説明

蓄電装置

【課題】蓄電セルの耐久性を高められる蓄電装置を提供する。
【解決手段】複数の蓄電セル3が並んで筐体50内に収められる蓄電装置1であって、蓄電セル3は、電荷を蓄える積層体5と、この積層体5を収容するセルケース6と、積層体5に接続されセルケース6から突出する電極端子9と、隣り合う電極端子9の間に絶縁性を持つ樹脂を充填して形成される電極包囲樹脂層45とを備える構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の蓄電セルが並んで筐体内に収められる蓄電装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の蓄電装置として、特許文献1に開示された蓄電セル(ラミネート外装電池10)は、電荷を蓄える積層体(電池本体16)と、この積層体を収容するセルケース(ラミネートフィルム11)と、積層体に接続されてセルケースから突出する電極端子(電極リード17、18)とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−71179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の蓄電装置にあっては、筐体に発生する振動や衝撃によって電極端子が振れ、電極端子に亀裂等が生じる可能性があり、蓄電セルの耐久性を確保することが難しいという問題点があった。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、蓄電セルの耐久性を高められる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数の蓄電セルが並んで筐体内に収められる蓄電装置であって、蓄電セルは、電荷を蓄える積層体と、この積層体を収容するセルケースと、積層体に接続されてセルケースから突出する電極端子と、隣り合う電極端子の間に絶縁性を持つ樹脂を充填して形成される電極包囲樹脂層とを備えることを特徴とするものとした。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、隣り合う電極端子の間に電極包囲樹脂層が形成されることにより、電極端子が電極包囲樹脂層によって包まれる。これにより、筐体に発生する振動や衝撃によって電極端子が振れることを抑えられる。この結果、電極端子に亀裂等が生じることが抑えられ、蓄電セルの耐久性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施形態を示す蓄電装置の斜視図。
【図2】同じく蓄電装置の四面図。
【図3】同じく蓄電装置の底面図。
【図4】同じく図2のA−A線に沿う蓄電装置の断面図。
【図5】同じく図2のB−B線に沿う蓄電装置の断面図。
【図6】本発明の他の実施形態を示す蓄電装置の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0010】
図1に示す蓄電装置1は、例えば油圧ショベル等の建設機械に搭載され、電動機等の電源として用いられるものであり、建設機械に発生する振動や衝撃に耐える構造を持つ。
【0011】
以下、蓄電装置1の構造を説明する。蓄電装置1は、複数の蓄電セル3からなる蓄電モジュール2が筐体50内に収められる。
【0012】
蓄電セル3は、化学反応により充電及び放電を行う二次電池であり、例えばリチウムイオン二次電池が用いられる。なお、これに限らず、蓄電セル3は、静電容量により電荷を蓄えるキャパシタ(コンデンサ)を用いても良い。
【0013】
図4に示すように、蓄電セル3は、蓄電する積層体5と、この積層体5を収容する袋状のセルケース6とを備える。
【0014】
積層体5は、図示しない複数の正極体及び負極体と、両者の間に介装されるセパレータとが積層される。この積層体5が電解液と共に袋状のセルケース6の中に収められる。
【0015】
セルケース6の材料となるラミネートフィルムは、金属箔(アルミニウム箔)の中間層と、これを挟む樹脂の表層との3層以上の多層構造をもつ。
【0016】
セルケース6は、積層体5と電解液を収容するケース胴体部7と、ラミネートフィルムの端部を張り合わせたケース端部8とを有する。セルケース6の端部として、ケース胴体部7から突出するケース端部8が設けられる。
【0017】
セルケース6は、2枚のラミネートフィルムの端部どうしを例えば溶着によって張り合わせる工程によって形成される。この工程により、ケース胴体部7は、四角形の袋状に形成される。ケース端部8は、ケース胴体部7の周縁から突出される四角形の帯状に形成される。図5に示すように、ケース端部8は、上下左右に延びる4辺8a〜8dを有する。
【0018】
蓄電セル3は、セルケース6から突出する一対の電極端子9を備える。各電極端子9は、セルケース6内に収容される積層体5の正極体、負極体のそれぞれに接続される。
【0019】
蓄電装置1は、筐体50に蓄電モジュール2の複数(8個)の蓄電セル3が並んで収容される。
【0020】
図1は各蓄電セル3の電極端子9どうしが接続されていない状態を示す斜視図である。図2の(a)は各蓄電セル3の電極端子9どうしが接続されている状態を示す蓄電装置1の平面図である。
【0021】
本実施形態では、図2の(a)に示すように、蓄電モジュール2の各蓄電セル3が直列に接続される。蓄電モジュール2の各蓄電セル3は、隣り合う電極端子9が正と負の関係になるように一列に並んで配置される。隣り合う蓄電セル3の電極端子9どうしが交互に接続されるとともに、蓄電モジュール2の両端部に配置される各蓄電セル3のうち、一方が隣り合う蓄電セル3の電極端子9と接続され、他方が図示しない例えば電源回路等に接続される。
【0022】
なお、これに限らず、蓄電モジュール2の各蓄電セル3が並列に接続される構成としてもよい。また、各蓄電セル3が複数列に並んで配置される構成としてもよい。
【0023】
蓄電装置1は、電源回路の作動時に蓄電セル3の充電、放電が行われる。蓄電セル3の充電、放電が行われるのに伴って蓄電セル3に生じる熱は、放熱板10を介して筐体50の外側に伝えられ、外気へと逃がされる。
【0024】
図2の(a)は蓄電装置1の平面図であり、(b)は蓄電装置1の正面図であり、(c)は蓄電装置1の側面図であり、(d)は蓄電装置1の底面図である。
【0025】
筐体50は、四角形の箱形に形成され、左右のケース板55、56と、左右のケース板55、56の前端面に並んで締結される前の下側ケース板51及び上側ケース板(図示せず)と、左右のケース板55、56の後端面に締結される後のケース板53と、左右のケース板55、56の下端面に締結される底部のケース板60と、左右のケース板55、56の上端面に締結されるケース板(図示せず)とを備える。
【0026】
筐体50を構成する部材は、ケース板51、53、55、56、60にアルミ材等の金属板が用いられる。
【0027】
ケース板51、53、55、56、60は、複数のネジを介して締結される。ケース板51には複数(6個)の穴58が形成され、この穴58に挿通するネジ(図示せず)がケース板55、56に形成されるネジ穴(図示せず)に螺合する。
【0028】
筐体50に複数(8個)の蓄電セル3と複数(7個)の放熱板10が積層された状態において、ケース板51、52の間で各蓄電セル3が放熱板10を介して互いに押圧される。なお、ケース板51、53と、このケース板51、53に当接する両側の蓄電セル3の間にゴム板等の弾性材を圧縮して介装し、蓄電セル3を押圧する構成としてもよい。
【0029】
穴65には左右のケース板55、56に形成されるネジ穴(図示せず)に螺合するネジ(図示せず)が挿通し、ケース板60はこのネジを介してケース板55、56に締結される。
【0030】
筐体50の底部に設けられるケース板60には左右方向に延びる複数のスリット61が開口する。スリット61は、前後の下側ケース板51、53と平行に延びる。隣り合うスリット61どうしの間隔は、蓄電セル3の前後方向の寸法(厚さ)と同等に設定される。
【0031】
放熱板10を筐体50に組み付ける工程では、放熱板10が筐体50の外側からスリット61に差し込まれる。これにより、放熱板10を筐体50に組み付ける作業が容易に行われる。
【0032】
図5は図2の(d)におけるB−B線に沿う断面図である。図5に示すように、放熱板10は、筐体50の内側に収容されて隣り合う蓄電セル3の間に介在するヒートシンク部11と、筐体50から外側に突出する放熱フィン部12とを有する。
【0033】
放熱板10は、ヒートシンク部11と放熱フィン部12が互いに連接した平板状に形成される。放熱板10は、例えばアルミ材等の熱伝導率が高い金属板が用いられる。放熱板10は、L3の幅を有する。
【0034】
放熱板10のスリット61を挿通する部位より筐体50の内側の部位がヒートシンク部11であり、筐体50から外側に突出する部位が放熱フィン部12にである。
【0035】
放熱板10は、隣り合う蓄電セル3の間に介在するヒートシンク部11と、筐体50から外側に突出する放熱フィン部12とが一体形成される構造のため、蓄電セル3に生じる熱がヒートシンク部11から放熱フィン部12へと伝熱されて効率よく外気へ逃がされる。
【0036】
図3は図2の(c)を拡大したもので、蓄電装置1の底面図である。スリット61の開口幅S1は、放熱板10の板厚S2より大きく形成される。これにより、スリット61と放熱板10間の絶縁性が確保される。
【0037】
なお、これに限らず、スリット61の開口幅S1を、放熱板10の板厚S2と略等しく形成してもよい。この場合には、スリット61と放熱板10が互いに当接し、蓄電セル3に生じる熱が放熱板10からケース板60へと伝えられ、蓄電セル3の放熱性を高められる。
【0038】
図4は図2の(a)におけるA−A線に沿う断面図である。
【0039】
蓄電セル3が筐体50に介装される工程において、ケース胴体部7と放熱板10の表面に接着剤が塗布され、各蓄電セル3が放熱板10を挟んで互いに押圧されることにより、ケース胴体部7が放熱板10に隙間なく接着される。
【0040】
蓄電モジュール2の両端部に配置される各蓄電セル3のケース胴体部7と筐体50のケース板51、53とは接着剤により結合される。
【0041】
蓄電装置1の筐体50には建設機械の車両に発生する振動や衝撃が伝わるが、ケース胴体部7が放熱板10と筐体50に対して接着剤により結合されることにより、振動や衝撃によって蓄電セル3が筐体50に対してズレないように保持される。これにより、セルケース6はラミネートフィルムの樹脂の表層が摩耗することが抑えられ、セルケース6の絶縁性が維持されるため、積層体5からセルケース6に漏電することが防止される。
【0042】
上記の接着剤は、熱伝導率が高いものとして、例えばシリコン系接着剤が用いられる。蓄電セル3は、ケース胴体部7と放熱板10及び筐体50が熱伝率の高い接着剤を介して隙間なく接着されることにより、蓄電セル3に生じる熱が放熱板10のヒートシンク部11及び筐体50へと効率よく伝えられる。
【0043】
なお、これに限らず、蓄電セル3が放熱板10を介さずに積層される構造の場合には、隣り合うケース胴体部7どうしが接着剤を介して接着される構成としてもよい。
【0044】
図5に示すように、筐体50に放熱板10を介して積層された複数の蓄電セル3が収容された状態において、筐体50の内側にはケース端部8の三辺8b〜8dが介在するケース端部収容空間40b〜40dが設けられ、このケース端部収容空間40b〜40dに形成される絶縁性を持つ樹脂を充填することによって絶縁樹脂層41が形成される。
【0045】
絶縁樹脂層41を形成する工程として、ケース端部収容空間40b〜40dに絶縁性を持つ樹脂材を充填することによって、ケース端部8を包む樹脂モールドが形成される。
【0046】
筐体50の底部に設けられるケース端部収容空間40cは、底のケース板60と放熱板10とセルケース6の間に画成され、ケース端部8の底辺8cを囲むようになっている。筐体50の左右のケース板55、56が組み付けられる前の状態において、ケース端部収容空間40cの左右から差し込まれるノズルからケース端部収容空間40cに樹脂が充填されることにより、ケース端部8の底辺8cを包む絶縁樹脂層41が形成される。
【0047】
ケース端部収容空間40b、40dは、左右のケース板55、56と放熱板10とセルケース6の間にそれぞれ画成され、ケース端部8の左右辺8b、8dを囲むようになっている。筐体50の左右のケース板55、56が組み付けられる前に、ケース端部収容空間40b、40dの上方から差し込まれたノズルからケース端部収容空間40b、40dに樹脂が充填されることにより、ケース端部8の底辺8b、8cをそれぞれ包む絶縁樹脂層41が形成される。
【0048】
図4、5に示すように、ケース端部収容空間40b〜40dは、筐体50の前後に設けられるケース板51、53によっても画成される。
【0049】
絶縁樹脂層41は、例えばシリコン樹脂またはウレタン樹脂等が用いられる。軟化した樹脂がケース端部収容空間40b〜40dに充填される工程が行われることにより、充填された樹脂が硬化することによってケース端部8を包む絶縁樹脂層41が形成される。
【0050】
なお、これに限らず、絶縁樹脂層41は、例えば発泡樹脂材が用いられ、軟化した発泡樹脂材がケース端部収容空間40b〜40dに充填される工程が行われることにより、充填された樹脂が膨らんで硬化することによってケース端部8を包む絶縁樹脂層41が形成される構成としてもよい。
【0051】
こうしてケース端部8が絶縁樹脂層41によって包まれることにより、金属製の放熱板10及び筐体50に対する絶縁が行われる。これにより、ラミネートフィルムの金属箔の静電容量によりセルケース6に電位が生じた状態であっても、ケース端部8から筐体50や放熱板10に漏電することが防止される。
【0052】
また、ラミネートフィルムの絶縁層にピンホール、破損等が生じて、積層された蓄電セル3により高電圧が生じた状態であっても、ケース端部8から筐体50や放熱板10に漏電することが防止される。
【0053】
図4、図5に示すように、筐体50の内側には、電極端子9を収容する電極端子収容空間44が設けられる。この電極端子収容空間44に並ぶ電極端子9の間に絶縁性を持つ発泡樹脂材を充填する工程が行われる。この工程で、発泡樹脂材が膨らんで硬化することによって電極端子9及びケース端部8の上辺8aを包む電極包囲樹脂層45が発泡樹脂モールドとして形成される。これにより、隣り合う電極端子9の間、電極端子9と筐体50の間に画成される狭小な空間に電極包囲樹脂層45を形成することができる。
【0054】
電極端子9とケース板53の間に電極包囲樹脂層45が形成される構造により、筐体50に発生する振動や衝撃によって電極端子9がケース板53に当接することが防止される。
【0055】
隣り合う電極端子9の間に電極包囲樹脂層45が形成され、電極端子9は絶縁性を持つ電極包囲樹脂層45に包まれる構造により、電極端子9の絶縁性が確保されるとともに、筐体50に発生する振動や衝撃によって電極端子9が振れることが抑えられ、電極端子9がケース板53に当接することが防止されるとともに、電極端子9に亀裂が生じたり、切断されることを防止できる。
【0056】
以下、本実施形態の要旨と作用、効果を説明する。
【0057】
本実施形態では、複数の蓄電セル3が並んで筐体50内に収められる蓄電装置1であって、蓄電セル3は、正極体及び負極体がセパレータを介して積層される積層体5と、この積層体5を収容するセルケース6と、積層体5に接続されセルケース6から突出する電極端子9と、隣り合う電極端子9の間に絶縁性を持つ樹脂を充填して形成される電極包囲樹脂層45とを備える構成とする。
【0058】
上記構成に基づき、隣り合う電極端子9の間に電極包囲樹脂層が形成されることにより、電極端子が電極包囲樹脂層によって包まれる。これにより、筐体50に発生する振動や衝撃によって電極端子9が振れることを抑えられる。この結果、電極端子9に亀裂等が生じることが抑えられ、蓄電セル3の耐久性を高められる。
【0059】
本実施形態では、隣り合う蓄電セル3の間に介装される放熱板10が設けられ、セルケース6は放熱板10と接着剤を介して接触する構成とした。
【0060】
上記構成に基づき、セルケース6は、セルケース胴体部7が放熱板10に対してズレることが抑えられ、セルケース6が摩耗することが防止される。これにより、セルケース6の絶縁性が維持され、セルケース6から放熱板10に漏電することが防止される。
【0061】
本実施形態では、隣り合う蓄電セル3の間に介装される複数の放熱板10が設けられ、セルケース6は、ラミネートフィルムを張り合わせた袋状に形成され、積層体5を収容するセルケース胴体部7を有し、このセルケース胴体部7と放熱板10とは接着剤を介して互いに結合される構成とした。
【0062】
上記構成に基づき、セルケース6は、セルケース胴体部7が放熱板10に対してズレることが抑えられ、ラミネートフィルムの樹脂の表層が摩耗することが防止される。これにより、セルケース6の絶縁性が維持され、セルケース6から放熱板10に漏電することが防止される。
【0063】
他の実施形態として、図6に示すように、蓄電装置71は、筐体90と放熱板80とが一体形成される構成としてもよい。
【0064】
放熱板80の筐体90の内側の部位がヒートシンク部81であり、筐体90から外側に突出する部位が放熱フィン部82である。
【0065】
この場合に、筐体90と放熱板80とが金属によって一体形成されることにより、蓄電セル3の冷却効率を高めることと、蓄電装置90を構成する部品点数を削減することが両立され、蓄電装置90の組み立て作業が容易になる。
【0066】
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【符号の説明】
【0067】
1 蓄電装置
2 蓄電モジュール
3 蓄電セル
5 積層体
6 セルケース
7 セルケース胴体部
8 セルケース端部
9 電極端子
10 放熱板
44 電極端子収容空間
45 電極包囲樹脂層
50 筐体
60 ケース板
61 スリット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の蓄電セルが並んで筐体内に収められる蓄電装置であって、
前記蓄電セルは、
正極体及び負極体がセパレータを介して積層される積層体と、
前記積層体を収容するセルケースと、
前記積層体に接続されて前記セルケースから突出する電極端子と、
隣り合う前記電極端子の間に絶縁性を持つ樹脂を充填して形成される電極包囲樹脂層と、を備えることを特徴とする蓄電装置。
【請求項2】
隣り合う前記蓄電セルの間に介装される放熱板が設けられ、
前記セルケースは前記放熱板と接着剤を介して接触することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−204040(P2012−204040A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−65407(P2011−65407)
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【出願人】(000000929)カヤバ工業株式会社 (2,151)
【Fターム(参考)】