説明

試験機能を備えた火災報知システム

【課題】試験者が各住戸の戸外にまで行かずに、管理室から、各住戸の住宅情報盤をアクセスし、それに接続された火災感知器を個別に指定して、動作確認試験が行える試験機能を備えた火災報知システムを提案する。
【解決手段】制御信号、通話信号の伝送ラインL1を導出した警報監視統合盤1と、住戸内に設置した試験通信機能を備えた火災感知器3に感知器回線L2を通じて接続され、かつ伝送ラインL1上に接続された住宅情報盤2とで構成され、警報監視統合盤1は、アドレスを指定した試験信号を送出する火災感知器遠隔試験回路17を備え、住宅情報盤2は、警報監視統合盤1から感知器回線接続信号を受信したときには、回線接続を切換え、住宅情報盤2に感知器回線接続信号を送信して、火災感知器遠隔試験回路17より感知器回線L2に駆動電源を供給し、アドレスを指定した試験信号を火災感知器3に送出して、作動試験を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも、制御信号、通話信号を伝送するための伝送ラインを導出した警報監視統合盤と、住戸内に設置された火災感知器に感知器回線を通じて接続され、かつ伝送ライン上に接続された住宅情報盤とで構成される試験機能を備えた火災報知システムに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の試験機能を備えた火災報知システムは、集合住宅などで使用されている。
【0003】
下記特許文献1は、この種のシステムを開示しており、管理人室などに設置される警報監視統合盤100から伝送ラインL1を導出させ、伝送ラインL1上には、各住戸の住宅情報盤200を接続し、かつ、各住戸の住宅情報盤200には感知器回線L2を導出させ火災感知器300を接続している(図7参照)。ここに、警報監視統合盤100は、従来から使用されている火災受信機と警報監視統合盤の機能を兼用させたものであり、その基本的な概念は下記特許文献2において提案されている。
【0004】
また、このシステムでは、各住戸の住宅情報盤200に対して順次アドレスを指定した多重信号によって、住宅情報盤200を呼出し、各住戸の住宅情報盤200との間で相互呼出によるインターホン通話が可能であり、更に、図示しないロビーインターホンと各住戸の住宅情報盤200との間の呼出通話、図示しない電気錠施解錠の制御も可能になっている。
【0005】
また、監視回線L2に接続された火災感知器300が発報し、作動したときには、その住宅情報盤200は内蔵された警報回路を駆動して警報音を出力し、これとともに住宅情報盤200は、自己に割り付けたアドレスを含む火災信号を割り込みで警報監視統合盤100に出力する。
これに対して、警報監視統合盤100は、この火災信号を受信すると、内蔵した警報回路を作動して警報音を出力する他、図示しない地区音響装置を作動させ、近隣住居に火災発生を通知する。
【0006】
また、この種のシステムでは、各住戸の住宅情報盤200には、玄関先に試験中継器400を設けて遠隔試験器500を接続して、火災感知器300の遠隔試験ができるようになっている。
【0007】
したがって、遠隔試験器500を操作して、試験中継器400を通じて、火災感知器300のアドレスを指定した試験信号を火災感知器300に出力し、これに基づいて接点が閉じられた火災感知器300からそのアドレスを遠隔試験器500が受けると、遠隔試験器500は感知器回線L2の電圧変化を検出し、その火災感知器500の動作が正常であることを判定する。
【特許文献1】特開平9−91578号公報
【特許文献2】特許3273306号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、このようなシステムにおいては、各住戸の外部から火災感知器の動作確認試験が行えるが、そのためには、各住戸の玄関先まで行く必要があり、更に、改善が望まれている。
【0009】
本発明はこのような問題を解決するために提案されるものであって、試験者が各住戸の戸外にまで行かなくても、警報監視統合盤の設置された管理室などから、各住戸の火災感知器の動作確認試験を遠隔操作によって行えるようにした試験機能を備えた火災報知システムを提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、請求項1では、少なくとも、制御信号、通話信号を伝送するための伝送ラインを導出した警報監視統合盤と、住戸内に設置した試験通信機能を備えた火災感知器に感知器回線を通じて接続され、かつ上記伝送ライン上に接続された住宅情報盤とで構成され、上記警報監視統合盤は、上記伝送ラインより、アドレスを指定した試験信号を少なくとも送出する火災感知器遠隔試験回路を備え、上記住宅情報盤は、上記伝送ラインを通じて、上記警報監視統合盤から感知器回線接続信号を受信したときには、上記伝送ラインを上記感知器回線に接続する回線接続切換手段を備えており、上記警報監視統合盤は、上記住宅情報盤に感知器回線接続信号を送信して、上記伝送ラインに、上記試験通信機能を備えた火災感知器が接続された後に、上記火災感知器遠隔試験回路より上記感知器回線に駆動電源を供給した状態で、アドレスを指定した試験信号を上記火災感知器に送出して、作動試験を行うようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項2では、上記警報監視統合盤は、システム内の住宅情報盤に関する情報を表示する表示部を有するとともに、上記火災感知器遠隔試験回路は、試験スイッチと、この試験スイッチを操作する度に、システム内の住宅情報盤を呼び出して、試験信号を上記伝送ラインに送出する試験信号発生回路部とを備えた構成とされている。
【0012】
請求項3では、上記火災感知器遠隔試験回路は、試験スイッチと、この試験スイッチを操作することによって、システム内の住宅情報盤を順次自動的に呼び出して、試験信号を上記伝送ラインに送出する試験信号発生回路部とを備えた構成とされている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
【0014】
請求項1によれば、警報監視統合盤から感知器回線接続信号を住宅情報盤に送出して、その住戸の火災感知器との接続をなし、ついで、その火災感知器に試験信号を送出して動作確認試験ができるため、警報監視統合盤の設置された管理人室などから各住戸の火災感知器の動作確認試験を行える。
【0015】
請求項2によれば、試験スイッチを操作する毎に、システム内の住宅情報盤を呼び出し、その住戸の火災感知器の動作確認状態を表示部に表示させることができるため、その表示を見ながら迅速な動作確認試験ができる。
【0016】
請求項3によれば、試験スイッチを操作すれば、システム内の住宅情報盤を順次呼び出して、各々の住戸の火災感知器の動作確認試験ができるため、時分割で一斉に試験することができ、迅速な動作確認試験ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【実施例1】
【0018】
図4は、本発明の試験機能を備えた火災報知システムの外観構成の一例を示す図である。
【0019】
この火災報知システムでは、警報監視統合盤1より伝送ラインL1を導出させ、各住戸の住宅情報盤2を接続しており、各住宅情報盤2には、感知器回線L2を通じて火災感知器3を接続している。
【0020】
ここに、伝送ラインL1は、後述する信号L1aと通話線L2bとを含んで構成されているが、2線式の多重伝送線で構成してもよい。
2線式の多重伝送線を使用する場合、呼出信号、返信信号、試験信号、動作確認信号の他、電源、音声信号が重畳され、伝送されるので、配線設備を簡易化できる。
【0021】
図1は、警報監視統合盤1の内部構成の一例を示すブロック図である。
【0022】
この警報監視統合盤1は、通話切換回路11A、ハンドセットHを有する通話回路11と、多重伝送回路12と、スピーカSPを有する音声出力部13と、操作部14と、表示部15と、記憶部16と、試験信号発生回路部17Aを有する住宅情報盤遠隔試験回路17とを備えている。
なお、通話回路11はハンドセットのない、ハンズフリー対応のものであってもよい。
【0023】
信号処理部10は、各住宅情報盤2との間でアドレスを含む制御信号を送受して住宅情報盤2の状態を監視する他、各部の制御をなす機能を備えている。
【0024】
通話回路11からは、通話信号の送受をする通話線L1bが導出されており、通話切換回路11Aの制御により住宅情報盤2との通話経路を形成して、インターホン通話がなされる構成になっている。
【0025】
多重伝送回路12からは、信号線L1aが導出されており、信号線L1aを通じて、呼出信号、返信信号、感知器回線接続信号、感知器回線遮断信号、試験信号、動作確認信号の送受を多重伝送方式で行う。
【0026】
また、信号線L1aを通じては、後述する処理において、感知器回路駆動電源17Cからの駆動電源が送出される。
【0027】
操作部14はモード選択スイッチ19を備えており、通常モード、試験モードの選択が指定できる。
【0028】
火災感知器遠隔試験回路17は、試験信号発生回路部17A、電流変化検出回路部17B、感知器回路駆動電源17C、試験スイッチ18を備える。
【0029】
試験信号発生回路部17Aは、試験スイッチ18の操作により、住宅情報盤2のアドレスを指定した感知器回線接続信号、感知器回線遮断信号を送出し、更に、各住戸の火災感知器3のアドレスを指定した試験信号を送出する。
【0030】
電流変化検出回路部17Bは、感知器回線L2の短絡による信号線L1aの電流変化を検出し、その感知器回線L2の正常、異常を検出する。
【0031】
感知器回線駆動電源部17Cは、感知器回線接続信号を受信した住宅情報盤2を通じて、その感知器回線L2に駆動電源を供給する。
【0032】
図2は、この種の火災報知システムで使用される住宅情報盤2の内部構成の一例を示すブロック図である。
【0033】
住宅情報盤2からは感知器回線L2が導出されており、個々のアドレスの付加された火災感知器3が接続される。6は終端抵抗器を示す。
【0034】
住宅情報盤2は、制御回路20と、通話切換回路21Aを含む通話回路21と、警報回路22と、マイク23と、スピーカSPと、この住宅情報盤2のアドレスなどを記憶するメモリ24と、回線接続切換手段25とを備えている。なお、警報監視統合盤1と同様に、通話回路25はハンドセットHのない、ハンズフリー対応のものであってもよい。
【0035】
制御回路20には、信号線L1a、通話線L1bが接続されており、信号線L1aを通じて、呼出信号、返信信号、感知器回線接続信号、感知器回線遮断信号、試験信号、動作確認信号の送受を多重伝送方式で行う。
【0036】
警報回路22は、火災感知器3や、ガス漏れセンサー、防犯スイッチなどの不図示のセキュリティーセンサの発報時に警報を出力する。なお、警報には、警報音や警報メッセージが少なくとも含まれる。
【0037】
回線接続切換手段25は、感知器回線L2の接続を、信号線L1a側か制御回路20側かに切り換える接点25a,25aを有しており、後述する通常モードでは接点b閉じ、後述する試験モードでは接点a閉じとなる。
接点25aをb閉じにした状態では、制御回路20側に感知器回線L2が接続され、感知器回線L2の短絡を検出する。
【0038】
一方、接点a閉じにした状態では、信号線L1a側に感知器回線L2が接続され、信号線L1aを通じて、警報監視統合盤1から火災感知器3に駆動電源が送られ、試験信号が送出される。
【0039】
図3は、この火災報知システムで使用される火災感知器3の内部構成の一例を示す図である。
【0040】
この火災感知器3は、通信試験機能を備えた構成となっており、システム内では重複しないアドレスが割り付けられている。
火災感知器3のそれぞれは、制御処理部30と、接点31aを有し、火災要因の検出時または試験信号受信時に、接点31aを閉じて感知器回線L2を短絡させることで火災信号を発生させる火災報知部31と、感知器回線L2を通じて、警報監視統合盤1から送出される試験信号を受信する信号伝送部32とを備えている。
【0041】
警報監視統合盤1は、信号線L1aを通じて、各住宅情報盤2との間で制御信号を送受して、システムに必要な通話、監視制御がなされている。
【0042】
監視制御では、火災感知器3が発報すると、感知器回線L2を短絡させるので、この状態を住宅情報盤2で検知して警報回路22を作動させて警報出力するとともに、発報した火災感知器3のアドレスを含んだ火災信号を割り込みにより警報監視統合盤1に送出する。一方の警報監視統合盤1はこれを受けて、その表示部15に予め準備された警報音や警報メッセージを出力したり、火災のあった住居を表示する。
【0043】
また、このような本発明システムでは、警報監視統合盤1の操作により、住宅情報盤2とその住宅情報盤2に接続される火災感知器3のアドレスを指定して、火災感知器3の遠隔試験を行うことができる(試験モード)。
【0044】
これについて、図5のフローチャートとともに説明する。
【0045】
警報監視統合盤1では、モード選択スイッチ19を操作して試験モードを選択する(100)。
【0046】
この試験モードを選択した後、試験を行いたい住戸の住宅情報盤2を指定して、試験スイッチ18を操作すると、警報監視統合盤1の信号処理部10は、住宅情報盤2のアドレスを含む呼出信号を送出するが、呼び出しても応答がない場合には、再度の呼出しを行い、それが予め設定した所定回数行われた後も、応答がない場合には、通常モードに戻る(101,102)。
【0047】
呼び出した住宅情報盤2から所定時間内に応答信号を受信すると(103)、その住宅情報盤2に感知器回線接続信号を送出する(105)。一方、住宅情報盤2を呼び出してから所定時間内に応答信号がなかった場合には、その住宅情報盤2をスキップして、次の住宅情報盤を呼出す(104)。
【0048】
その後、感知器回線接続信号を受信した住宅情報盤2は、回線接続切換手段25を駆動させて、接点25aをa閉じにし、信号線L1aを通じて、警報監視統合盤1との接続を行ない、信号伝送路を形成する(105)。
【0049】
ついで、警報監視統合盤1からは、火災感知器2の駆動電源の供給を開始するとともに、火災感知器3のアドレスを指定した試験信号を送出するので、対応した火災感知器3の信号伝送部32がこれを受信すると、制御処理部30は接点31aを一定時間の間閉じて感知器回線L2を短絡させ、感知器回線L2に流れる電流が変化する。
【0050】
この電流変化は、動作確認信号として、警報監視統合盤1の電流変化検出回路17Bで検出され(107)、これに基づくメッセージを表示部15に表示される(図6参照)。
【0051】
図6は、遠隔試験の結果情報の表示態様の一例を示す図である。
【0052】
警報監視統合盤1では、火災感知器3のアドレスに対して、住戸階、住戸番号などを対応させ記憶させたテーブルを備えているので、火災感知器3から動作確認信号を受信したときには、そのアドレスに基づき、図示するように、住戸階、住戸番号、感知器アドレス、正常の旨を表示する。
【0053】
正常、異常の判定は、所定時間内に動作確認信号が受信されてくるかで確認できる(107〜110)。
【0054】
ついで、動作試験が終了すると、各々の住宅情報盤2には、警報監視統合盤1からは感知器回線遮断信号が送出され、これを受けた住宅情報盤2は、回線接続切換手段25を作動させて、接点25Aをb閉じにし、感知器回線L2と警報監視統合盤1との接続を遮断する(111)。
【0055】
その後、警報監視統合盤1は火災感知器3に対する電源供給を停止する。
【0056】
図5の遠隔試験は、警報監視統合盤1に準備する制御ソフトによって種々の態様で実施できる。
【0057】
試験モードを選択した後、試験スイッチ18を押せば、試験対象として予め準備された住宅情報盤を順次、呼出し、応答のあったものに対して試験信号を自動的に送信して、動作確認信号を順次確認することができる(請求項2)。この場合、応答のなかったものは、所定の回数だけ、再呼出を行ない、所定回数の再呼出を行なっても応答がなかったものは、スキップするような態様も可能である。これにより、試験スイッチ18を一度操作するだけで、全住戸の火災感知器の動作試験が可能となり、試験者の負担が軽減する。
【0058】
また、この試験スイッチを操作する度に、システム内の住宅情報盤を呼出して試験信号を送出し、動作確認をした後に、次の住宅情報盤を呼出し、試験信号を送出して、動作確認するようにしてもよい(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明システムで使用される警報監視統合盤の基本構成の一例を示すブロック図
【図2】本発明システムで使用される住宅情報盤の基本構成の一例を示すブロック図
【図3】本発明で使用される火災感知器の基本構成の一例を示すブロック図
【図4】本発明システムの基本構成の一例を示す図
【図5】本発明システムの試験モードについて示すフローチャート
【図6】遠隔試験の結果情報の表示態様の一例を示す図
【図7】従来の試験機能を備えた火災報知システムの構成を示す図
【符号の説明】
【0060】
1 警報監視統合盤
2 住宅情報盤
3 火災感知器
17 火災感知器遠隔試験回路
17A 試験信号発生回路部
17B 電流変化検出回路部
17C 感知器回線駆動電源
18 試験スイッチ
20 制御回路
21 回線接続切換手段
L1 伝送ライン
L2 感知器回線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも、制御信号、通話信号を伝送するための伝送ラインを導出した警報監視統合盤と、住戸内に設置した試験通信機能を備えた火災感知器に感知器回線を通じて接続され、かつ上記伝送ライン上に接続された住宅情報盤とで構成され、
上記警報監視統合盤は、
上記伝送ラインより、アドレスを指定した試験信号を少なくとも送出する火災感知器遠隔試験回路を備え、
上記住宅情報盤は、
上記伝送ラインを通じて、上記警報監視統合盤から感知器回線接続信号を受信したときには、上記伝送ラインを上記感知器回線に接続する回線接続切換手段を備えており、
上記警報監視統合盤は、上記住宅情報盤に感知器回線接続信号を送信して、上記伝送ラインに、上記試験通信機能を備えた火災感知器が接続された後に、上記火災感知器遠隔試験回路より上記感知器回線に駆動電源を供給した状態で、アドレスを指定した試験信号を上記火災感知器に送出して、作動試験を行うようにしたことを特徴とする試験機能を備えた火災報知システム。
【請求項2】
請求項1において、
上記警報監視統合盤は、システム内の住宅情報盤に関する情報を表示する表示部を有するとともに、
上記火災感知器遠隔試験回路は、試験スイッチと、この試験スイッチを操作する度に、システム内の住宅情報盤を呼び出して、試験信号を上記伝送ラインに送出する試験信号発生回路部とを備えた構成とされている試験機能を備えた火災報知システム。
【請求項3】
請求項1において、
上記火災感知器遠隔試験回路は、試験スイッチと、この試験スイッチを操作することによって、システム内の住宅情報盤を順次自動的に呼び出して、試験信号を上記伝送ラインに送出する試験信号発生回路部とを備えた構成とされている試験機能を備えた火災報知システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−302190(P2006−302190A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−126510(P2005−126510)
【出願日】平成17年4月25日(2005.4.25)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】