説明

菓子の収容及び運搬機構

【課題】 ケーキ等の菓子をショーケースに収容し、取り出し、運搬する際の効率及び使い勝手を向上する。
【解決手段】 折れ目線3、3によりコ字状に折り曲がる折り癖を付けることにより両端下方に一対のフランジ部4、4を形成することが可能なシート材からなる菓子用台座1、菓子用台座に載せられた菓子Kが台座のフランジ部において跨座可能なレール状の菓子置き台10、菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体T1〜T4を内部に突設した菓子箱20により菓子の収容及び運搬を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばケーキ等の菓子をショーケースに収容し、取り出し、運搬するための菓子の収容及び運搬機構に関する。
【背景技術】
【0002】
今まで、店頭でケーキなどの菓子を販売のために陳列するに際しては、プラスチック製のトレーに菓子を載せてショーケース内に収容し、菓子を取り出す場合はトング等で菓子を直接挟むか、手袋を嵌めて手で菓子を直接摘んでいた。
【0003】
一方、販売した菓子を購買者が持ち帰えるに際しては、包装用の箱に菓子を収容し、これを購買者が運搬していた。そして、店頭において包装用の箱に菓子を収容するに際してはやはりトングや手で菓子を直接摘んで保持していた。また、持ち帰る菓子の数が多い場合は横方向に拡大することにより収容個数を増大した菓子箱を使用していた。
【0004】
【特許文献1】特開2004−191048号公報
【特許文献2】特開2006−68496号公報
【特許文献3】登録実用新案第3118142号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記の従来技術においては、不規則な外形を有し、且つ柔らかい菓子をトングで挟むにあたって菓子を保持するための手加減が難しく、強すぎると菓子を潰してしまい、逆に弱すぎると菓子を落としてしまう問題があった。また、菓子を直接手で摘む場合においても、スポンジ系でなくムース系のケーキのように特に柔らかい菓子の場合はやはり手加減が難しかった。
【0006】
また、菓子を包装用箱に収容する場合は、菓子の保持に際して前記と同様の問題を生じる他、箱内に菓子をバランスよく収容する作業が難しいという問題があった。すなわち、菓子同士や菓子と箱との間に隙間があると、運搬に際して箱が揺れた際に箱内で菓子が踊って潰れたり破損するおそれがあり、不定形の菓子を隙間なく箱内に収容することは難しく熟練を要した。
【0007】
以上の店頭における問題点は、菓子のショーケースからの取り出し及び包装用の箱への収容という一連の作業効率を著しく損ね、店頭において菓子の注文から箱詰めまでの作業時間をいたずらに長びかせることを意味し、購買者を待たせ、販売効率を悪化させる原因となっていた。そのため、作業時間を少しでも短縮するために熟練者を店頭に配さざるを得ず、経営効率も悪化させていた。
【0008】
さらに、購買者が菓子を持ち帰るに際しても、菓子同士や菓子と箱との間に隙間がある場合は注意深く運搬しないと、前記のように菓子が中で踊って、潰れたり破損するおそれがあった。この場合、持ち帰る菓子の数が多く、横方向に拡大した菓子箱に収容した場合は体に対して手を広げて箱を持つこととなり持ちにくく、特に傾きやすかった。また、逆に菓子が隙間なくうまく箱内に収容されている場合は、菓子を箱から取り出すに際してうまく菓子を摘み出すことができないという問題を生じた。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は前記の問題点を解消する菓子の収容及び運搬機構を提供することを目的として創作されたものであり、菓子自体、菓子を収容するショーケース内の備品、菓子を包装するための菓子箱の3点を見直して新たな工夫を加え、これらの組み合わせにより菓子の収容及び運搬機構を実現した。
【0010】
すなわち、第1に菓子に関しては、それを載せるための菓子用台座を創作し、この台座は折れ目線によりコ字状に折り曲がる折り癖を付けることにより両端下方に一対のフランジ部を形成することが可能なシート材により構成している。
第2にショーケース内の備品に関しては、菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において跨座可能なレール状の菓子置き台を創作している。
第3に菓子箱に関しては、菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体を内部に突設した菓子箱を創作している。
【0011】
また、以上の機構に付随する発明として、菓子置き台をステンレスにより構成した発明を第2発明として開示する。
【0012】
また、菓子箱の蓋板を側板上端より下降した位置に配することにより、蓋板の上面周側に側板の上端により囲繞される空間を形成し、ここを他の菓子箱の下端を嵌入するための凹部とすることにより菓子箱を上下にスタッキング可能とした発明を第3発明として開示する。
【0013】
また、菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体を、板状に包装された保冷材を菓子箱内に起立状態で挟持するために利用可能なように配した発明を第4発明として開示する。
【発明の効果】
【0014】
以上の構成よりなるこの発明によれば、菓子は両端下方に一対のフランジ部を形成することが可能な台座上に載置されるので、台座のフランジ部をトングで挟んだり、手で摘むことにより、菓子に直接触れずに保持することができる。その結果、不規則な外形を有したり、柔らかい菓子であっても微妙な手加減を要さず容易に保持することが可能となり、また、菓子に直接触れないので衛生的でもある。一方、フランジ部はシート材からなる台座を折れ目線により折り曲げることにより形成されているので、菓子を皿に置くときは菓子を下に押し下げることによりフランジ部の折り曲げが解消して台座は平板状に復帰し、菓子として何ら違和感のない外観となる。
【0015】
次に、菓子をショーケース内に収容するに際しては、菓子を載せた台座のフランジ部をレール状の菓子置き台に跨座させて収容するので菓子の収まりがよく、レール上を滑らせて菓子を取り出したり、レールごと菓子を引き寄せることもできるので、前記した菓子の保持が容易なことと相まって菓子の収容、取り出しの作業効率が著しく向上する効果を得られる。また、菓子置き台をステンレス製とした第2発明の場合、従来のプラスチック製のトレーに比べ雑菌が繁殖しににく、また、菓子への熱伝導率が高いので保冷効果が向上する効果を得られる。
【0016】
さらに菓子を包装のために菓子箱に収容するに際しては、菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体が箱内に突設されているので、フランジ部を突体間に差し入れるだけで菓子は箱に対して固定されることとなり、運搬時に菓子箱が揺れても内部で菓子が踊ることがない。また、この場合、菓子は定型の台座により箱内に固定されるので、箱に収容する菓子の大きさが区々であっても突体をガイドとして迷うことなく規則的に収容することが可能となり、箱詰めの作業効率が向上する効果が得られる。
【0017】
以上の通り、本願発明によれば菓子の取り出し、収容の作業効率が向上することにより店頭における注文から箱詰めまでの作業時間が飛躍的に短縮され、販売効率が向上することとなる。また、菓子箱内で菓子が踊ることがないので購買者においても安心して菓子を持ち帰ることができる。さらに、突体間に挟持される菓子は菓子同士及び菓子箱との間の空隙を保った上で固定されているので、台座の保持が容易なことと相まって購買者において菓子の取り出しが容易となる効果を得られる。
【0018】
また、菓子箱の蓋板の上面周側に側板の上端により囲繞される空間を形成し、ここを他の菓子箱の下端を嵌入するための凹部とした第3発明の場合、その前提として菓子が箱内に固定されて踊ることがないので、複数個の菓子箱を上下にスタッキングしても支障がなく、持ち帰る菓子の数が多い場合は菓子箱の平面寸法はそのままで箱の数を増やすことにより対応できるので、横方向に拡大した従来技術の菓子箱に比べて持ちやすく、運搬が容易な効果を得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、この発明の菓子の収容及び運搬機構の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は菓子用台座を示す図である。この菓子用台座1は例えば厚紙等のシート材からなり、菓子Kが載置されるべき中央部分5の両端に一対の折れ目線3、3を設けると共に上記折れ目線(なお、添付図面において折れ目線は、それが山折れ線であるときは点線、谷折れ線であるときは一点鎖線で図示している。)を境としてコ字状に折り曲がる折り癖を付けることにより両端下方に一対のフランジ部4、4を形成することが可能なように構成される。なお、この実施例においては菓子用台座1の表面に複数の筋目5を施すことにより菓子の滑り止めとしている。また、シート材は適度の可撓性と剛性を有するものであれば厚紙に限られないことは勿論である。
【0020】
図2は菓子置き台を示す図である。この菓子置き台10は菓子Kが菓子用台座1のフランジ部4、4において跨座可能なレール状に構成されるものであり、この実施例では中央部分11の両端に断面台形状に末広がりとなる一対のフランジ部12、12を垂設した形状に構成している。この場合、菓子用台座1も両端下方に形成される一対のフランジ部4、4が菓子置き台10の断面形状に合わせて台形状に末広がりに折り曲がる折り癖が付けられるが、このような構成とすることにより末広がりによるガイド作用により台座を置き台に跨座させることが容易となる。また、後記するように菓子を菓子箱に収容するに際して、菓子用台座のフランジ部を箱内に突設されている突体間に差し入れる場合に末広がりに折れ曲がった一対のフランジ部の間隔が適宜拡縮することにより、台座の復元力による突体に対する突っ張り方向の附勢力を期待することができる。さらに、皿に置いた菓子を下に押し下げてフランジ部の折り曲げを解消する際にも、フランジ部は末広がり方向に押し出されるので容易に平板状に復帰することとなる。
【0021】
また、この実施例においては上記の菓子置き台10をステンレスにより構成しており、それにより雑菌が繁殖しににく、さらに、保冷効果が向上する効果を得られる。
【0022】
以上の菓子置き台10は図3に示すようにショーケース内に複数個配されて使用に供されるものであり、菓子の収容、取り出しはこの状態で行うほか、所望の置き台をショーケースから取り出したり、あるいはショーケース内の作業が容易な箇所に移動して行ってもよい。
【0023】
図4及び図5は菓子箱を示す図である。この菓子箱20は菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体を内部に突設することが要件となるが、この実施例においては菓子箱を例えば厚紙などのシート状のブランクを折り曲げて得られる形式のものとしている。この菓子箱20は底板21の四辺から立ち上がって箱体を構成する側板中の正面側の側板25に折れ目線(図中符号無し)を介して蓋板26を延設すると共に、背面側の側板23及び両側面側の側板22、22が立ち上がって3面を囲んだ状態の箱体に対して上記蓋板付き側板を底板との折れ目線L2を軸として立ち上がり方向に起伏自在とすることにより菓子箱を開ける際に正面及び天面が開放される基本構成を有する。
【0024】
図5のブランクの展開図において図中符号23A、23Aは背面側の側板23の両端に折れ目線を介して延設される接着代であり、折れ目線により底板21に対して立ち上げた背面側の側板23と両側面側の側板22、22とをこの接着代23A、23Aを介して接着することにより3面を囲んだ状態の箱体が構成される。なお、図中符号22A、22Aは両側面側の側板22、22の前端に折れ目線を介して延設されるフラップであり、後記する正面側の側板25が立ち上がって箱体を閉じた際にそれに当接する。また、図中符号L3、L3は前記の箱体を折り畳むために両側面側の側板22、22の対角線方向に設けられる折れ目線である。
【0025】
前記した正面側の側板25には蓋板26が延設されるが、上記側板25と蓋板26との間及び蓋板26端には折れ目線を介して下降代27、29が設けられる。この下降代27、29により、被蓋時に蓋板26が側板上端より下降した位置に配されて、蓋板の上面周側に側板の上端により囲繞される空間Dが形成されることとなる(図7、図9及び図10参照)。また、蓋板26端に延設される下降代29端には折れ目線を介して折り返し代30が延設されることにより、被蓋時に下降代と折り返し代との折り曲げ箇所が背面側の側板23の上端に係止して蓋板の落下が防止される(図7、図8参照)。図中符号24はその際に蓋板26の折り返し代30を背面側の側板23の表面に固定するために折り返し代のスリット31に挿入される舌片であり、背面側の側板の上端に設けられる。なお、図中符号28、28は蓋板26の両端に折れ目線を介して延設される押さえ代である。
【0026】
次に、菓子Kが菓子台座1のフランジ部4、4において挟持されるべき突体に関し、ここでは菓子箱20の側板23、25の立ち上がり箇所に底板21との折れ目線L1、L2と直交する左右一対の切れ目C、Cを底板から側板にかけて穿設し、側板の立ち上がり時に上記の一対の切れ目に挟まれる部分を箱体の内側に段状に突出させて折り返すことにより突体T1〜T6を形成している。図示した実施例においては上記突体は菓子箱20の前後中央にそれぞれ1つづつ(T2・T5)、前後両側にそれぞれ1つづつ(T1・T4、T3・T6)配される。
【0027】
以上の構成よりなる箱体に菓子Kを収容するに際しては、図6に示すように蓋板26が延設される正面側の側板25を開くことにより菓子箱の正面及び天面を開放し、正面側から、菓子(図示を省略)を載せた菓子用台座1をフランジ部4、4が突体間(T5−T4、T2−T1の組とT5−T6、T2−T3の組)に挟持・固定されるように差し入れればよい。
【0028】
また、菓子箱20は図8及び図9に示すように、蓋板26の上面に設けられた側板の上端により囲繞される空間Dを他の菓子箱の下端を嵌入するための凹部とすることにより上下にスタッキングすることもできる。
【0029】
図10は幅方向に拡大した菓子箱20の一例を示す図であり、ここでは左右に4個の菓子を収容できるようにしている。
【0030】
図11及び図12はこの発明における突体を利用して菓子箱内に保冷剤を効率よく収容することを可能とした第4発明の実施例を示す図である。この発明においては突体T7、T8の間隔を狭く設定することにより板状に包装された保冷材Fを菓子箱内に起立状態で挟持可能としている。この場合、上記の突体T7、T8の他端は他の突体との間に菓子用台座1を挟持するために機能することとなる。この発明によれば、保冷材は菓子箱の中央にパネル状に立設されるので放冷効率が向上し、寝かせた状態で漫然と箱の片隅に置かれていた従来技術に比べて高い保冷効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】この発明の菓子の収容及び運搬機構の菓子用台座の展開状態の斜視図。
【図2】同上、菓子用台座、菓子、菓子置き台を分離した状態の斜視図。
【図3】同上、菓子用台座、菓子、菓子置き台の使用状態の斜視図。
【図4】同上、菓子箱の斜視図。
【図5】同上、菓子箱の展開状態の平面図。
【図6】同上、菓子箱に菓子用台座を収容した状態の斜視図。
【図7】同上、菓子箱の蓋板を開いた状態の斜視図。
【図8】同上、菓子箱の蓋板を閉じた状態の斜視図。
【図9】同上、菓子箱をスタッキングした状態の正面図。
【図10】同上、異なる大きさの菓子箱をスタッキングした状態の正面図。
【図11】第4発明の菓子の収容及び運搬機構の突体部分の斜視図。
【図12】同上、菓子箱に菓子用台座及び保冷材を収容した状態の斜視図。
【符号の説明】
【0032】
K 菓子
1 菓子用台座
4 フランジ部
10 菓子置き台
20 菓子箱
T1〜T4 突体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
折れ目線によりコ字状に折り曲がる折り癖を付けることにより両端下方に一対のフランジ部を形成することが可能なシート材からなる菓子用台座、菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において跨座可能なレール状の菓子置き台、菓子用台座に載せられた菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体を内部に突設した菓子箱からなる菓子の収容及び運搬機構。
【請求項2】
菓子置き台は断面台形状に末広がりとなる形状に構成されると共に、菓子用台座の両端下方に形成される一対のフランジ部は台形状に末広がりに折り曲がる折り癖が付けられる請求項1記載の菓子の収容及び運搬機構。
【請求項3】
菓子置き台はステンレスにより構成される請求項1又は2記載の菓子の収容及び運搬機構。
【請求項4】
菓子用台座の表面には複数の筋目が施されることにより菓子との滑り止めとした請求項1から3のいずれかに記載の菓子の収容及び運搬機構。
【請求項5】
菓子箱はシート状のブランクを折り曲げて得られるものであり、底板の四辺から立ち上がって箱体を構成する側板中の正面側の側板端に折れ目線を介して蓋板を延設すると共に、背面側及び両側面側の側板が立ち上がって3面が囲まれた状態の箱体に対して上記蓋板付き側板を底板との折れ目線を軸として立ち上がり方向に起伏自在とすることにより菓子箱を開ける際に正面及び天面が開放される請求項1から4の何れかに記載の菓子の収容及び運搬機構。
【請求項6】
菓子箱の側板の立ち上がり箇所に底板との折れ目線と直交する左右一対の切れ目を底板から側板にかけて穿設し、側板の立ち上がり時に上記の一対の切れ目に挟まれる部分を箱体の内側に段状に突出させて折り返すことにより菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体を形成する請求項5記載の菓子の収容及び運搬機構。
【請求項7】
菓子箱の蓋板を側板上端より下降した位置に配することにより、蓋板の上面周側に側板の上端により囲繞される空間を形成し、ここを他の菓子箱の下端を嵌入するための凹部とすることにより菓子箱を上下にスタックキング可能とした請求項1から6のいずれかに記載の菓子の収容及び運搬機構。
【請求項8】
菓子が台座のフランジ部において挟持されるべき突体を、板状に包装された保冷材を菓子箱内に起立状態で挟持するために利用可能なように配した請求項1から7のいずれかに記載の菓子の収容及び運搬機構。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2008−195433(P2008−195433A)
【公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−33761(P2007−33761)
【出願日】平成19年2月14日(2007.2.14)
【出願人】(899000057)学校法人日本大学 (650)
【Fターム(参考)】