説明

端末の位置情報を用いたグループ通信方法、及びPTサービス用端末機

【課題】 特定の領域にいるグループ通信相手との選択的な通信の可能なグループ通信方法、及びグループ通信用端末機を提供し、特定の地域に位置する相手との迅速な通話を可能にして通信の効率を高めると共に、不必要な通信を減らす。
【解決手段】 本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステムおよび端末の位置情報を用いたグループ通信方法は、移動通信網や衛星信号などを用いて移動通信端末の位置を測定し、測定した位置と関連した多様な情報サービスを提供する位置情報提供装置と、移動中にネットワークと状態情報を続けて交換しながら、前記位置情報提供装置から端末機に登録された相手の位置情報が提供され、ユーザーの選択信号に従ってグループ通信を行う端末機とを含んでなることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末の位置情報を用いたグループ通信方法、及びグループ通信用端末機に関し、より詳細には、獲得した位置情報を用いて、通話の相手を地域別に分け、特定地域に位置する相手とのグループ通信を行うことのできるグループ通信方法、及びグループ通信用端末機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
プッシュtoトーク(Push-to-Talk:PTT)とは、一種のトランシーバー(Walkie-Talkie)形態の半二重方式の幹線電話システム(Trun Ked Radio System:TRS)サービスを端末機に実現したものであって、PTサービスの一つである。
【0003】
PTサービスは、移動通信ネットワークユーザーとサービス提供者に、より迅速な通信サービスを提供するためのもので、一人のクライアントが他の一人、或いは多数のクライアントとセッションが設定された状態でメディアデータを伝送できる通信サービスである。
【0004】
PTサービスは、音声(オーディオ)データを伝送するためのPTTサービス、動画(ビデオ)を伝送するためのプッシュtoビュー(Push-to-View:PTV)、データ伝送のためのプッシュtoデータ(Push-to-Data:PTD)などがあり、PTサービスは、一人の受信者との通話(1-to-1)、又はグループチャットセッションのような多数の受信者グループの間の通話(1-to-many)を許容する。また、セッションを設定するために、セッション初期化プロトコル(session initiation protocol:SIP)を用いる。
【0005】
PTT機能を有した端末機は、図1に示したように、PTT端末機に登録されたリストの現在の情報を周期的にアップデートしながら、まるでフォンブックを検索するごとく、所望の相手やグループにPTT通話をすることができる。相手の現在の状態情報としては、通話可能の状態(on/off)、通話中の状態(call)、接続状態などを分かることができ、このような状態は、適切なアイコンや文字で表示される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
PTT端末機は、各相手の現在の状態を表示するものの、相手の現在の位置に対する情報は提供しない。したがって、このような要求を解決できないという問題がある。
本発明は、特定の領域にいるグループ通信相手との選択的な通信が可能なグループ通信方法、及びグループ通信用端末機を提供することを目的とする。
他の目的として、特定の地域に位置する相手との迅速な通話を可能にして通信の効率を高めることにある。
【0007】
さらに他の目的として、不必要な通信を減らすことにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信システムは、獲得した位置情報を用いて相手のリストをグルーピングし、特定地域のグループのメンバーとPTサービスによるグループ通信をすることができるという特徴をもつ。
【0009】
かかる構成は、移動通信網や衛星信号などを用いて、モバイル端末の位置を測定し、測定した位置と関連した多様な情報サービスを提供する位置情報基盤サービス(Location Based Service:LBS)装置と、移動中にネットワークと状態情報を続けて交換しながら、端末機に登録された相手の位置情報が前記LBS装置から提供され、ユーザーの選択信号に従って単方向グループ音声通信を行うグループ通信用端末機とを含んでなることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信システムの細部の特徴は、前記グループ通信用端末機が、性格別に分けられたグループを再び地域別にグルーピングする機能と、全体の相手を同一の地域別にグルーピングする機能と、ユーザーが選択した相手と同一の地域に位置する相手をグルーピングする機能を有することにある。
【0011】
本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信システムの他の細部の特徴は、前記グループ通信用端末機の多様な機能メニューは、ポップアップ形態でディスプレイされることにある。
【0012】
本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信方法は、ユーザーがウェブ上に登録した相手の現在の状態情報、及び位置情報基盤サービス(LBS)を介して相手の位置情報が提供される過程と、ユーザーからメニュー選択信号が入力される過程と、メニュー選択信号を分析して、該当処理結果をディスプレイする過程と、ユーザーから提供される通話信号が入力され、選択された相手との単方向グループ通信を行う過程とを含んでなることを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、本発明は、例えば、以下の手段を提供する。
(項目1)
PT(Push-To)サービス加入者の位置情報を獲得した後、距離上所定の範囲以内に位置する前記PTサービス加入者間のグループ通信のためのメンバーリストを登録する過程と、
前記メンバーリストに登録された一人以上のメンバーとのグループ通信を要請する過程と、
前記グループ通信に対する要請受諾が完了すると、グループ間の通信を行う過程とを含んでなる端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目2)
前記加入者の位置情報は、位置基盤サービス、GPS(Global Positioning Service)、又はプレゼンスサーバーのうち、何れか一つを介して提供されることを特徴とする項目1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目3)
グループ通信を要請する端末は、招待者、またはグループ通信の設定権限を有するマスター端末のうちの一つであることを特徴とする項目1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目4)
前記距離上所定の範囲は、マスター端末を基準に既定儀された範囲を意味することを特徴とする項目3に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目5)
前記所定の範囲は、ユーザーによって、或いは予めシステム、又は端末によって定義することができることを特徴とする項目4に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目6)
前記メンバーリストは、周期的に更新されることを特徴とする項目1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目7)
前記メンバーリストは、ユーザーとの関係によるグループ別の分類が前提となって分離されることを特徴とする項目1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目8)
前記グループ通信を介して送受信されるデータは、音声やテキスト、又は映像データのうち何れか一つ、或いは混合された形態のデータであることを特徴とする項目1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
(項目9)
PTサービス加入者の位置情報を受信し、グループメンバーとの通信を行う無線送受信部と、
前記無線送受信部を介して受信した加入者位置情報を用いて、距離上ユーザーから所定の範囲内のメンバー情報を表示するための制御信号を出力する制御部と、
前記制御部の制御信号に従って、距離上所定の範囲内のグループメンバーのリストを示す表示部とを含んでなるグループ通信機能を有するPTサービス用移動通信端末機。
(項目10)
前記制御部の制御信号によって表示されるメンバーリストは、ユーザーとの関係によるグループ別の分類が前提となって分離されることを特徴とする項目9に記載のPTサービス用移動通信端末機。
(項目11)
前記グループメンバー間の通信を介して送受信されるデータは、音声やテキスト、又は映像データのうち何れか一つ、或いは混合された形態のデータであることを特徴とする項目9に記載のPTサービス用移動通信端末機。
(項目12)
移動通信網や衛星信号などを用いて移動通信端末の位置を測定し、測定した位置と関連した多様な情報サービスを提供する位置情報提供装置と、
移動中にネットワークと状態情報を続けて交換しながら、前記位置情報提供装置から端末機に登録された相手の位置情報が提供され、ユーザーの選択信号に従ってグループ通信を行う端末機とを含んでなる、位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
(項目13)
前記端末機は、
性格別に分けられたグループを、再び距離上所定の範囲内に位置するメンバーでグルーピングする機能;
全体の相手を互いに所定の範囲内の距離に位置するメンバーでグルーピングする機能;
ユーザーが選択した相手から所定の範囲以内の距離に位置する相手をグルーピングする機能;
ユーザーから距離上所定の範囲以内の距離に位置する相手をグルーピングする機能を有することを特徴とする、位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
(項目14)
前記端末機の多様な機能メニューは、ポップ−アップ形態でディスプレイされることを特徴とする項目13に記載の位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
(項目15)
前記所定の範囲の設定は、ユーザーによって、或いは予めシステム、又は端末によって定義されることができることを特徴とする項目13又は項目14に記載の位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、既存のPTTサービスにLBS概念を導入して、性格別に分けられたグループ(例えば、友達、同好会、同期会、職場など)を、再び距離上所定の範囲以内に位置したメンバーでグルーピングして、所望の地域にいる個人、或いはグループだけでPT通信を行うことができる効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付の図面に基づいて本発明に係る位置情報基盤サービスの機能を適用したグループ通信サービスシステムの構成、およびそれによる動作を説明する。
【0016】
図2は、本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信を行うための構成要素を概略的に示す構成図である。
【0017】
本発明は、移動通信端末11、12、13の現在の位置情報に基づいたサービスに適用した技術である。加入者の位置情報は、LBS、GPS、或いはメッセンジャーの機能が付加されたプレゼンスサービスなどを通して提供される。
【0018】
以下では、LBSを用いて位置情報を受信し、PTサービス実現の一つであるPTT端末機を用いた実施例を用いて、本発明の動作過程を説明する。
【0019】
移動通信端末機11、12、13の現在の位置を測定するための衛星30と、前記移動通信端末機11、12、13の相互間の情報交換を行うための通信ネットワーク20とを含んで構成されたシステムが構成され、本発明に係る音声通信方法を実現する。
【0020】
LBSとは、位置確認技術(Location Detection Technology:LDT)を用いてユーザーの位置を把握し、これと関連したアプリケーションを付加したサービスを示すものである。多方面に亘る利用が可能であって、最近、更に注目を浴びている。LBSは、移動通信網や衛星信号などを用いてモバイル端末の位置を測定し、測定した位置と関連した多様な情報サービスを提供するための技術として、移動通信網技術、位置追跡技術、端末機技術、及び情報技術との統合技術があり、これらが有機的に結合したシステムの構成が必要である。
【0021】
LBSは、各事業者ごとに実現方式およびサービス方式が異なる。GPSモジュールを用いた方式か、単純に基地局PN、BASE_IDなどの情報を用いた方式かによって詳細さや正確度が異なるが、現在の自分の位置を知らせたり、所望する相手の位置情報を調べることのできるサービスである。
【0022】
特に、3Gを迎えて位置基盤サービスの機能が大幅に強化されることに予想される移動電話に高付加価値の差別的なサービスが提供可能となることにより、サービス事業者ばかりでなく、世界的な通信装備製造会社までが技術開発および市場拡大に積極的に参与している。
【0023】
このようなLBSは、位置基盤の応用的な提供の可能なネットワークを用いた標準化されたサービス、位置情報に接続、提供、または位置情報によって作用する全ての応用ソフトウェアサービスであり、移動するユーザーがそれらの地理学的な位置、所在、または知られた存在に対するサービスを受けるようにするものである。
【0024】
即ち、LBSは、ユーザーの位置獲得、サービスの提供のための位置情報の利用という重要な2つの特徴を有しており、このような特徴を用いて、ユーザー・機器・端末・車両などの位置を把握して、ユーザーの位置情報活用の要求を満足させることのできるサービスを意味する。
【0025】
かかる構成を有するシステムが備えられた状態における本発明の実施例は、図3に示した通りである。即ち、ユーザーが特定の地域を指定した場合、PTT端末機に接続可能な対象者の情報が地域別に現れる。このようなLBS機能を適用するための方法は、図4のフローチャートのように進行される。図4は、本発明に係る位置情報基盤サービスの機能を適用した単方向音声通信方法の進行過程を示すフローチャートである。
【0026】
PTT端末機の電源をつけると、ユーザーがウェブ上に登録した接続可能な対象者の現在の情報ばかりでなく、LBSを介して確保された位置情報も受ける。この情報は周期的に更新される(S1)。
【0027】
その後、ユーザーがPTTのメニュー機能を用いて多様な信号を入力する。PTT端末では、このようなユーザーのメニュー選択信号を受ける。この際、グループ通信を要請する端末は招待者と表示し、グループ通信の設定権限を有する端末をマスターとする(S2)。
【0028】
ユーザーは、リスト上の対象者を選択して、位置情報を見られるばかりでなく、オプションメニューを用いて、位置情報による整列を行うこともできる。例えば、全体の対象者を互いに所定の距離内に位置するメンバーでグルーピングしたり、ユーザーが選択した対象者から所定の距離範囲内に位置する対象者のみグルーピングしたり、ユーザーから所定の距離範囲内に位置するグループ通信メンバーでグルーピングしたり、性格別に分けられたグループを、再び距離上所定の範囲内に位置するメンバーでグルーピングするなど、多様なメニューを選択することができる。前記距離上の所定の範囲は、前記マスター端末を基準に定義されるもので、これはユーザーが設定することもでき、予めシステム、又は端末に組み込んで保存されることもできる。
【0029】
PTTの画面表示部を介してユーザーのメニュー選択による結果を示す(S3)。その後、ユーザーがリスト上の一人または多数の対象者を相手に単方向の音声通信を行う(S4)。
【0030】
例えば、タクシー会社や宅配会社で特定の地域に位置する職員にのみ単方向の通話をしようとする場合に適切に用いることができる。また、友達、同好会などの会員のうち、特定の地域にいる会員だけでグループ通信をしようとする場合にもこの機能を用いることができる。
【0031】
図5は、本発明に係るPTサービス用端末機の構成を概略的に示すブロック図である。
図示したように、PTサービス加入者の位置情報を受信し、グループメンバーとの通信を行う無線送受信部3と、前記無線送受信部3を介して受信した加入者の位置情報を用いて、キーパッド1を介して入力されたユーザーの要求信号に従って、距離上ユーザーから所定の範囲内のメンバー情報を表示するための制御信号を出力する制御部2と、前記制御部2の制御信号に従って、距離上所定の範囲内のグループメンバーのリストを示す表示部4とを含んで構成されている。
【0032】
前記送受信部3を介して送受信されるデータは、音声やテキスト、または映像データのうち、何れか一つ、或いは混合された形態のデータとなる。
【0033】
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
【0034】
特定の領域にいるグループ通信相手との選択的な通信の可能なグループ通信方法、及びグループ通信用端末機を提供し、特定の地域に位置する相手との迅速な通話を可能にして通信の効率を高めると共に、不必要な通信を減らす。
【0035】
本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステムおよび端末の位置情報を用いたグループ通信方法は、移動通信網や衛星信号などを用いて移動通信端末の位置を測定し、測定した位置と関連した多様な情報サービスを提供する位置情報提供装置と、移動中にネットワークと状態情報を続けて交換しながら、前記位置情報提供装置から端末機に登録された相手の位置情報が提供され、ユーザーの選択信号に従ってグループ通信を行う端末機とを含んでなることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】従来技術に係るPTT端末機の画面の例示図である。
【図2】本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信を行うための構成要素を概略的に示す構成図である。
【図3】本発明が適用されたPTT端末機の画面の例示図である。
【図4】本発明に係る位置情報基盤サービス機能を適用した単方向音声通信方法の進行過程を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るPTサービス用端末機の構成を概略的に示すブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
PT(Push-To)サービス加入者の位置情報を獲得した後、距離上所定の範囲以内に位置する前記PTサービス加入者間のグループ通信のためのメンバーリストを登録する過程と、
前記メンバーリストに登録された一人以上のメンバーとのグループ通信を要請する過程と、
前記グループ通信に対する要請受諾が完了すると、グループ間の通信を行う過程とを含んでなる端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項2】
前記加入者の位置情報は、位置基盤サービス、GPS(Global Positioning Service)、又はプレゼンスサーバーのうち、何れか一つを介して提供されることを特徴とする請求項1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項3】
グループ通信を要請する端末は、招待者、またはグループ通信の設定権限を有するマスター端末のうちの一つであることを特徴とする請求項1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項4】
前記距離上所定の範囲は、マスター端末を基準に既定儀された範囲を意味することを特徴とする請求項3に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項5】
前記所定の範囲は、ユーザーによって、或いは予めシステム、又は端末によって定義することができることを特徴とする請求項4に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項6】
前記メンバーリストは、周期的に更新されることを特徴とする請求項1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項7】
前記メンバーリストは、ユーザーとの関係によるグループ別の分類が前提となって分離されることを特徴とする請求項1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項8】
前記グループ通信を介して送受信されるデータは、音声やテキスト、又は映像データのうち何れか一つ、或いは混合された形態のデータであることを特徴とする請求項1に記載の端末の位置情報を用いたグループ通信方法。
【請求項9】
PTサービス加入者の位置情報を受信し、グループメンバーとの通信を行う無線送受信部と、
前記無線送受信部を介して受信した加入者位置情報を用いて、距離上ユーザーから所定の範囲内のメンバー情報を表示するための制御信号を出力する制御部と、
前記制御部の制御信号に従って、距離上所定の範囲内のグループメンバーのリストを示す表示部とを含んでなるグループ通信機能を有するPTサービス用移動通信端末機。
【請求項10】
前記制御部の制御信号によって表示されるメンバーリストは、ユーザーとの関係によるグループ別の分類が前提となって分離されることを特徴とする請求項9に記載のPTサービス用移動通信端末機。
【請求項11】
前記グループメンバー間の通信を介して送受信されるデータは、音声やテキスト、又は映像データのうち何れか一つ、或いは混合された形態のデータであることを特徴とする請求項9に記載のPTサービス用移動通信端末機。
【請求項12】
移動通信網や衛星信号などを用いて移動通信端末の位置を測定し、測定した位置と関連した多様な情報サービスを提供する位置情報提供装置と、
移動中にネットワークと状態情報を続けて交換しながら、前記位置情報提供装置から端末機に登録された相手の位置情報が提供され、ユーザーの選択信号に従ってグループ通信を行う端末機とを含んでなる、位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
【請求項13】
前記端末機は、
性格別に分けられたグループを、再び距離上所定の範囲内に位置するメンバーでグルーピングする機能;
全体の相手を互いに所定の範囲内の距離に位置するメンバーでグルーピングする機能;
ユーザーが選択した相手から所定の範囲以内の距離に位置する相手をグルーピングする機能;
ユーザーから距離上所定の範囲以内の距離に位置する相手をグルーピングする機能を有することを特徴とする、位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
【請求項14】
前記端末機の多様な機能メニューは、ポップ−アップ形態でディスプレイされることを特徴とする請求項13に記載の位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。
【請求項15】
前記所定の範囲の設定は、ユーザーによって、或いは予めシステム、又は端末によって定義されることができることを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の位置情報基盤サービス機能を適用したグループ通信サービスシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−81184(P2006−81184A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−258603(P2005−258603)
【出願日】平成17年9月6日(2005.9.6)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】