説明

液体シャンプー

【課題】
透明系液体シャンプーにおいて、従来増泡剤として用いられてきた脂肪酸ジエタノールアミドを用いず、広い温度領域で透明安定し、安全性、使用感、感触の更なる向上と、洗髪による髪の傷みを軽減する泡質に改良できる新しい組成の開発を課題とした。
【解決手段】
本発明の液体シャンプーは、ジエタノールアミンを遊離しないアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤のうち少なくも1種類を含有しその合計量が5.0重量%〜40.0重量%とラウロイルグルタミン酸を0.01重量%〜10.0重量%含有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として頭髪用洗浄料の組成に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の主に洗髪に使う液体シャンプーにおいては、豊かな泡立、使用感、感触、安全性に優れるものが要求されており、その組成においては、主洗浄基剤となるアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤の他に増泡剤と呼ばれる泡立ちを豊かにして洗髪中の指どおりを良くする組成物が含有されている。一般に液体シャンプーの組成は、主洗浄基剤となる洗浄剤にアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤、溶媒として水、増泡剤として使用感や感触の良さを考えた場合に脂肪酸ジエタノールアミドもしくは脂肪酸モノエタノールアミド、増粘剤とヘアコンディショニング剤にカチオン化セルロース、シリコンオイル、植物油脂、アミノ酸、プロテイン、その他成分にノニオン性界面活性剤、グリセリン、pH調整剤、香料、防腐剤、植物エキス、安定補助成分など、これらをそれぞれ必要に応じて含有したものである。
【0003】
この分野における以下の文献としては、特許文献1は広範囲のpH領域で安定した起泡増泡の安定のための改良として代表的な特許文献1の出願がある。特許文献2は増粘増泡についての出願であり(0005)段落にて脂肪酸ジエタノールアミドの好ましくない特徴についての指摘がある。また配合するそれぞれの薬品の特性については非特許文献1が知られている。
【0004】
【特許文献1】特許3524223
【特許文献2】特開2003−82386
【非特許文献1】日本化粧品成分表示名称事典(第2版) 薬事日報社
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の液体シャンプーの組成物のうち脂肪酸ジエタノールアミドは、低温摂氏4度から高温摂氏45度まで結晶析出が無く、使用感も良いことから透明系液体シャンプー及びパール剤を含有した懸濁シャンプーの両方に用いられる。
【0006】
一方、脂肪酸ジエタノールアミドの代替として用いられる脂肪酸モノエタノールアミドは、使用感は良いが低温で結晶析出する欠点があると特許文献1の(0003)段落で指摘されている。脂肪酸モノエタノールアミドを含有する場合、一般にパール剤を含有する懸濁シャンプーにして結晶析出を隠す処方が用いられる。透明系液体シャンプーに限定した場合、製品の外見上結晶析出する物質の含有はできない。よって従来の透明系液体シャンプーに増泡剤として使われていた物質は低温から高温で結晶析出しない脂肪酸ジエタノールアミドであった。
【0007】
従来技術の問題点として、主に透明系液体シャンプーにおいて増泡剤として含有される脂肪酸ジエタノールアミドは低温から高温まで結晶析出が無く、使用感も良い。しかし亜硝酸塩との反応により発ガン性物質ニトロソアミンを生じる可能性のある物質として特許文献2の(0005)段落で指摘されている。また脂肪酸モノエタノールアミドは低温で結晶析出の問題があり、透明系液体シャンプーには配合できない。脂肪酸ジエタノールアミドや脂肪酸モノエタノールアミドの代替となる組成物で、低温でも結晶析出せず安全性の高い増泡剤が特許文献1で提案されているが洗髪後の感触にきしみ感があり、泡質もクリーミーさに欠けることが問題点である。また従来からの透明系液体シャンプーにおいては、脂肪酸ジエタノールアミドを含有しなければ、泡立ち、洗髪時の指どおり、髪の感触において製品として好ましい性能を発揮できないことが知られており、脂肪酸ジエタノールアミドを含有せずに広い温度領域で透明安定して、安全性、使用感、感触に優れ、かつ加水分解して遊離するジエタノールアミンを含まないシャンプーの組成に関する出願はこれまでになかった。
【0008】
また従来要求されてきた豊かな泡立ちは、洗髪時に髪同士がこすれあうことを考慮し、きめ細かなクッション性のあるクリーミーですべりの良い泡質に改良しなければならなかった。
【0009】
本発明は上記課題を解決し、高性能な製品を安心して使用する為に増泡剤に加水分解してジエタノールアミンを遊離する可能性のある脂肪酸ジエタノールアミドを含有せずに広い温度領域で透明安定して、安全性、使用感、感触の更なる向上と、洗髪による髪の傷みを軽減する為に泡質をクッション性のあるきめ細かいクリーミーな泡質に改良することができる新しい組成の開発を課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために本発明の液体シャンプーは、遊離するジエタノールアミンを生じないアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤のうち少なくも1種類を含有しその合計量が5.0重量%〜40.0重量%とラウロイルグルタミン酸を0.01重量%〜10.0重量%含有することを特徴とする。
【0011】
本発明に用いられる界面活性剤及び組成物は、ジエタノールアミン及びジエタノールアミン塩、及び反応副成物としてジエタノールアミンを含有する可能性のあるトリエタノールアミン及びトリエタノールアミン塩を全く含まないものである。例えば本発明に用いられるアニオン性界面活性剤は、脂肪酸、アシル乳酸、N−アシルグルタミン酸、N−アシルメチルアラニン、N−アシルメチルタウリン、N−アシルアラニン、N−アシルサルコシン、アルカンスルホン酸、α−オレフィンスルホン酸、アシルイセチオン酸、アルキルグリシジルエーテルスルホン酸、アルキルスルホコハク酸、アルキルスルホ酢酸、N−アシルメチルタウリン、アルキル硫酸、アルキルエーテル硫酸、アルキルアリールエーテル硫酸、脂肪酸モノグリセリド硫酸、ラウリル硫酸、アルキルリン酸、アルキルエーテルリン酸、アシル加水分解シルク、N−アシルアスパラギン酸、アルキルエーテル酢酸、ラウリルエーテル酢酸、N−アシル−β−アラニン、N−アシル加水分解酵母、N−アシル加水分解トウモロコシたん白、N−アシル加水分解バレイショたん白、N−アシルグリシン、アシルエチルエステルスルホン酸、アシル加水分解カゼイン、アシル加水分解ケラチン、アシル加水分解コラーゲン、アシルジアミノエチルグリシン、アシルスレオニン、アシルアミノ酸など、及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、マグネシウム塩、ピロリドンカルボン酸塩などが好ましく、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩は好ましくない。また本発明に用いられる両性界面活性剤は、例えば2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン、N−アシル−N’−カルボキシメトキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミン、N−アシルアルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン、アルキルアミノプロピオン酸、アルキルイミノジプロピオン酸、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルプロピオン酸、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−プロピルスルホン酸、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−(2−ヒドロキシプロピル)スルホン酸、N−脂肪酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−(2−ヒドロキシプロピル)スルホン酸、ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルメチルグリシンなど、及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、マグネシウム塩、ピロリドンカルボン酸塩などが好ましく、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩は好ましくない。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、脂肪酸ジエタノールアミド、ジエタノールアミン及び加水分解して遊離するジエタノールアミンを含まない組成の液体シャンプーで従来品より安全性が向上された。また広い温度領域で透明安定することから、製品に対する信頼性が損なわれず使用感、感触が従来品より向上された。さらに泡質において、クッション性があり、きめ細かな髪のすべりを良くする泡質に改良された。泡質が改良されたことで洗髪時の、髪同士こすれあいによる髪の傷みを軽減できる。本発明の液体シャンプーは、これらの優れた効果を持つシャンプーで安心して使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明に先立って試作した透明系液体シャンプーを下記に示す。
主洗浄基剤である洗浄剤にアニオン性界面活性剤としてラウロイルアスパラギン酸Na(6.5重量%)ラウレス−5酢酸Na(3.0重量%)ラウロイル加水分解シルクNa(2.0重量%)、両性界面活性剤としてココアンホ酢酸Na(3.6重量%)、溶媒として水(78.05重量%)、増泡剤としてコカミドMEA(0.5重量%)、増粘剤及びヘアコンディショニング剤としてポリクオタニウム−10(0.5重量%)、その他成分としてグリセリン(5.0重量%)pH調整剤としてクエン酸(0.05重量%)香料(0.1重量%)防腐剤としてメチルパラベン(0.2重量%)植物エキスとしてダイズ発酵エキス(0.2重量%)リンゴエキス(0.1重量%)安定補助成分としてエチドロン酸(0.2重量%)から成る組成のシャンプーを調製した。試作した透明系液体シャンプーの特徴は、増泡剤に脂肪酸ジエタノールアミドの代替物として脂肪酸モノエタノールアミドであるコカミドMEAを用いたことであり結晶析出のことを考え配合量を0.5重量%と少なくした。
【0014】
上記、試作品透明系液体シャンプーの保存試験を低温摂氏4度にて実施した。結果としては、結晶析出があり透明系液体シャンプーとして製品化できないことがわかった。
【0015】
本発明の実施の一例をもとに以下最良の実施の形態を詳細に説明する。
【実施例】
【0016】
本発明による液体シャンプーの組成例を下記に示す。
主洗浄基剤である洗浄剤にジエタノールアミンを遊離しないアニオン性界面活性剤としてラウロイルアスパラギン酸Na(6.5重量%)ラウレス−5酢酸Na(3.0重量%)ラウロイル加水分解シルクNa(2.0重量%)、ジエタノールアミンを遊離しない両性界面活性剤としてココアンホ酢酸Na(3.6重量%)、溶媒として水(75.55重量%)、増泡剤としてラウロイルグルタミン酸(3.0重量%)、増粘剤及びヘアコンディショニング剤としてポリクオタニウム−10(0.5重量%)、その他成分としてグリセリン(5.0重量%)pH調整剤としてクエン酸(0.05重量%)香料(0.1重量%)防腐剤としてメチルパラベン(0.2重量%)植物エキスとしてダイズ発酵エキス(0.2重量%)リンゴエキス(0.1重量%)安定補助成分としてエチドロン酸(0.2重量%)から成る組成の透明系液体シャンプーを調製した。
【0017】
本発明の組成物としては、従来から増泡増粘剤などに使用されていた脂肪酸ジエタノールアミドや脂肪酸モノエタノールアミドは全く配合せず、増泡剤としては非特許文献1の635項で皮膚コンディショニング剤として紹介されているラウロイルグルタミン酸を配合した。従来ラウロイルグルタミン酸は一般にスキンケア製品に配合されていた組成物であり、配合する目的は起泡ではなく皮膚のコンディションを整えるものであった。
【0018】
本発明シャンプーの組成物においては、次の追加成分を必要に応じて用いることができる。追加成分としては、シリコンオイル、植物油脂、植物エキス、植物エキス抽出溶剤、セラミド類などである。
【0019】
本出願人は従来シャンプーの増泡剤としては脂肪酸ジエタノールアミドや脂肪酸モノエタノールアミドを利用していたが、安全性と透明安定性の観点からその代替物を色々な薬品について試行錯誤的に配合を繰り返しながら研究しているうちに、ラウロイルグルタミン酸が増泡剤として有用であることを見出し、従来から利用されている増泡剤を含まず泡質も向上した新しい組成のシャンプーを完成させた。
【0020】
本発明において、ラウロイルグルタミン酸の含有量は0.01重量%から10.0重量%であり、特にアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤と調製する場合は0.5重量%から4.0重量%が好ましい。0.01重量%未満では泡質、髪の感触が不十分で10.0重量%をこえて含有すると液体シャンプーへの含有困難となり、製品として良好な品質が得られにくい。
【0021】
本発明の液体シャンプーにおいて、代表的な従来のシャンプーとの比較のために下記の試験を行った。
【0022】
評価対象として用いた従来からの透明系液体シャンプーの代表的な処方を下記に示す。
主洗浄基材である洗浄剤はアニオン性界面活性剤のココイルグルタミン酸TEA(14.0重量%)、溶媒として水(78.0重量%)、増泡剤としてコカミドDEA(5.5重量%)、増粘剤及びヘアコンディショニング剤としてポリクオタニウム−10(0.5重量%)、その他成分としてノニオン性界面活性剤のポリソルベート20(1.0重量%)pH調整剤として水酸化Na(0.3重量%)防腐剤としてフェノキシエタノール(0.5重量%)植物エキスとしてセイヨウキズタエキス(0.1重量%)ローズマリーエキス(0.1重量%)から成る組成のシャンプーである。
【0023】
試験1として、本発明シャンプー及び従来シャンプーを平成17年10月4日から平成18年10月3日まで1年間低温摂氏4度、室温、高温摂氏45度、にて保存試験を実施した。結果として、低温摂氏4度、室温、高温摂氏45度、共に結晶析出せず透明安定していることを確認した。
【0024】
試験2として、泡立ち試験を本発明シャンプーと従来シャンプーのそれぞれ3%水溶液で試験管にて実施した。使用した試験管は、市販の硬質ガラス製、内径16ミリ高さ179ミリのものである。両シャンプー3%の水溶液を試験管の底面より高さ5.7cmに合わせ30回振盪し、2分後に泡にならず残った水溶液の液面の高さと泡最上部の高さを試験管底面より、泡最上部の高さを液面より計測した。計測結果は以下の通りである。試験管底面より液面の高さは、本発明シャンプー4.9cm従来シャンプー5.1cmであった。試験管底面より泡最上部の高さは、本発明シャンプー14.0cm従来シャンプー14.2cmであった。液面からの泡最上部の高さは、本発明シャンプー9.1cm従来シャンプー9.1cmであった。以上の計測結果より、液面が本発明シャンプーの方が低かったことは従来シャンプーに比べて多くの水溶液が起泡されていることの証明である。さらに液面からの泡の高さは同じであることから泡立ちは同等であり、起泡された水溶液の量が本発明シャンプーの方が多かったことから、本発明シャンプーの泡密度は濃く細かな泡であると考えられる。よって本発明シャンプーは、泡立ちは従来シャンプーと同等であり、泡質は密度の濃い細かい泡であるといえる。本発明シャンプーの泡質は密度が濃く細かなクリーミーな泡質であることから、クッション性があり洗髪時における髪のこすれ合いによる髪の傷みを軽減するものであり試験3の官能試験での評価を裏付けるものと考える。
【0025】
試験3として、上記に示した本発明シャンプーと従来シャンプーの官能評価を美容師が実施し本出願人が聞き取り調査した。官能評価は以下の通りである。本発明シャンプーは従来シャンプーに比べ、塗布時のシャンプーの広がりは良好、塗布時の泡立ちは良好、泡立て時の泡立ちは良好、洗髪時の泡の量は良好、泡の持ちは良好、泡立て時の指どおりは良好、流し時の指どおりは良好、流し時の髪のなめらかさは良好、流し時の泡切れは早い、ドライ時の髪の柔らかさは良好、ドライ時の髪のなめらかさは良好であった。さらに泡質に関して従来液体シャンプーよりきめ細かく上質の泡質であること、洗髪中の指どおりに関して従来シャンプーより髪のすべりが良好であることが別途評価された。
【0026】
またシャンプーの使用感、感触については以下の通りである。本発明液体シャンプーは従来液体シャンプーに比べ、頭皮にはさっぱり感があり、髪はしっとりとしたサラサラな感触になり、指どおりが優れている。さらに洗髪後の髪に艶があることも指摘された。以上の評価より従来の液体シャンプーより優れている結果となった。
【0027】
さらに使用感において、シャンプー流し時に額や首筋にぬめり感が残らないことが分かった。従来シャンプーにおいては、使用感、特に洗髪時における指どおりを良くする為に配合された脂肪酸ジエタノールアミドもしくは脂肪酸モノエタノールアミドにより、ぬめり感が生じているものと思われる。本発明の液体シャンプーでは、このぬめり感は生じない。
【0028】
さらに従来シャンプーより泡切れが早く、すすぎ時間が短いことも分かった。これは上記ぬめり感が少ないことに連動されていることと思われる。これらの官能的使用感は、増泡剤にラウロイルグルタミン酸を含有した効果であると思われる。
【0029】
本発明の液体シャンプーにおいては、従来の透明系シャンプーに含有されている脂肪酸ジエタノールアミド及びジエタノールアミンを全く含まず、さらに配合の組成物から遊離するジエタノールアミンを全く生ずることなく、経皮吸収されるジエタノールアミンの危険性を排除したジエタノールアミンフリーの液体シャンプーであり、低温でも透明安定性に優れ、かつ従来シャンプーと同等以上の使用感、感触、泡質を完成したものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
頭髪に使う液体シャンプーにおいて、ジエタノールアミンを遊離しないアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤のうち少なくも1種類を含有しその合計量が5.0重量%〜40.0重量%とラウロイルグルタミン酸を0.01重量%〜10.0重量%含有することを特徴とする液体シャンプー。

【公開番号】特開2008−127339(P2008−127339A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−315070(P2006−315070)
【出願日】平成18年11月22日(2006.11.22)
【特許番号】特許第3997530号(P3997530)
【特許公報発行日】平成19年10月24日(2007.10.24)
【出願人】(306039670)有限会社ユービ (1)
【Fターム(参考)】