説明

逆止弁装置

【課題】正面圧閉塞型の逆止弁装置において、逆止弁装置の管体からの取り外しと組み込みが簡単にできるようにして、管体や逆止弁装置の洗浄などのメンテナンス作業、及びそれに伴う分解組立作業が容易にできるようにする。
【解決手段】逆止弁装置(A)は、接手管(1,2)に着脱が可能で弁座(51)が設けられている弁体保持体(5)と、弁棒(60)と、弁棒(60)に設けられている弁頭(61)を有し、弁体保持体(5)を貫通してスライド可能に装着されている弁体(6)と、弁頭(61)が弁体保持体(5)の弁座(51)を閉塞する方向へ弁体(6)を付勢する弁バネ(7)とを備えており、弁体保持体(5)には、流通方向において弁座(51)とは反対側から弁座(51)に通じる供給口(54)が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、逆止弁装置に関するものである。更に詳しくは、例えば正面圧閉塞型の逆止弁装置において、逆止弁装置を一体として管体から簡単に取り外すことができるようにして、管体や逆止弁装置の洗浄などのメンテナンス作業、及びそれに伴う分解組立作業が容易にできるものに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、流動性を有する液状食品を槽体に貯留し、食品内に空気を噴出させて食品を撹拌する装置において、液状食品が空気供給部から槽体外へ漏れないようにする逆止弁装置が使用されている。このような逆止弁装置には、弁体の弁頭を基準として弁頭の背面側から圧力を受けることにより弁座が閉塞する背面圧閉塞型(一例として、特開2001−99350号)と、弁頭の正面側から圧力を受けることにより弁座が閉塞する正面圧閉塞型(一例として、特許第2600488号)がある。なお、正面圧閉塞型の一般的構造として図11を示す。
【0003】
背面圧閉塞型の逆止弁装置は、通常は弁体と弁体支持機構部が、管体に設けられている弁座の片面側の流路内に収めてあるので、管体と逆止弁装置の洗浄を行う際には、弁体と弁体支持機構部を一体として管体から取り外すことができ、組み込みも同様に一体として行うことができる。これにより、洗浄作業及びこれに伴う分解組立作業を容易に行うことができる。
【特許文献1】特許第2600488号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに対して、特許文献1に記載された正面圧閉塞型の逆止弁装置は、弁体の弁頭と弁体支持機構部が、管体に設けられている弁座を挟んで両面側の流路内に収めてある(図11を併せて参照)。このため、管体と逆止弁装置の洗浄を行う際には、逆止弁装置を管体から取り外すために、弁体と弁体支持機構部を分解しなければならず、組み込みの際にもこれを組み立てる必要がある。このように、正面圧閉塞型の逆止弁装置は、前記背面圧閉塞型の逆止弁装置と比較して、洗浄作業及びこれに伴う分解組立作業に大変な手間がかかり、長時間を要する。
【0005】
また、従来の正面圧閉塞型の逆止弁装置は、特許文献1及び図11に示すように、弁体を支持している弁体保持体に流通孔が設けられ、かつ十分な流量を確保するために、流通孔が多数設けられている。これら流通孔の加工工程では、孔縁のバリを取り除く面取りが不可欠である。しかし、この面取りは自動化ができないためにすべて手作業であり、このため弁体保持体の形成にも多くの工程が必要で時間がかかる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、例えば正面圧閉塞型の逆止弁装置において、逆止弁装置の流路からの取り外しと流路への組み込みが簡単にできるようにして、流路や逆止弁装置の洗浄などのメンテナンス作業、及びそれに伴う分解組立作業が容易にできるようにすることである。
【0007】
また、本発明の他の目的は、前記目的に加えて、従来のように弁体保持体に多数の流通孔を設ける構造と比較して、弁体保持体をより少ない工程で簡単に形成できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
本発明は、
弁体と弁座とを組み合わせて一体物とし、一体物として流路に組み込み或いは流路から取り出すことができる逆止弁装置であって、
弁座が設けられている弁体保持体と、
弁棒と、該弁棒に設けられている弁頭を有し、前記弁体保持体を貫通してスライド可能に装着されている弁体と、
前記弁頭が前記弁体保持体の弁座を閉塞する方向へ前記弁体を付勢する付勢手段と、
を備えており、
前記弁体保持体には、流通方向において前記弁座とは反対側から弁座に通じる供給口が設けられている、逆止弁装置である。
【0009】
本発明の逆止弁装置は、
弁体保持体が、弁棒側に突き出ており内部に窪んだ弁座側流路を有する流路形成部を備え、該流路形成部の側面には径大部と切欠部が設けられ、該切欠部には流路形成部内の弁座側流路に通じる供給口が形成されているのが好ましい。
【0010】
本発明は、
気密または液密に接合された流路管の接合部に、前記何れかの逆止弁装置が収められている、逆止弁構造体である。
【0011】
(作用)
本発明に係る逆止弁装置の作用を説明する。なお、ここでは本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明の理解を容易にするためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
【0012】
逆止弁装置(A)の弁体(6)は、付勢手段(7)によって閉塞方向へ付勢されており、常態においては弁頭(61)が弁体保持体(5)の弁座(51)を閉塞している。
例えば弁頭(61)の背面側から流体の圧力を受け、この圧力が付勢手段(7)の付勢力及び弁頭(61)に正面側から受ける流体による圧力を合わせた力を超えると、弁体(6)は弁座(51)が開く方向へスライドし、流体が流路管(1)から開口した弁座(51)を通り、弁座(51)を挟んで反対側の流路管(2)に送られる。
【0013】
そして、弁座(61)を開ける流体の供給を停止すると、付勢手段(7)の付勢力及び弁頭(61)が正面側から受ける流体による圧力によって弁体(61)は弁体保持体(5)の弁座(51)を閉塞する方向へスライドし、弁頭(61)は弁座(51)を閉塞する。これにより、弁頭(61)に正面側から圧力をかける流体の逆流は起こらない。
【0014】
逆止弁装置(A)を取り付けている流路管(1,2)と逆止弁装置(A)の洗浄を行う際には、まず、両流路管(1,2)を固定している締付具を外し、流路管(1,2)とパッキンを分離する。次に、流路管(1,2)に装着されている弁体保持体(5)を流路管(1)から外すことにより、逆止弁装置(A)を一体として流路管(1)から取り外すことができる。また、組み立ての際にも、逆止弁装置(A)を一体として流路管(1)に組み込むことができる。これにより、洗浄作業及びそれに伴う分解組立作業を容易に行うことができる。
【0015】
例えば弁体保持体を、まず円板状の取付部と該取付部の片面側に流路形成部となる円柱部及び挿通部となる円柱部を形成し、該挿通部となる円柱部の中心に、全体の表裏側の面を貫通するように孔を形成し、該孔と同心かつ径大の弁座側流路を取付部の表面側から流路形成部となる円柱部側にかけて形成し、流路形成部となる円柱部の所要の箇所を挿通部となる円柱部が残るように、かつ前記弁座側流路にかかるように切削して切欠部を設け、該切欠部に、前記弁座側流路に通じる供給口を形成するようにして得られる、請求項2に記載の逆止弁装置(A)は、NC工作機械などによって弁体保持体の製造工程をほぼ自動化できるので、人の手がかかる工程数が少なくなり、弁体保持体(5)を簡単に製造することができる。
【発明の効果】
【0016】
(a)本発明の逆止弁装置は、例えば逆止弁装置を取り付けている流路管と逆止弁装置の洗浄を行う際に、まず、両流路管を固定している締付具を外し、流路管とパッキンを分離し、次に、流路管に装着されている弁体保持体を外すことにより、逆止弁装置を一体として流路管から取り外すことができる。また、組み立ての際にも、流路管に逆止弁装置を一体として組み込むことができる。これにより、洗浄作業及びそれに伴う分解組立作業を容易に行うことができる。
【0017】
(b)請求項2に記載の逆止弁装置は、NC工作機械などによって弁体保持体の製造工程をほぼ自動化できるので、人の手がかかる工程数が少なくなり、弁体保持体を簡単に製造することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明を図に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係る逆止弁装置の一実施の形態を示し、逆止弁装置を接手管に取り付けた構造体の断面説明図、
図2は図1の構造体の分解斜視図、
図3は逆止弁装置の斜視図を示し、(a)は正面側斜視図、(b)は背面側斜視図、
図4は逆止弁装置の正面図、
図5は逆止弁装置の背面図、
図6は逆止弁装置の平面図、
図7は逆止弁装置の底面図、
図8は逆止弁装置の右側面図、
図9は逆止弁装置の左側面図である。
なお、図1の弁体保持体の断面方向は、図示の便宜上、弁体の上部側と下部側では軸周方向に90°ずらしてある。
【0019】
逆止弁装置Aは、図1に示すように流路管である接手管1、2の接合部分に収容されて組み込まれている。接手管1、2は、それぞれの接合フランジ10、20の間にパッキン3を介在させ、さらに締付具4によって両接合フランジ10、20でパッキン3を押圧するように力を加えることによって、水密に接合されている。なお、このような接合構造は、ごく一般的な構造であるので、詳細な構造については説明を省略する。
【0020】
逆止弁装置Aは、弁体保持体5と、弁体保持体5に進退動可能に挿通された弁体6及び弁体6を付勢する弁バネ7により構成されている。
弁体保持体5は、円板状の取付フランジ50を有している。取付フランジ50の外径部は、前記一方側の接手管1の接合フランジ10の端面に設けられている収容凹部11内側に収まるように形成されている。
取付フランジ50の中央部には、弁座側流路57が後述する流路形成部53にかけて窪んで設けられ、その口縁部には円形の弁座面52が全周にわたり形成されており、これにより弁座51が設けられている。
【0021】
取付フランジ50の前記弁座面52とは反対の面側の中央部には、流路形成部53が突出して設けられている。流路形成部53の径大部531は、接手管1の内径部にほぼ隙間なく内嵌めできるように形成されている。流路形成部53の立ち上がり部には、径大部531を相対向する二箇所で切削して切欠部532が設けられている。
【0022】
各切欠部532には、前記弁座側流路57に通じる供給口54が形成されている。切欠部532及び供給口54は、それぞれ二箇所に限定されるものではなく、流量や強度との兼ね合いで、一箇所または三箇所以上に設けることもできる。また、流路形成部53の中央には、後述する弁体6の弁棒60をスライド可能に挿通できる案内孔56を有する円管状の挿通部55が設けられている。
【0023】
ここで、前記弁体保持体5を切削によって製造する工程を説明する。なお、弁体保持体5は鋳造による製造も可能である。
(1)円板状の取付フランジ50と、取付フランジ50の片面側に流路形成部53となる突き出た部分(例えば円柱部)及びその上に挿通部55となる突き出た部分(例えば円柱部)を形成する。
(2)挿通部55となる突き出た部分の中心に、全体の表裏側の面を貫通するように案内孔56を形成する。
(3)この案内孔56と同心かつ案内孔56より径の大きい弁座側流路57を取付フランジ50の表面側(図1で右側の面)から流路形成部53となる突き出た部分にかけて形成する。弁座側流路57の口縁部に弁座面52を形成し、これにより弁座51を形成する。
【0024】
(4)流路形成部53の径大部531のうち直径方向の相対向する二箇所を挿通部55となる突き出た部分が残るように、かつ取付フランジ50表面の面一近傍までの深さで平行に切削し、切欠部532を形成する。各切欠部532は、前記取付フランジ50の表面側から流路形成部53側にかけて形成した弁座側流路57にかかり、これによって、流路形成部53の各切欠部532に、弁座側流路57に通じる供給口54が形成される。
【0025】
なお、流路形成部53となる突き出た部分の高さや切欠部532の大きさなどを調節することにより、流量に影響する供給口54の大きさを適宜設定できる。また、前記弁体保持体5の製造工程は、NC工作機械などによって自動化できるので、弁体保持体5を簡単に製造することができる。
【0026】
弁体保持体5に挿通される弁体6は、断面円形状の棒体(丸棒状)で所要長さを有する弁棒60を有している。弁棒60の一端には、弁頭61が設けられている。弁頭61の正面側(接手管1、2で形成される流路において、流体の圧力がかかる図1において右側)は、円錐面形状に形成されており、その反対側には部分円錐面形状の密着面62が形成されている。
【0027】
弁体6は、弁座面52側から弁棒60を挿入して前記弁体保持体5に組み込まれている。弁体6は、弁頭61の密着面62を、前記弁体保持体5の弁座51に設けられている弁座面52に密着させることにより、弁座51を閉塞(弁座51の弁座側流路57を閉塞)することができる。
【0028】
弁棒60には、ほぼ円管状のバネ止具63が弁棒60の軸線方向に進退動可能に嵌め入れてある。バネ止具63の径小部(符号省略)の一端には、径大の止め部64が設けられている。また、弁棒60の他端部にはネジ部65が設けられており、ネジ部65にはナット66が螺着されている。ナット66は、弁棒60の軸線方向に進退調節可能であり、これにより、後述する弁バネ7の強さ(弁体6に対する付勢力)を調節することができる。
【0029】
バネ止具63の径小部と前記挿通部55には、コイルバネである弁バネ7が嵌め入れてある。弁バネ7は付勢手段を構成する。弁バネ7の一端はバネ止具63の止め部64に当たり、他端は挿通部55の基部に位置する流路形成部53の端面に当たっている。弁体6は、常態においては、弁バネ7の付勢力によって、弁頭61の密着面62を弁座51の弁座面52に密着させ、弁座51を閉塞している。
【0030】
(作用)
図10は逆止弁装置の使用状態を示す説明図である。
図1ないし図10を参照して、逆止弁装置Aの作用を説明する。図10に示す装置は、タンク内に貯留した液状食品を高圧空気で攪拌する攪拌タンク装置8である。
【0031】
図1に示すように、攪拌タンク装置8のタンク80に接続された接手管1、2の接合部分に収められて取り付けられた逆止弁装置Aの弁体6は、弁バネ7によって閉塞方向へ付勢されており、常態においては弁頭61が弁体保持体5の弁座51を閉塞している(図1に示す状態)。
【0032】
この状態から、例えば弁頭61の背面側から高圧空気の圧力を受け、高圧空気の圧力が弁バネ7の付勢力及び弁頭61に正面側から受ける液状食品による圧力を合わせた力を超えると、弁体6は弁座51が開く方向へスライドし、接手管1から、開いた弁座51を通り、弁座51を挟んで反対側の流路である接手管2側に高圧空気が送られる。さらに、高圧空気はタンク80に送られ、曝気によって液状食品を攪拌する。
【0033】
そして、攪拌を停止するために高圧空気の供給を停止すると、弁バネの付勢力及び弁頭61に正面側から受ける液状食品による圧力によって弁体6は弁体保持体5の弁座51を閉塞する方向へスライドし、弁頭61は弁座51を閉塞する。これにより、弁頭61に正面側から圧力をかける液状食品の逆流は起こらない。
【0034】
逆止弁装置Aを取り付けている接手管1、2と逆止弁装置Aの洗浄を行う際には、まず、両接手管1、2を固定している締付具4を外し、接手管1、2とパッキン3を分離する。次に、一方側の接手管1に装着されている弁体保持体5を接手管1の収容凹部11から外す。逆止弁装置Aは、弁座51を有する弁体保持体5、弁体6及び弁バネ7などの構成部品が一体に形成されているので、逆止弁装置Aを一体として接手管1から取り外すことができる。また、組み立ての際にも、逆止弁装置Aを一体として組み込むことができる。これにより、洗浄作業及びそれに伴う分解組立作業を容易に行うことができる。
【0035】
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る逆止弁装置の一実施の形態を示し、逆止弁装置を接手管に取り付けた構造体の断面説明図、
【図2】図1の構造体の分解斜視図、
【図3】逆止弁装置の斜視図を示し、(a)は正面側斜視図、(b)は背面側斜視図。
【図4】逆止弁装置の正面図。
【図5】逆止弁装置の背面図。
【図6】逆止弁装置の平面図。
【図7】逆止弁装置の底面図。
【図8】逆止弁装置の右側面図。
【図9】逆止弁装置の左側面図。
【図10】逆止弁装置の使用状態を示す説明図。
【図11】従来の逆止弁の構造を示す断面説明図。
【符号の説明】
【0037】
A 逆止弁装置
1、2 接手管
10、20 接合フランジ
11 収容凹部
3 パッキン
4 締付具
5 弁体保持体
50 取付フランジ
51 弁座
52 弁座面
53 流路形成部
531 径大部
532 切欠部
54 供給口
55 挿通部
56 案内孔
57 弁座側流路
6 弁体
60 弁棒
61 弁頭
62 密着面
63 バネ止具
64 止め部
65 ネジ部
66 ナット
7 弁バネ
8 攪拌タンク装置
80 タンク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁体(6)と弁座(51)とを組み合わせて一体物とし、一体物として流路(1,2)に組み込み或いは流路(1,2)から取り出すことができる逆止弁装置であって、
弁座(51)が設けられている弁体保持体(5)と、
弁棒(60)と、該弁棒(60)に設けられている弁頭(61)を有し、前記弁体保持体(5)を貫通してスライド可能に装着されている弁体(6)と、
前記弁頭(61)が前記弁体保持体(5)の弁座(51)を閉塞する方向へ前記弁体(6)を付勢する付勢手段(7)と、
を備えており、
前記弁体保持体(5)には、流通方向において前記弁座(51)とは反対側から弁座(51)に通じる供給口(54)が設けられている、
逆止弁装置。
【請求項2】
弁体保持体(5)は、弁棒(60)側に突き出ており内部に窪んだ弁座側流路(57)を有する流路形成部(53)を備え、該流路形成部(53)の側面には径大部(531)と切欠部(532)が設けられ、該切欠部(532)には流路形成部(53)内の弁座側流路(57)に通じる供給口(54)が形成されている、
請求項1の逆止弁装置。
【請求項3】
気密または液密に接合された流路管(1,2)の接合部に、請求項1または2の何れかの逆止弁装置(A)が収められている、
逆止弁構造体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−240741(P2008−240741A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−77655(P2007−77655)
【出願日】平成19年3月23日(2007.3.23)
【出願人】(394005889)フジタ技研工業株式会社 (5)
【Fターム(参考)】