説明

車体後部構造

【課題】簡単な構成で、車体後部に十分な剛性を確保することを可能にする。
【解決手段】車体前後方向に延ばした左右のサイドシル42,43と、これらのサイドシルの後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレーム27,28と、これらのリヤサイドフレーム27,28に渡した第1リヤクロスメンバー32とを備えた車体後部構造11において、第1リヤクロスメンバー32の略中央に設けられる取付座139と、取付座139と左のサイドシル42とに渡される左の補強部材133と、取付座139と右のサイドシル43とに渡される右の補強部材134とを備え、これらの左右の補強部材133,134が、略V字形に配置され、且つ取付座139に後端136,138を重ね合わせて1点で締結される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体後部の剛性を向上する車体後部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車体後部構造として、車体後部の車幅方向の捩れを防止して操縦安定性を向上したり、後突(後方衝突)時の防衛のために車体剛性を向上するものなどが知られている。
この種の車体後部構造は、それぞれの目的や用途に応じて、所定の強度を保てるように設計がなされるものであった。
このような、車体後部構造として、車体後部を補強する補強部材(ブレースバー)をV字に配置するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1の車体後部構造は、車体前後方向に延ばした左右のサイドシルと、これらのサイドシルの後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレームと、これらのリヤサイドフレームに渡したクロスメンバーと、このクロスメンバーの略中央に設けられた取付座と、この取付座と左のサイドシルとを連結する左の補強部材と、取付座と右のサイドシルとを連結する右の補強部材とから構成される。
左右の補強部材は、取付座に設けた左右の取付部に個別に固定される。
【0004】
しかし、特許文献1の車体後部構造では、左右の補強部材は取付座に個別に固定されるので、左右の補強部材の取付座側の端部に所定の距離が生ずる。例えば、サイドシル側から右の補強部材に荷重作用する場合には、右の取付部に左の取付部を中心とする回転モーメントが作用する。すなわち、左右の補強部材に回転成分の入力が発生する。従って、車体後部に十分な剛性を確保することができないという課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許6834910号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、簡単な構成で、車体後部に十分な剛性を確保することができる車体後部構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、車体前後方向に延ばした左右のサイドシルと、これらのサイドシルの後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレームと、これらのリヤサイドフレームに渡したクロスメンバーとを備えた車体後部構造において、クロスメンバーの略中央に設けられる取付座と、取付座と左のサイドシルとに渡される左の補強部材と、取付座と右のサイドシルとに渡される右の補強部材とを備え、これらの左右の補強部材が、略V字形に配置され、且つ取付座に後端を重ね合わせて1点で締結されることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、左右のサイドシルの後端に左右の後端蓋部材が設けられ、これらの後端蓋部材に左右のサイドシルの下面から高い位置に若しくは低い位置に左右の段部が形成され、これらの左右の段部に左右の補強部材の前端が締結されたことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、取付座が、同一コ字断面に形成された押出材で形成され、この押出材が左右の補強部材に向けて閉じられたハの字形状に重ね合わされ、クロスメンバーへ固定されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車体後部構造は、車体前後方向に延ばした左右のサイドシルと、これらのサイドシルの後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレームと、これらのリヤサイドフレームに渡したクロスメンバーとを備える。
さらに、クロスメンバーの略中央に取付座が設けられ、この取付座と左のサイドシルとに左の補強部材が渡され、取付座と右のサイドシルとに右の補強部材が渡される。
車体後部構造では、左右の補強部材が、略V字形に配置され、且つ取付座に後端を重ね合わせて1点で締結されるので、左右のサイドシルの一方から左右の補強部材に荷重が入力された場合に、左右の補強部材の取付座で回転モーメントが発生しない。これにより、簡単な構成で、車体後部に十分な剛性を確保することができる。この結果、車体後部の車幅方向の捩れを防止して操縦安定性を向上することができる。
【0011】
請求項2に係る発明では、左右のサイドシルの後端に左右の後端蓋部材が設けられ、これらの後端蓋部材に左右のサイドシルの下面から高い位置に若しくは低い位置に左右の段部が形成され、これらの左右の段部に左右の補強部材の前端が締結されたので、左右の補強部材の高さを任意に設定することができる。この結果、設計の自由度の拡大を図ることができる。
【0012】
請求項3に係る発明では、取付座が、同一コ字断面に形成された押出材で形成され、この押出材が左右の補強部材に向けて閉じられたハの字形状に重ね合わせて、クロスメンバーへ固定されたので、取付座を強固に形成することができる。また、同一コ字断面に形成された押出材でハの字形状の取付座を形成することができるので、取付座のコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る車体後部構造の底面からの斜視図である。
【図2】図1に示された車体後部構造の底面図である。
【図3】図1に示された車体後部構造の底面を下に向けた側面図である。
【図4】図1に示された車体後部構造の取付座部分の斜視図である。
【図5】図1に示された車体後部構造の取付座の分解斜視図である。
【図6】図5の6矢視図である。
【図7】図1に示された車体後部構造の比較検討図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【実施例】
【0015】
実施例に係る車体後部構造11は、図1〜図3に示されるように、車両12の後部に採用される。車室14の後に形成される荷物室15の床部分の補強構造である。車体後部に十分な剛性を確保し、車体後部の車幅方向の捩れを防止して操縦安定性を向上するものである。加えて、車両12が後方から衝突されたときに、荷物室15の変形を抑制する。
以下、具体的に説明する。
【0016】
車体後部構造11は、車体中心を基準に左右がほぼ対称に構成される。
車両12は、車室14と、荷物室15と、車体17とを有する。車体17は、車室14の床及び荷物室(トランクルーム)15の床をなすアンダボデー21と、車室14の側壁をなす左のサイドボデー22及び右のサイドボデー23と、荷物室(トランクルーム)15の壁をなす左のリヤボデー24及び右のリヤボデー25とを備える。
【0017】
アンダボデー21は、車室14の左右から車両後方へ向かって延びる左のリヤサイドフレーム27及び右のリヤサイドフレーム28と、車室14の後部に車幅方向に延ばして配置されたミドルクロスメンバー31と、このミドルクロスメンバー31に平行に車幅方向に延ばしてトランクルーム15の後部から順に配置された第1リヤクロスメンバー(クロスメンバー)32及び第2リヤクロスメンバー33と、第2リヤクロスメンバー33からミドルクロスメンバー31まで延ばした左の縦フレーム34及び右の縦フレーム35と、左のリヤサイドフレーム27の中間及び右のリヤサイドフレーム28の中間に設けられたリヤフロアパン36と、左のリヤサイドフレーム27の後端及び右のリヤサイドフレーム28の後端に取付けられたリヤバンパビーム37と、左のサイドボデー22側と第1リヤクロスメンバー32とに連結される左の補強部材133と、右のサイドボデー23側と第1リヤクロスメンバー32とに連結される右の補強部材134とを備える。
【0018】
左のサイドボデー22は、フロントピラー(不図示)と、センタピラーと、リヤピラーと、これらのピラーの下端を繋ぐ左のサイドシル42と、ピラーの上端を繋ぐルーフレールとから構成される。また、右のサイドボデー23は、フロントピラー(不図示)と、センタピラーと、リヤピラーと、こられのピラーの下端を繋ぐ右のサイドシル43と、ピラーの上端を繋ぐルーフレールとから構成される。
【0019】
左右のサイドシル42,43は、後端に左右の後端蓋部材131,132が設けられている。左右の後端蓋部材131,132に、それぞれ左右の補強部材(ブレースバー)133,134の前端135,137が取付けられる。
さらに、左右のサイドシル42,43は、左右の後端蓋部材131,132の近傍がサイドボデー側クロスメンバー141で連結されている。
【0020】
リヤボデー24には、リヤサスペンション(図に示していない)のダンパを締結する左右のダンパハウジング41,41がアルミニウム(軽合金)の鋳物で形成される。ダンパハウジング41,41は、下部が左右のリヤサイドフレーム27,28に支持されている。
【0021】
左右のリヤサイドフレーム27,28は、それぞれ左右のサイドボデー22のサイドシル42,43に結合している。
左のリヤサイドフレーム27は、左サイドシル42から上部に且つ車幅内方に湾曲して車体後方に延ばされる湾曲部(前部)44と、この湾曲部44から車体後方に延ばされる直線部(後部)45とから構成される。
【0022】
同様に、右のリヤサイドフレーム28は、右サイドシル43から上部に且つ車幅内方に湾曲して車体後方に延ばされる湾曲部(前部)46と、この湾曲部46から車体後方に延ばされる直線部(後部)47とから構成される。
湾曲部(前部)44,46は、アルミニウム(軽合金)の鋳物で形成される。
【0023】
ミドルクロスメンバー31は、両端がそれぞれが左右のリヤサイドフレーム27,28の湾曲部44,46の前方寄りに結合される。
第2リヤクロスメンバー33は、両端がそれぞれが左右のリヤサイドフレーム27,28の湾曲部44,46の後方に結合される。さらに、第2リヤクロスメンバー33は、アルミニウム(軽合金)の押出し材で形成されている。
【0024】
ミドルクロスメンバー31と第2リヤクロスメンバー33とには、左の縦フレーム34及び右の縦フレーム35が車体前後方向に渡されている。
第1リヤクロスメンバー32は、アルミニウム(軽合金)の押出し材で形成されている。また、第1リヤクロスメンバー32は、中央に左右の補強部材133,134の後端136,138が取付けられる取付座139とが形成される。
【0025】
第1リヤクロスメンバー32の両端は、それぞれ左右のリヤサイドフレーム27,28の直線部45,47の中間に連結される。さらに、第1リヤクロスメンバー32の両端は、それぞれ左右のリヤサイドフレーム27,28に、第1の補強ブラケット67,68並びに第2補強ブラケット71,72で補強される。
【0026】
左右の補強部材133,134は、車体前方に向けて拡がる略V字形に配置される。また、左右の補強部材133,134は、パイプ材で形成される。
左の補強部材133の前端135及び後端136は潰されて平らに形成されている。右の補強部材の前端137及び後端138は潰されて平らに形成されている。
【0027】
左右の補強部材133,134の前端135,137は、左右のサイドシル42,43にそれぞれボルト142,143で締結される。取付座139には、左右の補強部材133,134の後端136,138は、重ね合わせて1本のボルト144で締結される。
【0028】
左右の後端蓋部材131,132は、左右のサイドシル42,43の下面より高い位置に形成され、左右の補強部材133,134の前端135,137が締結される左右の段部145,146が形成される。
【0029】
左右のサイドシル42,43の後端に左右の後端蓋部材131,132が設けられ、これらの後端蓋部材に左右のサイドシル42,43の下面から高い位置に左右の段部145,146が形成され、これらの左右の段部145,146に左右の補強部材133,134の前端135,137が締結された。従って、図3の水平線H1で示されるように、左右の補強部材133,134の高さを任意に且つ水平に設定することができる。この結果、設計の自由度の拡大を図ることができる。
【0030】
取付座139は、第1リヤクロスメンバー32の略中央に取付けられる左の支持部材147と、第1リヤクロスメンバー32の略中央に、且つ左の支持部材147に車体前後方向に関して対称に形成される右の支持部材148と、これらの左右の支持部材147,148の下端に渡した取付座面149とから構成される。
【0031】
図5及び図6に示されたように、左右の支持部材147,148は、同一コ字断面に形成された押出材で形成される。左の支持部材147は、第1リヤクロスメンバー32に溶接するための左右の切り欠き151,151(一方不図示)が形成される。
【0032】
右の支持部材148は、第1リヤクロスメンバー32に溶接するための左右の切り欠き152,152(一方不図示)と、左の支持部材147を手前に重ね合わせを許容する上部切り欠き153とが形成される。
【0033】
取付座面149は、左右の補強部材133,134(図4参照)を固定するためのボルト144がねじ込まれるボルト孔154が形成される。さらに、取付座面149は、左右の支持部材147,148の上端155,156に溶接される。
【0034】
すなわち、取付座139は、同一コ字断面に形成された押出材で形成され、この押出材が左右の補強部材133,134に向けて閉じられたハの字形状に重ね合わされ、第1のリヤクロスメンバー(クロスメンバー)32へ固定される。これにより、取付座139を強固に形成することができる。
また、同一コ字断面に形成された押出材でハの字形状の取付座139を形成することができる。この結果、取付座139のコストの低減を図ることができる。
【0035】
図7(a)に示された比較例の車体後部構造200は、車体前後方向に延ばした左右のサイドシル201,202と、これらのサイドシル201,202の後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレーム203,204と、これらのリヤサイドフレーム203,204に渡したクロスメンバー205と、クロスメンバー205の略中央に設けられる取付座206と、取付座206と左のサイドシル201とに渡される左の補強部材(ブレースバー)207と、取付座206と右のサイドシル202とに渡される右の補強部材(ブレースバー)208とから構成される。
【0036】
左右の補強部材207,208は、略V字形に配置される。左右の補強部材207,208の後端は、取付座206に個別に取付けられる。
【0037】
図7(b)は、比較例の車体後部構造200をリンクで表したものである。左右の補強部材207,208の前端がそれぞれ左右のサイドシル201,202に取付けられ、左右の補強部材207,208の後端がそれぞれ個別に取付座206に取付けられている。 従って、車体後部構造200は、4つの取付点211〜214を有する。
【0038】
図7(c)は、比較例の車体後部構造200の左の補強部材207に矢印a1の如く荷重が作用する場合には、取付座206に矢印a2の如く取付点213を中心とする回転モーメントが発生する。従って、左右の補強部材207,208によって、車体後部に十分な剛性を確保することが困難である。
【0039】
図7(d)に示された車体後部構造11は、車体前後方向に延ばした左右のサイドシル42,43と、これらのサイドシル42,43の後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレーム27,28と、これらのリヤサイドフレーム27,28に渡した第1リヤクロスメンバー(クロスメンバー)32とを備える。
【0040】
さらに、第1リヤクロスメンバー32の略中央に取付座139が設けられ、この取付座139と左のサイドシル42とに左の補強部材133が渡され、取付座139と右のサイドシル43とに右の補強部材134が渡される。
【0041】
図7(e)は、実施例の車体後部構造11をリンクで表したものである。
左右の補強部材133,134は、略V字形に配置され、左右の補強部材133,134の前端135,137がそれぞれ左右のサイドシル42,43に取付けられ、左右の補強部材133,134の後端136,138(図4参照)が取付座139に重ね合わせて1点で締結されている。
従って、車体後部構造11は、3つの取付点161〜163を有する。
【0042】
車体後部構造11の左の補強部材133に矢印a3の如く荷重が作用する場合に、取付座139の取付点162を中心とする回転モーメントの発生はない。
【0043】
すなわち、車体後部構造11では、左右の補強部材133,134が、略V字形に配置され、且つ取付座139に後端136,138を重ね合わせて1点で締結される。これらにより、左右のサイドシル42,43の一方から左右の補強部材133,134に荷重が入力された場合に、左右の補強部材133,134の取付座139で回転モーメントが発生しない。これにより、簡単な構成で、車体後部に十分な剛性を確保することができる。この結果、車体後部の車幅方向の捩れを防止して操縦安定性を向上することができる。
【0044】
尚、本発明に係る車体後部構造は、図3に示すように、左右のサイドシル42,43の下面から高い位置に左右の段部145,146が形成されたが、これに限るものではなく、左右のサイドシル42,43の下面から低い位置に形成するものであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明に係る車体後部構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
【符号の説明】
【0046】
11…車体後部構造、27,28…左右のリヤサイドフレーム、32…クロスメンバー(第1リヤクロスメンバー)、42,43…左右のサイドシル、131,132…左右の後端蓋部材、133,134…左右の補強部材、136,138…後端、139…取付座、145,146…左右の段部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体前後方向に延ばした左右のサイドシルと、これらのサイドシルの後部からそれぞれ車体後方に延ばした左右のリヤサイドフレームと、これらのリヤサイドフレームに渡したクロスメンバーとを備えた車体後部構造において、
前記クロスメンバーの略中央に設けられる取付座と、前記取付座と前記左のサイドシルとに渡される左の補強部材と、前記取付座と前記右のサイドシルとに渡される右の補強部材とを備え、
これらの左右の補強部材は、略V字形に配置され、且つ前記取付座に後端を重ね合わせて1点で締結されることを特徴とする車体後部構造。
【請求項2】
前記左右のサイドシルの後端に左右の後端蓋部材が設けられ、これらの後端蓋部材に前記左右のサイドシルの下面から高い位置に若しくは低い位置に左右の段部が形成され、これらの左右の段部に前記左右の補強部材の前端が締結されたことを特徴とする請求項1記載の車体後部構造。
【請求項3】
前記取付座は、同一コ字断面に形成された押出材で形成され、この押出材が前記左右の補強部材に向けて閉じられたハの字形状に重ね合わされ、前記クロスメンバーへ固定されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車体後部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−184598(P2010−184598A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−30013(P2009−30013)
【出願日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】