説明

総2階建て車両により列車当り床面積を倍増する鉄道交通システム

【課題】列車当り床面積を大幅に拡大して輸送力を大幅に向上できる鉄道交通システムを提供すること。
【解決手段】鉄道交通システムは、2本のレールなどから構成される軌道Rと、軌道の上を転動する鉄輪35と、一対の鉄輪35によって支持される台車38と、一対の台車38によって支持されるキャビン部30とからなる鉄道車両Vと、台車38に設置されたリニアモーターのリアクションプレート22と、軌道Rに沿って敷設されると共にリアクションプレート22に対応するリニアモーター一次コイル21を具備し、キャビン部30は、お互いに独立した1階キャビン32および2階キャビン31を有する2階建てであり、1階キャビン32および2階キャビン31はそれぞれ1階乗降口39および2階乗降口33を具備すると共に、鉄道車両Vのルーフ37の上方であって軌道Rに沿った架線およびルーフ37の集電装置をいずれも具備しない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軌道としての2本のレール上を車輪で走行する鉄道車両による鉄道交通システムに関し、特に、都市内、あるいは都市間交通においてさらなる輸送力の向上を可能にする総2階建て車両による鉄道交通システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、都市内、あるいは都市間の乗客輸送には、鉄道が広く用いられている。鉄道車両内、及び駅内における混雑を解消するために、輸送力を向上させるため、車両走行速度の高速化、列車運行間隔の縮小などの対策が図られているが、依然問題は解決されていない。
【0003】
混雑解消には、列車運行間隔の縮小など列車走行に関する面だけでなく、列車当りの床面積を拡大することも必要である。このためには、車両構造の見直し、駅の構造の見直しなども必要である。
【0004】
近年、列車当り乗客数増大のために、2階建て車両が用いられている。図4は、この種の2階建て車両40の模式的構造図を示している。2階建て車両40は、その下部に1階キャビン42、上部に2階キャビン41を有し、1階キャビン42の1階フロア46は階段48を介して、2階キャビン41の2階フロア44は階段47を介して、それぞれ乗降口43につながっている。
【0005】
しかしながら、この2階建て車両40は、両端部分は一対の車輪45に支持されている台車49のスペース確保のため、乗降口43と同じレベルの一階建てにせざるを得ないこと、また階段部分がデッドスペースになることにより、有効な床面積は、通常車両の約1.4倍に過ぎない。また、2階建て部分に乗降口を設けられず、乗降口は両端部分の乗車口43のみと少ないため、乗客が多い場合乗降時間が掛かり、列車運行間隔が拡大し輸送力を低下させる。
【0006】
また、駅の構造に見直しに関しては、駅のプラットフォーム数を横に拡張することは用地確保の面から困難であるため、プラットフォームを多層階(例えば、2階建て)にするとともに、地上から2階への「急な勾配の分岐軌道」を、「鉄輪式リニアモーター」を用いて鉄道車両に昇り降りさせる技術が提案されている。「急な勾配の分岐軌道」とは、レールと鉄道車両の鉄輪との間の粘着力の限界から通常の軌道勾配の限界が約25パーミル(1パーミルは1000分の1の勾配を示す)程度であり、この軌道勾配では地上から2階まで分岐するための軌道長が数百メートル程度必要になり、そのための用地確保多大の経費を要するため、分岐軌道を軌道勾配の限界以上の「急な勾配の分岐軌道」にしたものである。また、「鉄輪式リニアモーター」とは、レール上を転がる鉄輪に支持された鉄道車両においてその駆動(推進)および制動をリニアモーターコイルおよびリアクションプレートの相互作用により行う方式である。(特許文献1参照)
【0007】
この文献には、駅の多層化に関して記載されているものの、鉄道車両に関連して列車当り床面積を拡大するものは見当たらない。
【0008】
【特許文献1】特開平10−145907号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、以上のような問題を解決し、列車当り床面積を大幅に拡大できる鉄道交通システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、本発明者は、鉄道車両をキャビン独立の総2階建てとし、軌道側に一次コイルを設けた地上一次方式の鉄輪式リニアモーターを用いることによって背の高い総2階建て鉄道車両を小型化できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
【0011】
(1) 2本のレールなどから構成される軌道と、前記軌道の上を転動する鉄輪と、一対の前記鉄輪によって支持される前記台車と、一対の台車によって支持されるキャビン部とからなる鉄道車両と、前記台車に設置されたリニアモーターのリアクションプレートと、前記軌道面上に軌道面に沿って敷設されると共に前記リアクションプレートに対応するリニアモーター一次コイルを具備する鉄道交通システムであって、
前記キャビン部は、お互いに独立した1階キャビンおよび2階キャビンを有する2階建てであり、前記1階キャビンおよび2階キャビンはそれぞれ1階キャビン乗降口および2階キャビン乗降口を具備すると共に、前記鉄道車両のルーフの上方であって前記軌道面に沿った架線および前記ルーフの集電装置をいずれも具備しないことを特徴とする鉄道交通システム。
【0012】
(1)に記載の発明は、1階キャビンおよび2階キャビンを備えた総2階建ての鉄道車両により床面積を倍増でき、また1階キャビンおよび2階キャビンのそれぞれに乗降口を備えているため駅における乗客の乗降時間を短縮できるので、列車運行間隔の拡大を招かない。また、軌道側に一次コイルを設ける地上一次方式の鉄輪式リニアモーターを用いることによって、鉄道車両側に駆動(推進)用電力を供給する必要がなく、A.架線および集電装置(パンタグラフ)を省略できる。更に、鉄輪式リニアモーターを用いているのでレールと鉄道車両の鉄輪との間の粘着力によって駆動(推進)および制動を行う必要がないため、鉄輪の空転、滑走のおそれがなく、B.鉄輪の車輪径を小さくできるので、一階フロアを下げられる。このA.およびB.により、総2階建ての鉄道車両を、通常鉄道では跨線橋、道路等の線路上部の交差物を改修することなく導入でき、走行路断面の小さな地下鉄へも室内天井高を低くすれば導入できる可能性も生じる。
【0013】
(2) (1)に記載の発明において、前記鉄道車両は、更に、前記鉄輪の回転を動力源とした発電装置を具備し、前記鉄道車両が運行中における照明、冷暖房等のサービスのための電源は前記発電装置であることを特徴とする鉄道交通システム。
【0014】
(2)に記載の発明は、鉄道車両が運行中における照明、冷暖房等のサービスのための電源を鉄道車両の走行に伴い回転する鉄輪を動力源に発電によって賄うものである。発電した電力は車載のバッテリーに蓄電される。発電は、特に列車減速時に行うことが望ましく、回生ブレーキとして運動エネルギーを有効に回収できる。尚、鉄道車両が運行中における照明、冷暖房等のサービスのための電源に関する他の選択肢としては、鉄道車両が駅に停車している間に車載のバッテリーを充電することもできる。
【0015】
(3) (1)または(2)に記載の発明において、駅のプラットフォームは、前記鉄道車両の左右両方に配置されると共に、いずれか一方のプラットフォームは前記鉄道車両の前記1階キャビンに対応し、他のプラットフォームは前記鉄道車両の前記2階キャビンに対応することを特徴とする鉄道交通システム。
【0016】
(3)に記載の発明は、1階キャビンおよび2階キャビンを備えた総2階建ての鉄道車両に対応した駅構造である。すなわち、駅のプラットフォームに停車中の鉄道車両の左右両方に配置し、片方のプラットフォームから1階キャビンの乗客が乗降し、他方のプラットフォームから2階キャビンの乗客が乗降するので、2フロア分の乗客が一つのプラットフォームに集中することを避け効率的に乗降できる。また、2階キャビンにも多数の乗降口を設けられるので大勢の乗客が同時に乗降できる。これらのことにより、乗降時間の拡大を防止できる。この構成は、特に乗降客の多い大きな駅のプラットフォームに適している。
【0017】
(4) (1)または(2)に記載の発明において、駅のプラットフォームは、前記鉄道車両の前記1階キャビンに対応すると共に、前記鉄道車両の前記2階キャビンに対応する階段あるいはエレベーターにより前記プラットフォームにつながるサブプラットフォームを更に具備することを特徴とする鉄道交通システム。
【0018】
(4)に記載の発明は、1階キャビンおよび2階キャビンを備えた総2階建ての鉄道車両に対応した駅構造である。すなわち、プラットフォームから1階キャビンの乗客が乗降し、プラットフォームに設けたサブプラットフォームから2階キャビンの乗客が乗降できる。この構成は、比較的乗降客の少ない区間の駅のプラットフォームに適している。
【0019】
(5) (3)に記載の発明において、駅のプラットフォームおよび軌道は、2階以上の多層であることを特徴とする鉄道交通システム。
【0020】
(5)に記載の発明は、駅のプラットフォームおよび軌道構成を2階以上の多層にしているので、1階キャビンおよび2階キャビンを備えた総2階建ての鉄道車両の導入に必要なプラットフォーム数の増加などに、既存の駅の敷地を広げることなく、対応できる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、列車当り床面積を大幅に拡大した鉄道交通システムを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付した図面を参照しながら説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施できる。尚、説明が重複する箇所については、適宜説明を省略する場合があるが、発明の趣旨を限定するものではない。
【0023】
[第1の実施例]
図1は、本発明に係る鉄道交通システムの鉄道車両Vの模式的構造図を示している。図1(b)は鉄道車両Vの側面図を示しており、図1(a)は図1(b)のAA断面で切断した鉄道車両Vの断面図である。鉄道車両Vは、キャビン部30が一対の台車38の上に回動可能に支持されていると共に、台車38には一対の鉄輪35が回転可能に取り付けられている。軌道Rには一対のレール20が敷設されており、台車38は一対の鉄輪35を介してレール20に係合している。キャビン部30は総2階式であり、下部に1階フロア36を床面とする1階キャビン32を、上部に2階フロア34を床面とする2階キャビン31をそれぞれ有する。1階キャビン32はその側面に1階乗降口39を、2階キャビン31はその側面に2階乗降口33をそれぞれ有する。ここで、1階乗降口39および2階乗降口33の位置は、任意の位置に設けることができるが、図1(b)に示すように上下で重ならない位置の方が2階31の乗客乗降用のサブプラットフォーム52を支える構造物が1階乗降口39と重ならず好ましい。
【0024】
台車38には軌道Rに面するようにリニアモーターのリアクションプレート22が取り付けられていると共に、軌道Rにはリアクションプレート22に対応するリニアモーター一次コイル21が軌道R上に、軌道Rに沿って敷設されている。リニアモーター一次コイル21には、鉄道車両30に乗車している運転士(図示せず)からの運転制御指令、および車両30の位置信号に基づいた通電がなされ、リニアモーター一次コイル21およびリアクションプレート22の間には通電に応じた電磁力により、対応する駆動(推進)力、制動力が働く。これにより、運転士(図示せず)は、鉄道車両Vを操縦できる。
【0025】
台車38には、鉄道車両Vの走行に伴い回転する鉄輪35を動力源とする発電機25が取り付けられており、鉄道車両Vが運行中における照明、冷暖房等のサービスのための電源となっている。また、発電された電力は車載バッテリー(図示せず)に蓄電される。発電は、特に列車減速時に行うことが望ましく、回生ブレーキとして運動エネルギーを有効に回収できる。尚、鉄道車両が運行中における照明、冷暖房等のサービスのための電源に関する他の選択肢としては、鉄道車両が駅に停車している間に駅側の電源により車載バッテリーを充電することもできる。鉄道車両Vのルーフ37には、集電装置がなく、通常の鉄道軌道の上方に設置されている架線も省略できる。
【0026】
この実施例では、1階キャビン32および2階キャビン31を備えた総2階建ての鉄道車両Vにより乗車人数を増加でき、また1階キャビン32および2階キャビン31のそれぞれに乗降口39、および乗降口33を備えているため駅における乗客の乗降時間を短縮できるので、乗客輸送効率を大幅に向上させることができる。また、軌道R側に一次コイル21を設ける地上一次方式の鉄輪式リニアモーターを用いることによって、鉄道車両V側に駆動(推進)用電力を供給する必要がなく、そのルーフ37上方において、A.架線および集電装置(パンタグラフ)を省略できる。すなわち、ルーフ37の上方で必要としていたスペースを不要にできる。更に、鉄輪式リニアモーターを用いているのでレール20と鉄輪35との間の粘着力によって駆動(推進)および制動を行う必要がないため、鉄輪35の空転、滑走のおそれがなく、B.鉄輪の車輪径を小さくできるので、一階フロア36を下げることができる。このA.およびB.により、総2階建ての鉄道車両Vを、通常鉄道では跨線橋、道路等の線路上部の交差物を改修することなく導入でき、走行路断面の小さな地下鉄へも室内天井高を低くすれば導入できる可能性も生じる。
【0027】
図2は、本発明に係る鉄道交通システムの駅Sの模式的構造図(斜視図)であり、1階キャビン32および2階キャビン31を備えた総2階建ての鉄道車両Vに対応した駅構造を示している。図2(a)では、プラットフォーム50,51は、鉄道車両Vの左右両方に配置され、一方のプラットフォーム50は鉄道車両Vの1階キャビン32および1階乗降口39に対応し、プラットフォーム51は鉄道車両Vの2階キャビン31および2階乗降口33に対応している。これにより、プラットフォーム50から1階キャビン32の乗客Pが乗降し、プラットフォーム51から2階キャビン31の乗客Pが乗降するので、2フロア分の乗客が一つのプラットフォームに集中することを避け効率的な乗降ができ、乗降時間を短縮できる。また、2階キャビンにも多数の乗降口を設けられるので大勢の乗客が同時に乗降できる。これらのことにより、乗降時間の拡大を防止できる。この構成は、特に乗降客の多い大きな駅のプラットフォームに適している。
【0028】
図2(b)では、プラットフォーム50は、鉄道車両Vの1階キャビン32および1階乗降口39に対応している。プラットフォーム50には、サブプラットフォーム52が設けられ、サブプラットフォーム52はプラットフォーム50と階段あるいはエレベーター(共に図示せず)によりつながっている。サブプラットフォーム52は、鉄道車両Vの2階キャビン31および2階乗降口33に対応している。プラットフォーム50から1階フロア36の乗客Pが乗降し、サブプラットフォーム52から2階フロア34の乗客Pが乗降できる。この構成は、比較的乗降客の少ない区間の駅の構造として適している。
【0029】
[第2の実施例]
図3は、本発明に係る鉄道交通システムの駅S1の構成、特に駅のプラットフォームおよび軌道を2階以上の多層とする別の実施例を示す模式的構造図(斜視図)である。駅は3層になっており、中間層がコンコースであり、上層、および下層がそれぞれプラットフォームおよび軌道となっている。上層、および下層のプラットフォームおよび軌道の構成は、前出の図2(a)の構成と基本的に同じである。但し、上層へは軌道Rを傾斜面軌道R1により下層より導く必要がある。傾斜面軌道R1の傾斜は、レール20と鉄輪35との間の粘着力の限界に基づく軌道勾配の限界よりも急勾配である70パーミル(1パーミルは1000分の1の勾配を示す)以上の勾配としても、鉄輪式リニアであるため、粘着力に関係なく電磁力で強制的に駆動(推進)、制動を行うので、鉄輪が空転、滑走することなく急勾配を難なく上り下りできる。そのため、傾斜面軌道R1の距離を短くして用地買収費および土木工事費を節減できる。以上の構成により総2階建ての鉄道車両Vの導入に必要なプラットフォーム数の増加などに、既存の駅の敷地を広げることなく、対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る鉄道交通システムの鉄道車両の模式的構造図である。
【図2】本発明に係る鉄道交通システムの駅の模式的構造図(斜視図)である。
【図3】本発明に係る別の鉄道交通システムの駅の模式的構造図(斜視図)である。
【図4】従来の鉄道車両の構成を示す模式的構造図である。
【符号の説明】
【0031】
20 レール
21 リニアモーター一次コイル
22 リアクションプレート
25 発電機
30 キャビン部
31 2階キャビン
32 1階キャビン
33 2階乗降口
34 2階フロア
35 鉄輪
36 1階フロア
37 ルーフ
38 台車
39 1階乗降口
50、51、70、71 プラットフォーム
52 サブプラットフォーム
R 軌道
S 駅
V 鉄道車両

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2本のレールなどから構成される軌道と、
前記軌道の上を転動する鉄輪と、一対の前記鉄輪によって支持される台車と、一対の前記台車によって支持されるキャビン部とからなる鉄道車両と、
前記台車に設置されたリニアモーターのリアクションプレートと、
前記軌道面上に軌道面に沿って敷設されると共に前記リアクションプレートに対応するリニアモーター一次コイルを具備する鉄道交通システムであって、
前記キャビン部は、お互いに独立した1階キャビンおよび2階キャビンを有する2階建てであり、前記1階キャビンおよび2階キャビンはそれぞれ1階キャビン乗降口および2階キャビン乗降口を具備すると共に、前記鉄道車両のルーフの上方であって前記軌道面に沿った架線および前記ルーフの集電装置をいずれも具備しないことを特徴とする鉄道交通システム。
【請求項2】
請求項1に記載の鉄道交通システムにおいて、前記鉄道車両は、更に、前記鉄輪の回転を動力源とした発電装置を具備し、前記鉄道車両が運行中における照明、冷暖房等のサービスのための電源は前記発電装置であることを特徴とする鉄道交通システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の鉄道交通システムにおいて、駅のプラットフォームは、前記鉄道車両の左右両方に配置されると共に、いずれか一方のプラットフォームは前記鉄道車両の前記1階キャビンに対応し、他のプラットフォームは前記鉄道車両の前記2階キャビンに対応することを特徴とする鉄道交通システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載の鉄道交通システムにおいて、駅のプラットフォームは、前記鉄道車両の前記1階キャビンに対応すると共に、前記鉄道車両の前記2階キャビンに対応する階段あるいはエレベーターにより前記プラットフォームにつながるサブプラットフォームを更に具備することを特徴とする鉄道交通システム。
【請求項5】
請求項3に記載の鉄道交通システムにおいて、駅のプラットフォームおよび軌道は、2階以上の多層であることを特徴とする鉄道交通システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−184585(P2009−184585A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−28242(P2008−28242)
【出願日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【出願人】(507252535)株式会社ライトレール (4)
【出願人】(508040762)
【Fターム(参考)】