説明

生ゴミ処理装置

【課題】容器本体に投入された生ゴミを短時間のうちに乾燥させることができるようにした生ゴミ処理装置を提供する。
【解決手段】生ゴミ7を投入することのできる容器本体2と、当該容器本体2内で生ゴミ7を撹拌させる撹拌部材4と、乾燥機6とを備えて生ゴミ処理装置1を構成する。そして、特徴的に、撹拌部材4を回転軸41と撹拌羽根43とで構成し、その回転軸41に中空部42を形成するとともに、その中空部42に乾燥機6からの熱風を通す。そして、その中空部42を通った熱風を、回転軸41の側面に設けられた吹出孔45から吹き出させるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体に投入された生ゴミを撹拌させながら乾燥させる生ゴミ処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年では、台所や厨房などから発生した生ゴミを熱風で乾燥させるようにした生ゴミ処理装置が各種提案されている。
【0003】
このような生ゴミ処理装置の一般的な構造を図7に示す。図7において、符号81は、生ゴミを投入することができるようにした容器本体であり、上部の投入口から生ゴミ7を投入できるようにしたものである。また、符号82は、その容器本体81に投入された生ゴミ7を撹拌させる撹拌部材であり、回転軸83の周囲に撹拌羽根84を設け、その撹拌羽根84を回転させることによって生ゴミ7を撹拌させるようにしたものである。また、符号85は、その撹拌部材82によって撹拌された生ゴミ7を乾燥させるようにした乾燥機であり、容器本体81に投入された生ゴミ7に表面から熱風を吹き付けるようにしたものである。
【0004】
また、このような生ゴミ処理装置において、容器本体を傾斜させて撹拌効率を向上させるようにしたもの(特許文献1)なども存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−066143号公報
【特許文献2】特開2004−130187号公報
【特許文献3】特開2004−141791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、このような従来の生ゴミ処理装置で生ゴミを乾燥させる場合、次のような問題を生じる。
【0007】
すなわち、従来の生ゴミ処理装置では、容器本体に投入された生ゴミに上側から熱風を吹き付けるようにしているため、熱風が吹き付けられる生ゴミの面積が小さいと短時間のうちに生ゴミを乾燥させることができない。これに対して、図7のように容器本体を横長状にして生ゴミの表面積を大きくしたり、あるいは、上記特許文献1のように容器本体を傾斜させたりすれば、比較的短時間のうちに生ゴミを乾燥させることができる。しかしながら、このように表面積を大きくした場合であっても、生ゴミの表面にしか熱風を吹き付けることができないため、生ゴミの内側から乾燥させることができず、乾燥させるのに時間がかかってしまう。また、熱風を生ゴミに吹き付ける面積を大きくするためには、容器本体を傾斜もしくは横長状にしなければならず、生ゴミ処理装置の設置面積が大きくなってしまうという問題も生じる。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に着目してなされたもので、容器本体に投入された生ゴミを短時間のうちに乾燥させることができるようにした生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明の生ゴミ処理装置は、上記課題を解決するために、生ゴミを投入することのできる容器本体と、当該容器本体内で生ゴミを撹拌させる撹拌部材を備え、当該撹拌部材に熱風を吹き出す吹出孔を形成するようにしたものである。
【0010】
このようにすれば、撹拌部材に吹出孔が設けられているため、生ゴミの内側に熱風を吹き付けることができ、短時間のうちに生ゴミを乾燥させることができるようになる。
【0011】
また、このような発明において、撹拌部材を構成する回転軸に吹出孔を形成する。
【0012】
このようにすれば、生ゴミが撹拌部材の遠心力で外側に押し付けられるため、吹出孔に生ゴミが詰まってしまうようなことがなくなるというメリットを得ることができる。
【0013】
さらには、撹拌部材の一端側に当該撹拌部材を回転させる回転機構を設けるとともに、当該撹拌部材の他端側に当該撹拌部材の中空部に熱風を流入させる熱風流入口を設け、当該熱風流入口から撹拌部材の中空部に熱風を流入させるようにする。
【0014】
このように回転機構と熱風流入口を対向させれば、回転機構などの複雑な機構が設けられている狭い場所から熱風を吹き込む必要がなくなり、生ゴミ処理装置の構造を簡素化することができるようになる。
【0015】
また、このような発明において、容器本体の投入口を覆う蓋体を設け、当該蓋体を閉じることによって撹拌部材の熱風流入口と蓋体の連結穴とを連結させ、その連結穴から撹拌部材の中空部に熱風を流入させようにすることもできる。
【0016】
このようにすれば、特に、回転軸を起立させて上から生ゴミを投入させるような場合に、回転軸の熱風流入口を連結穴に回転可能に固定することで、安定して撹拌部材を回転させることができるようになる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、生ゴミを投入することのできる容器本体と、当該容器本体内で生ゴミを撹拌させる撹拌部材とを備え、当該撹拌部材に熱風を吹き出す吹出孔を形成するようにしたので、生ゴミの内側に熱風を吹き付けることができ、短時間のうちに生ゴミを乾燥させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施の形態における生ゴミ処理装置の断面図
【図2】同形態における蓋体を開けた状態を示す生ゴミ処理装置の断面図
【図3】同形態における撹拌部材を示す図
【図4】同形態における撹拌部材の吹出孔を示す水平方向の拡大図
【図5】他の実施の形態における撹拌部材を示す図
【図6】他の実施の形態における生ゴミ処理装置を示す断面図
【図7】従来例における一般的な生ゴミ処理装置を示す図
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明における第一の実施の形態における生ゴミ処理装置1について図面を参照しながら説明する。この第一の実施の形態における生ゴミ処理装置1は、図1に示すように、大きく分けて、生ゴミ7を投入することのできる容器本体2と、この容器本体2に投入された生ゴミ7を回転させながら撹拌させる撹拌部材4と、この撹拌部材4によって撹拌された生ゴミ7に熱風を吹き付けて乾燥させる乾燥機6とを備えて構成される。そして、特徴的には、生ゴミ7を撹拌させる撹拌部材4を中空状に構成して乾燥機6からの熱風をその中空部42に通し、その熱風を回転軸41の表面に設けられた吹出孔45(詳しくは図3参照)を介して吹き出させるようにしたものである。以下、本実施の形態における生ゴミ処理装置1の構成について詳細に説明する。
【0020】
まず、容器本体2は、生ゴミ7を投入することのできる有底円筒状に構成されるものであって、上部に生ゴミ7を投入するための投入口21(図2参照)を設けている。この容器本体2の投入口21には、蓋体3が開閉可能に取り付けられており、この蓋体3を開放させて投入口21から生ゴミ7を投入させるようにしている。この蓋体3の中央部分には、撹拌部材4の回転軸41の上端部分を連結するための連結穴32が設けられており、また、その外側の周囲には、生ゴミ7内で除湿された空気を排出するための排出穴33が設けられている。一方、この容器本体2の底面部には、その中央部分に撹拌部材4の回転軸41を通すための軸穴23が設けられており、その軸穴23を介して撹拌部材4を容器本体2内に起立させるようにしている。また、これ以外に底面部に、生ゴミ7の水分を排出させるための排水部22などが設けられている。この排水部22は、その孔の径が大きくなると、そこから生ゴミ7が排出されてしまうため、生ゴミ7が排出されないように孔径を小さくしておく。また、容器本体2を二重にして外側の容器本体2で排水部22から排出した生ゴミ7を受けるようにしてもよい。
【0021】
この容器本体2に設けられる撹拌部材4は、容器本体2内の生ゴミ7を撹拌させるようにしたものであって、一端側をモーターなどの回転機構5に連結した回転軸41と、回転軸41の外周に取り付けられた撹拌羽根43とを備えて構成されている。この撹拌羽根43は、図3に示すように、撹拌部材4を一方向に回転させた際に、容器本体2の中央部に位置する生ゴミ7を切断しながら上方に押し上げるような仰角(例えば、10度〜45度の角度)を有するように形成されており、この撹拌羽根43を回転させることによって、生ゴミ7を容器本体2内で対流させるようにしている。一方、この撹拌部材4の回転軸41の中央には、軸方向に沿った中空部42が設けられており、その中空部42に上側から熱風を通すことによって、回転軸41の側面に設けられた吹出孔45から熱風を吹き出させるようにしている。この吹出孔45は、回転軸41を水平に横切る断面において中心に向かって形成するようにしてもよく、あるいは、図4に示すように、中心から回転方向と逆向きの方向の角度(例えば、20度〜45度の角度)に向けて形成するようにしてもよい。このような角度で形成すると、撹拌部材4を回転させる際に、生ゴミ7を吹出孔45に入り込ませないようにすることができ、吹出孔45の目詰まりを防止することができる。また、この吹出孔45の内径については特に限定されないが、好適には、生ゴミを入り込ませないような寸法として、例えば、直径1mm〜3mmの範囲内の寸法にして、回転軸41の数カ所に設けるようにするとよい。さらに、この吹出孔45を形成する位置については、撹拌羽根43の下方側であって、かつ、撹拌羽根43の回転方向下流側における回転軸41上に設けるようにしてもよい。このような位置に設ければ、撹拌羽根43が回転して生ゴミを上方に持ち上げる際、その撹拌羽根43の切断によって隙間を形成することができ、この部分に熱風を吹き出して乾燥させることができるというメリットがある。
【0022】
また、この撹拌部材4における回転軸41の上端部分である熱風流入口44は、蓋体3の連結穴32に回転可能に嵌め込まれており、その連結穴32を介して流入管71から熱風を中空部42に流入させるようにしている。この回転軸41を蓋体3に連結させる場合、図1および図2に示すように、蓋体3の下面側に回転軸41を内接させるようにした凹状部材31を取り付けておき、蓋体3を閉めた際に、その凹状部材31に回転軸41の熱風流入口44を内接させて回転させるようにしておく。
【0023】
この蓋体3に取り付けられる流入管71の基端側には、加熱された空気を送り込むための乾燥機6が取り付けられている。この乾燥機6は、ヒーターで加熱された空気をターボファンなどによって流入管71を介して容器本体2側に送り込むようにしたものであって、撹拌部材4の吹出孔45から熱風を吹き出させることができる風圧で空気を送り込むようにしている。
【0024】
一方、この蓋体3の排出穴33には排出管72が連結されており、容器本体2から回収された空気をフィルターなどで除湿・脱臭して乾燥機6まで循環させるようにしている。
【0025】
このような構成において、生ゴミ処理装置1を用いて生ゴミ7を乾燥させる場合の処理方法について説明する。
【0026】
まず、生ゴミ7を加熱・乾燥させる場合、適量の生ゴミ7を生ゴミ処理装置1の容器本体2に投入する。この投入させる生ゴミ7の量としては、撹拌部材4を回転させた際に、生ゴミ7を容器本体2内で対流させることができる程度の量としておく。
【0027】
次に、このように生ゴミ7を容器本体2に投入した後、撹拌部材4の回転軸41の熱風流入口44を凹状部材31に内接させるようにして蓋体3を閉じる。また、これとともに、蓋体3の連結穴32に乾燥機6からの流入管71を取り付けるとともに、蓋体3の排出穴33に排出管72を取り付ける。
【0028】
このように蓋体3を閉じて各管(流入管71や排出管72)を取り付けた後、回転機構5や乾燥機6の電源を入れる。すると、乾燥機6から流入管71を介して熱風が中空部42に排出され、回転軸41の吹出孔45からその熱風が吹き出される。また、これと同時に、回転機構5の駆動によって撹拌部材4が回転し、撹拌羽根43を介して生ゴミ7を切断および撹拌させながら上方へと押し上げる。このとき、撹拌羽根43の回転によって生ゴミ7を上方へと押し上げることによって生ゴミ7の間に隙間を形成することができ、その隙間に吹出孔45からの熱風を吹き付けて、生ゴミ7の水分を除去することができる。そして、その生ゴミ7の内部に吹き付けられた熱風を、生ゴミ7とともに上方へと持ち上げ、蓋体3の排出穴33から排出させる。なお、この撹拌部材4を回転させる際、吹出孔45の軸が回転方向に向かって回転方向から鋭角に形成されているため、回転時に生ゴミ7が吹出孔45に入り込むようなことがない。
【0029】
そして、このように蓋体3の排出穴33から排出された空気を脱臭・除湿することによって、再び乾燥機6へと環流させる。
【0030】
このように構成すれば、生ゴミ7の内部から熱風を吹き付けることができるため、より早く生ゴミ7を乾燥させることができるようになる。
【0031】
<第二の実施の形態>
次に、第二の実施の形態について説明する。上記第一の実施の形態では、容器本体2を縦長状にして撹拌部材4の回転軸41も起立させるようにしたが、この第二の実施の形態では、容器本体2を水平状もしくは傾斜させるとともに、撹拌部材4の回転軸41も水平状もしくは傾斜させるようにしたものである。なお、本実施の形態において、第一の実施の形態と同一符号を付したものは、特に示す場合を除き、同一の機能を有するものとする。また、図6においては、容器本体2を水平にした場合について説明する。
【0032】
まず、この第二の実施の形態における容器本体2は、横長円筒状によって構成されるものであって、円筒状をなす上面に長方形状の投入口21を有している。また、この筒状をなす容器本体2の長手方向の一端面には、軸穴23が設けられており、そこに撹拌部材4の回転軸41を挿通させるとともに、これに対向する他端面側には、凹状部材31を設けて撹拌部材4を回転可能に支持するようにしている。そして、第一の実施の形態と同様に、この凹状部材31の中央に連結穴32を形成し、その連結穴32に図示しない乾燥機からの流入管を連結させることによって、乾燥機からの熱風を回転部材の中空部42に流入させるようにしている。
【0033】
一方、撹拌部材4は、第一の実施の形態と同様に、容器本体2の長手方向に沿った回転軸41と、その回転軸41の周囲に取り付けられた撹拌羽根43とを有するように構成されている。この撹拌部材4の回転軸41にも、中心軸に沿った中空部42が形成られており、その中空部42に熱風を通すとともに、その熱風を回転軸41の側面に設けられた吹出孔45から吹き出させる。なお、撹拌部材4を水平にした場合、生ゴミ7を容器本体2内で軸方向に対流させることができないため、撹拌羽根43は、傾斜させないようにしておく。
【0034】
このように上記実施の形態によれば、生ゴミ7を投入することのできる容器本体2と、当該容器本体2内で生ゴミ7を撹拌させる撹拌部材4を備え、当該撹拌部材4に熱風を吹き出させる吹出孔45を形成するようにしたので、生ゴミ7の内側から熱風を通して乾燥させることができ、短時間のうちに生ゴミ7を乾燥させることができるようになる。
【0035】
また、撹拌部材4を構成する回転軸41に吹出孔45を形成するようにしたので、生ゴミ7が撹拌部材4の遠心力で外側に押し付けられ、回転軸41の吹出孔45に生ゴミ7が詰まってしまうようなことがなくなる。
【0036】
さらには、撹拌部材4の一端側に当該撹拌部材4を回転させる回転機構5を設けるとともに、当該撹拌部材4の他端側に当該撹拌部材4の中空部42に熱風を流入させる熱風流入口44を設け、当該熱風流入口44から撹拌部材4の中空部42に流入された熱風を、吹出孔45から吹き出させるようにしたので、回転機構5などの複雑な機構が設けられている狭い場所から熱風を吹き込む必要がなくなり、生ゴミ処理装置1の構造を簡素化することができるようになる。
【0037】
また、第一の実施の形態にように容器本体2を起立させる場合、容器本体2の投入口21を覆う蓋体3を設け、当該蓋体3を閉じた状態で撹拌部材4の熱風流入口44と蓋体3の連結穴32とを連結させ、その連結穴32から撹拌部材4の中空部42に熱風を流入させようにしたので、回転軸41を起立させて上から生ゴミ7を投入させるような場合に、回転軸41の熱風流入口44を連結穴32に回転可能に固定して安定させることができるようになる。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
【0039】
例えば、上記実施の形態では、撹拌部材4の回転軸41を容器本体2の両端に跨るように設けるようにしたが、図5に示すように、回転軸41の上部に起立した撹拌羽根43を設けるとともに、回転軸41の吹出孔45や回転軸41の開口した上端から熱風を吹き出させるようにしてもよい。
【0040】
また、上記実施の形態では、撹拌部材4の回転軸41にのみ吹出孔45を形成するようにしたが、撹拌羽根43の表面にも吹出孔45を形成するようにしてもよい。
【0041】
さらに、上記実施の形態では、撹拌部材4側から熱風を吹き出して生ゴミ7を加熱・乾燥させるようにしているが、容器本体2にヒーターなどを取り付けて、容器本体2側からも生ゴミ7を加熱乾燥させるようにしてもよい。
【0042】
また、上記実施の形態では、撹拌羽根43として板状のものを用いて説明したが、スクリュー状のものを用いてもよい。
【符号の説明】
【0043】
1・・・生ゴミ処理装置
2・・・容器本体
21・・・投入口
22・・・排出部
23・・・軸穴
3・・・蓋体
31・・・凹状部材
32・・・連結穴
33・・・排出穴
4・・・撹拌部材
41・・・回転軸
42・・・中空部
43・・・撹拌羽根
44・・・熱風流入口
45・・・吹出孔
5・・・回転機構
6・・・乾燥機
7・・・生ゴミ
81・・・容器本体
82・・・撹拌部材
83・・・回転軸
84・・・撹拌羽根
85・・・乾燥機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生ゴミを投入することのできる容器本体と、
当該容器本体内で生ゴミを撹拌させる撹拌部材とを備え、
当該撹拌部材に、熱風を吹き出させる吹出孔を形成するようにしたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
【請求項2】
前記吹出孔が、撹拌部材を構成する回転軸に設けられるものである請求項1に記載の生ゴミ処理装置。
【請求項3】
生ゴミを投入することのできる容器本体と、
当該容器本体内で生ゴミを撹拌させる撹拌部材と、
当該撹拌部材の一端側に設けられ、当該撹拌部材を回転させる回転機構と、
当該撹拌部材の他端側に設けられ、当該撹拌部材の中空部に熱風を流入させる熱風流入口とを備え、
当該熱風流入口から撹拌部材の中空部に流入された熱風を、吹出孔から吹き出させるようにしたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
【請求項4】
生ゴミを投入することのできる容器本体と、
当該容器本体の開口部を開閉可能に覆う蓋体と、
当該容器本体内で生ゴミを撹拌させる撹拌部材と、
当該撹拌部材の一端側に設けられ、当該撹拌部材を回転させる回転機構と、
当該撹拌部材の他端側を、閉じられた状態の蓋体の連結穴に連結させるとともに、連結穴から撹拌部材に形成された中空部に熱風を流入させる熱風流入口とを備え、
当該熱風流入口から撹拌部材の中空部に流入された熱風を、吹出孔から吹き出させるようにしたことを特徴とする生ゴミ処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−176342(P2012−176342A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−39514(P2011−39514)
【出願日】平成23年2月25日(2011.2.25)
【出願人】(508345081)株式会社CKU (17)
【出願人】(000156938)関西電力株式会社 (1,442)
【Fターム(参考)】