説明

超磁歪素子の製造方法及び該超磁歪素子を用いた機器

【課題】インクジェットプリンターのヘッドや、超磁歪素子を振動デバイスとして用いた補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器などの機器に用いられる、簡単にして微細な磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法を提供する。
【解決手段】製造方法は、第1に、棒状の長尺体で、磁界をかけることで形状変化を生じる超磁歪材料1の表面を絶縁材5でコーティングする。第2に、その後、絶縁材5の表面に導電性金属層6を形成する。第3に、その後、レーザー光7の加工により導電性金属6が磁界発生用のコイル状模様となるよう導電性金属6の不要部分を剥離して磁界発生用コイル部8を形成する。第4に、その後、所望の長さに切断して製作される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法及び該超磁歪素子を用いたインクジェットプリンターのヘッドや、該超磁歪素子を振動デバイスとして用いた補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器などの機器に関するものであり、主としてインクジェットプリンターのヘッドに超磁歪素子を用いることを主眼に開発されたものである。
【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンターに一般的に使われる方式には、発熱によりインクを沸騰させて生じた気泡の圧力でインクを射出してプリントする「サーマル方式」と、電圧を加えることにより変形するピエゾ素子の圧力でインクを射出してプリントする「ピエゾ方式」の2種類がある。
【0003】
ピエゾ方式とは、電圧を加えると変形するピエゾ素子(圧電素子)を用いた方式である。ピエゾ素子をインクの詰まった微細管に取り付け、このピエゾ素子に電圧を加えて変形させることでインクを管外へと吐出させる。サーマル方式では難しい高粘度・速乾燥性のインクを使用できるメリットを生かして多数採用されている。
【0004】
ピエゾ方式では、ピエゾの変形量そのものを電圧制御するため、インク噴出量や液滴サイズを精密に制御できる。インク吐出制御に熱を使用しないため、使用環境の気圧や気温に左右されずヘッドの耐久性も高い。インクを加熱しないため、サーマル方式に比べて幅広いインクに対応可能であるなどの長所がある。
【0005】
しかし、ピエゾ方式にも、短所としてインク内に気泡が混じると目詰まりが生じる点、ドット毎にピエゾ素子を用意するためヘッド構造が複雑である点、ピエゾ素子を小型化するとインクを押し出すために必要な体積変化が得られにくい点などがある。
【0006】
ピエゾ方式にも積層型、ユニモルフ型、シェアモード型などがある。全て電圧(電界)を加える形式であるが、これらの形式より、より形状変化の大きく、電気エネルギーをより効率よく機械エネルギーに変換できる形式のものが提案できれば、インクジェットプリンターの小型化が可能となる。装置が小型化したとしても、充分な体積変化が得らるならば、より解像度の高いプリントが可能なインクジェットプリンターが提供できる。
【0007】
そこでピエゾ素子の代わりに超磁歪素子を使用することを考えた。外部から磁界をかけると形状変化が起こる現象を磁歪効果という。そして、通常の磁歪材料に比べて変化倍率が100倍程度大きな材料が超磁歪材料といわれている。超磁歪材料は、テルビウム、ディスプロシウム、鉄からなる単結晶超磁歪材料であり、高出力、高耐久性、高速応答性を持つ。この超磁歪材料で製作された単位部品が超磁歪素子と呼ばれている。
【0008】
この超磁歪素子の特性を利用し、ピエゾ素子の代わりに使用することによって、インクジェットプリンターのヘッドや振動デバイスを有する補聴器などの機器をより小型化にすることができ、更に、小型化することによる体積変化の問題も解決することも可能となるため、その活用が試みられてきた。
【0009】
しかし、超磁歪素子は磁界をかけることにより形状変化が起こるものであるので、例えば特許文献1に示すように、超磁歪素子の外部に磁界発生用コイル部(特許文献1では振動励起用コイルという)を必要とする。そのため製造方法とも関係して、一定の大きさを必要とすると考えられ、インクジェットプリンターのヘッドに利用する微細な素子としたり、簡単に異なる巻き数の磁界発生用コイル部を有する素子とすることには無理があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2002−66457号公開特許公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、簡単にして微細な磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法を提供し、超磁歪素子を用いたインクジェットプリンターのヘッドや、該超磁歪素子を振動デバイスとして用いた補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器などの機器を実現しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するため、第1の発明は、磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法に次の手段を採用する。
第1に、棒状の長尺体で、磁界をかけることで形状変化を生じる超磁歪材料の表面を絶縁材でコーティングする。
第2に、その後、該絶縁材の表面に導電性金属層を形成する。
第3に、その後、レーザー加工により導電性金属が磁界発生用のコイル状模様となるよう導電性金属の不要部分を剥離して磁界発生用コイル部を形成する。
第4に、その後、所望の長さに切断して製作される。
【0013】
第2の発明は、上記磁界発生用コイル部が、電気を入力するための電極部以外の部分を絶縁材で再度コーティングされるものであることを第1の発明に付加した磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法である。
【0014】
第3の発明は、第1または第2の発明の磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を用いて、磁界をかけることで生じる該超磁歪素子の形状変化により発生する圧力で、貯留室に貯留されているインクまたはインク以外の吐出液を外部に吐出するインクジェットプリンターのヘッドである。
【0015】
第4の発明は、第1または第2の発明の磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を振動デバイスとして用いた機器である。
【0016】
第5の発明は、上記振動デバイスとして用いた機器が、補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器のうちいずれかであることを第4の発明に付加した機器である。
【発明の効果】
【0017】
第1の発明による製造方法では、長尺体の超磁歪材料を用い、所望の長さに切断して製作されるので、超磁歪材料の長さや太さを使用する対象に応じて決めることができるものとなった。更に、磁界発生用コイル部を、コーティングした絶縁材の表面に導電性金属層を形成し、その導電性金属層の不要部分をレーザー加工により剥離するので、ミクロメートル単位の幅やピッチのコイル部の作成が可能となり、微細な磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を提供することができることとなった。また、磁界発生用コイル部の幅やピッチも使用の目的や磁歪効果の強弱により決めることができるものとなったので、種々の機器に利用可能となった。
【0018】
第2の発明の効果ではあるが、電気を入力するための電極部以外の部分を絶縁材で再度コーティングしたものであるので、この製造方法で製造された超磁歪素子の磁界発生用コイル部は、漏電及びショートなどを起こす危険のないものとなった。
【0019】
第3の発明の効果ではあるが、インクジェットプリンターのヘッドに、磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を用いるので、装置を小型化しても充分な体積変化が得られ、解像度の高いプリントが可能なインクジェットプリンターを提供することができた。
第4及び第5の発明の効果ではあるが、磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を振動デバイスとして用いたので、簡単にして微細な振動デバイスを用いた補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器などの機器を提供することができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明における磁界発生用コイル部の製造方法を示す説明図。
【図2】磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の一実施例を示す説明図。
【図3】同断面説明図。
【図4】超磁歪素子と磁界との関係を示す原理説明図。
【図5】磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を用いたインクジェトプリンターのヘッドを示す説明図で、(イ)は加電圧前の状態を示す図であり、(ロ)は加電圧状態を示す図である。
【図6】磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を積層型ピエゾヘッドのピエゾ素子の代わりに用いたインクジェットプリンターのヘッドを示す説明図で、(イ)は加電圧前の状態を示す図であり、(ロ)は加電圧状態を示す図である。
【図7】磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子をユニモルフ型ピエゾヘッドのピエゾ素子の代わりに用いたインクジェットプリンターのヘッドを示す説明図で、(イ)は加電圧前の状態を示す図であり、(ロ)は加電圧状態を示す図である。
【図8】磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子をシェアモード型ピエゾヘッドのピエゾ素子の代わりに用いたインクジェットプリンターのヘッドを示す説明図で、(イ)は加電圧前の状態を示す図であり、(ロ)は加電圧状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、実施例と共に本発明を実施するための形態について説明する。図2及び図3は、磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3の一実施例を示す説明図及び断面説明図であり、図1が磁界発生用コイル部2の製造方法を示す説明図である。
【0022】
実施例で示す磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3は、インクジェットプリンターのヘッド13に用いられるものであって、超磁歪素子3の高さ2ミリメートル、厚さ直径800ミクロメートルの断面円形の柱状体のものである。
【0023】
この磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3の製造方法について説明する。
先ず、断面円形で厚み約700ミクロメートルの長尺な超磁歪材料1を準備する。超磁歪材料1の厚みは、一例であって数ナノメートルからのものを用いることができる。超磁歪材料1とは、テルビウム、ディスプロシウム、鉄からなる単結晶超磁歪材料であり、高出力、高耐久性、高速応答性を持つ。実施例では、断面円形の棒状の長尺体を用いているが、これに限らず、断面方形または断面角を丸めた方形または断面略円形の長尺体であっても好い。尚、超磁歪材料1は磁界をかけることで形状変化を生じる。
【0024】
製造方法の第1工程では、超磁歪材料1の表面を全体に渡って電気絶縁性を有する樹脂からなる内絶縁材5でコーティングする。実施例での該内絶縁材5の厚みは、50ミクロメートルである。尚、内絶縁材5は可塑性のあるものが望ましく、超磁歪材料1に付着しやすい樹脂が好ましい。
【0025】
第2工程では、該内絶縁材5の表面に磁界発生用コイル部2となる導電性金属6を塗布する。実施例における導電性金属6は、銀などの金属が好ましいが導電性を有するものであればよい。実施例における導電性金属6の厚みは、20ミクロメートルであるが、磁界発生用のコイルとして機能をできる厚みであればよい。本実施例では、導電性金属6は塗布され、導電性金属層を形成しているが、他の方法、例えば蒸着などにより導電性金属層を形成したものであってもよい。
【0026】
第3工程では、超磁歪材料1に塗布した導電性金属6にレーザー光7を照射し、超磁歪材料1を回転させながら前進させ、磁界発生用コイル部2を形成する。即ち、レーザー加工により導電性金属6が、磁界発生用のコイル状模様となるよう導電性金属6の不要部分を剥離して磁界発生用コイル部2を形成するのである。磁界発生用コイル部2におけるコイル8は、コイルピッチ100ミクロメートル、幅20ミクロメートルである。コイル8の厚みは、コイル8を構成する導電性金属6の厚みである20ミクロメートルに合わせたものである。勿論、コイル8の幅や厚みはこれに限定されるものではない。レーザー光7の幅、超磁歪材料1の回転の速度や前進の速度を変えることにより磁界発生用のコイル8の幅、巻き数、ピッチなどを制御することができる。
【0027】
第4工程では、磁界発生用コイル部2が形成された超磁歪素子3(超磁歪材料1に磁界発生用コイル部2を形成したもの)における磁界発生用コイル部2で電気を入力するための電極部(プラス電極10、マイナス電極11)以外の部分を外絶縁材9で再度コーティングする。この場合の外絶縁材9の厚みは、実施例では、内絶縁材5に合わせ50ミクロメートルである。勿論この厚みに限定されるわけではない。外絶縁材9は内絶縁材5と同様、可塑性のあるものが望ましい。尚、第4工程は、外絶縁材9を必要としない磁歪発生用コイル部2が形成された超磁歪素子3を製造する場合には、省いてもかまわない。
【0028】
第5工程では、磁界発生用コイル部2が形成された超磁歪素子3を所望の長さに切断する。実施例では、インクジェットプリンターのヘッド用の超磁歪素子3を得るため、長さ2ミリメートルで切断している。
【0029】
上記のような製造工程で製造された磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3は、プラス電極10及びマイナス電極11に通電し、磁界発生用コイル部2に電圧をかけると、図4に示されるように、磁界12が、超磁歪素子3の中央に発生する。磁界12がかけられることにより本実施例における超磁歪素子3は、主として図4中縦方向に伸びるという形状変化を起こす。
【0030】
次に、図5は、上記磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3を用いたインクジェットプリンターにおけるヘッド13の一例を示す説明図である。ヘッド13は、インク貯溜室14の上部に変形可能な天板15を設けて、その上部に天板15に向かって伸びる超磁歪素子3を設置したものである。また、ヘッド13のインク貯溜室14の下端には、噴射口16が形成されている。
【0031】
図5中(イ)は加電圧前の状態を示す図であり、(ロ)は加電圧状態を示す図である。尚、図5中(イ)では、磁界発生用コイル部2に通電されていないため、磁界12は発生してない。従って、超磁歪素子3も形状変化を起こしていない。そこで、プラス電極10及びマイナス電極11に通電する。これにより磁界発生用コイル部2に電圧がかかり、磁界12が発生し、超磁歪素子3が図5(ロ)中縦方向に伸びる形状変化を起こし、超磁歪素子3下端が、天板15を押圧し、インク貯溜室14を変形させ、噴射口16からインク滴17を噴出する。
【0032】
図5は、超磁歪素子3を用いたインクジェットプリンターにおけるヘッド13を示すものであるが、従来から存在する積層型ピエゾヘッド、ユニモルフ型ピエゾヘッド及びシェアモード型ピエゾヘッドにおけるピエゾ素子の代わりに本発明に係る磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3を用いることができる。
【0033】
図6(イ)(ロ)は、磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3を積層型ピエゾヘッドのピエゾ素子の代わりに用いたインクジェットプリンターのヘッド13を示す説明図である。図6(ロ)では、プラス電極10及びマイナス電極11に通電することにより磁界発生用コイル部2で磁界12が発生し、磁界12を受け、超磁歪素子3は縦方向に長くなるという形状変化を起こし、インク貯溜室14を押圧変形させ、噴射口16からインク滴17を噴出する。
【0034】
図7(イ)(ロ)は、磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3をユニモルフ型ピエゾヘッドのピエゾ素子の代わりに用いたインクジェットプリンターのヘッド13を示す説明図である。ここにおける超磁歪素子3は、磁界12を受け、下方に向かって曲折するよう製造される必要がある。ここで、プラス電極10及びマイナス電極11に通電することにより、磁界発生用コイル部2で磁界12が発生し、磁界12を受け、図7(ロ)に示されるように、超磁歪素子3が下方に向かって曲折するという形状変化を起こし、インク貯溜室14を押圧変形し、噴射口16からインク滴17を噴出する。
【0035】
図8(イ)(ロ)は、磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3をシェアモード型ピエゾヘッドのピエゾ素子の代わりに用いたインクジェットプリンターのヘッド13を示す説明図である。ここにおける超磁歪素子3は、磁界12を受け、伸びるという形状変化をするものとして製造される必要がある。
【0036】
該超磁歪素子3は、側壁18に接する上部と下部とに分けて設置される。また、上部の超磁歪素子3と下部の超磁歪素子3の電極の向きを反対方向に設置される。図8では、マイナス電極11が内側に位置し、プラス電極10が上下端に位置する。ここで、プラス電極10及びマイナス電極11に通電すると、磁界発生用コイル部2で磁界12が発生し、超磁歪素子3が伸び、側壁18を変形させ、インク貯溜室14を押圧し、噴射口16からインク滴17を噴出する。
【0037】
尚、図示はされていないが、磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3は、振動デバイスとし用いることもできる。該磁界発生用コイル部2を有する超磁歪素子3を振動デバイスとして用いた機器には、補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器などがある。
【符号の説明】
【0038】
1・・・・・超磁歪材料
2・・・・・磁界発生用コイル部
3・・・・・超磁歪素子
5・・・・・内絶縁材
6・・・・・導電性金属
7・・・・・レーザー光
8・・・・・コイル
9・・・・・外絶縁材
10・・・・プラス電極
11・・・・マイナス電極
12・・・・磁界
13・・・・ヘッド
14・・・・インク貯溜室
15・・・・天板
16・・・・噴射口
17・・・・インク滴
18・・・・側壁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
棒状の長尺体で、磁界をかけることで形状変化を生じる超磁歪材料の表面を絶縁材でコーティングし、
その後、該絶縁材の表面に導電性金属層を形成し、
その後、レーザー加工により導電性金属が磁界発生用のコイル状模様となるよう導電性金属の不要部分を剥離して磁界発生用コイル部を形成し、その後、所望の長さに切断して製作されることを特徴とする磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法。
【請求項2】
上記磁界発生用コイル部が、電気を入力するための電極部以外の部分を絶縁材で再度コーティングされるものである請求項1に記載の磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子の製造方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載の磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を用いて、磁界をかけることで生じる該超磁歪素子の形状変化により発生する圧力で、貯留室に貯留されているインク又はインク以外の吐出液を外部に吐出するインクジェットプリンターのヘッド。
【請求項4】
請求項1または2に記載の磁界発生用コイル部を有する超磁歪素子を振動デバイスとして用いた機器。
【請求項5】
上記振動デバイスとして用いた機器が、補聴器、骨伝導補聴器、スピーカー、スプレーガン、加湿器のうちいずれかである請求項4に記載の機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−187793(P2011−187793A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−52882(P2010−52882)
【出願日】平成22年3月10日(2010.3.10)
【出願人】(308037579)
【出願人】(509029221)
【Fターム(参考)】