説明

通信回路

【課題】高いドップラー周波数での信号復調誤差を少なくする。
【解決手段】通信回路が、通信回路の外部の源からの複数個の第1の制御信号(402,408)を受け取るように結合された処理回路(11)を用いて設計される。処理回路が、複数個の予定の期間の各々の間、第2の制御信号(432,434)及び第2の電力制御信号(422,436)を発生する。第2の電力制御信号は、前記複数個の第1の制御信号の内の対応する第1の制御信号によって決定される。第2の電力制御信号が第2の制御信号に接近して発生される。直列回路が夫々の予定の期間の間、第2の制御信号及び第2の電力制御信号を受け取るように結合される。直列回路が第2の電力制御信号に接近する第2の制御信号を発生する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は通信方式に対する広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、更に具体的に言えば、改良された送信電力制御(TPC)に関する。
【背景技術】
【0002】
今日の符号分割多元接続(CDMA)方式は、各々の信号に独特の符号を割当てることにより、共通のチャンネルを介して異なるデータ信号を同時に送信することを特徴としている。この独特の符号は、データ信号の正しい受け取り手を決定するための選ばれた受信機の符号と合わせてある。こういう異なるデータ信号が、地上クラッタ及び予測し難い信号の反射による多重経路を介して受信機に到着する。受信機におけるこういう多重データ信号の相加効果により、かなりのフェージングまたは受信信号強度の変動が起こることがある。一般的に、多重データ経路によるこのフェージングは、広い帯域幅に亙って送信エネルギを拡散させることによって減らすことができる。この広い帯域幅により、周波数分割多元接続(FDMA)または時分割多元接続(TDMA)のような狭帯域送信モードに比べて、フェージングがかなり減少する。
【0003】
1998年4月22日に出願され、ここで引用によってその説明に代える仮米国特許出願番号60/082,671に記載されるような次世代の広帯域符号分割多元接続(WCDMA)に対する新しい基準が絶えず出てくる。こういうWCDMA方式は、パイロット信号の力を借りたチャンネル推定を伴うコヒーレント通信方式である。こういうパイロット記号が、範囲内の任意の受信機に対し、予定の時間フレーム内の直交位相シフト・キーイング(QPSK)による既知のデータとして送信される。フレームは不連続送信(DTX)モードで伝搬し得る。音声トラヒックでは、ユーザが話す時にユーザ・データの送信が行われるが、ユーザが沈黙している時は、データ記号の送信は行われない。同様に、パケット・データでは、パケットを送る用意ができた時だけ、ユーザ・データを送信することができる。パイロット記号は、フレーム内の16個の予定の時間スロットの中で時間的に等間隔である。更に各々の時間スロットが、ダウンリンク(受信)及びアップリンク(送信)信号の両方で、送信電力制御(TPC)及びデータ記号を含んでいる。受信パイロット記号を既知のパイロット信号と比較して、チャンネル推定値を計算し、TPC及びデータ記号を復調し、信号対妨害比(SIR)を決定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、基地局に対する移動ユニットの速度が増加すると、問題が起こる。次第に高いドップラー周波数により、受信信号の大きさ及び位相が急激に変化する。この急激な変化により、チャンネル推定値により大きな誤差が生じ、その結果TPC記号の復調誤差が増加する。TPC記号のこういう復調誤差により、送信電力の制御が正しくなくなり、移動ユニットと基地局の間の通信が傷つく。
【課題を解決するための手段】
【0005】
こういう問題が、通信回路の外部の源からの複数個の第1の制御信号を受け取るように結合された処理回路を持つ通信回路によって解決される。処理回路が、複数個の予定の期間の各々の間、第2の制御信号及び第2の電力制御信号を発生する。第2の電力制御信号が、前記複数個の第1の制御信号からの対応する第1の制御信号によって決定される。第2の電力制御信号が第2の制御信号に接近して発生される。直列回路が、夫々の予定の期間の間、第2の制御信号及び第2の電力制御信号を受け取るように結合される。直列回路が第2の電力制御信号に接近する第2の制御信号を発生する。
【発明の効果】
【0006】
この発明は高いドップラー周波数における信号復調誤差を大幅に少なくする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】典型的な携帯電話の簡略ブロック図である。
【図2】送信信号に対する受信信号の大きさ及び位相の歪みを示す線図である。
【図3】従来の時間スロット構造を示す線図である。
【図4】この発明の時間スロット信号を示す線図である。
【図5】高いドップラー周波数における信号損失を示すシミュレーション図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明は、以下図面について詳しく説明するところを読めば、更に完全に理解されよう。
【実施例】
【0009】
図1は、典型的な携帯電話の簡略ブロック図である。データ受信またはダウンリンク動作は、データをアンテナ15で受信し、RF回路14によって増幅した時に開始される。増幅されたデータがQPSK復調器13によって復調される。信号プロセッサ11が直列回路(図に示していない)で、パイロット記号及び送信電力制御(TPC)記号を含む復調データの直列ストリームを受け取る。信号プロセッサ11がデータを処理してチャンネル推定値、データ信号の正しい位相及び大きさを定め、このデータ信号を音声帯域回路10に中継する。
データ送信またはアップリンク動作は逆の順序で行われる。信号プロセッサ11が音声帯域回路からデータ信号を受け取る。その後、信号プロセッサがこういうデータ信号をパイロット記号、TPC記号及びその他の制御信号と共に、直列回路(図に示していない)にロードする。こういうTPC記号は、前に受け取ったパイロット信号に応答して計算された電力制御信号である。それらがアップリンク動作で送信されて、遠隔局を呼び出し、送信電力を増減させる。直列回路が、これから詳しく説明するように、予定の時間フレームでこういう信号を送信する。その後、データ信号がQPSK変調器回路13によって変調される。次に変調信号がRF回路14によって増幅され、アンテナ15によって送信される。RF送信機の電力が、ダウンリンク動作の間に、遠隔局から前に受け取ったTPC記号に応答して、電力制御回路16によって制御される。
【0010】
図2の線図は、夫々の象限を表す2ビット記号として4つのパイロット記号の各々を示している。送信パイロット記号、例えばxは、右上の象限を表す2進値(1,1)を有する。しかし、対応する受信パイロット記号rは、送信パイロット記号とは大きさ及び位相φの両方が異なる。パイロット記号に対するこの大きさ及び位相の差が、TPC記号に対する大きさ及び位相の差と同じであれば、TPC記号が正しく復調される。しかし、パイロット記号のそれに比べてTPC記号の大きさ及び位相にかなりの偏差があると、不正確に復調されたTPC記号になる。この不正確に復調されたTPC記号により、送信電力が不正確に設定され、通信方式の動作を悪くする。
図3には、従来の予定の時間スロット構造を示す線図が示されている。この時間スロットは、10ミリ秒のダウン・フレーム内にある16個のうちの1つである。各々の時間スロットが625マイクロ秒の持続時間を持つ。この例の時間スロットは、時刻308でパイロット記号300が始まり、時刻310で終わる。パイロット記号の各グループが、遠隔の基地局から時間スロットの初めに送信される。32K記号/秒(KSPS)という例のダウンリンク・データ速度では、各々の時間スロットに20個の記号がある。従って、各々の記号は31.25マイクロ秒の持続時間を持つ。TPC記号がパイロット記号300の後の8番目の記号として送信される。パイロット記号の受信からTPC記号の受信までの経過時間は、このため、250マイクロ秒である。
動作について説明すると、遠隔の基地局がデータを含むダウンリンク・フレームを、時刻308から時刻310までの時間スロットに送信する。移動局がこのデータを受信し、その中にある信号プロセッサがパイロット記号300から信号対妨害比(SIR)を計算する。信号プロセッサは、予定のデータ速度で直列回路から送信するために、パイロット記号320及びTPC記号322をも発生する。受信パイロット記号300によって決定されたTPC記号322がアップリンクに含められて、基地局の送信電力を好ましくは±1dBだけ増減するように指示する。基地局の電力のこの増減が、三角形で示す様に、時刻304に完了する。このため、時刻310から始まる次の時間スロット内のデータに対する送信電力が、前の時間スロットのパイロット記号300の信号強度に従って調節される。
【0011】
信号プロセッサ11は、パイロット記号の大きさ及び位相の誤差をも計算する。この計算結果を使って、受信TPC記号302を復調する。しかし、このTPC記号302は、夫々の時間スロットのパイロット記号300から8記号または250マイクロ秒後に受信される。図5のシミュレーションは、ドップラー速度の関数としての、雑音及び妨害の和に対するエネルギ/ビットの比E/(N+I)によって、この遅延による信号損失を示している。図3の8記号の遅延の結果が曲線50によって示されている。シミュレーションの最大のドップラー周波数の320Hzでは、5.2dBの実質的な信号損失が認められる。この損失は、パイロット記号300の終りとTPC記号302の終りとの間の間隔の減少と共に実質的に減少する。曲線51は3.8dBと損失が減少することを示している。TPC記号が6記号の遅延でパイロット記号に接近している時、わずか2.9dBの損失という更に大きな改善が認められる。この6記号の遅延は、TPC記号の復調誤差を減らすのに大いに有利である。これと比較して、8記号の遅延では、信号損失が80%も大きくなる。一層低いドップラー周波数でも、この同じ利点が生じる。例えば、200Hzで曲線52(1.33dB)と曲線50(0.74dB)とを比較すれば、8記号の間隔では、信号損失が同じく80%大きいことがわかる。従って、夫々の時間スロットの前半内でTPC記号を受信すると共に復調することによって、かなりの利点が実現される。これは、パイロット記号から6記号以下でTPC記号を受信する時、32KSPSで達成される。この代わりに、TPC記号がパイロット記号から3記号以下で受信される時、こういうことが16KSPSで達成される。
【0012】
図4は、この発明の実施例を有する時間スロットの線図である。この例の時間スロットは時刻400に、直列回路による4つのパイロット記号402の送信と共に始まる。パイロット記号は1記号の遅延でTPC記号404に接近している。このTPC記号404を、パイロット記号402からの情報に基づいて復調する。図5を参照すると、この1記号の遅延に対する信号損失は、シミュレーションの最高のドップラー周波数の320Hzでも、0.5dB未満であると予想される。復調されたTPCビットを使って、三角形で示すように、時刻418にその後のアップリンク信号で電力を増減する。信号プロセッサは、TPC422を発生するのに使われるSIR比をもパイロット記号432から計算する。信号プロセッサからのパイロット記号432は、直列回路からアップリンクでTPC記号422に接近して送信される。このTPC記号422を、三角形で示すように、時刻426に基地局で受信し、送信電力レベルを設定するのに使う。従って、時刻406から始まる次のダウンリンク時間スロットの電力レベルは、前の時間スロットのパイロット記号402によって設定される。
この発明を好ましい実施例について詳しく説明したが、この説明が例に過ぎず、この発明を制限するものと解してはならないことを承知されたい。例えば、時間スロットの前半内でTPC記号がパイロット記号に接近している場合のアップリンクまたはダウンリンクのどの時間スロットでも、この発明の利点が得られる。この利点はすべてのドップラー周波数に対して実現されるが、80Hzより高い周波数では更に有意義である。この発明の別の実施例は、パイロット記号402に接近する一例としての時間スロット(400−406)に、好ましくはTPC記号404より前に送信されるユーザ・データ確認記号(UDI)を含む。こういうUDI記号は、フレーム内のデータ記号の有無を示し、フレーム内の16個の時間スロットの内の1番目に入れることが望ましい。こういうUDI記号は、フレーム内にデータ記号が存在しない時、信号プロセッサの電力並びに計算時間を節約するのに有利である。
更に、この説明を読んだ当業者には、この発明の実施例の細部に種々の変更を加えることが容易に考えられることは言うまでもない。このような変更並びにこの他の実施例も、特許請求の範囲によって定められるこの発明の範囲内であると考えられる。
【0013】
以上の説明に関し、更に以下の項目を開示する。
(1) 通信回路の外部の源から複数個の第1の制御信号を受け取るように結合された処理回路を含み、前記処理回路は、複数個の予定の期間の各々の間、第2の制御信号及び第2の電力制御信号を発生し、前記第2の電力制御信号が前記複数個の第1の制御信号からの対応する第1の制御信号によって決定され、前記第2の電力制御信号が前記第2の制御信号に接近して発生され、更に、
夫々の予定の期間の間、前記第2の制御信号及び前記第2の電力制御信号を受け取るように結合された直列回路を含み、前記直列回路が前記第2の電力制御信号に接近して前記第2の制御信号を発生する
通信回路。
(2) 第1項に記載の通信回路において、前記複数個の第1の制御信号の各々が複数個のパイロット記号で構成されている通信回路。
(3) 第2項に記載の通信回路において、前記第2の制御信号が複数個のパイロット記号で構成され、前記第2の電力制御信号が送信電力制御記号である通信回路。
(4) 第1項に記載の通信回路において、前記第2の電力制御信号に接近する前記第2の制御信号が共に夫々の予定の期間の前半の間に発生される通信回路。
(5) 第1項に記載の通信回路において、前記処理回路に結合された電力制御回路を有し、前記処理回路は更に前記第1の制御信号に接近する第1の電力制御信号を受け取るように結合され、前記電力制御回路は前記第1の電力制御信号に応答して、無線周波送信機回路の送信電力を制御する信号を発生する通信回路。
(6) 第5項に記載の通信回路において、前記第1及び第2の制御信号の各各が複数個のパイロット記号で構成され、前記第1及び第2の電力制御信号の各各が送信電力制御記号である通信回路。
(7) 第5項に記載の通信回路において、前記第1の制御信号に接近する前記第1の電力制御信号が、共に前記予定の期間の半分以下の時間内に受け取られる通信回路。
【0014】
(8) 第1の予定の時間内に、通信回路の外部の源から第1の制御信号及び第1の電力制御信号を受け取るように結合されていて、前記第1の制御信号が、前記第1の電力制御信号に接近している受信回路と、
前記第1の制御信号に応答して第2の電力制御信号を発生する処理回路と、
前記第2の電力制御信号を受け取るように結合されていて、第2の予定の期間の間に前記第2の電力制御信号に接近する第2の制御信号を送信する送信回路
を含む通信回路。
(9) 第8項に記載の通信回路において、前記第1及び第2の制御信号の各各が夫々複数個のパイロット信号で構成されている通信回路。
(10) 第9項に記載の通信回路において、前記第1及び第2の電力制御信号の各々がTPC記号で構成されている通信回路。
(11) 第8項に記載の通信回路において、前記第1の電力制御信号に接近する前記第1の制御信号が共に前記第1の予定の期間の前半の間に発生される通信回路。
(12) 第11項に記載の通信回路において、前記第2の電力制御信号に接近する前記第2の制御信号が共に前記第2の予定の期間の前半の間に発生される通信回路。
(13) 第12項に記載の通信回路において、前記接近する間隔が6記号以下である通信回路。
(14) 第12項に記載の通信回路において、前記受信回路が更に前記第1の電力制御信号に接近するデータ信号を受け取るように結合されている通信回路。
(15) 第14項に記載の通信回路において、前記受信回路が更に前記第1の制御信号に接近するUDI信号を受け取るように結合されている通信回路。
(16) 第8項に記載の通信回路において、前記送信回路の送信電力が前記第1の電力制御信号によって決定される通信回路。
(17) 第8項に記載の通信回路において、前記通信回路の外部の源の送信電力が前記第2の電力制御信号によって決定される通信回路。
(18) 第8項に記載の通信回路において、前記受信回路が前記処理回路の入力回路であり、前記送信回路が前記処理回路の出力回路であり、前記受信回路、処理回路及び送信回路が1個の集積回路の上に形成されている通信回路。
【0015】
(19) 通信回路の送信電力を制御する方法において、
予定の時間の間に、通信回路の外部の源からの複数個の第1の制御信号を受け取り、
前記予定の時間の間に、前記複数個の第1の制御信号に接近する第1の電力制御信号を受け取り、
前記第1の電力制御信号に応答して、電力増幅器回路の利得を調節する工程
を含む方法。
(20) 第19項に記載の通信回路の送信電力を制御する方法において、前記複数個の第1の制御信号に接近する前記第1の電力制御信号が共に前記予定の時間の半分以下の時間内に受け取られる方法。
(21) 第19項に記載の通信回路の送信電力を制御する方法において、更に、複数個の第2の制御信号及び第2の電力制御信号を発生する工程を含み、前記複数個の制御信号は前記予定の時間の半分以下の時間内で前記第2の電力制御信号に接近している方法。
(22) 第21項に記載の通信回路の送信電力を制御する方法において、更に、少なくとも前記複数個の第1の制御信号に応答して、第2の電力制御信号を計算する工程を含む方法。
【0016】
(23) 通信回路が、通信回路の外部の源からの複数個の第1の制御信号(402,408)を受け取るように結合された処理回路(11)を用いて設計される。処理回路が、複数個の予定の期間の各々の間、第2の制御信号(432,434)及び第2の電力制御信号(422,436)を発生する。第2の電力制御信号は、前記複数個の第1の制御信号の内の対応する第1の制御信号によって決定される。第2の電力制御信号が第2の制御信号に接近して発生される。直列回路が夫々の予定の期間の間、第2の制御信号及び第2の電力制御信号を受け取るように結合される。直列回路が第2の電力制御信号に接近する第2の制御信号を発生する。
【符号の説明】
【0017】
402,408 第1の制御信号
432,434 第2の制御信号
422,436 第2の電力制御信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信回路の外部の源から複数個の第1の制御信号を受け取るように結合された処理回路を含み、前記処理回路は、複数個の予定の期間の各々の間、第2の制御信号及び第2の電力制御信号を発生し、前記第2の電力制御信号が前記複数個の第1の制御信号からの対応する第1の制御信号によって決定され、前記第2の電力制御信号が前記第2の制御信号に接近して発生され、更に、
夫々の予定の期間の間、前記第2の制御信号及び前記第2の電力制御信号を受け取るように結合された直列回路を含み、前記直列回路が前記第2の電力制御信号に接近して前記第2の制御信号を発生する、ことを備えた
通信回路。
【請求項2】
通信回路の送信電力を制御する方法において、
予定の時間の間に、通信回路の外部の源からの複数個の第1の制御信号を受け取り、
前記予定の時間の間に、前記複数個の第1の制御信号に接近する第1の電力制御信号を受け取り、
前記第1の電力制御信号に応答して、電力増幅器回路の利得を調節する、工程
を備えた方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2012−157029(P2012−157029A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−54813(P2012−54813)
【出願日】平成24年3月12日(2012.3.12)
【分割の表示】特願2010−161233(P2010−161233)の分割
【原出願日】平成11年10月28日(1999.10.28)
【出願人】(501229528)テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド (111)
【Fターム(参考)】