説明

車両用収納装置

【課題】、サイズ(径)の異なる複数種類の収納物の側面をリッドで安定して支持できる車両用収納装置の提供。
【解決手段】ボックス20に設けられる収納部21の開口を開閉するとともに収納部21に収納される収納物Cの側面を支持するリッド30を有する車両用収納装置10であって、リッド30は、ボックス20に第1の回動軸芯P1まわりに回動可能に支持され収納部21の開口の一部を開閉する第1のリッド31と、ボックス20に第2の回動軸芯P2まわりに回動可能に支持され収納部21の開口の残りを開閉する第2のリッド32と、を備える観音開きタイプとされており、収納部21の開口のうち第1のリッド31で開閉される面積が第2のリッド32で開閉される面積より小とされている、車両用収納装置10。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リッドで収納物の側面を支持する(サポートする)車両用収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特開平9−323575号公報は、リッドの裏面側に細径カップの側面形状に沿う湾曲状に突出形成されてなると共に太径カップの底部を載置可能な支持部を有する、車両用収納装置を開示している。
【0003】
しかし、従来の装置では、リッドの支持部にて細径カップの側面を安定して支持することはできるが、リッドが収納部の開口面積を複数段階に変更できる構成になっていないため、つぎの問題点がある。
細径カップよりも細径の収納物の側面を安定してリッドで支持することが困難である。また、細径カップよりも太径の収納物は支持部に載せられるだけであるため、細径カップよりも太径の収納物の側面を安定してリッドで支持することが困難である。よって、サイズ(径)の異なる複数種類の収納物の側面を安定してリッドで支持する(サポートする)ことが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−323575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、サイズ(径)の異なる複数種類の収納物の側面をリッドで安定して支持できる車両用収納装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ボックスに設けられる収納部の開口を開閉するとともに前記収納部に収納される収納物の側面を支持するリッドを有する車両用収納装置であって、
前記リッドは、前記ボックスに第1の回動軸芯まわりに回動可能に支持され前記収納部の開口の一部を開閉する第1のリッドと、前記ボックスに第2の回動軸芯まわりに回動可能に支持され前記収納部の開口の残りを開閉する第2のリッドと、を備える観音開きタイプとされており、
前記収納部の開口のうち前記第1のリッドで開閉される面積が前記第2のリッドで開閉される面積より小とされている、車両用収納装置。
(2) 前記第1のリッドの閉状態にあるときにおける前記第2のリッド側の端部と、前記第2のリッドの閉状態にあるときにおける前記第1のリッド側の端部との少なくとも一方に、前記第1のリッドと前記第2のリッドとの間に隙間を形成する凹部が設けられている、(1)記載の車両用収納装置。
【発明の効果】
【0007】
上記(1)の車両用収納装置によれば、つぎの効果を得ることができる。
収納部の開口のうち第1のリッドで開閉される面積が第2のリッドで開閉される面積より小とされているため、第1のリッドのみを開けるときと、第2のリッドのみを開けるときと、第1のリッドと第2のリッドの両方を開けるときとで、収納部の開口面積を異ならせることができる。すなわち、2つのリッドの開閉を使い分けることで、収納部の開口面積を3段階に変更できる。そのため、サイズ(径)の異なる複数種類(3種類)の収納物の側面をリッドで安定して支持できる。
【0008】
上記(2)の車両用収納装置によれば、つぎの効果を得ることができる。
凹部が設けられているため、第1のリッドのみを開けるときと、第2のリッドのみを開けるときと、第1のリッドと第2のリッドの両方を開けるときの3段階だけでなく、第1のリッドと第2のリッドの両方を閉じているときを加えた4段階に、収納部の開口面積を変更できる。そのため、サイズ(径)の異なる複数種類(4種類)の収納物の側面をリッドで安定して支持できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が閉状態にあるときの斜視図である。
【図2】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1のリッドが開状態にあり第2のリッドが閉状態にあるときの斜視図である。
【図3】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1のリッドが閉状態にあり第2のリッドが開状態にあるときの斜視図である。
【図4】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が開状態にあるときの斜視図である。
【図5】本発明実施例1の車両用収納装置の、分解斜視図である。
【図6】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が閉状態にあるときに収納物を収納しているときの斜視図である。
【図7】図6の状態における断面図である。
【図8】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1のリッドが開状態にあり第2のリッドが閉状態にあるときに収納物を収納しているときの斜視図である。
【図9】図8の状態における断面図である。
【図10】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1のリッドが閉状態にあり第2のリッドが開状態にあるときに収納物を収納しているときの斜視図である。
【図11】図10の状態における断面図である。
【図12】本発明実施例1の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が開状態にあるときに収納物を収納しているときの斜視図である。
【図13】図12の状態における断面図である。
【図14】本発明実施例1の車両用収納装置の変形例を示す、第1、第2のリッドの両方が閉状態にあるときの平面図である。
【図15】本発明実施例2の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が閉状態にあり第1のリッドに凹部が設けられる場合の平面図である。
【図16】本発明実施例2の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が閉状態にあり第2のリッドに凹部が設けられる場合の平面図である。
【図17】本発明実施例3の車両用収納装置の、第1、第2のリッドの両方が閉状態にあるときの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図1〜図17を参照して、本発明実施例の車両用収納装置を説明する。
図1〜図13は、本発明実施例1の車両用収納装置を示しており、図14は、本発明実施例1の車両用収納装置の変形例を示しており、図15、図16は、本発明実施例2の車両用収納装置を示しており、図17は、本発明実施例3の車両用収納装置を示している
本発明全実施例にわたって共通する部分には、本発明全実施例にわたって同じ符号を付してある。
【0011】
[実施例1](図1〜図14)
まず、本発明実施例1を説明する。
本発明実施例1の車両用収納装置(以下、単に収納装置または装置ともいう)10は、自動車の内装部材であるインストルメントパネル、コンソールパネル等に設けられ、飲料容器(カップ)、小物類等を収納可能な、装置である。
車両用内装装置10は、図5に示すように、収納部21を備えるボックス20と、リッド30と、を有する。
【0012】
ボックス20は、たとえば樹脂製である。ボックス20は、一部品構成であってもよく、複数部品構成であってもよい。ボックス20は、装置10が配置される車両の内装部材に固定されている。ボックス20は、車両の内装部材と一体に形成されていてもよく、車両の内装部材と別体に形成されて該内装部材に固定して取付けられていてもよい。
収容部21は、上方に開放する。収容部21は、ボックス20の底壁22と該底壁22の全周から上方に立ち上がる四側の側壁23とで形成される。
【0013】
リッド30は、収納部21の開口を開閉するとともに収納部21に収納される収納物Cの側面を支持する(保持する、サポートする)。リッド30は、収納部21に収納されたときに収納部21から上方に突出する収納物Cの側面を支持する。
リッド30は、ボックス20に第1の回動軸芯P1まわりに回動可能に支持され収納部21の開口の一部を開閉する第1のリッド31と、ボックス20に第2の回動軸芯P2まわりに回動可能に支持され収納部21の開口の残りを開閉する第2のリッド32と、を備える観音開きタイプである。第1、第2のリッド31,32は、互いに独立して開閉可能とされている。
【0014】
両リッド31,32が閉位置31a、32aにあるときにおける両リッド31,32のそれぞれの、第1、第2のリッド31,32が並ぶ方向の長さ(大きさ)は、図1に示すように、第1のリッド31が第2のリッド32より小とされている。すなわち、収納部21の開口のうち第1のリッド31で開閉される面積は、第2のリッド32で開閉される面積より小とされている、
【0015】
第1のリッド31と第2のリッド32は、それぞれ、閉位置31a、32aにあるとき、上面(車室側面、おもて面)が周囲の車両内装部材と面一または略面一とされており装置10の意匠性を高めている。また、第1のリッド31と第2のリッド32は、それぞれ、閉位置31a、32aから90度または略90度回動した開位置31b、32bにあるとき、図4に示すように、一部がボックス20の収納部21内に入り込んでおり、残りが収納部21から上方に(車室内に)突出している。
【0016】
第1のリッド31と第2のリッド32は、それぞれ、図5に示すように、インナ部材33と、アウタ部材34と、を備える。
第1のリッド31と第2のリッド32は、それぞれ、たとえばビス35等を用いてインナ部材33がボックス20に回動可能に取付けられることで、ボックス20に対して回動して開閉可能とされている。
【0017】
インナ部材33には、第1、第2の両リッド31,32が共に開位置31b、32bにあるときに互いに対向し合う面に(裏面に、リッド閉位置にあるときの下面に、リッド閉位置にあるときにボックス底壁22と対向する面に)、収納部21に収納される収納物Cの側部の一部を受け入れると共に該収納物Cの側面を支持可能な凹面33aが設けられている。凹面33aは、ファーストフード店のラージサイズの飲料容器などの大径カップの側面に沿う湾曲面(円弧面)形状とされている。
アウタ部材34は、インナ部材33に固定して取付けられる。アウタ部材34は、第1、第2のリッド31,32が閉位置31a、32aにあるときのそれぞれのインナ部材33の上面を覆っており、リッド30の意匠性を向上させている。
【0018】
第1のリッド31と第2のリッド32は、それぞれ、ターンオーバースプリングとして用いられるトーションスプリング36にて、ボックス20に対して、閉位置31a、32aと開位置31b、32bとの間のターンオーバー位置より閉位置31a、32a側にあるときには閉位置31a、32a側に付勢され、該ターンオーバー位置より開位置31b、32b側にあるときには開位置31b、32b側に付勢されている。なお、第1のリッド31を付勢するスプリング36は、一端部で第1の回動軸芯P1まわりに回動可能にボックス20に支持されており、他端部で第1のリッド31に回動可能に支持されている。また、第2のリッド32を付勢するスプリング36は、一端部で第2の回動軸芯P2まわりに回動可能にボックス20に支持されており、他端部で第2のリッド32に回動可能に支持されている。
【0019】
第1、第2のリッド31,32は、それぞれ、閉位置31a、32aに達したとき、一部がボックス20に当接しており、それ以上ボックス20に対して閉側に回動することが防止されている。また、第1、第2のリッド31,32は、それぞれ、開位置31b、32bに達したとき、一部がボックス20に当接しており、それ以上ボックス20に対して開側に回動することが防止されている。なお、第1、第2のリッド31、32とボックス20との当接打音を低減して装置10の高級感を高めるために、開位置および/または閉位置にある第1のリッド31とボックス20とが当接しあう部位、開位置および/または閉位置にある第2のリッド32とボックス20とが当接し合う部位に、不織布、スポンジ等からなる当接音低減部材37が設けられていてもよい。
【0020】
図1に示すように、第1のリッド31の閉位置31aにあるときにおける第2にリッド32側の端部(先端部)と、第2のリッド32の閉位置32aにあるときにおける第1のリッド31側の端部(先端部)との両方に、第1のリッド31と第2のリッド32の両方が閉位置31a、32aにあるときの第1、第2のリッド31,32間に隙間を形成する凹部38が形成されている。
リッド30が閉位置にあるときにおける凹部38の平面視形状は、たとえば円弧形状である。ただし、図14に示すように台形(矩形)等の多角形形状であってもよい。凹部38は、たとえば第1、第2のリッド31,32の一方のみを開状態にすることで190ml缶などの比較的小径の収納物Cの側部の一部を受け入れると共に該収納物Cの側面を支持できる程度の径(形状)とされている。
【0021】
ここで、本発明実施例1の作用を説明する。
本発明実施例1では、収納部21の開口のうち第1のリッド31で開閉される面積が第2のリッド32で開閉される面積より小とされているため、第1のリッド31のみを開けるときと、第2のリッド32のみを開けるときと、第1のリッド31と第2のリッド32の両方を開けるときとで、収納部21の開口面積を異ならせることができる。すなわち、2つのリッド31,32の開閉を使い分けることで、収納部21の開口面積を3段階に変更できる。
【0022】
詳しくは、(a)図2に示すように第1のリッド31が開位置31bにあり第2のリッド32が閉位置32aにある場合、収納部21の開口を比較的小さくすることができる。そのため、図8、図9に示すように、サイズ(径)が比較的小さい収納物C(たとえば薄型で幅広のメディアプレーヤ等)の側面をリッド30で倒れることなく安定して支持できる。
また、(b)図3に示すように第1のリッド31が閉位置31aにあり第2のリッド32が開位置32bにある場合、収納部21の開口を上記(a)の場合(第1のリッド31が開位置31bにあり第2のリッド32が閉位置32aにある場合)よりも大きくすることができる。そのため、図10、図11に示すように、上記(a)の場合よりもサイズ(径)が大きい収納物C(たとえば350ml缶)の側面をリッド30で倒れることなく安定して支持できる。
また、(c)図4に示すように第1、第2のリッド31,32の両方が開位置31b、32bにある場合、収納部21の開口を上記(b)の場合(第1のリッド31が閉位置31aにあり第2のリッド32が開位置32bにある場合)よりも大きくすることができる。そのため、図12、図13に示すように、上記(b)の場合よりもサイズ(径)が大きい収納物C(たとえばファーストフード店のラージサイズの飲料容器などの大径カップ)の側面をリッド30で倒れることなく安定して支持できる。
したがって、サイズ(径)の異なる複数種類(3種類)の収納物Cの側面をリッド30で安定して支持できる。
【0023】
本発明実施例1では、さらに、凹部38が設けられているため、第1のリッド31のみを開けるときと、第2のリッド32のみを開けるときと、第1のリッド31と第2のリッド32の両方を開けるときの3段階だけでなく(上記(a)、(b)、(c)の3段階だけでなく)、第1のリッド31と第2のリッド32の両方を閉じているときを加えた4段階に、収納部21の開口面積を変更できる。
詳しくは、上記(a)、(b)、(c)の場合に加えて、(d)図1に示すように第1、第2のリッド31,32の両方が閉位置31a、32aにある場合、収納部21の開口を上記(a)の場合(第1のリッド31が開位置31bにあり第2のリッド32が閉位置32aにある場合)よりも小さくすることができる。そのため、図6、図7に示すように、上記(a)の場合よりもサイズ(径)が小さい収納物C(たとえば薄型で小型の携帯電話等)の側面をリッド30で倒れることなく安定して支持できる。
したがって、サイズ(径)の異なる複数種類(4種類)の収納物Cの側面をリッド30で安定して支持できる。
【0024】
本発明実施例1では、リッド30で収納物Cの側面を支持するため、収納物Cを支持するためだけの部材(サポート、サポートアーム)は不要である。そのため、該部材を要する場合に比べて部品点数を削減できる。また、該部材を要する場合に比べて収納物Cの側面を上方位置で支持できる。また、リッド30開状態での装置10の意匠を向上させることができる。
【0025】
本発明実施例1では、開閉のいずれかの位置にあるリッド30で収納物Cの側面を支持するため、開閉途中にあるリッド30で収納物Cの側面を支持することを無くすことができる。そのため、支持している収納物Cによってリッド30が押されてボックス20に対して動いてしまうことを抑制できる。そのため、リッド30による収納物Cの側面支持性能上有利である。
【0026】
[実施例2](図15,16)
つぎに、本発明実施例2について説明する。
なお、以下、本発明実施例2では、本発明実施例1と異なる部分のみを説明し、本発明実施例1と同じか略同じ部分についてはその説明を省略する。
【0027】
本発明実施例2では、本発明実施例1と異なり、凹部38が第1のリッド31と第2のリッド32のいずれか一方のみに形成されている。なお、図15は、凹部38が第1のリッド31のみに形成される場合を示しており、図16は、凹部38が第2のリッド32のみに形成される場合を示している。
【0028】
[実施例3](図17)
つぎに、本発明実施例3について説明する。
なお、以下、本発明実施例3では、本発明実施例1と異なる部分のみを説明し、本発明実施例2と同じか略同じ部分についてはその説明を省略する。
【0029】
本発明実施例3では、本発明実施例1と異なり、凹部38が第1、第2のリッド31,32の一方のみに形成されており、第1、第2のリッド31,32の他方に該凹部38内に張り出す張り出し部39が設けられている場合を示している。
【0030】
本発明実施例3では、第1、第2のリッド31,32の一方に凹部38が設けられているが第1、第2のリッド31,32の他方に張り出し部39が設けられているため、第1、第2のリッド31,32の両方が閉位置31a、32aにあるときには収納部21の開口が両リッド31、32で塞がれるため収納部21に収納物Cを収納することができず該収納物Cの側面をリッド30で支持することはできない。
なお、張り出し部39の少なくとも一部を上方に膨らませる(突出させる)ことで、張り出し部39をリッド30を開閉操作する際の「取っ手」として使用することができる。
【符号の説明】
【0031】
10 車両用収納装置
20 ボックス
21 収納部
31 第1のリッド
31a 第1のリッドの閉位置
31b 第1のリッドの開位置
32 第2のリッド
32a 第2のリッドの閉位置
32b 第1のリッドの開位置
33 インナ部材
34 アウタ部材
35 ビス
36 スプリング
37 当接音低減部材
38 凹部
39 張り出し部
C 収納物
P1 第1の回動軸芯
P2 第2の回動軸芯

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボックスに設けられる収納部の開口を開閉するとともに前記収納部に収納される収納物の側面を支持するリッドを有する車両用収納装置であって、
前記リッドは、前記ボックスに第1の回動軸芯まわりに回動可能に支持され前記収納部の開口の一部を開閉する第1のリッドと、前記ボックスに第2の回動軸芯まわりに回動可能に支持され前記収納部の開口の残りを開閉する第2のリッドと、を備える観音開きタイプとされており、
前記収納部の開口のうち前記第1のリッドで開閉される面積が前記第2のリッドで開閉される面積より小とされている、車両用収納装置。
【請求項2】
前記第1のリッドの閉状態にあるときにおける前記第2のリッド側の端部と、前記第2のリッドの閉状態にあるときにおける前記第1のリッド側の端部との少なくとも一方に、前記第1のリッドと前記第2のリッドとの間に隙間を形成する凹部が設けられている、請求項1記載の車両用収納装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2012−61871(P2012−61871A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−205089(P2010−205089)
【出願日】平成22年9月14日(2010.9.14)
【出願人】(309018445)明和工業株式会社 (13)
【Fターム(参考)】