説明

空気圧縮機のドレン排出装置及びドレン排出方法

【課題】空気圧縮機の自動停止中においても、ドレンを確実に排出して、圧縮機内部の発錆防止を図ることができる空気圧縮機のドレン排出装置及び排出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮機本体2の吐出側に設けた熱交換器6、除湿器8と、前記熱交換器8及び若しくは、除湿器8で発生したドレンを排出するドレン排出弁12とを備えた空気圧縮機のドレン排出装置において、前記圧縮機本体2への自動停止指令に基づいて、前記圧縮機本体2の自動停止後に少なくとも1回のドレン排出指令を、前記ドレン排出弁12に出力する制御手段10を備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気圧縮機のドレン排出装置及び排出方法に関するもので、更に詳しくは空気圧縮機の自動停止後におけるドレンの排出を確実にする空気圧縮機のドレン排出装置及びドレン排出方法にある。
【背景技術】
【0002】
大気空気中には、ある比率で水蒸気が含まれている。圧縮機がこの水蒸気を含んだ大気空気を圧縮すると、圧力下では空気中に保有できる水蒸気量が減少するため、圧縮空気の温度によっては、ドレンが発生することとなる。この発生したドレンは、ドレントラップ等のドレン排出手段により適切に外部へと排出しないと、空気圧ライン末端の空圧機器へのドレン混入不具合や、圧縮機内部の発錆等の不具合が発生することになる。
【0003】
その一方、ドレン発生量に対してドレン排出手段を過度に作動させると、本来、排出する必要のない圧縮空気を、無駄に大気へ放出することになり、エネルギーのロスを引き起こす。このため、適切なドレン排出は、空気圧縮機の内部発錆を防止し、省エネルギー化を図る上で大変重要な事項となっている。
【0004】
そこで、空気圧縮機の運転時間を積算し、この積算値が設定値に達すると、ドレンを排出させるものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】特許第2909901号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
空気圧縮機においては、これに接続される末端機器の使用状況に応じて、省エネの観点から、容量制御する方式が採用されている。即ち、末端機器が稼動していない場合には、圧縮空気の供給量を減らし、更に、末端機器が長期間稼動しない場合には、空気圧縮機を自動的に停止させる方式が採用されている。
【0007】
しかしながら、前述した末端機器は、その消費者の使用状況に応じて変化し、一定ではない。例えば、就業時間中の昼休みには、1時間程度、圧縮空気が使用されないことがある。また、週末には、2日間程度、圧縮空気が使用されないことがある。極端な場合には、夏期・年末休暇のように、長期間、圧縮空気が使用されないことがある。
【0008】
このような場合、空気圧縮機が、自動停止後、その停止時間が長くなると、空気圧縮機の自動停止後に空気の流れが止まるため、実際には、空気圧縮機内部の配管内面、熱交換器の内部表面にも付着しているドレンが、時間の経過に伴って配管や熱交換器の下部へと垂れてこれらに集積する。
【0009】
また、圧縮機に接続した外部の立上がり配管からドレン水が垂れてくる場合もある。このため、圧縮機内部、配管内部は、ドレン水により発錆等の不具合を引き起こすことになる。
【0010】
本発明は、上述の事柄に基づいてなされたもので、空気圧縮機の自動停止中においても、ドレンを確実に排出して、圧縮機内部の発錆防止を図ることができる空気圧縮機のドレン排出装置及びドレン排出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は前述の課題を解決するため、第1の発明は、圧縮機本体の吐出側に設けた熱交換器、除湿器と、前記熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを排出するドレン排出弁とを備えた空気圧縮機のドレン排出装置において、前記圧縮機本体への自動停止指令に基づいて、前記圧縮機本体の自動停止後に少なくとも1回のドレン排出指令を、前記ドレン排出弁に出力する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、第2発明は、圧縮機本体の吐出側に設けた熱交換器、除湿器と、前記熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを排出するドレン排出弁とを備えた空気圧縮機のドレン排出装置において、前記圧縮機本体への自動停止指令に基づいて、前記圧縮機本体の自動停止後に少なくとも複数回のドレン排出指令を、前記ドレン排出弁に出力する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
更に、第3の発明は、第2の発明において、前記制御手段は、ドレン排出指令回数を任意に設定可能であることを特徴とする。
【0014】
また、第4の発明は、圧縮機本体の吐出側に設けた熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを、ドレン排出弁によって排出するドレン排出方法において、前記圧縮機本体への自動停止指令に基づいて、前記ドレン排出弁を、圧縮機本体の自動停止後に、ドレン排出間隔時間t1後に、ドレン排出時間t2で、前記ドレン排出弁を開閉操作することを特徴とする。
【0015】
更に、第5の発明は、第4の発明において、圧縮機本体の自動停止後におけるドレン排出間隔時間t1後のドレン排出時間t2での前記ドレン排出弁の開閉操作後に、ドレン排出間隔時間t3後にドレン排出時間t2での前記ドレン排出弁の開閉操作を複数回行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、空気圧縮機の自動停止中の無駄な空気消費を最小限としながら、その長期間の自動停止中においても、熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを確実に排出することができる。その結果、空気圧縮機の内部の発錆を防止し、空気圧縮機の長寿命化を図ることができる。また、空気圧縮機に接続した末端機器の異常停止等の不具合が防止され、圧縮空気供給先での作業効率を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の空気圧縮機のドレン排出装置及びドレン排出方法の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態の全体構成を表す概略図である。この図1において、空気圧縮機は、吸込フィルタ1を介し吸い込んだ空気(大気)を圧縮する圧縮機本体2と、この圧縮機本体2を駆動する電動機3と、電動機3の回転数を可変制御する可変速手段4と、圧縮機本体2で生成した圧縮空気を供給先に供給する圧縮空気供給系統5とを備えている。また、吸込フィルタ1と圧縮機本体2との間には、容量制御のための吸込み弁6が設けられている。
【0018】
圧縮空気供給系統5には、圧縮機本体2から吐出された圧縮空気を一次冷却する熱交換器7と、この熱交換器7からの圧縮空気を二次冷却するとともに除湿する除湿器8とが設けられている。除湿器8の出口側には、圧力センサ9が設けられている。この圧力センサ9の検出信号は、制御手段10に出力される。また、除湿器8には、除湿器8で発生したドレン(凝縮水)を排出するためのドレン配管11が設けられている。このドレン配管11には、ドレン排出弁(電磁弁)12が設けられている。このドレン排出弁12は制御手段10からの信号により開閉操作される。
【0019】
制御手段10は、記憶部と、演算部とで構成されている。記憶部には、容量制御機能、自動停止機能、運転時のドレン排出機能を実現するためのプログラムが記憶されているとともに、自動停止後のドレン排出機能を実現するためのプログラムを記憶されている。また、上述した自動停止後のドレン排出機能を実現するために、記憶部には、ドレン排出間隔t1、ドレン排出時間t2が記憶されている。演算部は、ドレン排出間隔t1でドレン排出時間t2を、前記ドレン排出弁12の開信号として前記ドレン排出弁12に出力する。
【0020】
次に、上述した本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態によるドレン排出制御動作を図1及び図2を用いて説明する。
図2は、本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態によるドレン排出制御動作の一例を説明するためのタイムチャート図で、この図3のタイムチャート図中の(a1)は、圧縮機本体2の運転を、(a2)は圧縮機本体2の自動停止を示し、また、(b1)はドレン排出弁12が開状態、(b2)は閉状態を示し、符号t1、t2は、前述したドレン排出間隔時間及びドレン排出時間である。
【0021】
制御手段10は、圧力センサ9からの検出信号を取り込み、可変速手段4により圧縮機本体2を駆動する電動機3を変速して、除湿器8の出口側の圧力を一定に保つ様に圧縮機本体2の回転数を変化させたり、また、吸込み弁6での吸い込み量を絞り、容量制御を行う。
【0022】
吸込みフィルタ1、吸込み弁6を経由して圧縮機本体2に吸込まれた大気空気は、圧縮機本体2において所定の圧力まで圧縮された後、熱交換器6により冷却され、さらに除湿器8で除湿された後、圧縮空気供給系統5における圧縮空気吐出口より吐出される。除湿器8で分離したドレンは、圧縮機本体2の運転中には、記憶部に記憶したドレン排出間隔時間t1でのドレン排出時間t2を、ドレン排出弁12の開信号としてドレン排出弁11に出力する。
【0023】
これにより、ドレン排出弁12は、t2時間開き、除湿器8内で発生したドレンを排出する。このように、圧縮機本体2の運転中には、t1時間毎にt2時間だけドレン排出弁12を開き、除湿器8内で発生したドレンを排出する制御が行われる。
【0024】
制御手段10は、上述した容量制御後においても、圧縮空気供給先での使用が行われていない場合には、自動停止機能を作動させて、圧縮機本体2を自動停止させる。このように自動停止機能が作動すると、制御手段10は、図2のタイムチャ−トの後半に示すように、圧縮機本体2の運転中に行った最終のドレン排出を基に、記憶部に記憶したドレン排出間隔時間t1の経過後にドレン排出時間t2を、ドレン排出弁12の開信号としてドレン排出弁12に出力する。
【0025】
これにより、ドレン排出弁12は、圧縮機本体2が自動停止した後も、t2時間開き、除湿器8内で発生したドレンを排出する。即ち、空気使用量が減少し圧縮機本体2が自動停止した後も、ドレン排出弁12を1サイクルだけ開放し、圧縮機本体2の自動停止後における除湿器8内の残留ドレンを確実に排出する。
【0026】
前述した圧縮機本体2の自動停止指令は、例えば、ドレン排出弁12の開動作中に制御手段10に入力されることがある。この場合のタイムチャートを、図3に示す。この図3にいて、図2と同符号のものは同一部分である。
上述のように、ドレン排出弁12の開動作中に、自動停止機能が作動した場合、制御手段10は、ドレン排出弁12の閉動作後に、ドレン排出弁12を1サイクルだけ開放するように、ドレン排出弁12に開信号を出力する。これにより、ドレン排出弁12は、圧縮機本体2の自動停止後における除湿器8内の残留ドレンを確実に排出する。
【0027】
この実施の形態においても、前述した実施の形態と同様に、空気圧縮機の自動停止中の無駄な空気消費を最小限としながら、その長期間の自動停止中においても、除湿器8で発生したドレンを確実に排出することができる。その結果、空気圧縮機の内部の発錆を防止し、空気圧縮機の長寿命化を図ることができる。また、空気圧縮機に接続した末端機器の異常停止等の不具合が防止され、圧縮空気供給先での作業効率を向上させることができる。
【0028】
図4及び図5は、本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の他の実施の形態によるドレン排出制御動作の一例を説明するためのタイムチャート図で、これらの図において、図2と同符号のものは同一部分である。これらの図中の符号t3は、圧縮機本体2の自動停止後における複数回のドレン排出間隔時間を示している。
この実施の形態は、圧縮機本体2の自動停止時間が比較的長時間にわたる場合、除湿器8の内部に付着したドレンをより確実に排出するために、圧縮機本体2の自動停止時間中に、ドレン排出動作を複数回行うようにしたものである。
【0029】
この実施の形態においては、制御手段10の記憶部には、前述したドレン排出間隔時間t1、ドレン排出時間t2が記憶されているとともに、圧縮機本体2の自動停止後におけるドレン排出回数(N)とその排出間隔時間t3が記憶されている。排出間隔時間t3は、圧縮機本体2の停止後にはドレンの発生が運転時に比べて少ないので、運転中におけるドレン排出間隔時間t1よりも大きく設定されている。
【0030】
制御手段10の演算部は、圧縮機本体2の自動停止後に行われる1サイクルのドレン排出が終了した後、そこからの自動停止時間を積算し、その積算時間が、予め設定したドレン排出間隔t3に達したら、図4に示すように、ドレン排出弁12にt2時間開信号を出力する。その後、同様にドレン排出間隔時間t3をもってドレン排出時間t2のサイクルをN回繰り返すように、ドレン排出弁12にt2時間開信号を出力する。
【0031】
この実施の形態によれば、前述した実施の形態と同様に、圧縮機本体2の自動停止時間が比較的長時間にわたる場合にも、空気圧縮機の自動停止中の無駄な空気消費を最小限としながら、その長期間の自動停止中においても、除湿器8内で発生したドレンを確実に排出することができる。その結果、空気圧縮機の内部の発錆を防止し、空気圧縮機の長寿命化を図ることができる。また、空気圧縮機に接続した末端機器の異常停止等の不具合が防止され、圧縮空気供給先での作業効率を向上させることができる。
【0032】
また、図5のタイムチャートに示すように、ドレン排出弁12の開動作中に、自動停止機能が作動した場合、制御手段10は、ドレン排出弁12の自動停止後に、1サイクルのドレン排出が終了した後の、ドレン排出弁12の閉動作後に、ドレン排出間隔時間t3をもってドレン排出時間t2のサイクルをN回繰り返すように、ドレン排出弁11にt2時間開信号を出力する。
【0033】
この実施の形態によれば、前述した実施の形態と同様に、圧縮機本体2の自動停止時間が比較的長時間にわたる場合にも、空気圧縮機の自動停止中の無駄な空気消費を最小限としながら、その長期間の自動停止中においても、除湿器8内で発生したドレンを確実に排出することができる。その結果、空気圧縮機の内部の発錆を防止し、空気圧縮機の長寿命化を図ることができる。また、空気圧縮機に接続した末端機器の異常停止等の不具合が防止され、圧縮空気供給先での作業効率を向上させることができる。
【0034】
なお、上述の実施の形態において、圧縮機本体2の自動停止後におけるドレン排出回数(サイクル)Nは、任意に設定することができる。この場合、制御手段10における記憶部に、その回数を任意に設定すれば良い。
【0035】
図6は、本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の他の実施の形態の全体構成を表す概略図である。この図6において、図1の符号と同符号のものは同一若しくは相当する部分であるので、その詳細な説明を省略する。
【0036】
この実施の形態は、熱交換器7で発生したドレンを排出するために、熱交換器7にドレン排出弁12を設け、このドレン排出弁12を制御手段10で前述した実施の形態と同様に開閉操作制御して、熱交換器7で発生したドレンを、外部に排出するようにしたものである。
この実施の形態においても、前述した実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0037】
なお、上述の各実施の形態において、圧縮機本体2の自動停止後におけるドレン排出回数(サイクル)Nは、任意に設定することができる。この場合、制御手段10における記憶部に、その回数を任意に設定すれば良い。また、除湿器8内で発生したドレン及び熱交換器7で発生したドレンを排出制御することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態の全体構成を表す概略図である。
【図2】図1に示す本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態を構成する制御手段の構成を示す図である。
【図3】図1に示す本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態の一動作内容を説明するためのタイムチャート図である。
【図4】図1に示す本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の一実施の形態の他の動作内容を説明するためのタイムチャート図である。
【図5】本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の他の実施の形態の一動作内容を説明するためのタイムチャート図である。
【図6】本発明の空気圧縮機のドレン排出装置の他の実施の形態の全体構成を表す概略図である。
【符号の説明】
【0039】
1 吸込フィルタ
2 圧縮機本体
3 電動機
4 可変速手段
5 圧縮空気供給系統
6 吸込み弁
7 熱交換器
8 除湿器
9 圧力センサ
10 制御手段
11 ドレン配管
12 ドレン排出弁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮機本体の吐出側に設けた熱交換器、除湿器と、前記熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを排出するドレン排出弁とを備えた空気圧縮機のドレン排出装置において、前記圧縮機本体への自動停止指令に基づいて、前記圧縮機本体の自動停止後に少なくとも1回のドレン排出指令を、前記ドレン排出弁に出力する制御手段を備えたことを特徴とする空気圧縮機のドレン排出装置。
【請求項2】
圧縮機本体の吐出側に設けた熱交換器、除湿器と、前記熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを排出するドレン排出弁とを備えた空気圧縮機のドレン排出装置において、前記圧縮機本体への自動停止指令に基づいて、前記圧縮機本体の自動停止後に少なくとも複数回のドレン排出指令を、前記ドレン排出弁に出力する制御手段を備えたことを特徴とする空気圧縮機のドレン排出装置。
【請求項3】
前記制御手段は、ドレン排出指令回数を任意に設定可能であることを特徴とする請求項2に記載の空気圧縮機のドレン排出装置。
【請求項4】
圧縮機本体の吐出側に設けた熱交換器及び若しくは、除湿器で発生したドレンを、ドレン排出弁によって排出するドレン排出方法において、前記圧縮機本体への自動停止指令に基づいて、前記ドレン排出弁を、圧縮機本体の自動停止後に、ドレン排出間隔時間t1後に、ドレン排出時間t2で、前記ドレン排出弁を開閉操作することを特徴とする空気圧縮機のドレン排出方法。
【請求項5】
圧縮機本体の自動停止後におけるドレン排出間隔時間t1後のドレン排出時間t2での前記ドレン排出弁の開閉操作後に、ドレン排出間隔時間t3後にドレン排出時間t2での前記ドレン排出弁の開閉操作を複数回行うことを特徴とする請求項4に記載の空気圧縮機のドレン排出方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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