説明

腹膜透析用の溶液

本発明は1つ以上の分離液からなる腹膜透析用の溶液に関するものである。この溶液が、121〜129mmol/L、好ましくは125mmol/Lの濃度のナトリウムイオンを含むようにすることで、副作用なく血圧を降下させる治療ができる。さらに、本発明は、ダブルチャンバパウチはプラスチックパウチからなり、第1分離液を有する第1チャンバと第2分離液を有する第2チャンバとが互いに隣接して配置されており、これら2つのチャンバは溶接シームで互いに分離されており、この溶接シームは、液体を満たしたチャンバの一方を圧迫すると開口してこれら2つのチャンバの内容物を互いに混合しうるような寸法となっている2つの分離液からなる腹膜透析用の溶液を含むダブルチャンバパウチであって、当該ダブルチャンバパウチに関するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前文に従う腹膜透析用の溶液に関するものである。
【0002】
腹膜透析溶液には、バッファ系と浸透物質に加え一般に電解質が含まれている。この電解質は代表的にはカルシウム塩、ナトリウム塩、及び、マグネシウム塩であり、これらはしばしば塩化物の形態で用いられる。
【0003】
人工透析中には、非常に多くの血液成分、特にはナトリウムイオンが、患者の血液から腹膜を経て透析液に運搬される。このようにして血液から除去されるナトリウムの量は、とりわけ血液側及び透析液側間のナトリウムの濃度勾配によって決まる。
【0004】
高血圧症患者が食塩(NaCl)の摂取を控えるようにアドバイスされることは、広く知られた事実である。血圧は、一方では、低塩食によって、他方では、透析中のナトリウムの効果的抽出によって下げることができる。透析中に細胞外空間のナトリウム量を減らして血圧の降下させるために、低いナトリウム量の腹膜透析溶液を使用することが提案されている(Clin.Neph.(第41巻(6)(1994))第357〜363頁、Nakayama氏等)。この刊行物に記載の腹膜透析溶液のナトリウム含有量は、120mmol/Lである。その他の成分としては、カルシウムイオン、マグネシウムイオン(これらのカチオンは、アニオンとしての塩化物によって通常供給される)、乳酸塩及びグルコースがある。この腹膜透析溶液の使用により細胞外のナトリウム含有量及び血圧が著しく低減される。その理由はナトリウムイオンが、増加した濃度勾配のために、対流輸送ではなく拡散により、大量に抽出されるためである。
【0005】
しかしながら、既知の腹膜透析溶液の使用には、一方では、患者の不完全な脱水、他方では、低ナトリウム血症に起因するいくつかの望ましくない副作用を伴う。特にナトリウムの経口摂取の少ない患者では、120mmol/Lのナトリウム濃度を有する前記腹膜透析溶液を単独で使用すると、著しい不利益(低ナトリウム血症)を伴うためこのことは容認できない。
【0006】
米国特許第5,589,197号、同第5,629,025号、同第5,631,025号の明細書より、種々の浸透物質を含みナトリウム含有量が35〜125mmol/Lの範囲にある腹膜透析溶液が知られている。120mmol/L以下のナトリウムイオン濃度が好ましい濃度範囲として記載されている。134mmol/Lの範囲の一般的ナトリウム濃度であるすでに既知の標準溶液に対して等しい浸透圧のこの種の腹膜透析溶液によって、血圧が降下し限外ろ過量が増加することが、同様に臨床上確かめられた。しかしながら、ナトリウム量が低すぎることによる上記の臨床上の不利益は、前記米国特許明細書から知られる腹膜透析溶液の使用においても生じる。
【0007】
このように、高血圧の問題(約134mmol/Lのナトリウムイオン濃度)、又は臨床上の副作用が(ナトリウムイオン濃度≦120mmol/Lにおいて)予想されるという問題は、既知の腹膜透析溶液に関して生じている。概して現在のところ、腹膜透析では134mmol/Lの範囲のナトリウムイオン濃度が通常設定される。その理由は、このようにすることで低いナトリウム含有量の透析溶液による前述した副作用を回避しうるためである。同時に生じる問題の高血圧症は、薬物により治療される。
【0008】
本発明の目的は、血圧降下作用を有し、低いナトリウム含有量の腹膜透析溶液の使用により知られる副作用が起こらない腹膜透析用の溶液を提供することにある。
【0009】
この目的は、請求項1の特徴を有する腹膜透析用の溶液によって満足される。これによれば、腹膜透析溶液のナトリウムイオン濃度は、121〜129mmol/Lの範囲にある。本発明の好ましい態様では、溶液のナトリウムイオン濃度は124〜126mmol/Lとする。ナトリウムイオン濃度が125mmol/Lである腹膜透析溶液によって特に良好な結果を得ることができる。それゆえ、125mmol/Lのナトリウム含有量の腹膜透析溶液が、特に好ましい。
【0010】
ナトリウムは、食塩(NaCl)の形態、すなわち塩化物として一般的に用いられる。それゆえ、ナトリウムイオン濃度の減少は、塩化物イオン濃度の等モルの減少を生じうる。塩化物としてナトリウムを使用する場合、塩化物イオン濃度が必然的に同じ様に低下するため、相乗効果を、妨げることはできない。
【0011】
本発明による腹膜透析用の溶液は、副作用を回避して、血圧の効果的降下を可能にする。これらの効果は、ナトリウムイオン含有量が特許請求の範囲に記載された量、特に顕著には125mmol/Lであり、塩化物イオン含有量が好ましくは91〜94mmol/Lにおいて得られる。126〜129mmol/L間の範囲、例えば127mmol/L又は128mmol/Lのナトリウムイオン濃度も同様に設定することができる。特に好ましい値である125mmol/Lより低い濃度、すなわち121、122、123及び124、つまり121〜124mmol/Lの範囲の濃度も想定されている。これに関連して適応した塩化物イオン濃度が特に好ましい。本発明に従う腹膜透析溶液により、塩分の排出量が増加し、経口塩分摂取をサポートするのに役立つ。本発明に従う溶液の血圧降下作用により、50%を超える腹膜透析において血圧降下剤を省略することができる。
【0012】
本発明の他の態様においては、浸透物質と、他の電解質とバッファとを更に有する腹膜透析用の溶液を提供する。
【0013】
欧州特許出願公開第0935967号明細書から、次の2つの分離液、即ち、カルシウムイオンと、他の電解質塩と、グルコースとを含み、生理的適合性のある酸によりpH3.2より低いpHに酸性化した第1分離液、及び、10mmol/L以下の含有量の重炭酸塩と、pKa<5の弱酸とを有する塩を含む第2分離液からなる腹膜透析溶液を得ることが知られている。この種の腹膜透析溶液は、一方では、加熱殺菌中のグルコースの分解が防止され、他方では、低CO分圧のためCOバリア特性に関してパウチ材料に必要とされる特別な要求がなくなるという利点がある。
【0014】
2つの分離液からなるこの種の腹膜透析用の溶液は、本発明においても想定されうるものである。
【0015】
したがって、2つの分離液からなる溶液、浸透物質と生理的適合性のある酸とを有する第1分離液、及び、バッファを有する第2分離液を提供することができる。
【0016】
腹膜透析溶液が2つの分離液からなる場合、ナトリウムイオンを各々の分離液に含ませることができる。これに関連して、腹膜透析溶液、すなわち最終的な使用溶液のナトリウムイオン濃度が、121〜129mmol/L間の範囲、好ましくは124〜126mmol/L間、特に好ましくは125mmol/Lとなるように混合比を設定する。
【0017】
本発明の更に他の態様において、ナトリウムイオンに加えて、カルシウムイオンと、マグネシウムイオンと、H過剰イオンと、塩化物イオンと、乳酸イオンと、炭酸水素イオンと、グルコースとを更に含む腹膜透析溶液を提供する。
【0018】
2つの分離液を用いる場合、第1分離液はカルシウムイオンに加えて、生理的適合性のある酸と、他の電解質と、浸透物質(例えばグルコース)とを含ませることができる。バッファ系は、第2分離液に含ませることができる。例えば、バッファ系は重炭酸塩及び弱酸の塩(例えば乳酸塩)から構成することができる。欧州特許出願公開第0935967号明細書の教示によれば、第1分離液をpH3.2より低いpHに酸性化し、且つ第2分離液の重炭酸塩濃度を10mmol/Lを超えないようにしたときに良好な結果が得られる。この欧州特許出願公開第0935967号明細書の内容は参考として記載するものである。
【0019】
腹膜透析溶液が2つの分離液からなる場合、下記の成分を第1分離液に含ませることができる。
ナトリウムイオン[mmol/L]: 172〜200
カルシウムイオン[mmol/L]: 2〜4
マグネシウムイオン[mmol/L]: 0.8〜1.2
過剰イオン[mmol/L]: 0.9〜1.1
塩化物[mmol/L]: 176〜210
グルコース[mmol/L]: 100〜500
【0020】
第2分離液には、下記の成分を含ませることができる。
ナトリウムイオン[mmol/L]: 70〜80
乳酸塩[mmol/L]: 65〜75
炭酸水素塩[mmol/L]: 4〜6
【0021】
本発明による使用溶液のナトリウムイオンの濃度範囲は、これら第1及び第2分離液を適切な混合比とすることにより、容易に設定することができる。
【0022】
乳酸塩及び炭酸水素塩に基づくバッファ系以外に他の適切なバッファ系も想定しうる。例えば、純重炭酸塩バッファ液を用いることができる。したがって、本発明の他の態様においては、バッファが炭酸水素塩バッファからなることができる。この場合、本発明の溶液を2つの分離液から構成することができる。第1分離液はナトリウムイオンと、カルシウムイオンと、マグネシウムイオンと、H過剰イオンと、塩化物イオンと、グルコースとを含むようにすることができ、第2分離液はナトリウムイオンと炭酸水素イオンとを含むようにすることができる。
【0023】
この第1分離液は、下記の通りに構成することができる。
ナトリウムイオン[mmol/L]: 172〜200
カルシウムイオン[mmol/L]: 2〜4
マグネシウムイオン[mmol/L]: 0.8〜1.2
過剰イオン[mmol/L]: 0.9〜1.1
塩化物[mmol/L]: 176〜210
グルコース[mmol/L]: 100〜500
【0024】
この第2分離液は、重炭酸塩バッファを含み、下記の組成を有しうる。
ナトリウムイオン[mmol/L]: 70〜80
炭酸水素塩[mmol/L]: <80
【0025】
2つの分離液を用いる場合、一般的には、これら分離液を加熱殺菌してから、混合し使用溶液を形成して、その後、患者に供給する。2つの分離液を利用する代わりに個々の場合に有用であれば、2つより多くの分離液を用いることもできる。
【0026】
1つの分離液のみを準備して、その中に本発明による濃度範囲のナトリウムイオンを含ませることも、同様に想定されている。
【0027】
さらに、本発明は、請求項1〜13のいずれか1項に記載の溶液を含むダブルチャンバパウチに関するものである。このダブルチャンバパウチはプラスチックパウチからなり、第1分離液を有する第1チャンバと第2分離液を有する第2チャンバとが互いに隣接して配置されており、これら2つのチャンバは溶接シームで分離されており、この溶接シームは、液体を満たしたチャンバの一方を圧迫すると開口して、これら2つのチャンバの内容物を互いに混合しうるような寸法になっている。この種のダブルチャンバパウチにおいて、例えば、乳酸塩及び重炭酸塩からなるバッファ系は第1パウチチャンバに保管し、グルコース及び電解質は酸性環境下で第2チャンバに保管することができる。殺菌後、パウチの内容物を、互いに混ぜ合わせて、患者に供給する。この場合、本発明によるナトリウムイオン濃度が最終使用液において得られるように、分離液のナトリウムイオン濃度を選択する。
【0028】
本発明のさらなる詳細及び利点を、下記に示す実施例を参照してより詳しく説明する。
【0029】
【表1】

【0030】
表1は、透析患者を本発明による腹膜透析溶液(第2〜4列)で治療した研究結果を示す。比較としてClin.Neph.(第41巻(6)(1994)第357〜363頁、Nakayama氏等)において参照しうる研究結果を示す(第5〜7列)。
【0031】
第2行目は、治療期間を週(W)で示すとともにそれぞれの期間に参加した患者の数(N)を示す。
【0032】
第2及び5列の結果より、本発明による透析溶液を用いた研究の開始時(W 0)には患者は134mmol/Lのナトリウム含有量であり、Nakayama氏等の研究では132mmol/Lに設定された。本発明による腹膜透析溶液の塩化物イオン濃度は93.5mmol/Lに達した。
【0033】
次に、透析溶液のナトリウムイオン濃度を、本発明により125mmol/Lに設定し、Nakayama氏等による120mmol/Lの公表値と比較した。
【0034】
表1の第5行より、本発明による透析溶液の使用により血圧(MAD)を明確に減少させうることが記録された。2週間治療後(W+2)、本発明による透析溶液のナトリウム濃度はNakayama氏等による比較研究より高いにもかかわらず、Nakayama氏等による比較研究より絶対的にも相対的にも血圧の降下が大きくなった。4週間治療後、本発明による溶液のナトリウム濃度はより高いにもかかわらず、比較研究に匹敵する血圧値が得られた。
【0035】
本発明による溶液の平均限外ろ過量(UF量)は、研究の開始時に使用した溶液(134mmol/Lのナトリウム含有量)と同程度であった。
【0036】
表1の最後の行によれば、本発明による腹膜透析溶液を使用することにより、副作用又は不所望の深刻な結果は全く生じていなかった。これとは対照的に、Nakayama氏等による研究では2人の患者が調査を中止しなければならなかった。一方では、水分過剰がみられた。他方では、低ナトリウム血症及びそれによる副作用により治療を、終了した。
【0037】
このように、本発明による透析溶液は、低ナトリウム含有量の既知の透析溶液を用いた場合に知られる副作用を回避することができ、同時に血圧を効果的に降下させうる腹膜透析を可能とするものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上の分離液からなる腹膜透析用の溶液において、
この溶液が、121〜129mmol/Lの範囲の濃度のナトリウムイオンを含むことを特徴とする腹膜透析用の溶液。
【請求項2】
請求項1に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液のナトリウムイオン濃度が124〜126mmol/Lの範囲である腹膜透析用の溶液。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液のナトリウムイオン濃度が125mmol/Lである腹膜透析用の溶液。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液が、浸透物質と、他の電解質と、バッファとを含む腹膜透析用の溶液。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液が2つの分離液からなり、第1分離液は浸透物質と生理的適合性のある酸とを含み、第2分離液はバッファを含む腹膜透析用の溶液。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液が2つの分離液からなり、ナトリウムイオンは各々の分離液中に含まれている腹膜透析用の溶液。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液は、ナトリウムイオンに加えて、カルシウムイオンと、マグネシウムイオンと、H過剰イオンと、塩化物イオンと、乳酸イオンと、炭酸水素イオンと、グルコースとを更に含む腹膜透析用の溶液。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液は2つの分離液からなり、第1分離液は下記の成分、
ナトリウムイオン[mmol/L]: 172〜200
カルシウムイオン[mmol/L]: 2〜4
マグネシウムイオン[mmol/L]: 0.8〜1.2
過剰イオン[mmol/L]: 0.9〜1.1
塩化物[mmol/L]: 176〜210
グルコース[mmol/L]: 100〜500
を含んでいる腹膜透析用の溶液。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液が2つの分離液からなり、第2分離液は下記の成分、
ナトリウムイオン[mmol/L]: 70〜80
乳酸塩[mmol/L]: 65〜75
炭酸水素塩[mmol/L]: 4〜6
を含むことを特徴する腹膜透析用の溶液。
【請求項10】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液がバッファを含み、このバッファは炭酸水素塩バッファからなる腹膜透析用の溶液。
【請求項11】
請求項10に記載の腹膜透析用の溶液において、
この溶液が2つの分離液からなり、これら分離液のうちの第1分離液がナトリウムイオンと、カルシウムイオンと、マグネシウムイオンと、H過剰イオンと、塩化物イオンと、グルコースとを含み、第2分離液がナトリウムイオンと炭酸水素イオンとを含む2つの分離液からなる腹膜透析用の溶液。
【請求項12】
請求項11に記載の腹膜透析用の溶液において、
この第1分離液は、下記の成分、
ナトリウムイオン[mmol/L]: 172〜200
カルシウムイオン[mmol/L]: 2〜4
マグネシウムイオン[mmol/L]: 0.8〜1.2
過剰イオン[mmol/L]: 0.9〜1.1
塩化物[mmol/L]: 176〜210
グルコース[mmol/L]: 100〜500
を含む腹膜透析用の溶液。
【請求項13】
請求項11又は12に記載の腹膜透析用の溶液において、
この第2分離液は、下記の成分、
ナトリウムイオン[mmol/L]: 70〜80
炭酸水素塩[mmol/L]: <80
を含む腹膜透析用の溶液。
【請求項14】
請求項1〜13のいずれか1項に記載の腹膜透析用の溶液を含むダブルチャンバパウチにおいて、
このダブルチャンバパウチはプラスチックパウチからなり、第1分離液を有する第1チャンバと第2分離液を有する第2チャンバとが互いに隣接して配置されており、これら2つのチャンバは溶接シームで分離されており、この溶接シームは、液体を満たしたチャンバの一方を圧迫すると開口して、これら2つのチャンバの内容物を互いに混合しうるような寸法になっていることを特徴とするダブルチャンバパウチ。

【公表番号】特表2007−537199(P2007−537199A)
【公表日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−512109(P2007−512109)
【出願日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【国際出願番号】PCT/EP2005/005192
【国際公開番号】WO2005/110442
【国際公開日】平成17年11月24日(2005.11.24)
【出願人】(501276371)フレセニウス・メディカル・ケア・ドイチュラント・ゲーエムベーハー (31)
【Fターム(参考)】