説明

睡眠の質を改善するためのドーパミン作動薬併用療法

本発明は該して、ドーパミン作動薬および鎮静剤を含む医薬組成物に関する。好ましい一実施形態では、ドーパミン作動薬は光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミンである。好ましい一実施形態では、鎮静剤は光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロンである。好ましい一実施形態では、ドーパミン作動薬は光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミンであり;且つ、鎮静剤は光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロンである。本発明の医薬組成物は、下肢静止不能症候群および周期性四肢運動障害、およびさまざまな睡眠障害の治療に有用である。加えて、本発明は、治療上有効な量のドーパミン作動薬および治療上有効な量の鎮静剤を同時投与することを含む、下肢静止不能症候群、周期性四肢運動障害、睡眠異常、または不眠症の患者を治療する方法に関する。好ましい一実施形態では、ドーパミン作動薬は光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミンである。好ましい一実施形態では、鎮静剤は光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロンである。好ましい一実施形態では、ドーパミン作動薬は光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミンであり;且つ、鎮静剤は光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロンである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を含む医薬組成物であって、前記鎮静剤が、ラセミ体ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、インディプロン、ゾルピデム、ザレプロンおよびガボキサドール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択され;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、アマンタジン、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、カルモキシロール、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、ドペキサミン、フェノルドパム、イボパミン、レルゴトリル、リスリド、メマンチン、メスレルギン、ペルゴリド、ピリベジル、プラミペキソール、キナゴリド、ロピニロール、ロキシンドールおよびタリペキソール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする医薬組成物。
【請求項2】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンおよび光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはそのいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物、または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項1記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記ドーパミン受容体作動薬が、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、リスリド、ペルゴリド、プラミペキソールおよびロピニロール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項1記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項1記載の医薬組成物。
【請求項6】
鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を含む医薬組成物であって、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする医薬組成物。
【請求項7】
鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を含む医薬組成物であって、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする医薬組成物。
【請求項8】
少なくとも1つの医薬品として許容されるキャリヤーをさらに含むことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の医薬組成物。
【請求項9】
鎮静剤、ドーパミン受容体作動薬、および少なくとも1つの医薬品として許容されるキャリヤーから実質的に成る医薬組成物であって、前記鎮静剤が、ラセミ体ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、インディプロン、ゾルピデム、ザレプロンおよびガボキサドール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択され;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、アマンタジン、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、カルモキシロール、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、ドペキサミン、フェノルドパム、イボパミン、レルゴトリル、リスリド、メマンチン、メスレルギン、ペルゴリド、ピリベジル、プラミペキソール、キナゴリド、ロピニロール、ロキシンドールおよびタリペキソール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする医薬組成物。
【請求項10】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンおよび光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはそのいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項9記載の医薬組成物。
【請求項11】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項9記載の医薬組成物。
【請求項12】
前記ドーパミン受容体作動薬が、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、リスリド、ペルゴリド、プラミペキソールおよびロピニロール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項9記載の医薬組成物。
【請求項13】
前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項9記載の医薬組成物。
【請求項14】
鎮静剤、ドーパミン受容体作動薬、および少なくとも1つの医薬品として許容されるキャリヤーから実質的に成る医薬組成物であって、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンおよび光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはそれらの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする医薬組成物。
【請求項15】
鎮静剤、ドーパミン受容体作動薬、および少なくとも1つの医薬品として許容されるキャリヤーから実質的に成る医薬組成物であって、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(6)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする医薬組成物。
【請求項16】
下肢静止不能症候群または周期性四肢運動障害の患者を治療する方法であって、治療を必要とする患者に治療上有効な量の鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を同時投与する工程を含み、前記鎮静剤が、ラセミ体ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、インディプロン、ゾルピデム、ザレプロンおよびガボキサドール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択され;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、アマンタジン、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、カルモキシロール、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、ドペキサミン、フェノルドパム、イボパミン、レルゴトリル、リスリド、メマンチン、メスレルギン、ペルゴリド、ピリベジル、プラミペキソール、キナゴリド、ロピニロール、ロキシンドールおよびタリペキソール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする方法。
【請求項17】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンおよび光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはそのいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項16記載の方法。
【請求項19】
前記ドーパミン受容体作動薬が、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、リスリド、ペルゴリド、プラミペキソールおよびロピニロール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項16記載の方法。
【請求項20】
前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項16記載の方法。
【請求項21】
下肢静止不能症候群または周期性四肢運動障害の患者を治療する方法であって、治療を必要とする患者に治療上有効な量の鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を同時投与する工程を含み、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする方法。
【請求項22】
下肢静止不能症候群または周期性四肢運動障害の患者を治療する方法であって、治療を必要とする患者に治療上有効な量の鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を同時投与する工程を含み、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする方法。
【請求項23】
睡眠異常の患者を治療する方法であって、治療を必要とする患者に治療上有効な量の鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を同時投与する工程を含み、前記鎮静剤が、ラセミ体ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、インディプロン、ゾルピデム、ザレプロンおよびガボキサドール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択され;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、アマンタジン、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、カルモキシロール、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、ドペキサミン、フェノルドパム、イボパミン、レルゴトリル、リスリド、メマンチン、メスレルギン、ペルゴリド、ピリベジル、プラミペキソール、キナゴリド、ロピニロール、ロキシンドールおよびタリペキソール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする方法。
【請求項24】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンおよび光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはそのいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項23記載の方法。
【請求項25】
前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項23記載の方法。
【請求項26】
前記ドーパミン受容体作動薬が、アポモルフィン、ブロモクリプチン、カベルゴリン、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、リスリド、ペルゴリド、プラミペキソールおよびロピニロール、あるいはそれらいずれかの医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物より成る群から選択されることを特徴とする請求項23記載の方法。
【請求項27】
前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする請求項23記載の方法。
【請求項28】
睡眠異常の患者を治療する方法であって、治療を必要とする患者に治療上有効な量の鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を同時投与する工程を含み、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロンまたは光学的に純粋な(S)−N−デスメチルゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする方法。
【請求項29】
睡眠異常の患者を治療する方法であって、治療を必要とする患者に治療上有効な量の鎮静剤およびドーパミン受容体作動薬を同時投与する工程を含み、前記鎮静剤が、光学的に純粋な(S)−ゾピクロン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であり;且つ、前記ドーパミン受容体作動薬が、光学的に純粋な(S)−ジデスメチルシブトラミン、あるいはその医薬品として許容される塩、溶媒和物または水和物であることを特徴とする方法。
【請求項30】
前記睡眠異常が、入眠困難、覚醒維持困難または早すぎる覚醒であることを特徴とする請求項23〜29いずれ1項記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−523165(P2007−523165A)
【公表日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−554124(P2006−554124)
【出願日】平成17年2月7日(2005.2.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/003937
【国際公開番号】WO2005/079851
【国際公開日】平成17年9月1日(2005.9.1)
【出願人】(399121139)セプレイコー インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】