説明

洗浄装置

【課題】洗浄後にワークの表面に微小粒子等が付着することを抑制できる洗浄装置を提供する。
【解決手段】本発明は、ワークWを洗浄する洗浄装置1であって、ワークWを洗浄する洗浄液Fが充填される洗浄槽2と、ワークWを支持して洗浄槽2内の洗浄液Fの内部と外部とに移動させるワーク支持部4と、ワーク支持部4の周囲を遮蔽し、外部の雰囲気から隔絶する遮蔽部6とを備え、遮蔽部6は流入口6Bと排気口とを有し、遮蔽部6の内部に、流入口6Bから洗浄槽2の上方を通過して排気口に向かう空気の流れが形成されていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子等のワークを洗浄する洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、高い清浄度が要求される光学素子等のワークを洗浄する場合、所定の清浄度が保たれたクリーンベンチ等の清浄環境下において、特許文献1に示すような洗浄装置を用いて洗浄が行われている。この洗浄装置においては、溶剤等の洗浄液を満たした洗浄槽に、搬送装置を介してワークを浸漬させて洗浄が行われる。
【特許文献1】特開2004−358330号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、クリーンベンチのような環境下であっても、作業者の出入り等によって、絶えず微量のゴミ等の微小粒子が持ち込まれている。これらの粒子は作業者の作業等に伴って雰囲気中に飛散、浮遊する。洗浄後のワークの乾燥作業中にこれらの微小粒子がワークの表面に付着すると、乾燥時に表面にこびりつき、不良品の発生原因となることがある。この場合は微小粒子の除去作業が必要になるが、これら粒子はワークの表面に比較的強固に付着しているため、容易には除去できないという問題がある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、洗浄後にワークの表面に微小粒子等が付着することを抑制できる洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ワークを洗浄する洗浄装置であって、前記ワークを洗浄する洗浄液が充填される洗浄槽と、前記ワークを支持して前記洗浄槽内の前記洗浄液の内部と外部とに移動させるワーク支持部と、前記ワーク支持部の周囲を遮蔽し、外部の雰囲気から隔絶する遮蔽部とを備え、前記遮蔽部は流入口と排気口とを有し、前記遮蔽部の内部に、前記流入口から前記洗浄槽の上方を通過して前記排気口に向かう空気の流れが形成されていることを特徴とする。
【0006】
本発明の洗浄装置によれば、遮蔽部の内部に、流入口から洗浄槽の上方を通過して前記排気口に向かう空気の流れが形成されるので、微小粒子等が排気口から遮蔽部の外に排出される。
【0007】
本発明の洗浄装置は、前記ワークの洗浄における付帯作業を行うための作業面を有する作業台をさらに備え、前記洗浄槽は、前記作業面よりも下方の位置で前記作業台と一体に配置されてもよい。この場合、洗浄後のワークに対して、作業台上ですぐに検査等の付帯作業を行うことができる。
【0008】
本発明の洗浄装置は、前記遮蔽部の周囲及び上方を密閉する隔壁と、前記隔壁の、前記流入口と対向する面に設けられ、前記隔壁内に流入する空気を清浄にするクリーンユニットとをさらに備えてもよい。この場合、遮蔽部の周囲がクリーンベンチとなり、さらに微小粒子等のワークへの付着が抑制される。
【0009】
前記排気口は、前記遮蔽部の前記作業台側の面に設けられており、前記作業面には、前記作業台の下方に空気を通過させる通気孔が設けられてもよい。この場合、遮蔽部内の空気の流れを略直線状に形成することができる。
【0010】
前記排気口には、前記空気の流れを作り出すファンが配置されてもよい。この場合、より確実に空気の流れを形成することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の洗浄装置によれば、洗浄後にワークの表面に微小粒子等が付着することを抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の第1実施形態の洗浄装置について、図1から図3を参照して説明する。本実施形態の洗浄装置1は、ガラス等からなる光学素子をワークとして洗浄するための装置である。
図1に示すように、洗浄装置1は、ワークWを洗浄する洗浄槽2と、洗浄槽2が一体に配置された作業台3と、作業台3上に設けられたワーク支持部4と、ワークWを乾燥するヒータ5と、ワーク支持部4の周囲を遮蔽する遮蔽部6とを有して構成されている。
なお、図1においては、図を見やすくするため、作業台3、遮蔽部6等を二点鎖線で示している。
【0013】
洗浄槽2は、有底の容器であり、溶剤等の洗浄液Fが図示しない洗浄液供給機構から供給されて充填される。また、洗浄槽2の底部には、図示しない配水管が接続されている。洗浄槽2の上部の開口は、作業台3に一体に取付けられている。
【0014】
作業台3は、四隅に脚部7を有するテーブル状に形成されており、脚部7の上に設けられた天板の上面が、ワークWの洗浄における付帯作業を行うための作業面3Aとなっている。脚部7の長さは、ユーザが立って作業をするか座って作業をするか等の条件に応じて、適宜決定されてよい。作業面3Aのうち、下方に洗浄槽2が一体に取付けられた部位には取付け穴3Bが開けられており、後述するように、作業面3Aの上方からワークWを洗浄槽2に出し入れできるようになっている。
【0015】
ワークWを支持するワーク支持部4は、作業面3A上の取付け穴3Bの周囲の任意の位置に設けられている。ワーク支持部4は、作業面3A上に略垂直に立設されて突出する略角柱状のレール部8と、レール部8に上下動可能に取付けられたアーム部9とから構成されている。
【0016】
ワークWは、アーム部9に挟持されて支持固定され、図示しないモータ等の公知の移動機構によって、レール部8に沿って上下に移動することによって、ワークWを洗浄槽2の内部と外部とに移動できるようになっている。また、アーム部9は、移動機構によって、上下動の方向を軸線として回転自在に構成されており、洗浄槽2の内部でワークWを回転させながら洗浄できるようになっている。
【0017】
レール部8の作業面3A付近には、ワークWを乾燥させるヒータ5が設けられ、取付け穴3Bの周囲の任意の位置には、後述するリンス液を供給するリンス液供給部10が配置されている。ヒータ5及びリンス液供給部10は、それぞれ先端が取付け穴3Bの上方に位置するように配置されている。
【0018】
遮蔽部6は、樹脂等からなり、ワーク支持部4及び作業面3A上の取付け穴3Bの周囲を取り囲むように略垂直に設けられた4枚の側面を有して構成されている。手前側の側面6Aは図示しないヒンジ等によって開閉自在となっており、ワーク支持部4のアーム部9に対してワークWの付け替えができるようになっている。ワーク支持部4及び洗浄槽2を含む空間は、遮蔽部6によって外部の雰囲気から隔絶されているが、遮蔽部6の上部は開口しており、流入口6Bが形成されている。
【0019】
図2は、遮蔽部6を、見やすいようにワーク支持部4等を除いて示す図である。側面6Aの下部には、切り欠きによって排気口6Cが設けられている。排気口6Cの両側の上部には、一対で側面6Aに取付けられたネジ13等の固定手段がある。略長円形の調整溝11が設けられた調整板12は、ネジ13に沿って上下に移動することができるように、調整溝11とネジ13とが係合している。ネジ13と係合する調整溝11の高さを変えることで調整板12の高さを変えて、排気口6Cの開口面積を洗浄対象となるワークの大きさ等に応じて調整することができる。
【0020】
再び図1に示すように、作業台3上において、遮蔽部6の周囲は、さらにガラス等の透明板材からなる隔壁14によって側面及び上面が密閉されている。隔壁14の上面14A、すなわち遮蔽部6の流入口6Bに対向する面には、クリーンユニット15が設置されている。従って、隔壁14の内部は、クリーンユニット15を通過した清浄な空気が供給される、いわゆるクリーンベンチとなっている。手前側の隔壁14Bは、図示しないヒンジ等によって開閉自在となっており、内部の遮蔽部6及びワーク支持部4等を操作できるように構成されている。
【0021】
クリーンユニット15は、遮蔽部6の上部の流入口6Bのほぼ真上に位置しているため、クリーンユニットを通過した清浄な空気は、図2に矢印で示すように、流入口6Bから遮蔽部6の内部に進入し、遮蔽部6の下部に設けられた排気口6Cから遮蔽部6の外部に排気される。従って、遮蔽部6の内部には、流入口6Bから洗浄槽2の上方を通過して排気口6Cに向かう空気の流れが常に存在する状態に維持されている。
【0022】
上記のように構成された洗浄装置の使用時の動作について、以下に説明する。
図3は、洗浄装置1を用いたワークの洗浄手順を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、ユーザは手前側の隔壁14B及び遮蔽部6の手前側の側面6Aを開き、ワーク支持部4のアーム部9にワークWを取付けて遮蔽部6及び隔壁14を閉じる。その後、クリーンユニット15をオンにし、隔壁部14内に清浄な空気の流れを発生させる。
【0023】
ステップS2において、洗浄装置1を起動すると、洗浄槽2に洗浄液Fが充填される。その後ワーク支持部4のアーム部9が下方に移動してワークWが洗浄槽2内の洗浄液F内に浸漬される。この状態で必要に応じてワーク支持部4のアーム部9を軸線方向周りに回転させながら、ワークWの洗浄が行われる。
【0024】
ステップS3において、洗浄終了後、洗浄槽2内の洗浄液Fが配水管を介して排水された後、リンス液供給部10からリンス液がワークWに向かってかけ流され、ワークWの表面の洗浄液Fが洗い流される。
【0025】
ステップS4において、ワーク保持部4のアーム部9が上昇してワークWがヒータ5と同程度の高さとなるまで引き上げられ、ヒータ5の発熱によって乾燥される。このとき、遮蔽部6内には、流入口6Bから排気口6Cに向かう清浄な空気の流れが保持されている。
【0026】
乾燥終了後、ワーク保持部4のアーム部9はワーク取付け時の位置に戻って停止し、一連の洗浄作業が終了する。ユーザは隔壁部14B及び遮蔽部6Aを開いてワークWを取り出し、作業面3A上で微小粒子の付着の有無や表面の傷、欠陥等の有無を検査し、問題がなければ次工程に送る。
【0027】
本実施形態の洗浄装置1によれば、遮蔽部6の流入口6Bと排気口6Cとによって、ワーク支持部4及びワークWの周囲に清浄な空気の流れが維持されるので、万一遮蔽部6内でゴミ等の微小粒子等が発生した場合でも、上述の空気の流れによって遮蔽部6の外部に誘導されて排出される。従って、これら微小粒子等が洗浄作業中及び終了後にワークの表面に付着することを抑制することができる。
【0028】
また、洗浄槽2及びワーク支持部4が作業台3に一体に取付けられているので、洗浄後のワークWに対して、そのまま検査等の付帯作業を行うことができ、ワークの移動による汚染を抑制することができる。
【0029】
さらに、ネジ13に対する調整溝11の位置を調節することによって、調整板12の高さを変えて排気口6Cの開口面積を調節することができるので、ワークの大きさ等に併せて排気口の開口面積を調節することによって、より適切な空気の流れを遮蔽部内に形成することができる。
【0030】
加えて、遮蔽部6の周囲が隔壁14によって密閉され、クリーンユニット15によって清浄となった空気が隔壁14内に供給されているので、遮蔽部6内の機構がクリーンベンチ内に配置されている状態となっている。従って、遮蔽部6内に流れる空気がより清浄となり、ワークへの微小粒子等の付着をさらに抑制することができる。
【0031】
次に、本発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。本実施形態の洗浄装置21と上述の第1実施形態の洗浄装置1との異なる点は、排気口の位置及び構成である。
なお、上述の洗浄装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0032】
図4は、本実施形態の洗浄装置21の遮蔽部22を、ワーク支持部4及び洗浄槽2等を省略して示す斜視図である。本実施形態の遮蔽部22には、側面22Aに突出する筒状部23が取付けられて排気口22Bが設けられている。筒状部23の内部には、ファン24が配置されており、遮蔽部22の内側から排気口22Bに向かって外側に流れる空気の流れを作り出している。従って、遮蔽部22には、図4に矢印で示すように、クリーンユニット15からの清浄な空気が上部の流入口22Cから入り、洗浄槽2の上方を通過して排気口22Bから出て行く空気の流れが形成される。
【0033】
本実施形態の洗浄装置21においても、上述の第1実施形態の洗浄装置1と同様の効果を得ることができる。
また、排気口22Bに設置されたファン24によって、より能動的に遮蔽部22内に一定の空気の流れが形成されるので、より確実にワークWへのゴミ等の微小粒子等の付着を抑制することができる。
【0034】
さらに、ファン24が排気口22B側に設置されているので、万一ファン24の駆動部位等で微小粒子等が発生しても、速やかに遮蔽部22の外に排出される。従って、これらの微小粒子等がワークの表面に付着しにくい洗浄装置を構成することができる。
【0035】
続いて、本発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態の洗浄装置31と上述の第1実施形態の洗浄装置1との異なる点は、排気口の位置及び構成である。
なお、上述の洗浄装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0036】
図5は、本実施形態の洗浄装置31の遮蔽部32を、ワーク支持部4及び洗浄槽2等を省略して示す斜視図である。本実施形態の作業台3には、洗浄槽2と一体となる取付け穴3Bの周辺に、通気孔33Aを有するパンチングプレート33が配置されている。このパンチングプレート33によって、遮蔽部32の作業台3側の面に排気口32Aが形成されており、矢印で示すように、上部の流入口32Bから洗浄槽2の上方及び排気口32Aを通過して作業台3の下方に向かう空気の流れが遮蔽部32内に形成される。
【0037】
パンチングプレート33の通気孔33Aの形状は、図に示すような小円形でもよいし、略四角形の網目状でもよい。また、パンチングプレート33は、図5に示すように、遮蔽部32に囲まれた作業面3A全体に配置されてもよいし、取付け穴3B周辺の一定の範囲のみに配置されてもよい。さらに、パンチングプレート33を用いずに、作業面3Aに直接通気孔が形成されてもよい。
【0038】
本実施形態の洗浄装置31においても、上述の第1実施形態の洗浄装置1と同様の効果を得ることができる。
また、作業面3A上の通気孔33Aによって、遮蔽部32内の空気の流れが、流入口32Bから作業台3Aの下方に通過するように略直線状に形成されるので、遮蔽部32内で空気の流れの方向が変化することによる乱流等が発生する可能性が低く抑えられる。従って、よりワークに微小粒子等が付着しにくい洗浄装置を構成することができる。
【0039】
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば上述した各実施形態においては、作業台3及び隔壁14を備えた例を説明したが、これらは本発明に必須の構成要素ではなく、これらを有さずに洗浄装置が構成されてもよい。具体的には、ワーク支持部及び洗浄槽の上方も遮蔽部によって覆われており、遮蔽部の上面上にクリーンユニットが配置され、クリーンユニットの配置部位を流入口として遮蔽部内に清浄な空気が流入するような構成が一例として挙げられる。
また、洗浄装置をクリーンルーム等の清浄環境下に設置して使用すれば、クリーンユニットを備えない構成とすることもできる。
【0040】
さらに、上述した各実施形態においては、洗浄作業中継続して遮蔽部内に空気の流れが保持される例を説明したが、これに代えて、クリーンユニット、ファン等をコンピュータ等からなる制御部で制御することによって、微小粒子等が付着しやすい洗浄工程又はリンス工程後のみ遮蔽部内に空気の流れを発生させてもよい。
【0041】
加えて、上述した各実施形態においては、流入口が遮蔽部の上部に設けられ、排気口が遮蔽部の下部に設けられた例を説明したが、これには限定されず、例えば、左右又は前後の対向する面の、洗浄槽に近い部位にそれぞれ流入口と排気口が設けられ、洗浄槽の上方を通過する空気の流れが形成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の第1実施形態の洗浄装置を示す斜視図である。
【図2】同洗浄装置の遮蔽部の構成を示す斜視図である。
【図3】同洗浄装置を用いたワークの洗浄手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態の洗浄装置の遮蔽部の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態の洗浄装置の遮蔽部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
1、21、31 洗浄装置
2 洗浄槽
3 作業台
3A 作業面
4 ワーク支持部
6、22、32 遮蔽部
6B、22C、32B 流入口
6C、22B,32A 排気口
14 隔壁
15 クリーンユニット
24 ファン
33A 通気孔
W ワーク
F 洗浄液

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワークを洗浄する洗浄装置であって、
前記ワークを洗浄する洗浄液が充填される洗浄槽と、
前記ワークを支持して前記洗浄槽内の前記洗浄液の内部と外部とに移動させるワーク支持部と、
前記ワーク支持部の周囲を遮蔽し、外部の雰囲気から隔絶する遮蔽部と、
を備え、
前記遮蔽部は流入口と排気口とを有し、前記遮蔽部の内部に、前記流入口から前記洗浄槽の上方を通過して前記排気口に向かう空気の流れが形成されていることを特徴とする洗浄装置。
【請求項2】
前記ワークの洗浄における付帯作業を行うための作業面を有する作業台をさらに備え、
前記洗浄槽は、前記作業面よりも下方の位置で前記作業台と一体に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記遮蔽部の周囲及び上方を密閉する隔壁と、
前記隔壁の、前記流入口と対向する面に設けられ、前記隔壁内に流入する空気を清浄にするクリーンユニットと、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記排気口は、前記遮蔽部の前記作業台側の面に設けられており、前記作業面には、前記作業台の下方に空気を通過させる通気孔が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記排気口には、前記空気の流れを作り出すファンが配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の洗浄装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−6267(P2009−6267A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−170258(P2007−170258)
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】