部開口内にブローピンが受容された状態で1対の分割型が型閉じされる。これにより、パリソンが、1対の分割型の上端部同士の間、及び、下端部同士の間に挟まれて袋状になり、その袋状のパリソンの内外にブローピンが貫通した状態になる。そして、ブローピンからパリソン内に圧縮空気が供給されてパリソンがキャビティ内面に押し付けられ、樹脂製ドラム9に成形される。また、その樹脂製ドラム9からブローピンが抜かれて注入孔5が形成される(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表平05−504119号公報(FIG.1,10)
【0005】
【特許文献2】特開平08−108463号公報(図7,8,9)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記した従来の樹脂製ドラム9では、図12に示すように注入孔5と筒形側壁2との間に駄肉が集まって樹脂製ドラム9の内面から膨出した肉溜まり6となり易く、その肉溜まり6によって陥没部4の底部4Aと外縁テーパー部3との交差部分の内側にノッチ形状部7(切れ込み形状部)が形成されることがあった。このため、従来の樹脂製ドラム9では、衝撃や内部圧力による応力がノッチ形状部7に集中してクラックが発生することがあり、耐衝撃性及び耐圧性が低いという問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、樹脂製ドラムの耐衝撃性及び耐圧性を高くすることが可能な樹脂製ドラムの上面構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る樹脂製ドラムの上面構造は、ブロー成形された樹脂製ドラムにおける上端壁の外縁部が、樹脂製ドラムの筒形側壁から斜め内側上方に立ち上がった外縁テーパー部をなし、上端壁の外縁部寄り位置に形成された陥没部の一部が外縁テーパー部に開放すると共に、陥没部の底部に注入孔を備えた樹脂製ドラムの上面構造において、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の外面曲げ半径が、その交差部分の両端部から中央に向かうに従って徐々に大きくなっているところに特徴を有する。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の樹脂製ドラムの上面構造において、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の外面曲げ半径が、その交差部分の両端部から中央に向かうに従って最小10〜15[mm]から最大30〜40[mm]になるように徐変しているところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の樹脂製ドラムの上面構造のように、上端壁に形成された陥没部の一部が外縁テーパー部に開放すると共に陥没部の底部に注入孔を備えた樹脂製ドラムをブロー成形するための成形金型では、樹脂製ドラムの筒形側壁を成形するキャビティの内側面と注入孔を成形するブローピンとの間隔が、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の中央を挟んだ位置で最も小さくなり、その交差部分の中央から両端部に離れるに従って徐々に大きくなっていく。このため、キャビティの内側面とブローピンとの位置関係に起因すれば、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の中央の内側に駄肉が集まり易く、その交差部分の中央から両端部に離れるに従って駄肉が集まり難くなる。これに対し、本発明の樹脂製ドラムの上面構造では、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の外面曲げ半径を、その交差部分の両端部から中央に向かうに従って徐々に大きくし、この曲げ半径徐変構造に起因して、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の両端部から中央に向かうに従って駄肉が集まり難くなるようにした。これにより、キャビティの内側面とブローピンとの位置関係に起因した駄肉の偏在が緩和されて、駄肉が陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分全体に分散される。即ち、本発明の樹脂製ドラムの上面構造によれば、肉溜まり及びノッチ形状部の発生を抑えて、樹脂製ドラムの耐衝撃性及び耐圧性を高くすることができる。
【0011】
具体的には、請求項2の樹脂製ドラムの上面構造のように、陥没部の底部と外縁テーパー部との交差部分の外面曲げ半径は、その交差部分の両端部から中央に向かうに従って最小10〜15[mm]から最大30〜40[mm]になるように徐変していることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態に係る樹脂ドラムの上面側の斜視図
【図2】樹脂ドラムの下面側の斜視図
【図3】樹脂ドラムの平面図
【図4】樹脂ドラムのうち注入孔周りの一部拡大平面図
【図5】樹脂ドラムのうち注入孔周りの一部拡大側断面図
【図6】成形金型の斜視図
【図7】成形金型の斜視図の側断面図
【図8】成形金型の斜視図の側断面図
【図9】成形金型を構成する一方の分割型を型開き方向から見た側面図
【図10】成形金型を構成する一方の分割型を型開き方向から見た側断面図
【図11】従来の樹脂ドラムの一部拡大側断面図
【図12】肉溜まり及びノッチ形状部を有した従来の樹脂ドラムの一部拡大側断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1には、本発明に係る「樹脂製ドラムの上面構造」を適用した樹脂製ドラム10の全体が示されている。この樹脂製ドラム10は、全体が例えば厚さ3〜6[mm]のポリエチレン樹脂で構成され、筒形側壁11の上下の両端部を上端壁30と下端壁20によって閉塞した構造になっている。
【0014】
筒形側壁11の外周面には、筒形側壁11を軸方向で3等分する2位置に、帯状の中間突部11A,11Aが形成されている。また、筒形側壁11の上端部寄り位置と下端部寄り位置とには、それぞれ複数ずつの線状の端部突条11Bが形成されている。そして、筒形側壁11のうち上側の中間突部11Aと端部突条11B群との間が上方に向かうに従って僅かに縮径した形状をなす一方、下側の中間突部11Aと端部突条11B群との間が下方に向かうに従って僅かに縮径した形状をなしている。
【0015】
図5に示すように、筒形側壁11のうち上端側の端部突条11B群より上側部分は、それら端部突条11B群が形成されている部位より僅かに径が大きな先端筒部12になっていて、その先端筒部12における先端外面からは環状突壁12Tが突出している。これと同様に、図1に示すように、筒形側壁11の下端部にも先端筒部12及び環状突壁12Tが設けられている。
【0016】
図5に示すように、上端壁30の外縁部は、筒形側壁11のうち先端筒部12と端部突条11B群が形成されている部位との境界部分から斜め内側上方に立ち上がった外縁テーパー部31になっていて、その外縁テーパー部31より内側が上端平坦部32になっている。また、上端平坦部32の上面は、筒形側壁11の上端部より上方に位置している。
【0017】
図3に示すように、上端平坦部32における外縁テーパー部31寄り位置には、1対の注入孔33,33が形成され、それら注入孔33,33の中心P2,P2と外縁テーパー部31全体の中心P1(以下,「上面中心P1」という)とが同一直線上に並ぶように配置されている。
【0018】
上端平坦部32のうち注入孔33,33を設けた部分の周りは陥没部34,34になっていて、これら1対の注入孔33,33同士及び1対の陥没部34,34同士は、共に同一形状になっている。詳細には、図1に示すように、陥没部34は、下方に向かって狭まるように傾斜した陥没側壁35と水平な底部36とを有し、その底部36は、外縁テーパー部31における上下方向の中間に位置している。陥没部34の底部36からは注入筒40が突出していて、その内側が注入孔33になっている。また、注入筒40は全体が略円筒状をなし、図5に示すように、注入筒40の上端面は、32の上面より低くなっている。さらに、注入筒40の内周面には、雌螺子40Nが形成され、注入筒40の外周面には、1対の環状係止突起40T,40Tが形成されている。
【0019】
図4に示すように陥没部34を真上から見ると、陥没側壁35と底部36との交差部分37は、注入孔33のうち上面中心P1(図3参照)側の半円と同心の半円部37Aの両端から1対の直線部37B,37Bを接線方向(図3に示した注入孔33の中心P2と上面中心P1とを結ぶ線と平行な方向)に延ばした門形状になっていて、上端平坦部32とにおける陥没部34の開口縁34Kも、これに相似した門形状になっている。また、外縁テーパー部31における陥没部34の開口縁38は、底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aが水平に延びかつ、その底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの両端部から陥没側壁35と外縁テーパー部31との交差部分38B,38Bが斜め上方に延びた形状になっている。
【0020】
さて、樹脂製ドラム10のうち、上記した交差部分37,38A,38B及び開口縁34K等のように樹脂製ドラム10を構成する樹脂壁の屈曲部分は、応力集中を緩和するために湾曲した形状になっている。そして、外縁テーパー部31と陥没部34の底部36との交差部分38Aでは、外面曲げ半径(図5の符号「R」参照)がその交差部分38Aの両端部から中央に向かうに従って徐々に大きくなるように徐変している。具体的には、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの外面曲げ半径が、その交差部分38Aの両端部から中央に向かうに従って最小10〜15[mm]から最大30〜40[mm]に徐変している。また、樹脂製ドラム10の上端部のうち外縁テーパー部31と陥没部34の底部36との交差部分38A以外の樹脂壁の屈曲部分における外面曲げ半径は、例えば、10〜15[mm]になっている。
【0021】
なお、図2に示すように、樹脂製ドラム10の下端部に関しては、上端部と同様に下端壁20の外縁部が外縁テーパー部21になっている。また、下端壁20のうち外縁テーパー部21より内側の環状平坦部22が設けられ、その環状平坦部22の内側には、環状平坦部22に対して陥没した円形陥没部23が設けられている。
【0022】
本実施形態の樹脂製ドラム10の構造に関する説明は以上である。本実施形態の樹脂製ドラム10を成形するための成形金型50について説明する。この成形金型50は、図6に示すように、樹脂製ドラム10の上下を反転させた形状のキャビティ55を有すると共に、1対の分割型51,51に縦割り分割されている。
【0023】
各分割型51は、樹脂製ドラム10の筒形側壁11を成形するための本体型53と、樹脂製ドラム10の下端壁20を成形するための上端型52と、樹脂製ドラム10の上端壁30を成形するための下端型54とからなり、本体型53に対して上端型52と下端型54とが上下動する。また、下端型54には、図10(A)に示すように、上端壁30の陥没部34を成形するための成形突部54Tが設けられ、その成形突部54Tのうち陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38に対応した部位の曲げ半径が、樹脂製ドラム10の交差部分38と同様に徐変している。
【0024】
図6に示すように、1対の分割型51,51の下端部の分割面には、上下方向に延びた1対ずつの半円溝56,56がそれぞれ形成されている。そして、分割型51,51が型閉じされると、対向した半円溝56,56同士が合体して1対の円形孔56C,56C(図8(C)参照。図8(C)には、1つの円形孔56Cのみが示されている)になり、それら円形孔56C,56Cの内側に1対のブローピン60,60が収容されるようになっている。これら1対のブローピン60,60は、互いに接離するように水平方向に往復動すると共に、各ブローピン60がそれ自体の中心軸を中心にして回転しながら上下動するようになっている。また、ブローピン60の外周面には、螺子成形突状(図示せず)が形成されている。
【0025】
この成形金型50によるブロー成形が開始されると、図7(A)に示すように1対の分割型51,51が型開きされ、それら分割型51,51の間で、1対のブローピン60,60が、互いに接近した状態で待機する(図9(A)参照)。そして、図7(A)に示すように、1対の分割型51,51の間にパリソンPが垂らされてきて、図9(A)に示すように、パリソンPの下端開口内に1対のブローピン60,60が突入した状態になる。この状態で、図9(B)に示すように、1対のブローピン60,60が互いに離間して、分割型51における半円溝56,56同士と同じ間隔に配置される。このとき、パリソンPの下端部は、1対のブローピン60,60により左右に引っ張られて扁平形状になる(図7(B)参照)。
【0026】
次いで、図7(C)に示すように、1対の分割型51,51が型閉じされる。これにより、パリソンPにおける上下方向の2箇所が、1対の分割型51,51の上端部同士、及び、下端部同士の間に挟まれて袋状になる。このとき、1対の分割型51,51の下端部同士の間には、ブローピン60,60が挟まれ、それらブローピン60,60の外周面と半円溝56,56の内周面との間にパリソンPの一部が挟まれて注入孔33,33及び注入筒40,40が形成される。これにより、樹脂製ドラム10の上端壁30には、注入孔33,33の中心P2,P2と上面中心P1とを結ぶ線を含む位置にパリソンPの内面同士が接合されたパリソン接合部80(図3参照)が配置される。
【0027】
次いで、プローピン60,60を通して袋状のパリソンPの内部に圧縮空気が供給される。これにより、パリソンPがキャビティ55内面に押し付けられ、樹脂製ドラム10の筒形側壁11及び下端壁20及び上端壁30が成形される(図8(A)及び図10(A)参照)。そして、上端型52と下端型54とが互いに接近するように本体型53に対して直動する。これにより、図8(B)及び図10(B)に示すように上端壁30の周りに先端筒部12が成形されると共に、図示しないが下端壁20の周りに先端筒部12が成形される。これにより、パリソンPから上端壁30への成形が完了する。
【0028】
次いで、上端壁30が固化したところで、ブローピン60,60が回転しながら下方に移動し、注入筒40の雌螺子40Nとブローピン60の螺子成形突条との螺合を解除して下方に退避する(図8(C)及び図10(C))。そして、1対の分割型51,51が型開きされて、上端壁30が成形金型50から取り出され、上端壁30の外面から突出したパリソンPの不要な壁体を除去し、上端壁30が完成する。
【0029】
さて、上記した成形金型50では、樹脂製ドラム10の筒形側壁11を成形するキャビティ55の内側面と注入孔33を成形するブローピン60との間隔が、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの中央を挟んだ位置で最も小さくなり、その交差部分38Aの中央から両端部に離れるに従って徐々に大きくなる。このため、キャビティ55の内側面とブローピン60との位置関係に起因すれば、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの中央の内側に駄肉が集まり易く、その交差部分38Aの中央から両端部に離れるに従って駄肉が集まり難くなる。これに対し、本実施形態の樹脂製ドラム10の上面構造では、図1に示すように、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの外面曲げ半径を、その交差部分38Aの両端部から中央に向かうに従って徐々に大きくし、この曲げ半径徐変構造に起因して、陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38Aの両端部から中央に向かうに従って駄肉が集まり難くなるようにした。これにより、キャビティ55の内側面とブローピン60との位置関係に起因した駄肉の偏在が緩和されて、駄肉が陥没部34の底部36と外縁テーパー部31との交差部分38A全体に分散される。即ち、本実施形態の樹脂製ドラム10の上面構造によれば、肉溜まり及びノッチ形状部の発生を抑えて、樹脂製ドラム10の耐衝撃性及び耐圧性を高くすることができる。
【0030】
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【符号の説明】
【0031】
10 樹脂製ドラム
11 筒形側壁
30 上端壁
31 外縁テーパー部
33 注入孔
34 陥没部
36 底部
40 注入筒
50 成形金型
51 分割型
55 キャビティ
60 ブローピン
P パリソン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロー成形された樹脂製ドラムにおける上端壁の外縁部が、前記樹脂製ドラムの筒形側壁から斜め内側上方に立ち上がった外縁テーパー部をなし、前記上端壁の外縁部寄り位置に形成された陥没部の一部が前記外縁テーパー部に開放すると共に、前記陥没部の底部に注入孔を備えた樹脂製ドラムの上面構造において、
前記陥没部の底部と前記外縁テーパー部との交差部分の外面曲げ半径が、その交差部分の両端部から中央に向かうに従って徐々に大きくなっていることを特徴とする樹脂製ドラムの上面構造。
【請求項2】
前記陥没部の底部と前記外縁テーパー部との交差部分の外面曲げ半径が、その交差部分の両端部から中央に向かうに従って最小10〜15[mm]から最大30〜40[mm]になるように徐変していることを特徴とする請求項1に記載の樹脂製ドラムの上面構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−166814(P2012−166814A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−28791(P2011−28791)
【出願日】平成23年2月14日(2011.2.14)
【出願人】(591006944)三甲株式会社 (380)
【Fターム(参考)】