筒状電飾体の製造方法及び筒状電飾体の発光方向制御方法。
【課題】光媒体と電飾ユニット両者の組み付けを正確に達成できる筒状電飾体を提供する。
【解決手段】LED2を帯状フレキシ基板6に等間隔に装着または弾性装着し、この実装済みのフレキ基板6を帯状アルミ5等の可塑性金属又はゴム或いは樹脂製の反可塑性部材に貼り付けることで発光ダイオード連装ベルト4を構成する。また、発光ダイオード連装ベルト4を螺子状又は螺旋状にねじり、そのねじり頻度によって光の取り出し方を変える。
【解決手段】LED2を帯状フレキシ基板6に等間隔に装着または弾性装着し、この実装済みのフレキ基板6を帯状アルミ5等の可塑性金属又はゴム或いは樹脂製の反可塑性部材に貼り付けることで発光ダイオード連装ベルト4を構成する。また、発光ダイオード連装ベルト4を螺子状又は螺旋状にねじり、そのねじり頻度によって光の取り出し方を変える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は発光ダイオードを使用した筒状電飾体に関するものであって、高品位な筒状電飾体の製造方法と様々な光源製品に応用できる筒状電飾体の発光方向制御方法を得ることを目的とする。
【背景技術】
【0002】
図13乃至図15は従来の筒状電飾体である。図13では透明ウレタンと微細反射材の複合体を棒状に成型してなる光媒体1aの側面に、発光ダイオード(以下、LEDと称す)を密着させて取り付けている。LED2からの光を活用できる距離に制限がある小径用筒状電飾体である。
【0003】
図14では筒の表面又は裏面に微細な傷を付けてなる光媒体1bの側面に、多数のLED2を密着させて取り付けてある。光媒体1bの中を直進する光が傷に当たって乱反射し光るものである。光媒体1bを大型にできる筒状電飾体である。
【0004】
図15では透明又は色付き乳半で筒状の光媒体1cの内部空洞に、LED2を多数個配設してなる電装ユニット3を挿入する。電装ユニット3の形状には丸、三角、四角又は2面形等がある。光媒体1cの発光強度が高い。電装ユニット3と光媒体1cの内壁とのクリアランス次第で光媒体1cにスポット光が発生したり、発光ムラが発生する。これらの発生原因は、前記クリアランスを一定に保つ両者の組み付けが困難なところにある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
筒状電飾体を構成する光媒体と電飾ユニット両者の組み付けを正確に達成できる自然法則を利用した技術的思想の創作を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成できる技術を創作し、さらには、本発明は部材の存在応力を利用した相手部材への絡みを利用して、正確な位置関係をなんなく達成できる技術を創作した。
それは、螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の製造方法と、
【0007】
螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の発光方向制御方法である。
【発明の効果】
【0008】
ひねりを加えた可塑性部材は当該部材の縁や面が三次元に展開することになり、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成できる。
ひねりを加えた反可塑性部材は、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成できるばかりか、ひねりから部材内に発生する存在応力を利用して相手部材との当接強度が高くなる。又、反可塑性部材はフレキシビリティであり、チューブ等の光媒体内部に自由に変形適合し得ること、かつ、この自由変形度を利用して前記チューブ状光媒体内部への挿入も簡単に行える。また、使用時に往々にして発生するチューブ状光媒体の変形に対しても、柔軟に追従できる。
【0009】
ひねりを加えられ三次元展開した発光ダイオード連装ベルトが、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成すると、その当接は両者の相対的な位置関係を正確に決定付けることとなる。位置関係が正確に決定されると、光源から光媒介部材までのクリアランスを設計通りとする組み付けが可能となる。これにより、スポット光や光のムラ又は発光方向を制御できることになる。その制御方法は、連装ベルトへの発光ダイオードの配列線のオフセットや幾何学的配置又はランダム配置等手段は多数考えられる。また、発光ダイオードの突出高さは連装ベルトの縁にフランジを付け加えた嵩上げ手段(図16参照)が考えられる。
【0010】
本発明を利用した高品位筒状電飾体や発光方向の制御を使用すると、階段の壁面に設置してある半透明の手摺パイプを均一に光らすことができる。光る棒状のブロックを多数組み合わせた屋外看板とすることができる。断面が丸、三角又は四角等様々な形状のパイプでありながら、それらのパイプをいとも簡単な製造方法で均一に光らすことができる。公園の歩道等に設置してある縁石使用して光誘導の一手法としても良いし、フレキ基板配線によりLED配列において進行方向に向かって順番に点灯させたり、一つおきに点滅させたり、色違いLEDを点滅させる等自由に制御させることもできる。パイプは透明でも良く、乳半アクリルパイプでも良い。更にはパイプの表面に半透過に疑似金属でメッキを施したものでも良い。
筒状電飾体は電飾チューブに限定するものではなく、蛍光管の代替としても利用できるものであり、様々な光源製品に提供するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
LEDを帯状フレキ基板に等間隔(場合によっては幾何学的間隔に又はランダム間隔に)に装着又は弾性装着し、この実装済みのフレキ基板を帯状アルミ等の可塑性金属又はゴム或いは樹脂製の反可塑性部材に貼り付けることで発光ダイオード連装ベルトを構成する。当該発光ダイオード連装ベルトを螺子状又は螺旋状にねじり、そのねじり頻度によって光の取り出し方を変える。
【0012】
発光ダイオードの配列パターンに間欠を加えて発光方向を制御する。
【実施例1】
【0013】
図1は発光ダイオード連装ベルト4の製造を示す概念図である。5が帯状アルミ、6が帯状フレキ基板、2がLED、7がチューブ状光媒体である。螺子状のひねりを加えられた発光ダイオード連装ベルト4はその先端からチューブ状光媒体7の内径の中に連続挿入されることになる。
5を帯状アルミに代えてゴム或いは樹脂性の反可塑性部材としても良い。
【0014】
図2は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4の斜視図である。当該ベルト4は長手方向材軸中心線を基準としてLED2を等間隔に実装した例である。5が帯状のアルミであり、6は帯状フレキ基板である。他の実施例として、その材軸中心線をどちら側かオフセットさせたり、幾何学的な配置としたり、ランダム配置としても良い。
【0015】
図3は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4とチューブ状光媒体7との嵌合状態を示す斜視図である。2がLEDである。又、A乃至Hは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図6に示すA乃至Hと対応する。
【0016】
図6は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4の正面図である。A乃至Hは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図3に示すA乃至Hと対応する。4が発光ダイオード連装ベルトであり、5が帯状アルミであり、6が帯状フレキ基板であり、2がLEDである。
【0017】
図4は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4aの斜視図である。当該ベルト4aはLED2を等間隔に実装すると共に、図中に示す螺旋中心線を基準にして螺旋状のひねりを加えられている。4aが発光ダイオード連装ベルトであり、5が帯状アルミであり、6が帯状フレキ基板であり、2がLEDである。5を帯状アルミに代えてゴム或いは樹脂性の反可塑性部材としても良い。
【0018】
図12は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4aとチューブ状光媒体7との嵌合状態を示す斜視図である。A乃至Fは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図7に示すA乃至Fと対応する。
【0019】
図7は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4aの正面図である。A乃至Fは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図5及び図12に示すA乃至Fと対応する。4aが発光ダイオード連装ベルトであり、5が帯状アルミであり、6が帯状フレキ基板であり、2がLEDである。
【0020】
図8は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4bの正面図である。この実施例ではLED2の発光方向をA、B及びC方向に限定すべく発光ダイオード連装ベルト4bを構成した。
【0021】
図9は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4cの正面図である。この実施例ではLED2の発光方向をA、B及びC方向に限定すべく発光ダイオード連装ベルト4cを構成した。
【実施例2】
【0022】
図10は断面が四角形の棒状支持体8の外周に発光ダイオード連装ベルト9を巻回した一実施例を示す斜視図である。この実施例では図中A面のみ発光することとなる。
【0023】
図11は断面が三角形の棒状支持体10の外周に発光ダイオード連装ベルト9を巻回した一実施例を示す斜視図である。この実施例では図中A面及びB面のみ発光することとなる。
【0024】
図12は円筒形の棒状支持体11の外周に螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト9を巻回した一実施例を示す斜視図である。この実施例ではLED2の発光をダイレクトに生かす方式が可能である。光媒体による乱反射光を得る既述の実施例と相違する。LED2の発光をダイレクトに生かせることで、一つのブロックを一つの画素とすれば、多数のブロックを連結して映像表現にまで応用範囲を広げることが可能となる。
【0025】
図16はフランジを付け加えた嵩上げ手段の説明図である。フランジ鍔12を介在させて、チューブ状光媒体7とLED2との距離h1,h2を調節できる
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明により様々な光源製品への応用が期待できる。単なる光源としてではなく階段手摺りや縁石といった建具やエクステリア製品への利用可能性が広がる。人の生活に優しい光製品を創造できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】 製造を示す概念図である。
【図2】 発光ダイオード連装ベルトの斜視図である。
【図3】 嵌合状態を示す斜視図である。
【図4】 発光ダイオード連装ベルトの斜視図である。
【図5】 嵌合状態を示す斜視図である。
【図6】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図7】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図8】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図9】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図10】 一実施例を示す斜視図である。
【図11】 一実施例を示す斜視図である。
【図12】 一実施例を示す斜視図である。
【図13】 従来例を示す斜視図である。
【図14】 従来例を示す斜視図である。
【図15】 従来例を示す斜視図である。
【図16】 説明図である。
【符号の説明】
【0028】
1a 光媒体
1b 光媒体
1c 光媒体
2 LED
3 電源ユニット
4 発光ダイオード連装ベルト
4a 発光ダイオード連装ベルト
4b 発光ダイオード連装ベルト
4c 発光ダイオード連装ベルト
5 帯状アルミ
6 帯状フレキ基板
7 チューブ状光媒体
8 棒状支持体
9 発光ダイオード連装ベルト
10 棒状支持体
11 棒状支持体
12 フランジ鍔
h1 距離
h2 距離
【技術分野】
【0001】
本発明は発光ダイオードを使用した筒状電飾体に関するものであって、高品位な筒状電飾体の製造方法と様々な光源製品に応用できる筒状電飾体の発光方向制御方法を得ることを目的とする。
【背景技術】
【0002】
図13乃至図15は従来の筒状電飾体である。図13では透明ウレタンと微細反射材の複合体を棒状に成型してなる光媒体1aの側面に、発光ダイオード(以下、LEDと称す)を密着させて取り付けている。LED2からの光を活用できる距離に制限がある小径用筒状電飾体である。
【0003】
図14では筒の表面又は裏面に微細な傷を付けてなる光媒体1bの側面に、多数のLED2を密着させて取り付けてある。光媒体1bの中を直進する光が傷に当たって乱反射し光るものである。光媒体1bを大型にできる筒状電飾体である。
【0004】
図15では透明又は色付き乳半で筒状の光媒体1cの内部空洞に、LED2を多数個配設してなる電装ユニット3を挿入する。電装ユニット3の形状には丸、三角、四角又は2面形等がある。光媒体1cの発光強度が高い。電装ユニット3と光媒体1cの内壁とのクリアランス次第で光媒体1cにスポット光が発生したり、発光ムラが発生する。これらの発生原因は、前記クリアランスを一定に保つ両者の組み付けが困難なところにある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
筒状電飾体を構成する光媒体と電飾ユニット両者の組み付けを正確に達成できる自然法則を利用した技術的思想の創作を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成できる技術を創作し、さらには、本発明は部材の存在応力を利用した相手部材への絡みを利用して、正確な位置関係をなんなく達成できる技術を創作した。
それは、螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の製造方法と、
【0007】
螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の発光方向制御方法である。
【発明の効果】
【0008】
ひねりを加えた可塑性部材は当該部材の縁や面が三次元に展開することになり、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成できる。
ひねりを加えた反可塑性部材は、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成できるばかりか、ひねりから部材内に発生する存在応力を利用して相手部材との当接強度が高くなる。又、反可塑性部材はフレキシビリティであり、チューブ等の光媒体内部に自由に変形適合し得ること、かつ、この自由変形度を利用して前記チューブ状光媒体内部への挿入も簡単に行える。また、使用時に往々にして発生するチューブ状光媒体の変形に対しても、柔軟に追従できる。
【0009】
ひねりを加えられ三次元展開した発光ダイオード連装ベルトが、相手部材と当接して位置決めスペーサーの役割を達成すると、その当接は両者の相対的な位置関係を正確に決定付けることとなる。位置関係が正確に決定されると、光源から光媒介部材までのクリアランスを設計通りとする組み付けが可能となる。これにより、スポット光や光のムラ又は発光方向を制御できることになる。その制御方法は、連装ベルトへの発光ダイオードの配列線のオフセットや幾何学的配置又はランダム配置等手段は多数考えられる。また、発光ダイオードの突出高さは連装ベルトの縁にフランジを付け加えた嵩上げ手段(図16参照)が考えられる。
【0010】
本発明を利用した高品位筒状電飾体や発光方向の制御を使用すると、階段の壁面に設置してある半透明の手摺パイプを均一に光らすことができる。光る棒状のブロックを多数組み合わせた屋外看板とすることができる。断面が丸、三角又は四角等様々な形状のパイプでありながら、それらのパイプをいとも簡単な製造方法で均一に光らすことができる。公園の歩道等に設置してある縁石使用して光誘導の一手法としても良いし、フレキ基板配線によりLED配列において進行方向に向かって順番に点灯させたり、一つおきに点滅させたり、色違いLEDを点滅させる等自由に制御させることもできる。パイプは透明でも良く、乳半アクリルパイプでも良い。更にはパイプの表面に半透過に疑似金属でメッキを施したものでも良い。
筒状電飾体は電飾チューブに限定するものではなく、蛍光管の代替としても利用できるものであり、様々な光源製品に提供するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
LEDを帯状フレキ基板に等間隔(場合によっては幾何学的間隔に又はランダム間隔に)に装着又は弾性装着し、この実装済みのフレキ基板を帯状アルミ等の可塑性金属又はゴム或いは樹脂製の反可塑性部材に貼り付けることで発光ダイオード連装ベルトを構成する。当該発光ダイオード連装ベルトを螺子状又は螺旋状にねじり、そのねじり頻度によって光の取り出し方を変える。
【0012】
発光ダイオードの配列パターンに間欠を加えて発光方向を制御する。
【実施例1】
【0013】
図1は発光ダイオード連装ベルト4の製造を示す概念図である。5が帯状アルミ、6が帯状フレキ基板、2がLED、7がチューブ状光媒体である。螺子状のひねりを加えられた発光ダイオード連装ベルト4はその先端からチューブ状光媒体7の内径の中に連続挿入されることになる。
5を帯状アルミに代えてゴム或いは樹脂性の反可塑性部材としても良い。
【0014】
図2は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4の斜視図である。当該ベルト4は長手方向材軸中心線を基準としてLED2を等間隔に実装した例である。5が帯状のアルミであり、6は帯状フレキ基板である。他の実施例として、その材軸中心線をどちら側かオフセットさせたり、幾何学的な配置としたり、ランダム配置としても良い。
【0015】
図3は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4とチューブ状光媒体7との嵌合状態を示す斜視図である。2がLEDである。又、A乃至Hは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図6に示すA乃至Hと対応する。
【0016】
図6は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4の正面図である。A乃至Hは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図3に示すA乃至Hと対応する。4が発光ダイオード連装ベルトであり、5が帯状アルミであり、6が帯状フレキ基板であり、2がLEDである。
【0017】
図4は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4aの斜視図である。当該ベルト4aはLED2を等間隔に実装すると共に、図中に示す螺旋中心線を基準にして螺旋状のひねりを加えられている。4aが発光ダイオード連装ベルトであり、5が帯状アルミであり、6が帯状フレキ基板であり、2がLEDである。5を帯状アルミに代えてゴム或いは樹脂性の反可塑性部材としても良い。
【0018】
図12は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4aとチューブ状光媒体7との嵌合状態を示す斜視図である。A乃至Fは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図7に示すA乃至Fと対応する。
【0019】
図7は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4aの正面図である。A乃至Fは光の発光方向を示すものであり、その発光方向は図5及び図12に示すA乃至Fと対応する。4aが発光ダイオード連装ベルトであり、5が帯状アルミであり、6が帯状フレキ基板であり、2がLEDである。
【0020】
図8は螺子状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4bの正面図である。この実施例ではLED2の発光方向をA、B及びC方向に限定すべく発光ダイオード連装ベルト4bを構成した。
【0021】
図9は螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト4cの正面図である。この実施例ではLED2の発光方向をA、B及びC方向に限定すべく発光ダイオード連装ベルト4cを構成した。
【実施例2】
【0022】
図10は断面が四角形の棒状支持体8の外周に発光ダイオード連装ベルト9を巻回した一実施例を示す斜視図である。この実施例では図中A面のみ発光することとなる。
【0023】
図11は断面が三角形の棒状支持体10の外周に発光ダイオード連装ベルト9を巻回した一実施例を示す斜視図である。この実施例では図中A面及びB面のみ発光することとなる。
【0024】
図12は円筒形の棒状支持体11の外周に螺旋状のひねりを加えた発光ダイオード連装ベルト9を巻回した一実施例を示す斜視図である。この実施例ではLED2の発光をダイレクトに生かす方式が可能である。光媒体による乱反射光を得る既述の実施例と相違する。LED2の発光をダイレクトに生かせることで、一つのブロックを一つの画素とすれば、多数のブロックを連結して映像表現にまで応用範囲を広げることが可能となる。
【0025】
図16はフランジを付け加えた嵩上げ手段の説明図である。フランジ鍔12を介在させて、チューブ状光媒体7とLED2との距離h1,h2を調節できる
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明により様々な光源製品への応用が期待できる。単なる光源としてではなく階段手摺りや縁石といった建具やエクステリア製品への利用可能性が広がる。人の生活に優しい光製品を創造できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】 製造を示す概念図である。
【図2】 発光ダイオード連装ベルトの斜視図である。
【図3】 嵌合状態を示す斜視図である。
【図4】 発光ダイオード連装ベルトの斜視図である。
【図5】 嵌合状態を示す斜視図である。
【図6】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図7】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図8】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図9】 発光ダイオード連装ベルトの正面図である。
【図10】 一実施例を示す斜視図である。
【図11】 一実施例を示す斜視図である。
【図12】 一実施例を示す斜視図である。
【図13】 従来例を示す斜視図である。
【図14】 従来例を示す斜視図である。
【図15】 従来例を示す斜視図である。
【図16】 説明図である。
【符号の説明】
【0028】
1a 光媒体
1b 光媒体
1c 光媒体
2 LED
3 電源ユニット
4 発光ダイオード連装ベルト
4a 発光ダイオード連装ベルト
4b 発光ダイオード連装ベルト
4c 発光ダイオード連装ベルト
5 帯状アルミ
6 帯状フレキ基板
7 チューブ状光媒体
8 棒状支持体
9 発光ダイオード連装ベルト
10 棒状支持体
11 棒状支持体
12 フランジ鍔
h1 距離
h2 距離
【特許請求の範囲】
【請求項1】
螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の製造方法。
【請求項2】
螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の発光方向制御方法。
【請求項1】
螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の製造方法。
【請求項2】
螺子状又は螺旋状にねじった発光ダイオード連装ベルトを使用することを特徴とする筒状電飾体の発光方向制御方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2009−289724(P2009−289724A)
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−165047(P2008−165047)
【出願日】平成20年5月28日(2008.5.28)
【出願人】(592208091)シグマー電機工業株式会社 (8)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年5月28日(2008.5.28)
【出願人】(592208091)シグマー電機工業株式会社 (8)
【Fターム(参考)】
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