説明

自動車のフロア構造

【課題】フロアパネルにディンプルが形成されたものにおいて、部品追加を必要とすることなく、室内カーペットの沈み込みを回避すること。
【解決手段】フロアパネル12を有し、前記フロアパネル12に、下方に突出した窪み部50と、当該窪み部50の底面より上方に突出した窪み内ビード52とが形成され、窪み部50における室内カーペットの沈み込みが抑えられので、カーペット沈み込みのための追加部品を省略できる。併せて窪み内ビード52によってフロアパネル12の剛性が更に向上する。更に、前記フロアパネル12の窪み部50の車幅方向の一方の側に、当該フロアパネル12の一般面より下方に突出して車体前後方向に延在するサイドビード34が形成され、フロアパネル12の剛性(強度)が向上し、室内カーペットの沈み込みが抑えらる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のフロア構造に関し、特に、モノコック車体のフロア構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のフロア構造として、フロアパネルに、曲面による窪み、つまりディンプルをプレス成形することにより、フロアパネルの剛性を高め、NV(騒音・振動)性能の改善を図ったものが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−237871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、フロアパネルのディンプルは、フロアパネルの平坦性を阻害する。特に、ディンプルが、緩やかな曲面をもって広い範囲に設けられていると、フロアパネル上に敷かれる室内カーペットはディンプル形状に倣って沈み込み、車室内フロア上の乗員の足置き場の平坦度が損なわれる虞がある。足置き場の平坦度が低いと、足置き場に足を置いた時に不安定になる。また、車室内フロア上で、乗員が足を動かした際に、ディンプルの曲面とフロアパネルの一般面との接続部がなすディンプルの周縁角部に、足が引っかかり、車室内の居住性が損なわれる。
【0005】
この対策として、従来は、室内カーペットの下に、つまり、フロアパネルと室内カーペットとの間に、厚いウレタン樹脂シートを設置することにより、室内カーペットがディンプル形状に倣って沈み込まないようになることが行われている。しかし、この対策は、部品追加になり、生産性、経済性、省資源化を低下させることになる。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、フロアパネルにディンプルが形成されたフロア構造において、部品追加を必要とすることなく、室内カーペットの沈み込みを回避することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による自動車のフロア構造は、フロアパネル(12)を有し、前記フロアパネル(12)に、当該フロアパネル(12)の一般面(12A)より下方に突出した窪み部(50)と、当該窪み部(50)の底面より上方に突出した窪み内ビード(52)とが形成されている。
【0008】
このフロア構造によれば、窪み内ビード(52)によって窪み部(50)における室内カーペット(42)の沈み込みが抑えられので、カーペット沈み込みのための追加部品を省略できる。併せて窪み内ビード(52)によってフロアパネル(12)の剛性が更に向上する。
【0009】
本発明による自動車のフロア構造は、一つの好ましい実施例として、更に、前記フロアパネル(12)の窪み部(50)の車幅方向の一方の側に、当該フロアパネル(12)の一般面(12A)より下方に突出して車体前後方向に延在するサイドビード(34)が形成されている。
【0010】
このフロア構造によれば、サイドビード(34)によってフロアパネル(12)の剛性(強度)が向上するので、窪み部(50)の車幅方向の幅を小さくすることができ、このことによっても窪み部(50)における室内カーペット(42)の沈み込みが抑えらる。
【0011】
本発明による自動車のフロア構造は、一つの好ましい実施例として、更に、前記フロアパネル(12)の窪み部より車幅方向の中央の側に、前記フロアパネル(12)の一般面(12A)より傾斜面(12B)によって上方に変位した隆起丘部(12C)が車体前後方向に延在して形成され、当該隆起丘部(12C)に車体前後方向に延在するセンタフレーム(24)が接合されている。
【0012】
このフロア構造によれば、傾斜面(12B)によってフロアパネル(12)が折り曲まげられた形状になっていることにより、フロアパネル(12)の剛性が向上するので、窪み部(50)の車幅方向の幅を小さくすることができる。このことによっても窪み部(50)における室内カーペット(42)の沈み込みが抑えらる。
【0013】
本発明による自動車のフロア構造は、一つの好ましい実施例として、前記窪み内ビード(52)の頂部(52A)の高さが前記フロアパネル(12)の一般面(12A)の高さに整合している。
【0014】
このフロア構造によれば、窪み内ビード(52)による窪み部(50)における室内カーペット(42)の沈み込み防止が、より良好に行われ、室内カーペット(42)の平坦性が保証される。
【0015】
本発明による自動車のフロア構造は、一つの好ましい実施例として、前記窪み内ビード(52)は、車体前後方向に延在するビードとして複数個設けられている。
【0016】
このフロア構造によれば、窪み内ビード(52)部分の剛性が向上し、窪み内ビード(52)による室内カーペットの支持強度が向上する。
【0017】
本発明による自動車のフロア構造は、一つの好ましい実施例として、前記フロアパネル(12)の一般面(12A)の部分が、前記窪み部(50)を含んで乗員の足置き場を形成している。
【0018】
このフロア構造によれば、足置き場のスペースを広くできる。
【発明の効果】
【0019】
本発明による自動車のフロア構造によれば、窪み内ビードによって窪み部における室内カーペットの沈み込みが抑えられる。これにより、カーペット沈み込み防止のための追加部品を省略でき、生産性、経済性の向上と省資源化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明による自動車のフロア構造の一つの実施例を示す下底面図(フロアパネルを車外より見た図)。
【図2】本発明による自動車のフロア構造の一つの実施例を示す平面図(フロアパネルを車内より見た図)。
【図3】図2の線III−IIIに沿った拡大断面図。
【図4】本実施例による自動車のフロア構造の要部の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、本発明による自動車のフロア構造の実施例を、図1〜図4を参照して説明する。尚、以下に説明する各部材は鋼材により構成され、各部材の接続、接合は、溶接により行われる。
【0022】
車体前部にはエンジンルームと車室とを区切るダッシュボードパネル10が設けられている。ダッシュボードパネル10の車室側には、前端をもってダッシュボードパネル10の下端に接続された左右のフロアパネル12が水平配置されている。フロアパネル12は後述するフロントサイドフレーム20の後端より車体後方に存在する。
【0023】
左右のフロアパネル12は、車幅方向内側の縁部同士を、車室内側に突出して車体前後方向に延在するセンタトンネルメンバ26によって接合され、一体化されている。
【0024】
左右のフロアパネル12の車幅方向外側には、各々、車体前後方向に延在する左右の箱形断面形状のサイドシル14が水平に配置されている。左右のサイドシル14には左右のフロアパネル12の車幅方向外側の縁部が接続されている。左右のサイドシル14の後端には、各々、平面視で、左右のサイドシル14と一直線上に車体前後方向に延在する左右の箱形断面形状のサイドシルエクステンションメンバ16の前端が接続されている。
【0025】
左右のフロアパネル12とセンタトンネルメンバ26との連結体の後端位置には、車体幅方向に延在して左右両端を左右のサイドシルエクステンションメンバ16に橋渡し接続された箱形断面形状のミドルクロスメンバ(第1のミドルクロスメンバ)18が設けられている。ミドルクロスメンバ18は、フロアパネル12の後端位置においてキックアップ部をなし、左右のフロアパネル12およびセンタトンネルメンバ26の後縁を接続されている。
【0026】
ダッシュボードパネル10より車体前方(エンジンルーム側)には、車体前後方向に延在する左右のフロントサイドフレーム20が設けられている。左右のフロントサイドフレーム20は、各々、箱形断面形状をなしており、後端を左右の連結メンバ22に接続されている。
【0027】
左右の連結メンバ22は、各々、ダッシュボードパネル10の車体前方側の外面(車外面)に接合されて箱形断面形状をなし、フロントサイドフレーム20との接続部22Aより車幅方向外側に向かって斜め後方に延びてサイドシル14の前端に接続されたアウトリガー部22Bと、接続部22Aより車幅方向内側に向かって斜め後方に延びてセンタフレーム24の前端に接続されたセンタフレームエクステンション部22Cとを有し、二股分岐形状をなしている。
【0028】
センタフレーム24は、センタトンネルメンバ26の左右両側にあって、各々、左右のフロアパネル12の下底面(車外面)に接合されて箱形断面形状をなし、センタフレームエクステンション部22Cより車体後方に延在して後端をミドルクロスメンバ18に接続されている。
【0029】
図1によく示されているように、左側のサイドシル14とセンタフレーム24との間と、右側のサイドシル14とセンタフレーム24との間の各々に、左右のフロアフレーム28が配置されている。左右のフロアフレーム28は、各々、車体前後方向に延在し、フロアパネル12の下底面(車外面)に接合されて箱形断面形状をなし、前端を連結メンバ22のアウトリガー部22Bとセンタフレームエクステンション部22Cとの分岐部22Dに接続されている。
【0030】
これにより、本実施例では、左右のフロアフレーム28は、各々、左右の連結メンバ20を介して左右のフロントサイドフレーム20と、平面視で、車体前後方向に一直線上に連結されている。
【0031】
左右のフロアパネル12の車体後方側には、各々、フロアパネル12の主面11(図3参照)より一段低い窪みをなす後部座席用の足置き凹部30が形成されている。足置き凹部30は、図2に示されているように、前部座席60の車体後方にあり、当該足置き凹部30の底部前縁はフロアパネル12の車体前後方向の中間部において車体前方へ向けて昇り勾配で傾斜してフロアパネル12の主面に至る傾斜面部32に連続している。足置き凹部30の底部後縁は車体前後方向においてフロアパネル12の後縁と同じ位置にある。
【0032】
本実施例の説明では、これより以降、足置き凹部30の底面をフロアパネル12の一般面12Aと云う。従って、本実施例では、一般面12Aはフロアパネル12の主面11より一段低い面になる。なお、足置き凹部30は必須ではなく、フロアパネル12の主面11と一般面12Aとが同じ面であってもよい。
【0033】
足置き凹部30には、各々、一般面12Aより下方に、つまり車室外側に突出した回転楕円面等による湾曲面50Aからなる窪み部であるディンプル50がプレス成形されている。ディンプル50は、平面視で車体前後方向に長い長円形乃至楕円形をなしている。
【0034】
ディンプル50には、底面より上方に、つまり車室内側に突出した窪み内ビード52がプレス成形されている。窪み内ビード52は、車体前後方向に延在し、本実施例では、各ディンプル50毎に、2個、前後に分離して設けられている。窪み内ビード52の頂部52Aの高さは、一般面12Aの高さに整合している。
【0035】
フロアパネル12の一般面12Aには、室内カーペット42が敷かれる。窪み内ビード52が設けられていないと、室内カーペット42は湾曲面50Aに沿ってディンプル50内に沈み込み、平坦性を損ねられるが、ディンプル50に窪み内ビード52があることにより、室内カーペット42は、ディンプル50の部分において、窪み内ビード52上に載り、ディンプル50内への沈み込みを抑えられる。
【0036】
これにより、厚いウレタン樹脂シート等のカーペット沈み込み防止のための追加部品を省略でき、生産性、経済性の向上と省資源化が図られる。
【0037】
本実施例のように、窪み内ビード52の頂部52Aの高さが一般面12Aの高さに整合していることにより、窪み内ビード52によるディンプル50における室内カーペット42の沈み込み防止が、一般面12Aの高さに整合して行われることになり、足置き凹部30における室内カーペット42の平坦性が良好に保たれる。
【0038】
フロアパネル12にディンプル50が形成されていることにより、フロアパネル12の剛性が高くなり、NV性能が改善される。この効果は、窪み内ビード52によってフロアパネル12の剛性が更に高くなることによって、顕著なものになる。また、窪み内ビード52が車体前後方向に延在するビードとして複数個設けられていることにより、窪み内ビード52部分の剛性が向上し、NV性能の改善に併せて、窪み内ビード52による室内カーペット42の支持強度が向上する。
【0039】
図3によく示されているように、フロアパネル12のディンプル50より車幅方向の中央の側には、一般面12Aより傾斜面12Bによって上方に変位した隆起丘部(本実施例では、フロアパネル12の主面11と同じ高さ)12Cが車体前後方向に延在して形成されており、隆起丘部12Cの下底面(車外面)に前述のセンタフレーム24が接合されている。
【0040】
傾斜面12Bによってフロアパネル12が折り曲がっていることにより、フロアパネル12の剛性が向上する。これにより、ディンプル50の車幅方向の幅を小さく抑えることができる。このことによっても室内カーペット42がディンプル50内に沈み込む難くなる。
【0041】
なお、窪み内ビード52は、その全体がディンプル50内にあり、ディンプル50の湾曲面50Aと一般面12Aとの境界には存在しない。これにより、ディンプル50、窪み内ビード52を含むフロアパネル12のプレス成形時に、前記境界部分に応力集中が生じることが回避される。
【0042】
左右のフロアパネル12のディンプル50より車幅方向外側には、各々、足置き凹部30と傾斜面部32を車体前後方向の一直線上に延在するサイドビード34がプレス成形されている。サイドビード34は、一般面12Aより下方、つまり車室外側に突出しており、フロアパネル12の補強とハーネス収容溝を兼ねている。
【0043】
サイドビード34によってフロアパネル12の剛性(強度)が向上するので、このことによってもディンプル50の車幅方向の幅を小さくすることができ、室内カーペット42がディンプル50内に沈み込む難くなる。
【0044】
サイドビード34にはハーネス40が納められる。これにより、サイドビード34への室内カーペット42の沈み込みがハーネス40によって抑えられる。
【0045】
このようにして、フロアパネル12の一般面12Aの部分が、ディンプル50、サイドビード34の部分を含んで平らな乗員の足置き場を形成することになり、足置き場のスペースを広く取ることができる。
【0046】
なお、足置き凹部30の室内面には、図3に示されているように、ディンプル50、サイドビード34を含む足置き凹部30の室内面形状に倣って制振材によるメルシート44が貼着される。
【0047】
本実施例では、前述の左右のフロアフレーム28は、各々、後端が、左右の傾斜面部32の車外側の前面に突き当たる位置まで車体後方に延在している。つまり、左右のフロアフレーム26は、車体前部の連結メンバ20との接続部よりフロアパネル12の車体前後方向の中間部まで延在している。左右のサイドビード34は、各々、車室外側に突出した突条状のビードであり、左右のフロアフレーム26の車体幅方向位と同じ車体幅方向位置に形成されている。
【0048】
これにより、左右のサイドビード34は、各々、傾斜面部32における前端にて左右のフロアフレーム26の後端に各々連続し、当該フロアフレーム26との連続部よりフロアフレーム26と一直線上に車体後方に延在してミドルクロスメンバ18の前壁に至っている。
【0049】
図2によく示されているように、ミドルクロスメンバ18より車体前方位置には、各々、車体幅方向に延在し、左右両端を車室内側に突出しているセンタトンネル部26の右側部と右側のサイドシル14とに橋渡し接続された右側のミドルクロスメンバ(第2のミドルクロスメンバ)36と、左右両端をセンタトンネル部26の左側部と左側のサイドシル14とに橋渡し接続された左側のミドルクロスメンバ(第2のミドルクロスメンバ)36が設けられている。この左右のミドルクロスメンバ36は、各々、傾斜面部32の車体前方に隣接する位置において、フロアパネル12の上面(車内面)に接合されて箱形断面形状をなしている。
【0050】
上述の構成によるフロア構造によれば、フロントサイドフレーム20に入力された前突荷重の車体後部への伝達は、フロントサイドフレーム20→アウトリガー部22B→サイドシル14→サイドシルエクステンションメンバ16→ミドルクロスメンバ18と、フロントサイドフレーム20→センタフレームエクステンション部22C→センタフレーム24→ミドルクロスメンバ18と、フロントサイドフレーム20→連結メンバ22の分岐部22D→フロアフレーム28→サイドビード34→ミドルクロスメンバ18の各経路をもって行われる。
【0051】
特に、フロアフレーム28は、図1によく示されているように、連結メンバ20を介してフロントサイドフレーム20と、平面視で、車体前後方向に一直線上に連結されているので、フロントサイドフレーム20→連結メンバ22の分岐部22D→フロアフレーム28→サイドビード34→ミドルクロスメンバ18による前突荷重の車体後部への伝達が、曲げモーメントを生じることなく効率よく良好に行われる。
【0052】
この前突荷重の伝達路は、フロアフレーム28とフロアパネル12に形成されたサイドビード34により確立するから、サイドビード34の車体前後方向長さ分、フロアフレーム28の車体前後方向長さが短縮される。これにより、フロアフレーム28が短くなった分、車体重量、溶接スポット数が低減し、フロアフレーム28による車体重量の増加、コストアップ、溶接スポット数の増加による生産性の低下を軽減した上で、フロアフレーム28による車体後部への前突荷重の伝達路が確保され、衝突性能が向上する。
【符号の説明】
【0053】
10 ダッシュボードパネル
12 フロアパネル
12A 一般面
12B 傾斜面
12C 隆起丘部
14 サイドシル
16 サイドシルエクステンションメンバ
18 ミドルクロスメンバ
20 フロントサイドフレーム
22 連結メンバ
24 センタフレーム
26 センタトンネル部
28 フロアフレーム
30 足置き凹部
32 傾斜面部
34 サイドビード
36 ミドルクロスメンバ
40 ハーネス
42 室内カーペット
50 ディンプル
52 窪み内ビード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロアパネルを有し、
前記フロアパネルに、当該フロアパネルの一般面より下方に突出した窪み部と、当該窪み部の底面より上方に突出した窪み内ビードとが形成されている自動車のフロア構造。
【請求項2】
前記フロアパネルの窪み部の車幅方向の一方の側に、当該フロアパネルの一般面より下方に突出して車体前後方向に延在するサイドビードが形成されている請求項1または2に記載の自動車のフロア構造。
【請求項3】
前記フロアパネルの窪み部より車幅方向の中央の側に、前記フロアパネルの一般面より傾斜面によって上方に変位した隆起丘部が車体前後方向に延在して形成され、当該隆起丘部に車体前後方向に延在するセンタフレームが接合されている請求項1または2に記載の自動車のフロア構造。
【請求項4】
前記窪み内ビードの頂部の高さが上下方向で見て前記フロアパネルの一般面の高さに整合している請求項1から3の何れか一項に記載の自動車のフロア構造。
【請求項5】
前記窪み内ビードは、車体前後方向に延在するビードとして複数個設けられている請求項1から4の何れか一項に記載の自動車のフロア構造。
【請求項6】
前記フロアパネルの一般面の部分が、前記窪み部を含んで乗員の足置き場を形成している請求項1から5の何れか一項に記載の自動車のフロア構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−219062(P2011−219062A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−93358(P2010−93358)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】