説明

環状3級アミン化合物を含有する医薬組成物

【課題】炎症性サイトカインの産生を抑制しうる、環状3級アミン化合物を含有する医薬組成物の提供。
【解決手段】下記一般式(I)を有する化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物:
【化1】


(式中、
Aは、置換されてもよい、ピリミジン、ピロール等の三価の基を示し、Rは、置換されていてもよいアリール基又はヘテロアリール基を示し、Rは、置換されていてもよいヘテロアリール基を示し、Rは、環状3級アミノ基を示す。)。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(I)
【化1】


{式中、
Aは、置換基群δから選択される基で置換されてもよい、ベンゼン、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピロール、フラン、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、イソキサゾール及びイソチアゾール基から選択される三価の基を示し、
は、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよいアリール基;又は置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよいヘテロアリール基を示し、
は、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよい、窒素原子を少なくとも一つ有するヘテロアリール基を示し、
は、下記一般式(IIa)又は(IIb)を有する基:
【化2】


[式中、
点線を含む結合は、単結合又は二重結合を示し、
環Bは、4乃至7員ヘテロシクリル環(該環は飽和であるか不飽和であり;アリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基又はヘテロシクリル基と縮環していてもよい。)を示し、
Xは、炭素数1乃至5個の直鎖又は分岐鎖アルキレン基を示し、
Yは、単結合又は式C(Ra)(Rb)を有する基(Ra及びRbは、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基を示すか、Ra及びRbが一緒になって、オキソ基又はメチレン基を示すか、或いは、Ra及びRbが結合している炭素原子と一緒になって3乃至6員シクロアルキル基を形成していることを示す。)
Zは、アリーレン基又はヘテロアリーレン基を示し、
mは、0乃至2を示し、

は、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、式CONRを有する基、式CORを有する基、式SONRを有する基、式SOを有する基又は式SORを有する基を示し、
及びRは、同一又は異なって、水素原子、ヒドロキシ基、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよい低級アルキル基、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよい低級アルケニル基、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよい低級アルキニル基、
低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオキシ基、アラルキルオキシ基、
シクロアルキル基、シクロアルキル基で置換された低級アルキル基、
アリール基、アラルキル基、
ヘテロアリール基、ヘテロアリール基で置換された低級アルキル基、
アミノ基又はモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基を示し、
は、水素原子、低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基又はヒドロキシ低級アルキル基を示し、

は、水素原子、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、ハロゲノ低級アルキル基、ハロゲノ低級アルコキシ基及びハロゲノ低級アルキルチオ基からなる群より選択される1乃至2個の基を示し、
nは、1乃至2を示し(nが2の場合は、Rは、同一又は異なってもよい。)、

は、水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、ハロゲノ低級アルキル基、ハロゲノ低級アルコキシ基及びハロゲノ低級アルキルチオ基からなる群より選択される1乃至3個の基を示す。]を示し、

置換基群αは、
ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、低級アシルオキシ基、低級アルキルチオ基、ハロゲノ低級アルキルチオ基及び式−NRdeを有する基(式中、Rd及びReは、同一若しくは異なって、それぞれ、水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、アラルキル基、低級アルキルスルホニル基又は低級アルキルカルボニル基を示すか、或いは、Rd及びReが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリル基を形成する。)からなる群を示し、

置換基群βは、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよい低級アルキル基、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよい低級アルケニル基、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよいアルキニル基、
アラルキル基およびシクロアルキル基からなる群を示し、

置換基群γは、
オキソ基、ヒドロキシイミノ基、低級アルコキシイミノ基、低級アルキレン基、低級アルキレンジオキシ基、低級アルキルスルフィニル基及び低級アルキルスルホニル基からなる群を示し、

置換基群δは、
置換基群βから選択される1つの基;
置換基群α、置換基群β及び置換基群γから選択される基で置換されたシクロアルキル基;
置換基群α、置換基群β及び置換基群γから選択される基で置換されていてもよいアリール基;
置換基群α、置換基群β及び置換基群γから選択される基で置換されていてもよいヘテロアリール基;および
置換基群α、置換基群β及び置換基群γから選択される基で置換されていてもよいヘテロシクリル基からなる群を示す。
但し、R及びRが結合している環A上の原子は、それぞれ、Rが結合している環A上の原子に隣接している。}
を有する化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項2】
請求項1において、Aが、置換基群δから選択される2個の基で置換されてもよいピロール基及び置換基群δから選択される1個の基で置換されてもよいピラゾール基から選択される三価の基である医薬組成物。
【請求項3】
請求項1において、Aが、置換基群δから選択される2個の基で置換されてもよいピロール基である医薬組成物。
【請求項4】
請求項1において、Aが、ピロール基である医薬組成物。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよいアリール基である医薬組成物。
【請求項6】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよいフェニル基又はナフチル基である医薬組成物。
【請求項7】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよいフェニル基であり、
置換基群αが、ヒドロキシ基、シアノ基、ハロゲン原子、低級アルコキシ基及びハロゲノ低級アルコキシ基からなる群を示し、
置換基群βが、低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル基及びヒドロキシ低級アルキル基からなる群を示す医薬組成物。
【請求項8】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、フェニル基、又はヒドロキシ基、シアノ基、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、ハロゲノ低級アルキル基およびハロゲノ低級アルコキシ基からなる置換基群から選択される基で置換されたフェニル基である医薬組成物。
【請求項9】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、フェニル、3−シアノフェニル、4−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、3−クロロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、3,4,5−トリフルオロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、3−ジフルオロメトキシフェニル、3−トリフルオロメトキシフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル又は4−フルオロ−3−メトキシフェニル基である医薬組成物。
【請求項10】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、フェニル、3−シアノフェニル、4−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、3,4,5−トリフルオロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、3−ジフルオロメトキシフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル又は4−フルオロ−3−メトキシフェニル基である医薬組成物。
【請求項11】
請求項1乃至請求項4から選択されるいずれか1項において、Rが、フェニル、4−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル又は3−トリフルオロメチルフェニル基である医薬組成物。
【請求項12】
請求項1乃至請求項11から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよい、窒素原子を1若しくは2個含む5乃至6員ヘテロアリール基である医薬組成物。
【請求項13】
請求項1乃至請求項11から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよいピリジル基又はピリミジニル基である医薬組成物。
【請求項14】
請求項1乃至請求項11から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される基で置換されていてもよい4−ピリジル基又は4−ピリミジニル基である医薬組成物。
【請求項15】
請求項1乃至請求項11から選択されるいずれか1項において、Rが、置換基群α及び置換基群βから選択される1個の基で2位が置換されていてもよい4−ピリジル基又は4−ピリミジニル基である医薬組成物。
【請求項16】
請求項1乃至請求項11から選択されるいずれか1項において、Rが、メトキシ、アミノ、メチルアミノ、ベンジルアミノ及びα−メチルベンジルアミノ基からなる置換基群から選択される1個の基で2位が置換されていてもよい4−ピリジル基又は4−ピリミジニル基である医薬組成物。
【請求項17】
請求項1乃至請求項16から選択されるいずれか1項において、mが1である医薬組成物。
【請求項18】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIa)を有する基であり、Xが炭素数1乃至4個のアルキレン基であり、Yが式C(Ra)(Rb)を有する基(Ra及びRbは、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、炭素数1乃至4個のアルキル基又は炭素数1乃至4個のアルコキシ基を示すか、Ra及びRbが一緒になって、オキソ基又はメチレン基を示すか、或いは、Ra及びRbが結合している炭素原子と一緒になって3乃至6員シクロアルキル基を形成していることを示す。)である医薬組成物。
【請求項19】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIa)を有する基であり、Xがメチレン基であり、Yが式C(Ra)(Rb)を有する基(Ra及びRbは、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、ヒドロキシ基、フッ素原子、メチル基、エチル基、メトキシ基若しくはエトキシ基を示すか、Ra及びRbが一緒になって、オキソ基又はメチレン基を示すか、或いは、Ra及びRbが結合している炭素原子と一緒になってシクロプロピル基を形成していることを示す。)である医薬組成物。
【請求項20】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIa)を有する基であり、Xがメチレン基であり、Yが式C(Ra)(Rb)を有する基(Ra及びRbは、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、フッ素原子、メチル基、ヒドロキシ基又はオキソ基を示す。)である医薬組成物。
【請求項21】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIa)を有する基であり、Xがメチレン基であり、Yが式CHを有する基である医薬組成物。
【請求項22】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIb)を有する基であり、環Bが1個の窒素原子を含有し、更に窒素原子、酸素原子、硫黄原子、式>SOを有する基及び式>SOを有する基からなる群より選択される1個の原子又は基を含有していてもよい5又は6員ヘテロシクリル環(該環は飽和であるか不飽和であり;アリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基又はヘテロシクリル基と縮環していてもよい。)である医薬組成物。
【請求項23】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIb)を有する基であり、環Bが1個の窒素原子を含有する5又は6員ヘテロシクリル環(該環は飽和であるか不飽和であり;アリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基又はヘテロシクリル基と縮環していてもよい。)である医薬組成物。
【請求項24】
請求項1乃至請求項17から選択されるいずれか1項において、Rが式(IIb)を有する基であり、環Bがピロリジン環又はピロリン環である医薬組成物。
【請求項25】
請求項1乃至請求項24から選択されるいずれか1項において、Zが、フェニレン基、チオフェンジイル基、フランジイル基、ピロールジイル基、オキサゾールジイル基、チアゾールジイル基、チアジアゾールジイル基又はピリジンジイル基である医薬組成物。
【請求項26】
請求項1乃至請求項24から選択されるいずれか1項において、Zが、フェニレン基又はチオフェンジイル基である医薬組成物。
【請求項27】
請求項1乃至請求項26から選択されるいずれか1項において、
が、式CONRを有する基、式CORを有する基、式SONRを有する基、式SOを有する基又は式SORを有する基(式中、R及びRは、同一又は異なって、水素原子、
置換基群αから選択される基で置換されていてもよい低級アルキル基、
低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、シクロアルキル基、
アミノ基又はモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基を示し、
は、低級アルキル基を示す。)である医薬組成物。
【請求項28】
請求項1乃至請求項26から選択されるいずれか1項において、
が、式CONRを有する基、式SONRを有する基、式SOを有する基又は式SORを有する基(式中、R及びRは、同一又は異なって、水素原子、低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシ基又はシクロアルキル基を示し、
は、低級アルキル基を示す。)である医薬組成物。
【請求項29】
請求項1乃至請求項26から選択されるいずれか1項において、
が、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N−プロピルカルバモイル、N−イソプロピルカルバモイル、N−シクロプロピルカルバモイル、N−シクロペンチルカルバモイル、N−(2−フルオロエチル)カルバモイル、N−(2−メトキシエチル)カルバモイル、
N−メチルスルファモイル、N−エチルスルファモイル、N−プロピルスルファモイル、N−イソプロピルスルファモイル、N−シクロプロピルスルファモイル、N−シクロペンチルスルファモイル、N−(2−フルオロエチル)スルファモイル、N−(2−メトキシエチル)スルファモイル、N−メトキシスルファモイル、
メタンスルホニル、エタンスルホニル、プロパンスルホニル、
メタンスルフィニル、エタンスルフィニル又はプロパンスルフィニル基である医薬組成物。
【請求項30】
請求項1乃至請求項29から選択されるいずれか1項において、
が、水素原子、フッ素原子及びメトキシ基からなる群より選択される1乃至2個の基である医薬組成物。
【請求項31】
請求項1乃至請求項29から選択されるいずれか1項において、Rが、水素原子である医薬組成物。
【請求項32】
請求項1乃至請求項31から選択されるいずれか1項において、Rが、水素原子、ヒドロキシ基及び低級アルキル基からなる群より選択される1乃至2個の基である医薬組成物。
【請求項33】
請求項1乃至請求項31から選択されるいずれか1項において、Rが、水素原子である医薬組成物。
【請求項34】
請求項1乃至請求項33から選択されるいずれか1項において、一般式(I)を有する化合物が、下記のいずれか1個の一般式で表される医薬組成物:
【化3】


(式中、R及びR’は、同一又は異なって、水素原子又は置換基群δから選択される基を示す。)。
【請求項35】
請求項1乃至請求項33から選択されるいずれか1項において、一般式(I)を有する化合物が、下記のいずれか1個の一般式で表される医薬組成物:
【化4】


(式中、R及びR’は、同一又は異なって、水素原子又は置換基群δから選択される基を示す。)。
【請求項36】
請求項1において、一般式(I)を有する化合物が下記から選択される医薬組成物:
4−[1−(4−カルバモイルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
3−[1−(4−カルバモイルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−メチルカルバモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N−エチルカルバモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N−シクロプロピルカルバモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−イソプロピルカルバモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−プロピルカルバモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−[N−(2−フルオロエチル)カルバモイル]フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール
4−[1−[4−(N−シクロペンチルカルバモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−[N−(エトキシカルボニルメチル)カルバモイル]フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−メチルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N−エチルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−プロピルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−イソプロピルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(N−メチルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N−シクロプロピルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−[N−(2−フルオロエチル)スルファモイル]フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N,N−ジメチルスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−[N−(2−メトキシエチル)スルファモイル]フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N−エトキシスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[1−[4−(N−アリルオキシスルファモイル)フェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−(4−メタンスルホニルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−[1−(4−メタンスルホニルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−(4−メタンスルフィニルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−[1−(4−メタンスルフィニルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4イル)−1H−ピロール、
4−[1−(4−アセチルフェネチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−メチルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[(2S,8aS)−2−(4−カルバモイルフェニル)−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−メチルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−エチルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−ベンジルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−シクロプロピルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
4−[(2S,8aS)−2−[4−[N−(2−フルオロエチル)カルバモイル]フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−プロピルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[(2S,8aS)−2−[4−(N−イソプロピルカルバモイル)フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[(2S,8aS)−2−[4−[N−(2−メトキシエチル)カルバモイル]フェニル]−1,2,3,5,6,8a−ヘキサヒドロインドリジン−7−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(2−メトキシエチル)スルホニルフェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(2−ヒドロキシエチル)スルホニルフェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール、
2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(2−メトキシエチル)スルホニルフェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール及び
2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−[1−[4−(2−ヒドロキシエチル)スルホニルフェネチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロール。
【請求項37】
炎症性サイトカインの産生を抑制するために用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項38】
炎症性サイトカインの産生抑制作用を有する解熱・鎮痛剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項39】
抗炎症剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項40】
関節リウマチの予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項41】
変形性関節症の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項42】
アレルギー性疾患の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項43】
骨粗鬆症の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項44】
動脈硬化症の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項45】
腫瘍の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項46】
虚血性心疾患の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項47】
敗血症、乾癬、クローン病、潰瘍性大腸炎、糖尿病又は肝炎の予防剤又は治療剤として用いられる、請求項1乃至請求項36に記載された医薬組成物。
【請求項48】
医薬組成物を製造するための、請求項1乃至請求項36から選択されるいずれか1項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の使用。

【公開番号】特開2006−188504(P2006−188504A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−355157(P2005−355157)
【出願日】平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願人】(000001856)三共株式会社 (98)
【Fターム(参考)】