説明

燃料噴射装置

【課題】制御室からオリフィスを流通する燃料のキャビテーションを抑制する。
【解決手段】インジェクタは、高圧状態の燃料が供給される制御室と、制御室に連通する一端を有する連通孔20と、連通孔20の他端に設けられたオリフィス22と、燃料の非噴射時にはオリフィス22を閉塞して制御室を高圧状態に維持し、燃料の噴射時にはオリフィス22から離間する方向へ移動してオリフィス22を開放するアーマチャとを備える。アーマチャは、オリフィス22と対向するアーマチャシート面23aから突出して先細りする錐体状の突起30を有する。アーマチャ16がオリフィス22に最も近接した状態で、突起30の先端はオリフィス22内へ侵入し、突起22の外周面30aはオリフィス22の開口周縁22aと接触してオリフィス22を閉塞する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関の気筒に高圧燃料を噴射供給する燃料噴射装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばディーゼルエンジン等の内燃機関(エンジン)の気筒に高圧燃料を噴射供給する燃料噴射装置として、ノズルと、ノズル内に収容されたノズルニードルを開弁方向に駆動する電磁弁と、ノズルニードルを閉弁方向に付勢するコイルスプリングとによって構成されたインジェクタが知られている。ノズルは、噴射孔を有するノズルボディと、ノズルボディ内で摺動して噴射孔を開閉するノズルニードルとを備え、電磁弁は、ソレノイドコイルと、ソレノイドコイルの起磁力により上方へ吸引されるアーマチャ付きの弁体と、弁体を閉弁方向に付勢するリターンスプリング等を備えている。インジェクタ駆動回路(EDU)から電磁弁のソレノイドコイルにインジェクタ駆動電流が印加され、電磁弁の弁体がオリフィスを介して制御室に連通する連通孔を開弁すると、制御室内に供給されている燃料が、オリフィス、燃料排出路、燃料排出口を経て、燃料系の低圧側である燃料タンクに溢流し、制御室内の燃料圧力が低下する。そして、燃料溜まり内の燃料圧力がノズルニードルを上昇させる方向に作用するコイルスプリングの付勢力に打ち勝つと、ノズルニードルが弁座よりリフト(離間)し、噴射孔と燃料溜まりとが連通し、コモンレール内に蓄圧された高圧燃料がエンジンの各気筒の燃焼室内に噴射供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−156578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の燃料噴射装置では、オリフィスを開閉する弁体の下面は平面状に形成されており、弁体が上方へ移動してオリフィスの開口面積が急増すると、制御室内の圧力は、ポンプ等によって昇圧された所定の高圧状態から低圧状態へ瞬時に降下する。制御室内の圧力が急激に低下すると、オリフィスを流通する燃料にキャビテーション(流体の流れの中で圧力差により短時間に泡の発生と消滅が起きる現象)が起こり、発生した泡は衝撃派を伴って崩壊する。
【0005】
ここで、キャビテーションが起こる指標として用いられるキャビテーション係数は、下記式(1)によって表され、この係数が小さいほどキャビテーションが起こり易いことが知られている。
【0006】
K=(P−P)/(ρV/2)…(1)
K:キャビテーション係数、P:一様流れにおける圧力、P:飽和蒸気圧、ρ:密度、V:一様流れにおける速度
燃料の噴射速度を上げるために制御室を高圧化させるほど、オリフィスを流通する燃料の流速も上がり、キャビテーション係数Kが低くなり、キャビテーションが起こり易い状態となる。
【0007】
キャビテーションによる泡の発生及び崩壊は、エロージョン(流体が繰り返して衝突することにより、表面が機械的に損傷を受け、その一部が離脱していく現象(壊食))の要因となり、オリフィスを高強度のセラミックス等で形成した場合であっても、その強度によっては、オリフィスの摩耗や損傷を招くおそれがある。エロージョンによりオリフィスが摩耗し、弁体によるオリフィスのシール性が低下すると、制御室を所定の高圧状態に維持するために消費されるポンプ等の駆動エネルギーが増大し、燃費が悪化する。また、エロージョンが進行してオリフィスが破損すると、燃料の噴射機能の低下や不能を招く。
【0008】
そこで、本発明は、制御室からオリフィスを流通する燃料のキャビテーションを抑制することが可能な燃料噴射装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成すべく、本発明の燃料噴射装置は、高圧状態の燃料が供給される制御室と、制御室に連通する一端を有する連通孔と、連通孔の他端に設けられたオリフィスと、オリフィスを開閉する弁部材とを備える。弁部材は、燃料の非噴射時にはオリフィスを閉塞して制御室を高圧状態に維持し、燃料の噴射時にはオリフィスから離間する方向へ移動してオリフィスを開放する。
【0010】
弁部材は、オリフィスとの対向面から突出して先細りする錐体状の突起を有する。弁部材がオリフィスに最も近接した状態で、突起の先端はオリフィス内へ侵入し、突起の外周面はオリフィスの開口周縁と接触してオリフィスを閉塞する。
【0011】
上記構成では、燃料の噴射時に弁部材が開方向へ移動する。この弁部材の移動に伴って、突起の外周面がオリフィスの開口周縁から離れ、オリフィスが閉塞状態から開口状態に変わり、さらにその開口面積が増大する。
【0012】
ここで、弁部材の対向面によってオリフィスを閉塞した場合、開口初期におけるオリフィスの開口部分は、オリフィスの開口周縁と対向面との間に形成される間隙であり、オリフィスの開口周縁と対向面との距離は弁部材の移動量となる。
【0013】
一方、上記構成におけるオリフィスの開口部分は、オリフィスの開口周縁と突起の外周面との間に形成される間隙であり、オリフィスの開口周縁と突起の外周面との距離は弁部材の移動量よりも小さい。
【0014】
すなわち、上記構成では、弁部材の対向面によってオリフィスを閉塞した場合に比べてオリフィスの開口面積の増大速度が遅くなり、制御室内の急激な圧力変化を抑えることができる。このため、オリフィスを流通する燃料にキャビテーションが起こり難く、エロージョンによるオリフィスの摩耗や損傷が抑制され、オリフィスの耐久性が向上する。従って、燃費の悪化を防止することができるとともに、燃料の噴射機能を良好に維持させることができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、制御室からオリフィスを流通する燃料のキャビテーションを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態の燃料噴射装置を模式的に示す全体側断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の要部斜視図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】オリフィスの開口状態を示す図4の要部拡大図である。
【図6】アーマチャの移動量とオリフィスの開口面積との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の燃料噴射装置を模式的に示す全体側断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図1の要部斜視図、図4は図2の要部拡大図、図5はオリフィスの開口状態を示す図4の要部拡大図である。なお、以下の説明で使用する上下方向は、図1中の上下方向に対応している。
【0018】
図1に示すように、インジェクタ1は、ディーゼルエンジン(図示省略)の各気筒に対応して設けられ、コモンレール(図示省略)から分岐する複数の分岐管(図示省略)の下流端に接続される。インジェクタ1は、コイルスプリング(図示省略)によって閉弁方向に付勢されたニードル3を開弁方向に駆動する電磁式燃料噴射装置である。
【0019】
インジェクタボディ2内の一端側(下端側)には、ニードル3を上下方向に摺動自在に収容するニードル収容空間5が区画形成されている。ニードル収容空間5は、インジェクタボディ2の一端側(下方)の太径部6と他端側(上方)の細径部7とを有する。太径部6の内径は細径部7の内径よりも大きく設定され、ニードル3は細径部7の内周面上を摺動する。ニードル3は、その中間部に、太径部6の内周面上を摺動する受圧部8を有する。太径部6は、受圧部8によって、一端側(下方)の燃料溜まり9と他端側(上方)の受圧部移動空間10とに分けられ、細径部7は受圧部移動空間10と連通する。インジェクタボディ2の一端(下端)には、燃料溜まり9と連通する複数の噴射孔11が形成されている。ニードル3が最下方の閉弁位置にある状態で、ニードル3の下端の弁開閉部12が噴射孔11を閉止し、ニードル3が閉弁位置から開弁方向(上方)へ移動することにより、弁開閉部12が噴射孔11を開口する。
【0020】
インジェクタボディ2の他端面(上端面)には、ニードル収容空間5の上端側と連通する凹部4が形成され、凹部4内には、制御室形成部材13と連通孔形成部材14と支持部材15とアーマチャ(弁部材)16とが収容されている。インジェクタボディ2の他端(上端)には、凹部4を上方から閉止するカバー24が装着され、カバー24の内面にはアーマチャ16と対向するようにソレノイドコイル17が固定されている。
【0021】
制御室形成部材13は、略円柱形状を有し、凹部4の下端でニードル収容空間5の上端を閉止するようにインジェクタボディ2に対して固定される。ニードル収容空間5の上端部分(ニードル3の上面と制御室形成部材13の下面との間の部分)は、制御室18を構成する。
【0022】
支持部材15は、略円筒形状を有し、インジェクタボディ2の内周面(凹部12の内周面)に固定される。連通孔形成部材14は、略円柱形状を有し、支持部材15の内径部分に挿入されて固定される。連通孔形成部材14の下面と支持部材15の下面とは、略同一面上に配置されて制御室形成部材13の上面に面接触する。
【0023】
支持部材15の上面の中央部分は下方に凹み、この中央部分で連通孔形成部材14の上部が突出する。凹部12の上部(連通孔形成部材14及び支持部材15の上方)には、空洞部19が設けられ、空洞部19にアーマチャ16が収容される。
【0024】
アーマチャ16の下面には円筒部23が下方へ突設され、円筒部18の内径面が連通孔形成部材14の上端部の外周面上を摺動自在となるように、アーマチャ16が連通孔形成部材14の上面上方に配置されている。アーマチャ16は、コイルスプリング(図示省略)によって下方へ付勢されている。
【0025】
制御室形成部材13及び連通孔形成部材14には、上下方向に延びて制御室18と空洞部19とを連通する連通孔20が形成されている。連通孔形成部材14の上面の連通孔20の上端開口部分には、セラミックス製のオリフィス形成部材21が固定され、連通孔20の上端開口部分は、オリフィス形成部材21のオリフィス22を介して空洞部19に連通する。
【0026】
アーマチャ16は、最下位置でオリフィス22を閉止し、最下位置から上方へ移動することによりオリフィス22を開口する。
【0027】
インジェクタボディ2には、コモンレールからの高圧燃料を燃料溜まり9及び制御室18へ供給する燃料流入路25と、ニードル3とインジェクタボディとの摺動部分から受圧部移動空間10内に溢流した燃料を燃料タンク(図示省略)へ戻す静的リーク用の燃料排出路26と、オリフィス22から空洞部19内に溢流した燃料を燃料タンクへ戻す動的リーク用の燃料排出路27とが形成されている。燃料流入路25は、オリフィス(図示省略)を介して制御室18に連通する。
【0028】
ソレノイドコイル17は、インジェクタ駆動回路(EDU・図示省略)に内蔵された常開型スイッチ(図示省略)を介して車載電源(図示省略)と電気的に接続され、アーマチャ16は、ソレノイドコイル17の起磁力により上方へ吸引される。インジェクタ1からエンジンの各気筒の燃焼室内への燃料の噴射は、ECUからインジェクタ駆動回路(EDU)への電磁弁制御信号により電子制御される。
【0029】
図2に示すように、アーマチャ16は、有底円筒状のガイド部材23を有する。ガイド部材23の底壁部分は、アーマチャ16の本体側に固定されてオリフィス22と対向するアーマチャシート部23aを構成し、ガイド部材23の周壁部分は、連通孔形成部材14の外周面上を摺動してアーマチャ16の移動方向を上下方向に規制するガイド23bとして機能する。
【0030】
図3〜図5に示すように、アーマチャシート部23には、先細りする円錐体状の突起30がオリフィス22に向かって突設されている。アーマチャ16がオリフィス22に最も近接した状態で、突起30の先端はオリフィス22内へ侵入し、突起30の外周面30aはオリフィス22の開口周縁22aと接触してオリフィス22を閉塞する。
【0031】
次に、作用を説明する。
【0032】
エンジンの各気筒の燃焼室内に燃料を噴射しない非噴射時には、ソレノイドコイル17にインジェクタ駆動電流が印加されず、アーマチャ16はコイルスプリングの付勢力によって最下位置に維持される。この状態で、オリフィス22は閉止され、燃料溜まり9及び制御室18の内部は高圧燃料の供給によって高圧状態に維持され、ニードル7は閉弁位置に維持される。
【0033】
エンジンの各気筒の燃焼室内に燃料を噴射する噴射時には、インジェクタ駆動回路(EDU)からソレノイドコイル17にインジェクタ駆動電流が印加され、アーマチャ16がコイルスプリングの付勢力に抗して開方向(上方)へ移動する。アーマチャ16が開方向へ移動すると、オリフィス22及び連通孔20を介して制御室18が開放され、制御室18内の燃料が連通孔20及びオリフィス22を介して空洞部19内へ流入し、制御室18内の燃料圧力が低下する。制御室18内の燃料圧力の低下が進行し、上方へ向かって受圧部8に作用する燃料溜まり9内の燃料圧力がコイルスプリングの付勢力に打ち勝つと、ニードル7が閉弁位置から上方へリフト(離間)し、噴射孔11と燃料溜まり9とが連通して、コモンレール内に蓄圧された高圧燃料がエンジンの各気筒の燃焼室内に噴射供給される。
【0034】
この燃料の噴射供給時には、アーマチャ16の開移動に伴って、突起30の外周面30aがオリフィス22の開口周縁22aから離れ、オリフィス22が閉塞状態から開口状態に変わり、さらにその開口面積が増大する。
【0035】
ここで、突起30を設けずにアーマチャシート部23aによってオリフィス22を閉塞した場合、開口初期におけるオリフィス22の開口部分は、オリフィス22の開口周縁22aとアーマチャシート部23aとの間に形成される間隙であり、オリフィス22の開口周縁22aとアーマチャシート部23aとの距離はアーマチャ16の移動量L1(図5に示す)となる。
【0036】
一方、アーマチャシート部23aの突起30によってオリフィス22を閉塞する本実施形態では、オリフィス22の開口部分は、オリフィス22の開口周縁22aと突起30の外周面30aとの間に形成される間隙であり、オリフィス22の開口周縁22aと突起30の外周面30aとの距離L2(図5に示す)はアーマチャ16の移動量L1よりも小さい。
【0037】
すなわち、本実施形態では、アーマチャシート部23aによってオリフィス22を閉塞した場合に比べて、オリフィス22の開口面積の増大速度が遅くなる。
【0038】
例えば、本件サンプルと比較サンプルとのそれぞれにおいて、アーマチャ16の移動量(ストローク)とオリフィス22の開口面積との関係を求めた結果を図6に示す。
【0039】
比較サンプルは、オリフィス22をアーマチャシート部23aによって閉塞するものであり、オリフィス径は0.38mmに、アーマチャ16のストロークは0.2mmに設定されている。一方、本件サンプルは、オリフィス22を突起30によって閉塞する本実施形態の構造を有し、オリフィス径は0.428mmに、アーマチャ16のストロークは0.2mm(比較サンプルと同じ)に、突起30の先端の角度θ(図4に示す)は60°ににそれぞれ設定されている。なお、本件サンプルの突起30の高さ(アーマチャシート部23aからの突出量)はアーマチャ16のストローク(0.2mm)を超えており、アーマチャ16を最上限位置まで移動させても突起30の先端はオリフィス22の外側へ移動せず、突起20の先端部分がオリフィス22内に残る。一方、比較サンプルと本件サンプルとを適正に比較するためには、オリフィス22の最大開口面積を両者間で等しく設定する必要がある。このため、本件サンプル本件サンプルのオリフィス径は比較サンプルよりも大きく設定されている。
【0040】
図6に示す関係から、オリフィス22を突起30によって閉塞する本件サンプルの方が、アーマチャシート部23aによって閉塞する比較サンプルよりも、アーマチャ16のストロークに対するオリフィス22の開口面積の変化割合(増加割合)が緩やかであり、オリフィス22の開口面積の増大速度が遅くなっていることが判る。
【0041】
このように、本実施形態では、アーマチャシート部23aによってオリフィス22を閉塞した場合に比べて、オリフィス22の開口面積の増大速度が遅くなり、制御室18内の急激な圧力変化を抑えることができる。このため、オリフィス22を流通する燃料にキャビテーションが起こり難く、エロージョンによるオリフィス22の摩耗や損傷が抑制され、オリフィス22の耐久性が向上する。従って、燃費の悪化を防止することができるとともに、燃料の噴射機能を良好に維持させることができる。
【0042】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0043】
例えば、突起を角錐体状など傾斜面を有する他の形状とし、オリフィスを突起に合わせた形状としてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関の気筒に高圧燃料を噴射供給する燃料噴射装置に広く適用可能である。
【符号の説明】
【0045】
1:インジェクタ(燃料噴射装置)
16:アーマチャ
18:制御室
20:連通孔
23a:アーマチャシート部
22:オリフィス
22a:オリフィスの開口周縁
23a:オリフィスシート部
30:突起
30a:突起の外周面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高圧状態の燃料が供給される制御室と、
前記制御室に連通する一端を有する連通孔と、
前記連通孔の他端に設けられたオリフィスと、
燃料の非噴射時には前記オリフィスを閉塞して前記制御室を高圧状態に維持し、燃料の噴射時には前記オリフィスから離間する方向へ移動して該オリフィスを開放する弁部材と、を備え、
前記弁部材は、前記オリフィスとの対向面から突出して先細りする錐体状の突起を有し、
前記弁部材が前記オリフィスに最も近接した状態で、前記突起の先端は前記オリフィス内へ侵入し、前記突起の外周面は前記オリフィスの開口周縁と接触して該オリフィスを閉塞する
ことを特徴とする燃料噴射装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−223203(P2010−223203A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−74732(P2009−74732)
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成19年度 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 革新的次世代低公害車総合技術開発委託研究
【出願人】(000000170)いすゞ自動車株式会社 (1,721)
【Fターム(参考)】