説明

画像処理システム、画像処理装置及びプログラム

【課題】撮像画像を送信した相手側で表示されている画像を、その撮像画像の被写体を見ながら確認する。
【解決手段】第1の画像処理装置10は、被写体60を撮像した撮像画像を順次取得し、順次取得された撮像画像を第2の画像処理装置20に送信する。第2の画像処理装置20は、受信した撮像画像の識別情報を第1の画像処理装置10に送信し、第1の画像処理装置10は、送信された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として被写体60に投影させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理システム、画像処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
遠隔地間をネットワークで結び、一方の地点の様子を撮像した画像を他方の地点に映し出して会議等を行う技術が知られている。例えば、下記の特許文献1では、遠隔地間を結んで行われる会議において、双方で表示される情報が不一致であった場合にはユーザにその旨通知する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−207453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一つは、撮像画像を送信した相手側で表示されている画像を、その撮像画像の被写体を見ながら確認できる画像処理システム、画像処理装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像処理システムの発明は、第1の画像処理装置と、第2の画像処理装置とを含み、前記第1の画像処理装置は、被写体を撮像した撮像画像を順次取得する取得手段と、前記取得手段により順次取得された撮像画像を送信する撮像画像送信手段と、を含み、前記第2の画像処理装置は、前記撮像画像送信手段により送信された撮像画像を受信する撮像画像受信手段と、前記撮像画像受信手段により受信された撮像画像の識別情報を送信する識別情報送信手段と、を含み、前記第1の画像処理装置はさらに、前記識別情報送信手段により送信された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として前記被写体に投影させる投影制御手段を含むことを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理システムにおいて、前記投影制御手段は、前記取得手段により順次取得される撮像画像の変化が予め定められた基準に満たない場合に、前記投影画像を投影させることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理システムにおいて、前記被写体を撮像する撮像タイミングと、前記投影画像を前記被写体に投影させる投影タイミングとが重ならないように制御するタイミング制御手段をさらに含むことを特徴とする。
【0008】
また、請求項4に記載の画像処理装置の発明は、被写体を撮像した撮像画像を順次取得する取得手段と、前記取得手段により順次取得された撮像画像を他の装置に送信する撮像画像送信手段と、前記他の装置により受信された撮像画像の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として前記被写体に投影させる投影制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、請求項5に記載のプログラムの発明は、コンピュータを、被写体を撮像した撮像画像を順次取得する取得手段と、前記取得手段により順次取得された撮像画像を他の装置に送信する撮像画像送信手段と、前記他の装置により受信された撮像画像の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として前記被写体に投影させる投影制御手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1、4及び5に記載の発明によれば、撮像画像を送信した相手側で表示されている画像を、その撮像画像の被写体を見ながら確認できる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、被写体側に変化がない間に、相手側で表示されている画像を確認できる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、投影した画像により撮像画像が影響を受けないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施形態に係る画像処理システムのシステム構成図である。
【図2】第1の画像処理装置と第2の画像処理装置の機能ブロック図である。
【図3】画像管理テーブルの一例を示す図である。
【図4】投影画像の生成処理を説明する図である。
【図5】プロジェクタにより被写体に投影画像が投影された様子の一例を示す図である。
【図6】プロジェクタの投影タイミングを制御する処理の一例を説明するフローチャートである。
【図7】カメラによる撮像タイミングと、プロジェクタによる投影タイミングとを制御する処理の一例を説明する図である。
【図8】画像処理システムにおける処理の一例を説明するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
【0015】
図1には、本実施形態に係る画像処理システム1のシステム構成図を示す。図1に示されるように、画像処理システム1は、第1の画像処理装置10と第2の画像処理装置20を含み、第1の画像処理装置10と第2の画像処理装置20とはネットワーク5を介して相互にデータ通信を行うものである。第1の画像処理装置10には、カメラ30及びプロジェクタ40が接続されており、第2の画像処理装置20には液晶ディスプレイ等の表示装置50が接続されている。
【0016】
本実施形態においては、カメラ30及びプロジェクタ40は共にレンズの画角が等しく、図1に示されるようにカメラ30及びプロジェクタ40の光軸はハーフミラー35に到達するまではそれぞれ直角に、そしてハーフミラー35から被写体60に到達するまでは両者の光軸は一致するように配置される。
【0017】
カメラ30は、例えば技術説明に用いる資料を載せたテーブル等の被写体60を撮像し、撮像した画像を第1の画像処理装置10に転送する。また、プロジェクタ40は、第1の画像処理装置10により生成される投影画像の入力を受けて、入力された投影画像を被写体60に対して投影するものである。
【0018】
本実施形態では、第1の画像処理装置10がカメラ30から取得した撮像画像毎に識別情報を付与して管理し、識別情報を付与した撮像画像を第2の画像処理装置20に送信することとする。そして、第2の画像処理装置20では、第1の画像処理装置10から送信された撮像画像を受信した後、受信した撮像画像に付与された識別情報を第1の画像処理装置10に送信する。第1の画像処理装置10は、第2の画像処理装置20から送信された識別情報に対応する画像に基づいて投影画像を生成し、生成した投影画像をプロジェクタ40により被写体60上に投影することとする。以下、図2に示された、第1の画像処理装置10と第2の画像処理装置20の機能ブロック図を参照しながら、上記処理を実現するために第1の画像処理装置10と第2の画像処理装置20のそれぞれに備えられた機能について説明する。
【0019】
まず、第1の画像処理装置10に備えられた機能について説明する。図2に示されるように、第1の画像処理装置10は、撮像画像取得部70、画像管理部72、画像送信部74、識別情報受信部76、画像特定部78、対象領域設定部80、投影画像生成部82、投影制御部84、及びタイミング制御部86を備える。上記の各部の機能は、CPU等の制御手段、メモリ等の記憶手段、外部デバイスとデータを送受信する入出力手段等を備えたコンピュータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムを読み込み実行することで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは情報記憶媒体によってコンピュータたる第1の画像処理装置10に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信手段を介して供給されることとしてもよい。
【0020】
撮像画像取得部70は、カメラ30とデータを通信する通信インターフェースを含み構成され、カメラ30により撮像された撮像画像を順次取得するものである。撮像画像取得部70は、予め定められた時間間隔毎に撮像画像を取得することとしてもよいし、第1の画像処理装置10を操作するユーザからの入力に応じたタイミングで撮像画像を取得することとしてもよい。
【0021】
画像管理部72は、撮像画像取得部70により取得された画像に識別情報を付与するとともに、識別情報が付与された各画像を管理するものである。本実施形態では、画像管理部72は、撮像画像取得部70により取得された各画像について画像管理テーブルを生成して管理することとする。
【0022】
図3には、画像管理テーブルの一例を示した。図3に示されるように、画像管理テーブルは、各画像を識別する画像IDに関連づけて、画像データと撮像時刻とを格納したテーブルとして構成されることとしてよい。例えば、画像管理部72は、撮像画像取得部70により取得された画像について、撮像された順序に応じて識別番号を付与し、当該付与した識別番号を画像IDとすることとしてよい。なお、画像管理部72は、撮像画像取得部70により取得された全画像を管理することとしてもよいし、管理する画像の期間や数を定めることとしてもよい。
【0023】
画像送信部74は、画像管理部72により識別情報が付与された画像を第2の画像処理装置20に順次送信するものである。上述したように、第2の画像処理装置20では、画像送信部74により送信された画像を受信すると、当該受信した画像に付与された識別情報を第1の画像処理装置10に向けて送信する。
【0024】
識別情報受信部76は、第2の画像処理装置20から送信された識別情報を受信するものであり、受信した識別情報は画像特定部78に出力される。
【0025】
画像特定部78は、識別情報受信部76により受信された識別情報が入力されると、当該入力された識別情報により識別される画像を画像管理部72に管理される画像の中から特定するものである。本実施形態では、画像特定部78は、入力された識別情報をキーにして、画像管理部72により管理される画像管理テーブルを参照して、該当する画像データを得ることとする。
【0026】
対象領域設定部80は、画像管理部72により管理される画像のうち、第2の画像処理装置20での表示を確認したい領域を対象領域として設定するものである。例えば、対象領域設定部80は、ユーザからマウス等を用いて指定された座標範囲のデータに基づいて対象領域を設定することとしてよい。なお、対象領域は、画像管理部72により管理される画像毎に設定してもよいし、複数の画像について共通して設定することとしてもよい。
【0027】
投影画像生成部82は、画像特定部78により特定された画像と、対象領域設定部80により設定された対象領域とに基づいて、投影画像を生成するものである。本実施形態では、画像特定部78により特定された画像から、対象領域の示す座標範囲を抽出して投影画像を生成することとする。
【0028】
図4には、投影画像の生成処理を説明する図を示した。図4に示されるように、画像IDがそれぞれ「098」、「099」、「100」、「101」の撮像画像が第1の画像処理装置10により管理され、これらの各撮像画像は第2の画像処理装置20に順次送信されたとする。これに対して、第2の画像処理装置20からは画像ID「099」までが送信された場合には、第1の画像処理装置10では、画像ID「099」に該当する撮像画像のうち、対象領域の部分を抽出してこれを投影画像とする。
【0029】
投影制御部84は、プロジェクタ40にデータを転送する通信インターフェースを含み構成され、投影画像生成部82により生成された投影画像をプロジェクタ40に出力して投影させるものである。
【0030】
図5には、プロジェクタ40により被写体60に投影画像が投影された様子の一例を示した。第1の画像処理装置10の各ユーザは、被写体60から目を離す必要なしに、第2の画像処理装置20において表示されている画像を確認する。
【0031】
タイミング制御部86は、カメラ30による撮像タイミングやプロジェクタ40による投影タイミングを制御するものである。以下、タイミング制御部86による制御処理の具体例について説明する。
【0032】
図6には、プロジェクタ40の投影タイミングを制御する処理の一例を説明するフローチャートを示した。図6に示されるように、タイミング制御部86は、タイマーを初期化し(S101)、タイマーによる計時を開始する(S102)。次に、タイミング制御部86は、カメラ30により順次撮像される画像の差分を計算し(S103)、計算された差分が規定量を超えるか否かを判断する(S104)。タイミング制御部86は、上記計算された差分が規定量を超えると判断する場合には(S104:Y)、S101に戻り、規定量を超えないと判断する場合には(S104:N)、タイマーにより計時された時間が規定時間を超えたか否かを判断する(S105)。そして、タイミング制御部86は、上記タイマーにより計時された時間が規定時間を超えていないと判断する場合には(S105:N)、S103に戻り、規定時間を超えたと判断する場合には(S105:Y)、プロジェクタ40に投影画像を出力させる(S106)。なお、以上の処理は、投影画像生成部82により投影画像が生成される毎に行うこととしてよい。
【0033】
次に、図7を参照しながら、カメラ30による撮像タイミングと、プロジェクタ40による投影タイミングとを制御する処理の一例を説明する。図7に示されるように、タイミング制御部86は、カメラ30が撮像処理を行っている間は、プロジェクタ40の投影を一時停止するように、カメラ30の撮像タイミングとプロジェクタ40の投影タイミングとを制御することとしてよい。このように両者のタイミングを制御することで、撮像画像にプロジェクタ40が投影した画像が含まれないようにすると共に、カメラ30がプロジェクタ40により投影された明部を撮像してしまうことによりカメラ30のダイナミックレンジを超えてしまわないようにしている。
【0034】
次に、第2の画像処理装置20に備えられた機能について説明する。図2に示されるように、第2の画像処理装置20は、画像受信部90、識別情報送信部92及び表示制御部94を備える。上記の各部の機能は、CPU等の制御手段、メモリ等の記憶手段、外部デバイスとデータを送受信する入出力手段等を備えたコンピュータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムを読み込み実行することで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは情報記憶媒体によってコンピュータたる第2の画像処理装置20に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信手段を介して供給されることとしてもよい。
【0035】
画像受信部90は、第1の画像処理装置10から送信された画像情報を受信するものである。画像受信部90により受信された画像情報には、第1の画像処理装置10により付与された識別情報が含まれる。
【0036】
識別情報送信部92は、画像受信部90により受信された画像情報に付与された識別情報を取得すると共に、当該取得した識別情報を第1の画像処理装置10に送信するものである。
【0037】
表示制御部94は、表示装置50にデータを転送する通信インターフェースを含み構成され、画像受信部90により受信された画像情報に基づいて生成したグラフィックデータを表示装置50に出力するものである。
【0038】
次に、図8に示される画像処理システム1における処理の一例を説明するシーケンス図を参照しながら、画像処理システム1における処理の一連の流れを説明する。
【0039】
図8に示されるように、第1の画像処理装置10は、カメラ30により被写体60を撮像した撮像画像を取得し(S201)、取得した撮像画像に対して識別情報を付与して管理する(S202)。第1の画像処理装置10は、識別情報を付与した撮像画像を第2の画像処理装置20に送信する(S203)。
【0040】
第2の画像処理装置20は、第1の画像処理装置10から撮像画像を受信すると、当該受信した撮像画像に付与された識別情報を取得して(S204)、取得した識別情報を第1の画像処理装置10に送信する(S205)。
【0041】
第1の画像処理装置10は、第2の画像処理装置20から受信した識別情報に基づいて撮像画像を取得し(S206)、取得した撮像画像について指定された対象領域を抽出して投影画像を生成する(S207)。そして、第1の画像処理装置10は、投影タイミングが到来したか否かを判断し(S208)、投影タイミングが到来したと判断する場合には(S208:Y)、投影画像をプロジェクタ40により投影させる(S209)。
【0042】
以上の画像処理システム1では、第1の画像処理装置10側において、第2の画像処理装置20側で表示されている画像を確認する際に、カメラ30の被写体60から目を離す必要がない。また、第1の画像処理装置10と第2の画像処理装置20とのそれぞれにマイクを設け、マイクで集音された音声データを相手側の装置に送信することとすれば、第1の画像処理装置10側では第2の画像処理装置20側での表示が確認されるため、会話の齟齬が生じない。
【0043】
また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では、投影画像は撮像画像について設定された対象領域をそのまま用いることとしているが、当該対象領域を強調表示する等の画像処理を施して投影画像を生成することとしてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 画像処理システム、10 第1の画像処理装置、20 第2の画像処理装置、30 カメラ、35 ハーフミラー、40 プロジェクタ、50 表示装置、60 被写体、70 撮像画像取得部、72 画像管理部、74 画像送信部、76 識別情報受信部、78 画像特定部、80 対象領域設定部、82 投影画像生成部、84 投影制御部、86 タイミング制御部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の画像処理装置と、第2の画像処理装置とを含み、
前記第1の画像処理装置は、
被写体を撮像した撮像画像を順次取得する取得手段と、
前記取得手段により順次取得された撮像画像を送信する撮像画像送信手段と、を含み、
前記第2の画像処理装置は、
前記撮像画像送信手段により送信された撮像画像を受信する撮像画像受信手段と、
前記撮像画像受信手段により受信された撮像画像の識別情報を送信する識別情報送信手段と、を含み、
前記第1の画像処理装置はさらに、
前記識別情報送信手段により送信された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として前記被写体に投影させる投影制御手段を含む
ことを特徴とする画像処理システム。
【請求項2】
前記投影制御手段は、前記取得手段により順次取得される撮像画像の変化が予め定められた基準に満たない場合に、前記投影画像を投影させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項3】
前記被写体を撮像する撮像タイミングと、前記投影画像を前記被写体に投影させる投影タイミングとが重ならないように制御するタイミング制御手段をさらに含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
【請求項4】
被写体を撮像した撮像画像を順次取得する取得手段と、
前記取得手段により順次取得された撮像画像を他の装置に送信する撮像画像送信手段と、
前記他の装置により受信された撮像画像の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段により取得された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として前記被写体に投影させる投影制御手段と、を含む
ことを特徴とする画像処理装置。
【請求項5】
コンピュータを、
被写体を撮像した撮像画像を順次取得する取得手段と、
前記取得手段により順次取得された撮像画像を他の装置に送信する撮像画像送信手段と、
前記他の装置により受信された撮像画像の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段により取得された識別情報により識別される撮像画像の少なくとも一部を投影画像として前記被写体に投影させる投影制御手段として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−55056(P2011−55056A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−199538(P2009−199538)
【出願日】平成21年8月31日(2009.8.31)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】