説明

車両のフード支持構造

【課題】フードを開く際の衝撃を緩和して操作性や耐久性の向上を図ることができる車両のフード支持構造を提供すること。
【解決手段】車両のフードを左右のフードヒンジ3によって車体に対して回動可能に支持するとともに、各フードヒンジ3にその回動範囲を規制するストッパ機構(ストッパ面12とストッパ片13)を設けて成る車両のフード支持構造において、左右のフードヒンジ3の回動範囲を互いに異ならせる。又、フードを支持してその開状態を維持するためのフードステイを車両の左右何れか一方に配置し、該フードステイが配置された側のフードヒンジ3の回動範囲を他側のフードヒンジ3の回動範囲よりも広くする。更に、フードステイによってフードの開状態が維持された状態において、フードステイが配置されていない側(左側)のフードヒンジ3のストッパ機構が動作するよう構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のフードを左右のフードヒンジによって車体に対して回動可能に支持するための車両のフード支持構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両前部のエンジンルームは、その上面開口部がフードによって開閉されるが、フードは左右のフードヒンジによって車体に対して回動可能に支持されている。ここで、左右の各フードヒンジには、その回動範囲(つまり、フードの最大開き角度)を規制するストッパ機構が設けられ、フードの開き過ぎによる車体部品との当接を防止している。
【0003】
而して、車両製造時や点検・修理時等にはフードが開けられてエンジンルームが開放され、フードの開放状態は例えば車両右側に配されたフードステイによって支持されて維持される。ここで、フードステイは、例えばその基端部がフード裏面に回動可能に支持され、先端部に形成された係止部が車体パネルに形成された係止孔に挿入される。
【0004】
ところで、フードの支持構造に関して、例えば特許文献1には、ヒンジブラケット(メール)に、ヒンジアーム(ヒメール)に形成された第1のストッパとは反対方向に延びる第2のストッパを延設することによって、ヒンジアーム(ヒメール)の捩れ変形を防ぐ構成が提案されている。
【0005】
又、特許文献2には、ヒンジブラケットの枢軸回りに円弧状のガイド溝を形成し、ヒンジアームに形成された突片を前記ガイド溝に嵌入させることによってフードの回動範囲を規制するストッパ機構を構成する提案がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平8−099652号公報
【特許文献2】特開平9−301219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、従来のフード支持構造にあっては、左右のフードヒンジは対称形状に形成され、各フードヒンジに設けられたストッパ機構によるフードヒンジの回動範囲の規制値(フードの最大開き角度)は左右で同じに設定されているため、フードの最大開き位置で左右のストッパ機構は同時に動作することになる。このため、フードを最大角度まで開いてストッパ機構が動作したときの衝撃が大きく、フードやフードヒンジへの負荷が大きくなってそれらの耐久性に問題が生じる場合がある。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、フードを開く際の衝撃を緩和して操作性や耐久性の向上を図ることができるとともに、フードステイの外れを防ぐことができる車両のフード支持構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車両のフードを左右のフードヒンジによって車体に対して回動可能に支持するとともに、各フードヒンジにその回動範囲を規制するストッパ機構を設けて成る車両のフード支持構造において、前記左右のフードヒンジの回動範囲を互いに異ならせたことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記フードを支持してその開状態を維持するためのフードステイを車両の左右何れか一方に配置し、該フードステイが配置された側のフードヒンジの回動範囲を他側のフードヒンジの回動範囲よりも広くしたことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記フードステイによって前記フードの開状態が維持された状態において、前記フードステイが配置されていない側のフードヒンジのストッパ機構が動作するよう構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明によれば、左右のフードヒンジの回動範囲を互いに異ならせたため、フードを最大限開いたときにフードヒンジのストッパ機構の働くタイミングを異ならせることができる。つまり、一方のストッパ機構のみが動作し、他方のストッパ機構は動作しないでフードのそれ以上の回動を許容する状態とすることができるため、フードを最大角度まで開いたときのストッパ機構による衝撃が緩和され、フードやフードヒンジへの負荷が小さく抑えられてそれらの耐久性が高められるとともに、フードを開く際の最大角度(最大開度)に対する注意を緩和することができるために操作性が高められる。この場合、一方のフードヒンジのストッパ機構によってフードヒンジの開き方向の動作が規制された後は、フードの弾性変形を利用してフードの開き方向に他方のフードヒンジのストッパ機構が動作するまでフードヒンジを回動させることができる。つまり、フードの弾性変形によって回動範囲を互いに異ならせた左右のフードヒンジのストッパ機構を順次働かせることが可能となり、フードの弾性変形と相俟って該フードの開き方向の動きを柔らかく受け止めることができ、ストッパ機構に緩衝材等を設けなくても衝撃を緩和することができる。
【0013】
又、ストッパ機構によるフードの回動範囲の規制が緩やかに行われるため、操作者にフードが最大開度に近い開放位置であることを体感させることが可能となって、操作者よるフードの開き操作によってフードやフードヒンジに無理な力が加えられることがなく、フードやフードヒンジへの負荷が軽減されてそれらの耐久性が高められる。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、フードステイが配置された側のフードヒンジの回動範囲を他側のフードヒンジの回動範囲よりも広くしたため、フードの弾性変形によって該フードのフードステイ側をより大きく開放することができ、フードステイの操作性を犠牲にすることなく、フードの回動範囲を最小限に抑えることができる。
つまり、フードステイが配置された側のフードヒンジのストッパ機構が働くタイミングを他側のフードヒンジのストッパ機構が働くタイミングよりも遅くしたため、フードの最大回動位置を最小限に抑えつつ、フードの弾性変形を利用して該フードのフードステイ側のみをより大きく開放することができ、フードステイの操作性を犠牲にすることがないフード支持構造とすることができる。
【0015】
又、フードステイによって支えられて開状態が維持されたフードは、弾性変形から開放されて元に戻っており、その状態から開方向への許容可動範囲がフードヒンジのストッパ機構やフードの弾性によって狭く規制されるため、風等によるフードステイの係止孔からの外れが防がれる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、フードステイが配置されていない側のフードヒンジのストッパ機構が動作した後、フードを他側のストッパ機構が動作するまで開き方向に回動させてフードステイを車体側の係止孔に挿入して係止させる。このため、該フードステイが係止された後は、フードが弾性によって元の状態に戻る力がフードステイの係止方向に作用するため、フードステイの係止が緊密になされ、フードの開方向の動きが規制されてフードステイの係止孔からの外れが防がれる。
【0017】
又、フードステイによって開状態が維持されているフードの位置でストッパ機構(フードステイが配置されていない側のフードヒンジのストッパ機構)が動作するため、フードステイの先端と係止孔が近接する角度位置でフードの開度規制が行われ、操作者がフードステイの先端を挿入する係止孔の位置を目視で確認し易く、その状態ではフードステイの先端と係止孔が近接した配置のフードステイの係止孔への係止操作の作業性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】フードが閉じられた状態の車両前部の斜視図である。
【図2】フードが開けられた状態の車両前部の斜視図である。
【図3】フードを開けてフードステイを使用する前の状態を示す図2のAの拡大詳細図である。
【図4】フードを開けてフードステイによってフードを開状態に維持している状態を示す図2のAの拡大詳細図である。
【図5】フードが閉じているときのフードヒンジを示す斜視図である。
【図6】フードが開いているときのフードヒンジを示す斜視図である。
【図7】フードヒンジのヒンジブラケットの側面図である。
【図8】図7のB部拡大詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0020】
図1はフードが閉じられた状態の車両前部の斜視図、図2はフードが開けられた状態の車両前部の斜視図、図3はフードを開けてフードステイを使用する前の状態を示す図2のAの拡大詳細図、図4はフードを開けてフードステイによってフードを開状態に維持している状態を示す図2のAの拡大詳細図、図5はフードが閉じているときのフードヒンジを示す斜視図、図6はフードが開いているときのフードヒンジを示す斜視図、図7はフードヒンジのヒンジブラケットの側面図、図8は図7のB部拡大詳細図である。
【0021】
図1及び図2に示すように、車両前部のエンジンルーム1(図2参照)は、その上面開口部がフード2によって開閉され、車両製造時や点検・修理時等にはフード2が図2に示すように開けられてエンジンルーム1が開放される。ここで、フード2は、その左右両端後部が図3〜図6に示す左右一対のフードヒンジ3(図3〜図6には一方のみ図示)によって車体側のヒンジ軸4を中心として上下に回動可能に支持されており、これが上下に回動することによってエンジンルーム1の上部開口部が開閉される。尚、フード2が図1に示すように閉じられているときには、該フード2は、車両前部に幅方向に配設された不図示のフードロックメンバに設けられたフードロックがフードの前部に設けられたストライカと係合することによって閉じ状態が維持されている。
【0022】
而して、フード2の図2に示す開放状態は、車両右側に配された細長いフードステイ5が車体パネルとフードとの間につっかい棒状態に配置されてフードの倒れ(閉じ方向への回動)を防止することによって維持される。このフードステイ5は、鋼製の丸棒で構成されており、図4に示すように、その基端部がフード2の裏面の後端部右側に取り付けられた支持部材6に回動可能に支持されており、先端部に形成された係止部5Aが車体パネルである右側のランプサポートメンバ7に形成された係止孔8に挿入されて係止される。尚、フードステイ5は、これを使用しない場合(フード2が図1に示すように閉じられている場合)には、図3に示すように、フード2の裏面に固定された固定フック9に係合した状態でフード2の裏面に格納されている。
【0023】
ところで、フード2を回動可能に支持する左右一対の前記フードヒンジ3の構成を図5及び図6に示すが(図5及び図6には一方のみ図示)、各フードヒンジ3は、車体のエプロンサイドメンバ10(図3及び図4参照)上に固定されるヒンジブラケット3Aと、該ヒンジブラケット3Aに一端がヒンジ軸4によって回動可能に軸支されたヒンジアーム3Bとで構成されており、ヒンジアーム3Bの他端は図3及び図4に示すようにフード2の裏面の後端部左右にそれぞれ取り付けられている。
【0024】
上記ヒンジブラケット3Aは、板金製であり車体への取付部となるフランジ部3aと、該フランジ部3aから屈曲して垂直に起立する垂直部3bとで構成されており、フランジ部3aが図3及び図4に示す車体のエプロンサイドメンバ10上に取り付けられる。そして、図7に示すように、ヒンジブラケット3Aの垂直部3bの上部には前記ヒンジ軸4が横方向(車両の幅方向であり、図7の紙面垂直方向)に挿通するための円孔11が形成され、この円孔11の近傍には円孔11の中心からの距離が変化する段部が形成されている。車両搭載状態で斜めに傾斜したこの段部と後述するヒンジアーム3Bのストッパ片13とでストッパ機構を構成し、この段部がストッパ片13と当接するストッパ面12とされている
【0025】
他方、前記ヒンジアーム3Bは、板金製であり、側面視略U字状に成形されており、ヒンジ軸4によってヒンジブラケット3Aに回動可能に枢着される一端部(基端部)の一部はL字状に直角に折り曲げられてストッパ面12に当接するストッパ片13が形成されている。又、ヒンジアーム3Bの他端部には平坦なフランジ部3cが形成され、このフランジ部3cがフード2の裏面後端部の左右にそれぞれ取り付けられている。
【0026】
而して、図1に示すように閉じられているフード2のフードロックによるロックを解除した後、該フード2の先端部を持ち上げてこれを左右のフードヒンジ3のヒンジ軸4を中心として上方へ回動させることによってフード2を開くことができるが、このようにフード2を開くと、フードヒンジ3のヒンジアーム3Bがフード2と共にヒンジ軸4を中心として回動する。そして、フード2が所定角度まで開いてヒンジアーム3Bのストッパ片13がヒンジブラケット3Aのストッパ面12に当接すると、ヒンジアーム3Bのそれ以上の開き動作が阻止される。つまり、フードヒンジ3には、ヒンジアーム3Bに形成されたストッパ片13とヒンジブラケット3Aに形成されたストッパ面12によって構成されるストッパ機構が設けられており、このストッパ機構によってフード2(ヒンジアーム3B)の回動範囲(最大開き角)が規制される。
【0027】
ところで、本実施の形態では、左右のフードヒンジ3の回動範囲を互いに異ならせたことを特徴としている。具体的には、フードステイ5が設けられた右側のフードヒンジ3のヒンジアーム3Bの回動範囲を左側のフードヒンジ3のヒンジアーム3Bの回動範囲よりも広くしたことを特徴としており、これは図8に示すようにヒンジブラケット3Aに形成されたストッパ面12の位置を左右で異ならせることによって実現される。詳細には、本実施の形態でのストッパ面12は、ヒンジブラケット3Aの垂直部3bの端縁で構成されており、ストッパ面12の位置を容易に左右で異ならせることができる。
【0028】
即ち、フードステイ5が設けられていない左側のフードヒンジ3のストッパ面12Lを図8に破線にて示すように右側のフードヒンジ3のストッパ面12R(図8に実線にて示す)よりも所定長さΔLだけ車両前方に位置させることによって、右側のフードヒンジ3のヒンジアーム3Bの回動範囲が左側のフードヒンジ3のヒンジアーム3Bの回動範囲よりも広く設定され、フード2を開いていくと、先ず最初に左側のフードヒンジ3のストッパ機構が動作してストッパ片13がストッパ面12Lに当接する。
【0029】
而して、図1に示すように閉じていたフード2を例えばエンジンルーム1内のメンテナンスのために開ける場合には、不図示のフードロックによるフード2のロックを解除し、フード2の前端部を持ち上げて該フード2を左右のフードヒンジ3のヒンジ軸4を中心として上方へ回動させてこれを図2に示すように開き、エンジンルーム1の上端開口部を開放する。
【0030】
ここで、本実施の形態では、前述のように左右のフードヒンジ3の回動範囲を互いに異ならせ、フードステイ5が設けられた右側のフードヒンジ3のヒンジアーム3Bの回動範囲を左側のフードヒンジ3のヒンジアーム3Bの回動範囲よりも広く設定したため、フード2を最大限に開く操作で、左側のストッパ機構が最初に動作し、右側のストッパ機構はそのとき動作しないためにフード2の弾性変形を利用してフード2のそれ以上の回動を許容し、その後右側のストッパ機構が動作する。このため、フード2を最大角度まで開いたときのストッパ機構による衝撃が緩和され、フード2やフードヒンジ3への負荷が小さく抑えられてそれらの耐久性が高められるとともに、フード2を開く際の操作性が高められる。この場合、フード2が一方のストッパ機構によって開き動作が規制された後は、フード2をその弾性変形によって開き方向に他方のストッパ機構が動作するまで回動させることができ、フード2の弾性変形によって該フード2の開き方向の動きを柔らかく受け止めることができ、ストッパ機構に緩衝材等を設けなくても衝撃を緩和することができる。
【0031】
又、ストッパ機構によるフード2の回動範囲の規制が緩やかに行われるため、操作者によるフード2の開き操作によってフード2やフードヒンジ3に無理な力が加えられることがなく、フード2やフードヒンジ3への負荷が軽減されてそれらの耐久性が高められる。
【0032】
更に、前述のようにフードステイ5が配置された右側のフードヒンジ3の回動範囲を左側のフードヒンジ3の回動範囲よりも広くしたため、フード2の弾性変形によって該フード2のフードステイ5側(右側)をより大きく開放することができ、フードステイ5の操作性を犠牲にすることなく、フード2の回動範囲を最小限に抑えることができる。
【0033】
又、フードステイ5によって支えられて開状態が維持されたフード2は、その状態から開方向への許容可動範囲が狭く規制されるため、風等によるフードステイ5の係止孔8からの外れが防がれる。
【0034】
ところで、フードステイ5が配置されていない左側のフードヒンジ3のストッパ機構が動作した後、フード2を右側のストッパ機構が動作するまで(ストッパ片13がストッパ面12Rに当接するまで)開き方向に回動させてフードステイ5の係止部5Aをランプサポートメンバ7に形成された係止孔8に挿入して係止させれば、フード2の開き状態が図2に示すよう維持される。そして、このようにフードステイ5の係止部5Aが係止孔8に係止された後はフード2が弾性によって元の状態に戻ってフードステイ5の係止部5Aの係止孔8への係止が緊密になされるため、フード2の開方向の動きが規制されてフードステイ5の係止孔8からの外れが防がれる。
【0035】
又、フードステイ5によって開状態が維持されているフード2の位置でストッパ機構(フードステイ5が配置されていない側のフードヒンジのストッパ機構)が動作するため、操作者がフードステイ5の先端位置を目視で確認し易く、その状態ではフードステイ5の係止部5Aと係止孔8が近接した配置となり、フードステイ5の係止部5Aの係止孔8への係止操作の作業性が高められる。
【符号の説明】
【0036】
1 エンジンルーム
2 フード
3 フードヒンジ
3A ヒンジブラケット
3B ヒンジアーム
3a ヒンジブラケットのフランジ部
3b ヒンジブラケットの垂直部
3c ヒンジアームのフランジ部
4 ヒンジ軸
5 フードステイ
5A フードステイの係止部
6 支持部材
7 ランプサポートメンバ
8 係止孔
9 固定フック
10 エプロンサイドメンバ
11 円孔
12 ヒンジブラケットのストッパ面(ストッパ機構)
13 ヒンジアームのストッパ片(ストッパ機構)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のフードを左右のフードヒンジによって車体に対して回動可能に支持するとともに、各フードヒンジにその回動範囲を規制するストッパ機構を設けて成る車両のフード支持構造において、
前記左右のフードヒンジの回動範囲を互いに異ならせたことを特徴とする車両のフード支持構造。
【請求項2】
前記フードを支持してその開状態を維持するためのフードステイを車両の左右何れか一方に配置し、該フードステイが配置された側のフードヒンジの回動範囲を他側のフードヒンジの回動範囲よりも広くしたことを特徴とする請求項1記載の車両のフード支持構造。
【請求項3】
前記フードステイによって前記フードの開状態が維持された状態において、前記フードステイが配置されていない側のフードヒンジのストッパ機構が動作するよう構成したことを特徴とする請求項2記載の車両のフード支持構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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