説明

置換キノリン化合物

本発明は、式(I)(式中、R1〜R7、X1、mおよびnは本明細書中で定義されるものと同様である)のMTP/アポB分泌阻害薬、ならびに当該化合物を含む製剤組成物、そして当該化合物および組成物の使用方法に関する。本発明の化合物は、肥満症および関連疾患、症状または障害を治療するのに有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(式中、R1は、式R1aまたはR1b
【化2】

の基であり、そして式(I)のキノリン基の2または3位置に結合され;
mは、0〜2の整数であり;
nは、0〜4の整数であり;
pは、0〜5の整数であり;
qは、0〜3の整数であり;
rは、単結合であるか、または1〜3の整数であり;
Xは、‐N‐または‐C(Ra)‐(ここで、RaはHまたはR9である)であり;
1は、‐N‐または‐C(Rb)‐(ここで、RbはHまたはR7である)であり;
2、R7、R8およびR9は、各々独立して、ハロ、‐OH、‐CN、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、ハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐、(C1〜C4)アルキルチオ‐ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル‐、ベンジルオキシ‐、(C2〜C4)アルケニル、(C2〜C4)アルキニル、‐C(O)N(Rc)(R11)、‐N(R11)C(O)R12、‐N(R11)CO212、‐N(R11)S(O)s12、‐C(O)R12、‐CO212、‐OC(O)R12、‐SO2N(Rc)(R11)および‐S(O)v12からなる群から選択され;
cは、各々独立して、Hまたは(C1〜C4)アルキルであり;
sは、1または2の整数であり;
vは、0〜2の整数であり;
3およびR4は、各々Hであるか、あるいはそれらが結合される炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;
5およびR10は、各々独立して、H、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、‐C(O)R12、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、アルキルチオアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)および‐SO212からなる群から選択され;
6は、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C10)アルキルであり;あるいは
6は、ピリジル、フェニルまたはフェニル(C1〜C6)アルキル‐であって、ここで、ピリジルおよびフェニル基ならびにフェニルアルキル基のフェニル部分は、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
6は、(C2〜C10)アルケニル、(C2〜C10)アルキニル、‐CH2N(Rc)(R13)、‐C(O)N(R14)(R15)、‐CO220または‐CH2‐W‐Y(ここで、Wは‐O‐または‐S‐である)であり;そして
Yは、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C8)アルキル基はハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐C(O)OR12、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;(C3〜C7)シクロアルキル基およびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分はハロ、オキソ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OR12および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OR12および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
11は、各々独立して、H、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C3)アルコキシ(C2〜C4)アルキル‐(3〜5個の炭素原子を有する)および(C1〜C3)アルキルチオ(C2〜C4)アルキル‐(3〜5個の炭素原子を有する)からなる群から独立して選択され;
12は、各々独立して、(C1〜C4)アルキルまたは(C3〜C7)シクロアルキルであり、ここで、(C1〜C4)アルキルは(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ、‐OH、‐CN、‐CF3および‐OCF3からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
13は、(C3〜C6)アルキル、フェニルメチル‐、‐C(O)R16および‐S(O)216からなる群から選択され;
14は、H、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C6)アルキル基は、ハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐CO212、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;(C3〜C7)シクロアルキル基およびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分はハロ、オキソ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ‐、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
15は、H、(C1〜C8)アルキル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、フェニル、フェニル(C1〜C6)アルキル‐、ピリジル、ピリジル(C1〜C6)アルキル‐、‐C(O)R12および‐SO212からなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C8)アルキル基はハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐C(O)OH、‐C(O)OCH265、‐C(O)OCH2C(O)N(Rc)(R11)、‐C(O)OR12、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ‐、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)OH、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
15は、‐(CH2tN(R17)(R18)であって、ここで、tは2〜4の整数であり;そしてR17およびR18はそれらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環はオキソで任意に置換され、そして任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み;あるいは
14およびR15は、それらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環はオキソで任意に置換され、そして任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み;
19は、H、(C1〜C6)アルキルまたはハロ置換(C1〜C6)アルキルであり;
16は、(C1〜C6)アルキル、フェニルまたはフェニル(C1〜C4)アルキル‐であって、ここで、(C1〜C6)アルキル基は、ハロ、‐CN、(C1〜C4)アルコキシ‐および(C1〜C4)アルキルチオからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
20は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C6)アルキル基は、ハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐CO212、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;(C3〜C7)シクロアルキル基およびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分はハロ、オキソ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される)
の化合物、その製薬上許容可能な塩、あるいは前記化合物または前記塩のプロドラッグ。
【請求項2】
式(I):
【化3】

(式中、R1は、次式:
【化4】

の基であり、そして式(I)のキノリン基の2または3位置に結合され;
mは、0〜2の整数であり;
nは、0〜4の整数であり;
pは、1〜5の整数であり;
qは、0〜3の整数であり;
Xは、‐N‐または‐C(Ra)‐(ここで、RaはHまたはR9である)であり;
1は、‐N‐または‐C(Rb)‐(ここで、RbはHまたはR7である)であり;
2、R7、R8およびR9は、各々独立して、ハロ、‐OH、‐CN、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、ハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐、(C1〜C4)アルキルチオ‐ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル‐、(C2〜C4)アルケニル、(C2〜C4)アルキニル、‐C(O)N(Rc)(R11)、‐N(R11)C(O)R12、‐N(R11)CO212、‐N(R11)S(O)s12、‐C(O)R12、‐CO212、‐OC(O)R12および‐SO2N(Rc)(R11)からなる群から選択され;
cは、各々独立して、Hまたは(C1〜C4)アルキルであり;
sは、1または2の整数であり;
vは、0〜2の整数であり;
3およびR4は、各々Hであるか、あるいはそれらが結合される炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;
5およびR10は、各々独立して、H、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、‐C(O)R12、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、アルキルチオアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)および‐SO212からなる群から選択され;
6は、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C10)アルキルであり;あるいは
6は、ピリジル、フェニルまたはフェニル(C1〜C6)アルキル‐であって、ここで、ピリジルおよびフェニル基ならびにフェニルアルキル基のフェニル部分は、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
6は、(C2〜C10)アルケニル、(C2〜C10)アルキニル、‐CH2N(Rc)(R13)、‐C(O)N(R14)(R15)、‐CO220または‐CH2‐W‐Y(ここで、Wは‐O‐または‐S‐である)であり;そして
Yは、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C8)アルキル基はハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐C(O)OR12、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;(C3〜C7)シクロアルキル基およびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分はハロ、オキソ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OR12および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OR12および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
11は、各々独立して、H、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C3)アルコキシ(C2〜C4)アルキル‐(3〜5個の炭素原子を有する)および(C1〜C3)アルキルチオ(C2〜C4)アルキル‐(3〜5個の炭素原子を有する)からなる群から独立して選択され;
12は、各々独立して、(C1〜C4)アルキルまたは(C3〜C7)シクロアルキルであり、ここで、(C1〜C4)アルキルは(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ、‐OH、‐CN、‐CF3および‐OCF3からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
13は、(C3〜C6)アルキル、フェニルメチル‐、‐C(O)R16および‐S(O)216からなる群から選択され;
14は、H、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C6)アルキル基は、ハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐CO212、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;(C3〜C7)シクロアルキル基およびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分はハロ、オキソ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ‐、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
15は、H、(C1〜C8)アルキル、(C2〜C6)アルケニル、(C2〜C6)アルキニル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、フェニル、フェニル(C1〜C6)アルキル‐、ピリジル、ピリジル(C1〜C6)アルキル‐、‐C(O)R12および‐SO212からなる群から選択され、ここで、(C1〜C8)アルキル基はハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐C(O)OR12、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ‐、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
15は、‐(CH2tN(R17)(R18)であって、ここで、tは2〜4の整数であり;そしてR17およびR18はそれらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環はオキソで任意に置換され、そして任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み;あるいは
14およびR15は、それらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環はオキソで任意に置換され、そして任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み;
19は、H、(C1〜C6)アルキルまたはハロ置換(C1〜C6)アルキルであり;
16は、(C1〜C6)アルキル、フェニルまたはフェニル(C1〜C4)アルキル‐であって、ここで、(C1〜C6)アルキル基は、ハロ、‐CN、(C1〜C4)アルコキシ‐および(C1〜C4)アルキルチオからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
20は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C6)アルキル基は、ハロ、オキソ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐OR12、‐C(O)R12、‐CO212、‐OC(O)R12、‐N(R11)C(O)R12および‐C(O)N(Rc)(R11)からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;(C3〜C7)シクロアルキル基およびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分はハロ、オキソ、(C1〜C6)アルキル、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はハロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される)
の化合物、その製薬上許容可能な塩、あるいは前記化合物または前記塩のプロドラッグ。
【請求項3】
Xが‐C(Ra)‐であり、X1が‐C(Rb)‐であり;R1がキノリン基の2位置に結合され;RaおよびRbは各々Hであり、R1中の‐C(O)N(R10)‐部分はR1の2または3位置に結合され;そしてR8保有フェニル基または(C4〜C7)シクロアルキル基が‐C(O)N(R10)‐により占められないR1の2または3位置に結合される請求項1記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項4】
11が、各々独立して、H、(C1〜C4)アルキルおよびフルオロ置換(C1〜C4)アルキル‐から選択され;そしてR12が、各々独立して、(C〜C4)アルコキシ‐およびハロからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C4)アルキルである請求項1〜3のいずれかに記載の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩。
【請求項5】
pが1または2であり;mが0または1であり、qが0または1であり、そしてnが0または1であり;R1中の‐C(O)N(R10)‐部分がR1の3位置に結合され、そしてR8保有フェニル基または(C4〜C7)シクロアルキル基がR1の2位置に結合され;そして
mが1である場合、R2はF、Cl、‐CH3および‐CF3からなる群から選択され;
qが1である場合、R9はF、Cl、‐CH3および‐CF3からなる群から選択され;
nが1である場合、R7はハロ、‐OH、‐CN、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐およびハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から選択され;
8がハロ、‐OH、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、ハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐、ベンジルオキシ、(C2〜C4)アルケニルおよび‐S(O)v12からなる群から選択され;
5およびR10は、独立して、H、(C1〜C4)アルキルおよびハロ置換(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;そして
6は、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C10)アルキルであり;あるいは
6は、ピリジル、フェニルまたはフェニル(C1〜C6)アルキル‐であって、ここで、フェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分は、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
6は、‐CH2‐W‐Y、‐CH2N(Rc)(R13)、‐C(O)N(R14)(R15)または‐CO220(ここで、R13はフェニルメチル‐、‐C(O)R16または‐S(O)216である)である
請求項1、3および4のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項6】
pが1または2であり;mが0または1であり、qが0または1であり、そしてnが0または1であり;R1がR1aであり、R1中の‐C(O)N(R10)‐部分がR1の3位置に結合され、そしてR8保有フェニル基がR1の2位置に結合され;そして
mが1である場合、R2はF、Cl、‐CH3および‐CF3からなる群から選択され;
qが1である場合、R9はF、Cl、‐CH3および‐CF3からなる群から選択され;
nが1である場合、R7はハロ、‐OH、‐CN、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐およびハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から選択され;
8がハロ、‐OH、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、アルコキシアルキル‐(2〜4個の炭素原子を有する)、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、ハロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から選択され;
5およびR10は、独立して、H、(C1〜C4)アルキルおよびハロ置換(C1〜C4)アルキル‐からなる群から選択され;そして
6は、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C10)アルキルであり;あるいは
6は、ピリジル、フェニルまたはフェニル(C1〜C6)アルキル‐であって、ここで、フェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分は、(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、(C1〜C4)アルコキシ‐、ハロ、‐OHおよび‐CNからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
6は、‐CH2‐W‐Y、‐CH2N(Rc)(R13)、‐C(O)N(R14)(R15)または‐CO220(ここで、R13はフェニルメチル‐、‐C(O)R16または‐S(O)216である)である
請求項1〜5のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項7】
nが0または1であり、そしてnが1である場合、R7がF、Cl、Br、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、フルオロ置換(C1〜C4)アルキル‐およびフルオロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から選択され;そしてR8がF、Cl、Br、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、フルオロ置換(C1〜C4)アルキル‐およびフルオロ置換(C1〜C4)アルコキシ‐からなる群から選択される請求項1〜6のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項8】
式(IA):
【化5】

(式中、R5およびR10は独立してHまたは‐CHであり;
nは0または1であり、そしてnが1である場合、R7はCl、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐および‐CF3からなる群から選択され;R8は(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐および‐CF3からなる群から選択され、そして式(IA)中のフェニル環の4位置で結合される)
の請求項1〜7のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項9】
6がハロおよび‐OH空なる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C8)アルキルであり;そしてR3およびR4がそれらが結合される炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;nが0または1であり、そしてnが1である場合、R7はCl、‐CF3、‐CH3および‐OCH3からなる群から選択され、ならびに式(IA)中のX1保有環の5または6位置で結合され;そしてR8が(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐および‐CF3からなる群から選択される請求項1〜8のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項10】
6が(C1〜C8)アルキルであり、そしてnが0である請求項1〜8のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項11】
6がピリジル、フェニルまたはフェニル(C1〜C6)アルキル‐であり、ここで、フェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分は(C1〜C4)アルキル、ハロ置換(C1〜C4)アルキル‐、(C1〜C4)アルコキシ‐およびハロからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され、そしてR3およびR4はそれらが結合される炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;nが0であり、そしてR8が(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐および‐CF3からなる群から選択される請求項1〜8のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項12】
6がピリジルである請求項1〜8のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項13】
6が‐CH2N(Rc)(R13)、‐CH2‐W‐Yまたは‐CO220であり;R13が‐C(O)R16であり;R3およびR4が、それらが結合される炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;nが0であり;R8が‐CF3または(C1〜C4)アルキルであり、そしてフェニル環の4位置で結合され;R18が(C1〜C6)アルキルであり;WがOであり;YがH、(C1〜C6)アルキル、フェニルおよびフェニルメチル‐からなる群から選択され、ここで、Yフェニル基およびフェニルメチル基のフェニル部分はF、Cl、(C1〜C4)アルキルおよび‐CF3からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてR20が、F、Cl、‐OHおよび‐C(O)R12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルである請求項1〜9のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項14】
Rが‐C(O)N(R14)(R15)であり;そしてR3およびR4が、それらが結合される炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成する請求項1〜8のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項15】
nが0であり;R14がH、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニルおよびフェニル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択され、この場合、R14(C1〜C6)アルキル基はF、Cl、‐OH、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;R14(C3〜C7)シクロアルキルおよびシクロアルキルアルキル基のシクロアルキル部分がF、Cl、オキソ、(C1〜C4)アルキル、‐OH、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてR14フェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分がF、Cl、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、‐OH、‐CF3、‐OCF3および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;
15が、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニル、フェニル(C1〜C6)アルキル‐、ピリジル、ピリジル(C1〜C6)アルキル‐、‐C(O)R12および‐SO212からなる群から選択されるが、ここで、R15(C1〜C8)アルキル基はF、Cl、オキソ、‐OH、‐OCF3、‐C(O)OH、‐C(O)OCH265、‐C(O)OCH2C(O)N(Rc)(R11)、‐C(O)OR12および‐OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてR15フェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はF、Cl、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OH、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
15が、‐(CH2tN(R17)(R18)であって、ここで、tは2〜4の整数であり;そしてR17およびR18はそれらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環はオキソで任意に置換され、そして任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み;あるいは
14およびR15が、それらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環はオキソで任意に置換され、そして任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み;
19が、H、(C1〜C6)アルキルまたはハロ置換(C1〜C6)アルキルである
請求項1〜8のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項16】
nが0であり;R8が(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐および‐CF3からなる群から選択され;
14がH、あるいはFおよびClからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(C1〜C4)アルキルであり;
15が、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキル、(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニル、フェニル(C1〜C6)アルキル‐、ピリジルおよびピリジル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、(C1〜C8)アルキル基はF、Cl、オキソ、‐OH、‐OCF3、‐C(O)OH、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてフェニル基およびフェニルアルキル基のフェニル部分はF、Cl、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、‐OH、‐CN、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OH、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;あるいは
14およびR15が、それらが結合される窒素原子と一緒になって3〜6個の環原子を含有する複素環式環を形成するが、この場合、5〜6個の環原子を含有する環は任意に‐O‐、‐S‐および‐N(R19)‐からなる群から選択される付加的異種原子部分を含み、ここで、R19は、(C1〜C4)アルキルまたはF‐置換(C1〜C4)アルキルである
請求項1〜8、14および15のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項17】
14がH、あるいは1〜3個のF原子で任意に置換される(C1〜C4)アルキルであり;
15が、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキル、(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニル(C1〜C6)アルキル‐、ピリジルおよびピリジル(C1〜C6)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、R15(C1〜C8)アルキル基はF、オキソ、‐OH、‐OCF3、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてR15フェニルアルキル基のフェニル部分はF、Cl、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、‐OH、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される
請求項1〜8および14〜16のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項18】
14がHまたは(C1〜C4)アルキルであり;
15が、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキル、(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル‐、フェニル(C1〜C4)アルキル‐およびピリジル(C1〜C4)アルキル‐からなる群から選択されるが、ここで、R15(C1〜C8)アルキル基はF、オキソ、‐OHおよび‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され;そしてR15フェニルアルキル基のフェニル部分はF、Cl、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ‐、‐OH、‐CF3、‐OCF3、‐C(O)OCH265および‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される
請求項1〜8および14〜17のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項19】
式(IA‐1aa):
【化6】

(式中、R8は、‐CF3、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ベンジルオキシ、(C2〜C4)アルケニルおよび‐S(O)v12からなる群から選択され(この場合、vは0または2であり、そしてR12は(C1〜C4)アルキルである);R5およびR10は独立してHまたは‐CH3であり;R14はH、‐CH3または‐C25であり、そしてR15はH、(C1〜C8)アルキル、ベンジルまたは4‐F‐ベンジル‐であって、この場合、R15(C1〜C8)アルキル基はFおよび‐C(O)OR12からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換される(ここで、R12は(C1〜C4)アルキルである))
の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項20】
式(IA‐1a):
【化7】

(式中、R15はHまたは(C1〜C6)アルキルである)
の請求項19記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項21】
次式:
【化8】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項22】
化合物(S)‐2‐[(4’‐トリフルオロメチル‐ビフェニル‐2‐カルボニル)‐アミノ]‐キノリン‐6‐カルボン酸(ペンチルカルバモイル‐フェニル‐メチル)‐アミドまたはその製薬上許容可能な塩。
【請求項23】
次式:
【化9】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項24】
化合物(S)‐2‐[(4’‐tert‐ブチルビフェニル‐2‐カルボニル)‐アミノ]‐キノリン‐6‐カルボン酸{[(4‐フルオロベンジル)メチルカルバモイル]‐フェニルメチル)‐アミドまたはその製薬上許容可能な塩。
【請求項25】
請求項1〜24のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容可能な塩、ならびに製薬上許容可能な賦形剤、希釈剤または担体を含む製剤組成物。
【請求項26】
少なくとも1つの付加的薬学的作用物質をさらに含む請求項25記載の組成物であって、前記付加的薬学的作用物質が抗高血圧薬、抗炎症薬、脂質低下薬、コレステロール低下薬、抗糖尿病薬または抗肥満薬である組成物。
【請求項27】
動物における肥満症の治療方法であって、このような治療を必要とする動物に治療的有効量の請求項1〜24のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容可能な塩を投与することを包含する方法。
【請求項28】
動物における肥満症の治療方法であって、このような治療を必要とする動物に治療的有効量の次式:
【化10】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩を投与することを包含する方法。
【請求項29】
動物における肥満症の治療方法であって、このような治療を必要とする動物に治療的有効量の次式:
【化11】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩を投与することを包含する方法。
【請求項30】
前記化合物または製薬上許容可能な塩が少なくとも1つの付加的薬学的作用物質と組合せて投与される請求項27、28または29記載の方法。
【請求項31】
前記付加的薬学的作用物質が抗肥満症薬である請求項30記載の方法。
【請求項32】
式(F‐1):
【化12】

(式中、R2、R8、R9、R10、X、m、pおよびqは請求項1で定義されたものと同様であり、そして‐OR21は、酸‐または塩基‐触媒性加水分解の条件下で‐OHで置換可能である脱離基であり、あるいは‐OR21は‐OHである)
の化合物、あるいは‐OR21が‐OHである化合物の塩、または式(D):
【化13】

の塩、または式(D‐G):
【化14】

(式中、R5、R6、R7、X1およびnは請求項1で定義されたものと同様である)
の塩。
【請求項33】
式(F‐1’):
【化15】

(式中、R8は‐CF3または(C1〜C4)アルキルであり、そしてR21はH、(C1〜C4)アルキルまたはベンジルであるか、あるいはR21はHである)
の請求項32記載の化合物、またはR21がHである化合物の塩;あるいは式(D):
【化16】

の塩、または式(D‐G1):
【化17】

(式中、R6は(C1〜C8)アルキル、2‐ピリジルまたは‐C(O)N(R14)(R15)であって、この場合、R14はH、‐CH3または‐(C25)であり、そしてR15は(C1〜C8)アルキル、ベンジルまたは4‐フルオロベンジルである)
の塩。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−520543(P2007−520543A)
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551942(P2006−551942)
【出願日】平成17年1月24日(2005.1.24)
【国際出願番号】PCT/IB2005/000167
【国際公開番号】WO2005/080373
【国際公開日】平成17年9月1日(2005.9.1)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】