説明

経口投与による皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図した組成物の調製における脱カフェインされたコーヒー豆抽出物の使用

本発明は、特に乾燥肌に関連した疾患を直すために、皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図し経口投与用に処方された組成物の調製において、脱カフェインされたコーヒー豆抽出物を使用することに関する。また本発明は、特に皮膚の皮脂腺機能を刺激するために、経口経路により投与されることを意図した化粧品用、栄養又は製薬用組成物に関する。さらに本発明は、乾燥肌を処置するための美容方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【発明の開示】
【0001】
本発明は、皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図し、特に乾燥肌に関連した疾患を直すことを意図し、経口投与用に処方される組成物の調製に、脱カフェインされたコーヒー豆抽出物を使用することに関する。また本発明は、特に、皮膚の皮脂腺機能を刺激するために、経口経路により投与されることを意図した化粧品用、栄養又は製薬用組成物に関する。さらに本発明は、乾燥肌を処置するための美容方法に関する。
【0002】
脂漏分泌過少性(oligoseborrheic)の乾燥肌は、皮脂の分泌及び排出が不十分であることにより特徴付けられる。通常、額で測定した皮脂の濃度が100μg/cmより少ないことが、このような乾燥肌の特徴であると考えられている。
多くの場合、乾燥肌には、落屑欠陥、くすんだ肌色、弛緩した質感の皮膚が伴う。微炎症性症候、特に皮膚炎は、乾燥肌の場合により一層頻繁に出現する。
通常、乾燥肌の患者は、例えば痙攣性単収縮のような不快な感覚を顔に感じる。
【0003】
経時的加齢には、通常、皮脂腺付属器の機能の喪失が付随するために、これらの疾患の全ては年齢と共に進行する。
他方、正常に脂性の肌は、乾燥肌と比較して、加齢時に改善された状況を示すことが、通常認識されている。この効果は、ビタミンEが皮脂腺経路によって排出されるという事実によるかもしれない(Thieleら, J. Invest. Dermatol. 1999;113;1006-10)。
【0004】
皮脂は、毛嚢脂腺単位の付属器を構成する皮脂腺の天然産物である。汗と共に、エクリン又はアポクリン腺により生成され、表皮の天然の水和剤を構成する。
皮脂腺分泌は、神経由来の種々の求心性の制御下にある。Cartlidgeら(Br. J. Dermatol-1972;86(1), 61-63)は、脂漏症におけるコリン作動系(パラ-リンパ腺)の調節性役割について定めている。さらに、ドーパミン作動系は、パーキンソン症候群の場合におけるように、それが不安定である場合に、L-DOPAにより修正可能な高脂漏症に至ることが知られている(JC Villaresら, Acta Neurol Scand, 80(1), 5Z-63)。またコリン作動系は、ムスカリン性レセプターサブタイプの中間物を介して、ドーパミンの放出に拮抗することも知られている(Pharmacologie, M. Schorderetら, p71, Ed. Frison-Roche, ISBN 2-05-100910-4)。
よって、ドーパミン作動系の活性化及び/又はコリン作動系の阻害(ムスカリン性レセプターを介する)により、皮脂の排出及び/又は脂質生合成の減少に至るかもしれない。
【0005】
他方、ドーパミン作動刺激の制限及び/又はコリン作動系の活性化(ムスカリン性レセプターを介する)により、皮脂の分泌及び/又は生成の増加に至るかもしれない。脱カフェインされた又は脱カフェインされていないコーヒー豆のアルコール画分に、ムスカリン型のコリン様作動活性が見出されている(SY Tse, J. Pharm Sci., 1991, 80(7), 665-669、及びSY Tse, J. Pharm Sci., 1992, 81(7), 449-452)。
【0006】
本発明は、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物を含有する経口投与用の組成物が、皮膚の皮脂腺機能の刺激に対して有益な効果を有し得るという事実を実証したことからなされた。
コーヒーの木は、縁部が滑らかで、多年生であり、革質で光沢のある葉(10−15x4−6cm)を有する小さな木である。白色で芳香性の花が、葉腋において、渦巻き状に群れをなしている。果実は緑の核果であるが、これは成熟すると赤くなり、通常、それらの平面を通って連続している、2つの平面凸状ベリーを含む。2つの種のみがコーヒーの市場で不可欠品として供給されているが(コフィア属アラビカ種及びコフィア属カネフォーラ種)、多数の種のコーヒーの木が東アフリカの熱帯林に野生状態で存在している。
ベリーは、長軸方向の溝部、臍が横断する腹面が平らで、背面が凸状の卵形(10−15x6−8mm)をしている。硬くで緑がかっており、無臭である。緑のコーヒー粉末の顕微鏡検査によれば、外皮及び胚乳細胞から誘導された紡錘状繊維が明らかであり:多角形で、それらの壁部は真珠層で、ビーズ状の構造の不規則な厚みのものであり;それらは油滴を含む。
【0007】
コーヒー「豆」は、コーヒー「チェリー」、すなわち核果から出発して、湿潤経路(発酵、洗浄)又は乾燥経路(乾燥、続いて機械的剥皮)により得られる。赤い外果皮及び肉厚の中果皮を取り除いて、果肉まで減じせしめ;コーヒー「外皮」に至らしめる。皮剥(木化した内果皮の除去)の後に、コーヒー「ベリー」(又は豆)が得られる。
緑のコーヒーベリーの乾燥重量の50%以上は炭水化物、特に多糖類である。タンパク質は、この重量の10〜12%、脂質は10〜18%である。粗脂質の不鹸化画分はかなり(10%以上)であり:さらにステロール類、炭化水素、トコフェロール類、ジテルペン性アルコール(カフェストール、カーウェオール(kahweol)及びカウラン酸(kauranic)誘導体)が、遊離の状態、特に脂肪酸エステルの状態で存在していることが観察されている。コーヒーベリーは、約5%のフェノール酸;キナ酸、コーヒー酸、クロロゲン酸を含有している。カフェイン含有量は可変であり、ある種のカネフォーラ種(ロブスタ変種)では、0.6〜2%、また3%以上である。
【0008】
焙煎時、ベリーの組成とテクスチャーはかなり変化する。水分含有量が減少し、ベリーが膨張し、多糖類が非常に分解し(特に可溶性生成物を生成)、色素が形成され(重縮合したフラン類)、極めて複雑なフレーバーが発生する(数百の化合物:アルコール類、フェノール類、アルデヒド類、フラン及びピロール誘導体、炭化水素、チオフェン類等)。
【0009】
本出願人が知る限り、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物が、皮膚の皮脂腺機能の刺激を意図し、特に乾燥肌を処置することを意図し、経口投与用に処方された組成物の調製に使用されることは、決して示唆されていない。
よって、本発明の目的は、皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図した組成物の調製における、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物の使用にあり、該組成物は経口投与用に処方されている。
【0010】
以下の記載において、「コーヒー豆」とは、コーヒー「チェリー」から出発して、湿潤経路(発酵、洗浄)又は乾燥経路(乾燥後に機械的剥皮)により、上述した皮剥の後に得られる豆を意味すると理解されなくてはならない。
「抽出物」とは、粗生成物、この例では、焙煎された又は焙煎されていない脱カフェインされたコーヒー豆の、アルコール又は水性-アルコール抽出から出発して得られるあらゆる化合物を意味するものと理解されなくてはならない。
皮膚による皮脂の生成は、例えばロレアル社の仏国特許第2368708号又は仏国特許第2404845号に記載されている、いわゆる標準的な皮脂測定(sebumetric)法に従い、皮脂の量を測定することにより決定することができる。
「皮膚の皮脂腺機能の刺激」とは、皮膚における皮脂の量を有意に刺激することを意味する。
【0011】
本組成物に使用されるコーヒー豆の抽出物を調製するために選択されるコーヒーの木の種は、有利にはコフィア(Coffea)属の種から選択される。
特定の実施態様では、抽出物は、コフィア属アラビカ種(Coffea arabica)、コフィア属ロブスタ種(Coffea robusta)、コフィア属カネフォーラ種(Coffea canephora)、又はコフィア属リベリカ種(Coffea iberica)の種から選択されるコーヒー豆から得られる。抽出物は、焙煎されたコーヒー豆から出発して得てもよい。焙煎されていないコーヒー豆からも得ることができる。
本発明における使用のためには、コーヒー豆の抽出物は脱カフェインされる。
特に、コーヒー豆の抽出物は、コーヒー豆の水性-アルコール又はアルコール抽出、好ましくはメタノール、エタノール又はプロパノールの補助での抽出により得ることができる。好ましくは、無極性溶媒により抽出可能なコーヒー豆の画分を含まない。
脱カフェインされたコーヒーの抽出物の調製方法は、特にS.Y.H. Tse(上記を参照)、及び以下に付与する実施例に記載する。
【0012】
また本発明は、皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図した、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物を含有し、経口投与に適した化粧品用、栄養又は製薬用組成物に関する。特に本発明の組成物は、乾燥肌又は皮膚加齢の処置及び/又は防止を意図している。もちろん、組成物における脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物の割合は、皮膚の皮脂腺機能の所望する刺激度合いに応じて、また組成物の投与方式に応じて決定することができる。
【0013】
経口経路により投与されることを意図した組成物は、この投与方式に適した任意のガレノス形態、例えば分割又は非分割錠剤、顆粒、カプセル、ゼラチンカプセル、溶液、懸濁液、又は適切な割形剤を含有する溶液の形態で入手可能である。
組成物は、任意の食品又は製薬品又は経口適用用の化粧品であってよい。食品又は製薬用担体の例は、ミルク、ヨーグルト、カード、チーズ、発酵ミルク、ミルクベースの発酵品、アイスクリーム、発酵した穀物製品、ミルクベースのパウダー、特殊調製粉乳、又はペットフード、又は錠剤、液状の細菌懸濁液、乾燥した経口用サプリメント、湿潤した経口用サプリメント、乾燥したチューブフィーディング又は湿潤したチューブフィーディングである。
【0014】
好ましくは、本発明の組成物は、固形組成物、錠剤、顆粒、カプセル、ゼラチンカプセル型の形態で提供される、上述した脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物、及び経口投与に適した少なくとも一のアジュバントを含有する栄養サプリメントである。
この点において、経口用組成物、特に食餌用サプリメントのアジュバントは、専門家に知られている。その中でも、純粋に例示目的として、潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、瞬時に可溶化させる製品、ゲル化剤、増粘剤、保湿剤、脂肪及び/又は水性化合物、防腐剤、テクスチャー剤、フレーバー及び/又はコーティング剤、抗酸化剤、及び着色物質で、通常食品に使用されているものを挙げることができる。
【0015】
さらに、本発明の組成物は、脂質、ポリフェノール、タウリン、プロバイオティクス微生物、ビタミン類、及び/又は少数元素を含有していてもよい。プロバイオティクスが使用される場合、それらは生きている形態、半活性又は脱活性形態、例えば凍結乾燥パウダーとして含まれていてよい。また、微生物の培養上清も、組成物に含まれてよい。それらは乳酸菌、特に乳酸桿菌及び/又はビフィズス菌からなる群から選択されてよく、好ましくはLactobacillus johnsonii、Lactobacillus reuteri、Lactobacillus rhamnosus、Lactobacillus paracasei、Lactobacillus casei、Bifidobactedum bifidum、Bifidobacterium breve、Bifidobacterium animalis、Bifidobacterium infantis、Bifidobacterium dolescentis及びBifidobacterium pseudocatenulatumからなる群から選択される。最も好ましい実施態様では、使用される菌株は、パスツール協会にて、ブダペスト条約下、1992年6月30日に寄託され、寄託番号CNCM I-1225を受けているLactobacillus johnsonii(La1)、又はパスツール協会にて、ブダペスト条約下、1999年1月12日に寄託され、寄託番号CNCM I-2116を受けているLactobacillus paracasei(ST11)である。例えば次の化合物:亜鉛、及び硫酸亜鉛及びグルカン酸亜鉛を含むその塩、ビタミンB5、B6、B8、C、E又はPP、β-カロテン及びカロテノイド類、ニンニクの抽出物、特に硫化アリル又はニンニク油の形態のもの、セレニウム、クルクミン、クルクミノイド類、ナイアシン、紫根酸、及びアデノシンを単独で又は組合せて使用してもよい。専門家であれば、このような活性化合物を選択するであろうし、可能であれば、関心ある所望の活性が阻害又は減退されることを防止することにより、本発明の目的である組成物に予期される効果を改善するような形でそれらを組合せるであろうと理解される。
経口投与を意図した組成物は、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物を、組成物の重量に対して0.1%〜80%、好ましくは組成物の重量に対して1%〜50%の範囲の量で含有している。
【0016】
あるコーヒー豆の抽出物に天然に存在しているフェノール化合物であるクロロゲン酸は、乾燥肌の処置に関与していない。
よって、クロロゲン酸は、本発明の乾燥肌を処置及び/又は防止する組成物の活性剤ではない。従って、特定の実施態様では、クロロゲン酸は組成物の重量に対して0.1%以下の量で、脱カフェインされたコーヒー豆を含有する組成物に存在している。
【0017】
また本発明は、上述したようなコーヒー豆の抽出物を含有する組成物を、経口経路により投与することからなる、皮膚加齢の防止及び/又は美容処理のための方法、又は乾燥肌の防止及び/又は処置のための美容方法に関する。
乾燥肌の処置のため、経口経路で投与される脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物の毎日の投与量は、好ましくは0.01〜5000mg/日が含まれる。優先的には、コーヒー豆の抽出物は、0.5〜1000mg/日からなる投与量で、それを投与可能な量として、本発明の組成物に存在している。
上述した本発明の特徴等は、以下に記載する実施例に照らせば、さらに明らかになるであろう。
【実施例】
【0018】
実施例1:コフィア属ロブスタ種の焙煎した抽出物の調製
0.5kgの焙煎したコーヒー豆を、4℃で1分間(氷浴)、24000回転/分のTurrax装置を用いて粉砕することにより、パウダーになるまで小さくする。
得られたパウダーをpH8.5の0.05Mリン酸緩衝液5リットルと混合する。全混合物を4℃で30分攪拌し、ついで、4℃で10000Gの遠心分離にかける。上清を、0.22μmフィルターを通して濾過する(滅菌濾過)。
ついで、酸化現象を取り除くため、縫工型(Sartorius)膜を通して限外濾過することにより、抽出物を分画する。
ついで、抽出物を凍結乾燥させる。このようにして、「凍結乾燥抽出物」と称される29.5グラムの活性抽出物が得られる。
次に、超臨界クロマトグラフィー(キャリアガスとしてCOを使用)により、カフェインを除去する。このようにして、「脱カフェインされた凍結乾燥抽出物」と称される、25.5グラムの活性抽出物が得られる。
【0019】
実施例2:本発明、特に本発明の組成物の例証のための処方例
これらの組成物は、種々の成分を単に混合することにより得られた。
組成物1:ソフトカプセル
割形剤:
大豆油 40mg
小麦胚芽油 85mg
大豆レシチン類 25mg
ビタミン類:
天然のトコフェロール類 3mg
ビタミンCパルミテート 150mg
成分:
コフィア属ロブスタ種の脱カフェインされた
凍結乾燥抽出物 15mg
ルリヂサ油 200mg
クロフサスグリの種油 150mg
【0020】
組成物2:ソフトカプセル
割形剤:
大豆油 40mg
小麦胚芽油 85mg
大豆レシチン類 25mg
ビタミン類:
天然のトコフェロール類 3mg
成分:
コフィア属ロブスタ種の脱カフェインされた
凍結乾燥抽出物 150mg
ルリヂサ油 200mg
月見草油 200mg
【0021】
組成物3:ソフトカプセル
割形剤:
大豆油 40mg
小麦胚芽油 85mg
大豆レシチン類 25mg
ビタミン類:
天然のトコフェロール類 3mg
成分:
コフィア属ロブスタ種の脱カフェインされた
凍結乾燥抽出物 50mg
ルリヂサ油 200mg
月見草油 200mg
凍結乾燥された乳酸桿菌 200mg
【0022】
組成物4:ソフトカプセル
割形剤:
大豆油 40mg
小麦胚芽油 5mg
大豆レシチン類 25mg
ビタミン類:
天然のトコフェロール類 3mg
成分:
コフィア属ロブスタ種の脱カフェインされた
凍結乾燥抽出物 150mg
ルリヂサ油 200mg
月見草油 200mg
ビタミンC 50mg
グルカン酸カルシウム 200mg
ステアリン酸マグネシウム 400mg
凍結乾燥された乳酸桿菌種 300mg

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物を含み、経口投与用に処方されていることを特徴とする、皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図した組成物。
【請求項2】
抽出物が、コフィア属アラビカ種、コフィア属ロブスタ種、コフィア属カネフォーラ種、又はコフィア属リベリカ種から選択されるコーヒー豆から得られることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
抽出物が、焙煎されたコーヒー豆から得られる、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
コーヒー豆の抽出物が、水性-アルコール又はアルコール抽出により得ることができるものである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項5】
固形組成物の形態で経口経路により投与され、経口投与に適した少なくとも一のアジュバントを含有している、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
コーヒー豆の抽出物が、組成物の全重量に対して0.1%〜80%である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項7】
コーヒー豆の抽出物が、組成物の全重量に対して1%〜50%である、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか1項に記載の、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物を含む組成物を、経口的に投与することからなる、乾燥肌の処置及び/又は防止又は皮膚加齢の処置及び/又は防止のための美容方法。
【請求項9】
経口投与による、皮膚の皮脂腺機能を刺激することを意図した組成物の調製における、脱カフェインされたコーヒー豆の抽出物の使用。
【請求項10】
抽出物が、コフィア属アラビカ種、コフィア属ロブスタ種、コフィア属カネフォーラ種、又はコフィア属リベリカ種から選択されるコーヒー豆から得られる、請求項9に記載の使用。
【請求項11】
抽出物が、焙煎されていないコーヒー豆から得られる、請求項9又は10に記載の使用。
【請求項12】
コーヒー豆の抽出物が、水性-アルコール又はアルコール抽出により得られるものである、請求項9ないし11のいずれか1項に記載の使用。

【公表番号】特表2006−511603(P2006−511603A)
【公表日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−502448(P2005−502448)
【出願日】平成15年12月12日(2003.12.12)
【国際出願番号】PCT/EP2003/015026
【国際公開番号】WO2004/054535
【国際公開日】平成16年7月1日(2004.7.1)
【出願人】(391023932)ロレアル (950)
【出願人】(599132904)ネステク ソシエテ アノニム (637)
【Fターム(参考)】