説明

贈答用玩具による贈答メッセージ伝達方法及び贈答用玩具

【課題】贈答品に人形等の玩具が選ばれた場合に、贈答品の玩具と一緒にお祝いの言葉等の贈答趣旨のメッセージを伝達する。
【解決手段】玩具10は録音ボタン28と録音再生ボタン22を備えており、当該玩具の贈り手が該玩具の録音ボタン28を押下して当該玩具を贈答する趣旨のメッセージを録音し、当該玩具を受け手に送る。当該玩具の受け手は当該玩具の録音再生ボタン22を押下して、録音されたメッセージを再生することにより玩具の贈答趣旨を知ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、贈答用玩具による贈答メッセージ伝達方法及び贈答用玩具に関する。更に詳しくは、玩具を贈答する趣旨のメッセージを玩具と一緒に伝えることのできる贈答用玩具による贈答メッセージ伝達方法及び贈答用玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
親しい人の誕生日などには、誕生日のプレゼントを贈り、お祝いの言葉を贈るなどして、相手に祝意を伝えることが行われることがある。プレゼント自体はメッセージ伝達機能を持っていないので、お祝いの言葉はプレゼントに添え書きして伝える、あるいは直接相手に話しかけることにより声で伝える等の方法をとることとなる。
【0003】
お祝いの言葉を声で伝える方法としては、直接相手に話しかける方法のほかにも、グリーティングカードによって声のメッセージを贈る方法がある。特許文献1にはグリーティングカードによる方法が開示されている。グリーティングカードは、贈り手がメッセージを吹き込んで、郵便等により受け手に送付し、受け手がカードを開く又は再生スイッチを押す等の操作をすることにより、贈り手の吹き込んだメッセージが再生され、声のメッセージを受け手に伝えるものである。遠隔地に住んでおり、直接お祝いを述べるのが困難な場合、あるいは対面して直接お祝いを述べるのが気恥ずかしい場合等には有効な手段である。なお、グリーティングカードは、声のメッセージが届けばその役割を終えるものであり、グリーティングカード自体がプレゼントとしての役割を果たすものではない。
【0004】
ところで、誕生日の贈り物として、玩具が選ばれることがある。そして、音声データが内蔵され、人の声に反応し、または人が玩具に接触することに反応して、内蔵されている音声データが再生される玩具があることはよく知られている。しかし、これらの音声データは玩具の声として扱われ、玩具の反応を示すものであり、玩具の贈り手のメッセージを伝えるものではない。
特許文献2には、幼児に与える人形で、お母さんやお父さんの声を録音し、再生する玩具が開示されている。これは予め録音された音声データが常時特定された音声では幼児がすぐに飽きてしまうために、再生される親の音声を適宜変更できるようにしたものである。
【特許文献1】特開平9−240172
【特許文献2】特開2001−162055
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、上述した従来の誕生日等におけるメッセージ伝達方法や、誕生日等の贈答品として玩具が用いられることに鑑みて、贈答品に人形等の玩具が選ばれた場合に、贈答品の玩具と一緒にお祝いの言葉等の贈答趣旨のメッセージが贈られたならば、贈られた者の喜びも増し、贈答効果がより大きなものになることに着眼したものである。
而して、本発明が解決しようとする課題は、上述した着眼を達成するために、贈答品としての人形等の玩具に贈り手の声を録音することができる録音機能を持たせ、この録音機能を用いて贈答趣旨のメッセージを贈答品と共に受け手に伝えるようにすることにある。
更には、予め贈答趣旨を表した定型の音声データと組み合わせて再生可能とすることにより贈答効果をより増大させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明は次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明に係る贈答用玩具による贈答メッセージ伝達方法は、玩具を構成する構成体内には、音声を録音することのできる録音手段と、該録音手段により録音された音声データを再生することのできる再生手段とを備え、該玩具の録音手段により当該玩具の贈り手が当該玩具を贈答する趣旨のメッセージを録音して受け手に当該玩具を贈り、受け手が当該玩具の再生手段によりメッセージを再生することにより玩具の贈答趣旨を知ることができることを特徴とする。
この第1の発明によれば、贈り手が贈答用玩具を贈答する趣旨は、玩具の録音手段にメッセージを録音することにより受け手に伝えることができる。この場合、贈答の玩具と一緒にメッセージが贈られてくるため贈られる者の喜びも増し、贈答効果がより大きなものになる。
【0007】
次に、本発明の第2の発明に係る贈答用玩具は、玩具を構成する構成体内には、当該玩具の贈り手の贈答趣旨の音声を録音することのできる録音手段と、該録音手段により録音された音声データを当該玩具の受け手が再生することのできる再生手段と、更に、贈答趣旨を表す定型の音声を予め固定した定型音声データとを備え、前記再生手段による再生は該定型音声データによる贈答趣旨を表す定型の音声と、前記録音手段により録音された当該玩具の贈り手の音声が再生されるようになっており、当該玩具に記録された音声の内容を通じて当該玩具の贈答趣旨を知ることができる事を特徴とする。
この第2の発明によれば、贈り手が録音手段を用いて贈答用玩具に贈答の趣旨を表す音声を録音し、当該玩具を受け手に贈ることができる。そして、受け手は贈られた贈答用玩具の再生手段を用いて贈り手が録音した音声を再生することができる。すると、贈答趣旨が贈り手の音声で再生されることにより、受け手は贈答の趣旨を知ることができる。
更に、この第2の発明によれば、再生手段により贈答用玩具に予め固定されている定型音声データも再生することができ、玩具の声として贈答趣旨を表す定型音声データも再生されることにより、定型音声データによっても、受け手は贈答の趣旨を知ることができ、受け手の喜びも一層増す。
【0008】
次に、本発明の第3の発明は、上記第2の発明の贈答用玩具であって、前記定型音声データによる定型の音声と、前記録音手段により録音された当該玩具の贈り手の音声が、前記再生手段により連続して再生されるようになっていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、受け手が再生手段を用いて音声データの再生をさせると、定型音声データによる定型の音声と、贈り手が録音した音声が、連続して再生されることにより、受け手は贈答の趣旨をより確実に知ることができる。
【0009】
次に、本発明の第4の発明は、上記第2の発明または第3の発明の贈答用玩具であって、前記玩具は人形と該人形を乗せることのできる台座とから構成されており、前記台座内には人形を回転させることのできる動作手段が備えられており、該動作手段は前記再生手段と連動されており、再生手段の起動に伴ない動作手段も起動するようになっていることを特徴とする。
この、第4の発明によれば、受け手が再生手段を用いて音声データを再生させると、贈り手が録音した贈答趣旨を表す音声が贈り手の声で再生されるのに伴い、又は贈答趣旨を表す定型音声データが玩具の声として再生されるのに伴い、又は定型音声データが玩具の声で贈り手が録音した音声データが贈り手の声で連続再生されるのに伴って、玩具の台座にのった人形が回転するので、受け手は和やかな雰囲気のもとで贈り手のメッセージを聞くことができる。
【発明の効果】
【0010】
上記本発明の各発明によれば、次の効果が得られる。
第1の発明によれば、贈答の玩具と一緒に当該玩具を贈答する趣旨のメッセージが送られてくるため贈られた者の喜びも増し、贈答効果がより大きなものになる。
第2の発明によれば、贈り手は、録音手段によって、贈答趣旨を表す任意のメッセージを贈答用玩具に録音することができる。受け手は、贈られた贈答用玩具の再生手段を用いて贈り手の録音したメッセージを再生することにより、贈答の趣旨を知ることができる。
更に、この第2の発明によれば、贈り手が録音手段によって録音した音声によって、贈り手の贈答趣旨を受け手に知らせることができるほかに、定型音声データによっても、贈り手の贈答趣旨を受け手に知らせることができ、贈答効果をより増大させることができる。
第3の発明によれば、受け手が再生手段を用いて音声データの再生をさせると、定型音声データによる定型の音声と、贈り手が録音した音声が、連続して再生されることにより、受け手は贈答の趣旨をより確実に知ることができる。
第4の発明によれば、受け手が再生手段を用いて音声データを再生させると、定型音声データが玩具の声として再生され、又は贈り手が録音した贈答趣旨を表す音声が贈り手の声で再生され、又は定型音声データが玩具の声で贈り手が録音した音声データが贈り手の声で連続再生されるのに伴って、玩具の台座にのった人形が回転するので、受け手は和やかな雰囲気のもとで贈り手のメッセージを聞くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る贈答用玩具10の一実施形態を示している。
贈答用玩具10は、円柱状のケーキの形をした台座12と台座12の上に乗った人形14で構成されている。台座12の正面には音声再生用のスピーカー16と、音声録音用のマイク18を備えている。台座12の上面左側には、イチゴの形をした定型再生ボタン20を備えている。台座12の上面右側には録音再生ボタン22を備えている。また、台座12の上面には、蝋燭の形をした電灯24を備えている。そして、台座12の裏側には、電池ケース26と録音ボタン28を備えている。
【0012】
図2は、贈答用玩具10に内蔵された、音声データの録音再生装置30の構成を示している。中央制御部32は、ボタン操作を検出し、音声の録音・再生を制御すると共に、音声の録音・再生時に電灯24を点灯させ、音声再生時には贈答用玩具10の人形14の回転を制御する機能を有する。
録音ボタン検出部34は、録音ボタン28の押下を検出する。定型再生ボタン検出部36は定型再生ボタン20の押下を検出する。録音再生ボタン検出部38は録音再生ボタン22の押下を検出する。
定型音声データ記録部40には、玩具の声として再生される贈答の趣旨を表す定型音声データが記録されている。また、登録音声データ記録部42には、贈り手が登録する登録音声データが記録される。
録音手段44は、マイク18から入力された贈り手の声のメッセージの音声信号を音声データに変換して、登録音声データ記録部42に記録させる機能を有する。
再生手段46は、中央制御部32から送られた定型音声データ又は登録音声データを音声信号に変換して、スピーカー16に送り、音声を再生させる機能を有する。
【0013】
図3は、贈答用玩具10の人形14を回転させる機構を示す。人形14の中心部には回転軸50があり、回転軸50は、軸受52,カップリング54を経て、モーター56の回転軸に連結されている。モーター56には減速機付モーターを使用する。モーター56が起動すると、人形14が所定の速度で回転を始め、モーター56が停止すると、人形14は回転を停止する。ここで、人形14を正面で停止させるため、人形14の底面には一カ所位置センサ金属58が埋め込まれており、人形が正面を向いたときに、位置センサ金属58が位置する所の台座12の裏面には、近接スイッチ60が配置され、位置センサ金属58が近接スイッチ60の真上に来たときに、モーター56の回転が停止するように制御されている。
【0014】
図4は贈答用玩具10に内蔵された、人形14を回転させる動作制御装置70の構成を表している。音声データの再生が開始されると、中央制御部32からモーター駆動部72へモーター起動指示が送られ、モーター駆動部72は起動停止スイッチ74に起動指示を送る。起動指示が送られると、起動停止スイッチ74はモーター56を起動する。音声データの再生が終わると、中央制御部32からモーター駆動部72へモーター停止指示が送られ、モーター駆動部72は、起動停止スイッチ74にモーター停止指示を送る。起動停止スイッチ74は、停止指示を受けた後、近接スイッチ60が近接を検出したときに、モーター56を停止する。
【0015】
贈答用玩具10の贈り手が、台座12の裏面の録音ボタン28を押下すると、電灯24が点灯し、録音が開始される。贈り手が、台座12の正面にあるマイク18に向かって話すことにより、受け手に贈るメッセージを贈答用玩具10に録音することができる。音声はマイク18により音声信号に変換され、録音手段44によって音声データに変換されて登録音声データ記録部42に記録される。贈り手が再度録音ボタン28を押下すると、電灯24が消灯し、録音が終了する。
【0016】
贈答用玩具10の贈り手は、録音再生ボタン22を押下して、登録音声データ記録部42に記録された音声データを再生することができる。そして、録音内容を確認して、必要に応じて、音声の再登録をすることができる。再登録された音声データは前に登録された音声データに上書きされる。
贈り手は、再生される内容を確認したうえで、宅配便等の配送手段で贈答用玩具10を受け手に送ることができる。
【0017】
受け手が、贈答用玩具10を受け取り、録音再生ボタン22を押下すると、中央制御部32が録音再生ボタン検出部38により録音再生ボタン22の押下を検出し、登録音声データを再生手段46に送り、再生手段46は登録音声データを音声信号に変換してスピーカー16に送り、スピーカー16から贈り手の声で、贈り手のメッセージが流れる。
中央制御部32は、音声の再生に併せて、電灯24を点灯させ、動作制御装置70のモーター駆動部72に動作開始の指示を送る。モーター駆動部72は、モーター起動停止スイッチ74に起動指示を送り、モーター起動停止スイッチ74がモーター56を起動し、人形14が回転を始める。
登録音声データの再生が終わると、中央制御部32は電灯24を消灯させ、モーター駆動部72にモーター56を停止させる指示を送り、モーター駆動部72は、モーター起動停止スイッチ74にモーター56を停止する指示を送る。モーター起動停止スイッチ74は、モーター停止指示を受け取った後、近接スイッチ60から位置センサ金属58が近接した信号を受け取ったとき、モーター56を停止させる。すると人形14は、正面を向いた状態で回転を停止する。
【0018】
受け手が、贈答用玩具10の定型再生ボタン20を押下すると、中央制御部32が、定型再生ボタン検出部36により定型再生ボタン20の押下を検出し、定型音声データを再生手段46に送り、再生手段46は定型音声データを音声信号に変換してスピーカー16に送り、スピーカー16から人形の声として、定型音声によるメッセージが流れる。
音声の再生に併せて電灯24が点灯し、人形14が回転を始めること、音声の再生が終了すると電灯24が消灯し、人形14が回転を停止することは、録音再生ボタン22を押下したときと同様である。
【0019】
贈答用玩具10では、定型再生ボタン20を押下したときに、まず定型音声データを再生し、続けて登録音声データを再生する構成とすることもできる。この構成では、贈答用玩具の動き等はつぎのようになる。
贈答用玩具10の受け手が、定型再生ボタン20を押下すると、電灯24が点灯し、人形14が回転を始め、音声データの再生が始まる。
最初に定型音声データが再生され、スピーカー16から人形の声として、たとえば誕生日ソングが「ハッピーバースデートゥーユー ♪ ハッピーバースデートゥーユー ♪・・・」と流れ、続けて誕生日祝いに贈る言葉として贈り手が吹き込んでおいた「○○年○○月○○日○○○○君誕生日おめでとー!」というメッセージが、贈り手の声で再生される。そして、登録音声データの再生が終わると、電灯24が消灯し、人形14が正面まで回転したところで回転を停止する。
【0020】
贈答用玩具の受け手は、玩具に記録された登録音声データ又は定型音声データが再生されることで、贈り物の趣旨を知ることとなるので、贈り手は、メッセージを別途伝えることが不要となる。また、贈答用玩具によりお祝い等のメッセージを伝えれば、グリーティングカード等でメッセージを贈るのに比べ、受け手に強い印象を与えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
【0021】
本発明は、上記実施の形態で説明した外観、構成、処理、表示例等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、上記実施の形態では、1つの定型音声データと1つ登録音声データを使用する例を示したが、それぞれを複数個とし、交互に再生する構成も可能である。
また、上記実施の形態では定型音声データとして、誕生日プレゼント用の構成を示したが、結婚記念日用、合格祝い用等の様々な用途に使用できる。また、複数の種類の定型音声データを予め記録しておき、ディップスイッチ等での切り替えにより、再生対象の定型音声データを選択できる構成とすることも可能である。
また、上記実施の形態では、人形の動きは回転としたが、動きは回転に限られず、頭を左右に振る、手足を上下に動かす等の種々の構成が可能である。
また、上記実施の形態では、録音再生装置と玩具の動作制御装置を内蔵する構成の玩具を示したが、この玩具に周知の目覚まし時計機能を付加する事により、玩具の用途を広げることができる。時計が所定の設定時刻になると、目覚まし音として定型音声データ又は登録音声データが再生される構成とすることができる。目覚まし時計機能を付加することにより、実用性が高まり、長期間にわたり受け手にメッセージ付の贈答用玩具が愛用されることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】贈答用玩具の一実施形態である。
【図2】玩具に内蔵の録音再生装置の説明図である。
【図3】人形の動作原理の説明図である。
【図4】玩具に内蔵の動作制御装置の説明図である。
【符号の説明】
【0023】
10 贈答用玩具
12 台座
14 人形
16 スピーカー
18 マイク
20 定型再生ボタン
22 録音再生ボタン
24 電灯
26 電池ケース
28 録音ボタン
30 録音再生装置
32 中央制御部
34 録音ボタン検出部
36 定型再生ボタン検出部
38 録音再生ボタン検出部
40 定型音声データ記録部
42 登録音声データ記録部
44 録音手段
46 再生手段
50 回転軸
52 軸受
54 カップリング
56 モーター
58 位置センサ金属
60 近接スイッチ
70 動作制御装置
72 モーター駆動部
74 起動停止スイッチ



【特許請求の範囲】
【請求項1】
贈答用玩具により贈答メッセージを伝達する方法であって、玩具を構成する構成体内には、音声を録音することのできる録音手段と、該録音手段により録音された音声データを再生することのできる再生手段とを備え、該玩具の録音手段により当該玩具の贈り手が当該玩具を贈答する趣旨のメッセージを録音して受け手に当該玩具を贈り、受け手が当該玩具の再生手段によりメッセージを再生することにより玩具の贈答趣旨を知ることができることを特徴とする贈答用玩具による贈答メッセージ伝達方法。
【請求項2】
玩具を構成する構成体内には、当該玩具の贈り手の贈答趣旨の音声を録音することのできる録音手段と、該録音手段により録音された音声データを当該玩具の受け手が再生することのできる再生手段と、更に、贈答趣旨を表す定型の音声を予め固定した定型音声データとを備え、前記再生手段による再生は該定型音声データによる贈答趣旨を表す定型の音声と、前記録音手段により録音された当該玩具の贈り手の音声が再生されるようになっており、当該玩具に記録された音声の内容を通じて当該玩具の贈答趣旨を知ることができることを特徴とする贈答用玩具。
【請求項3】
請求項2に記載の贈答用玩具であって、
前記定型音声データによる定型の音声と、前記録音手段により録音された当該玩具の贈り手の音声が、前記再生手段により連続して再生されるようになっていることを特徴とする贈答用玩具。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の贈答用玩具であって、
前記玩具は人形と該人形を乗せることのできる台座とから構成されており、前記台座内には人形を回転させることのできる動作手段が備えられており、該動作手段は前記再生手段と連動されており、再生手段の起動に伴ない動作手段も起動するようになっていることを特徴とする贈答用玩具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−206558(P2008−206558A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−43634(P2007−43634)
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【出願人】(500283848)
【Fターム(参考)】