説明

洗濯機用ダンパ

【課題】洗濯機用ダンパにおいて、水槽の支持に適した特性を得る。
【解決手段】油液及びガスを封入したシリンダ2内に、ピストンロッド4が連結されたピストン3を嵌装する。シリンダ2に固定したバネ受10とピストンロッド4に固定したバネ受11との間に第1及び第2バネ13、14を介装し、これらの間の中間バネ受12をシリンダ2の軸方向に沿って摺動可能に案内する。第1バネ13を角バネとし、そのバネ定数を第2バネよりも小さくする。脱水起動時(共振時)には、洗濯水の重量によってバネ定数の小さい第1バネ13が線間接触して固定されることにより、見かけ上のバネ定数が大きくなって水槽の揺れを効果的に抑制する。脱水が進み、洗濯水が減少すると(定常時)、線間接触による第1バネ13の圧縮位置の固定が解消されことにより、見かけ上のバネ定数が小さくなって水槽の高周波振動を効果的に吸収する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機の水槽を支持するための洗濯機用ダンパに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、全自動洗濯機等のドラム式洗濯機においては、地面と略水平の回転軸を有し、洗濯物が投入されるドラムを収容して回転可能に支持する略円筒状の水槽と、当該洗濯機の外郭をなす筐体との間にバネ及びダンパを介装し、これらのバネ及びダンパによって水槽を弾性的に懸吊することにより、ドラムの回転によって生じる振動を吸収、制振するようにしている。
【0003】
そして、例えば特許文献1には、ドラム式洗濯機の水槽を支持する洗濯機用ダンパとして、筒型の油圧ダンパにコイルバネを組合わせたものが記載されている。この洗濯機用ダンパは、ピストンロッドにコイルバネを巻装し、ピストンロッドとシリンダとの間にバネ力を付与して、水槽を弾性的に支持すると共に、ピストンロッドの伸縮に対して減衰力を付与するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−316989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
洗濯、濯ぎ及び脱水行程を自動的に実行する全自動ドラム式洗濯機においては、洗濯及び濯ぎ行程、あるいは、脱水行程の起動時(共振時)には、ドラムの回転速度が小さく、振幅の大きい低周波振動が発生する。一方、脱水行程において、ある程度回転速度が上昇すると(定常時)、振幅が小さくなり、高周波振動が発生する。
【0006】
これに対して、水槽を支持する洗濯機用ダンパは、共振時には、低周波、大振幅の水槽の揺れを押えるために大きな減衰力及びバネ力が要求され、定常時には、高周波の振動を吸収して筐体への振動の伝達を抑制するために、小さな減衰力及びバネ力が望まれる。
【0007】
本発明は、洗濯機の水槽を支持するのに適した特性への設計自由度を高めた洗濯機用ダンパを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明は、シリンダの一端から伸縮可能にロッドが延出され減衰力を発生するダンパ本体と、前記シリンダ及び前記ロッドの外周に設けられて、これらの間にバネ力を作用させるバネ手段とを備え、洗濯機の水槽と筐体との間に介装される洗濯機用ダンパであって、
前記バネ手段は、一端部が前記シリンダ側に連結されたコイルバネである第1バネと、一端部が前記ロッド側に連結されたコイルバネである第2バネと、前記第1、第2バネ間に介装されて軸方向に沿って移動可能に設けられた中間バネ受とを有していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る洗濯機用ダンパによれば、洗濯機の水槽を支持するのに適した特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の第1実施形態に係る洗濯機用ダンパの縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る洗濯機用ダンパの縦断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る洗濯機用ダンパの縦断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態に係る洗濯機用ダンパの縦断面図である。
【図5】本発明に係る洗濯機用ダンパが装着されたドラム式洗濯機の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態について、図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る洗濯機用ダンパ1は、有底円筒状のシリンダ2内に、ピストン3が摺動可能に嵌装されており、このピストン3によって、シリンダ2内がシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとの2室に画成されている。ピストン3には、本発明のロッドとしてピストンロッド4の一端部が連結されている。ピストンロッド4の他端側は、シリンダ2の開口部に装着されたロッドガイド5及びオイルシール6に挿通されて外部へ延出されている。そして、オイルシール6によって、シリンダ2とピストンロッド4との間がシールされて、シリンダ2内が密封されている。シリンダ2内には、適当量の油液及びガスが混在して封入され、ピストン3が油液中に浸漬されており、油液とガスとの境界には、フリーピストン等の画成部材は設けられていない。ピストン3には、シリンダ上下室2A、2B間を連通するオリフィス通路7が軸方向に沿って貫通されている。このように、シリンダ2、ピストン3、ピストンロッド4、ロッドガイド5、オイルシール6等により本発明のダンパ本体を構成する。
【0012】
シリンダ2の底部及びピストンロッド4の先端部には、ネジ部が形成された取付部8、9が設けられている。シリンダ2の底部の外周部すなわち取付部8の基部の外周部には、環状のバネ受10が固定されている。ピストンロッド4の先端部の外周部すなわち取付部9の基部の外周部には、環状のバネ受11が固定されている。また、これらのバネ受10、11の間には、円筒状の中間バネ受12が設けられ、中間バネ受12は、シリンダ2が挿入されてシリンダ2の外周部に沿って軸方向に摺動可能に案内されている。そして、シリンダ2に固定されたバネ受10と中間バネ受12との間に、圧縮コイルバネである第1バネ13が介装され、ピストンロッド4に固定されたバネ受11と中間バネ受12との間に圧縮コイルバネである第2バネ14が介装されている。中間バネ受12の両端部には、第1及び第2バネ13、14を受入れるためのテーパ状のリブを有する凹部15、16がそれぞれ形成されている。なお、中間バネ受12とシリンダ2との間の中間バネ受12側内周面には自己潤滑性を有する摺動部材を設けても良い。その場合には、中間バネ受12とシリンダ2との間の隙間により中間バネ受12が径方向に僅かにずれたとしても、摺動部材により緩衝することができ、騒音の発生を抑えることができる。
【0013】
第1及び第2バネ13、14は、シリンダ2とピストンロッド4との間にバネ力を作用させるバネ手段であり、ピストンロッド4を短縮させたとき、一方が所定の位置まで圧縮されて圧縮位置が固定され後、更に他方が圧縮されるようになっている。ここで、これらのコイルバネの圧縮位置を固定するストッパ手段は、コイルバネの線間接触でもよいし、また、バネの圧縮位置を規制する適当なストッパを設けてもよい。
【0014】
本実施形態では、第1バネ13は、バネ定数が第2バネ14よりも小さく、ピストンロッド4の短縮に対して、第1バネ13が線間接触によって圧縮位置が固定された後、更に第2バネ14が圧縮されるようになっている。また、第2バネ14が円形の断面形状を有する線材からなる通常のコイルバネであるのに対して、第1バネ13は、四角形の断面形状を有する線材からなる角バネであり、線間接触に対する耐性が高められている。第1バネ13の線材の表面に緩衝材を設けて、線間接触時の衝撃、騒音の発生を抑制するとよい。
【0015】
次に、図5を参照して、洗濯機用ダンパ1の洗濯機17への取付構造について説明する。
図5に概略的に示すように、洗濯機17は、ドラム式全自動洗濯機であり、地面G(設置面)に対して水平(ただし、水平でなくてもよく、例えば、地面に対して45度程度傾斜している場合もある)の回転軸を有し、洗濯物が投入されるドラム18が円筒状の水槽19内に回転可能に支持されて、モータMによって駆動されるようになっている。水槽19は、洗濯機17の外郭をなす矩形の筐体20内に、洗濯機用ダンパ1及びバネ21によって弾性的に懸吊されている。そして、給排水、洗濯、濯ぎ及び脱水等の各行程を適宜実行して自動的に洗濯を行う。
【0016】
洗濯機用ダンパ1は、シリンダ2側を上に、ピストンロッド4の突出側を下に向くように配置され、シリンダ2側の取付部8が水槽19側に、ピストンロッド4側の取付部9が筐体20側に、それぞれゴムブッシュ等(図示せず)を介して連結され、シリンダ下室2B内の油液によってオイルシール6のシール性を確保している。
【0017】
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
第1及び第2バネ13、14を備えた洗濯機用ダンパ1及びバネ21によって水槽19を筐体20内に弾性的に支持して、ドラム18の回転によって生じる振動を吸収及び制振する。洗濯機用ダンパ1では、ピストンロッド4の伸縮に伴うピストン3の移動に対して、シリンダ上下室2A、2B間で油液及びガスがピストン3のオリフィス油路7を通って流れ、その流通抵抗によって減衰力が発生する。
【0018】
このとき、ピストンロッド4の伸縮ストロークが低周波振動である場合、オリフィス通路7の流路面積に応じて大きな減衰力が発生し、高周波振動である場合には、オリフィス通路7を流通する油液の流速が速くなってエアレーションが発生し、気液混合状態でピストン部のオリフィス通路7を通過するため減衰力が低下する。これにより、ドラム18の回転速度が小さく、振幅の大きい低周波振動が発生する洗濯及び濯ぎ行程、あるいは脱水行程の起動時(共振時)には、大きな減衰力を発生して、水槽19の揺れを抑え、ドラム18の回転速度がある程度上昇して小振幅の高周波振動が発生する脱水行程においては(定常時)、小さな減衰力を発生して、水槽19の振動を吸収して筐体20に伝達しないようにすることができる。
【0019】
また、洗濯脱水容量(洗濯物を投入可能な最大の重さ)の洗濯物を入れた状態で給水完了した洗濯及び濯ぎ行程時には、水槽19に洗濯水が入っているため、その重量によって洗濯機用ダンパ1の第1バネ13が圧縮されて線間接触によって固定される。この状態では、第2バネ14のみによって水槽19を支持することになるので、見かけ上のバネ定数が大きくなり、水槽19の揺れを効果的に抑えることができる。その後、脱水行程に進む際に洗濯水を排出し、排水が完了した状態(洗濯物は水分を含む)である脱水行程の起動時には、水槽19の重量が軽くなり、第1バネ13が固定位置から伸長する。この状態では、線間接触による第1バネ13の圧縮位置の固定が解消されるので、第1及び第2バネ13、14によって水槽19を支持することになり、見かけ上のバネ定数が小さくなって水槽19の高周波の振動を効果的に吸収して筐体20に伝達し難くすることができる。なお、本実施形態では第1バネ13のバネ定数は第2バネ14よりも小さいものとしているが、バネ定数の関係を逆にしてもよい。
【0020】
このようにして、洗濯及び濯ぎ行程、には、減衰力及びバネ力を大きくして振動を抑制し、濯ぎや脱水行程で水が減少した状態では減衰力及びバネ力を小さくして振動を吸収することができ、洗濯機17の水槽19を支持するのに適した特性を得ることができる。その結果、各行程に応じて減衰力及びバネ力を調整することができ、振動、騒音の発生を効果的に低減することができる。
【0021】
次に本発明の第2実施形態について、図2を参照して説明する。なお、以下の説明においては、上記第1実施形態に対して、同様の部分には同一の参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0022】
図2に示すように、本施形態に係る洗濯機用ダンパ1Aでは、ピストン3に減衰力調整機構22が設けられている。減衰力調整機構22は、ピストン3に設けられた複数のオリフィス通路7A(1つのみ図示する)と、これらのオリフィス通路7Aの一部を開閉する環状のシャッタ23とを備えている。シャッタ23は、ピストン3の端部のオリフィス通路7Aの開口部に対向して配置されており、ピストンロッド4の外周部に取付けられたフランジ部24Aを有する円筒状のガイド部材24に沿って軸方向に一定の範囲で移動可能に案内されている。そして、シャッタ23がピストン3の端面に当接、離間することにより、複数のオリフィス通路7Aの一部を開閉する。
【0023】
これにより、ピストンロッド4のストロークがシャッタ23の移動範囲よりも小さい小振幅時には、シャッタ23がピストン3の端面に当接せず、複数のオリフィス通路7Aが開いた状態となるので、減衰力は小さくなる。ピストンロッド4のストロークがシャッタ23の移動範囲よりも大きい大振幅時には、ピストンロッド4の伸び行程時にシャッタ23がピストン3の端面に当接して複数のオリフィス通路7Aの一部を閉じて減衰力が大きくなる。その結果、ピストンロッド4のストロークが高周波、小振幅時には、上述のエアレーションの発生及びオリフィス通路7Aが開いた状態となることにより、小さい減衰力が発生し、低周波、大振幅時には、複数のオリフィス通路7Aの一部が閉じることにより、減衰力が大きくなる。
【0024】
次に本発明の第3実施形態について、図3を参照して説明する。なお、以下の説明において上記第2実施形態に対して、同様の部分には同一の参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0025】
図3に示すように、本実施形態に係る洗濯機用ダンパ1Bでは、中間バネ受25は、軸方向の寸法が小さく、第1バネ13Aを受ける凹部26に円筒状のガイドストッパ27が嵌合されて固定されている。ガイドストッパ27は、第1バネ13Aの一部を覆い、その先端部がシリンダ2に取付けられたバネ受10に当接することにより、第1バネ13Aが線間接触する前に、その圧縮位置を固定するストッパ手段として作用する。また、ガイドストッパ27は、第1バネ13Aの外周部を案内して、第1バネ13Aが座屈することなく円滑に伸縮できるようにしている。なお、本実施形態では、第1バネ13Aは、角バネではなく、第2バネ14と同様の円形断面を有する線材からなるコイルバネとなっている。また、このガイドストッパ27は、スプリング13Aが大径の場合にはその内側に設置してもよい。さらに、このガイドストッパ27は、バネ受10と接触した場合、衝撃を緩和するため、緩衝機能として例えばガイドストッパ27とバネ受10との接触部分にゴムを焼き付けたり、ガイドストッパ27の材質を樹脂にしても良い。
【0026】
次に本発明の第4実施形態について、図4を参照して説明する。なお、以下の説明において上記第3実施形態に対して、同様の部分には同一の参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0027】
図4に示すように、本実施形態に係る洗濯機用ダンパ1Cでは、中間バネ受28は、上記第1乃至第3実施形態に対して最もシンプルに構成されている。中間バネ受28は、一端に外側フランジ部を有する2つの円筒状の板材をフランジ部どうしが互いに当接するように組合わせたものである。また、第1バネ13Aは、ストッパによらず、線間接触によって圧縮位置が固定されるようになっている。
【0028】
なお、上記第1乃至第4実施形態において、シリンダ2側に配置された第1バネ13、13Aの圧縮位置を固定する代りに、ピストンロッド4側に配置された第2バネ14の圧縮位置を固定するようにしてもよい。また、第1、第2バネ13、13A、14は、複数のコイルバネを直列に配置したものとして、これらのバネの一部の圧縮位置を固定するようにしてもよい。さらに、これらのバネは、一体としてもよい。
【0029】
上記各実施形態では、中間バネ受を設けているが、この中間バネ受けの質量を調整することで、この質量をマスダンパとして作用させることも可能である。
上記第1乃至第4実施形態では、一例として油液によって減衰力を発生させる油圧ダンパに本発明を適用したものについて説明しており、この油圧ダンパが最も安定した特性を有し望ましいが、本発明は、これに限らず、ガス等の他の流体によって減衰力を発生させるもの、あるいは、摺動部材の摩擦力によって減衰力を発生させる摩擦ダンパ、その他、作動ロッドの伸縮に対して減衰力を作用させるものであれば、他の形式のダンパにも適用することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 洗濯機用ダンパ、2 シリンダ、3 ピストン、4 ピストンロッド(ロッド)、12 中間バネ受、13 第1バネ(バネ手段)、14 第2バネ(バネ手段)、17 洗濯機、19 水槽、20 筐体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダの一端から伸縮可能にロッドが延出され減衰力を発生するダンパ本体と、前記シリンダ及び前記ロッドの外周に設けられて、これらの間にバネ力を作用させるバネ手段とを備え、洗濯機の水槽と筐体との間に介装される洗濯機用ダンパであって、
前記バネ手段は、一端部が前記シリンダ側に連結されたコイルバネである第1バネと、一端部が前記ロッド側に連結されたコイルバネである第2バネと、前記第1、第2バネ間に介装されて軸方向に沿って移動可能に設けられた中間バネ受とを有していることを特徴とする洗濯機用ダンパ。
【請求項2】
前記中間バネ受は、前記シリンダの外周部に沿って摺動可能に案内されていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機用ダンパ。
【請求項3】
前記第1又は第2バネに、圧縮位置を固定するストッパ手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機用ダンパ。
【請求項4】
前記ストッパ手段は、前記第1又は第2バネを角バネとして、その線間接触によって圧縮位置を固定することを特徴とする請求項3に記載の洗濯機用ダンパ。
【請求項5】
前記バネ手段は、前記水槽内に洗濯脱水容量の洗濯物を入れた状態における給水完了時には、前記ストッパ手段によって前記第1又は第2バネの圧縮位置が固定され、その後、前記水槽内の水を排水した脱水行程の起動時には、前記ストッパ手段による圧縮位置の固定が解消されるようになっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の洗濯機用ダンパ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−115295(P2011−115295A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−273908(P2009−273908)
【出願日】平成21年12月1日(2009.12.1)
【出願人】(509186579)日立オートモティブシステムズ株式会社 (2,205)
【Fターム(参考)】