説明

真空冷凍乾燥粉末ガルギール調味料

【課題】従来の調味料製造については、熱乾燥粉末が主流であり、使用後の残留物や長期保管が出来ない、変色、味付けの不便等の問題があり、本来の調味料成分に含まれる栄養成分が生地自体に浸透できない理由とされています。又、熱処理乾燥から成分破壊も製造以前に発生しており体内吸収効率は大変悪い内容となります。
【解決手段】今回の製法は従来の調味料を更に健康的にする為、熱乾燥粉末が主流であった製法において味だけの商品から健康に補助する為、日常使用している調味料を栄養素の高い製法で、全て真空冷凍乾燥粉末加工をベースに配合した調味料を解決策として考えた製法です。又、熱影響による成分破壊もなく少ない量で料理をする事が出来、食塩についても深層水の栄養塩だけの摂取となり健康にやさしい調味料と言えます。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は健康野菜ガルギールと香辛料、調味料の含有全てが真空冷凍乾燥粉末加工による製造に関して。
【背景技術】
【0002】
従来の調味料については100%真空冷凍乾燥粉末使用はなく、真空冷凍乾燥と熱乾燥の配合が主な製造方法であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の調味料に関しては熱乾燥微粉末が多く、色合い、栄養成分等において、色のムラ、長期保存による変色、長期保管が出来ない、栄養成分破壊による栄養欠如等の大きな欠点があった。
【0004】
又、従来の製法は調味料として使用した場合の溶解後の残留物が残り、本来の成分が主要食材に添加されることが出来ず、味、風味だけの効果となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
健康野菜であるガルギールを裁断後、真空冷凍乾燥を実施、微粉末加工に処理する。
【0006】
他の主要香辛料である胡椒、調味料の食塩等を真空冷凍乾燥を実施、微粉末加工に処理する。
【0007】
調味料である食塩は深層水を真空冷凍乾燥微粉末加工に処理された食塩を使用する。
【発明の効果】
【0008】
本製法は本来の生健康野菜カルギールの含有成分、カルシューム、ビタミンCと香辛料、調味料共に真空冷凍乾燥粉末処理することから栄養素の高い調味料、食品添加物、健康補助食品として商品を製造出来る。
【0009】
又、2ヵ年の長時間保管が可能で変色、品質低下、栄養素の分解破壊等が少なく、健康野菜粉末だけでは健康補助食品に使用し、錠剤、粒剤等の2次加工が容易に出来る添加物である。又、調味料としては、全て真空冷凍処理から残留物が残らず栄養素の体内吸収効率が高い。
【発明の実施するための最良の形態】
【0010】
本製法は健康野菜であるガルギールを洗浄裁断し、80℃2分程度にボイル加工します、その後、−5℃で補助冷凍3時間行い、後に−30℃で10時間真空冷凍乾燥し製粉機で粉末状にします。胡椒粉末についても丸ごと実を80℃2分程度にボイル加工します、その後、−5℃で補助冷凍3時間行い、後に−30℃で8時間真空冷凍乾燥し粉砕、製粉の手順で粉末にします。食塩の元である深層水原水も同じ加工技術で粉末化にします。
【0011】
調味料としての原料の配合はガルギール粉末85%、胡椒粉末10%、食塩5%の割合である。ガルギールはカルシューム、ビタミンCが他の野菜の2〜3倍の栄養素があり健康補助調味料といってもいいくらいの成分比率になります。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は種子をエジプトから輸入し、国内栽培された健康野菜であるガルギールを真空冷凍乾燥粉末にし、深層水真空冷凍乾燥粉末塩と真空冷凍乾燥胡椒と配合添加物を全て真空冷凍乾燥粉末化にした原料を用いた調味料である。
【請求項2】
この製法は調味料原料が全て真空冷凍乾燥処理された成分から構成された製造方法である。

【公開番号】特開2006−166899(P2006−166899A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−382659(P2004−382659)
【出願日】平成16年12月17日(2004.12.17)
【出願人】(503053549)庄内開発有限会社 (10)
【出願人】(505026929)有限会社八幡園芸緑化 (2)
【Fターム(参考)】