説明

湿気検出モジュールおよび受信装置

本発明は、ナプキンの水分状態を監視するための湿気検出モジュールに関する。モジュールは、感湿センサと、センサを覆う不透水層とを備える。不透水層は、人がナプキンを使用する間、人の皮膚に対向するナプキン表面に取り付けられ、感湿センサがナプキン表面に接するように構成されている。湿気検出モジュールは、RFタグとして動作するRLC回路であり、湿気情報を離れた読み込み装置へ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、感湿センサを有するナプキンの水分状態を監視するための湿気検出モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
そのような湿気検出モジュールは、例えば、欧州特許公報EP1114313から公知である。当該公報には、電磁的応答要求フィールド(electromagnetic interrogation field)と協働して局所的な湿気情報を非接触的手法により読み込み装置に送信するシステムおよび電子感知器が開示されている。
【0003】
そのような湿気検出モジュールの応用により、失禁症状のためにナプキンを着けている人々、例えば高齢者に対するより効率的な治療が可能になり、とくに、これらの人々が、ナプキンがぬれていることを認識できない、または看護師に知らせることが困難であることにより、現在着けているナプキンの取り換えが必要であることを積極的に表示できない場合に効率的である。
【0004】
ナプキンの水分が検出されると、読み込み装置は警報信号を発生させ、患者のナプキンを取り換えなくてはいけないことを看護や介護の専門家に認識させることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、実際には、水分の検知が適切なナプキン交換の必要性を反映するとは限らないので、このような湿気検出モジュールの使用が非効率的なナプキンの使用や余計な交換動作につながることがある。例えば、ナプキンの吸収性能を最小限しか利用していない場合である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、プレアンブルに記載の湿気検出モジュールであって、上述した問題に対処するものを提供することを目的とする。特に、本発明はナプキン交換の必要性をより的確に示す湿気検出モジュールを提供することを目的とする。そのために、湿気検出モジュールは、センサを覆う不透水層をさらに備え、不透水層は、人がナプキンを使用する間、人の皮膚に対向するナプキン表面に取り付けられ、感湿センサがナプキン表面に接するように構成されている。
【0007】
センサをカバーし、使用中にナプキンの皮膚側表面に取り付けられる不透水層を設けることにより、モジュールは、モジュールの下方のナプキン材料を介してのみ水分がセンサに到達できるように構成されている。人の皮膚に接触するナプキンの表面の水分はモジュールを通ることができないので、センサは、不透水層によってカバーされた表面の下方のナプキン材料を通ってしみだした水分を検知し、より確実な情報を好適に提供することができる。結果として、ナプキンの吸水性能が少なくとも部分的に使われたときだけ水分検知が行われることになり、ナプキン交換の必要性をより的確に示す湿気検出モジュールを実現することができる。
【0008】
国際公開公報WO2006/058276には、吸水層で部分的に覆われた湿度センサが設けられたナプキンが開示されている。さらに、このナプキンは、電圧や電流がユーザの皮膚に流れないようにセンサの一部に設置された電気アイソレータを有する。
【0009】
さらに、米国特許公開公報US2004/0236302には、湿度センサを有する吸収パンツ製品が開示されている。センサは、不透水性かつ気体粒子透過性のハウジング内に配置されている。
【0010】
本発明による好適な実施の形態は以降の請求項に記載されている。
【0011】
単なる例示として、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、本発明による、ナプキンに取り付けられた湿気検出モジュールの概略側面断面を示す。
【図2】図2は、図1のナプキンおよび湿気検出モジュールの概略上面図を示す。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態による湿気検出モジュールのセンサ回路を示す。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態による湿気検出モジュールのセンサ回路を示す。
【図5】図5は、本発明の第3の実施の形態による湿気検出モジュールのセンサ回路を示す。
【図6a】図6aは、図5のセンサの第1状態における概略斜視図を示す。
【図6b】図6bは、図5のセンサの第2状態における概略斜視図を示す。
【図6c】図6cは、図5のセンサの第3状態における概略斜視図を示す。
【図7】図7は、本発明による読み込み装置の概略図を示す。
【図8】図8は、本発明のさらなる実施の形態による湿気検出モジュールのセンサのさらなる実施の形態を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図面は本発明の望ましい実施の形態を示しているのみである。各図面において、同一のまたは対応する部分には同一の参照符号を付している。
【0014】
図1は、本発明による湿気検出モジュール1の概略側面断面図を示す。モジュール1はナプキン2に取り付けられ、当該ナプキンは、吸水部3と、人がナプキン2を着用したときに人の皮膚に対向する表面4とを有する。吸水部3は、例えばおしめやベッド・パッドを含む。
【0015】
モジュール1は、感湿センサ5と、センサ5を覆う不透水層6とを備える。不透水層6には、ナプキン表面4(ナプキン内表面とも呼ぶ)に取り付けられた接着層7が設けられている。なお、不透水層6は、別の方法で、例えばグリップ部材によりナプキン内表面4に取り付けることもできる。
【0016】
さらに、湿気検出モジュール1は、モジュール1が取り付けられたナプキン2の着用がより快適になるように、不透水層6を覆う快適最上層8を備える。快適層8は、例えば炎症のような望ましくない皮膚の生理的反応を抑えるように生体適合材料からなることが望ましい。原則として、快適最上層8なしでモジュール1を形成することで安価な検出モジュールを提供することができることももちろんである。例えば、ベッド・パッドが吸水部3を含むような場合である。
【0017】
ナプキン2の使用中に、湿気検出モジュール1の上に水分9があることがある。しかし、不透水層6があるため、ナプキン2の吸水性が十分に活用されていない状態で水分9を検知してしまうことを抑制することができる。水分は、吸水層3を介してのみセンサ5に到達する。
【0018】
図2は、湿気検出モジュール1とナプキン2の概略上面図を示す。ナプキン2は、人の腹に隣接して着用するための前部2a、人の背中に隣接して着用するための後部2b、および前部2aと後部2bとを接続する中間部2cを備える。図示されているように、湿気検出モジュール1は、中間部2cの、前部2aよりも後部2bに近い領域に配置されている。湿気検出モジュール1と前部2aとの間の第1の距離D1が、湿気検出モジュール1と後部2bとの間の第2の距離D2よりも大きくなるように湿気検出モジュール1の位置を設定することにより、湿気検出モジュール1が比較的大量の水分を吸収し、残余の吸水性能が比較的小さくなった場合に、水分を検知できるという利点がある。その結果、比較的少量の水分を吸収しただけの場合には検知されないので、ナプキン2の吸水性能を効率的に利用することができる。
【0019】
本発明による別の実施の形態では、第1の距離D1が第2の距離D2よりも小さくなるようにモジュール1が配置されている。水分が中間部2cの後部分にまだしみこんでいないときに、早い段階で水分検知を行うことで、早いタイミングでナプキン2を取り換えることができ、ナプキン2を着用している人の快適度を向上させることができる。
【0020】
実験の結果、湿気検出モジュール1の望ましい配置は、前部と後部の間の第3の距離D3に対して約2/3と約3/4の間の範囲内であることが分かった。当該範囲の下限(inner bound)は、第2の距離D2と第1の距離D1との相対距離が約2/3である状態に対応し、当該範囲の上限(upper bound)は第2の距離D2と第1の距離D1との相対距離が約3/4である場合に相当する。多くの入手可能なナプキンにおいて、当該範囲内では、吸水部3の吸収性能がまだある程度残っており、ナプキン2から水分が漏れ出すことのない状態で水分検知が行われる。これによりナプキンの使用が最適化される。
【0021】
ナプキン2が人によって着用されると、吸水部3は尿などの水分を吸収する。第一段階では、水分は、水分が吸水部3に進入する位置に近い第1の領域10に制限される。時間の経過により、単位面積当たりの吸収性能は限られているため、水分はさらに吸水部3内にしみこんでいく。図2に示すように、水分を吸収した面積は、第1の領域10から浸透方向Pに沿って第2の領域11へ、さらに第3の領域12まで広がり、湿気検出モジュール1がナプキンに取り付けられた位置に到達する。ナプキン内表面4に接する感湿センサ3に水分が到達すると、水分が検知される。これにより、ナプキン2の水分状態を監視できる。特定の失禁症状や不動状態の人々の使用には、センサ5をナプキンの他の場所に配置することもできる。任意で、1または複数の追加センサを設けることもできる。
【0022】
図3は、本発明の第1の実施の形態による湿気検出モジュール1の感湿センサ5の回路を示す。回路は、並列に相互接続されるコイル20とコンデンサ21として実現された共振回路を備える。さらに、感湿抵抗体22が並列に接続されている。抵抗体22の抵抗値が比較的高い場合、共振回路は予め設定された共振周波数、例えば約8.2MHzに調整される。しかし、抵抗体22の抵抗値が比較的低い場合、コイル20とコンデンサ21が短絡するので回路の共振特性が解放される。
【0023】
図3の感湿抵抗22は、乾いた状態では抵抗値が高くなり、ぬれた状態では抵抗値が低くなるように構成されている。そのため、抵抗体22はぬれた状態で電気を伝導するようになる綿やセルロースなどの材料を含む。もちろん、塩や特定の重合体のようにぬれた状態で電気を伝導する特性をもつどのような材料でも使用できる。結果として、抵抗体20が吸水部3からの水分に接すると、共振特性は消滅してしまう。このようにして、感湿センサは、予め設定された水分度合を越えると動作停止(deactivated)するように構成されている。
【0024】
図4は、本発明の第2の実施の形態による湿気検出モジュール1の感湿センサ5の回路を示す。回路は、図3に示した回路と同様に構成されている。ただし、図4では、乾いた状態で抵抗値が低く、ぬれた状態で抵抗値が高くなるように感湿抵抗体22が構成されている。そのため、抵抗体22はぬれた状態で膨張し、抵抗体22の端部を電気的に切断する材料を含む。例えば、上記材料は加圧綿(pressurized cotton)を含んでもよい。その結果、抵抗体20が吸水部3からでてくる水分と接すると共振特性がアクティブになる。そして、感湿センサは、予め定められた水分度合を越えると動作停止するように構成されている。
【0025】
本発明の第3の実施の形態による湿気検出モジュール1の感湿センサ5の回路を示す。回路は、図4に示す回路と同様に構成されている。また、感湿抵抗体22は、乾いた状態、第1の状態において抵抗値が低く、共振特性が消滅するように、ぬれた状態、第2の状態においては抵抗値が高く、共振特性がアクティブになるように構成されている。さらに、抵抗体22が所定時間ぬれたままになっている第3の状態では、抵抗値は再び低下し、抵抗回路を短絡させる。そして、感湿センサは、センサがアクティブとなった後、予め設定された時間が経過すると、動作停止するように構成されている。
【0026】
図6a〜cは、それぞれ第1、第2、および第3の状態における図5のセンサ5の概略斜視図を示す。図6aに示すように、センサは、第1の乾いた状態において、それぞれ第1および第2の端部23,24に接続された物理的に当接する先端部25,26により電気伝導状態となる2つの端部23,24を備えている。さらに、センサ5は、空洞(cavity)に収容され、先端部25,26に当接するコットン層27を備える。第2の状態では、図6bに示すように、コットン層27は水分28を吸収して先端部25,26の方向に膨張し、先端部25,26を変形する。これにより、先端部同士の物理的接触が解除され、端部23,24が電気的に切断される。第2の状態では、このようにしてセンサが作動する。さらに、第3の状態では、図6cに示すように、コットン層27が水分28によって飽和し、再び先端部25,26を電気的に接続することにより、センサが動作停止する。その結果、外部の読み込み装置(reading device)によって生成された音響信号のような警報信号も停止させてもよい。
【0027】
本発明による湿気検出モジュール1の使用中、局所的な湿気情報を非接触的手法により読み込み装置31へ送信するために受動共振回路が電磁的応答要求フィールド(electromagnetic interrogation field)と協働する。
【0028】
図7は、本発明による読み込み装置31の概略図を示す。読み込み装置31は応答要求電磁フィールド(interrogating electromagnetic field)F、例えば、約8.2MHzの固定RF周波数をもつ信号、または約7.7MHzと約8.7MHzの範囲で可変の周波数をもつ信号、を生成する。センサ5がアクティブとなると、共振特性を有する回路はRF送信部材(RFタグとも呼ばれる)として動作し、読み取り装置31によって受信される電磁応答信号Rを送信する。これにより、ナプキンの水分状態を監視する無線RF湿気検出システムが実現される。
【0029】
図8は、本発明のさらなる実施の形態による湿気検出モジュールのセンサのさらなる実施の形態を示す概略図である。センサは、並列に配置されたコイル41とコンデンサ42とを備え、所定のRF共振周波数、例えば約8.2MHzに調整された受動RFタグ40として構成される。しかし、当業者には明らかなように、他の実施の形態においてはセンサを別のRF共振周波数に設定することも可能である。図示のセンサは、いわゆるEASタグタイプのセンサである。乾いた状態において、タグは、電磁応答信号Rを生成する。タグがぬれると、短絡によりコイルの一部が電気的に接続され、これによりタグの応答信号が弱くなり、最終的には検出できないくらい弱くなる。湿気に敏感な受動型RFタグを使用することによって、安価で有効なセンサを実現することができる。
【0030】
本発明は上述した実施の形態には制限されず、種々の変形が可能であると理解されるべきである。
【0031】
受動共振回路の代わりに、湿気検出モジュールに能動共振回路を設けることもできる。さらに、モジュールを、アクティブストリップアンテナのような別のタイプの送信部材と構成することもできる。
【0032】
さらに、外部から共振回路のスイッチを切ることが望まれる場合は、電磁場強度の比較的高い局所的な電磁場を適用することができ、これによりコイル20の回路構成を不可逆的に損傷させる。
【0033】
なお、感湿抵抗体を使用する代わりに、別の方法により湿気を検出するようにセンサを構成してもよい。例えば、湿気依存コンデンサの検知、水を水素と酸素に変換する電解装置(要求電流が水分量に相当する)の検知、湿気依存共振材料(圧電効果)の検知、熱伝導変化の検知、材料変形の検知、および/または、チルドミラーの検知、すなわち可変温度のミラー上の水滴の測定を含む光学的変化の検知により、検出してもよい。
【0034】
さらに、センサ5と表面4との間に、ナプキン2の使用中に人の皮膚に対向し、緩衝材および/またはセンサ5の視覚カバーを形成する補助層を設けることもできる。補助層は、例えば透水カバー層として実現できる。
【0035】
さらに、湿気検出モジュールはナプキンと組み合わせて使用できるだけでなく、例えばバンド(banding)、包帯(dressing)または継ぎ目のあるパイプのような液体案内装置(liquid conducting device)といった他の製品と組み合わせても使用できる。
【0036】
これらのような他の変形例も当業者には明らかであり、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内に属すると理解される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナプキンの水分状態を監視するための湿気検出モジュールであって、
感湿センサと、前記センサを覆う不透水層とを備え、
前記不透水層は、人が前記ナプキンを使用する間、前記人の皮膚に対向するナプキン表面に取り付けられ、前記感湿センサが前記ナプキン表面に接するように構成されていることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項2】
請求項1に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記不透水層を覆う快適最上層をさらに備えることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項3】
請求項2に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記快適最上層は生体適合材料からなることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記不透水層には、前記ナプキン表面への取り付け用の接着層が設けられていることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記感湿センサは、予め設定された水分度合を越えると動作停止するように構成されていることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記感湿センサは、予め設定された水分度合を越えると作動するように構成されていることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項7】
請求項6に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記感湿センサは、前記センサが作動した後、予め設定された時間が経過すると動作停止するように構成されていることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の湿気検出モジュールにおいて、
電磁信号を送る送信部材をさらに備えることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項9】
請求項8に記載の湿気検出モジュールにおいて、
前記送信部材は、受動共振回路を備えることを特徴とする湿気検出モジュール。
【請求項10】
ナプキンであって、
吸水部と、
前記吸水部から離れる方向に向き、人が前記ナプキンを使用する間、前記人の皮膚に対向する表面とを備え、
前記ナプキンは、さらに、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の湿気検出モジュールを備え、前記感湿センサは前記ナプキン表面に接することを特徴とするナプキン。
【請求項11】
請求項10に記載のナプキンにおいて、
前記人の腹に隣接して着用するための前部と、前記人の背中に隣接して着用するための後部とを備え、
前記湿気検出モジュールと前記前部との間の距離は、前記湿気検出モジュールと前記後部との間の距離よりも大きいことを特徴とするナプキン。
【請求項12】
請求項11に記載のナプキンにおいて、
前記湿気検出モジュールは、前記前部と前記後部との間の距離に対して約2/3と約3/4の間の範囲内に配置されていることを特徴とするナプキン。
【請求項13】
ナプキンの水分状態を監視する湿気検出モジュールに含まれる送信部材によって送信される電磁信号を読み込む読み込み装置であって、
前記モジュールは、感湿センサと、前記センサを覆う不透水層とを備え、前記不透水層は、人が前記ナプキンを使用する間、前記人の皮膚に対向するナプキン表面に取り付けられ、前記感湿センサが前記ナプキン表面に接するように構成されていることを特徴とする読み込み装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−532655(P2012−532655A)
【公表日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−519491(P2012−519491)
【出願日】平成22年7月9日(2010.7.9)
【国際出願番号】PCT/NL2010/050444
【国際公開番号】WO2011/005096
【国際公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【出願人】(512007605)
【Fターム(参考)】