説明

無線端末装置

【課題】バッテリ交換の際に識別情報等の特定情報を保持できる無線端末装置を提供する。
【解決手段】バッテリ40が取り外されたことを検出すると(s2)、CPU20はRAM22に記憶されている顧客情報を読み出す(s3)。CPU10は、ROM21内に割り当てられた書込回数記憶部213を読み出し、同じROM21内に割り当てられた最適なアドレスの顧客情報記憶部214を選択して顧客情報を記憶する(s4)。バッテリ40が取り付けられたことを検出すると(s5)、CPU20は顧客情報記憶部214から顧客情報を読み出し(s6)、RAM22に記憶する(s7)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、カラオケシステムで利用者が手元に置いて各種操作を行うリモコン装置等の無線端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のカラオケ装置では、利用者の手元に置かれ、利用者がカラオケ装置本体に対して演奏する曲目を入力したり、入力された曲目を前記本体に送信したりする無線端末装置であるリモコン装置が備えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、このようなリモコン装置は通常バッテリを装着している。
【特許文献1】特開2003−271163公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年のカラオケの多機能化に伴い、リモコン装置も多機能化されて部品が多くなったことで、消費電力量が増加している。このため、バッテリの寿命が短くなり、1日に数回、利用者の使用中にバッテリを交換しなければならない状況が発生することがある。
【0005】
ところで、前述の多機能化された機能の中に、リモコン装置へ個人の識別情報を入力して記憶し、使用時に利用者の使い勝手を良くする機能がある。
【0006】
しかしながら、この識別情報の記憶は通常RAMに記憶されているため、バッテリ交換等の電力供給が停止する際に、記憶しておいた識別情報が消えてしまい、利用者はバッテリ交換後に再度識別情報の入力を行わなければならなかった。
【0007】
従って、この発明は、バッテリ交換等の電力供給停止が発生しても、利用者から入力された識別情報を保持することができる無線端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の無線端末装置は、書き込み可能な不揮発性記憶手段と、継続的に使用される顧客の識別情報を含む特定情報を記憶する揮発性記憶手段と、当該装置の各部に電力を供給するバッテリを装着するバッテリ装着部と、該バッテリ装着部からバッテリを取り外す操作を検出すると前記揮発性記憶手段に記憶された特定情報を前記不揮発性記憶手段に複写するとともに、前記バッテリが再度取り付けられた時、前記不揮発性記憶手段に記憶した特定情報を前記揮発性記憶手段に再度複写する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、この発明の無線端末装置は、前記制御手段が、前記特定情報を前記不揮発性記憶手段に複写したことを示す複写検出データを前記識別情報とともに前記不揮発性記憶手段に記憶し、前記電力供給手段の取り付け検出時に前記複写検出データに基づき前記特定情報を前記揮発性記憶手段へ複写することを特徴とする。
【0010】
また、この発明の無線端末装置は、前記不揮発性記憶手段に前記特定情報を記憶する領域を複数備え、前記制御手段が、これら複数の領域を順次替えながら前記特定情報を複写することを特徴とする。
【0011】
また、この発明の無線端末装置は、前記不揮発性記憶手段に前記複数の領域毎に対応した書込回数データ領域を備え、前記制御手段が、前記揮発性記憶手段から前記不揮発性記憶手段に前記特定情報を複写する際に対応する領域への書き込み回数を前記書込回数データ領域に記憶し、記憶された書き込み回数に基づいて前記領域を切り替えることを特徴とする。
【0012】
また、この発明の無線端末装置は、前記制御手段で前記書き込み回数が所定値以上を超えた領域への前記特定情報の複写を行わないことを特徴とする。
【0013】
また、この発明の無線端末装置は、前記特定情報が顧客の識別情報であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、バッテリの交換を検出して揮発性記憶手段に記憶された特定情報を未然に不揮発性記憶手段に複写し、バッテリ交換後に前記特定情報を揮発性記憶手段に戻すことで、バッテリの交換時に特定情報を保持し続けることができる。これにより、利用者はバッテリ交換後に識別情報等の特定情報を入力し直す等の煩雑な動作を行う必要がなく、利用者にとって使い勝手の良い無線端末装置を提供することができる。
【0015】
さらに、この際、特定情報を複写する不揮発性記憶手段の領域を分割して使用し、且つ所定回数に亘り複写に使用した場合に、その領域を使用禁止することで、効率的且つ確実に特定情報の保持を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は無線端末装置1の外観図である。また、図2は同無線端末装置1のブロック図である。
この無線端末装置1はカラオケ曲の予約や曲のテンポ・キーをコントロールする機能を備えた所謂リモコン装置として機能するほか、カラオケ曲の試聴機能、顧客のログイン機能、各種課金精算機能、カメラによる撮影機能、歌詞表示機能等種々の機能を備えている。無線端末装置1は、カラオケ店舗においては、無線LAN端末として機能する。
【0017】
無線端末装置1は、同図に示すように、略五角形(ホームベース状)の形状をしており、中央部にLCDディスプレイ10を備えている。このLCDディスプレイ10の下方中央にカードリーダ部12、その左右にステレオスピーカ11が設けられている。また、LCDディスプレイ10の上端部には、カメラ13、ストロボフラッシュ14が設けられている。
【0018】
LCDディスプレイ10は、タッチパネル機能を有している。動作モードに応じてLCDディスプレイ10には、各種のタッチキーが表示され、利用者によるタッチキーの操作をタッチパネルスイッチ29(図2参照)が検出する。表示されるタッチキーには、曲番号を入力するためのテンキースイッチ、曲名を入力するための50音キーボード、パソコン配列のキーボード等があり、動作モードに対応したものが表示される。
【0019】
また、カラオケ曲の演奏中には、LCDディスプレイ10にカラオケ曲の歌詞テロップが、カラオケ装置(図示せず)によるカラオケ曲の演奏と同期して表示される。
【0020】
カードリーダ部12には顧客のIDカードがセットされる。IDカードは無線通信機能を備えたICカードである。カードリーダ部12の内部には、非接触カードインタフェース25(図2参照)のアンテナが埋め込まれている。
図3は重要情報である顧客情報の利用フローを示すフローチャートである。
顧客のIDカードがカードリーダ部12にセットされると(s101)、非接触カードインタフェース25が無線通信でIDカードと通信し、このIDカードに記憶されている顧客IDを読み取る(s102)。無線端末装置1は、読み取ったIDを、LANを介してセンタに送信する(s103)。センタは、無線端末装置1から顧客IDを受信することにより、当該顧客の利用履歴を更新するとともに、当該無線端末装置1に対してこの顧客の顧客情報を送信する。無線端末装置1は、センタから顧客情報を受信して(s104)、RAM22(図2参照)に記憶する(s105)。そして、顧客がタッチパネルスイッチ29を操作してリクエスト曲を選曲し送信操作を行うと(s106)、曲番とともに顧客情報がカラオケ装置に送信される(s107)。カラオケ装置は、受信した曲番と顧客情報とに応じてカラオケ曲のスタート時に顧客の名前を表示する等の顧客個別対応を行う。
【0021】
また、この無線通信装置1は、簡略な音源23を内蔵しており、楽曲データの一部を再生してカラオケ曲の試聴演奏をする機能を有している。この試聴演奏された楽音がステレオスピーカ11から出力される。
【0022】
無線端末装置1を制御するCPU20には、内部バスを介してROM21、RAM22、音源23、非接触カードインタフェース25、無線LANインタフェース26、周辺機器コントローラ28が接続されている。また、これら無線端末装置1の各ブロックは、バッテリ40により電力供給されている。
【0023】
ROM21には、この無線端末装置1の動作を制御する各種プログラムが記憶されている。ROM21はフラッシュメモリで構成されており、USBインタフェースを介して接続される外部装置によってプログラムの書き換えが行われる。RAM22には、顧客IDを含む顧客情報等の各種データが記憶されている。また、歌詞表示モードを備える場合にはカラオケ装置からLANを介して送られてくるカラオケ曲の歌詞データを記憶する。
【0024】
また、ROM21には、後述するバッテリ40交換時に、RAM22に記憶されている顧客情報が記憶される。図4はROM21の記憶領域の構成を示すイメージ図である。ROM21は、この顧客情報の記憶領域211と制御用プログラムの記憶領域212とを分割して構成している。顧客情報の記憶領域211は、さらに複数の顧客情報記憶部214とこの顧客情報記憶部214にそれぞれ対応する書込回数記憶部213とを備える。
【0025】
顧客情報記憶部214には前述のRAM22から読み取られた顧客情報が記憶され、書込回数記憶部213には対応する顧客情報記憶部214の書込回数が記憶されている。
【0026】
音源23は、カラオケ装置に内蔵されているものよりは簡略なものであるが、カラオケ曲の楽曲データに基づいて楽音を発生させることができるものである。この音源23は、試聴モード時に利用される。試聴モードでは、利用者によって選択されたカラオケ曲の楽曲データの一部をカラオケ装置からダウンロードして、この楽曲データの一部を音源23で再生する。音源23にはアンプ24が接続されている。アンプ24は音源23が生成した試聴用の楽音を増幅してステレオスピーカ11に出力する。
【0027】
非接触カードインタフェース25は、カードリーダ部12にセットされた非接触媒体であるIDカードと通信するためのインタフェースである。この非接触カードインタフェース25は、電磁波で非接触カードに電源を供給する機能および無線で非接触カードと通信する機能を備えている。非接触カードインタフェース25でIDカード読み取られた顧客IDはRAM22に記憶される。
【0028】
無線LANインタフェース26は、アンテナ27を内蔵し、無線アクセスポイントを介してこの無線端末装置1をLANに接続するためのインタフェースである。
【0029】
周辺機器コントローラ28には、LCDディスプレイ10、タッチパネル29、カメラ13、ストロボフラッシュ14のほか、赤外線リモコン信号をカラオケ装置に対して送信する赤外線リモコン送信部30、他の装置と赤外線通信するためのIrDA31、USBインタフェース32等が接続されている。
【0030】
赤外線リモコン送信部30は、対応するカラオケ装置とのペアリング処理時に用いられる。なお、ペアリングとは、互いにLANで接続される複数台のカラオケ装置と複数台の無線端末装置1とを、それぞれ個別に対応づける動作である。USBインタフェース32は、この無線端末装置1にパーソナルコンピュータ等のメンテナンス装置を接続して、ROM21を書き換える時に使用される。
【0031】
バッテリ40は、無線端末装置1の裏面側等に内蔵されており、無線端末装置1の前述の各部に電力供給をする。バッテリ40は無線端末装置1に対して着脱可能に設置されるものであり、バッテリ40の充電量が減ると、CPU20はこれを検知して、LCDディスプレイ10上にバッテリ交換を示す表示を行う。利用者および管理者はこの表示を認識してバッテリ40の交換を行う。
【0032】
CPU20はバッテリ40を取り外す操作を検出する。この取り外し操作の検出方法は、例えば、無線端末装置1のバッテリ装着部の蓋にスイッチを備え、この蓋を開けるためにスイッチがOFFされたことでバッテリ取り外し操作を検出する方法等がある。また、バッテリが取り付けられるとCPU20が起動するので、この起動によってバッテリの取り付けを検出する。
【0033】
図5〜図7はバッテリ交換時の無線端末装置1の動作を示すフローチャートである。
図5はバッテリ交換時の顧客情報の保持処理を示すフローチャートである。また、図6はRAM22とROM21との間での顧客情報の取り扱いを示す模式図である。
【0034】
CPU20はバッテリ40の残容量を監視し、残容量が所定値以下になると、バッテリ交換要求表示をLCDディスプレイ10上に出力する(s1)。利用者または管理者がこの表示を見てバッテリ40を交換するのであるが、バッテリホルダの蓋が開けられると、CPU20はバッテリ40が無線端末装置1本体から取り外されることを検出する(s2)。CPU20は、このバッテリ40の取り外し操作を検出すると、RAM22から顧客情報等の重要情報を読み出す(s3)。CPU20は読み出した顧客情報を、後述する方法でROM21の顧客情報記憶部214に書き込む(s4)。この際、CPU20は、顧客情報をRAM22からROM21に複写したことを示す複写フラグを形成して、ROM21に書き込む。
【0035】
CPU20は、バッテリ40の取り付けを検出すると、ROM21に書き込まれた複写フラグを検出して、顧客情報記憶部214から顧客情報を読み出し(s6)、顧客情報をRAM22に書き込む(s7)。CPU20は顧客情報がRAM22に書き込まれると、この顧客情報を用いてバッテリ交換前の情報記憶状態に復元する(s8)。
【0036】
このような処理を行うことで、バッテリ40を交換する際に、一時的に電力供給が停止しても、RAM22に記憶した顧客情報がROM21に一時待避されて、電力復帰後に再度RAM22に戻される。これにより、バッテリ40交換時の顧客情報の消滅を防止でき、従来のようにバッテリ40を交換する毎に利用者が顧客情報を入力する必要がなくなる。
【0037】
図7はROM21に顧客情報を書き込む処理をより具体的に示すフローチャートである。
CPU20は、ROM21の書込回数記憶部213から、アドレス順に記憶されている書込回数を読み出す(s41)。CPU20は読み出した書込回数が予め設定した閾値より大きいかどうかを判定する(s42)。ここで、閾値とは所定の顧客情報記憶部214に書き込まれた回数が、使用するフラッシュメモリにおける限界の書込回数に相当する場合を示すものである。すなわち、書き込み禁止のための閾値である。CPU20は、読み出した書込回数が閾値よりも大きければ、書込回数記憶部213のアドレスをインクリメントして、次のアドレスの書込回数を読み出して、閾値よりも大きいかどうかを判定する(s51→s42)。
【0038】
CPU20は、この処理を順次行い、読み出した書込回数が閾値以下であれば、この書込回数記憶部213に対応する顧客情報記憶部214を指定して(s43)、RAM22から読み出した顧客情報を書き込む(s44)。CPU20は、この顧客情報の書き込みとともに、ROM21の所定領域に、RAM22からの顧客情報を書き込んだことを示す複写フラグを書き込む(s45)。さらに、CPU20は、顧客情報の書き込みを行うと、対応する書込回数記憶領域213の書込回数を1つインクリメントして更新する(s46)。このように、本実施形態の無線端末装置は、RAM22の顧客情報をROM21に書き込む際に、分割された複数の顧客情報記憶部213を順に使用する。すなわち、本実施形態の無線端末装置は、ROM21の指定された領域を顧客情報の記憶領域として部分分割し、さらに、この領域を複数の顧客情報記憶部213で分割して、RAM22からの顧客情報の書き込みに使用する。これにより、ROM21を高効率に使用することができる。
【0039】
さらに、各顧客情報記憶部213に対して書込回数を設定することで、各顧客情報記憶部213を書込回数限界以上で書き込み続けることを防止する。この結果、確実にRAM22からの顧客情報をROM21に記憶することができる。
【0040】
なお、前述の説明では、バッテリの取り外し、取り付け検出にスイッチ動作を用いたが、これに限ることなく、バッテリからの電力供給状態や取り付け状態が検出できる構成であれば適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明の実施形態である無線端末装置の外観図
【図2】無線端末装置のブロック図
【図3】重要情報である顧客情報の利用フローを示すフローチャート
【図4】ROM21の記憶領域の構成を示すイメージ図
【図5】バッテリ交換時の顧客情報の保持処理を示すフローチャート
【図6】RAM22とROM21との間での顧客情報の取り扱いを示す模式図
【図7】ROM21に顧客情報を書き込む処理を示すフローチャート
【符号の説明】
【0042】
1−無線端末装置
10−LCDディスプレイ
11−ステレオスピーカ
12−カードリーダ部
13−カメラ
14−ストロボフラッシュ
20−CPU
21−ROM
211−顧客情報の記憶領域
212−制御用プログラムの記憶領域
213−書込回数記憶部
214−顧客情報記憶部
22−RAM
23−音源
24−アンプ
25−非接触カードI/F
26−無線LANI/F
27−アンテナ
28−周辺機器コントローラ
29−タッチパネル
30−赤外線リモコン送信部
31−IrDA
32−USBI/F
40−バッテリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
書き込み可能な不揮発性記憶手段と、
継続的に使用される特定情報を記憶する揮発性記憶手段と、
当該装置の各部に電力を供給するバッテリを装着するバッテリ装着部と、
該バッテリ装着部からバッテリを取り外す操作を検出すると前記揮発性記憶手段に記憶された特定情報を前記不揮発性記憶手段に複写するとともに、
前記バッテリが再度取り付けられた時、前記不揮発性記憶手段に記憶した特定情報を前記揮発性記憶手段に再度複写する制御手段と、を備えたことを特徴とする無線端末装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記特定情報を前記不揮発性記憶手段に複写したことを示す複写検出データを前記特定情報とともに前記不揮発性記憶手段に記憶し、前記バッテリの取り付け検出時に前記複写検出データに基づき前記特定情報を前記揮発性記憶手段へ複写する請求項1に記載の無線端末装置。
【請求項3】
前記不揮発性記憶手段は前記特定情報を記憶する領域を複数備え、
前記制御手段は、これら複数の領域を順次替えながら前記特定情報を複写する請求項1または請求項2に記載の無線端末装置。
【請求項4】
前記不揮発性記憶手段は前記複数の領域毎に対応した書込回数データ領域を備え、
前記制御手段は、前記揮発性記憶手段から前記不揮発性記憶手段に前記特定情報を複写する際に対応する領域への書き込み回数を前記書込回数データ領域に記憶し、記憶された書き込み回数に基づいて前記領域を切り替える請求項3に記載の無線端末装置。
【請求項5】
前記制御手段は前記書き込み回数が所定値以上を超えた領域への前記特定情報の複写を行わない請求項4に記載の無線端末装置。
【請求項6】
前記特定情報は顧客の識別情報である請求項1〜請求項5のいずれかに記載の無線端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−261966(P2006−261966A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−75533(P2005−75533)
【出願日】平成17年3月16日(2005.3.16)
【出願人】(000004075)ヤマハ株式会社 (5,930)
【Fターム(参考)】