説明

画像処理装置

【課題】原稿データに含まれる二次元コード情報の管理を容易にする。
【解決手段】画像処理装置100は、原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する検出部106と、原稿データから当該二次元コード情報を抜き出して部分画像データを生成する部分画像データ生成部108と、二次元コード情報を文字情報にデコードするデコード部110と、部分画像データ生成部108が生成した部分画像データとデコード部がデコードした文字情報とを対応付けた対応データの一覧表を生成する一覧表生成処理部104と、を含む。一覧表生成処理部104は、原稿データ取得部が一連の処理で複数の原稿データを取得した場合に当該複数の原稿データから生成された対応データをまとめて一覧表を生成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、画像処理装置に関し、とくに二次元コード情報を取り扱う画像処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、水平方向および垂直方向の二次元方向に情報を持つ二次元コード情報が普及してきている。二次元コードは、一次元コードに比べて大容量の情報を扱うことができるため、コード自体に種々の情報を持たせることが可能である。近年、様々な場面でたとえばQRコード等の二次元コード情報が利用されている。
【0003】
特許文献1には、画像データを取得し、画像データから所定の形式の二次元コード情報を検出し、検出した二次元コード情報を文字情報にデコードし、デコードした文字情報を画像データの少なくとも一部と対応付けて記憶する複合機が記載されている。
【特許文献1】特開2006−80939号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来、種々の文書に含まれる二次元コード情報をまとめて管理する機能がなかった。
【0005】
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、原稿データに含まれる二次元コード情報の管理を容易にする技術の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
原稿データを取得する原稿データ取得部と、
原稿データ取得部が取得した原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する検出部と、
検出部により二次元コード情報が検出された場合に、当該原稿データから当該二次元コード情報を抜き出して部分画像データを生成する部分画像データ生成部と、
検出部により二次元コード情報が検出された場合に、当該二次元コード情報を文字情報にデコードするデコード部と、
部分画像データ生成部が生成した部分画像データとデコード部がデコードした文字情報とを対応付けた対応データの一覧表を生成する一覧表生成部と、
を含み、
一覧表生成部は、原稿データ取得部が一連の処理で複数の原稿データを取得した場合に当該複数の原稿データから生成された対応データをまとめて一覧表を生成する画像処理装置が提供される。
【0007】
所定の形式の二次元コード情報は、たとえばQRコードとすることができる。
【0008】
このようにすれば、たとえば二次元コード情報が含まれる複数の原稿をまとめてセットして一覧表生成指示を行うことにより、二次元コード情報だけを抜き出して管理することができる。また、二次元コード情報を複合化してデコードした文字情報を二次元コード情報に対応付けておくことにより、再度二次元コード情報をデコードする必要がなくなる。ここで、文字情報は、テキストデータとしておくことができる。これにより、たとえば文字情報がURL等である場合に、そのテキストデータを用いることにより、所望のサイトにアクセスできるようにすることができる。
【0009】
本発明の画像処理装置において、部分画像データ生成部は、検出部により二次元コード情報が検出された場合に、当該原稿データから当該二次元コード情報およびその周囲の所定範囲の領域を部分的に抜き出して部分画像データを生成することができる。これにより、原稿データのどの部分が抜き出されたものかを把握することができる。
【0010】
本発明の画像処理装置において、部分画像データ生成部は、原稿データの縮小画像データも生成することができ、一覧表生成部は、対応データとして部分画像データ、文字情報および縮小画像データを対応付けることができる。これにより、原稿データのどの部分が抜き出されたものかを把握することができる。
【0011】
また、画像処理装置は、ユーザからコメントを受け付けるようにすることができ、一覧表生成部は、ユーザからのコメントも対応付けた対応データを生成することができる。
【0012】
本発明の画像処理装置は、ファクシミリ通信機能を有することができ、原稿データ取得部は、原稿データとしてファクシミリデータを受信することができ、一覧表生成部は、一度の通信で原稿データ取得部が取得した原稿データから生成された対応データをまとめて一覧表を生成することができる。
【0013】
本発明の画像処理装置は、一覧表生成部による一覧表の生成指示を受け付ける指示受付部をさらに含むことができ、検出部は、指示受付部が一覧表の生成指示を受け付けた場合に、原稿データ取得部が取得した原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する処理を行うことができる。
【0014】
本発明の画像処理装置において、一覧表生成部は、1ページの原稿データに複数の二次元コード情報が含まれる場合、それぞれについて対応データを生成するとともに、これらが同一ページの原稿データに含まれていたことを示す情報を付加して一覧表を生成することができる。
【0015】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、原稿データに含まれる二次元コード情報の管理を容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本実施の形態における画像処理装置100は、文字情報で示されたデータを二次元コード情報に変換する機能を有する。ここで、二次元コード情報は、一般的に二次元コード情報として知られている種々のものを用いることができるが、たとえばQRコードを用いることができる。
【0018】
図1は、本実施の形態における画像処理装置100の構成を示すブロック図である。
画像処理装置100は、原稿データ取得部102、一覧表生成処理部(一覧表生成部)104、検出部106、部分画像データ生成部108、デコード部110、指示受付部112、印刷処理部114、書込処理部116、および設定記憶部118を含む。
【0019】
本実施の形態において、画像処理装置100は、ファクシミリ通信機能を有する構成とすることができる。画像処理装置100は、たとえば、ファクシミリ、プリンタ、コピー、スキャナ機能等を統合したネットワーク複合機とすることができる。以下、画像処理装置100がネットワーク複合機である場合を例として説明する。ここで、ネットワーク複合機は、たとえばネットワークファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等である。
【0020】
画像処理装置100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。実施の形態で説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
【0021】
ネットワーク150は、インターネット等のパブリックネットワーク、LAN等のローカルネットワーク、およびPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)等である。ここでは、簡略化のために1つのネットワークとして示している。
【0022】
原稿データ取得部102は、原稿データを取得する。原稿データ取得部102は、たとえばスキャナ機能で読み取った原稿のデータとすることもでき、またネットワーク150を介して、他の端末から送信されたファクシミリデータとすることもできる。
【0023】
一覧表生成処理部104(一覧表生成部)は、原稿データ取得部102が取得した原稿データに含まれる二次元コード情報の管理を行うための一覧表生成処理の制御を行う。まず、一覧表生成処理部104は、原稿データ取得部102が原稿データを取得すると、一覧表生成処理を行うか否かを判断する。
【0024】
指示受付部112は、ユーザからら一覧表の生成指示を受け付ける。一覧表生成処理部104は、指示受付部112を介して、ユーザから一覧表の生成指示があった場合に、一覧表生成処理を行うと判断する。
【0025】
設定記憶部118は、一覧表生成処理を行うか否かや、生成した一覧表を印刷するか否か等の設定を記憶する。一覧表生成処理部104は、設定記憶部118を参照して一覧表生成処理を行うことが設定されている場合に、一覧表生成処理を行うと判断することもできる。
【0026】
検出部106は、一覧表生成処理部104が一覧表生成処理を行うと判断した場合に、原稿データ取得部102が取得した原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する。
【0027】
部分画像データ生成部108は、検出部106により二次元コード情報が検出された場合に、当該原稿データから当該二次元コード情報を抜き出して部分画像データを生成する。本実施の形態において、部分画像データ生成部108は、二次元コード情報およびその周囲の所定範囲の領域を部分的に抜き出したものを部分画像データとして生成する。
【0028】
デコード部110は、検出部106により二次元コード情報が検出された場合に、当該二次元コード情報を文字情報にデコードする。
【0029】
一覧表生成処理部104は、部分画像データ生成部108が生成した部分画像データとデコード部110がデコードした文字情報とを対応付けた対応データの一覧表を生成する。また、一覧表生成処理部104は、原稿データ取得部102が一連の処理で複数の原稿データを取得した場合に当該複数の原稿データから生成された対応データをまとめて一覧表を生成する。たとえば、一覧表生成処理部104は、原稿データ取得部102が一度の通信で複数のファクシミリ原稿を取得した場合、これらの原稿データから生成された対応データをまとめて一覧表を生成する。
【0030】
一覧表生成処理部104は、1ページの原稿データに複数の二次元コード情報が含まれる場合、それぞれについて対応データを生成するとともに、これらが同一ページの原稿データに含まれていたことを示す情報を付加して一覧表を生成することができる。
【0031】
一覧表生成処理部104は、生成した一覧表を書込処理部116に記憶する。また、一覧表生成処理部104は、設定記憶部118を参照して、設定記憶部118に一覧表を印刷することが設定される場合には、印刷処理部114により一覧表を印刷させる。一覧表を印刷するか否かは、指示受付部112を介してユーザが指示することもできる。一覧表生成処理部104は、指示受付部112を介してユーザから印刷指示があった場合は、生成した一覧表を印刷処理部114に印刷させる。
【0032】
図2は、一覧表生成処理部104により生成される一覧表の一例を示す図である。
図2(a)は、原稿データ取得部102が一連の処理で複数の原稿データを取得した場合の一連のデータを示す。ここで、たとえば第1のページ300には1つの二次元コード情報302が含まれる。また、第5のページ304には2つの二次元コード情報306および308が含まれる。ここでは、部分画像データ生成部108は、二次元コード情報およびその周囲の所定範囲の領域を部分的に抜き出して部分画像データ(302a、306a、308a)を生成する。
【0033】
このような場合、一覧表生成処理部104は、各ページ番号と、部分画像データと、デコード部110が生成した文字情報とを対応付けた対応データの一覧表を生成する(図2(b))。なお、1ページに複数の二次元コード情報が含まれる場合に、たとえばページの上にある二次元コード情報を一覧表の先に記載する等の設定も設定記憶部118に記憶しておくことができる。
【0034】
図1に戻り、他の例として、部分画像データ生成部108は、ページ毎に、たとえばサムネイルである原稿データの縮小画像データも生成することができる。この場合、一覧表生成処理部104は、対応データとして部分画像データ、文字情報および縮小画像データを対応付けることができる。
【0035】
図3は、本実施の形態における画像処理装置100の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0036】
原稿データ取得部102が原稿データを取得すると(S100のYES)、一覧表生成処理部104は、一覧表生成処理を行うか否かを判断する(S102)。一覧表生成処理部104は、指示受付部112を介したユーザの指示があった場合、または設定記憶部118に一覧表生成処理を行うことが設定されている場合に、一覧表生成処理を行うと判断する。
【0037】
一覧表生成処理を行う場合(S102のYES)、一覧表生成処理部104は、原稿データを1ページずつ処理する。検出部106は、原稿データ取得部102が取得した原稿データに二次元コード情報が含まれるか否かを判断する(S104)。
【0038】
検出部106が二次元コード情報を検出した場合(S104のYES)、部分画像データ生成部108は、その原稿から部分画像データを生成する(S106)。検出部106は、たとえば原稿の上端から走査して二次元コード情報を検出するようにすることができる。検出部106は、二次元コード情報を検出すると、その二次元コード情報を検出した位置情報を一覧表生成処理部104に出力することができる。また、デコード部110は、二次元コード情報をデコードして文字情報に変換する(S108)。
【0039】
一覧表生成処理部104は、ステップS106で部分画像データ生成部108が生成した部分画像データとステップS108でデコード部110がデコードした文字情報とを対応付けた対応データを生成する(S110)。一覧表生成処理部104は、生成した対応データを一時的にバッファ(不図示)に記憶しておく。つづいて、一覧表生成処理部104は、このページ(原稿データ)の処理が終了したか否かを判断する(S112)。ページの処理が終了したか否かは、検出部106が二次元コード情報を検出した位置情報に基づき、ページの最後まで走査が終了しているか否か等に基づき判断することができる。
【0040】
このページの処理が終了した場合(S112のYES)、一覧表生成処理部104は、対応データを記憶したバッファにページ区切りを挿入する(S114)。一方、ページの処理が終了していない場合(S112のNO)、ステップS104に戻り、同様の処理が行われる。また、ステップS104において、検出部106がページの最後まで走査を行っても二次元コード情報が検出されなかった場合(S104のNO)、ステップS114に進み、一覧表生成処理部104は、対応データを記憶したバッファにページ区切りを挿入する。
【0041】
ステップS114の後、一覧表生成処理部104は一連の原稿データの処理が終了したか否かを判断する(S116)。一連の原稿データの処理が終了していない場合(S116のNO)、ステップS104に戻り、同様の処理が行われる。ステップS116で一連の原稿データの処理が終了している場合(S116のYES)、一覧表生成処理部104は、バッファを参照して、一覧表を生成する(S118)。一覧表生成処理部104は、ユーザの指示または設定記憶部118の設定に従い、一覧表を書込処理部116に書き込んだり印刷処理部114に印刷させたりする処理を行う(S120)。
【0042】
なお、ステップS102で一覧表生成処理を行わない場合(S102のNO)、ステップS120に進み、指示等に応じて原稿データの書き込みや印刷が行われる。
【0043】
以上のようにすれば、たとえば二次元コード情報が含まれる複数の原稿をまとめてセットして一覧表生成指示を行うことにより、これらが一連の処理として扱われ、二次元コード情報だけを抜き出して管理することができる。また、たとえば、予めファクシミリデータに二次元コード情報が含まれる場合にはそれらの一覧表を生成することを設定しておくことにより、あるところからファクシミリ原稿が複数枚送信された場合に、ファクシミリ原稿の印刷データとともに、一覧表も印刷するようにすることができる。また、二次元コード情報を複合化してデコードした文字情報を二次元コード情報に対応付けておくことにより、再度二次元コード情報をデコードする必要がなくなる。ここで、文字情報は、テキストデータとしておくことができる。これにより、たとえば文字情報がURL等である場合に、そのテキストデータを用いることにより、所望のサイトにアクセスできるようにすることができる。
【0044】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】実施の形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】一覧表生成処理部により生成される一覧表の一例を示す図である。
【図3】実施の形態における画像処理装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0046】
100 画像処理装置
102 原稿データ取得部
104 一覧表生成処理部
106 検出部
108 部分画像データ生成部
110 デコード部
112 指示受付部
114 印刷処理部
116 書込処理部
118 設定記憶部
150 ネットワーク
300 第1のページ
302 二次元コード情報
304 第5のページ
306 二次元コード情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿データを取得する原稿データ取得部と、
前記原稿データ取得部が取得した原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する検出部と、
前記検出部により前記二次元コード情報が検出された場合に、当該原稿データから当該二次元コード情報を抜き出して部分画像データを生成する部分画像データ生成部と、
前記検出部により前記二次元コード情報が検出された場合に、当該二次元コード情報を文字情報にデコードするデコード部と、
前記部分画像データ生成部が生成した前記部分画像データと前記デコード部がデコードした前記文字情報とを対応付けた対応データの一覧表を生成する一覧表生成部と、
を含み、
前記一覧表生成部は、前記原稿データ取得部が一連の処理で複数の前記原稿データを取得した場合に当該複数の原稿データから生成された前記対応データをまとめて前記一覧表を生成する画像処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像処理装置において、
前記部分画像データ生成部は、前記検出部により前記二次元コード情報が検出された場合に、当該原稿データから当該二次元コード情報およびその周囲の所定範囲の領域を部分的に抜き出して前記部分画像データを生成する画像処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像処理装置において、
前記部分画像データ生成部は、前記原稿データの縮小画像データも生成し、
前記一覧表生成部は、前記対応データとして前記部分画像データ、前記文字情報および前記縮小画像データを対応付ける画像処理装置。
【請求項4】
請求項1から3いずれかに記載の画像処理装置において、
前記画像処理装置は、ファクシミリ通信機能を有し、
前記原稿データ取得部は、前記原稿データとしてファクシミリデータを受信し、
前記一覧表生成部は、一度の通信で前記原稿データ取得部が取得した前記原稿データから生成された前記対応データをまとめて前記一覧表を生成する画像処理装置。
【請求項5】
請求項1から4いずれかに記載の画像処理装置において、
前記一覧表生成部による前記一覧表の生成指示を受け付ける指示受付部をさらに含み、
前記検出部は、前記指示受付部が前記一覧表の生成指示を受け付けた場合に、前記原稿データ取得部が取得した原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する処理を行う画像処理装置。
【請求項6】
請求項1から5いずれかに記載の画像処理装置において、
前記一覧表生成部は、1ページの前記原稿データに複数の前記二次元コード情報が含まれる場合、それぞれについて前記対応データを生成するとともに、これらが同一ページの前記原稿データに含まれていたことを示す情報を付加して前記一覧表を生成する画像処理装置。
【請求項7】
コンピュータを、
原稿データを取得する原稿データ取得手段、
前記原稿データ取得手段が取得した原稿データに所定の形式の二次元コード情報が含まれるか否かを検出する検出手段、
前記検出手段により前記二次元コード情報が検出された場合に、当該原稿データから当該二次元コード情報を抜き出して部分画像データを生成する部分画像データ生成手段、
前記検出手段により前記二次元コード情報が検出された場合に、当該二次元コード情報を文字情報にデコードするデコード手段、
前記部分画像データ生成手段が生成した前記部分画像データと前記デコード手段がデコードした前記文字情報とを対応付けた対応データの一覧表を生成する一覧表生成手段、
として機能させ、
前記一覧表生成手段は、前記原稿データ取得手段が一連の処理で複数の前記原稿データを取得した場合に当該複数の原稿データから生成された前記対応データをまとめて前記一覧表を生成するプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−244628(P2008−244628A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−79651(P2007−79651)
【出願日】平成19年3月26日(2007.3.26)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】