説明

自動販売機の注出ノズル

【課題】フィルタ部材の定期的な洗浄作業を簡易、かつ効率的に行うことができる自動販売機の注出ノズルを提供すること。
【解決手段】自動販売機本体内部で生成され、かつ炭酸水供給配管41を通じて供給された炭酸水をカップCに注出する自動販売機の炭酸水ノズル42であって、自動販売機本体に固定された状態で炭酸水供給配管41に連結され、内部の炭酸水供給経路4211に抵抗片4212が設けられた基端部421と、基端部421と着脱可能に設けられ、内部の炭酸水供給経路4221に網45が配設された先端部422とを備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機の注出ノズルに関し、より詳細には、自動販売機本体内部で生成され、かつ炭酸水供給配管を通じて供給された炭酸水を飲料容器に注出する自動販売機の注出ノズルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の自動販売機の注出ノズルとして、特許文献1に示されたものが知られている。すなわち、自動販売機本体の内部に配設されたカーボネータにより生成され、かつ該カーボネータに接続された炭酸水供給配管を通じて供給された炭酸水を、所定のベンドステージに載置されたカップに注出するものである。このような注出ノズルは、ガスボリューム等のコールド飲料の特性を十分に引き出すことができるようにカップに対する配設位置が厳しく規定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−141147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した注出ノズルは、それぞれの内部に炭酸水供給経路が形成され、炭酸水供給配管に連結された基端部と、この基端部と着脱可能な関係にある先端部とが備えられているのが一般的である。そして、基端部の内部の炭酸水供給経路には、抵抗片が設けられており、先端部の内部の炭酸水供給経路にはフィルタ機能を有する網が設けられている。また、この先端部は、自身に取り付けられた固定金具を介して自動販売機本体に固定されている。
【0005】
このような注出ノズルでは、網の洗浄を定期的に行う場合に、基端部を先端部から離脱させた後、先端部を自動販売機本体から取り外さなければならず、作業が煩雑なものとなっていた。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、フィルタ部材の定期的な洗浄作業を簡易、かつ効率的に行うことができる自動販売機の注出ノズルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機の注出ノズルは、自動販売機本体内部で生成され、かつ炭酸水供給配管を通じて供給された炭酸水を飲料容器に注出する自動販売機の注出ノズルであって、自動販売機本体に固定された状態で前記炭酸水供給配管に連結され、内部の炭酸水供給経路に抵抗片が設けられた基端部と、前記基端部と着脱可能に設けられ、内部の炭酸水供給経路にフィルタ部材が配設された先端部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係る自動販売機の注出ノズルは、上述した請求項1において、前記フィルタ部材は、フィルタ機能を有する本体部と、前記本体部の周縁に設けられ、前記本体部を前記先端部の炭酸水供給経路に挿入する態様で該炭酸水供給経路の基端縁部に係止される鍔部とを備えたハット形状を成すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の自動販売機の注出ノズルによれば、自動販売機本体に固定された状態で炭酸水供給配管に連結され、内部の炭酸水供給経路に抵抗片が設けられた基端部と、基端部と着脱可能に設けられ、内部の炭酸水供給経路にフィルタ部材が配設された先端部とを備えているので、自動販売機本体に固定されていない先端部を自動販売機本体に固定された基端部から離脱させ、該先端部に設けられたフィルタ部材を取り外すだけで該フィルタ部材の洗浄を行うことができる。従って、フィルタ部材の定期的な洗浄作業を簡易、かつ効率的に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の実施の形態である注出ノズルが適用された自動販売機(カップ式飲料自動販売機)の回路構成を示す概念図である。
【図2】図2は、図1に示した炭酸水ノズルを示す斜視図である。
【図3】図3は、図1に示した炭酸水ノズルの内部構造を示すために一部を断面で示した説明図である。
【図4】図4は、図1に示した炭酸水ノズルの分離状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の注出ノズルの好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態である注出ノズルが適用された自動販売機(カップ式飲料自動販売機)の回路構成を示す概念図である。ここで例示する自動販売機は、希釈液供給回路10を備えている。
【0013】
希釈液供給回路10は、製氷器30、カーボネータ40あるいは温水タンク50等に水を供給するためのもので、リザーバ11、ポンプ12及び給水バルブ13が設けてある。給水バルブ13を開成させると水道水がリザーバ11に供給されて貯留され、ポンプ12を駆動させることによって冷水配管14又は温水配管15に水が送出される。冷水配管14に送られた水は、冷却水槽60に貯留している水に浸漬された冷却コイル16を通流することにより冷却される。
【0014】
冷却コイル16には、送水バルブ17と冷水供給配管18とが接続してあり、送水バルブ17にはカーボネータ40が接続してあり、ポンプ12を駆動した状態で送水バルブ17を開成させるとカーボネータ40に冷水が供給される。
【0015】
カーボネータ40は、冷却水槽60に貯留した水に浸漬してあり、炭酸ガスボンベ70から供給された炭酸ガスが冷水に溶解して炭酸水を生成するものである。また、カーボネータ40には、炭酸水供給配管41を介して炭酸水ノズル(注出ノズル)42が接続してある。この炭酸水供給配管41にはその途中に炭酸水バルブ411が配設してあり、この炭酸水バルブ411を開成させると、炭酸ガスボンベ70から供給される炭酸ガスの圧力でカーボネータ40から押し出された炭酸水が炭酸水ノズル42からベンドステージ1に載置されたカップCに注出されることになる。
【0016】
冷水供給配管18の先端には、希釈冷水ノズル19が接続してある。この冷水供給配管18にはその途中に冷水バルブ181が配設してあり、ポンプ12を駆動させた状態で冷水バルブ181を開成させると、希釈冷水ノズル19からベンドステージ1に載置されたカップCに冷水が注出されることになる。
【0017】
上記冷却水槽60に貯留した水には、複数のシロップ冷却コイル20が浸漬してあり、このシロップ冷却コイル20には、シロップ飲料の原液となる各種のシロップがそれぞれ貯蔵してある複数のシロップコンテナ21がシロップ売切装置22を介して接続してある。各シロップコンテナ21は、それぞれ炭酸ガスボンベ70に接続されて炭酸ガスが供給されるとともに、シロップ供給配管23を介してシロップノズル24が接続してある。このシロップ供給配管23の途中にはシロップバルブ231が配設してあり、このシロップバルブ231を開成させると、シロップコンテナ21に貯留してあるシロップが炭酸ガスボンベ70から供給される炭酸ガスの圧力で押し出され、シロップ売切装置22からシロップ冷却コイル20を通過したシロップは冷却されて、シロップノズル24からベンドステージ1に載置されたカップCに注出されることになる。
【0018】
製氷器30は、リザーバ11から供給された水から調理用の氷を製造するものである。この製氷器30は、図には明示しないが、円筒状の金属の内面に着氷した氷をオーガで連続的に掻き取り、上部に押し上げながら圧縮成形と切断とを行う製氷部と、製氷部でチップ状に形成された氷を貯蔵する氷ストッカー部とを備えている。氷ストッカー部にはアイスドアが設けてあり、このアイスドアは、氷供給配管31を介してノズル(図示せず)に接続してある。アイスドアを開放させることにより、氷供給配管31を通じてノズルに氷が供給されるようになっている。これにより、ノズルよりベンドステージ1に載置されたカップCに氷が投入されることになる。
【0019】
温水配管15に送られた水は、温水タンク50に貯えられる。温水タンク50は、抽出装置80の他、カップCに供給する湯を貯留するものである。この温水タンク50には、ヒータ(図示せず)が内蔵してあり、温水配管15を通じてリザーバ11から与えられた水を加熱して湯として貯留する。
【0020】
このような温水タンク50には、複数の湯バルブ51が配設してある。湯バルブ51は、湯送出配管52を介して抽出装置80に接続してあり、該湯バルブ51を開成させることにより湯送出配管52を通じて抽出装置80に湯が供給されるようになっている。他の湯バルブ51は、湯供給配管53を介してミキシングボール54に接続してある。ミキシングボール54は、パウダキャニスタ55から供給された粉末原料と、温水タンク50から湯供給配管53を通じて供給された湯とを撹拌してホット飲料を生成するものである。このミキシングボール54には、ホット飲料供給配管56を介してホット飲料ノズル57が接続してあり、該ホット飲料ノズル57からベンドステージ1に載置されたカップCにホット飲料が注出されることになる。
【0021】
抽出装置80は、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものであって、上方から下方に向けて順に、豆キャニスタ81、コーヒーミル82、コーヒーブリュア83を備えている。
【0022】
豆キャニスタ81は、内部にコーヒー豆を収容している。尚、本実施の形態における抽出装置80では2つの豆キャニスタ81を備えている。このような豆キャニスタ81は、内部に原料モータ(図示せず)が設けてあり、かかる原料モータが駆動することにより該豆キャニスタ81に収容されたコーヒー豆が下部より払い出されるようにしている。一方、原料モータが駆動停止することにより該豆キャニスタ81に収容されたコーヒー豆の払い出しが停止される。
【0023】
コーヒーミル82は、供給されたコーヒー豆を挽くものである。このコーヒーミル82は、詳細は図示しないが、内部にシュート(水平方向に延びる円筒状の空間)が形成されたミル本体と、シュートに挿通され、外周に螺旋状の刃が形成されたオーガと、オーガを回転させるモータとを有している。そして、モータがオーガを回転させることによりコーヒーミル82に供給された豆は入口から出口に向けて送られ、その途中で粉砕されるようになっている。
【0024】
コーヒーブリュア83は、コーヒーミル82から供給された挽き豆に温水タンク50から湯送出配管52を通じて供給された湯を注ぐことにより、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものである。コーヒーブリュア83は、コーヒー飲料供給配管(図示せず)を介してノズルが接続してあり、これにより、カップCに対してノズルよりレギュラーコーヒー飲料が注出されることになる。
【0025】
また、このコーヒーブリュア83には、コーヒー飲料送出配管84を通じてミキシングボール85が接続してある。かかるミキシングボール85は、砂糖、クリーム等の粉末原料を貯蔵するパウダキャニスタ86から供給された粉末原料と、コーヒー飲料送出配管84を通じて供給されたコーヒー飲料とを撹拌するものである。このミキシングボール85には、配管を通じてコーヒー飲料ノズル87が接続してあり、撹拌されたコーヒー飲料がコーヒー飲料ノズル87からカップCに注出されることになる。
【0026】
このような自動販売機において、ベンドステージ1に載置されたカップCにコーヒー飲料を注出するには、豆キャニスタ81から供給された豆をコーヒーミル82で挽き、挽き豆をコーヒーブリュア83に供給する。これと同時に湯バルブ51を開成させて温水タンク50に貯留された湯を、湯送出配管52を通じてコーヒーブリュア83に送出する。これによりかかるコーヒーブリュア83でコーヒー飲料が抽出され、抽出されたコーヒー飲料はコーヒー飲料送出配管84を通じてミキシングボール85に送出される。ミキシングボール85では、パウダキャニスタ86から砂糖、クリーム等の粉末原料を、更に飲料の種類によっては温水タンク50に貯留してある湯を加えて撹拌混合した後に、コーヒー飲料ノズル87からカップCにコーヒー飲料を注出する。
【0027】
また、コールド飲料、例えば炭酸飲料を販売するには、シロップノズル24から濃縮シロップを、炭酸水ノズル42から炭酸水をカップCに注出するとともに、該カップCに氷を投入し、カップC内で原料を撹拌して炭酸飲料を調理するようにしている。
【0028】
図2及び図3は、上記炭酸水ノズル42を示すものであり、図2は斜視図であり、図3は一部を断面で示した説明図である。ここで例示する炭酸水ノズル42は、例えば樹脂材等から形成されたものであり、基端部421と先端部422とを備えて構成してある。
【0029】
基端部421は、炭酸水供給配管41に連結されているとともに、固定金具43にネジ等の締結部材44を介して締結されている。ここで固定金具43は、自動販売機本体の所定個所に固定するためのものであり、これにより基端部421は、自動販売機本体に固定されている。この基端部421の内部には、炭酸水供給配管41を通じて供給された炭酸水が通過する炭酸水供給経路4211が設けてある。そして、かかる炭酸水供給経路4211には、該炭酸水供給経路4211の延在方向に沿って延在する抵抗片4212が内壁面の一部に突設されている。このような基端部421の先端側には、先端部422の一部が相対的に進入することを許容する挿入部4213が形成してある。
【0030】
先端部422は略円筒状の形態をなしており、その内部には基端部421の炭酸水供給経路4211に連通可能な炭酸水供給経路4221が設けてある。このような先端部422の先端部分には略垂直にカットしたカット面4222が形成されており、その下端には切欠4223が形成されている。
【0031】
また、先端部422の炭酸水供給経路4221には、基端側にフィルタ部材としての網45が配設されている。網45は、ハット形状を成しており、本体部45aと鍔部45bとを有してなるものである。本体部45aは、フィルタ機能を有するものであり、炭酸水供給経路4221に挿入可能な大きさを有している。鍔部45bは、本体部45aの周縁において径外方向に突出する態様で形成してある。この鍔部45bの外径は、炭酸水供給経路4221の内径よりも大きくしてある。
【0032】
このような網45は、本体部45aが炭酸水供給経路4221に挿入される態様で鍔部45bが先端部422における炭酸水供給経路4221の基端縁部に係止されて配設してある。つまり、鍔部45bは、本体部45aの周縁に設けられ、本体部45aを先端部422の炭酸水供給経路4221に挿入する態様で該炭酸水供給経路4221の基端縁部に係止されるものである。
【0033】
このような先端部422は、該先端部422と中心軸と基端部421の中心軸とを一致させた状態で、自身の基端側部位4224が基端部421の挿入部4213に相対的に進入し、その後に自身の中心軸を中心にして所定角度だけ回転させられることにより、自身の外壁部に形成された係止溝4226に基端部421の外壁部に突設された係止突起4214が進入する結果、基端部421に装着される。
【0034】
このような炭酸水ノズル42では、炭酸水供給配管41を通じて供給された炭酸水が基端部421の炭酸水供給経路4211を通過した後、先端部422の炭酸水供給経路4221を通過し、その後に吐出口422aよりベンドステージ1に載置されたカップCに注出される。
【0035】
そして、炭酸水ノズル42の内部に設けられた網45を洗浄する場合には次のように行えばよい。
【0036】
まず、先端部422を自身の中心軸回りに所定角度だけ回転させて基端部421の係止突起4214を係止溝4226から離脱させる。次に先端部422を基端部421から離隔する方向に引き出すことにより、先端部422の基端側部位4224が基端部421の挿入部4213から離脱し、図4に示すように、先端部422を基端部421から取り外す。
【0037】
そして、取り外した先端部422の基端側においては、炭酸水供給経路4221の基端縁部に係止された網45の鍔部45bが露出されているので、手等で網45を取り外すことができる。その後に、取り外した網45を洗浄すればよい。
【0038】
このように本実施の形態である炭酸水ノズル42によれば、自動販売機本体に固定されていない先端部422を自動販売機本体に固定された基端部421から離脱させ、該先端部422に設けられた網45を取り外すだけで該網45の洗浄を行うことができる。従って、網45の定期的な洗浄作業を簡易、かつ効率的に行うことができる。
【0039】
上記炭酸水ノズル42によれば、取り外し側の部材、すなわち先端部422の交換用部品を別途準備しておけば、先端部422だけを交換用部品と取り替えるだけでよく、ルート作業に要する時間を大幅に低減させることができる。しかも、工具等が不要である。
【0040】
上記炭酸水ノズル42によれば、先端部422を基端部421に装着するだけでよく、基端部421に設けられた抵抗片4212と、先端部422に設けられた網45との離間距離を一定に保持することができ、吐出口422aより吐出される炭酸水の品質を維持することができる。
【0041】
従来においては、注出ノズル(炭酸水ノズル)からフィルタ部材である網を取り外す場合には、ロッド状の工具を挿入させて網を突き出して取り外していたが、上記炭酸ノズル42によれば、網45が、本体部45aが炭酸水供給経路4221に挿入される態様で鍔部45bが先端部422における炭酸水供給経路4221の基端縁部に係止されて配設されているので、先端部422を基端部421から分離させることで、網45の鍔部45bが露出され、手等で容易に網45を取り外すことができ、工具レスでの取り外しが可能になり、網45を変形させたり、紛失したりする虞れがない。
【0042】
しかも、鍔部45bを炭酸水供給経路4221の基端縁部に係止させることで本体部45aを該炭酸水供給経路4221に挿入させているので、網45の向きを間違えて取り付けてしまう虞れがなく、これにより安定した品質の炭酸水を供給することが可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明に係る注出ノズルは、自動販売機本体内部で生成され、かつ炭酸水供給配管を通じて供給された炭酸水を飲料容器に注出する自動販売機に有用である。
【符号の説明】
【0044】
40 カーボネータ
41 炭酸水供給配管
42 炭酸水ノズル
421 基端部
4211 炭酸水供給経路
4212 抵抗片
4213 挿入部
422 先端部
422a 吐出口
4221 炭酸水供給経路
4222 カット面
4224 基端側部位
43 固定金具
44 締結部材
45 網
45a 本体部
45b 鍔部
C カップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動販売機本体内部で生成され、かつ炭酸水供給配管を通じて供給された炭酸水を飲料容器に注出する自動販売機の注出ノズルであって、
自動販売機本体に固定された状態で前記炭酸水供給配管に連結され、内部の炭酸水供給経路に抵抗片が設けられた基端部と、
前記基端部と着脱可能に設けられ、内部の炭酸水供給経路にフィルタ部材が配設された先端部と
を備えたことを特徴とする自動販売機の注出ノズル。
【請求項2】
前記フィルタ部材は、
フィルタ機能を有する本体部と、
前記本体部の周縁に設けられ、前記本体部を前記先端部の炭酸水供給経路に挿入する態様で該炭酸水供給経路の基端縁部に係止される鍔部と
を備えたハット形状を成すことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の注出ノズル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−258106(P2011−258106A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−133830(P2010−133830)
【出願日】平成22年6月11日(2010.6.11)
【出願人】(000237710)富士電機リテイルシステムズ株式会社 (1,851)
【出願人】(000126849)株式会社アペックス (29)
【Fターム(参考)】