説明

測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法

【課題】簡易な構成、方法によって、乗客コンベア各所における変位を測定する測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法を提供することができる。
【解決手段】アクチュエータ2aを備える筒状の本体部2と、本体部2の一端に設けられ、アクチュエータ2aによって伸縮自在とされる可動部3と、可動部3に取り付けられ可動部の伸縮を測定する変位測定手段4と、本体部2の他端に設けられ、可動部3が伸縮することによって掛かる荷重を測定する荷重測定手段5と、アクチュエータ2aを制御する制御手段6とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗客コンベア各所における変位を測定する測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、様々な場所に乗客コンベア(この「乗客コンベア」は例えば、「エスカレータ」や「動く歩道」を含むものであり、以下では、「エスカレータ」を例に挙げて説明することから、適宜「乗客コンベア」を「エスカレータ」と表わす。)を設置することが多くなってきた。エスカレータが設置されると、現地で欄干やスカートパネルの強度に関する試験検証やスカートパネルの内部に設けられているスカートパネルスイッチの動作力測定が行われる。これらは例えば、乗客コンベアの設置会社が定める値に合致するかが測定される。
【0003】
具体的にこれらの試験検証や動作力測定は、欄干やスカートパネルに予め定められた荷重を掛けた際に、外側に押し広げられた欄干やスカートパネルの押し広げ量が所定の範囲内に収まっているか、或いは、スカートパネルに荷重を掛けたときにスカートパネルスイッチが所定の荷重でONとなるか、を測定することによって行われる。
【0004】
荷重を加える方法としては、人力で欄干等に荷重を掛ける方法がある。また、人力ではなく欄干やスカートパネルに荷重を掛ける装置として、以下の特許文献1に記載の乗客コンベアのスカートガードスイッチ動作力測定装置が開示されている。この測定装置は、スカートガードのステップ側に一端が当接する測定具と、他方が測定具の他端に当接する押圧力付与手段とを備えている。そして、この押圧力付与手段は、スカートガードのステップ側に当接するとともにねじ棒を備えた押圧子と、このねじ棒と螺合し、回動に応じ移動して測定具を押圧する押圧体とからなる。
【特許文献1】特開10−109873号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、人力によって荷重を掛ける方法は、掛けた荷重や掛かった荷重によって押し広げられた測定対象物の押し広げ量等の数値に関して客観的なデータとして取得することは困難であり、測定値の信憑性に欠けるといった弊害が指摘される。
【0006】
また、特許文献1に開示された発明によれば、押圧子(ねじ棒)が回動することで徐々に欄干等を押し広げていくが、この回動に伴って押圧子の位置が測定位置からずれてしまうことも考えられる。さらに、測定具にバネ等の弾性体を使用する場合には、試験検証、動作力を測定するたびに、例えば、その弾性体が持つバネ定数等一定の値を用いて加えた荷重を計算することになる。この一定の値は、弾性体の状態が変化していないことを前提とした値であって、測定時にみると一定であるはずの値が弾性体の状態によっては変化してしまうことも考えられる。こうなるといくら測定しても確かな値を得ることはできず、測定の不確かさから測定値の信憑性欠如ということにもなりかねない。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、簡易な構成、方法によって、乗客コンベア各所における変位を測定する測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、測定装置において、アクチュエータを備える筒状の本体部と、本体部の一端に設けられ、アクチュエータによって伸縮自在とされる可動部と、可動部に取り付けられ可動部の伸縮を測定する変位測定手段と、本体部の他端に設けられ、可動部が伸縮することによって掛かる荷重を測定する荷重測定手段と、アクチュエータを制御する制御手段とを備える。
【0009】
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、測定装置を使用した変位測定方法において、測定対象の測定位置の長さに合わせて測定装置に継ぎ手を取り付けるステップと、測定位置に測定装置の先端部を当接させて取り付けるステップと、測定位置に測定装置が適切に取り付けられているかを測定、確認するステップと、測定位置である測定装置の取り付け位置における位置を基準位置として変位測定手段及び荷重測定手段を調整するステップと、測定装置の可動部をアクチュエータによって伸張し測定対象に対して荷重を付加するステップと、荷重が規定された値になったときに測定対象の変位を取得するステップとを備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、簡易な構成、方法によって、乗客コンベア各所における変位を測定する測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
本発明の実施の形態に係る測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法について図1ないし図3を利用して説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態に係る測定装置1を示す全体図である。測定装置1は、図示しないアクチュエータ2aをその内部に備える筒状の本体部2と、本体部2の一端に設けられ、アクチュエータ2aによって伸縮自在とされる可動部3と、可動部3に取り付けられ可動部の伸縮を測定する変位測定手段4と、本体部2の他端に設けられ、可動部3が伸縮することによって測定対象物に掛かる荷重を測定する荷重測定手段5と、アクチュエータ2aを制御する制御手段6とを備える。
【0014】
本体部2は、筒状に形成されている。但し、この筒状の形状は、可動部3を駆動するためのアクチュエータ(図1において図示せず)2aを収めることができる形状であれば、円柱状、四角柱状等、どのような形状であっても構わない。
【0015】
本体部2の内部に収められているアクチュエータ2aは、測定対象である乗客コンベアの欄干やスカートパネル(以下、まとめて「欄干等」という)に荷重を掛ける際に用いられる可動部3を駆動するためのものである。アクチュエータ2aは、可動部3を本体部2の長辺方向に伸縮させる。可動部3を駆動する方法として、油圧、空気圧、機械式、或いは電動、手動を問わない。なお、本発明の実施の形態においては、後述する制御手段6からの指示に基づいて電動で可動部3を駆動する。
【0016】
可動部3は上述したように本体部2のアクチュエータ2aによって駆動され、測定対象である欄干等に荷重を掛ける。荷重を掛ける位置に対しては、可動部3の先端部が直接欄干等に接触する。また、この先端部には別途押し当て部3aが設けられていても良い。図1に示す可動部3には、押し当て部3aとして薄い平らな板が取り付けられている。この押し当て部3aを垂直に測定位置に当接させることによって、可動部3からの荷重が確実に無駄なく測定対象に掛かる。
【0017】
なお、本発明の実施の形態においては、押し当て部3aとして上述したように薄い平らな板を可動部3の先端部に取り付けているが、押し当て部3aの形状は、測定対象に合わせて平板ではなく凹状の部材等、荷重を確実に測定対象に伝える形状であればどのような形状であっても良い。
【0018】
本体部2及び可動部3にはさらに、変位測定手段4が設けられている。この変位測定手段4は、可動部3の所定の位置に固定されている変位検出片4aと、本体部2に固定されており伸縮可能な先端部が常に変位検出片4aに当接し、可動部3の変位を測定する測定部4bとから構成される。
【0019】
変位検出片4aは、例えば可動部3に固定された平板であり、アクチュエータ2aを介して可動部3が駆動されるに伴って移動する。測定部4bは、その先端部が変位検出片4aに常に当接するように構成されている。従って、可動部3(変位検出片4a)が移動するのに伴って測定部4bの先端部も追随して動く。この先端部の移動距離を測定すれば可動部3の変位を把握することができる。なお、この測定部4bは後述する表示手段7と接続されており、測定部4bが測定した可動部3の変位を表示手段7に表示させる。
【0020】
本体部2を挟み可動部3の反対側には、荷重測定手段5が設けられている。この荷重測定手段5は、可動部3が駆動して測定対象に対して掛けられた荷重を測定するためのものである。この荷重測定手段5の先端部には、可動部3同様、押し当て部5aが設けられていても良い。この押し当て部5aは、可動部3の押し当て部3aが接する欄干等に対向する位置にある欄干等に当接する。なお、押し当て部5aの形状については、上述したように測定対象に加えられた荷重を確実に測定することのできる形状であればどのような形状であっても良い。
【0021】
アクチュエータ2aは、制御手段6によって制御される。制御手段6には、図1にも示されているように電源のON/OFFスイッチ6aと可動部3の伸縮させるための伸縮スイッチ6bとが設けられている。
【0022】
測定装置1には、さらに表示手段7が接続されている。この表示手段7は可動部3の変位の値及び、可動部3を駆動して測定対象に荷重を掛けた際の、その加えられた荷重の値を表示する。なお、本発明の実施の形態においては制御手段6と表示手段7とを別の手段として説明したが、両者が一体化した態様で測定装置1と接続されていても良い。
【0023】
また、本体部2と荷重測定手段5との間には、測定対象に合わせて継ぎ足すことのできる継ぎ手8が脱着可能に設けられている。この継ぎ手8は使用しないこともでき、或いは、使用する場合であっても測定対象の可動部3の押し当て部3aから荷重測定手段5の押し当て部5aまでの長さに応じて適した継ぎ手8を測定装置1に装着することができる。そのため、予め長さの異なる継ぎ手8が複数用意されている。図1では継ぎ手8を測定装置1に装着した状態を示している。
【0024】
次に、測定装置1を使用して乗客コンベア各所における変位を測定する変位測定方法について、図2のフローチャート、図3を利用して以下説明する。
【0025】
図2は、測定装置1を使用しての測定方法の流れを示すフローチャートである。まず、測定対象を特定する。ここでは欄干やスカートパネルの強度測定やスカートパネルスイッチの動作力測定を念頭に置いている。欄干の強度測定の場合には、図3に示すような位置に測定装置1を設置することになる。
【0026】
なお、図3は、測定装置1を使用して欄干の強度を測定している状態を示す図である。測定装置1は、その可動部3の押し当て部3aと荷重測定手段5の押し当て部5aが直接欄干21に当接しており、可動部3が伸張することによって押し当て部3aが接触する欄干21に荷重を掛けている。測定装置1の制御手段6及び表示手段7は踏段22上に載置されている。踏段22の両側には、向かい合うようにしてスカートパネル23が設けられている。
【0027】
一方、スカートパネルの強度測定やスカートパネルスイッチの動作力測定の場合には、測定装置1を可動部3の押し当て部3aと荷重測定手段5の押し当て部5aが互いに対向する位置に設けられているスカートパネル23に当接する位置に設置する(図示せず)。
【0028】
測定対象が決定したら、測定装置1を設置する測定個所に合わせて継ぎ手8を選択し取り付ける(ST1)。例えば、乗客コンベアにおいても1つの踏段に1人乗るのか、2人乗るのかによって両欄干間の長さは異なる。この長さの相違に適切に対応することのできる継ぎ手8を選択する。
【0029】
継ぎ手8を測定装置1に装着した後(或いは装着しないまま)、予め定められている測定装置1を当てる位置(測定位置)に可動部3の押し当て部3aと荷重測定手段5の押し当て部5aを当てる(ST2)。この際、押し当てた測定対象が変形しない程度に可動部3を伸張する。この状態では、測定装置1が落下せずに測定位置にとどまることができる。そして、この状態で測定装置1の水平度を測定する(ST3)。
【0030】
水平度の測定には、図3に示すような水準器9を使用する。本発明の実施の形態においては、測定装置1の構成要素として水準器9を含めず別体としているが、予め測定装置1内に組み込んでおくことも可能である。
【0031】
水準器9を使用して測定装置1が測定対象に対して水平であることを確認したら、次に押し当て部3a及び押し当て部5aが隙間なく測定位置に接触しているかを確認する(ST4)。例えば、図1或いは図3に示すように、押し当て部3a、押し当て部5aに平板を使用した場合、欄干21の測定位置が湾曲していない限り両押し当て部を欄干21に密着させることが可能である。両押し当て部を欄干21に密着させることができれば、測定装置1は欄干に直角の位置に設置されたことが明確になる。
【0032】
このステップ(ST3及びST4)は、いわゆる「芯出し」といわれるステップであり、このように測定装置1を測定対象に対して水平、直角に設置することで、適切に測定対象物に荷重を掛けることができ、より正確な変位を測定することが可能となる。また、水準器9という簡易な器具を使用したり押し当て部と測定位置との間の隙間を確認するだけとすることで、従来のように先端に重りを付けた糸を測定装置から垂らして芯出しを行う必要がなく、簡易に測定装置1を測定位置に設置することができる。
【0033】
上述したようにこれまでのステップによって、測定装置1は測定対象を変位させておらずしかも落下せずに測定位置にとどまっている。そこで、この状態を基準位置として、変位測定手段4を調整する(ST5)。例えば、この基準位置を0点とするように調整する。さらに、荷重測定手段5もこの基準位置を0点とするように調整する(ST6)。このように変位測定手段4及び荷重測定手段5を調整することによって、可動部3を駆動して荷重を掛けた場合に変位及び掛けた荷重が明確に認識可能となる。
【0034】
そして、アクチュエータ2aを伸張させて可動部3を駆動し、測定対象に対して荷重を掛ける(ST7)。掛ける荷重は乗客コンベアの設置者等によって予め規定されており、その規定値に達するまで荷重が加えられる(ST8)。加えられた荷重は荷重測定手段5によって測定され表示手段7に表示される。また、表示手段7には測定対象に対して荷重を掛けたことによる変位が変位測定手段4によって測定される。
【0035】
規定の荷重が加えられた場合(ST8のYES)、その荷重での変位を表示手段7から読み取り記録する(ST9)。この記録は、測定対象における変位が適切な値を示しているかを判断する際の基となるものである。その後、アクチュエータ2aを動かして可動部3を縮めて戻す(ST10)。
【0036】
図3は、測定対象である欄干21に測定装置1を設置して可動部3を伸張した状態を示している。図3にも表われているように、一対の欄干21,21の両方が垂直な位置から外側に向けて傾いている。この状態で欄干の垂直な位置からの変位Dが変位測定手段4によって測定される。
【0037】
なお、通常、変位は対向する測定対象に等しく生ずるものである。すなわち、可動部3が当接する測定位置において現われた変位量は、荷重測定手段5が当接する測定位置において現われる変位量と等しい。そのため、変位測定手段4によって測定され表示手段7に表示される変位Dの値は、実際に測定される変位量の2倍の値となる。そこで、表示手段7にあっては、実際に測定された変位量を予め半分にして表示させるようにしても、或いは、実際に測定された変位量をそのまま表示させるようにしても良い。
【0038】
このような構成を採用する測定装置1を測定対象である欄干等に設置し、測定することで、簡易な構成、方法によって、乗客コンベア各所における変位を測定することのできる測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法を提供することができる。
【0039】
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0040】
例えば、これまでは測定装置が測定位置に対して可動部を伸張することで対向する位置にある測定対象に対して測定対象を変位させない状態で突っ張った状態を維持し、これによって測定装置が落下せずに測定することを前提として説明を行ってきたが、測定対象を変位させない状態で測定装置の測定位置に保持しておくことが困難な場合は、測定装置1を台に載せて測定しても良いことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施の形態に係る測定装置を示す全体図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る測定装置を使用しての測定方法の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態において測定対象である欄干に測定装置を設置して可動部を伸張した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0042】
1 測定装置
2 本体部
3 可動部
3a 押し当て部
4 変位測定手段
4a 変位検出片
4b 測定部
5 荷重測定手段
5a 押し当て部
6 制御手段
6a ON/OFFスイッチ
6b 伸縮スイッチ
7 表示手段
8 継ぎ手
9 水準器
21 欄干
22 踏段
23 スカートパネル
D 変位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクチュエータを備える筒状の本体部と、
前記本体部の一端に設けられ、前記アクチュエータによって伸縮自在とされる可動部と、
前記可動部に取り付けられ前記可動部の伸縮を測定する変位測定手段と、
前記本体部の他端に設けられ、前記可動部が伸縮することによって掛かる荷重を測定する荷重測定手段と、
前記アクチュエータを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする測定装置。
【請求項2】
前記変位測定手段、前記荷重測定手段が測定した測定値を表示する表示手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記本体部と前記荷重測定手段との間に脱着可能な継ぎ手を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測定装置。
【請求項4】
前記可動部の先端部、或いは、前記荷重測定手段の先端部には測定対象と当接する押し当て部が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の測定装置。
【請求項5】
前記本体部に水準器を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の測定装置。
【請求項6】
測定対象の測定位置の長さに合わせて測定装置に継ぎ手を取り付けるステップと、
前記測定位置に前記測定装置の先端部を当接させて取り付けるステップと、
前記測定位置に前記測定装置が適切に取り付けられているかを測定、確認するステップと、
前記測定位置である前記測定装置の前記取り付け位置における位置を基準位置として変位測定手段及び荷重測定手段を調整するステップと、
前記測定装置の可動部をアクチュエータによって伸張し前記測定対象に対して荷重を付加するステップと、
前記荷重が規定された値になったときに前記測定対象の変位を取得するステップと、
を備えることを特徴とする測定装置を使用した変位測定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−18370(P2010−18370A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−179039(P2008−179039)
【出願日】平成20年7月9日(2008.7.9)
【出願人】(390025265)東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Fターム(参考)】