計量ベルト
製品を運搬するための移送区間で使用するための計量ベルトであって、駆動部によって駆動可能であるととともに、エンドレスに巡回する少なくとも二つの運搬ベルトが配備されており、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間の側面を互いに隣接させて製品のための共通の水平又はほぼ水平な運搬面を形成する計量ベルトにおいて、運搬ベルトの巡回速度、従って移送速度を個別に設定することが可能である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、請求項１の上位概念にもとづく計量ベルトに関する。
【背景技術】
【０００２】
異なる形式の製品、例えば、容器、パッケージ等などの移送区間には、多くの場合、例えば、当初の乱雑な製品フロー又は狭い幅の製品フローから複数レーンの製品フローを形成する役割を果たす、詳しくは、複数レーンの製品フローのレーン又は通路に出来る限り均一に製品を配分する形式の所謂計量ベルトが必要である。そのような計量ベルトが頻繁に使用される用途は、移送されて来た製品を包装機又は集合体に編成する機械の入口を形成する複数レーン式コンベヤの個々の通路に均一に配分する用途である。
【０００３】
そのような計量ベルトは、複数の運搬ベルトから構成され、それらの各々は、閉じたループを形成して、エンドレスに巡回駆動することが可能であるとともに、その上方のループ長区間が側面を互いに隣接させて共通の水平又はほぼ水平な運搬面を形成するように配置されている。
【０００４】
隣接するコンベヤの個々のレーン又は通路への製品の均一な配分を実現するために、周知の計量ベルトでは、各運搬ベルトに対して、それぞれ独自の駆動部を配備している。これらの駆動部によって、個々の運搬ベルトの移送速度を個別に制御することが可能である、詳しくは、例えば、隣接するコンベヤの個々のレーン又は通路への製品の配分状況を監視するセンサーから供給されるセンサー信号に応じて制御することが可能である。
【０００５】
計量ベルトは、通常少なくとも四列又は六列で形成されている、即ち、少なくとも四つ又は六つの運搬ベルトを備えているので、個々の運搬ベルト用の個別の駆動部は、構造的にも、制御技術的にも大きな負担がかかるとともに、大きな構造容積を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明の課題は、前記の欠点を解消した計量ベルトを提示することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
この課題を解決するために、請求項１にもとづき計量ベルトを構成する。
【０００８】
本発明による計量ベルトでは、全ての運搬ベルトを駆動するために、単一の駆動モータ（電気モータ）又は歯車付モータだけが配備されている。変速機によって、少なくとも一つの運搬ベルト又は使用している運搬ベルトの少なくとも一部、有利には、計量ベルトの全ての運搬ベルトを個別に少なくとも二つの移送速度の間で、即ち、低い方の移送速度と高い方の移送速度の間で段階的に切り換えることが可能である。
【０００９】
改善構成は、従属請求項に記載されている。以下において、一つの実施例の図面にもとづき本発明を詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明による隣接するコンベヤの通路、例えば、包装機の供給ベルトの通路に製品を供給するための六列式計量ベルトにおいて、全部で六つの個別ベルト又は運搬ベルト或いは運搬チェーンの中の三つだけを模式的に図示した平面図
【図２】図１の計量ベルトの側面図
【図３】図１と２の計量ベルトの基本部材の斜視図
【図４】図１〜３の計量ベルトの変速機を備えた駆動部の詳細図
【発明を実施するための形態】
【００１１】
図面において共通的に符号１で表示された計量ベルトは、移送方向Ａに対して計量ベルトに続くコンベヤ４の個々の通路３に製品２を供給する役割を果たし、そのコンベヤは、例えば、製品２を包装する、或いはそれらの製品を一つの集合体に編成するための包装機の入口又は供給ベルトである。図示されている実施構成では、計量ベルト１は、六列で構成されている、即ち、互いに平行にかつ側面を互いに隣接させて、それぞれ閉じたループを形成する六つの個別ベルト又は運搬ベルト或いは運搬チェーン５から構成されており、これらのベルト又はチェーンは、その上方に有る側面を互いに隣接させたループ長区間５．１で製品２のための水平又はほぼ水平な運搬面を形成している。運搬チェーン５は、変速機７を介して共通の電気モータ又は歯車付モータ６によって巡回駆動されており、そのため各運搬チェーン５の上方のループ長区間５．１は、計量ベルト１の移送方向Ａに動いている。移送方向Ａに対して各運搬チェーン５の後には、コンベヤ４の通路３が続いており、その通路は、それぞれ運搬ベルト８と、通路の側面を画定するポール９とによって構成されている。
【００１２】
全ての通路３を製品２で出来る限り均一に満たすこと、即ち、通路３内の製品２が、例えば、一列になって出来る限り均一な滞留圧力で互いに接することを保証するために、個々の運搬チェーン５は、異なる速度で段階的に駆動することが可能である、詳しくは、電子制御機器１０によって、例えば、通路３への製品２の分配状況を監視するセンサーから供給されるセンサー信号にもとづき制御される。
【００１３】
図示されている実施構成では、運搬チェーン５は、それぞれ変速機７によって相異なる二つの速度で駆動することが可能である、詳しくは、歯車付モータ６のアウトプットシャフトの回転数ｎ１に対応する速度と、それより高い、運搬チェーン５の駆動部に対する増大された回転数ｎ２に対応する、回転数ｎ１を約２０％上回る速度とで駆動することが可能である。本発明の有利な実施構成では、回転数ｎ１は、公称回転数、即ち、運搬チェーン５の移送速度がコンベヤ４又はそこの運搬ベルト８の移送速度と同じ回転数を約１０％下回る。そして、ここで採用している回転数の違いでは、高い方の回転数ｎ２は、そのような公称回転数を約１０％〜２０％上回っている。
【００１４】
変速機７は、各運搬チェーン５に対して、歯車付モータ６のアウトプットシャフトと駆動可能な形で連結された主駆動シャフト１１上に、鎖歯車として形成された運搬ベルト又はチェーン用駆動歯車１２を備えており、その歯車の周囲には、当該の運搬チェーンの下方のループ長区間５．２が十分な接触弧で案内されている。各運搬チェーン用駆動歯車１２は、それに付属する運搬チェーン５の移送速度を低下させる場合、フリーホイール１３を介して主駆動シャフト１１によって速度ｎ１で直接駆動される。それに付属する運搬チェーン５の移送速度を上昇させる場合、変速機内部の制御可能な駆動系統によってフリーホイール１３を増速回転させて、回転数ｎ１と比べて高い回転数ｎ２で運搬チェーン用駆動歯車１２の駆動が行われる。
【００１５】
変速機７の構成は、図４に詳細に図示されている。全ての運搬チェーン用駆動歯車１２は、それぞれフリーホイール１３を介して駆動可能な形で主駆動シャフト１１と連結されている。更に、変速機７は、中間シャフト１４を備えており、その中間シャフトは、変速機７の図示されていない筐体内において、主駆動シャフト１１と平行であるが、主駆動シャフトに対して半径方向にずれた状態で回転可能な形で軸支されるとともに、主駆動シャフト１１又は中間シャフト１４に形成された歯付ベルト用駆動部１８が、歯付ベルト１５とそれに付属する歯付ベルト用歯車１６及び１７とを介して駆動可能な形で主駆動シャフト１１と連結されている。各運搬チェーン５又は各運搬チェーン用駆動歯車１２に対して、中間シャフト１４には、歯付ベルト用歯車１９が配備されており、その歯車は、歯付ベルト２０と歯付ベルト用歯車２１とを備えた歯付ベルト用駆動部２２の構成要素であり、電気的に操作可能なクラッチ２３を介して制御機器１０によって制御可能な形で中間シャフト１４と接続すること、或いは接続を解除することが可能である。更に、各歯付ベルト用歯車２１は、それに付属する運搬チェーン用駆動歯車１２と駆動可能な形で連結されている。
【００１６】
歯付ベルト用駆動部１８と２０の伝達比は、歯付ベルト用歯車１９がクラッチ２３を介して中間シャフト１４と駆動可能な形で連結されている場合には、それに付属する歯付ベルト用駆動部２３によって駆動される運搬チェーン用駆動歯車１２がフリーホイール１３を増速回転させて高い方の速度ｎ２で回転させ、歯付ベルト用駆動部２２と中間シャフト１４の接続が解除されている場合には、フリーホイール１３を介して主駆動シャフト１１の速度ｎ１で駆動されるように選定される。各運搬チェーン５又は各運搬チェーン用駆動歯車１２には、独立した歯付ベルト用駆動部２２が割り当てられている。歯付ベルト用駆動部１８は、全ての運搬チェーン５又は各運搬チェーン用駆動歯車１２のための共通の駆動部として配備されている。
【００１７】
有利には、歯付ベルト用駆動部１８と２０は、歯付ベルト用駆動部２０がそれぞれ伝達比１：１を有し、主駆動シャフト１１の回転速度ｎ１と比べて高い回転速度ｎ２、例えば、２０％高い回転速度ｎ２が共通の歯付ベルト用駆動部１８の伝達比によって達成されるように選定される。
【００１８】
計量ベルト１によって、単一の歯車付モータ６しか使用していないにも関わらず、個々の運搬チェーン５の速度を個別に変更することが可能である。そうすることによって、計量ベルト１の簡単な、特に、費用を節約した構成が実現される、詳しくは、通路３への製品２の充填を最適に制御する手段によって実現される。制御可能な計量ベルトでは従来必要であった、多くの駆動モータ、駆動シャフト、制御機器等は不要である。本発明による構成によって、省スペース構造も得られる。
【００１９】
図４から明らかな通り、中間シャフト１４は、区画に分けられている、即ち、正面側を互いに隣接させるとともに互いに連結させた複数の区間１４’から構成されており、それらの区間には、それぞれ二つのクラッチ２３と二つの歯付ベルト用歯車１９が配備されている。そのような区画に分けた構成によって、それぞれ同様の構造グループを用いて、例えば、二列、四列又は六列式計量ベルト用の変速機７を選択的に実現することが可能である。
【００２０】
更に、図４に図示されている通り、隣接する二つの運搬チェーン用駆動歯車１２の歯付ベルト用駆動部２２は、それぞれそれらの駆動歯車の間に配備されており、そのため主駆動シャフト１１上における運搬チェーン用駆動歯車１２の間隔が運搬ベルトチェーン５の幅によって規定される場合に、電気的に操作可能なクラッチ２３及び中間シャフトの区間１４．１と正面側を連結したフランジ２４のために十分なスペースが残されている。
【００２１】
前述した通り、一つの実施例にもとづき本発明を説明した。本発明がベースとする技術思想を逸脱すること無く、多くの変化形態及び修正形態が可能であることは明らかである。
【００２２】
即ち、例えば、歯付ベルト用駆動部１８と２２の代わりに、チェーン用駆動部を配備することも、さもなければ主駆動シャフト１１と中間シャフト１４の間及び／又は運搬チェーン用駆動歯車１２と中間シャフト１４上に配置されたクラッチ２３の間に駆動可能な接続部等を形成することも可能である。
【符号の説明】
【００２３】
１ 計量ベルト
２ 製品
３ 通路
４ コンベヤ
５ 個々のベルト又は運搬チェーン
５．１ 運搬チェーン５の上方のループ長区間
５．２ 運搬チェーン５の下方のループ長区間
６ 歯車付モータ
７ 変速機
８ 運搬ベルト
９ ポール
１０ 制御機器
１１ 主駆動シャフト
１２ 運搬チェーン用駆動歯車
１３ フリーホイール
１４ 中間シャフト
１４．１ 中間シャフト１４の区画
１５ 歯付ベルト
１６，１７ 歯付ベルト用歯車
１８ 歯付ベルト用駆動部
１９ 歯付ベルト用歯車
２０ 歯付ベルト
２１ 歯付ベルト用歯車
２２ 歯付ベルト用駆動部
２３ 制御可能な、例えば、電気的に操作可能なクラッチ
２４ フランジ
Ａ 移送方向
【技術分野】
【０００１】
本発明は、請求項１の上位概念にもとづく計量ベルトに関する。
【背景技術】
【０００２】
異なる形式の製品、例えば、容器、パッケージ等などの移送区間には、多くの場合、例えば、当初の乱雑な製品フロー又は狭い幅の製品フローから複数レーンの製品フローを形成する役割を果たす、詳しくは、複数レーンの製品フローのレーン又は通路に出来る限り均一に製品を配分する形式の所謂計量ベルトが必要である。そのような計量ベルトが頻繁に使用される用途は、移送されて来た製品を包装機又は集合体に編成する機械の入口を形成する複数レーン式コンベヤの個々の通路に均一に配分する用途である。
【０００３】
そのような計量ベルトは、複数の運搬ベルトから構成され、それらの各々は、閉じたループを形成して、エンドレスに巡回駆動することが可能であるとともに、その上方のループ長区間が側面を互いに隣接させて共通の水平又はほぼ水平な運搬面を形成するように配置されている。
【０００４】
隣接するコンベヤの個々のレーン又は通路への製品の均一な配分を実現するために、周知の計量ベルトでは、各運搬ベルトに対して、それぞれ独自の駆動部を配備している。これらの駆動部によって、個々の運搬ベルトの移送速度を個別に制御することが可能である、詳しくは、例えば、隣接するコンベヤの個々のレーン又は通路への製品の配分状況を監視するセンサーから供給されるセンサー信号に応じて制御することが可能である。
【０００５】
計量ベルトは、通常少なくとも四列又は六列で形成されている、即ち、少なくとも四つ又は六つの運搬ベルトを備えているので、個々の運搬ベルト用の個別の駆動部は、構造的にも、制御技術的にも大きな負担がかかるとともに、大きな構造容積を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明の課題は、前記の欠点を解消した計量ベルトを提示することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
この課題を解決するために、請求項１にもとづき計量ベルトを構成する。
【０００８】
本発明による計量ベルトでは、全ての運搬ベルトを駆動するために、単一の駆動モータ（電気モータ）又は歯車付モータだけが配備されている。変速機によって、少なくとも一つの運搬ベルト又は使用している運搬ベルトの少なくとも一部、有利には、計量ベルトの全ての運搬ベルトを個別に少なくとも二つの移送速度の間で、即ち、低い方の移送速度と高い方の移送速度の間で段階的に切り換えることが可能である。
【０００９】
改善構成は、従属請求項に記載されている。以下において、一つの実施例の図面にもとづき本発明を詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明による隣接するコンベヤの通路、例えば、包装機の供給ベルトの通路に製品を供給するための六列式計量ベルトにおいて、全部で六つの個別ベルト又は運搬ベルト或いは運搬チェーンの中の三つだけを模式的に図示した平面図
【図２】図１の計量ベルトの側面図
【図３】図１と２の計量ベルトの基本部材の斜視図
【図４】図１〜３の計量ベルトの変速機を備えた駆動部の詳細図
【発明を実施するための形態】
【００１１】
図面において共通的に符号１で表示された計量ベルトは、移送方向Ａに対して計量ベルトに続くコンベヤ４の個々の通路３に製品２を供給する役割を果たし、そのコンベヤは、例えば、製品２を包装する、或いはそれらの製品を一つの集合体に編成するための包装機の入口又は供給ベルトである。図示されている実施構成では、計量ベルト１は、六列で構成されている、即ち、互いに平行にかつ側面を互いに隣接させて、それぞれ閉じたループを形成する六つの個別ベルト又は運搬ベルト或いは運搬チェーン５から構成されており、これらのベルト又はチェーンは、その上方に有る側面を互いに隣接させたループ長区間５．１で製品２のための水平又はほぼ水平な運搬面を形成している。運搬チェーン５は、変速機７を介して共通の電気モータ又は歯車付モータ６によって巡回駆動されており、そのため各運搬チェーン５の上方のループ長区間５．１は、計量ベルト１の移送方向Ａに動いている。移送方向Ａに対して各運搬チェーン５の後には、コンベヤ４の通路３が続いており、その通路は、それぞれ運搬ベルト８と、通路の側面を画定するポール９とによって構成されている。
【００１２】
全ての通路３を製品２で出来る限り均一に満たすこと、即ち、通路３内の製品２が、例えば、一列になって出来る限り均一な滞留圧力で互いに接することを保証するために、個々の運搬チェーン５は、異なる速度で段階的に駆動することが可能である、詳しくは、電子制御機器１０によって、例えば、通路３への製品２の分配状況を監視するセンサーから供給されるセンサー信号にもとづき制御される。
【００１３】
図示されている実施構成では、運搬チェーン５は、それぞれ変速機７によって相異なる二つの速度で駆動することが可能である、詳しくは、歯車付モータ６のアウトプットシャフトの回転数ｎ１に対応する速度と、それより高い、運搬チェーン５の駆動部に対する増大された回転数ｎ２に対応する、回転数ｎ１を約２０％上回る速度とで駆動することが可能である。本発明の有利な実施構成では、回転数ｎ１は、公称回転数、即ち、運搬チェーン５の移送速度がコンベヤ４又はそこの運搬ベルト８の移送速度と同じ回転数を約１０％下回る。そして、ここで採用している回転数の違いでは、高い方の回転数ｎ２は、そのような公称回転数を約１０％〜２０％上回っている。
【００１４】
変速機７は、各運搬チェーン５に対して、歯車付モータ６のアウトプットシャフトと駆動可能な形で連結された主駆動シャフト１１上に、鎖歯車として形成された運搬ベルト又はチェーン用駆動歯車１２を備えており、その歯車の周囲には、当該の運搬チェーンの下方のループ長区間５．２が十分な接触弧で案内されている。各運搬チェーン用駆動歯車１２は、それに付属する運搬チェーン５の移送速度を低下させる場合、フリーホイール１３を介して主駆動シャフト１１によって速度ｎ１で直接駆動される。それに付属する運搬チェーン５の移送速度を上昇させる場合、変速機内部の制御可能な駆動系統によってフリーホイール１３を増速回転させて、回転数ｎ１と比べて高い回転数ｎ２で運搬チェーン用駆動歯車１２の駆動が行われる。
【００１５】
変速機７の構成は、図４に詳細に図示されている。全ての運搬チェーン用駆動歯車１２は、それぞれフリーホイール１３を介して駆動可能な形で主駆動シャフト１１と連結されている。更に、変速機７は、中間シャフト１４を備えており、その中間シャフトは、変速機７の図示されていない筐体内において、主駆動シャフト１１と平行であるが、主駆動シャフトに対して半径方向にずれた状態で回転可能な形で軸支されるとともに、主駆動シャフト１１又は中間シャフト１４に形成された歯付ベルト用駆動部１８が、歯付ベルト１５とそれに付属する歯付ベルト用歯車１６及び１７とを介して駆動可能な形で主駆動シャフト１１と連結されている。各運搬チェーン５又は各運搬チェーン用駆動歯車１２に対して、中間シャフト１４には、歯付ベルト用歯車１９が配備されており、その歯車は、歯付ベルト２０と歯付ベルト用歯車２１とを備えた歯付ベルト用駆動部２２の構成要素であり、電気的に操作可能なクラッチ２３を介して制御機器１０によって制御可能な形で中間シャフト１４と接続すること、或いは接続を解除することが可能である。更に、各歯付ベルト用歯車２１は、それに付属する運搬チェーン用駆動歯車１２と駆動可能な形で連結されている。
【００１６】
歯付ベルト用駆動部１８と２０の伝達比は、歯付ベルト用歯車１９がクラッチ２３を介して中間シャフト１４と駆動可能な形で連結されている場合には、それに付属する歯付ベルト用駆動部２３によって駆動される運搬チェーン用駆動歯車１２がフリーホイール１３を増速回転させて高い方の速度ｎ２で回転させ、歯付ベルト用駆動部２２と中間シャフト１４の接続が解除されている場合には、フリーホイール１３を介して主駆動シャフト１１の速度ｎ１で駆動されるように選定される。各運搬チェーン５又は各運搬チェーン用駆動歯車１２には、独立した歯付ベルト用駆動部２２が割り当てられている。歯付ベルト用駆動部１８は、全ての運搬チェーン５又は各運搬チェーン用駆動歯車１２のための共通の駆動部として配備されている。
【００１７】
有利には、歯付ベルト用駆動部１８と２０は、歯付ベルト用駆動部２０がそれぞれ伝達比１：１を有し、主駆動シャフト１１の回転速度ｎ１と比べて高い回転速度ｎ２、例えば、２０％高い回転速度ｎ２が共通の歯付ベルト用駆動部１８の伝達比によって達成されるように選定される。
【００１８】
計量ベルト１によって、単一の歯車付モータ６しか使用していないにも関わらず、個々の運搬チェーン５の速度を個別に変更することが可能である。そうすることによって、計量ベルト１の簡単な、特に、費用を節約した構成が実現される、詳しくは、通路３への製品２の充填を最適に制御する手段によって実現される。制御可能な計量ベルトでは従来必要であった、多くの駆動モータ、駆動シャフト、制御機器等は不要である。本発明による構成によって、省スペース構造も得られる。
【００１９】
図４から明らかな通り、中間シャフト１４は、区画に分けられている、即ち、正面側を互いに隣接させるとともに互いに連結させた複数の区間１４’から構成されており、それらの区間には、それぞれ二つのクラッチ２３と二つの歯付ベルト用歯車１９が配備されている。そのような区画に分けた構成によって、それぞれ同様の構造グループを用いて、例えば、二列、四列又は六列式計量ベルト用の変速機７を選択的に実現することが可能である。
【００２０】
更に、図４に図示されている通り、隣接する二つの運搬チェーン用駆動歯車１２の歯付ベルト用駆動部２２は、それぞれそれらの駆動歯車の間に配備されており、そのため主駆動シャフト１１上における運搬チェーン用駆動歯車１２の間隔が運搬ベルトチェーン５の幅によって規定される場合に、電気的に操作可能なクラッチ２３及び中間シャフトの区間１４．１と正面側を連結したフランジ２４のために十分なスペースが残されている。
【００２１】
前述した通り、一つの実施例にもとづき本発明を説明した。本発明がベースとする技術思想を逸脱すること無く、多くの変化形態及び修正形態が可能であることは明らかである。
【００２２】
即ち、例えば、歯付ベルト用駆動部１８と２２の代わりに、チェーン用駆動部を配備することも、さもなければ主駆動シャフト１１と中間シャフト１４の間及び／又は運搬チェーン用駆動歯車１２と中間シャフト１４上に配置されたクラッチ２３の間に駆動可能な接続部等を形成することも可能である。
【符号の説明】
【００２３】
１ 計量ベルト
２ 製品
３ 通路
４ コンベヤ
５ 個々のベルト又は運搬チェーン
５．１ 運搬チェーン５の上方のループ長区間
５．２ 運搬チェーン５の下方のループ長区間
６ 歯車付モータ
７ 変速機
８ 運搬ベルト
９ ポール
１０ 制御機器
１１ 主駆動シャフト
１２ 運搬チェーン用駆動歯車
１３ フリーホイール
１４ 中間シャフト
１４．１ 中間シャフト１４の区画
１５ 歯付ベルト
１６，１７ 歯付ベルト用歯車
１８ 歯付ベルト用駆動部
１９ 歯付ベルト用歯車
２０ 歯付ベルト
２１ 歯付ベルト用歯車
２２ 歯付ベルト用駆動部
２３ 制御可能な、例えば、電気的に操作可能なクラッチ
２４ フランジ
Ａ 移送方向
【特許請求の範囲】
【請求項１】
製品を運搬するための移送区間で使用するための計量ベルトであって、駆動部（６，７）によって駆動可能であるととともに、ループを形成するエンドレスに巡回駆動可能な少なくとも二つの運搬ベルト（５）が配備されており、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間（５．１）の側面を互いに隣接させて製品（２）のための共通の運搬面を形成し、少なくとも一つの運搬ベルト（５）の巡回速度、従って移送速度を個別に設定することが可能である計量ベルトにおいて、
駆動部が単一の駆動モータ（６）によって構成されていることと、
運搬ベルト（５）と駆動モータ（６）とを駆動可能な形で連結する伝動部が、歯車の切り換えによって、少なくとも一つの運搬ベルト（５）の速度を段階的に変更することが可能な変速機（７）として構成されていることと、
を特徴とする計量ベルト。
【請求項２】
当該の少なくとも一つの運搬ベルト（５）の速度が、第一と第二の速度の間で切り換えることが可能であることを特徴とする請求項１に記載の計量ベルト。
【請求項３】
それぞれ一つの閉じたループを形成するとともに、エンドレスに巡回駆動することが可能である運搬ベルト（５）を少なくとも四つ有し、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間の側面を互いに隣接させて製品（２）のための共通の運搬面を形成することを特徴とする請求項１又は２に記載の計量ベルト。
【請求項４】
それぞれ一つの閉じたループを形成するとともに、エンドレスに巡回駆動することが可能である運搬ベルト（５）を少なくとも六つ有し、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間の側面を互いに隣接させて製品（２）のための共通の運搬面を形成することを特徴とする請求項１又は２に記載の計量ベルト。
【請求項５】
変速機（７）によって、運搬ベルト（５）の少なくとも一部の速度、有利には、各運搬ベルトの速度を個別に段階的に変更することが可能であることを特徴とする請求項１から４までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項６】
切換可能な各運搬ベルト（５）用の変速機（７）が、少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）を備えており、その歯車の周囲には、当該の少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）が案内されており、その歯車は、増速回転可能なクラッチ部品（１３）を介して駆動可能な形で駆動モータ（６）によって駆動される主駆動シャフト（１１）と連結されていることと、
当該の切換可能な各運搬ベルト（５）の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）が、更に、変速機内部の接続及び接続の解除が可能な駆動系統（１８，２２，２３）を介して駆動可能な形で駆動モータ（６）によって駆動可能なシャフトの中の一つ、例えば、主駆動シャフト（１１）と連結されていることと、
変速機内部の駆動系統（１８，２２，２３）は、内部の駆動系統（１８，２２，２３）が接続されている場合に、当該の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）が増速回転可能なクラッチ部品（１３）による駆動速度を上回る速度で駆動される伝達比を持つように構成されていることと、
増速回転可能なクラッチ部品（１３）は、運搬ベルト用駆動歯車（１２）の増速回転が、増速回転可能なクラッチ部品による運搬ベルト用駆動歯車（１２）の駆動時の速度を上回る速度で実行可能であるように構成されていることと、
を特徴とする請求項１から５までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項７】
各運搬ベルト（５）に対して、それぞれ増速回転可能なクラッチ部品（１３）と更に変速機内部の駆動系統（１８，２２，２３）とを介して駆動可能な形で主駆動シャフト（１１）と連結された運搬ベルト用駆動歯車（１２）が少なくとも配備されていることを特徴とする請求項６に記載の計量ベルト。
【請求項８】
当該の増速回転可能なクラッチ部品（１３）を備えた少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）が、主駆動シャフト（１１）上に配置されていることを特徴とする請求項６又は７に記載の計量ベルト。
【請求項９】
切換可能な各運搬ベルト（５）に対して個別に接続及び接続の解除が可能な駆動系統（１８，２２，２３）が、変速機内部に配備されていることを特徴とする請求項６から８までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１０】
増速回転可能なクラッチ部品（１３）がフリーホイール（１３）であることを特徴とする請求項６から９までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１１】
接続及び接続の解除が可能な駆動系統（１８，２２，２３）が、その接続動作及び接続の解除動作に作用する切換可能なクラッチ（２３）を備えていることを特徴とする請求項６から１０までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１２】
中間シャフト（１４）が、変速機内部の駆動系統の第一の区間（１８）において、駆動可能な形で主駆動シャフト（１１）と連結され、変速機内部の駆動系統の第二の区間（２２）において、制御可能な形で少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）と連結することが可能であることを特徴とする請求項６から１１までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１３】
変速機内部の駆動系統の第一及び／又は第二の区間（２２）が、ベルト用駆動部、有利には、歯付ベルト用駆動部又はチェーン用駆動部によって形成されていることを特徴とする請求項１２に記載の計量ベルト。
【請求項１４】
変速機内部の少なくとも一つの駆動系統の第二の区間のクラッチ（２３）及び歯車（１９）が、中間シャフト（１４）上に配備されていることを特徴とする請求項１１から１３までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１５】
中間シャフト（１４）と、その中間シャフトを駆動可能な形で主駆動シャフト（１１）と連結する変速機内部の駆動系統の第一の区間（１８）とが、全ての切換可能な運搬ベルト（５）又はそれらの運搬ベルト用駆動歯車（１３）に対して共通的に配備されていることを特徴とする請求項１２から１４までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１６】
当該の駆動モータが歯車付モータ（６）であることを特徴とする請求項１から１５までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１７】
当該の運搬ベルト（５）が運搬チェーンであることを特徴とする請求項１から１６までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１８】
当該の少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）が、変速機（７）によって、第一の速度（ｎ１）とそれより約２０％高い第二の速度（ｎ２）で選択的に駆動することが可能であることを特徴とする請求項１から１７までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１９】
移送区間の構成要素としての請求項１から１８までのいずれか一つに記載の計量ベルトであって、移送方向（Ａ）に対して計量ベルト（１）に先行する少なくとも一つの別の運搬ベルト（８）及び／又は移送方向（Ａ）に対して計量ベルト（１）に後続する少なくとも一つの別の運搬ベルト（８）を備えた計量ベルトにおいて、
計量ベルト（１）の少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）は、駆動モータ（６）と変速機（７）によって、少なくとも一つの先行する運搬ベルト（８）及び／又は少なくとも一つの後続の運搬ベルト（８）の移送速度と比べて約１０％低い速度と約１０％高い速度が得られるように駆動することが可能であることを特徴とする計量ベルト。
【請求項１】
製品を運搬するための移送区間で使用するための計量ベルトであって、駆動部（６，７）によって駆動可能であるととともに、ループを形成するエンドレスに巡回駆動可能な少なくとも二つの運搬ベルト（５）が配備されており、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間（５．１）の側面を互いに隣接させて製品（２）のための共通の運搬面を形成し、少なくとも一つの運搬ベルト（５）の巡回速度、従って移送速度を個別に設定することが可能である計量ベルトにおいて、
駆動部が単一の駆動モータ（６）によって構成されていることと、
運搬ベルト（５）と駆動モータ（６）とを駆動可能な形で連結する伝動部が、歯車の切り換えによって、少なくとも一つの運搬ベルト（５）の速度を段階的に変更することが可能な変速機（７）として構成されていることと、
を特徴とする計量ベルト。
【請求項２】
当該の少なくとも一つの運搬ベルト（５）の速度が、第一と第二の速度の間で切り換えることが可能であることを特徴とする請求項１に記載の計量ベルト。
【請求項３】
それぞれ一つの閉じたループを形成するとともに、エンドレスに巡回駆動することが可能である運搬ベルト（５）を少なくとも四つ有し、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間の側面を互いに隣接させて製品（２）のための共通の運搬面を形成することを特徴とする請求項１又は２に記載の計量ベルト。
【請求項４】
それぞれ一つの閉じたループを形成するとともに、エンドレスに巡回駆動することが可能である運搬ベルト（５）を少なくとも六つ有し、それらの運搬ベルトが、それぞれの上方のループ長区間の側面を互いに隣接させて製品（２）のための共通の運搬面を形成することを特徴とする請求項１又は２に記載の計量ベルト。
【請求項５】
変速機（７）によって、運搬ベルト（５）の少なくとも一部の速度、有利には、各運搬ベルトの速度を個別に段階的に変更することが可能であることを特徴とする請求項１から４までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項６】
切換可能な各運搬ベルト（５）用の変速機（７）が、少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）を備えており、その歯車の周囲には、当該の少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）が案内されており、その歯車は、増速回転可能なクラッチ部品（１３）を介して駆動可能な形で駆動モータ（６）によって駆動される主駆動シャフト（１１）と連結されていることと、
当該の切換可能な各運搬ベルト（５）の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）が、更に、変速機内部の接続及び接続の解除が可能な駆動系統（１８，２２，２３）を介して駆動可能な形で駆動モータ（６）によって駆動可能なシャフトの中の一つ、例えば、主駆動シャフト（１１）と連結されていることと、
変速機内部の駆動系統（１８，２２，２３）は、内部の駆動系統（１８，２２，２３）が接続されている場合に、当該の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）が増速回転可能なクラッチ部品（１３）による駆動速度を上回る速度で駆動される伝達比を持つように構成されていることと、
増速回転可能なクラッチ部品（１３）は、運搬ベルト用駆動歯車（１２）の増速回転が、増速回転可能なクラッチ部品による運搬ベルト用駆動歯車（１２）の駆動時の速度を上回る速度で実行可能であるように構成されていることと、
を特徴とする請求項１から５までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項７】
各運搬ベルト（５）に対して、それぞれ増速回転可能なクラッチ部品（１３）と更に変速機内部の駆動系統（１８，２２，２３）とを介して駆動可能な形で主駆動シャフト（１１）と連結された運搬ベルト用駆動歯車（１２）が少なくとも配備されていることを特徴とする請求項６に記載の計量ベルト。
【請求項８】
当該の増速回転可能なクラッチ部品（１３）を備えた少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）が、主駆動シャフト（１１）上に配置されていることを特徴とする請求項６又は７に記載の計量ベルト。
【請求項９】
切換可能な各運搬ベルト（５）に対して個別に接続及び接続の解除が可能な駆動系統（１８，２２，２３）が、変速機内部に配備されていることを特徴とする請求項６から８までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１０】
増速回転可能なクラッチ部品（１３）がフリーホイール（１３）であることを特徴とする請求項６から９までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１１】
接続及び接続の解除が可能な駆動系統（１８，２２，２３）が、その接続動作及び接続の解除動作に作用する切換可能なクラッチ（２３）を備えていることを特徴とする請求項６から１０までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１２】
中間シャフト（１４）が、変速機内部の駆動系統の第一の区間（１８）において、駆動可能な形で主駆動シャフト（１１）と連結され、変速機内部の駆動系統の第二の区間（２２）において、制御可能な形で少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）の少なくとも一つの運搬ベルト用駆動歯車（１２）と連結することが可能であることを特徴とする請求項６から１１までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１３】
変速機内部の駆動系統の第一及び／又は第二の区間（２２）が、ベルト用駆動部、有利には、歯付ベルト用駆動部又はチェーン用駆動部によって形成されていることを特徴とする請求項１２に記載の計量ベルト。
【請求項１４】
変速機内部の少なくとも一つの駆動系統の第二の区間のクラッチ（２３）及び歯車（１９）が、中間シャフト（１４）上に配備されていることを特徴とする請求項１１から１３までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１５】
中間シャフト（１４）と、その中間シャフトを駆動可能な形で主駆動シャフト（１１）と連結する変速機内部の駆動系統の第一の区間（１８）とが、全ての切換可能な運搬ベルト（５）又はそれらの運搬ベルト用駆動歯車（１３）に対して共通的に配備されていることを特徴とする請求項１２から１４までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１６】
当該の駆動モータが歯車付モータ（６）であることを特徴とする請求項１から１５までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１７】
当該の運搬ベルト（５）が運搬チェーンであることを特徴とする請求項１から１６までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１８】
当該の少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）が、変速機（７）によって、第一の速度（ｎ１）とそれより約２０％高い第二の速度（ｎ２）で選択的に駆動することが可能であることを特徴とする請求項１から１７までのいずれか一つに記載の計量ベルト。
【請求項１９】
移送区間の構成要素としての請求項１から１８までのいずれか一つに記載の計量ベルトであって、移送方向（Ａ）に対して計量ベルト（１）に先行する少なくとも一つの別の運搬ベルト（８）及び／又は移送方向（Ａ）に対して計量ベルト（１）に後続する少なくとも一つの別の運搬ベルト（８）を備えた計量ベルトにおいて、
計量ベルト（１）の少なくとも一つの切換可能な運搬ベルト（５）は、駆動モータ（６）と変速機（７）によって、少なくとも一つの先行する運搬ベルト（８）及び／又は少なくとも一つの後続の運搬ベルト（８）の移送速度と比べて約１０％低い速度と約１０％高い速度が得られるように駆動することが可能であることを特徴とする計量ベルト。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公表番号】特表２０１０−５０１４３５（Ｐ２０１０−５０１４３５Ａ）
【公表日】平成２２年１月２１日（２０１０．１．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−５２４９３７（Ｐ２００９−５２４９３７）
【出願日】平成１９年８月１６日（２００７．８．１６）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ２００７／００７２０５
【国際公開番号】ＷＯ２００８／０２２７３４
【国際公開日】平成２０年２月２８日（２００８．２．２８）
【出願人】（５９８１２５０２８）カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト (125)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２２年１月２１日（２０１０．１．２１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年８月１６日（２００７．８．１６）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ２００７／００７２０５
【国際公開番号】ＷＯ２００８／０２２７３４
【国際公開日】平成２０年２月２８日（２００８．２．２８）
【出願人】（５９８１２５０２８）カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト (125)
【Ｆターム（参考）】
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