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油中水型乳化化粧料
説明

油中水型乳化化粧料

【課題】優れた紫外線防御効果を有し、かつ安全性と使用性に優れた油中水型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】成分(A)〜(D)を含有することを特徴とする。
(A)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル
(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイル
(C)フェニル変性シリコーン
さらに、成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルの配合量は特に限定されないが、好ましくは1.0〜40.0質量%配合するのがよい。また、25℃における動粘度が2.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルがより好ましい。(C)フェニル変性シリコーンの配合量は特に限定されないが、好ましくは0.5〜40.0質量%配合するのがよく、また、25℃における動粘度が50.0mm/s以下のフェニル変性シリコーンが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は油中水型乳化化粧料に関する。さらに詳しくは、優れた紫外線防御効果を有し、かつ安全性と使用性に優れた油中水型乳化化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
地表に届く紫外線波長領域は、UV−A領域(320〜400nm)とUV−B領域(290〜320nm)がある。そのうち、UV−B領域の紫外線は過度に浴びると皮膚に紅斑を惹起させ、急性の炎症反応を起こし、その後黒化をもたらし、皮膚癌の原因の一つとなることが知られている。また、UV−A領域の紫外線は、紅斑惹起は弱いが、皮膚の還元メラニンを酸化し黒化させ、メラニン色素沈着をきたし、また、長期暴露により皮膚の早期老化の原因となることが明らかになっている。
【0003】
このように皮膚に及ぼす紫外線の影響が明らかになるにつれて、紫外線防御効果の高い日焼け止め化粧料への要求が高まってきている。UV−B領域の紫外線から皮膚を守る指標として、一般にSPF(Sun Protection Factor)値が用いられ、SPF値が高いほど日焼け止め効果が高いとされている。
【0004】
通常日焼け止め化粧料には、皮膚への紫外線照射を遮断して高いSPF値を得るために、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤が配合されている。(非特許文献1〜3)。
【0005】
【非特許文献1】FRAGRANCE JOURNAL,27(5),PAGE25−30(1999)
【非特許文献2】J.SOC.COSMET.CHEM.JAPAN,VOL.31 ,NO.4,PAGE373−384(1997)
【非特許文献3】FRAGRANCE JOURNAL,28(5),PAGE26−32(2000)
【0006】
紫外線散乱剤は、紫外線を散乱させることによって紫外線を遮蔽するものであり、従来から酸化チタン、酸化亜鉛等の無機顔料が用いられている。これらは広帯域にわたって紫外線を遮蔽することができ、しかも不活性であるため皮膚安全性が高いが、多量に配合した場合は塗布による白さが目立ち、さらには塗布時のきしみ、とまり感といった使用性の低下を招く。
【0007】
そこで、これらの無機顔料の塗布による白さの目立ちや、きしみ、とまり感といった使用性の欠点を改善するために、無機顔料の表面をシリカで処理したり、薄片状粉体の表面に無機顔料を付着させたりするといった方法が知られている。(特許文献1、2、3、4)
【0008】
【特許文献1】特公平5−60802
【特許文献2】特開平2002−154915
【特許文献3】特許3043903
【特許文献4】特許3480879
【0009】
しかし、上記のように欠点を改善した無機顔料は、少量では高い紫外線防御効果を得ることができず、また、高い紫外線防御効果を得るために多量に配合するとのびが重くなり使用性が悪くなると言った欠点があった。
【0010】
一方、紫外線吸収剤は、光エネルギーを吸収することによって紫外線を遮蔽するものである。一般に用いられる紫外線吸収剤の中には、ごくまれに敏感肌の人に対してアレルギー等の皮膚障害を起こすおそれのあるものもあるとの知見があり、消費者の中には、紫外線吸収剤の使用を好まない人もいる。
【0011】
そこで、使用性と安全性の面から、できるだけ少量の紫外線散乱剤や紫外線吸収剤で効率よく高い紫外線防御効果を有する化粧品が求められてきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、優れた紫外線防御効果を有し、かつ安全性と使用性に優れた油中水型乳化化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
そこで、本発明者らは鋭意研究を行った結果、25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルとフェニル変性シリコーンを配合すると、少量の紫外線吸収剤で効率よく紫外線防御効果を有することを見出し、本発明を完成させた。
【発明の効果】
【0014】
すなわち本発明は、(A)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイル、(C)フェニル変性シリコーンを含有することにより、優れた紫外線防御効果を有し、かつ安全性と使用性に優れた油中水型乳化化粧料を提供するものである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられる(A)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルは、例えばESCALOL 557(アイエスピー・ジャパン株式会社製)、パルソール MCX(DSM ニュートリション ジャパン株式会社製)、ユビナールMC80(BASFジャパン株式会社製)、ノムコートTAB(日清オイリオグループ株式会社製)等が挙げられる。
【0016】
本発明に用いられる(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルとしては、25℃の動粘度が5.0mm/s以下であれば特に問題ないが、好ましくは25℃の動粘度が2.0mm/s以下である。25℃の動粘度が5.0mm/sを超えると相乗的な紫外線防御効果が得られない場合がある。また本発明に用いられるジメチルシリコーンオイルは直鎖状である。具体的にはオクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ジメチルポリシロキサン等がある。尚本願発明に用いられる動粘度はJIS Z8803(液体の粘度 測定方法)で規定されている。
【0017】
本発明に用いられる(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルの配合量は特に限定されないが、好ましくは本発明化粧料に対して1.0〜40.0質量%である。配合量が1.0質量%未満では相乗的な紫外線防御効果が得られない場合があり、40.0質量%を超えても特に問題はないが、相乗的な紫外線防御効果のさらなる増強効果が得られないためである。
【0018】
本発明に用いられる成分(C)フェニル変性シリコーンとは、フェニル基を有する、25℃で液状のシリコーン油の総称であり、公知のものを使用できる。例えば、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、フェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、ビスフェニルプロピルジメチコンなどの名称で知られているものが挙げられる。
【0019】
本発明に用いられる成分(C)フェニル変性シリコーンは特に限定されないが、好ましくは、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、フェニルトリメチコン、又はビスフェニルプロピルジメチコンであり、特に好ましくはジフェニルシロキシフェニルトリメチコンである。
【0020】
さらに、本発明に用いられる成分(C)フェニル変性シリコーンの動粘度は特に限定されないが、25℃における動粘度が50.0mm/s以下のジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、フェニルトリメチコン又はビスフェニルプロピルジメチコンが好ましく、商品名としてKF−56A(信越化学工業株式会社製;ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン;25℃における動粘度 15mm/s)、SH556(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製;フェニルトリメチコン;25℃における動粘度 22mm/s)、SF1555(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製;ビスフェニルプロピルジメチコン;25℃における動粘度 15mm/s)等が挙げられる。
【0021】
本発明に用いられる(C)フェニル変性シリコーンの配合量は特に限定されないが、好ましくは本発明化粧料に対して0.5〜40.0質量%である。0.5質量%未満では相乗的な紫外線防御効果が得られない場合があり、40.0質量%を超えても特に問題はないが、相乗的な紫外線防御効果のさらなる増強効果が得られない場合があるためである。
【0022】
本発明の油中水型乳化化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内で通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる他の任意添加成分、例えば、油脂、ロウ類、炭化水素油、高級アルコール、高級脂肪酸、合成エステル油、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、粉末成分、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0023】
また、酸化チタン、酸化亜鉛等の紫外線散乱剤を配合してもよい。これらの紫外線散乱剤は、特に限定されないが疎水化処理を施したものを使用することが好ましい。疎水化処理することにより効率よく油相(外相)中に分散されるからである。
【0024】
疎水化処理は、通常化粧料に用いられる粉体を、例えば高級脂肪酸や油脂、ロウ、シランカップリング剤、フッ素化合物、炭化水素、界面活性剤、デキストリン脂肪酸エステル等の物質によって粉末表面を処理することを意味し、疎水化処理の方法は、特に限定されるものでなく、公知の方法にて処理することができる。
【0025】
本発明に用いられる粉体の疎水化処理の方法は、特に限定されるものでないが、シランカップリング剤による処理であることが望ましい。シランカップリング剤とは、例えば、トリメチルシロキサン、ジメチルポリシロキサン(=ジメチコン)、メチルポリシロキサン(=メチコン)等の低粘度〜高粘度油状ポリシロキサン、ガム状ポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、エチルトリアルコキシシラン等の有機変性シランあるいはそれらのフッ素置換体、アミノ変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等が挙げられる。シランカップリング剤による処理は他の疎水化処理に比べ、25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルとの相溶性が良く、より効率よく油相(外相)中に分散され、紫外線防御効果を十分に発揮しやすいためである。
【0026】
本発明に用いられる酸化チタンは、特に限定されることなく化粧料に通常用いられるものを広く挙げることができる。酸化チタンの結晶形態としては、特に問うものではなく、アナターゼ、ルチル又はブルカイトのいずれであってもよい。また、酸化チタンの形状は、球状、薄片状、針状など、特に限定されず、粒径においても、通常化粧品に用いられる範囲で使用できる。
【0027】
本発明に用いられる酸化亜鉛は、特に限定されることなく化粧料に通常用いられるものを広く挙げることができる。酸化チタンの形状は、球状、針状、星形状など、特に限定されず、粒径においても、通常化粧品に用いられる範囲で使用できる。
【0028】
さらに、有機変性粘土鉱物を配合してもよい。有機変性粘土鉱物としては、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト(=クオタニウム−18ヘクトライト)、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト(=クオタニウム−18ベントナイト)、ベンジルジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウム塩変性モンモリロナイト、ジヘキサデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト等が挙げられる。
【0029】
その他の配合可能成分としては、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);消炎剤(グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体等);美白剤(ユキノシタ抽出物、アルブチン等);各種抽出物(オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、ニンジン、アロエ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、海藻等)、賦活剤(ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(カプサイシン、タンニン酸、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、アセチルコリン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤(硫黄、チアントール等);抗炎症剤(トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等)等が挙げられる。ただしこれら例示に限定されるものでない。
【0030】
本発明によれば、優れた紫外線防御効果を有し、かつ安全性と使用性に優れた油中水型乳化化粧料を得ることができる。
【実施例】
【0031】
次に、実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は質量%である。実施例に先立ち、紫外線防御効果の測定方法について述べる。
【0032】
〔紫外線防御効果〕
5cm×5cm四方のサージカルテープ(スリーエム ヘルスケア株式会社製 ブレンダーム サージカルテープ 型番:1525−2)上に油中水型化粧料25mgを均一に塗布し、分光光度計(日本分光株式会社製 V−660)を用いて、280〜400nmの紫外線吸光度(abs.)を測定し、その値を変換しSPF値を算出した。それぞれ5回測定し、一番高い値と一番低い値を省いた3回の値の平均値を求めた。
【0033】
〔紫外線防御促進効果〕
前記の測定方法にて紫外線吸光度(abs.)を測定し、算出したSPF値を対象のSPF値と比較した。
◎:SPF値が対象に比べ15%以上高くなった
○:SPF値が対象に比べ10%以上15%未満高くなった
△:SPF値が対象に比べ5%以上10%未満高くなった
×:SPF値が対象と比べ5%未満高くなった、又は低くなった
【0034】
表1に示す処方により油中水型乳化化粧料を調製し、前記の測定方法にて紫外線吸光度(abs.)を測定し、SPF値を算出した。成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルと他の揮発性油剤との比較及び、成分(C)フェニル変性シリコーンの有無を比較し、その結果を併せて表1に示す。なお製法は次の通りである。
【0035】
(製法)成分1〜9を混合した後、成分10〜14を加えて均一に分散した。これに成分15〜18の混合水溶液を加え、乳化して油中水型乳化化粧料を得た。
【0036】
【表1】

【0037】
※1 KF−96A−1cs(信越化学工業株式会社製)
※2 KF−96L−1.5cs(信越化学工業株式会社製)
※3 KF−995(信越化学工業株式会社製)
※4 マルカゾールR(丸善石油化学株式会社製)
※5 SH200 C FLUID 10CS(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)
※6 SH556(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)
※7 ESCALOL 557(アイエスピー・ジャパン株式会社製)
※8 KF−6017P(信越化学工業株式会社製)
※9 SA−チタンCR−50(100%)(ジメチコン2%処理:三好化成株式会社製)
※10 MT−500B SI−UFT−Z(メチコン2%処理:三好化成株式会社製)
※11 SAS−レッドR516−PS(100%)(ジメチコン3%、ハイドロゲンジメチコン0.5%処理:三好化成株式会社製)
※12 SAS−イエローLL−100P(100%)(ジメチコン3%、ハイドロゲンジメチコン0.5%処理:三好化成株式会社製)
※13 SAS−ブラックBL−100P(100%)(ジメチコン3%、ハイドロゲンジメチコン0.5%処理:三好化成株式会社製)
【0038】
上記表1において、成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルと成分(C)フェニル変性シリコーンを用いた実施例1、2は紫外線防御促進効果が示された。しかし、25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイル以外の揮発性油剤を配合した場合と、フェニル変性シリコーンを配合しなかった場合は、紫外線防御促進効果が認められなかった。
【0039】
表2に示す処方により油中水型乳化化粧料を調製し、成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルとそれ以上の動粘度のジメチルシリコーンオイルを用いた場合での紫外線防御効果について比較した。実施例1と同様の測定方法及び判定基準により評価し、その結果を表2に示す。なお製法は次の通りである。
【0040】
(製法)成分1〜9を混合した後、成分10〜14を加えて均一に分散した。これに成分15〜18の混合水溶液を加え、乳化して油中水型乳化化粧料を得た。
【0041】
【表2】

【0042】
※14 KF−96A−2cs(信越化学工業株式会社製)
※15 SH200 C FLUID 5CS(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)
【0043】
上記表2において、成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルと成分(C)フェニル変性シリコーンを用いた実施例3〜6は紫外線防御促進効果が示された。しかし動粘度が10.0mm/sのジメチルシリコーンオイルを用いた比較例6は紫外線防御促進効果が認められなかった。
【0044】
表3に示す処方により油中水型乳化化粧料を調製し、成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルの配合量及び成分(C)フェニル変性シリコーンの配合量を変えて紫外線防御促進効果を評価した。実施例1と同様の測定方法及び判定基準により評価し、その結果を表3に示す。なお製法は次の通りである。
【0045】
(製法)成分1〜5を混合した後、成分6〜10を加えて均一に分散した。これに成分11〜14の混合水溶液を加え、乳化して油中水型乳化化粧料を得た。
【0046】
【表3】

【0047】
上記表3において、成分(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイルは、1.0質量%以上配合した場合に紫外線防御促進効果がより高く、成分(C)フェニル変性シリコーンは0.5質量%以上配合した場合に紫外線防御促進効果がより高いことが示された。
【0048】
実施例15 化粧下地
配合成分 配合量(質量%)
(1) イソノナン酸イソトリデシル 6.00
(2) フェニル変性シリコーン※16 1.50
(3) デカメチルテトラシロキサン(1.5mm/s)※2 13.00
(4) ジメチルポリシロキサン(10mm/s)※5 10.00
(5) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル※7 4.00
(6) ポリエーテル変性シリコーン※17 2.00
(7) ジステアルジモニウムヘクトライト 0.20
(8) ジメチルシリル化シリカ 2.00
(9) トコフェロール 0.05
(10)シリコーン処理微粒子酸化チタン※10 3.00
(11)シリコーン処理酸化チタン※9 5.00
(12)シリコーン処理ベンガラ※11 0.12
(13)シリコーン処理黄酸化鉄※12 0.36
(14)精製水 残量
(15)1,3−ブチレングリコール 5.00
(16)グリセリン 1.00
(17)キサンタンガム 0.10
(18)硫酸マグネシウム 0.40
(19)パラオキシ安息香酸メチル 0.20

※16 KF−56A(信越化学工業株式会社製)
※17 KF−6016(信越化学工業株式会社製)
【0049】
調製方法:成分(1)〜(9)を混合した後、成分(10)〜(13)を加えて均一に分散した。これに成分(14)〜(19)の混合水溶液を加え、乳化して化粧下地を得た。
【0050】
実施例16 クリームファンデーション
配合成分 配合量(質量%)
(1) ミリスチン酸オクチルドデシル 2.00
(2) フェニル変性シリコーン※18 5.00
(3) ジメチルポリシロキサン(2mm/s)※14 10.00
(4) シクロペンタシロキサン※3 8.00
(5) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル※7 4.00
(6) ポリエーテル変性シリコーン※17 1.00
(7) 側鎖型ポリエーテル変性シリコーン※19 2.50
(8) トリメチルシロキシケイ酸 1.00
(9) ジステアルジモニウムヘクトライト 1.20
(10)トコフェロール 0.05
(11)シリコーン処理微粒子酸化チタン※10 4.00
(12)シリコーン処理酸化チタン※9 10.00
(13)シリコーン処理ベンガラ※11 0.40
(14)シリコーン処理黄酸化鉄※12 1.60
(15)シリコーン処理黒酸化鉄※13 0.20
(16)精製水 残量
(17)1,3−ブチレングリコール 10.00
(18)グリセリン 5.00
(19)キサンタンガム 0.10
(20)ヒアルロン酸Na 0.01
(21)硫酸マグネシウム 0.40
(22)パラオキシ安息香酸メチル 0.20

※18 SF1555(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
※19 KF−6038(信越化学工業株式会社製)
【0051】
調製方法:成分(1)〜(10)を混合した後、成分(11)〜(15)を加えて均一に分散した。これに成分(16)〜(22)の混合水溶液を加え、乳化してクリームファンデーションを得た。
【0052】
実施例17 リキッドファンデーション
配合成分 配合量(質量%)
(1) フェニル変性シリコーン※16 8.00
(2) オクタメチルトリシロキサン(1mm/s)※1 10.00
(3) シクロペンタシロキサン※3 15.00
(4) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル※7 2.00
(5) ポリエーテル変性シリコーン※8 1.00
(6) 側鎖型ポリエーテル変性シリコーン※19 2.50
(7) トリメチルシロキシケイ酸 1.50
(8) ジステアルジモニウムヘクトライト 0.10
(9) トコフェロール 0.05
(10)シリコーン処理微粒子酸化チタン※10 5.00
(11)シリコーン処理酸化チタン※9 8.00
(12)シリコーン処理ベンガラ※11 0.30
(13)シリコーン処理黄酸化鉄※12 1.20
(14)シリコーン処理黒酸化鉄※13 0.15
(15)精製水 残量
(16)1,3−ブチレングリコール 10.00
(17)グリセリン 5.00
(18)硫酸マグネシウム 0.40
(19)パラオキシ安息香酸メチル 0.20
【0053】
調製方法:成分(1)〜(9)を混合した後、成分(10)〜(14)を加えて均一に分散した。これに成分(15)〜(19)の混合水溶液を加え、乳化してリキッドファンデーションを得た。
【0054】
実施例18 サンスクリーン剤
配合成分 配合量(質量%)
(1) フェニル変性シリコーン※16 3.00
(2) オクタメチルトリシロキサン(1mm/s)※1 10.00
(3) シクロペンタシロキサン※3 15.00
(4) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル※7 6.00
(5) ポリエーテル変性シリコーン※8 1.00
(6) 側鎖型ポリエーテル変性シリコーン※18 2.50
(7) トリメチルシロキシケイ酸 2.50
(8) ジステアルジモニウムヘクトライト 0.10
(9) トコフェロール 0.05
(10)シリコーン処理微粒子酸化チタン※10 5.00
(11)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛※20 2.00
(12)精製水 残量
(13)1,3−ブチレングリコール 10.00
(14)グリセリン 8.00
(15)硫酸マグネシウム 0.40
(16)パラオキシ安息香酸メチル 0.20

※20 SI−UFZO−310 LHC(6%)(三好化成株式会社製)
【0055】
調製方法:成分(1)〜(9)を混合した後、成分(10)、(11)を加えて均一に分散した。これに成分(12)〜(16)の混合水溶液を加え、乳化してサンスクリーン剤を得た。
【0056】
実施例15〜18ともに、優れた紫外線防御効果を有し、塗布時の伸びが良く良好な化粧料であった。

【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明によれば、優れた紫外線防御効果を有し、かつ安全性と使用性に優れた油中水型乳化化粧料を提供することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧料。
(A)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル
(B)25℃における動粘度が5.0mm/s以下のジメチルシリコーンオイル
(C)フェニル変性シリコーン
【請求項2】
成分(B)の含有量が1.0〜40.0質量%であることを特徴とする請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項3】
成分(B)の25℃における動粘度が2.0mm/s以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項4】
成分(C)の含有量が0.5〜40.0質量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項5】
成分(C)が、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、フェニルトリメチコン及びビスフェニルプロピルジメチコンから選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項6】
成分(C)が、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項7】
成分(C)の25℃における動粘度が50.0mm/s以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の油中水型乳化化粧料。



【公開番号】特開2013−107851(P2013−107851A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254050(P2011−254050)
【出願日】平成23年11月21日(2011.11.21)
【出願人】(592262543)日本メナード化粧品株式会社 (223)
【Fターム(参考)】