説明

毛髪化粧料

【解決手段】 (A)下記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンと、(B)糖類とを含有する毛髪化粧料。
【化1】


(式中、R1,R2はそれぞれ一価炭化水素基、aは5以上の整数、bは4以上の整数、cは5以上の整数を示す。nは2以上の整数であり、nの異なる2種以上のポリオキシアルキレン基を有してもよい。)

【効果】 本発明によれば、カラーリングやパーマ処理のくり返しによるダメージの長期化、さらに日常のヘアケア行動が加わることによるしっとり感、なめらかさの感触の大幅低下し、まとまり性の低下したダメージ毛髪に対し、高いしっとり感、なめらかさ、まとまり性を付与でき、またその効果を持続できる毛髪化粧料を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪化粧料に関し、より詳しくは、カラーリングやパーマのくり返しによるダメージの長期化、さらに日常のヘアケア行動が加わること等で激しくダメージを受けた髪に、しっとり感、なめらかさ、まとまり性を付与でき、この効果が持続する毛髪化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
カラーリングやパーマをすることによって毛髪はダメージを受け、しっとり感やなめらかさの感触が低下する。さらに、カラーリングやパーマをくり返すことにより、ダメージが長期化し、加えて日常の洗髪や乾燥、紫外線の影響を受けることにより、ダメージの程度は深刻になり、しっとり感、なめらかさの低下度合いは増大し、まとまり性も無くなってくる。
【0003】
このような毛髪のダメージに対して、カチオン界面活性剤や油分、各種シリコーンを用いることが提案されている(特許文献1〜8:特開昭57−50910号公報、特開平07−53333号公報、特開2001−220329号公報、特開平01−272513号公報、特開平05−085921号公報、特表平11−511460号公報、特開昭61−78710号公報、特開2003−212732号公報)。しかしながら、カラーリングが長期化し、激しくダメージを受けた毛髪には、さらなるしっとり感、なめらかさ、まとまり性の付与効果が求められている。また、ダメージを受けた髪に対してアルキレンオキサイド鎖がペンダント型に結合しているポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体を含有する毛髪化粧料が提案されているが(特許文献9〜11:特開2000−119143号公報、特開2000−290143号公報、特開2000−264819号公報)、さらなるしっとり感、なめらかさ、まとまり性の付与効果が求められている。
【0004】
このような状況から、しっとり感、なめらかさ及びまとまり性の付与効果を有し、さらに、このしっとり感、なめらかさの持続性を有する毛髪化粧料が望まれていた。
【0005】
【特許文献1】特開昭57−50910号公報
【特許文献2】特開平07−53333号公報
【特許文献3】特開2001−220329号公報
【特許文献4】特開平01−272513号公報
【特許文献5】特開平05−085921号公報
【特許文献6】特表平11−511460号公報
【特許文献7】特開昭61−78710号公報
【特許文献8】特開2003−212732号公報
【特許文献9】特開2000−119143号公報
【特許文献10】特開2000−290143号公報
【特許文献11】特開2000−264819号公報
【特許文献12】特開2002−179535号公報
【特許文献13】特開2002−302422号公報
【特許文献14】特開2002−89620号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、カラーリングやパーマ処理のくり返しによるダメージの長期化、さらに日常のヘアケア行動が加わることによるしっとり感、なめらかさの感触の大幅低下及びまとまり性の低下したダメージ毛髪に対し、高いしっとり感、なめらかさ、まとまり性を付与でき、またその効果を持続できる毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、上記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンと、糖類とを併用することにより、好ましくは上記以外のシリコーン及び/又は炭化水素を併用することにより、高いしっとり感、なめらかさ付与、まとまり性を持続的に付与できることを見出した。即ち、ある程度親水化されたポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンと、カラーリングやパーマ処理により親水化された毛髪表面及び内部に親和性の高い糖類を用いることで、高いしっとり感及びなめらかさを持続的に付与できることを見出した。また、両者を組み合わせることによって毛髪内部に浸透させた水分や油分の揮発蒸散を防ぎ、高いしっとり感となめらかさを持続的に付与できるものである。
【0008】
よって、本発明は下記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンと、(B)糖類とを含有する毛髪化粧料を提供する。
【0009】
【化1】

(式中、R1,R2はそれぞれ一価炭化水素基、aは5以上の整数、bは4以上の整数、cは5以上の整数を示す。nは2以上の整数であり、nの異なる2種以上のポリオキシアルキレン基を有してもよい。)
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、カラーリングやパーマ処理のくり返しによるダメージの長期化、さらに日常のヘアケア行動が加わることによるしっとり感、なめらかさの感触が大幅低下し、まとまり性の低下したダメージ毛髪に対し、高いしっとり感、なめらかさ、まとまり性を付与でき、またその効果を持続できる毛髪化粧料を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明につき、さらに詳しく説明する。
本発明の(A)成分は、下記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンである。
【0012】
【化2】

(式中、R1,R2はそれぞれ一価炭化水素基、aは5以上の整数、bは4以上の整数、cは5以上の整数を示す。nは2以上の整数であり、nの異なる2種以上のポリオキシアルキレン基を有してもよい。)
【0013】
上記式(1)中、R1,R2はそれぞれ一価炭化水素基である。一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、エイコシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、ナフチル基、トリル基、キシリル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基等が挙げられる。この中でもメチル基、エチル基が好ましい。aは5以上の整数、好ましくは10〜50、bは4以上の整数、好ましくは10〜100、cは5以上の整数、好ましくは10〜50を示す。nは2以上の整数であり、nの異なる2種以上のポリオキシアルキレン基を有してもよい。
【0014】
本発明の下記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンは、主鎖中にポリオキシアルキレン基を有するもので、従来の側鎖にポリオキシアルキレン基を有するいわゆるペンダント型とは異なるものである。このような構造の共重合体からなる直鎖状シリコーンと糖類とを組み合わせることによって、しっとり感、なめらかさ及びまとまり性を付与するだけでなく、毛髪を洗浄した後においても高いこれらの効果を維持できることは、本発明者の新知見である。
【0015】
各シロキサンブロックの平均分子量は約500〜10,000が好ましく、より好ましくは、約1,000〜5,000である。各ポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は約300〜約10,000が好ましく、より好ましくは約1,000〜5,000である。シロキサンブロックは共重合体の約10〜約90質量%を構成することが好ましく、ブロック共重合体の全体の平均分子量は3,000以上が好ましく、より好ましくは10,000〜1,000,000である。なお、平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)や核磁気共鳴(NMR)にて測定する。
【0016】
上記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンとしては、ポリアルキレン部分を主鎖中に有する、メチルポリシロキサン−ポリオキシエチレンブロック共重合体、メチルポリシロキサン−ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合体、メチルポリシロキサン−ポリオキシプロピレンブロック共重合体、メチルポリシロキサン−ポリオキシブチレンブロック共重合体等が挙げられる。具体例としては、FZ−2222、FZ−2233、FZ−2231、FZ−2250、F1−110−02(いずれも日本ユニカー(株)製)等が挙げられる。
【0017】
(A)上記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンの配合量は、毛髪化粧料中0.001〜10質量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜5質量%である。0.001質量%未満ではなめらかさが発現されない場合があり、10質量%を超えるとベタつき感を生じる場合がある。
【0018】
本発明の(B)成分は糖類である。糖類としては、単糖類、二糖類、糖アルコール等や、これらの糖をエーテル結合やエステル結合で配糖化した糖のエーテル化合物、エステル化合物が挙げられる。本発明においては、これらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0019】
単糖類としては、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース等、二糖類としては、マルトース、スクロース、ラクトース等、糖アルコールとしてはペンタエリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、イノシトール、マルチトール、エリスリトール、ラクチトール等が挙げられる。
【0020】
糖のエーテル化合物としては、糖類を配糖化(環状構造の糖のアセタール誘導体化)した化合物が挙げられる。具体的には、炭素数8〜20のアルキルグルコシド、没食子酸−3−グルコシド、没食子酸−3,5−ジグルコシド等の没食子酸配糖体、サリチル酸グルコシド、ヒドロキシ安息香酸グルコシド等のフェノール類の配糖体、タンニン酸グルコシド、プロアントシアニジングルコシド、カテキングルコシド、ルチン酸グルコシド、カカオマスグルコシド、イソフラボングルコシド等のポリフェノール類の配糖体が挙げられる。
【0021】
糖のエステル化合物としては、下記式(2)で表されるポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、下記式(3)で表されるポリオキシエチレンペンタエリスリトール脂肪酸エステル、下記式(4)で表されるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが挙げられる。なお、下記式(2)〜(4)中、R3はそれぞれ水素原子又は脂肪酸残基(COR’:R’(炭素数12〜22)は飽和もしくは不飽和炭化水素基)であって、1分子中少なくとも1つは脂肪酸残基である。下記式(2)においてはa+b+c=6〜60、下記式(3),(4)においては、それぞれa+b+c+d=6〜60である。
【0022】
【化3】

【0023】
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルとしては、テトラオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジラウリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリラウリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトララウリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビット等が挙げられる。
【0024】
ポリオキシエチレンペンタエリスリトール脂肪酸エステルとしては、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ペンタエリトリット、ジラウリル酸POE(6)〜(60)ペンタエリトリット、ジカプリル酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジウンデカン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジミリスチン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジパルミチン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジオレイン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)等が挙げられる。
【0025】
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、ジオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジラウリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジベヘン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、セスキステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、セスキオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビタン等が挙げられる。
【0026】
本発明における糖類としては、糖のエーテル化合物、エステル化合物が好ましく、より好ましくは、没食子酸配糖体、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルであり、さらに好ましくは、テトラオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビットである。最も好ましくは没食子酸−3−グルコシド、没食子酸−3,5−ジグルコシド、テトラオレイン酸POE(6),(30),(40)ソルビットである。
【0027】
(B)糖類の配合量は、毛髪化粧料中に0.001〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.001〜5質量%である。配合量が0.001質量%未満ではしっとり感が得られない場合があり、10質量%を超えるとベタつきが生じる場合がある。
【0028】
本発明の毛髪化粧料には、上記(A),(B)成分以外に、(C)(A)成分以外のシリコーン類及び/又は(D)炭化水素を含有することが好ましい。(A)成分以外のシリコーン類の重合度は2,000〜5,000の範囲が好ましい。(A)成分以外のシリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、ペンダント型ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。この中でも、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーンが好ましい。
【0029】
(D)炭化水素としては、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライト、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末、スクワレン、スクワラン、プリスタン等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。この中でも、ベタつきのなさの点から、流動パラフィン、流動イソパラフィンが好ましい。
【0030】
(C)成分の配合量は、毛髪化粧料中0.01〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。0.01質量%未満ではなめらかさが得られない場合があり、10質量%を超えるとベタつきが生じる場合がある。(D)成分の配合量は、毛髪化粧料中0.01〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。0.01質量%未満ではしっとり感が得られない場合があり、20質量%を超えると製剤安定化が難しい場合がある。
【0031】
本発明の毛髪化粧料には、本発明の効果を妨げない範囲で、所望により毛髪化粧料に一般的に配合される成分、例えば、界面活性剤、ポリオール類、アミノ酸類等の保湿剤、紫外線吸収剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、酸化防止剤、増粘剤、防腐剤、色素、香料及び噴射剤等を配合することができる。
【0032】
香料を配合する場合、使用される香料は、特開2003−95895号公報に記載した香料、香料組成物を用いることができる。香料組成物を配合する場合、毛髪化粧料中0.00001〜50質量%が好ましく、より好ましくは0.0001〜30質量%である。
【0033】
本発明の毛髪化粧料は、シャンプー、リンス、ヘアコンディショナー、トリートメント、ヘアケアジェル等のヘアケア剤や、ヘアジェル、ヘアフォーム、ヘアワックス、ヘアウォーター、ヘアスプレー等のヘアスタイリング剤等として幅広く利用できる。本発明の毛髪化粧料は、各製剤の常法に基づいて調製することができる。
【実施例】
【0034】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
【0035】
[実施例1〜4、比較例1〜4]
表1に示す組成に従って常法に準じて実施例1〜4、比較例1〜4の毛髪化粧料を調製した。各毛髪化粧料について、毛束でのしっとり感、なめらかさ及びまとまり、ならびにしっとり感、なめらかさの持続性について下記方法にて評価を行った。結果を表1に併記する。
【0036】
[しっとり感、なめらかさ評価方法]
市販ブリーチ剤で3回のカラーリング処理した毛束(ビューラックス社製10g30cmの根元揃え人毛毛束)に各毛髪化粧料1gを塗布し風乾後、5名で下記評価基準に従って感触評価を行い、相加平均を算出した。
<絶対評価基準(しっとり感、なめらかさ)>
5点:よい
4点:ややよい
3点:どちらともいえない
2点:ややよくない
1点:よくない
【0037】
[まとまり評価]
上記カラーリング処理毛束に各毛髪化粧料1gを塗布し風乾後、相対湿度90%下に1時間放置したときの毛束最太部における断面の長径及び短径をノギスにて測定し、断面積を算出した。断面積が小さいほど髪のまとまりが良いことを示す。
【0038】
[持続性評価]
上記まとまり評価を終了した毛束について、0.3%LES−Na(ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム)1mLを用いて洗浄した後、水洗して風乾した。この毛束について、しっとり感、なめらかさを上記評価方法及び評価基準に従って官能評価した。
【0039】
【表1】

*1:メチルポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体(1)
(直鎖状ポリエーテル変性シリコーン):FZ−2222(日本ユニカー(株)製)
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体
*2:メチルポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体(2)
(直鎖状ポリエーテル変性シリコーン):F1−110−02(日本ユニカー(株)製)
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体
*1,*2は一般式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンである。
*3:ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体
(ペンダント型ポリエーテル変性シリコーン):SS−2801(日本ユニカー(株)製)
【0040】
表1の結果より明らかなように、実施例1〜4の毛髪化粧料は、いずれも優れたまとまり性、しっとり感及びなめらかさ、ならびにその持続性を示した。
【0041】
[実施例5]
下記に示す組成のヘアジェルを常法に準じて調製した。
組成 質量%
没食子酸−3,5−ジグルコシド 0.5
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・
メチルポリシロキサン共重合体(FZ−2222;日本ユニカー(株)製) 0.01
モノイソステアリン酸ヘキサグリセリル 5.0
カルボキシビニルポリマー 0.5
クインスシードガム 0.3
ポリオキシエチレン・オキシプロピレン・メチルポリシロキサン
共重合体(信越シリコーンKF6008;信越化学工業(株)製) 2.0
N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアミノエチル−
α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体 3.0
ポリビニルピロリドン(K値30) 2.0
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.3
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1
メチルパラベン 0.1
トリエタノールアミン 0.5
香料A 0.2
エタノール 5.0
精製水 残部
計 100.0
【0042】
[実施例6]
下記に示す組成のヘアワックスを常法に準じて調製した。
組成 質量%
テトラオレイン酸POE(6)ソルビット 0.5
ワセリン 3.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
ジメチルポリシロキサン(平均重合度3,000) 2.0
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・
メチルポリシロキサン共重合体(FZ−2233;日本ユニカー(株)製) 0.5
ジイソステアリン酸デカグリセリル 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.5
キサンタンガム 0.3
ワセリン 3.0
スクアラン 2.0
キャンデリラロウ 1.0
ポリオキシエチレン(20)オクチルドデシルエーテル 0.3 ポリオキシプロピレン(20)ジグリセリルエーテル 4.0
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1 プロピルパラベン 0.1
メチルパラベン 0.3 フェノキシエタノール 0.5 エデト酸四ナトリウム 0.05
トリエタノールアミン 0.5
香料E 0.2
精製水 残部
計 100.0
【0043】
[実施例7]
下記に示す組成のヘアウォーターを常法に準じて調製した。
組成 質量%
没食子酸−3,5−ジグルコシド 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチル
ポリシロキサン共重合体(F1−110−02;日本ユニカー(株)製) 0.3
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.2
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1
テトラオレイン酸POE(40)ソルビット 0.3
エタノール 15.0
プロプピレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
ピロリン酸ナトリウム 0.1
香料A 0.1
精製水 残部
計 100.0
【0044】
[実施例8]
下記に示す組成のヘアケアジェルを常法に準じて調製した。
組成 質量%
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・
メチルポリシロキサン共重合体(FZ−2233;日本ユニカー(株)製) 0.5
没食子酸−3,5−ジグルコシド 0.3
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
テトラオレイン酸POE(40)ソルビット 0.2
ヒドロキシエチルセルロース 0.7
クエン酸 0.1
プロピレングリコール 5.0
アミノ変性シリコーン(FZ−4672;日本ユニカー(株)製) 3.0
メチルパラベン 0.1
エタノール 25.0
ピロリン酸ナトリウム 0.1
香料B 0.2
精製水 残部 計 100.0
【0045】
[実施例9]
下記に示す組成のヘアフォームを常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.5
【化4】

クエン酸ナトリウム 1.0
塩化トリラウリルメチルアンモニウム 1.0
N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチル
アミノエチル−α−N−メチルカルボキシベタイン・
メタクリル酸アルキルエステル共重合体 3.0
ポリオキシエチレン変性シリコーン(信越シリコーンKF351A;
信越化学工業(株)製) 0.5
3−メチル−1,3−ブタンジオール 2.0
テトラオレイン酸POE(6)ソルビット 0.3
ジメチルポリシロキサン(重合度3,000) 1.5
スクアラン 0.1
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
メチルパラベン 0.3
トリエタノールアミン 0.1
香料C 0.1
エタノール 20.0
液化石油ガス 7.0
精製水 残部
計 100.0
【0046】
[実施例10]
下記に示す組成のヘアフォームを常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.7
【化5】

サリチル酸グルコシド 0.5
塩化ジ(硬化牛脂アルキル)ジメチルアンモニウム 0.5
メチルポリシロキサン(SH200C−30cs;
東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製) 5.0
プロピレングリコール 2.0
カチオン化セルロース 0.1
N−ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸 0.5
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.4
メチルパラベン 0.3
クエン酸 0.1
香料A 0.1
エタノール 20.0
液化石油ガス 7.0
精製水 残部
計 100.0
【0047】
[実施例11]
下記に示す組成のヘアフォームを常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.3
【化6】

POE(30)ペンタエリスリトール脂肪酸エステル 1.0
グルコン酸銅 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 2.0 ポリグリセリン脂肪酸エステル 3.0
アミノ変性シリコーンエマルジョン(KM−907;
信越化学工業(株)製) 0.5
ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油 0.5
メチルパラベン 0.3
香料B 0.1
エタノール 残部
計 100.0
上記原液 50質量%
液化石油ガス 30質量%
ジメチルエーテル 20質量%
計 100質量%
【0048】
[実施例12]
下記に示す組成のヘアウォーターを常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.5
【化7】

没食子酸−3−グルコシド 1.0
塩化ベンザルコニウム 0.5
ポリオキシエチレン変性シリコーン(信越シリコーンKF6011;
信越化学工業(株)製) 0.5
3−メチル−1,3−ブタンジオール 2.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
デカメチルシクロペンタシロキサン(SH245;
東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製) 3.0
ポリオキシエチレン(30)ラウリルエーテル 0.4
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.2
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0
メチルパラベン 0.3
クエン酸ナトリウム 0.1
ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 0.1
香料D 0.1
エタノール 20.0
精製水 残部 計 100.0
【0049】
[実施例13]
下記に示す組成のリキッド剤を常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.5
【化8】

没食子酸−3−グルコシド 1.0
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム 1.0
アミノ変性シリコーンエマルジョン(FZ4672;
日本ユニカー(株)製) 0.5
ジメチルポリシロキサン(重合度5,000) 0.1
モノペンタデカン酸グリセリド 3.0
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
ヤシ油脂肪酸ソルビタン 1.0
蔗糖ミリスチン酸エステル 0.5
ビオチン 0.002
コハク酸 0.3
センブリエキス 1.0
ヒノキチオール 0.1
L−メントール 0.3
香料B 0.1
精製水 10.0
99.5%エタノール 残部 計 100.0
【0050】
[実施例14]
下記に示す組成のヘアスプレーを常法に準じて調製した。
組成 質量%
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・
メチルポリシロキサン共重合体(FZ−2222;日本ユニカー(株)製) 0.3
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.0
カルボキシル変性シリコーン(信越シリコーンX−22−3710;
信越化学工業(株)製) 1.0
モノペンタデカン酸グリセリド 1.0
POE(20)ソルビタン脂肪酸エステル 0.5
ラウリン酸ソルビタン 0.5
両性ポリマー* 0.2
オレイン酸エチル 0.1
クエン酸 0.3
蔗糖ラウリン酸エステル 0.5
香料C 0.1
L−メントール 0.01
99.5%エタノール 残部
計 100.0
*N−メタクリロイルエチル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
【0051】
[実施例15]
下記に示す組成のシャンプーを常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.4
【化9】

POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 15.0
アルキルジメチルアミンオキシド 2.0
POE(40)ステアリルエーテル 1.0
POE(20)硬化ヒマシ油 4.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0
POE(20)ジオレイン酸メチルグルコシド 1.0
グリセリン脂肪酸エステル 5.0
高重合メチルポリシロキサン/ポリエーテル変性シリコーンエマルジョン
(信越シリコーンX−52−2262;信越化学工業(株)製) 3.0 マイクロクリスタリンワックス 1.0 セトステアリルアルコール 2.0
カチオン化セルロース 0.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリルアミドとアクリル酸
との共重合体 0.2 ピロクトンオラミン 0.5
塩化ベンザルコニウム 0.1
グリセリン 1.0
ジブチレングリコール 0.5
硫酸ナトリウム 2.0
安息香酸ナトリウム 1.0
メチルパラベン 0.2
メチルイソチアゾリンオン・メチルクロロイソチアゾリンオン 0.01
緑3号 0.002
香料D 0.5
クエン酸 0.5
精製水 残部 100.0
【0052】
[実施例16]
下記に示す組成のヘアコンディショナーを常法に準じて調製した。
組成 質量%
下記に示すポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体 0.5
【化10】

4−グアニジノブチルラウリルアミド 0.8
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−
L−アルギニン 0.5
ポリエチレングリコール(平均分子量500万) 0.2
べヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.2
ジメチルシリコーン(粘度100万mm2/s)(SH200−
1,000,000cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製) 1.0
ジメチルシリコーン(粘度10万mm2/s)(SH200−
100,000cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製) 1.0 ジメチルシリコーン(粘度50mm2/s)(SH200−
50cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製) 1.0
ジグリセリンイソパルミチン酸エステルセバシン酸縮合物 1.0
スクワラン 0.2
グリシン 0.7
没食子酸−3,5−ジグルコシド 0.5
セタノール 1.5
ベヘニルアルコール 0.2
オレイルアルコール 0.3
オレイン酸 0.2
イソステアリン酸 0.2
トリメチルグリシン 0.2
アルギニン 0.3
システイン 0.3
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
リン酸 適量
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
パラオキシ安息香酸プロピル 0.2
香料E 0.1
精製水 残部 計 100.0
pH3.4
【0053】
[実施例17]
下記に示す組成のヘアトリートメントを常法に準じて調製した。
組成 質量%
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・
メチルポリシロキサン共重合体(FZ−2222;日本ユニカー(株)製) 0.5
没食子酸−3,5−ジグルコシド 0.3
塩化アルキルトルメチルアンモニウム(C=18〜22) 1.0
ベヘニルアルコール 2.3
テトラオレイン酸POE(6)ソルビット 1.0
軽質流動イソパラフィン 10.0
ジメチルポリシロキサン(重合度2,500) 0.5 エタノール 5.0
プロピレングリコール 5.0
ピロリン酸ナトリウム 0.1
グリコール酸 0.2
ヒドロキシエチルセルロース 0.2
メチルパラベン 0.1
プロピルパラベン 0.2
精製水 残部
計 100.0
実施例5〜17の各ヘアケア剤、ヘアスタイリング剤を用いた場合のしっとり感、なめらかさ及びまとまり性を評価したところ、いずれも感触は4点以上、まとまり性は2000mm2以下であり、感触の持続性についても3点以上と良好な効果を有していた。
【0054】
上記実施例で使用した原料を下記に示す。
[1]式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーン
・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体:FZ−2222(日本ユニカー(株)製)
・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体:FZ−2233(日本ユニカー(株)製)
・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体(F1−110−02;日本ユニカー(株)製)
【0055】
[2][1]以外のシリコーン
・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体(信越シリコーンKF6008;信越化学工業(株)製),ペンダント型
・ポリオキシエチレン変性シリコーン(信越シリコーンKF351A;信越化学工業(株)製),ペンダント型
・ポリオキシエチレン変性シリコーン(信越シリコーンKF6011;信越化学工業(株)製),ペンダント型
・高重合メチルポリシロキサン/ポリエーテル変性シリコーンエマルジョン
(信越シリコーンX−52−2262;信越化学工業(株)製)
・アミノ変性シリコーン(FZ−4672;日本ユニカー(株)製)
・メチルポリシロキサン(SH200C−30cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)
・アミノ変性シリコーンエマルジョン(KM−907;信越化学工業(株)製)
・デカメチルシクロペンタシロキサン(SH245;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)
・カルボキシル変性シリコーン(信越シリコーンX−22−3710;信越化学工業(株)製)
・ジメチルシリコーン(粘度100万mm2/s)(SH200−1,000,000cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製
・ジメチルシリコーン(粘度10万mm2/s)(SH200−100,000cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)
・ジメチルシリコーン(粘度50mm2/s)(SH200−50cs;東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)
【0056】
[3]その他
・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:アーカードT−800(ライオンアクゾ(株)製)
・軽質流動イソパラフィン:IPソルベント2028(出光石油化学(株)製)
・テトラオレイン酸POE(6,40)ソルビット:NIKKOL GO4,440V(日光ケミカルズ(株)製)
・没食子酸−3,5−ジグルコシド:DGA(三井化学(株)製)
・カルボキシビニルポリマー:アクペックHV−505E(住友精化(株)製)
・ポリビニルピロリドン(K値30):ルビスコールK30(BASFジャパン(株)製)
・N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアミノエチル−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体:ユカフォーマー204WL(三菱化学(株)製)
・ヒドロキシエチルセルロース:HEC SZ−25(住友精化(株)製)
・カチオン化セルロース:XK−503(ライオン化学(株)製)
・ポリビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体:ルビスコールVA(BASFジャパン(株)製)
・香料組成物A〜E:特開2003−95895号公報の表5〜19に記載した香料組成物A〜Eに準ずる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)下記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体からなる直鎖状シリコーンと、(B)糖類とを含有する毛髪化粧料。
【化1】

(式中、R1,R2はそれぞれ一価炭化水素基、aは5以上の整数、bは4以上の整数、cは5以上の整数を示す。nは2以上の整数であり、nの異なる2種以上のポリオキシアルキレン基を有してもよい。)
【請求項2】
(B)糖類が、糖のエーテル化合物又はエステル化合物である請求項1記載の毛髪化粧料。
【請求項3】
さらに、(C)(A)成分以外のシリコーン類及び/又は(D)炭化水素を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の毛髪化粧料。

【公開番号】特開2006−8611(P2006−8611A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−189209(P2004−189209)
【出願日】平成16年6月28日(2004.6.28)
【出願人】(000006769)ライオン株式会社 (1,816)
【Fターム(参考)】